JP2001256753A - ディスクカートリッジ - Google Patents

ディスクカートリッジ

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JP2001256753A
JP2001256753A JP2000076401A JP2000076401A JP2001256753A JP 2001256753 A JP2001256753 A JP 2001256753A JP 2000076401 A JP2000076401 A JP 2000076401A JP 2000076401 A JP2000076401 A JP 2000076401A JP 2001256753 A JP2001256753 A JP 2001256753A
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opening
shutter
recording
cartridge
disk
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JP2000076401A
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Shuichi Kikuchi
修一 菊地
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録及び/又は再生装置に対する挿脱方向を
容易に判断可能とするとともに、記録及び/又は再生用
の開口部からカートリッジ本体内に塵埃が進入すること
を防止する。 【解決手段】 カートリッジ本体6に光学ディスク5の
記録領域の一部を内外周に亘って外方に臨ませるように
設けられた記録再生用の開口部21と、カートリッジ本
体6の外方に互いに近接離間する方向にそれぞれ移動さ
れて記録再生用の開口部21を開閉可能に設けられた一
対のシャッタ板25、26とを備える。そして、一対の
シャッタ板25、26には、記録再生用の開口部21の
開口縁部に対応する外周部に亘って、カートリッジ本体
6の主面側に突出された厚み方向の突出部30、30が
それぞれ設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、光ディス
クや光磁気ディスク等のディスク状記録媒体が収納され
たディスクカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】ディスク状記録媒体として例えば光磁気
ディスクが収納されたディスクカートリッジが知られて
いる。
【0003】例えば図26に示すように、この種のディ
スクカートリッジ201は、互いに組み合わされる一組
の上シェル211及び下シェル212とを有するカート
リッジ本体206を備えている。これら上シェル211
及び下シェル212は、樹脂材料によって形成されてい
る。カートリッジ本体206には、光磁気ディスク20
5の記録領域の一部を内外周に亘って外方に臨ませるた
めの略矩形状をなす記録再生用の開口部215,215
が対向する位置にそれぞれ形成されている。
【0004】また、カートリッジ本体206の底面側に
は、光磁気ディスク205を回転駆動するディスク駆動
機構のディスクテーブル(図示せず)がカートリッジ本
体206内に進入させるための駆動用の開口部217
が、記録再生用の開口部215に連接或いは隣接されて
形成されている。
【0005】また、カートリッジ本体206には、図2
6に示すように、記録再生用の開口部215,215及
び駆動用の開口部217を開閉可能とするシャッタ部材
220が移動可能に設けられている。シャッタ部材22
0は、上シェル211側の記録再生用の開口部215を
開閉する上シャッタ部と、下シェル212側の記録再生
用の開口部215及び駆動用の開口部217を開閉する
下シャッタ部と、これら上シャッタ部及び下シャッタ部
の一端を連結する連結部とを有している。
【0006】以上のように構成されたディスクカートリ
ッジ201は、記録再生装置に装着された際、記録再生
装置側のシャッタ開閉部材によりシャッタ部材220が
移動操作されて、記録再生用の開口部215,215及
び駆動用の開口部217が開放される。そして、ディス
クカートリッジ201は、駆動用の開口部217から記
録再生装置側の図示しないディスク駆動機構のディスク
テーブルが進入されて光磁気ディスク205が回転駆動
されるとともに、記録再生用の開口部215,215か
ら記録再生装置側の記録再生手段がそれぞれ進入されて
光磁気ディスク205に対する情報の記録再生が行われ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】近年、扱われる情報量
の増加に伴い、光磁気ディスクカートリッジの更なる高
容量化が望まれている。これに対応し、光磁気ディスク
は、記録容量を増加させるために、記録領域の記録密度
を高めるとともに、内外周の外側の領域に延長して記録
領域として確保することが考えられ、このため、ディス
クカートリッジ201は、光磁気ディスクの記録領域の
最内周の更に内周側まで記録再生手段を移動させるため
に、記録再生用の開口部と駆動用の開口部とを旧来の分
離形態ではなく連続させて形成されている。
【0008】このようなディスクカートリッジ201
は、記録再生用の開口部215と駆動用の開口部217
が連続されて形成されることによって、これら各開口部
215,217を開閉する下シャッタ部222の中途部
に位置する記録再生用の開口部215と駆動用の開口部
217を分離状に支持するカートリッジ本体206の下
シャッタ部222の枠部が無いため、比較的長い記録再
生用の開口部217に撓みが発生し易くなるという問題
点がある。
【0009】また、カートリッジ本体206の下シェル
212は、一般的に、熱可塑性の合成樹脂材料を射出成
形することにより形成されているため、成型歪み等の影
響によって、底面部が凹状或いは突状に変形するという
問題がある。したがって、ディスクカートリッジ201
は、下シャッタ部に撓みが発生したり、下シェルに成形
歪みが発生することによって、下シャッタ部が記録再生
用の開口部215及び駆動用の開口部217を閉塞した
状態であっても、下シャッタ部と下シェル212の間に
間隙が生じて、この間隙からカートリッジ本体206内
に塵埃が進入するという問題がある。
【0010】そして、高記録密度化が図られた光磁気デ
ィスクを有するディスクカートリッジは、カートリッジ
本体に進入した塵埃が、光磁気ディスクの記録領域に付
着したり、記録再生装置内に進入することによって、光
磁気ディスクの記録再生動作を良好に行うことができな
いという問題がある。
【0011】また、従来のディスクカートリッジ201
は、記録再生装置側の種々の記録再生手段に対応するた
めに、記録再生用の開口部215の開口幅を大きく確保
することが望まれる。しかしながら、ディスクカートリ
ッジ201は、記録再生用の開口部215の開口幅を大
きく確保することにより、シャッタ部材220の上下シ
ャッタ部が大きくなるとともに、シャッタ部材220の
移動量が大きくなるため、カートリッジ本体206が大
型化してしまう不都合、或いは記録再生用の開口部21
5を開放した際にシャッタ部材220がカートリッジ本
体206の外方に突出されてしまう不都合がある。した
がって、従来のディスクカートリッジ201は、記録再
生用の開口部215を大きくすることが困難であるとい
う問題があった。
【0012】さらに、従来のディスクカートリッジ20
1は、記録再生用の開口部215の開口幅を大きく確保
することによって開口領域の開口縁部が増加するため、
この記録再生用の開口部215の開口縁部からカートリ
ッジ本体206内に塵埃が進入し易くなるといった問題
もある。
【0013】そこで、本発明は、カートリッジ本体内に
塵埃が進入することを防止し、ディスク状記録媒体の記
録及び/又は再生動作の信頼性を向上することができる
ディスクカートリッジを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、本発明に係るディスクカートリッジは、ディスク
状記録媒体と、内部にディスク状記録媒体を収納するデ
ィスク収納部を有するカートリッジ本体と、このカート
リッジ本体にディスク状記録媒体の記録領域の一部を内
外周に亘って外方に臨ませるように設けられた記録及び
/又は再生用の開口部と、カートリッジ本体の外方に記
録及び/又は再生用の開口部を開閉可能に設けられたシ
ャッタ部を有するシャッタ部材とを備える。そして、シ
ャッタ部材のシャッタ部には、記録及び/又は再生用の
開口部の開口縁部に対応する外周部に、シャッタ部が開
放位置に移動される際の移動側の側端部に亘って、カー
トリッジ本体の主面側に突出された厚み方向の段差部が
設けられる。
【0015】以上のように構成したディスクカートリッ
ジは、シャッタ部材のシャッタ部によって記録及び/又
は再生用の開口部が閉塞された状態で、シャッタ部の段
差部が、記録及び/又は再生用の開口部の開口縁部に位
置される。このため、このディスクカートリッジによれ
ば、シャッタ部の段差部によって、シャッタ部とカート
リッジ本体との間隙からカートリッジ本体内に塵埃が進
入することが防止される。
【0016】また、本発明に係るディスクカートリッジ
は、ディスク状記録媒体と、内部にディスク状記録媒体
を収納するディスク収納部を有するカートリッジ本体
と、カートリッジ本体にディスク状記録媒体の記録領域
の一部を内外周に亘って外方に臨ませるように設けられ
た記録及び/又は再生用の開口部と、カートリッジ本体
の外方に互いに近接離間する方向にそれぞれ移動されて
記録及び/又は再生用の開口部を開閉可能に設けられた
シャッタ部を有する一対のシャッタ部材とを備える。そ
して、一対のシャッタ部材の各シャッタ部には、記録及
び/又は再生用の開口部の開口縁部に対応する外周部に
亘って、カートリッジ本体の主面側に突出された厚み方
向の段差部がそれぞれ設けられる。
【0017】以上のように構成したディスクカートリッ
ジは、記録及び/又は再生用の開口部を一対のシャッタ
部材の各シャッタ部が閉塞した際に、各シャッタ部の段
差部が、記録及び/又は再生用の開口部の開口縁部に位
置される。このため、このディスクカートリッジによれ
ば、各シャッタ部の段差部によって、各シャッタ部とカ
ートリッジ本体との間隙からカートリッジ本体内に塵埃
が進入することが防止される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施形態
について、ディスクカートリッジを図面を参照して説明
する。図1及び図2に示すように、ディスクカートリッ
ジ1は、光学ディスク5と、この光学ディスク5を内部
に回転可能に収納するカートリッジ本体6とを備えてい
る。
【0019】光学ディスク5は、図1、図2及び図3に
示すように、中心穴9を有する円盤状に形成されてい
る。光学ディスク5は、例えば、情報の追記が可能とさ
れる追記型のCD(Compact Disk)−R(Recordable)が用
いられている。なお、光学ディスク5としては、例えば
情報の書換が可能とされる書換型のCD−RW(ReWrita
ble)等の相変化型の光ディスク、DVD(Digital Versa
tile Disk)や光磁気ディスク等の他の光学ディスクが適
用されてもよいことは勿論である。
【0020】カートリッジ本体6は、図1、図2及び図
3に示すように、互いに組み合わされる一組の上シェル
11及び下シェル12を備えている。上シェル11及び
下シェル12は、例えばポリカーボネート等の樹脂材料
を射出成形により略箱状に形成されている。なお、上シ
ェル11及び下シェル12は、上述したポリカーボネー
トの他に、例えばポリスチレン、ハイインパクトポリス
チレン、アクリルスチロール、アクリルブチルスチロー
ル、ポリプロピレン、変性PPO(ポリフェニレンオキ
サイド)等の熱可塑性を有する合成樹脂材料によって形
成されてもよい。
【0021】上シェル11及び下シェル12には、図3
に示すように、互いに突き合わされてカートリッジ本体
6の側面部をなす外周壁13,14が、外周に沿ってそ
れぞれ立設されている。
【0022】また、上シェル11及び下シェル12の内
面上には、図3及び図4に示すように、光学ディスク5
の直径よりやや大とされ、光学ディスク5を回転可能に
収納する円形状のディスク収納部16が形成されてい
る。このディスク収納部16は、図3及び図4に示すよ
うに、上シェル11及び下シェル12の内面上にそれぞ
れ立設された円形状の周壁17,18が互いに組み合わ
されてなる。これら各周壁17,18の立ち上がり量で
ある高さは、上シェル11及び下シェル12の外周壁1
3,14の高さと略々等しく形成されている。したがっ
て、このディスク収納部16によれば、周壁17,18
によって、光学ディスク5を収納する内方側と外方側が
遮断されて分離されている。
【0023】また、上シェル11及び下シェル12の外
周壁13,14は、図1、図2及び図3に示すように、
記録再生装置に対する挿脱方向の前端側の前面部20の
みが、例えば略円弧状をなす曲面状に形成されている。
したがって、このディスクカートリッジ1は、カートリ
ッジ本体6の前面部20の形状によって、ユーザが記録
再生装置に対する挿脱方向を視覚的及び触覚的に容易に
判断することが可能とされるため、記録再生装置に対し
て誤った方向で挿脱操作されることを防止することがで
きる。なお、上述した前面部20は、多面状や曲面と平
面が複合された形状等に形成されてもよい。
【0024】また、下シェル12の主面には、図2及び
図3に示すように、記録再生装置側の記録再生機構(図
示せず)を光学ディスク5に臨ませるための略矩形状の
記録再生用の開口部21が形成されている。この記録再
生用の開口部21は、図3に示すように、カートリッジ
本体6の幅方向の中心線l1 に対して非対称に形成され
ている。すなわち、記録再生用の開口部21は、図3中
において、中心線l1に対する右側開口領域が開口幅w
1 とされるとともに、中心線l1 に対する左側開口領域
が開口幅w2 とされており、右側開口領域の開口幅w1
が左側開口領域の開口幅w2 よりやや大に形成されてい
る。
【0025】ところで、ディスクカートリッジ1の光学
ディスク5に対応する記録再生装置としては、複数仕様
の光学ディスクにそれぞれ対応するために複数の対物レ
ンズを有する光ピックアップを備える記録再生装置があ
る。例えば図12に示すように、このような記録再生装
置が備える光ピックアップ100は、中心線l1 上に位
置して第1の対物レンズ101が配設されるとともに、
中心線l2 、l3 に対して所定距離だけ幅方向に変位さ
れた位置に第2の対物レンズ102が配設されている。
すなわち、この光ピックアップ100は、第1及び第2
の対物レンズ101、102が、記録再生用の開口部2
1の開口幅方向に並んでそれぞれ配設されており、中心
線l1 に対して非対称な形状に構成されている。
【0026】したがって、上述したように記録再生用の
開口部21は、中心線l1 に対して、右側開口領域の開
口幅w1 が、左側開口領域w2 より大とされることによ
って、上述した記録再生装置側の光ピックアップ100
に適合されており、この光ピックアップ100を記録再
生用の開口部21内に進入させることが可能とされてい
る。
【0027】また、下シェル12には、図2及び図3に
示すように、記録再生装置側のディスク回転駆動機構の
ディスクテーブル(図示せず)をカートリッジ本体6内
に進入させるための円形状の駆動用の開口部22が、記
録再生用の開口部21に連続して形成されている。
【0028】また、下シェル12の主面上には、図3及
び図6に示すように、記録再生用の開口部21及び駆動
用の開口部22の開口縁部に亘って、カートリッジ本体
6内に塵埃が進入することを防止するための突壁29が
一体に形成されている。
【0029】また、下シェル12の底面上の略中央部に
は、図3及び図4に示すように、円環状の周壁24が突
設されてなる収納部23が設けられており、この収納部
23内に、光学ディスク5の中心穴9を記録再生装置側
のディスクテーブルに保持する際にクランプするための
チャッキングプレート10が設けられている。チャッキ
ングプレート10は、例えばステンレス等の磁性を有す
る金属材料によって略円盤状に形成されており、鉄材
や、鉄材にニッケル、クロム等のメッキ処理や塗装等を
施すことによって防錆性が確保されてもよい。
【0030】上述した上シェル11及び下シェル12
は、互いに組み合わされて、例えば超音波溶着により結
合されている。或いは、上シェル11及び下シェル12
は、例えば主面のコーナ部近傍等の位置に、図示しない
が、一方のシェル側に固定ネジが螺入される下孔を形成
するとともに、他方のシェル側に下孔に対向するネジ孔
を形成することにより、固定ネジを介して結合されるよ
うに構成されてもよい。
【0031】また、カートリッジ本体6には、図2及び
図3、図4に示すように、互いに近接離間する方向に移
動可能に設けられて記録再生用の開口部21及び駆動用
の開口部22を開閉可能とする一対のシャッタ板25、
26と、これら各シャッタ板25、26をカートリッジ
本体6の幅方向に対して傾斜された矢印a1 ,a2 方向
及びa3 ,a4 方向にそれぞれ移動可能に支持するシャ
ッタ開閉機構27とがそれぞれ設けられている。
【0032】各シャッタ板25、26は、例えばアルミ
ニウム等の金属材料からなり、図5及び図6に示すよう
に、例えば厚さ0.3mm程度の平板状に形成されてい
る。なお、シャッタ板25、26は、アルミニウムから
なる基材に、アルマイト(陽極酸化)処理や塗装処理を
施すことにより、防錆性や装飾性が確保されてもよい。
また、シャッタ板25、26は、ステンレス板やポリカ
ーボネート、ポリスチレン、ハイインパクトポリスチレ
ン、アクリルスチロール、アクリルブチルスチロール等
の合成樹脂材からなる薄板を打ち抜き加工して形成され
てもよく、0.3mm厚のみならず、材料に応じて適宜
選択される。
【0033】各シャッタ板25、26は、図2及び図3
に示すように、中心線l1 によって分割される記録再生
用の開口部21及び駆動用の開口部22の各開口領域よ
りやや大にそれぞれ形成されており、中心線l1 に対し
て非対称な形状にそれぞれ形成されている。
【0034】また、各シャッタ板25、26には、図5
及び図6に示すように、これら記録再生用の開口部21
及び駆動用の開口部22の開口縁部に対応する外周部に
亘って、下シェル12側に向かって膨出された断面略円
弧状の突出部30、30がそれぞれ形成されている。突
出部30は、突壁29の外周側に所定の間隔をあけた位
置に設けられており、シャッタ移動用の凹部28の底面
上に当接されて、カートリッジ本体6内に塵埃が進入す
ることを防止している。この突出部30、30は、各シ
ャッタ板25、26の外周縁から所定の間隔をあけた位
置に絞り加工を施すことによってそれぞれ形成されてい
る。なお、シャッタ板25、26は、樹脂材料によって
形成されて、成形金型によって突出部30が一体成形さ
れてもよいことは勿論である。
【0035】図6に示すように、各シャッタ板25、2
6の突出部30、30は、シャッタ板25、26の内面
に対する突出量h1 が、シャッタ移動用の凹部28の底
面に対する記録再生用の開口部21及び駆動用の開口部
22の突壁29の突出量h2より大とされて形成されて
いる。したがって、各シャッタ板25、26は、記録再
生用の開口部21及び駆動用の開口部22に対して開閉
動作される際に、各シャッタ板25、26の内面が下シ
ェル12側の突壁29に摺接されないため、シャッタ板
25、26と下シェル12との摺動に伴って摺動粉が発
生することが防止されている。
【0036】また、各シャッタ板25、26は、図6に
示すように、記録再生用の開口部21及び駆動用の開口
部22を閉塞した際に、これら記録再生用の開口部21
及び駆動用の開口部22の開口縁部の突壁29に突部3
0、30が相対係合されることにより、シャッタ板2
5、26と下シェル12との間隙からカートリッジ本体
6内に塵埃が進入することが更に防止されている。
【0037】また、各シャッタ板25、26は、内面
が、記録再生用の開口部21及び駆動用の開口部22の
開口縁部に形成された突壁に対して所定の間隙が確保さ
れるようにシャッタ開閉機構27に支持されている。そ
して、これら各シャッタ板25、26は、一端がシャッ
タ開閉機構27にそれぞれ取り付けられている。
【0038】また、カートリッジ本体6の下シェル12
の主面上には、図3及び図6に示すように、一対の各シ
ャッタ板25、26が近接離間する方向にそれぞれ移動
可能に配設される略矩形状のシャッタ移動用の凹部28
が設けられている。シャッタ移動用の凹部28は、図6
に示すように、記録再生用の開口部21及び駆動用の開
口部22を開閉する際に各シャッタ板25、26が中心
線l1 に対してそれぞれ移動する移動領域よりやや大と
されるとともに、シャッタ板25、26の厚みよりやや
大とされる深さを有しており、シャッタ板25、26が
カートリッジ本体6の主面上に突出されないように形成
されている。
【0039】シャッタ開閉機構27は、図3、図4及び
図7に示すように、ディスク収納部16の周壁17,1
8の外方側に位置するカートリッジ本体6内の空間部に
配設されている。このシャッタ開閉機構27は、一対の
各構成部材が中心線l1 に対して線対称にそれぞれ配設
されており、各シャッタ板25、26をそれぞれ支持す
るガイド部材31a、31bと、これらガイド部材31
a、31bを開閉操作するための開閉操作部材32a、
32bと、ガイド部材31a、31bと開閉操作部材3
2a、32bとを連結して開閉操作力を伝達する伝達部
材33a、33bとを備えている。
【0040】また、このシャッタ開閉機構27は、図3
及び図7に示すように、ガイド部材31a、31bを回
動可能に支持する第1の回動軸34a、34bと、開閉
操作部材32a、32bを回動可能に支持する第2の回
動軸35a、35bと、ガイド部材31a、31bを移
動可能に支持するガイド溝36a、36bと、開閉操作
部材32a、32bを移動可能に支持する支持部37
a、37bとを備えている。
【0041】ガイド部材31a、31bは、図7及び図
8に示すように、例えばポリプロピレン等の熱可塑性の
合成樹脂材料によってブロック状に形成されており、一
側面にシャッタ板25、26が取り付けられる取付け面
40が形成されている。各ガイド部材31a、31bの
取付け面40上には、ネジ孔41,41が設けられてお
り、各シャッタ板25、26の一端が固定ネジ42,4
2を介して固定されている。
【0042】また、ガイド部材31a、31bの一端部
には、図7及び図8に示すように、伝達部材33a、3
3bの一端部に対応する略円弧状の曲面45を有するよ
うに厚み方向の略1/2が切り欠かれることによって、
伝達部材33a、33bの一端部が回動可能に連結され
る連結部44が一体に形成されている。この連結部44
には、第1の回動軸34a、34bが回動可能に挿通さ
れる軸孔46が貫通されて設けられており、伝達部材3
3a、33bが回動可能に連結されている。
【0043】また、ガイド部材31a、31bは、図9
に示すように、シャッタ移動用の凹部28内からカート
リッジ本体6の主面上に突出されないように、ガイド溝
36a、36b内に移動可能に挿通されている。
【0044】開閉操作部材32a、32bは、図7及び
図10、図11に示すように、略矩形をなすブロック状
に形成されている。開閉操作部材32a、32bには、
図10及び図11に示すように、上下シェル11,12
に移動可能に係合される係合溝47,47がそれぞれ形
成されている。また、開閉操作部材32a、32bに
は、図10及び図11に示すように、伝達部材33a、
33bに回動可能に支持される一対の支持片48,48
がそれぞれ一体に突出形成されている。これら支持片4
8,48には、第2の回動軸35a、35bが回動可能
に挿通される軸孔49が設けられている。
【0045】これら開閉操作部材32a、32bは、図
2及び図10、図11に示すように、カートリッジ本体
6の側面部から外方に臨まされて配設されている。ま
た、開閉操作部材32a、32bには、図10に示すよ
うに、外方に臨む面上に、指先や記録再生装置側のシャ
ッタ操作部材(図示せず)等で移動操作する際の滑り止
め用の凹凸52が形成されるとともに、シャッタ板2
5、26を開放操作する際の移動方向を示す矢印等の表
示51が設けられている。
【0046】伝達部材33a、33bは、図7に示すよ
うに、一端部に、ガイド部材31a、31bに連結され
る第1の回動軸34a、34bが一体に形成されてお
り、他端部に、第2の回動軸35a、35bを支持する
軸孔54が貫通されて設けられている。伝達部材33
a、33bには、軸孔54に挿通された第2の回動軸3
5a、35bの両端が開閉操作部材32a、32bの支
持片48,48の軸孔49に挿通されて、開閉操作部材
32a、32bが回動可能に支持されている。なお、第
2の回動軸35a、35bは、例えばステンレス材によ
って形成されている。
【0047】そして、伝達部材33a、33bは、図4
及び図7に示すように、ガイド部材31a、31bの連
結部44の近傍位置が、第1の回動軸34a、34bに
よる回動中心と、第2の回動軸35a、35bによる回
動中心とを結ぶ直線l2 、l3 に対して、カートリッジ
本体6の外周壁13,14側に向かって湾曲された略円
弧状に形成されている。伝達部材33a、33bは、図
12に示すように、ガイド部材31a、31bの連結部
44の近傍位置が略円弧状に形成されたことによって、
シャッタ板25、26を矢印a1 、a2 方向及びa3
4 方向に移動させる際に、開閉操作部材32a、32
bを矢印b1 方向に移動させて伝達部材33a、33b
の長手方向に付与された操作力が、ガイド部材31a、
31bの移動方向に平行な方向に分割された分力f1
2 として作用されるため、ガイド部材31a、31b
を移動させることが可能とされる。なお、伝達部材33
a、33bは、長手方向の中途部の一部が、カートリッ
ジ本体6の外方側に膨出されるように形成されてもよ
い。
【0048】また、伝達部材33a、33bには、図7
に示すように、第1の回動軸34a、34b及び第2の
回動軸35a、35bを回動中心としてそれぞれ回動し
た際に、ガイド溝36a、36bの後述するガイド壁5
9との干渉を避けるため切り欠き部57が形成されてお
り、良好な動作が確保されている。
【0049】ガイド溝36a、36bは、図3及び図1
2に示すように、下シェル12の前面部20に隣接する
位置に、記録再生装置に対する挿脱方向に直交するカー
トリッジ本体6の幅方向に対して傾斜された直線状に形
成されている。すなわち、ガイド溝36a、36bは、
図12に示すように、カートリッジ本体6の幅方向の中
心線l1 に対して90°より小とされる所定の傾斜角θ
1 を以て、中心線l1に対して線対称に各々傾斜されて
それぞれ形成されている。また、ガイド溝36a、36
bの周囲には、図9に示すように、ガイド部材31a、
31bに摺接するガイド壁59が一体に突出形成されて
いる。このガイド溝36a、36bには、ガイド部材3
1a、31bの一側部が移動可能に挿通されて、下シェ
ル12のシャッタ移動用の凹部28内に僅かに突出され
ている。また、各ガイド溝36a、36bの長さは、ガ
イド部材31a、31bの長手方向の長さと、記録再生
用の開口部21及び駆動用の開口部22の中心線l1
対する各開口幅w1 、w2よりやや大とされるシャッタ
板25、26の各移動量との和になるようにそれぞれ形
成されている。
【0050】支持部37a、37bは、図3及び図10
に示すように、記録再生装置に対する挿脱方向に平行な
上シェル11及び下シェル12の両側面部にそれぞれ形
成されており、上シェル11及び下シェル12との間
に、図11に示すように、開閉操作部材32a、32b
の係合溝47,47に移動可能に係合される所定の間隙
sがそれぞれ形成されている。また、開閉操作部材32
a、32bは、図11に示すように、各係合溝47,4
7の底面間の厚みが、支持部37a、37bの間隙sよ
りやや小とされる所定の厚みに形成されている。
【0051】以上のように構成されたシャッタ開閉機構
27について、記録再生用の開口部21及び駆動用の開
口部22に対して一対のシャッタ板25、26がそれぞ
れ開閉操作される動作を図面を参照して説明する。
【0052】シャッタ開閉機構27は、図12に示すよ
うに、シャッタ板25を矢印a2 方向に移動させるとと
もにシャッタ板26を矢印a4 方向に移動させて記録再
生用の開口部21及び駆動用の開口部22を開放する
際、開閉操作部材32a、32bが矢印b2 方向にそれ
ぞれ移動される。開閉操作部材32a、32bは、矢印
2 方向にそれぞれ移動されることによって、第2の回
動軸35a、35bを回動中心として伝達部材33a、
33bの端部を矢印c2 、c4 方向にそれぞれ回動させ
る。伝達部材33a、33bは、第2の回動軸35a、
35bを回動中心としてそれぞれ回動されることによ
り、第1の回動軸34a、34bを回動中心としてそれ
ぞれ回動されて、ガイド部材31a、31bを矢印
2 、a4 方向にそれぞれ移動させる。ガイド部材31
a、31bは、ガイド溝36a、36b内に沿ってそれ
ぞれ移動されて、ガイド溝36a、36b内の一端に各
々当接することによりそれぞれ移動が停止されて、各シ
ャッタ板25、26が記録再生用の開口21及び駆動用
の開口部22を開放する位置にそれぞれ移動される。
【0053】また、シャッタ開閉機構27は、図13に
示すように、シャッタ板25を矢印a1 方向に移動させ
るとともにシャッタ板26を矢印a3 方向に移動させて
記録再生用の開口部21及び駆動用の開口部22を閉塞
する際に、開閉操作部材32a、32bが矢印b1 方向
にそれぞれ移動される。
【0054】開閉操作部材32a、32bは、矢印b1
方向にそれぞれ移動されることによって、第2の回動軸
35a、35bを回動中心として伝達部材33a、33
bの端部を矢印c1 、c3 方向にそれぞれ回動させる。
伝達部材33a、33bは、第2の回動軸35a、35
bを回動中心として回動されることにより、第1の回動
軸34a、34bを回動中心としてそれぞれ回動され
て、ガイド部材31a、31bを矢印a1 、a3 方向に
それぞれ移動させる。ガイド部材31a、31bは、ガ
イド溝36a、36b内に沿ってそれぞれ移動されて、
ガイド溝36a、36bの一端に各々当接することによ
り移動がそれぞれ停止されて、各シャッタ板25、26
が記録再生用の開口部21及び駆動用の開口部22を閉
塞する位置にそれぞれ移動される。一対のシャッタ板2
5、26は、図2及び図6に示すように、互い近接離間
される各一側端が当接されて、記録再生用の開口部21
及び駆動用の開口部22を閉塞している。
【0055】シャッタ板25、26によって記録再生用
の開口部21及び駆動用の開口部22を閉塞する際、伝
達部材33a、33bは、開閉操作部材32a、32b
からそれぞれ伝達された操作力を、第2の回動軸35
a、35bを回動中心として矢印c1 、c3 方向にそれ
ぞれ回動されて、ガイド部材31a、31bの移動方向
へそれぞれ伝達する。すなわち、伝達部材33a、33
bは、ガイド部材31a、31bの連結部44近傍が、
直線l2 、l3 に対してカートリッジ本体6の外方側に
向かって湾曲されていることにより、操作力をガイド部
材31a、31bの移動方向へそれぞれ伝達することが
可能とされている。
【0056】以上のように構成されたディスクカートリ
ッジ1について、光学ディスク5に対して情報の記録再
生動作が行われる動作を図面を参照して説明する。
【0057】まず、ディスクカートリッジ1は、図2に
示すように、記録再生用の開口部21及び駆動用の開口
部22がシャッタ板25、26によって閉塞されている
状態で、記録再生装置内のカートリッジ装着部内に装着
される。
【0058】ディスクカートリッジ1は、カートリッジ
装着部内に装着される際に、記録再生装置側のシャッタ
開閉部材(図示せず)によって、シャッタ開閉機構27
の開閉操作部材32a、32bが矢印b2 方向にそれぞ
れ移動操作される。シャッタ開閉機構27は、図12に
示すように、開閉操作部材32a、32bが矢印b2
向にそれぞれ移動されることによって、伝達部材33
a、33bがそれぞれ回動されて、ガイド部材31a、
31bをガイド溝36a、36b内に沿って矢印a2
向に移動させる。ガイド部材31a、31bは、矢印a
2 、a4 方向に移動されることによって、シャッタ板2
5、25が矢印a2 、a4 方向にそれぞれ移動され、記
録再生用の開口部21及び駆動用の開口部22がそれぞ
れ開放される。
【0059】そして、ディスクカートリッジ1は、図示
しないが、駆動用の開口部22から記録再生装置側のデ
ィスク回転駆動機構のディスクテーブルが進入されて、
光学ディスク5が回転駆動されるとともに、図12に示
すように、記録再生用の開口部21から進入された光ピ
ックアップ100が光学ディスク5の径方向に移動され
て、光学ディスク5に対する情報の記録再生が行われ
る。
【0060】上述したように、ディスクカートリッジ1
は、カートリッジ本体6の主面上にカートリッジ本体6
の幅方向に対して傾斜されてガイド溝36a、36bが
設けられることによって、カートリッジ本体6の記録再
生装置に対する挿脱方向の前面部20を任意の形状に形
成することが可能とされて、記録再生装置に対するカー
トリッジ本体6の挿脱方向を容易に判断することが可能
とされるため、記録再生装置に対して誤った挿脱方向で
挿脱操作されることを防止することができる。
【0061】また、ディスクカートリッジ1は、一対の
シャッタ板25、26を有するシャッタ開閉機構27を
備えることによって、記録再生用の開口部21の開口幅
を大きく確保することができる。
【0062】また、このディスクカートリッジ1は、シ
ャッタ板25、26に突出部30、30が設けられたこ
とによって、シャッタ板25、26とカートリッジ本体
6との間隙からカートリッジ本体6内に塵埃が進入する
ことを防止することができる。さらに、このディスクカ
ートリッジ1は、記録再生用の開口部21及び駆動用の
開口部22の開口縁部に突壁29が設けられたことによ
って、シャッタ移動用の凹部28内に付着した塵埃等が
カートリッジ本体6内に進入することを防止することが
できる。また、このディスクカートリッジ1は、シャッ
タ板25、26の突出部30、30と下シェル12側の
突壁29が相対係合することによって、カートリッジ本
体6内に塵埃が進入することを更に防止することができ
る。
【0063】また、このディスクカートリッジ1によれ
ば、伝達部材33a、33bが第1の回動軸34a、3
4b及び第2の回動軸35a、35bを介してガイド部
材31a、31b及び開閉操作部材32a、32bと回
動可能に連結されて設けられたシャッタ開閉機構27を
備えることにより、記録再生用の開口部21及び駆動用
の開口部22に対して一対のシャッタ板25、26を良
好に開閉動作させることができる。
【0064】また、シャッタ開閉機構27は、ディスク
収納部16の周壁17,18の外方側に位置されて、デ
ィスク収納部16から分離された空間部に配設されるこ
とによって、各ガイド部材31、開閉操作部材32a、
32b及び伝達部材33a、33b等の摺動に伴って発
生する摩耗粉が、ディスク収納部16内に進入すること
が防止されるため、光学ディスク5に対する情報の記録
再生動作の信頼性が向上されている。
【0065】上述したディスクカートリッジ1が備える
シャッタ板25、26には、突出部30が、外周部から
所定の間隔をあけた位置にそれぞれ設けられたが、シャ
ッタ板の外周部に亘って下シェル12側に折曲させるこ
とにより突出部が形成されてもよい。
【0066】図14及び図15に示すように、シャッタ
板125、126は、例えば金属材料によって形成され
ており、記録再生用の開口部21及び駆動用の開口部2
2の開口縁部に対応する外周部に亘って、下シェル12
側に向かって突出された段差状の突出部130、130
が形成されている。この突出部130は、図15に示す
ように、シャッタ移動用の凹部28の底面上に当接する
面部を有しており、カートリッジ本体6内に塵埃が進入
することを防止している。突出部130は、各シャッタ
板125、126の外周部に亘ってプレス加工等により
折曲させることによって形成されている。
【0067】また、上述したシャッタ25、26板及び
シャッタ板125、126は、例えば金属板からなり、
突出部30、130がプレス加工等により形成された
が、突出部が一体成形されたシャッタ板について簡単に
説明する。図16に示すように、シャッタ板135は、
樹脂材料によって形成されており、記録再生用の開口部
21及び駆動用の開口部22の開口縁部に対応する外周
部に亘って、下シェル12側に向かって突出された突出
部140が一体成形されている。この突出部140は、
シャッタ移動用の凹部28の底面上に当接されて、カー
トリッジ本体6内に塵埃が進入することを防止してい
る。
【0068】また、図示しないが、各シャッタ板25、
26及び各シャッタ板125、126には、互いに近接
離間する側端部に、記録再生用の開口部21及び駆動用
の開口部22の開口領域に亘って、例えば重なり合うこ
とにより相対係合される係合部が設けられてもよい。こ
のようなシャッタ板は、記録再生用の開口部21及び駆
動用の開口部22を閉塞した際に、係合部が重なり合う
ことによって、カートリッジ本体6内に塵埃が進入する
ことを更に防止することができる。
【0069】なお、上述したディスクカートリッジ1
は、記録再生装置に対する前面部20が円弧状の曲面と
して形成されたが、例えば図17に示すような他の形状
に形成されてもよいことは勿論である。他の形状となさ
れた他のディスクカートリッジについて図面を参照して
簡単に説明する。なお、他のディスクカートリッジにお
いて、上述したディスクカートリッジ1と同一部材及び
同一箇所については便宜上、同一符号を付して説明を省
略する。
【0070】図17に示すように、他のディスクカート
リッジ2は、カートリッジ本体71の前面部73のみ
が、記録再生装置に対する挿脱方向に平行とされるカー
トリッジ本体71の幅方向の中心線l1 に対して線対称
とされる略く字をなす多面状に形成されている。したが
って、このディスクカートリッジ2によれば、記録再生
装置に対する挿脱方向を視覚的及び触覚的に容易に判断
することができる。
【0071】また、上述したディスクカートリッジ1,
2は、前面部20,73が、カートリッジ本体6,71
の幅方向の中心線l1 に対して対称とされた曲面状及び
/又は多面状に形成されたが、中心線l1 に対して非対
称に形成されてもよい。
【0072】また、上述したディスクカートリッジ1,
2は、カートリッジ本体6,71に、光学ディスク5を
保持するためのチャッキングプレート10が収納される
収納部23をなす周壁24が立設される構成とされた
が、例えば図18に示すように光学ディスク75の中心
穴76に、円環状の周壁78が突設されたチャッキング
プレート77が取り付けられる構成とされてもよい。
【0073】また、上述したディスクカートリッジ1,
2は、シャッタ板25、26が外方に露呈されて設けら
れたが、各シャッタ板25、26の移動領域を覆うよう
にシャッタカバーが配設された他のディスクカートリッ
ジについて図面を参照して説明する。なお、この他のデ
ィスクカートリッジにおいて、上述したディスクカート
リッジ1,2と同一部材及び同一箇所には便宜上、同一
符号を付して説明を省略する。
【0074】図19及び図20に示すように、他のディ
スクカートリッジ3は、一組の上シェル85及び下シェ
ル86を組み合わせて構成されるカートリッジ本体81
を備えている。カートリッジ本体81には、図19及び
図20に示すように、各シャッタ板25、26を移動可
能とするシャッタ移動用の凹部88が設けられている。
また、ディスクカートリッジ3は、図19及び図20に
示すように、シャッタ移動用の凹部88を覆うシャッタ
カバー89を備えている。
【0075】シャッタ移動用の凹部88は、各シャッタ
板25、26が記録再生用の開口部21及び駆動用の開
口部22を開閉する際にそれぞれ移動する移動領域より
やや大とされるとともに、シャッタ板25、26の厚み
より大とされる深さを有しており、シャッタ板25、2
6がカートリッジ本体81の主面上に突出されないよう
に形成されている。
【0076】シャッタカバー89は、例えばポリカーボ
ネート等の樹脂材料やステンレス、アルミニウム等の金
属材料によって略矩形をなす平板状に形成されており、
厚さが0.2mm〜0.5mm程度に形成されている。
シャッタカバー89の主面には、図19及び図20に示
すように、記録再生用の開口部21及び駆動用の開口部
22に対応する位置に、これら記録再生用の開口部21
及び駆動用の開口部22の開口領域よりやや大とされる
とともに、シャッタ板25、26より開口領域がやや小
とされる開口部91が形成されている。
【0077】この開口部91は、図20に示すように、
中心線l1 に一致されるシャッタカバー89の幅方向の
中心線l4 に対して非対称とされる形状に形成されてい
る。すなわち、開口部91は、図20中において、中心
線l4 に対する右側開口領域が開口幅w3 とされるとと
もに、中心線l4 に対する左側開口領域が開口幅w4
されており、右側開口領域の開口幅w3 が左側開口領域
の開口幅w4 よりやや大に形成されている。
【0078】そして、シャッタカバー89は、シャッタ
移動用の凹部88の底面に対向する内面上の外周部に沿
って、例えば両面に接着層を有する接着テープ93や接
着剤等が付着されて、シャッタ移動用の凹部88内に接
合される。接着テープ93は、シャッタ板25、26を
シャッタ移動用の凹部88内で移動可能とする所定の間
隙が確保される所定の厚みに形成されている。シャッタ
移動用の凹部88内に接合されたシャッタカバー89に
よれば、シャッタ板25、26の移動領域及びシャッタ
開閉機構27のガイド溝36a、36bがそれぞれ覆わ
れる。
【0079】上述したディスクカートリッジ3によれ
ば、シャッタ板25、26の移動領域を覆うシャッタカ
バー89が配設されたことによって、シャッタ板25、
26が記録再生用の開口部21及び駆動用の開口部22
を閉塞した状態で、シャッタ板25、26とカートリッ
ジ本体81との間隙からカートリッジ本体81内に塵埃
が進入することを防止することができる。また、このデ
ィスクカートリッジ3によれば、シャッタカバー89に
よってガイド溝36a、36bが覆われるため、塵埃が
ガイド溝36a、36bからカートリッジ本体81内に
進入することを防止することができる。したがって、こ
のディスクカートリッジ3によれば、光学ディスク5に
対する情報の記録再生動作の信頼性を向上することがで
きる。
【0080】また、上述したディスクカートリッジは、
一対のシャッタ板を備えるように構成されたが、1枚の
シャッタ板を備える他のディスクカートリッジについて
図面を参照して説明する。他のディスクカートリッジ4
は、一対のシャッタ板を備える上述したディスクカート
リッジ1と基本構成がほぼ同一とされるため、上述した
ディスクカートリッジ1と同一部材及び同一箇所には、
便宜上、同一符号を付して説明を省略する。
【0081】図21、図22及び図23に示すように、
ディスクカートリッジ4は、一組の上シェル155及び
下シェル156を組み合わせてなるカートリッジ本体1
51を備えている。下シェル156の主面には、図2
1、図22及び図23に示すように、記録再生装置側の
記録再生機構を光学ディスク5に臨ませるための略矩形
状の記録再生用の開口部158が形成されている。下シ
ェル156の主面には、記録再生装置側のディスク回転
駆動機構のディスクテーブルをカートリッジ本体151
内に進入させるための円形状の駆動用の開口部159
が、記録再生用の開口部158に連続して形成されてい
る。
【0082】また、下シェル156の主面上には、図2
2及び図23に示すように、記録再生用の開口部158
及び駆動用の開口部159に亘って、カートリッジ本体
151内に塵埃が進入することを防止するための突壁1
61が一体に形成されている。
【0083】また、ディスクカートリッジ7は、記録再
生用の開口部158及び駆動用の開口部159を閉塞す
るシャッタ板163と、このシャッタ板163をカート
リッジ本体151の幅方向に対して傾斜された矢印d1
方向及びd2 方向に移動可能に支持するシャッタ開閉機
構164とを備えている。また、カートリッジ本体15
1には、シャッタ板163を移動可能とするシャッタ移
動用の凹部165と、シャッタ板163の移動領域を覆
うシャッタカバー166とを備えている。
【0084】シャッタ板163は、図21及び図22に
示すように、記録再生用の開口部158及び駆動用の開
口部159の各開口領域よりやや大に形成されている。
また、シャッタ板163には、記録再生用の開口部15
8及び駆動用の開口部159の開口縁部に対応する外周
部に、シャッタ板163が開放位置に移動される際の移
動側の側端部に亘って、下シェル156側に向かって膨
出された断面略円弧状の突出部168が形成されてい
る。突出部168は、シャッタ移動用の凹部165の底
面上に当接されており、カートリッジ本体151内に塵
埃が進入することを防止している。この突出部168
は、シャッタ板163の外周縁から所定の間隔をあけた
位置に絞り加工を施すことにより形成されている。
【0085】図22に示すように、シャッタ板163の
突出部168は、シャッタ板163の内面に対する突出
量h3 が、記録再生用の開口部158及び駆動用の開口
部159の突壁161の突出量h4 より大されて形成さ
れている。したがって、シャッタ板163は、記録再生
用の開口部158及び駆動用の開口部159に対して開
閉動作される際に、シャッタ板163の内面が下シェル
156との摺動に伴って摺動粉が発生することが防止さ
れている。
【0086】また、シャッタ板163は、図22に示す
ように、記録再生用の開口部158及び駆動用の開口部
159を閉塞した際に、これら記録再生用の開口部15
8及び駆動用の開口部159の突壁161に突出部16
8が相対係合されるため、カートリッジ本体151内に
塵埃が進入することが更に防止されている。
【0087】シャッタ開閉機構164は、上述したディ
スクカートリッジ1の中心線l1 に対してシャッタ開閉
機構27の一方側位置する各部材と構成が同一であるた
め、同一部材に同一符号を付して説明を省略する。
【0088】シャッタカバー166には、図21及び図
22に示すように、記録再生用の開口部158及び駆動
用の開口部159に対応する位置に、これら記録再生用
の開口部158及び駆動用の開口部159の開口領域よ
り大とされる開口部168が形成されている。
【0089】そして、シャッタカバー166は、図22
及び図23に示すように、シャッタ移動用の凹部165
の底面に対向する内面上の外周部に沿って、上述したよ
うな接着テープ93等によって接合されて固定されてい
る。
【0090】さらに、上述した従来のディスクカートリ
ッジ201は、カートリッジ本体206内に塵埃が進入
することを防止するために、シャッタ部材220に、記
録再生用の開口部215及び駆動用の開口部217の開
口縁部に対応する突出部が形成されてもよい。このよう
なディスクカートリッジについて図面を参照して説明す
る。
【0091】図24及び図25に示すように、ディスク
カートリッジ7は、一組の上シェル181及び下シェル
182が互いに組み合わされて、内部に光磁気ディスク
175を収納するカートリッジ本体176を備えてい
る。光磁気ディスク175は、中心穴177を有する円
盤状に形成されており、中心孔177に、図示しない記
録再生装置側のディスク駆動機構のディスクテーブル上
に保持されるためのセンターハブ178が設けられてい
る。
【0092】上シェル181及び下シェル182は、樹
脂材料によって形成されている。また、図25に示すよ
うに、下シェル182の内面上には、光磁気ディスク1
75のセンターハブ178のフランジ部が収納される円
形状の収納凹部183が形成されている。
【0093】カートリッジ本体176には、光磁気ディ
スク175の記録領域の一部を内外周に亘って外方に臨
ませるための略矩形状をなす記録再生用の開口部18
5,185が対向する位置にそれぞれ形成されている。
また、カートリッジ本体176の底面側には、光磁気デ
ィスク175を回転駆動するディスク駆動機構のディス
クテーブルがカートリッジ本体176内に進入させるた
めの略円形状の駆動用の開口部187が、記録再生用の
開口部185に連続されて形成されている。
【0094】また、カートリッジ本体176には、図2
5に示すように、記録再生用の開口部185,185及
び駆動用の開口部187を開閉可能とするシャッタ部材
190が移動可能に設けられている。また、カートリッ
ジ本体176には、シャッタ部材190の上シャッタ部
181及び下シャッタ部182が移動可能とされるシャ
ッタ移動用の凹部195がそれぞれ形成されている。ま
た、下シャッタ部182を移動可能とするシャッタ移動
用の凹部195には、下シャッタ部182の先端部を移
動可能に支持する支持板196が設けられている。
【0095】また、下シェル182には、図24及び図
25に示すように、記録再生用の開口部185及び駆動
用の開口部187の開口縁部に亘って、カートリッジ本
体176内に塵埃が進入することを防止する突壁198
が一体に形成されている。
【0096】シャッタ部材190は、カートリッジ本体
176に矢印e1 方向及び矢印e2方向に移動可能に配
設されており、上シェル181側の記録再生用の開口部
185を開閉する上シャッタ部191と、下シェル18
2側の記録再生用の開口部215及び駆動用の開口部1
87を開閉する下シャッタ部192と、これら上シャッ
タ部191及び下シャッタ部192の一端を連結する連
結部193とを有している。
【0097】シャッタ部材190の下シャッタ部192
には、記録再生用の開口部185及び駆動用の開口部1
87の開口縁部に対応する位置に、下シャッタ部192
が開放位置に移動される際の移動側の側端部に亘って、
下シェルの主面側に向かって突出された逆L字状の突出
部199が形成されている。この突出部199は、図2
4に示すように、下シャッタ部192の移動方向に直交
する部分199aと、下シャッタ部192の移動方向に
平行な部分199bとを有している。この突出部199
は、突壁198の外周側に所定の間隔をあけた位置に形
成されており、シャッタ移動用の凹部195の底面上に
当接されて、カートリッジ本体176内に塵埃が進入す
ることが防止されている。
【0098】ディスクカートリッジ7は、記録再生用の
開口部185及び駆動用の開口部187がシャッタ部材
190に閉塞された状態で、下シャッタ部192の突出
部199が、下シェル182側の突壁198に相対係合
されることによって、カートリッジ本体176内に塵埃
が進入することが防止されている。
【0099】以上のように構成されたディスクカートリ
ッジ7は、記録再生装置に装着された際、記録再生装置
側のシャッタ開閉部材(図示せず)によりシャッタ部材
190が移動操作されて、記録再生用の開口部185,
185及び駆動用の開口部187が開放される。そし
て、ディスクカートリッジ7は、駆動用の開口部187
から記録再生装置側の図示しないディスク駆動機構のデ
ィスクテーブルが進入されて光磁気ディスク175が回
転駆動されるとともに、記録再生用の開口部185,1
85から記録再生装置側の記録再生手段がそれぞれ進入
されて光磁気ディスク175に対する情報の記録再生が
行われる。
【0100】上述したディスクカートリッジ7によれ
ば、1枚のシャッタ部材190に突出部199を形成す
るとともに、記録再生用の開口部185及び駆動用の開
口部187の開口縁部に亘って突壁198を形成するこ
とによって、下シャッタ部192とカートリッジ本体1
76の間隙からカートリッジ本体176内に塵埃が進入
することを防止することができる。
【0101】なお、上述したディスクカートリッジ1,
2,3,7は、記録再生用の開口部21から光ピックア
ップが進入されるように構成されたが、例えば、記録再
生用の開口部21に対向する位置に磁界印加ヘッド等が
進入するための他の記録再生用の開口部及びこの記録再
生用の開口部を開閉可能とする他のシャッタ板をそれぞ
れ設けるように構成されてもよい。
【0102】
【発明の効果】上述したように本発明に係るディスクカ
ートリッジによれば、カートリッジ本体の主面上にカー
トリッジ本体の幅方向に対して傾斜されてガイド溝が設
けられることによって、カートリッジ本体の記録及び/
又は再生装置に対する挿脱方向の前端側の側面部を任意
の形状に形成することが可能とされて、記録及び/又は
再生装置に対するカートリッジ本体の挿脱方向を容易に
判断することが可能とされるため、記録及び/又は再生
装置に対して誤った挿脱方向で挿脱操作されることを防
止することができる。また、このディスクカートリッジ
によれば、シャッタ部が記録及び/又は再生用の開口部
を閉塞した状態で、シャッタ部の段差部により、シャッ
タ部とカートリッジ本体の間隙からカートリッジ本体内
に塵埃が進入することを防止することができる。
【0103】また、本発明に係るディスクカートリッジ
によれば、一対のシャッタ部材を備えることによって、
記録及び/又は再生用の開口部の開口幅を大きく確保す
ることが可能とされて、記録及び/又は再生用の開口部
に対して一対のシャッタ部材を良好に開閉動作させるこ
とができる。また、このディスクカートリッジによれ
ば、一対のシャッタ板が記録及び/又は再生用の開口部
を閉塞した状態で、一対のシャッタ部材の各シャッタ部
の段差部により、各シャッタ部とカートリッジ本体の間
隙からカートリッジ本体内に塵埃が進入することを防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスクカートリッジを示す斜視
図である。
【図2】上記ディスクカートリッジを底面側から示す斜
視図である。
【図3】上記ディスクカートリッジを底面側から示す分
解斜視図である。
【図4】シャッタ開閉機構を説明するために示す斜視図
である。
【図5】シャッタ板を示す斜視図である。
【図6】上記シャッタ板及びシャッタ移動用の凹部を説
明するために示す縦断面図である。
【図7】上記シャッタ開閉機構を説明するために示す分
解斜視図である。
【図8】上記シャッタ開閉機構が有するガイド部材を底
面側から示す斜視図である。
【図9】上記シャッタ開閉機構のガイド部材を説明する
ために示す縦断面図である。
【図10】上記シャッタ開閉機構の開閉操作部材を説明
するために示す斜視図である。
【図11】上記開閉操作部材を示す縦断面図である。
【図12】上記シャッタ開閉機構の各シャッタ板が開放
位置に移動された状態を示す平面図である。
【図13】上記シャッタ開閉機構の各シャッタ板が閉塞
位置に移動される中途状態を説明するために示す平面図
である。
【図14】他のシャッタ板の要部を説明するために示す
斜視図である。
【図15】上記シャッタ板及びシャッタ移動用の凹部を
説明するために示す縦断面図である。
【図16】更に他のシャッタ板の要部を説明するために
示す縦断面図である。
【図17】他のディスクカートリッジを底面側から示す
斜視図である。
【図18】他の光学ディスクを示す斜視図である。
【図19】更に他のディスクカートリッジを底面側から
示す斜視図である。
【図20】上記ディスクカートリッジを底面側から示す
分解斜視図である。
【図21】他のディスクカートリッジを底面側から示す
斜視図である。
【図22】上記ディスクカートリッジを示す縦断面図で
ある。
【図23】上記ディスクカートリッジを底面側から示す
分解斜視図である。
【図24】更に他のディスクカートリッジを説明するた
めに示す部分分解斜視図である。
【図25】上記ディスクカートリッジを示す縦断面図で
ある。
【図26】従来のディスクカートリッジを示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 ディスクカートリッジ、5 光学ディスク、6 カ
ートリッジ本体、21 記録再生用の開口部、22 駆
動用の開口部、25,26 シャッタ板、27 シャッ
タ開閉機構、29 突壁、30 突出部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク状記録媒体と、 内部に上記ディスク状記録媒体を収納するディスク収納
    部を有するカートリッジ本体と、 上記カートリッジ本体に、上記ディスク状記録媒体の記
    録領域の一部を内外周に亘って外方に臨ませるように設
    けられた記録及び/又は再生用の開口部と、 上記カートリッジ本体の外方に、上記記録及び/又は再
    生用の開口部を開閉可能に設けられたシャッタ部を有す
    るシャッタ部材とを備え、 上記シャッタ部材の上記シャッタ部には、上記記録及び
    /又は再生用の開口部の開口縁部に対応する外周部に、
    上記シャッタ部が開放位置に移動される際の移動側の側
    端部に亘って、上記カートリッジ本体の主面側に突出さ
    れた厚み方向の段差部が設けられたことを特徴とするデ
    ィスクカートリッジ。
  2. 【請求項2】 上記カートリッジ本体には、上記ディス
    ク状記録媒体を回転駆動するディスク駆動手段を上記カ
    ートリッジ本体内に進入させるための駆動用の開口部
    が、上記記録及び/又は再生用の開口部に連設されて、 上記シャッタ部材は、上記シャッタ部が上記記録及び/
    又は再生用の開口部及び上記駆動用の開口部を開閉可能
    に設けられ、 上記段差部は、上記記録及び/又は再生用の開口部及び
    上記駆動用の開口部の開口縁に亘って設けられたことを
    特徴とする請求項1に記載のディスクカートリッジ。
  3. 【請求項3】 上記ディスクカートリッジは、上記カー
    トリッジ本体の主面上に設けられて、上記記録及び/又
    は再生用の開口部及び上記駆動用の開口部に対応する位
    置に、上記シャッタ部より小とされる開口部を有し、上
    記シャッタ部の移動領域を覆うように設けられたシャッ
    タカバーを備えることを特徴とする請求項2に記載のデ
    ィスクカートリッジ。
  4. 【請求項4】 ディスク状記録媒体と、 内部に上記ディスク状記録媒体を収納するディスク収納
    部を有するカートリッジ本体と、 上記カートリッジ本体に、上記ディスク状記録媒体の記
    録領域の一部を内外周に亘って外方に臨ませるように設
    けられた記録及び/又は再生用の開口部と、 上記カートリッジ本体の外方に、互いに近接離間する方
    向にそれぞれ移動されて、上記記録及び/又は再生用の
    開口部を開閉可能に設けられたシャッタ部を有する一対
    のシャッタ部材とを備え、 上記一対のシャッタ部材の上記各シャッタ部には、上記
    記録及び/又は再生用の開口部の開口縁部に対応する外
    周部に亘って、上記カートリッジ本体の主面側に突出さ
    れた厚み方向の段差部がそれぞれ設けられたことを特徴
    とするディスクカートリッジ。
  5. 【請求項5】 上記ディスクカートリッジは、上記カー
    トリッジ本体の主面上に上記カートリッジ本体の幅方向
    に対して傾斜されて設けられて上記一対のシャッタ部材
    をそれぞれ移動可能に支持する一対のガイド溝を有する
    シャッタ開閉機構とを備えることを特徴とする請求項4
    に記載のディスクカートリッジ。
  6. 【請求項6】 上記カートリッジ本体の主面上には、上
    記記録及び/又は再生用の開口部の開口縁部に亘って、
    上記カートリッジ本体の厚み方向に突出されて、上記各
    シャッタ部の上記段差部に対応する突部が設けられたこ
    とを特徴とする請求項5に記載のディスクカートリッ
    ジ。
  7. 【請求項7】 上記突部の突出量は、上記各シャッタ部
    の上記段差部の突出量より小とされていることを特徴と
    する請求項6に記載のディスクカートリッジ。
  8. 【請求項8】 上記カートリッジ本体には、上記ディス
    ク状記録媒体を回転駆動するディスク駆動手段を上記カ
    ートリッジ本体内に進入させるための駆動用の開口部
    が、上記記録及び/又は再生用の開口部に連設されて、 上記一対のシャッタ部材は、上記各シャッタ部が上記記
    録及び/又は再生用の開口部及び上記駆動用の開口部を
    開閉可能に設けられ、 上記段差部は、上記記録及び/又は再生用の開口部及び
    上記駆動用の開口部の開口縁部に亘って設けられたこと
    を特徴とする請求項4に記載のディスクカートリッジ。
  9. 【請求項9】 上記ディスクカートリッジは、上記カー
    トリッジ本体の主面上に設けられて、上記記録及び/又
    は再生用の開口部及び上記駆動用の開口部に対応する位
    置に、上記シャッタ部より小とされる開口部を有し、上
    記シャッタ部の移動領域を覆うように設けられたシャッ
    タカバーを備えることを特徴とする請求項8に記載のデ
    ィスクカートリッジ。
  10. 【請求項10】 上記シャッタ開閉機構は、上記シャッ
    タ部材を支持するとともに上記ガイド溝に移動可能に係
    合されたガイド部材を有し、 上記ガイド部材は、上記シャッタ部材の上記シャッタ部
    を、上記記録及び/又は再生用の開口部の上記突部に対
    して離間させるように上記シャッタ部材を支持すること
    を特徴とする請求項6に記載のディスクカートリッジ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1316498C (zh) * 2002-12-25 2007-05-16 索尼株式会社 盘盒
US7555763B2 (en) * 2003-07-28 2009-06-30 Sony Corporation Disk cartridge

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