JP2001229640A - ディスクカートリッジ - Google Patents

ディスクカートリッジ

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JP2001229640A
JP2001229640A JP2000039799A JP2000039799A JP2001229640A JP 2001229640 A JP2001229640 A JP 2001229640A JP 2000039799 A JP2000039799 A JP 2000039799A JP 2000039799 A JP2000039799 A JP 2000039799A JP 2001229640 A JP2001229640 A JP 2001229640A
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JP
Japan
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disk
opening
cartridge
recording
shutter
Prior art date
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JP2000039799A
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Shuichi Kikuchi
修一 菊地
Rie Izu
利恵 伊豆
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Sony Corp
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Sony Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/03Containers for flat record carriers
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
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    • G11B23/03Containers for flat record carriers
    • G11B23/0301Details
    • G11B23/0308Shutters

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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
  • Packaging For Recording Disks (AREA)
  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録及び/又は再生装置に対する挿脱方向を
視覚的及び触覚的に容易に判断することを可能とし、こ
れに好適なシャッタ開閉機構を提供する。 【解決手段】 光学ディスク5と、内部に光学ディスク
5を収納するディスク収納部16を有するカートリッジ
本体6と、このカートリッジ本体6に光学ディスク5の
記録領域の一部を内外周に亘って外方に臨ませるように
設けられた記録再生用の開口部21と、この記録再生用
の開口部21を開閉可能に設けられたシャッタ板25
と、このシャッタ板25を移動可能に支持するガイド溝
34を有するシャッタ開閉機構26とを備える。そし
て、ガイド溝36は、カートリッジ本体6の主面上に、
カートリッジ本体6の幅方向に対して傾斜されて設けら
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、光ディス
クや光磁気ディスク等のディスク状記録媒体が収納され
たディスクカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】ディスク状記録媒体として例えば光磁気
ディスクが収納されたディスクカートリッジが知られて
いる。
【0003】例えば図16に示すように、この種のディ
スクカートリッジ101は、互いに組み合わされる一組
の上シェル111及び下シェル112とを有するカート
リッジ本体106を備えている。これら上シェル111
及び下シェル112は、樹脂材料によって形成されてい
る。カートリッジ本体106には、光磁気ディスク10
5の記録領域の一部を内外周に亘って外方に臨ませるた
めの略矩形状をなす記録再生用の開口部115,115
が対向する位置にそれぞれ形成されている。
【0004】また、カートリッジ本体106の底面側に
は、光磁気ディスク105を回転駆動するディスク駆動
機構のディスクテーブル(図示せず)がカートリッジ本
体106内に進入させるための駆動用の開口部117
が、記録再生用の開口部115に連接或いは隣接されて
形成されている。
【0005】また、カートリッジ本体106には、図1
6に示すように、記録再生用の開口部115,115及
び駆動用の開口部117を開閉可能とするシャッタ部材
120が移動可能に設けられている。シャッタ部材12
0は、上シェル111側の記録再生用の開口部115,
115を開閉する上シャッタ部と、下シェル112側の
記録再生用の開口部115及び駆動用の開口部117を
開閉する下シャッタ部と、これら上シャッタ部及び下シ
ャッタ部の一端を連結する連結部とを有している。
【0006】以上のように構成されたディスクカートリ
ッジ101は、記録再生装置に装着された際、記録再生
装置側のシャッタ開閉部材によりシャッタ部材120が
移動操作されて、記録再生用の開口部115,115及
び駆動用の開口部117が開放される。そして、ディス
クカートリッジ101は、駆動用の開口部117から記
録再生装置側の図示しないディスク駆動機構のディスク
テーブルが進入されて光磁気ディスク105が回転駆動
されるとともに、記録再生用の開口部115,115か
ら記録再生装置側の記録再生手段がそれぞれ進入されて
光磁気ディスク105に対する情報の記録再生が行われ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな従来のディスクカートリッジ101は、記録再生装
置に対する挿脱方向に臨む前端側の側面が、挿脱方向に
直交する直線状に形成され、カートリッジ本体106の
主面が全体略方形状に形成されているため、カートリッ
ジ本体106の形状の外観から挿脱方向を判断すること
が困難であるという不都合があった。
【0008】したがって、従来のディスクカートリッジ
101は、記録再生装置に対して誤った挿入方向で挿入
されてしまうという問題があった。
【0009】そこで、本発明は、カートリッジ本体の前
端側の側面部を任意の形状に形成することを可能とし
て、記録及び/又は再生装置に対する挿脱方向を容易に
判断することを可能とするとともに、前端側の側面部が
任意の形状に形成されるカートリッジ本体に適した新規
なシャッタ開閉機構を備えたディスクカートリッジを提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、本発明に係るディスクカートリッジは、ディスク
状記録媒体と、内部にディスク状記録媒体を収納するデ
ィスク収納部を有するカートリッジ本体と、このカート
リッジ本体にディスク状記録媒体の記録領域の一部を内
外周に亘って外方に臨ませるように設けられた記録及び
/又は再生用の開口部と、この記録及び/又は再生用の
開口部を開閉可能に設けられたシャッタ部材と、このシ
ャッタ部材を移動可能に支持するガイド溝を有するシャ
ッタ開閉機構とを備える。そして、ガイド溝は、カート
リッジ本体の主面上に、カートリッジ本体の幅方向に対
して傾斜されて設けられる。
【0011】以上のように構成したディスクカートリッ
ジは、カートリッジ本体の主面上に、カートリッジ本体
の幅方向に対して傾斜されて設けられたことによって、
記録及び/又は再生装置に対する挿脱方向の前端側の側
面部を任意の形状に形成すること可能とされ、ユーザ
が、前端側の側面部の形状により記録及び/又は再生装
置に対する挿脱方向を視覚的及び触覚的に容易に判断す
ることが可能とされる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施形態
について、ディスクカートリッジを図面を参照して説明
する。図1及び図2に示すように、ディスクカートリッ
ジ1は、光学ディスク5と、この光学ディスク5を内部
に回転可能に収納するカートリッジ本体6とを備えてい
る。
【0013】光学ディスク5は、図1、図2及び図3に
示すように、中心穴9を有する円盤状に形成されてい
る。光学ディスク5は、例えば、情報の追記が可能とさ
れる追記型のCD(Compact Disk)−R(Recordable)が用
いられている。なお、光学ディスク5としては、例えば
情報の書換が可能とされる書換型のCD−RW(ReWrita
ble)等の相変化型の光ディスクや光磁気ディスク等の他
の光学ディスクが適用されてもよいことは勿論である。
【0014】カートリッジ本体6は、図4及び図5に示
すように、互いに組み合わされる一組の上シェル11及
び下シェル12を備えている。上シェル11及び下シェ
ル12は、例えばポリカーボネート等の樹脂材料を射出
成形により略箱状に形成されている。なお、上シェル1
1及び下シェル12は、上述したポリカーボネートの他
に、例えばポリスチレン、ハイインパクトポリスチレ
ン、アクリルスチロール、アクリルブチルスチロール、
ポリプロピレン、変性PPO(ポリフェニレンオキサイ
ド)等の熱可塑性を有する合成樹脂材料によって形成さ
れてもよい。
【0015】上シェル11及び下シェル12には、図5
に示すように、互いに突き合わされてカートリッジ本体
6の側面部をなす外周壁13,14が、外周に沿ってそ
れぞれ立設されている。
【0016】また、上シェル11及び下シェル12の内
面上には、図5に示すように、光学ディスク5の直径よ
りやや大とされ、光学ディスク5を回転可能に収納する
円形状のディスク収納部16が形成されている。このデ
ィスク収納部16は、図5に示すように、上シェル11
及び下シェル12の内面上にそれぞれ立設された円形状
の周壁17,18が互いに組み合わされてなる。これら
各周壁17,18の立ち上がり量である高さは、上シェ
ル11及び下シェル12の外周壁13,14の高さと略
々等しく形成されている。したがって、このディスク収
納部16によれば、周壁17,18によって、光学ディ
スク5を収納する内方側と外方側が遮断されて分離され
ている。
【0017】また、上シェル11及び下シェル12の外
周壁13,14は、図1、図2及び図5に示すように、
記録再生装置に対する挿脱方向の前端側の前面部20の
みが、例えば略円弧状をなす曲面状に形成されている。
したがって、このディスクカートリッジ1は、カートリ
ッジ本体6の前面部20の形状によって、ユーザが記録
再生装置に対する挿脱方向を視覚的及び触覚的に容易に
判断することが可能とされるため、記録再生装置に対し
て誤った方向で挿脱操作されることを防止することがで
きる。なお、上述した前面部20は、多面状や曲面と平
面が複合された形状等に形成されてもよい。
【0018】また、下シェル12の主面には、図5に示
すように、記録再生装置側の記録再生機構(図示せず)
を光学ディスク5に臨ませるための略矩形状の記録再生
用の開口部21が形成されている。
【0019】また、下シェル12には、図5に示すよう
に、記録再生装置側のディスク回転駆動機構のディスク
テーブル(図示せず)をカートリッジ本体6内に進入さ
せるための円形状の駆動用の開口部22が、記録再生用
の開口部21に連続して形成されている。
【0020】また、下シェル12の底面上の略中央部に
は、図5に示すように、円環状の周壁24が突設されて
なる収納部23が設けられており、この収納部23内
に、光学ディスク5の中心穴9を記録再生装置側のディ
スクテーブルに保持する際にクランプするためのチャッ
キングプレート10が設けられている。チャッキングプ
レート10は、例えばステンレス等の磁性を有する金属
材料によって略円盤状に形成されており、鉄材や、鉄材
にニッケル、クロム等のメッキ処理や塗装等を施すこと
によって防錆性が確保されてもよい。
【0021】上述した上シェル11及び下シェル12
は、互いに組み合わされて、例えば超音波溶着により結
合されている。或いは、上シェル11及び下シェル12
は、例えば主面のコーナ部近傍等の位置に、図示しない
が、一方のシェル側に固定ネジが螺入される下孔を形成
するとともに、他方のシェル側に下孔に対向するネジ孔
を形成することにより、固定ネジを介して結合されるよ
うに構成されてよい。
【0022】また、カートリッジ本体6には、図2、図
3及び図4に示すように、カートリッジ本体6の幅方向
に対して傾斜された矢印a1 方向及びa2 方向に移動可
能に設けられて記録再生用の開口部21及び駆動用の開
口部22を開閉可能とするシャッタ板25と、このシャ
ッタ板25を移動可能に支持するシャッタ開閉機構26
とがそれぞれ設けられている。
【0023】シャッタ板25は、例えばアルミニウム等
の金属材料からなり、図5及び図6に示すように、例え
ば厚さ0.3mm程度の平板状に形成されている。な
お、シャッタ板25は、アルミニウムからなる基材に、
アルマイト(陽極酸化)処理や塗装処理を施すことによ
り、防錆性や装飾性が確保されてもよい。また、シャッ
タ板25は、ステンレス板やポリカーボネート、ポリス
チレン、ハイインパクトポリスチレン、アクリルスチロ
ール、アクリルブチルスチロール等の合成樹脂材からな
る薄板を打ち抜き加工して形成されてもよく、0.3m
m厚のみならず、材料に応じて適宜選択される。
【0024】このシャッタ板25は、図2、図5及び図
6に示すように、記録再生用の開口部21及び駆動用の
開口部22の開口領域よりやや大に形成されており、一
端がシャッタ開閉機構26に取り付けられている。
【0025】また、カートリッジ本体6の下シェル12
の主面上には、図4、図5及び図6に示すように、シャ
ッタ板25が移動可能に配設される略矩形状のシャッタ
移動用の凹部28が設けられている。シャッタ移動用の
凹部28は、図6に示すように、シャッタ板25の厚み
よりやや大とされる深さを有しており、シャッタ板25
がカートリッジ本体6の主面上に突出されないように形
成されている。
【0026】シャッタ開閉機構26は、図5及び図7に
示すように、ディスク収納部16の周壁17,18の外
方側に位置するカートリッジ本体6の空間部に配設され
ている。このシャッタ開閉機構26は、シャッタ板25
を支持するガイド部材31と、このガイド部材31を開
閉操作するための開閉操作部材32と、ガイド部材31
と開閉操作部材32とを連結して開閉操作力を伝達する
伝達部材33と、ガイド部材31を移動可能に支持する
ガイド溝34と、開閉操作部材32を移動可能に支持す
る支持部35と、伝達部材33に摺動されてガイド部材
31及び開閉操作部材32の移動方向をそれぞれ規制す
るためのガイド突起36とを備えている。
【0027】ガイド部材31は、図7及び図8に示すよ
うに、例えばポリプロピレン等の熱可塑性の合成樹脂材
料によってブロック状に形成されており、一側面にシャ
ッタ板25が取り付けられる取付け面37が形成されて
いる。ガイド部材31の取付け面37上には、ネジ孔3
8,38が設けられており、シャッタ板25の一端が固
定ネジ39,39を介して固定されている。
【0028】開閉操作部材32は、図7及び図9に示す
ように、略矩形をなすブロック状に形成されており、伝
達部材33の一端部と一体的に成形されている。開閉操
作部材32には、図10に示すように、上下シェル1
1,12に移動可能に係合される係合溝40,40がそ
れぞれ形成されている。この開閉操作部材32は、カー
トリッジ本体6の側面部から外方に臨まされて配設され
ており、シャッタ板25を開放操作する際の移動方向を
示す矢印等の表示41が設けられている。また、この開
閉操作部材32には、外方に臨む面上に、指先で操作す
る際の滑り止め用の凹凸42が形成されている。
【0029】伝達部材33は、図7に示すように、弾性
を有する材料によって略帯状に形成されており、ガイド
部材31と開閉操作部材32を一体的に連結している。
伝達部材33は、ガイド部材31及び開閉操作部材32
に連設された両端が、いわゆるヒンジ構造とされてお
り、それぞれ弾性変位可能とされている。
【0030】ガイド溝34は、図5及び図11に示すよ
うに、下シェル12の前面部20に隣接する位置に、記
録再生装置に対する挿脱方向に直交するカートリッジ本
体6の幅方向に対して傾斜された直線状に形成されてい
る。すなわち、ガイド溝34は、図12に示すように、
カートリッジ本体6の幅方向の中心線l1 に対して90
°より小とされる所定の傾斜角θ1 を以て傾斜されて形
成されている。そして、このガイド溝34には、図8に
示すように、ガイド部材31の一側部が移動可能に挿通
されて、下シェル12のシャッタ移動用の凹部28内に
僅かに突出されている。また、ガイド溝34の長さは、
ガイド部材31の長手方向の長さと、記録再生用の開口
部21及び駆動用の開口部22の幅よりやや大とされる
シャッタ板25の移動量との和になるように形成されて
いる。
【0031】支持部35は、図5及び図9、図10に示
すように、挿脱方向に平行な上シェル11及び下シェル
12の一方の側面部にそれぞれ形成されており、上シェ
ル11及び下シェル12との間に、開閉操作部材32の
係合溝40に移動可能に係合される所定の間隙sが形成
されている。また、開閉操作部材32は、図10に示す
ように、各係合溝40,40の底面間の厚みが、支持部
35の間隙sよりやや小とされる所定の厚みに形成され
ている。
【0032】ガイド突起36は、図5及び図11に示す
ように、上シェル11上に円柱状に立設されており、伝
達部材33の中途部に当接されて、この伝達部材33を
摺動可能に支持している。ガイド突起36は、図11及
び図12に示すように、伝達部材33の中途部に摺動さ
れることによって、伝達部材33が折曲される折曲角度
θ2 を以て、ガイド部材31及び開閉操作部材32の移
動方向がそれぞれ規制され案内されるため、ガイド部材
31及び開閉操作部材32が良好に移動されて、シャッ
タ板25の動作を安定維持させることができる。
【0033】上述したように、シャッタ開閉機構26
は、ディスク収納部16の周壁17,18の外方側に位
置されて、ディスク収納部16から分離された空間部に
配設されることによって、各ガイド部材31、開閉操作
部材32及び伝達部材33等の摺動に伴って発生する摩
耗粉が、ディスク収納部16内に進入することが防止さ
れるため、光学ディスク5に対する情報の記録再生動作
の信頼性が向上されている。
【0034】以上のように構成されたディスクカートリ
ッジ1について、シャッタ開閉機構26によってシャッ
タ板25が記録再生用の開口部21及び駆動用の開口部
22を開閉する動作を図面を参照して説明する。
【0035】まず、ディスクカートリッジ1は、図2に
示すように、記録再生用の開口部21及び駆動用の開口
部22がシャッタ板25によって閉塞されている状態
で、記録再生装置内のカートリッジ装着部内に装着され
る。
【0036】ディスクカートリッジ1は、カートリッジ
装着部内に装着される際に、記録再生装置側のシャッタ
開閉部材(図示せず)によって、シャッタ開閉機構26
の開閉操作部材32が矢印b2 方向に移動操作される。
シャッタ開閉機構26は、図2、図3及び図12に示す
ように、開閉操作部材32が矢印b2 方向に移動される
ことによって、伝達部材33が長手方向に移動されて、
ガイド部材31をガイド溝34内に沿って矢印a2 方向
に移動させる。ガイド部材31は、矢印a2 方向に移動
されることによって、シャッタ板25が矢印a2 方向に
移動され、記録再生用の開口部21及び駆動用の開口部
22がそれぞれ開放される。
【0037】そして、ディスクカートリッジ1は、図示
しないが、駆動用の開口部22から記録再生装置側のデ
ィスク回転駆動機構のディスクテーブルが進入されて、
光学ディスク5が回転駆動されるとともに、記録再生用
の開口部21から光ピックアップが進入されて、光学デ
ィスク5に対する情報の記録再生が行われる。
【0038】なお、上述したシャッタ開閉機構26は、
直線状のガイド溝34を有し、シャッタ板25が平行移
動するように構成されたが、例えば図13に示すよう
に、ガイド溝54が略円弧状に形成されて、シャッタ板
25が回動するように構成された場合について簡単に説
明する。なお、図13において、上述したシャッタ開閉
機構26と同一部材には便宜上、同一符号を付して説明
を省略する。
【0039】図13に示すように、このシャッタ開閉機
構50は、略円弧状のガイド溝54内にガイド部材55
が矢印c1 方向及びc2 方向に移動可能に設けられた構
成とされている。しかしながら、このシャッタ開閉機構
50は、図13に示すように、シャッタ板25が開放位
置に移動された状態で、シャッタ板25の一部が記録再
生用の開口部21及び駆動用の開口部22に重なり、シ
ャッタ板25が記録再生用の開口部21及び駆動用の開
口部22を確実に開放することができない。したがっ
て、上述したように、シャッタ開閉機構50が有するガ
イド溝54は、記録再生用の開口部21及び駆動用の開
口部22を確実に開閉するために、直線状に形成される
ことが必要とされている。
【0040】上述したように、ディスクカートリッジ1
は、記録再生装置に対する挿脱方向の前面部20が曲面
状に形成されたことによって、記録再生装置に対する挿
脱方向を視覚的及び触覚的に容易に判断することが可能
とされるため、記録再生装置に対して誤った挿脱方向で
挿脱操作されることを防止することができる。
【0041】また、このディスクカートリッジ1によれ
ば、カートリッジ本体6の主面上に、シャッタ板25を
移動可能に支持するガイド溝34が形成されたことによ
って、記録再生装置に対する挿脱方向の前端側の形状を
設計する際の自由度を向上することができる。
【0042】また、ディスクカートリッジ1は、シャッ
タ板25を移動可能に支持するシャッタ開閉機構26
が、ディスク収納部16の外方側に位置して配設された
ことによって、シャッタ開閉機構26に生じる摺動粉が
ディスク収納部16内に進入することを防止することが
可能とされて、光学ディスク5に摺動粉が付着すること
が防止される。したがって、このディスクカートリッジ
1によれば、光学ディスク5に対する情報の記録再生動
作の信頼性を向上することができる。
【0043】また、このディスクカートリッジ1によれ
ば、シャッタ開閉機構26のガイド部材31がガイド溝
34の端部に当接することにより、シャッタ板25が開
閉動作するときの移動範囲が規制されるため、シャッタ
板25がカートリッジ本体6に当接することを防止する
ことができる。このため、このディスクカートリッジ1
によれば、シャッタ板25がカートリッジ本体6に当接
することによって生じる摩耗粉が発生することを防止す
ることが可能とされ、この摩耗粉が光学ディスク5に付
着することが防止できる。したがって、このディスクカ
ートリッジ1によれば、光学ディスク5に対する情報の
記録再生動作の信頼性を向上することができる。
【0044】なお、上述したディスクカートリッジ1
は、記録再生装置に対する前面部20が円弧状の曲面と
して形成されたが、例えば図14に示すような他の形状
に形成されてもよいことは勿論である。他の形状となさ
れた他のディスクカートリッジについて図面を参照して
簡単に説明する。なお、上述したディスクカートリッジ
1と同一部材及び同一箇所については便宜上、同一符号
を付して説明を省略する。
【0045】図14に示すように、他のディスクカート
リッジ2は、カートリッジ本体61の前面部60のみ
が、記録再生装置に対する挿脱方向に平行とされるカー
トリッジ本体61の幅方向の中心線l1 に対して線対称
とされる略く字をなす多面状に形成されている。したが
って、このディスクカートリッジ2によれば、記録再生
装置に対する挿脱方向を視覚的及び触覚的に容易に判断
することができる。
【0046】また、上述したディスクカートリッジ1,
2は、前面部20,60が、カートリッジ本体6,61
の幅方向の中心線l1 に対して対称とされた曲面状及び
/又は多面状に形成されたが、中心線l1 に対して非対
称に形成されてもよい。
【0047】また、上述したディスクカートリッジ1,
2は、カートリッジ本体6,61に、光学ディスク5を
保持するためのチャッキングプレート10が収納される
収納部23をなす周壁24が立設される構成とされた
が、例えば図15に示すように光学ディスク62の中心
穴9に、円環状の周壁63が突設されたチャッキングプ
レート64が取り付けられる構成とされてもよい。
【0048】なお、上述したディスクカートリッジ1,
2は、記録再生用の開口部21から光ピックアップが進
入されるように構成されたが、例えば、記録再生用の開
口部21に対向する位置に磁界印加ヘッド等が進入する
ための他の記録再生用の開口部及びこの記録再生用の開
口部を開閉可能とする他のシャッタ板をそれぞれ設ける
ように構成されてもよい。
【0049】
【発明の効果】上述したように本発明に係るディスクカ
ートリッジによれば、カートリッジ本体の主面上にカー
トリッジ本体の幅方向に対して傾斜されてガイド溝が設
けられることによって、カートリッジ本体の記録及び/
又は再生装置に対する挿脱方向の前端側の側面部を任意
の形状に形成することが可能とされて、記録及び/又は
再生装置に対するカートリッジ本体の挿脱方向を容易に
判断することが可能とされるため、記録及び/又は再生
装置に対して誤った挿脱方向で挿脱操作されることを防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスクカートリッジを示す斜視
図である。
【図2】上記ディスクカートリッジを底面側から示す斜
視図である。
【図3】上記ディスクカートリッジのシャッタ板が開放
位置に移動された状態を底面側から示す斜視図である。
【図4】上記ディスクカートリッジのシャッタ板を説明
するために底面側から示す分解斜視図である。
【図5】上記ディスクカートリッジを底面側から示す分
解斜視図である。
【図6】上記シャッタ板及びシャッタ移動用の凹部を説
明するために示す縦断面図である。
【図7】シャッタ開閉機構を説明するために示す斜視図
である。
【図8】上記シャッタ開閉機構のガイド部材を説明する
ために示す縦断面図である。
【図9】上記シャッタ開閉機構の開閉操作部材を説明す
るために示す斜視図である。
【図10】上記開閉操作部材を示す縦断面図である。
【図11】上記シャッタ開閉機構の伝達部材を説明する
ために示す平面図である。
【図12】上記シャッタ開閉機構の動作を説明するため
に示す平面図である。
【図13】他のシャッタ開閉機構を示す平面図である。
【図14】他のディスクカートリッジを示す斜視図であ
る。
【図15】他の光学ディスクを示す斜視図である。
【図16】従来のディスクカートリッジを示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 ディスクカートリッジ、5 光学ディスク、6 カ
ートリッジ本体、21 記録再生用の開口部、22 駆
動用の開口部、25 シャッタ板、26 シャッタ開閉
機構、34 ガイド溝

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク状記録媒体と、 内部に上記ディスク状記録媒体を収納するディスク収納
    部を有するカートリッジ本体と、 上記カートリッジ本体に、上記ディスク状記録媒体の記
    録領域の一部を内外周に亘って外方に臨ませるように設
    けられた記録及び/又は再生用の開口部と、 上記記録及び/又は再生用の開口部を開閉可能に設けら
    れたシャッタ部材と、 上記シャッタ部材を移動可能に支持するガイド溝を有す
    るシャッタ開閉機構とを備え、 上記ガイド溝は、上記カートリッジ本体の主面上に、上
    記カートリッジ本体の幅方向に対して傾斜されて設けら
    れたことを特徴とするディスクカートリッジ。
  2. 【請求項2】 上記カートリッジ本体は、記録及び/又
    は再生装置に対する挿脱方向の前端側の側面部が曲面状
    及び/又は多面状に形成されたことを特徴とする請求項
    1に記載のディスクカートリッジ。
  3. 【請求項3】 上記シャッタ部材は、上記カートリッジ
    本体の外方に設けられ、 上記シャッタ開閉機構は、上記ディスク収納部の周壁の
    外方側に位置する上記カートリッジ本体内の空間部に設
    けられて、上記シャッタ部材を支持するとともに上記ガ
    イド溝に移動可能に係合されるガイド部材を有すること
    を特徴とする請求項1に記載のディスクカートリッジ。
  4. 【請求項4】 上記シャッタ開閉機構は、上記ガイド部
    材を移動操作するための操作部材と、 弾性を有する材料からなり、上記ガイド部材と上記操作
    部材を一体的に連結し、上記操作部材の操作力を上記ガ
    イド部材に伝達する伝達部材と、 上記伝達部材に当接されて、上記ガイド部材と上記操作
    部材の移動方向を規制するガイド突起と、 上記カートリッジ本体に設けられて上記操作部材を移動
    可能に支持する支持部とを有していることを特徴とする
    請求項1に記載のディスクカートリッジ。
  5. 【請求項5】 上記シャッタ部材は、上記ガイド溝内の
    端部に上記ガイド部材が当接することにより、上記記録
    及び/又は再生用の開口部を開閉するときの移動範囲が
    規制されることを特徴とする請求項1に記載のディスク
    カートリッジ。
  6. 【請求項6】 上記支持部は、上記カートリッジ本体の
    幅方向の一方の側面部に設けられたことを特徴とする請
    求項4に記載のディスクカートリッジ。
  7. 【請求項7】 上記カートリッジ本体には、上記記録及
    び/又は再生用の開口部に連続して、上記ディスク状記
    録媒体を回転駆動するディスク駆動手段が進入するため
    の駆動用の開口部が形成され、 上記シャッタ部材は、上記記録及び/又は再生用の開口
    部と上記駆動用の開口部を開閉可能に設けられたことを
    特徴とする請求項1に記載のディスクカートリッジ。
  8. 【請求項8】 上記シャッタ部材は、上記カートリッジ
    本体の幅方向に対して傾斜された方向に平行移動可能に
    設けられたことを特徴とする請求項1に記載のディスク
    カートリッジ。
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