JP2006342765A - 真空ユニット及び真空ユニットに用いられるフィルタの製造方法 - Google Patents

真空ユニット及び真空ユニットに用いられるフィルタの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】真空ユニットの部品点数を削減して製造コストの低減及び組付作業性を向上させると共に小型化を図る。
【解決手段】本体部12には、圧力流体に含有される塵埃等を除去するフィルタ50と、真空発生機構として機能するエゼクタ14から排出される圧力流体の排気音を低減するサイレンサ74が設けられている。このフィルタ50は、一組の円弧部58a、58bを有する断面略長円状に形成されると共に、材質の異なる繊維材が巻回された内層と外層とからなる2層構造で形成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、吸着用パッド等の作業機器に負圧を供給する真空ユニット及び真空ユニットに用いられるフィルタの製造方法に関し、一層詳細には、負圧の供給・遮断を切換可能な電磁弁部を有する真空ユニット及び真空ユニットに用いられるフィルタの製造方法に関する。
従来から、例えば、ワークの搬送手段、位置決め手段等として用いられる真空ユニットが知られている。この真空ユニットは、ユニット本体にパッド等の吸着手段を接続し、前記ユニット本体から供給される負圧作用下に前記吸着手段によってワークを吸着する。そして、前記吸着状態を保持しながらワークを変位させ、且つ、前記吸着状態を解除することにより所定位置にワークを離脱させて該ワークの搬送等を行っている。
本出願人は、ユニット本体、負圧を発生させる真空発生機構及び吸着手段の吸着状態を切り換える圧力スイッチがユニット化された真空ユニットを提案している。このような真空ユニットでは、ユニット本体に圧力流体が供給され、前記圧力流体を前記ユニット本体から真空発生機構へと導入することにより負圧を発生させて吸着手段へと供給している。この際、圧力流体を、ユニット本体の内部に設けられたフィルタを通過させることにより、前記圧力流体中に含まれる塵埃等を除去している。また、圧力流体が外部に排気される排気口には、排気する際の排気音を低減させるための消音器が設けられている(特許文献1参照)。
特開平11−114862号公報
ところで、一般的に、このような真空ユニットは、並列に複数個を配設して用いることが多いため、前記真空ユニットを並列に配置した際に幅寸法が増大してしまう。そのため、前記真空ユニット単体における幅寸法を抑制すると共に、前記真空ユニットを並列に配置した際の幅寸法を抑制したいという要請がある。
また、前記真空ユニットの構成部品を削減し、組付作業性の向上及び製造コストの低減を図りたいという要請がある。
本発明は、前記の要請を考慮してなされたものであり、部品点数を削減することにより製造コストの低減及び組付作業性の向上を図ると共に、小型化を図ることが可能な真空ユニット及び真空ユニットに用いられるフィルタの製造方法を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、圧力流体供給ポート及び真空ポートを有し、前記圧力流体供給ポートから供給される圧力流体に含有された塵埃を除去するフィルタと、外部に前記圧力流体が排気される際の排気音を低減する消音部とを有する本体部と、
前記圧力流体の作用下に負圧を発生させる真空発生機構と、
前記真空ポートに供給される圧力流体の圧力を負圧状態と正圧状態とに切り換える供給用切換弁及び真空破壊用切換弁からなる電磁弁部と、
前記真空発生機構と前記真空ポートとの間に設けられ、前記負圧が所定値に到達した際に、前記真空破壊用切換弁をオフ状態からオン状態へと切り換える真空スイッチ部と、
を備え、
前記フィルタは、材質の異なる樹脂製材料からなる複数層を有し、前記フィルタの断面形状が一組の円弧部を有する長円状に形成されることを特徴とする。
本発明によれば、圧力流体に含有される塵埃を除去するフィルタを、一組の円弧部を有する断面長円状に形成することにより、前記フィルタの断面形状に対応して該フィルタが内蔵される本体部の幅寸法を抑制し、該本体部を薄型化させることができる。従って、前記本体部を含む真空ユニット全体の幅寸法を低減してより一層の小型化を図ることができる。また、フィルタを、材質の異なる樹脂製材料からなる複数層で構成することにより、前記フィルタによる塵埃の除去をより一層確実に行うことができる。
さらに、消音部を本体部に対して一体的に設けることにより、別個に構成された消音部と本体部とを組み付けていた従来の真空ユニットと比較して、その部品点数を削減して製造コストの低減を図ることができると共に、真空ユニットの組付作業性を向上させることができる。
さらにまた、フィルタは、複数層のうち内層に形成された細孔を該内層の外側に形成された外層の細孔より小さく形成するとよい。これにより、圧力流体がフィルタの外層から内層側へと流通した際に、前記圧力流体に含有された塵埃が、細孔の大きな外層によって除去され、前記外層の細孔を通過した塵埃を該外層の細孔より小さな細孔を有する内層で確実に除去することができる。そのため、フィルタにおいて外層及び内層を介して塵埃を段階的に除去することができるため、前記フィルタの目詰まりを低減することができる。
またさらに、本発明は、圧力流体供給ポートから供給される圧力流体の作用下に真空発生機構で負圧を発生させ、前記負圧を真空ポートへと供給する真空ユニットにおいて、前記真空ユニットに装着され、前記圧力流体に含有された塵埃を除去する真空ユニットに用いられるフィルタの製造方法であって、
第1の繊維材を断面真円状の金型の周面に沿って巻回し、第1層を形成する工程と、
前記第1の繊維材より直径の大きな第2の繊維材を、前記第1層の周面に沿って巻回し、前記第1層の外周面に第2層が積層された円筒体を形成する工程と、
前記第1及び第2層からなる円筒体から前記金型を離脱させ、前記円筒体の内部に一組の軸部を有する成形用治具を挿入する工程と、
前記軸部を互いに離間させる方向に変位させ、前記軸部を前記円筒体の内周側に形成された第1層の内周面にそれぞれ当接させてさらに変位させることにより、前記円筒体を断面長円状に変形させる工程と、
前記変形した円筒体を一組の軸部で保持した状態で所定時間及び温度で熱処理を行う工程と、
を有することを特徴とする。
本発明によれば、断面真円状の金型に対して第1の繊維材、第2の繊維材の順で巻回することにより第1及び第2層が積層された円筒体を形成し、前記円筒体から前記金型を離脱させた後に、成形用治具における一組の軸部を前記円筒体の内部に挿入し、前記軸部を互いに離間させるように変位させて前記円筒体を断面長円状に成形している。
従って、断面長円状のフィルタを製造する際に、該フィルタの形状に対応した長円状の金型を準備する必要がなく、低コストで製造可能な真円状の金型及び成形用治具のみで前記フィルタを安価に製造することができる。また、第1の繊維材から第1層を形成し、前記第1の繊維材より直径の大きな第2の繊維層を前記第1層の外周面に沿って巻回して第2層を形成することにより、フィルタの外周となる第2層における細孔を大きくし、該フィルタの内周となる第1層における細孔を小さくすることができるため、大きさの異なる細孔によってフィルタの塵埃による目詰まり防止や耐久性の向上を図ることができると共に、前記塵埃を一層確実に除去することができる。
本発明によれば、以下の効果が得られる。
すなわち、フィルタを、一組の円弧部を有する断面長円状とし、前記フィルタを本体部に装填することにより、前記フィルタの断面形状に対応して本体部の幅寸法を抑制することができるため、前記本体部を含む真空ユニット全体の小型化を図ることができる。
また、消音部と本体部とを別体で構成して組み付けていた従来の真空ユニットと比較し、消音部を本体部に対して一体的に構成することにより、部品点数の削減及び組付作業性を向上させることができる。それに伴って、製造コストの低減を図ることが可能となる。
さらに、前記真空ユニットに組み込まれる断面長円状のフィルタを製造する際に、該フィルタの形状に対応した長円状の金型を準備する必要がないため、前記フィルタを安価に製造することができると共に、第1の繊維材より直径の大きな第2の繊維層を前記第1層の外周面に沿って巻回して第2層を形成することにより、異なる大きさの細孔を有する第1及び第2層によってフィルタの目詰まり防止や耐久性の向上を図り、且つ、前記塵埃を一層確実に除去することができる。
本発明に係る真空ユニット及び真空ユニットに用いられるフィルタの製造方法について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
図1において、参照符号10は、本発明の実施の形態に係る真空ユニットを示す。
この真空ユニット10は、図1〜図3に示されるように、樹脂製材料からなる本体部12と、前記本体部12の側部に連結され、真空発生機構として機能するエゼクタ14と、前記エゼクタ14の圧力状態を検出する真空スイッチ部16と、前記本体部12の上部に設けられ、供給用パイロット弁(供給用切換弁)18と真空破壊用パイロット弁(真空破壊用切換弁)20とを有する電磁弁部22とを含む。
本体部12の側面には、エゼクタ14に圧力流体(例えば、圧縮エア)を供給する供給ポート(圧力流体供給用ポート)24と、前記供給ポート24から所定間隔離間し、前記エゼクタ14で発生した負圧が供給される真空ポート26が形成されている。なお、真空ポート26には、チューブ等を介して図示しない吸着パッドが接続されている。
前記本体部12の内部には、供給ポート24とエゼクタ14とを連通する供給通路28が形成され、該供給通路28の途中には、前記エゼクタ14に対する圧力流体の供給・遮断を切り換える供給弁30が第1装着孔32を介して配設され、該第1装着孔32と所定間隔離間した第2装着孔34に前記真空ポート26の真空状態からの解除を行う破壊弁36が設けられている。
この供給弁30は、第1装着孔32の内部に軸線方向に沿って変位自在に保持され、前記第1装着孔32の内周面に摺接するピストン部38aと、前記ピストン部38aに連結され、前記第1装着孔32に設けられた弁座40aに対して着座・離間する弁部42aとを含む。前記ピストン部38aの端面と第1装着孔32との間には、供給用パイロット弁18を介してパイロット圧が供給されるシリンダ室44aが形成され、前記シリンダ室44aに供給されたパイロット圧による押圧作用下にピストン部38aを介して弁部42aが弁座40aから離間する(弁開状態)。
すなわち、供給弁30を弁開状態とすることにより、前記第1装着孔32を通じて供給ポート24とエゼクタ14とが連通し、反対に、前記供給弁30を弁閉状態とすることにより、前記供給ポート24とエゼクタ14との連通が遮断される。
また、破壊弁36は、第2装着孔34の内部に軸線方向に沿って変位自在に保持され、第2装着孔34の内周面に摺接するピストン部38bと、前記ピストン部38bに連結され、前記第2装着孔34に設けられた弁座40bに対して着座・離間する弁部42bとを含む。前記ピストン部38bの端面と第2装着孔34との間には、真空破壊用パイロット弁20を介してパイロット圧が供給されるシリンダ室44bが形成され、前記シリンダ室44bに供給されたパイロット圧による押圧作用下にピストン部38bを介して弁部42bが弁座40bから離間する(弁開状態)。なお、この供給弁30及び破壊弁36は、前記供給弁30がエゼクタ14側となるように供給通路28の途中に略並列に配置されている。
すなわち、破壊弁36が弁開状態となることにより、供給通路28から第2装着孔34を通じてフィルタ50と連通した破壊通路54へと圧縮空気が流通し、前記破壊弁36が弁閉状態となることにより、前記破壊通路54を通じた第2装着孔34とフィルタ50との連通が遮断される。
本体部12の上部には、該本体部12の側面に開口したバルブ孔46を介して供給ポート24と略平行に流量調整バルブ48が設けられ、前記流量調整バルブ48が前記バルブ孔46に対して軸線方向に変位自在に螺合されている。
このバルブ孔46は、フィルタ50が装着されるフィルタ孔52(後述する)と第2装着孔34とを接続する破壊通路54の途中に形成され、前記フィルタ孔52及び第2装着孔34に連通している。そのため、前記流量調整バルブ48を螺回して軸線方向に沿って変位させることにより、前記バルブ孔46を介してフィルタ孔52へと流通する圧力流体の流量を調整することが可能となる。
本体部12の略中央部には、真空ポート26とエゼクタ14との間に前記本体部12に吸入した空気に含有される塵埃、水分等を除去するためのフィルタ50が装着されている。このフィルタ50は、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレンからなる繊維材が巻回されて所定厚さを有した筒状に形成され、前記本体部12のフィルタ孔52に装着されている。
詳細には、図4に示されるように、フィルタ50はその内周側と外周側とがそれぞれ異なる材質からなる2層構造となり、前記フィルタ50の内層(第1層)50aと外層50(第2層)bの厚さが略同等となるように形成されている。また、フィルタ50における外層50bの細孔は、内層50aの細孔より大きく形成されている。なお、フィルタ50の細孔とは、該フィルタ50においてその直径の異なる複数の繊維材が巻回された際に該繊維材同士の間に生じる隙間である。
このフィルタ50の断面形状は、所定間隔離間した一組の平面部56a、56bと、前記平面部56a、56bの端部同士をそれぞれ接続する一組の円弧部58a、58bとからなる長円状に形成され、一組の円弧部58a、58bの離間距離L1が、例えば、平面部56a、56bの離間距離L2の約3倍となるように設定される(L1≒L2×3)。すなわち、フィルタ50は、所定長だけ延在した平面部56a、56bの端部にそれぞれ円弧部58a、58bが形成された幅寸法(L2)の狭い長円状に形成されている。
そして、図2に示されるように、フィルタ50の一端部が、本体部12の側面に装着されて前記フィルタ孔52を閉塞するフィルタカバー60に係合され、前記フィルタカバー60が、該フィルタカバー60の挿通孔62に挿通された締結ボルト64を介して本体部12に固定される。これにより、フィルタ50が、フィルタカバー60と本体部12の内壁との間に挟持され、前記本体部12の内部に確実に保持される。
また、図2及び図3に示されるように、締結ボルト64には、その軸線方向に沿った略中央部に脱落防止リング66が装着され、前記脱落防止リング66が挿通孔62の直径より大きく形成されているため、締結ボルト64がフィルタカバー60より脱落することが防止される。さらに、前記締結ボルト64には、弾性材料からなるシールリング68が挿通され、前記フィルタカバー60を本体部12に固定した際に、前記シールリング68が挿通孔62の内部に嵌合されるため、フィルタ孔52内の流体が挿通孔62を介して外部に漏出することが阻止される。
このフィルタ孔52は、エゼクタ14が連結される本体部12の側部に形成された一組の凹部70a、70bとそれぞれ連通し、前記凹部70a、70bを介してエゼクタ14の内部と連通している。
一方、本体部12の下部には、エゼクタ14と連通して該エゼクタ14からの圧力流体が排気される排気ポート72が形成され、前記排気ポート72の内部には、前記エゼクタ14から排気される圧力流体の排気音を低減するためのサイレンサ74が設けられている。
エゼクタ14は、一組の凹部70a、70bが形成された本体部12の側面に連設され、前記エゼクタ14の側部に設けられたカバー部材76を介して前記本体部12に対して一体的に連結されている。
このエゼクタ14は、本体部12に連結されるケーシング78と、前記ケーシング78の内部に画成され、供給通路28と連通する供給室80と、排気ポート72と連通する排気室82と、前記供給室80と排気室82との間に形成される第1及び第2ディフューザ室84、86と、前記供給室80に配設されるノズル88とを含む。なお、前記供給室80、排気室82、第1及び第2ディフューザ室84、86は、それぞれ別個に独立して形成されている。
ノズル88は、ケーシング78の上部に嵌合され、その内部には軸線方向に沿って貫通した第1通路90が形成されている。そして、前記第1通路90が、供給室80を通じて本体部12の供給通路28と連通している。前記第1通路90は、第1ディフューザ室84側となる端部側の直径が徐々に拡径したテーパ状に形成される。
また、ノズル88の下部側には、本体部12の側部に形成された凹部70a、70bに対応した位置にそれぞれ第1及び第2ディフューザ室84、86が形成されている。そして、前記第1ディフューザ室84と第2ディフューザ室86との間には第2通路92が形成され、前記第2ディフューザ室86と排気室82との間には第3通路94が鉛直方向に沿って形成されている。
前記第2通路92は、第1通路90と対向する位置に形成され、前記第2通路92におけるノズル88側の端部は、該ノズル88側に向かって徐々に拡径するようにテーパ状に形成されている。これにより、ノズル88の第1通路90から勢いよく噴出する流体を第2通路92で好適に捕捉することができる。
さらに、第2ディフューザ室86に導入された圧力流体は、第3通路94を介して排気室82へと流通した後に、排気ポート72へと流通する。
一方、ケーシング78の下部にはプラグ96が嵌合され、前記ケーシング78の内部の気密が保持される。
真空スイッチ部16は、エゼクタ14の側部を閉塞するカバー部材76に連結され、該カバー部材76を通じてエゼクタ14の内部と連通する連通路98と、前記連通路98に設けられ、前記エゼクタ14内の圧力を検出する圧力センサ100と、該圧力センサ100、電磁弁部22と電気的に接続される制御部(図示せず)を含む。この圧力センサ100は、連通路98を通じてエゼクタ14の内部圧力を検出し、その圧力値を出力信号として前記制御部へと出力している。そして、前記圧力値に基づいて制御部から供給用パイロット弁18及び真空破壊用パイロット弁20に対して制御信号が出力される。
電磁弁部22は、本体部12の上部にプレート102を介して連結され、供給用パイロット弁18と真空破壊用パイロット弁20とが隣接して設けられている。この供給用パイロット弁18及び真空破壊用パイロット弁20は、それぞれリード線104を介して真空スイッチ部16における制御部(図示しない)に接続され、前記制御部からの制御信号に基づいてソレノイドが励磁され、図示しない弁体の開閉動作が行われる。
供給用パイロット弁18には、図示しない圧力流体供給源からパイロット圧が供給され、前記弁体を開閉することにより前記パイロット圧をパイロット通路(図示せず)を通じて第1装着孔32へと供給する。
そして、第1装着孔32のシリンダ室44aに供給されたパイロット圧によって、該第1装着孔32に設けられた供給弁30の弁部42aが軸線方向に沿って変位し、前記弁部42aが弁座40aに対して着座・離間することにより弁開・弁閉状態が切り換えられる。
真空破壊用パイロット弁20には、供給用パイロット弁18と同様に、圧力流体供給源(図示せず)からパイロット圧が供給され、図示しない弁体を開閉することにより前記パイロット圧をパイロット通路(図示せず)を通じて第2装着孔34へと供給する。
そして、第2装着孔34のシリンダ室44bに供給されたパイロット圧によって、該第2装着孔34に設けられた破壊弁36の弁部42bが軸線方向に沿って変位し、前記弁部42bが弁座40bに対して着座・離間することにより弁開・弁閉状態が切り換えられる。
本発明の実施の形態に係る真空ユニット10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次に前記真空ユニット10に内蔵されるフィルタ50の製造方法について図5を参照しながら詳細に説明する。
先ず、断面が真円となる円柱状の金型106に対してフィルタ50を構成する繊維材(例えば、熱接着複合繊維)を所定厚さとなるように巻回する。なお、前記フィルタ50は、複数の繊維材から細孔の大きさが異なる2層で構成されているため、最初に、第1の繊維材を金型106の外周面に対して所定厚さだけ巻回し、その後に、巻回された第1の繊維材より直径が大きな第2の繊維材を前記第1の繊維材を覆うように所定厚さだけ巻回する。すなわち、第1の繊維材の繊維径は、第2繊維材の繊維径より小さなものが適用される。
そして、金型106の外周面に沿って略一定厚さからなる2層の第1及び第2の繊維材が巻回された円筒体108が形成される(図5中、第1工程参照)。換言すれば、第1の繊維材が金型106側に形成された内層となり、第2の繊維材が外周側に形成された外層となる。
この際、外層50bを構成する第2の繊維材の繊維径が、内層50aを構成する第1の繊維材の繊維径より大きいため、前記内層50aに対して前記外層50bにおける繊維材間の隙間(細孔)が大きくなる。換言すれば、外層50bの細孔が、内層50aの細孔に対して大きく形成される。
次に、前記円筒体108から前記金型106を抜き、前記円筒体108の内部に成形用治具110を挿入する。この成形用治具110は、一対の軸部112a、112bを有し、前記軸部112a、112bが互いに接近・離間自在に設けられると共に、前記軸部112a、112bの直径は、金型106の直径より小さく形成されている。
この一対の軸部112a、112bを互いに離間する方向へと変位させ、前記軸部112a、112bをそれぞれ円筒体108の内周面に当接させる(図5中、第2工程参照)。そして、軸部112a、112bをさらに互いに離間する方向へと変位させることにより、前記軸部112a、112bによる引張力によって前記円筒体108が前記軸部112a、112bとの当接部位を基点として略水平方向に伸張するように変形する。
その結果、円筒体108は、軸部112a、112bによって略平行な平面部56a、56bと、前記平面部56a、56bの端部に軸部112a、112bの半径と略同一半径で形成された一組の円弧部58a、58bを有する長円状となる(図5中、第3工程参照)。この際、軸部112a、112bが離間する際の変位速度は、互いに略同等となるように制御されている。
最後に、変形した円筒体108の内部に一組の軸部112a、112bを挿入し、その断面形状を長円状に保持した状態で、前記円筒体108に対して所定温度(例えば、150℃)及び所定時間(例えば、15分)で熱処理(焼成処理)を施す。そして、前記円筒体108が長円状に変形した状態で成形され、前記円筒体108より軸部112a、112bを抜くことにより、変形した円筒体108からフィルタ50が製造される(図5中、第4工程参照)。
このように、繊維材が巻回された円筒体108に対して成形用治具110を介して変形させ、熱処理を行うことにより長円状のフィルタ50を製造することができる。その結果、前記フィルタ50を円筒状に製造した場合と比較して薄型化を図ることができる。
また、従来、このような長円状のフィルタ50を製造する場合には、前記フィルタ50の形状に対応した長円状の金型を製造し、前記金型の周面に沿って繊維材を巻回する製造方法が採用されている。しかしながら、フィルタ50の形状に応じた金型がそれぞれ必要となるため前記金型に要するコストが増大してしまうという問題があった。それに対して、上述した本実施の形態に係るフィルタ50では、安価で製造可能な真円状の金型106で予め繊維材を巻回して円筒体108を製造した後に、成形用治具110によって円筒体108を長円状に変形させているため、従来のフィルタ50と比較して安価に製造することができる。
さらに、フィルタ50を、細孔の大きさの異なる2層構造とすることにより、従来の単一層から形成されていたフィルタと比較して、前記フィルタ50における細孔の大きさを複数設定することができる。すなわち、従来のフィルタでは、細孔を単一の大きさでしか設定することができなかったため、塵埃等による目詰まりを防止するために前記細孔を所定値以下に設定することが困難であった。これに対して、本実施の形態に係るフィルタ50は、繊維径の異なる2つの繊維材から内層50a及び外層50bを有する2層構造とし、従来のフィルタにおける細孔と比較して外層50bの細孔を大きく、内層50aの細孔を小さく設定することが可能となる。そのため、フィルタ50における外層50bの空隙率を、従来のフィルタに対して増大させ、塵埃等の目詰まりを防止することにより前記フィルタ50の耐久性を向上させることができると共に、内層50aの空隙率を減少させることにより塵埃等を一層確実に除去することが可能となる。なお、この空隙率とは、フィルタ50の表面積に対する細孔の割合を示す。
次に、このように製造されたフィルタ50が内蔵された真空ユニット10の動作並びに作用効果について説明する。
図示しないワークを搬送する場合に、真空スイッチ部16に内蔵された制御部(図示せず)を通じて制御信号が供給用パイロット弁18へと出力され、該供給用パイロット弁18からパイロット圧が第1装着孔32へと供給される。そして、前記パイロット圧による押圧作用下にピストン部38aが押し下げられて供給弁30の弁部42aが弁座40aより離間する。その結果、供給弁30がオン状態(弁開状態)となる。この際、破壊弁36は弁閉状態であるため、前記圧力流体が破壊通路54へと流通することがない。
これにより、本体部12の供給通路28を通じて供給ポート24からエゼクタ14へと圧力流体が供給され、該圧力流体が第1〜第3通路90、92、94を順番に流通することにより負圧が発生する。この負圧流体が、エゼクタ14から凹部70a、70b及びフィルタ孔52を介して真空ポート26へと供給され、該真空ポート26に接続された吸着パッド(図示せず)へと供給される。
この際、負圧流体がフィルタ孔52の内部を流通し、フィルタ50を通過することにより前記負圧流体に含有される塵埃、水分等が除去される。詳細には、負圧流体は、フィルタ50の外部から内部側へと流通するため、先ず、外層50bを通過する際に大きな塵埃等が該外層50bによって除去され、残存した塵埃等が前記外層50bより細孔の小さな内層50aを通過する際に除去される。これにより、前記フィルタ50において段階的に塵埃等を除去することができるため、前記フィルタ50における目詰まりを低減することができる。
そして、吸着パッドが、供給された負圧流体の負圧作用下にワーク(図示せず)を吸着し、エゼクタ14によって発生する負圧が上昇することにより、前記負圧の上昇がエゼクタ14と連通した圧力センサ100によって検出され、予め設定された設定圧力を超えた際に出力信号を制御部に対して出力する。その結果、制御部においてワークが吸着パッドによって確実に吸着されていることが確認される。
次に、吸着パッドによってワークを吸着した状態を維持し、図示しないロボット等を介して前記ワークを移動させた後に負圧流体の供給を解除してワークを所定位置に離脱させる場合について説明する。
図示しない制御部から供給用パイロット弁18に対して停止信号が出力され、前記供給用パイロット弁18の作動を停止させる。これにより、供給用パイロット弁18に連動して供給弁30が作動してオフ状態(弁閉状態)となる。その結果、供給ポート24からエゼクタ14へと供給されていた圧力流体の供給が停止し、それに伴って、エゼクタ14から真空ポート26を通じた吸着パッド(図示せず)へ負圧流体の供給が停止する。
一方、前記制御部から真空破壊用パイロット弁20へと制御信号を出力し、前記真空破壊用パイロット弁20を作動させることによりパイロット圧が破壊弁36へと供給され、前記パイロット圧によってピストン部38bが押し下げられる。これにより、弁部42bが弁座40bより離間して前記破壊弁36がオン状態(弁開状態)となる。その結果、供給ポート24から供給された圧力流体が、第2装着孔34を介して破壊通路54へと流通する。なお、供給弁30は弁閉状態であるため、前記圧力流体のエゼクタ14への流通は遮断されている。
そして、圧力流体は、破壊通路54からフィルタ孔52へと流通し、真空ポート26を介して吸着パッド(図示せず)に供給される。その結果、前記吸着パッドによるワークの吸着状態が解除される。この際、負圧流体が真空ポート26へと供給される場合と同様に、圧力流体に含有される塵埃等がフィルタ50によって好適に除去される。また、破壊通路54を流通する圧力流体の流量は、流量調整バルブ48によって任意に調整することが可能である。
そして、ワークが吸着パッドから離脱することにより、エゼクタ14の内部が負圧状態から大気圧状態となるため、前記エゼクタ14内の圧力を圧力センサ100によって検知することにより、前記吸着パッドからワークが離脱したことが確認される。
以上のように、本実施の形態では、繊維材からなる長円状のフィルタ50を採用することにより、それに伴って、前記フィルタ50を内蔵する本体部12の幅寸法W(図1参照)を抑制して薄型化することができる。そのため、真空ユニット10の幅寸法を低減してより一層の小型化を図ることができる。
また、圧力流体が排気される際に生じる排気音を低減させるサイレンサ74を、本体部12の下部に一体的に配設することができるため、従来の真空ユニットにおいて、サイレンサを保持した別部材を前記本体部12に対して組み付けていた場合と比較して、その部品点数を削減することができると共に、組付作業性を向上させることが可能となる。
本発明の実施の形態に係る真空ユニットの外観斜視図である。 図1の真空ユニットの縦断面図である。 図1の真空ユニットからフィルタを脱着した状態を示す一部分解斜視図である。 図3のフィルタ単体の縦断面図である。 図4のフィルタを製造する際の製造工程を示す概略工程図である。
符号の説明
10…真空ユニット 12…本体部
14…エゼクタ 16…真空スイッチ部
18…供給用パイロット弁 20…真空破壊用パイロット弁
22…電磁弁部 24…供給ポート
26…真空ポート 28…供給通路
30…供給弁 36…破壊弁
48…流量調整バルブ 50…フィルタ
72…排気ポート 74…サイレンサ
78…ケーシング 80…供給室
82…排気室 84…第1ディフューザ室
86…第2ディフューザ室 88…ノズル
98…連通路 100…圧力センサ

Claims (3)

  1. 圧力流体供給ポート及び真空ポートを有し、前記圧力流体供給ポートから供給される圧力流体に含有された塵埃を除去するフィルタと、外部に前記圧力流体が排気される際の排気音を低減する消音部とを有する本体部と、
    前記圧力流体の作用下に負圧を発生させる真空発生機構と、
    前記真空ポートに供給される圧力流体の圧力を負圧状態と正圧状態とに切り換える供給用切換弁及び真空破壊用切換弁からなる電磁弁部と、
    前記真空発生機構と前記真空ポートとの間に設けられ、前記負圧が所定値に到達した際に、前記真空破壊用切換弁をオフ状態からオン状態へと切り換える真空スイッチ部と、
    を備え、
    前記フィルタは、材質の異なる樹脂製材料からなる複数層を有し、前記フィルタの断面形状が一組の円弧部を有する長円状に形成されることを特徴とする真空ユニット。
  2. 請求項1記載の真空ユニットにおいて、
    前記フィルタは、前記複数層のうち内層に形成された細孔が該内層の外側に形成された外層の細孔より小さく形成されることを特徴とする真空ユニット。
  3. 圧力流体供給ポートから供給される圧力流体の作用下に真空発生機構で負圧を発生させ、前記負圧を真空ポートへと供給する真空ユニットにおいて、前記真空ユニットに装着され、前記圧力流体に含有された塵埃を除去する真空ユニットに用いられるフィルタの製造方法であって、
    第1の繊維材を断面真円状の金型の周面に沿って巻回し、第1層を形成する工程と、
    前記第1の繊維材より直径の大きな第2の繊維材を、前記第1層の周面に沿って巻回し、前記第1層の外周面に第2層が積層された円筒体を形成する工程と、
    前記第1及び第2層からなる円筒体から前記金型を離脱させ、前記円筒体の内部に一組の軸部を有する成形用治具を挿入する工程と、
    前記軸部を互いに離間させる方向に変位させ、前記軸部を前記円筒体の内周側に形成された第1層の内周面にそれぞれ当接させてさらに変位させることにより、前記円筒体を断面長円状に変形させる工程と、
    前記変形した円筒体を一組の軸部で保持した状態で所定時間及び温度で熱処理を行う工程と、
    を有することを特徴とする真空ユニットに用いられるフィルタの製造方法。
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