JP5260354B2 - 真空発生装置 - Google Patents

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Description

本発明は圧縮空気をノズルからディフューザに噴出して圧縮空気の噴流により負圧を発生させるようにした真空発生装置に関する。
圧縮空気をノズルからディフューザに供給してディフューザに形成された吸引孔に外気を吸い込ませて負圧を発生させるようにした真空発生装置は、エジェクタ式真空ポンプまたは単にエジェクタとも言われており、空気の粘性を利用して真空を発生させる。このタイプの真空発生装置は、可動部がなく真空ポンプが不要であることから、小型化することができ、例えば、特許文献1に記載されるように、電子部品等を被搬送物としてこれを吸着する真空吸着具に負圧を供給するために使用されており、この真空吸着具はノズルに対する圧縮空気の給排を切り換える電磁弁とともにユニット化されている。
また、真空発生装置は、特許文献2に記載されるように、管路中に侵入した空気を外部に排出するために使用されている。このタイプの真空発生装置は、ノズルに対する圧縮空気の給排を切り換える電磁弁等とは分離されて独立して単独に使用される。真空発生装置は、圧縮空気を膨張させる拡散孔が形成されたノズルと、外部に連通した吸引孔が形成されたディフューザとが組み込まれて装置本体を構成する本体ブロックを有している。
単独タイプつまり独立タイプの真空発生装置は、特許文献2に記載されるように、本体ブロックにノズルが組み付けられるようになっている。これに対し、ユニットタイプの真空発生装置は、本体ブロックにノズルに対する圧縮空気の供給を制御する給気制御用電磁弁が付加されている。本体ブロックにさらに真空破壊用電磁弁を取り付けると、真空吸着具による被搬送物の吸着を解除する際に圧縮空気を真空吸着具に供給することによって真空吸着具からの被搬送物の離脱を迅速に行うことができる。
真空発生装置には、特許文献3に記載されるように、作動時に発生する騒音を低減するためにマフラが組み込まれており、マフラはディフューザの下流側に配置されている。
特開2002−103263号公報 特開平7−279900号公報 特開2003−222100号公報
真空発生装置に用いられる従来のマフラは、繊維製ないし多孔質樹脂製等のように空気を通過させる素材を用いて形成されており、比較的密度が高く、ディフューザの寸法に比して大きいサイズのものが使用されている。作動時に発生する騒音を低減するためには、マフラのサイズを大きくするとともに素材の密度を高めることが好ましいので、マフラを大型化するとともに素材密度を高めると、真空発生装置の大型化が避けられないだけでなく、マフラにおける圧力損失により真空発生装置の性能を低下させてしまうことになる。
騒音レベルの低減と真空性能の維持とを達成しつつ、真空発生装置の小型化を達成するために、種々の実験研究がなされた。その結果、ディフューザの下流側通路を塞ぐようにマフラを配置しなくとも、騒音レベルを低減することが判明した。つまり、騒音レベルの低減には、ディフューザの開口部に対向する部分にマフラを配置してディフューザの中心部から排出される空気をマフラに案内するようにすれば、開口部の径方向外方に対向する部分にまでマフラを大型化しなくとも真空発生装置の小型化を達成しつつ騒音レベルを低減できることが判明した。
本発明の目的は、騒音レベルの低減と真空性能の維持とを達成しつつ、真空発生装置を小型化することにある。
本発明の真空発生装置は、圧縮空気の噴流により負圧空気を発生させる真空発生装置であって、圧縮空気が供給される流入孔が基端部に設けられるとともに圧縮空気を膨張させる拡散孔が先端部に設けられたノズルと、発生した負圧空気を外部へ導く吸引孔が形成された接合端部を有し前記拡散孔と前記吸引孔とから流入する空気を先端部に向けて案内するディフューザ流路が形成され、前記ノズルとともにエジェクターエレメントを形成するディフューザと、前記エジェクターエレメントの流出口の径方向外側に位置させて前記ディフューザの下流側に軸方向に延びて設けられ、円周方向相互間で迂回流路を形成する複数の支持突起と、前記流出口に分離空間を介して対向して前記支持突起の内側に装着されるマフラとを有し、前記ディフューザ流路から前記分離空間に流出した空気を前記流出口から前記マフラに直接流入する空気と前記迂回流路を流れる空気とに分離して排気することを特徴とする。
本発明の真空発生装置は、前記マフラの外径は前記エジェクターエレメントの外径よりも小さく、前記マフラの外側に前記迂回流路を形成することを特徴とする。本発明の真空発生装置においては、前記マフラは前記流出口と同軸状に配置され、前記マフラの外径は前記流出口の口径よりも大きいことを特徴とする。本発明の真空発生装置においては、前記マフラは前記流出口と同軸状に配置され、前記マフラが前記流出口に対向する外径は前記流出口の口径よりも大きいことを特徴とする。
本発明の真空発生装置は、前記エジェクターエレメントが組み込まれる収容孔と、前記流入孔に連通する供給孔と、前記収容孔に連通する真空流路とが形成された本体ブロックを有し、圧縮空気供給源からの圧縮空気を前記供給孔に供給する状態と供給を停止する状態とに切り換える給気制御用電磁弁を前記本体ブロックに取り付けることを特徴とする。本発明の真空発生装置は、前記収容孔の開口部側を覆うとともに前記エジェクターエレメントを固定するエジェクターキャップを前記本体ブロックの正面側に装着することを特徴とする。
本発明の真空発生装置は、前記ディフューザを通過した空気を外部に排出する排気流路と前記収容孔とを前記本体ブロックに正面に開口させて形成することを特徴とする。本発明の真空発生装置は、前記圧縮空気供給源からの圧縮空気を前記真空流路に供給して前記真空流路の真空を破壊する状態と圧縮空気の供給を停止する状態とに切り換える真空破壊用電磁弁と前記給気制御用電磁弁とを前記本体ブロックの端面に取り付けることを特徴とする。
本発明によれば、ディフューザ流路の流出口の径方向外方には複数の支持突起を設けて支持突起相互間に迂回流路を形成し、複数の支持突起の内側にマフラを装着するようにしたので、ディフューザ流路の流出口から流出した空気は、マフラに直接流入する空気と迂回流路を流れる空気とに分離されて排気されることになる。マフラの外側に迂回流路を形成したので、マフラ自体の径を小さくすることができ、マフラは小型化されることになる。これにより、大型のマフラを本体ブロックに組み込むようにした場合に比して、本体ブロック自体を小型化することが可能となり、真空発生装置の小型化が達成される。
マフラを小型化しても、ディフューザ流路から流出した空気のうちディフューザ流路の中心部から流出した空気のみをマフラに案内し、分離空間で径方向外方に膨張して変位した空気を迂回流路に流すようにしたので、エジェクターエレメントを通過した空気の通気抵抗を下げることができる。これにより、マフラの圧力損失による真空発生装置の性能低下の発生を防止し、真空性能を高い状態に維持することができる。
分離空間で膨張して迂回流路を流れる空気による騒音の発生は少なく、騒音発生の主要原因となるディフューザ流路中心部の流れのみをマフラに流入させるようにしたので、小型のマフラによって騒音レベルを下げることが可能となる。これにより、騒音レベルの低減と真空性能の維持とを達成しつつ、真空発生装置を小型化することが可能となる。
支持突起をディフューザに一体に設けるようにすると、エジェクターエレメントの先端部はマフラ収容部を構成することになり、エジェクターエレメントを収容孔内に組み込むことにより、マフラをも装着することができる。
本発明の一実施の形態である真空発生装置の外観を示す斜視図である。 図1の拡大断面図である。 図1および図2に示されたエジェクターエレメントを拡大して示す斜視図である。 図3の平面図である。 (A)は図4における5A−5A線断面図であり、(B)は図4における矢印5B方向の側面図であり、(C)は(B)における5C−5C線方向の断面図である。 図1および図2に示された真空発生装置における空気の流れを示す空気圧回路である。 エジェクターエレメントの分離空間の長さと騒音レベルとの関係を示す騒音特性線図である。 分離空間の長さと真空度との関係を示す真空度特性線図である。 エジェクターキャップの変形例を示す断面図である。 本発明の他の実施の形態である真空発生装置の断面図であり、本体ブロックを切り欠いてエジェクターエレメントの外周面が示されている。 図10に示した真空発生装置におけるエジェクターエレメントの断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。この真空発生装置10は、図1に示されるように、ほぼ直方体形状の本体ブロック11を有している。本体ブロック11は、部材が組み込まれる孔や流路を形成する隔壁を樹脂や軽金属を素材として一体成形することにより製造される。図1には1つの真空発生装置10が示されているが、複数の本体ブロック11を積層することにより、集合型の真空発生装置となる。
本体ブロック11は、図1において上下方向に長いほぼ直方体形状となっており、これに部材が組み込まれる面が正面11aになり、これの反対側の面が背面11bとなっている。本体ブロック11は、上側の端面11cと下側の端面11dとを有し、左右の側面11e,11fには他の本体ブロック11が突き当てた状態で積層される。積層することにより形成された本体ブロック組立体の両端には図示しないエンドブロックが配置される。複数の本体ブロックはこれらを貫通してエンドブロックに取り付けられるねじにより相互に締結される。
図2に示されるように、本体ブロック11の上端部側には収容孔12が形成され、収容孔12は正面11a側に開口し背面側に向けて延びている。収容孔12の底面12aと端面11cとの間には供給孔13が形成され、供給孔13は底面12aに開口するとともに端面11cに開口している。収容孔12には圧縮空気の噴流により負圧空気を発生させるエジェクターエレメント14が組み込まれるようになっており、エジェクターエレメント14の基端面は底面12aに突き当てられた状態となって収容孔12内に組み込まれ、供給孔13からエジェクターエレメント14には圧縮空気が供給される。エジェクターエレメント14は収容孔12の正面側に嵌合されるエジェクターキャップ15により本体ブロック11に固定されるようになっており、エジェクターキャップ15には本体ブロック11の正面側に形成された凹部に係合する係合爪15aが設けられ、エジェクターキャップ15の取り外しによりエジェクターエレメント14を着脱自在に本体ブロック11に装着することができる。
エジェクターエレメント14を通過した空気を外部に排出するために、本体ブロック11には排気流路16が形成されている。この排気流路16は、その一端がエジェクターエレメント14の先端部に対応させて収容孔12に開口し、他端が正面11aに開口しており、L字形状となっている。
本体ブロック11の下端部側には、継手17を組み込むための装着孔18が形成されている。この装着孔18は本体ブロック11の正面11aに開口し背面側に延びており、真空流路19を介して収容孔12の側面に連通している。継手17には真空吸着具21に接続される真空配管22が取り付けられるようになっており、継手17は本体ブロック11の端面11dから挿入されるストッパピン23により本体ブロック11に固定される。
真空吸着具21内に流入して真空流路19を介してエジェクターエレメント14に吸引される負圧空気の中の異物を除去するために、真空流路19の途中に形成された装着孔24にはフィルタ25が装着されるようになっている。フィルタ25は円筒形状の多孔質材料等の通気性を有する材料により形成されており、フィルタ25の外周面は真空流路19のうち装着孔24側に連通し、内周面は真空流路19のうちエジェクターエレメント14側に連通している。フィルタ25は装着孔24の正面側に嵌合されるフィルタキャップ26により本体ブロック11に固定されるようになっており、フィルタキャップ26には本体ブロック11の正面側に形成された凹部に係合する係合爪26aが設けられ、フィルタキャップ26の取り外しによりフィルタ25を着脱自在に本体ブロック11に装着することができる。
本体ブロック11の図1および図2における上側の端面11cには、アダプター27を介して給気制御用電磁弁31と真空破壊用電磁弁32が装着される。アダプター27には、給気制御用電磁弁31に対応させて供給孔13に連通する出力ポート33が形成され、真空破壊用電磁弁32に対応させて出力ポート34が形成されている。出力ポート34は本体ブロック11に形成された真空破壊流路35に連通しており、真空破壊流路35は収容孔12を介して真空流路19に連通している。
本体ブロック11の背面側には厚み方向に貫通する給気孔36が形成されており、給気孔36はアダプター27に形成された給気流路37aに、本体ブロック11に形成された給気流路37bを介して連通している。給気流路37aは、さらに、アダプター27に形成された弁室38a,38bに連通している。したがって、給気孔36に供給される圧縮空気は弁室38a,38bにまで達している。なお、それぞれの給気流路37a,37bは、図2において破線で示されるように、供給孔13、出力ポート33,34に対して本体ブロック11の厚み方向にずれている。
複数の本体ブロック11を積層することにより本体ブロック組立体が形成され、複数の本体ブロック11の給気孔36により本体ブロック組立体には共通流路が形成される。図示しないエンドブロックに形成された給気ポートには配管を介して圧縮空気供給源からそれぞれの給気孔36に圧縮空気が供給される。
給気制御用電磁弁31と真空破壊用電磁弁32は、図2に示されるように、バルブケース40の中に組み込まれており、給気制御用電磁弁31は、コイル41aが巻き付けられたボビン42a内に固定される固定コア43aと、ボビン42a内に軸方向に往復動自在に組み込まれる可動コア44aとを有している。可動コア44aに設けられた弁体45aは、弁室38aと出力ポート33とを連通させる開弁位置と、連通を遮断する閉弁位置とに作動する。弁体45aが開弁位置に切り換えられると、圧縮空気供給源からの圧縮空気が供給孔13に供給され、弁体45aが閉弁位置に切り換えられると、供給孔13への圧縮空気の供給が停止される。
真空破壊用電磁弁32は、給気制御用電磁弁31と同様の構造であり、給気制御用電磁弁31を構成する部材と共通する部材には、給気制御用電磁弁31における符号aに換えて符号bが付されている。弁体45bは、弁室38bと出力ポート34とを連通させる開弁位置と、連通を遮断する閉弁位置とに作動する。弁体45bが開弁位置に切り換えられると、圧縮空気供給源からの圧縮空気が真空破壊流路35に供給され、弁体45bが閉弁位置に切り換えられると、真空破壊流路35への圧縮空気の供給が停止される。それぞれのコイル41a,41bに対する電力供給は、バルブケース40に設けられたコネクタ46に図示しないプラグを装着することにより行われる。
この真空発生装置10は被搬送物を吸着搬送するために使用されているので、真空破壊用電磁弁32が設けられているが、特許文献2に記載されるように管路中に侵入した空気を外部に排出するために真空供給装置が使用される場合には、真空破壊用電磁弁32は不要となる。
図3は図1および図2に示されたエジェクターエレメントを拡大して示す斜視図であり、図4は図3の平面図であり、図5(A)は図4における5A−5A線断面図である。図5(B)は図4における矢印5B−5B線方向の側面図であり、図5(C)は図5(B)における5C−5C線方向の断面図であり、図5(B),(C)においてはマフラが図示省略されている。
エジェクターエレメント14は、図3に示されるように、ディフューザ51とこれに圧入されるノズル52とを有し、圧入によりこれらは一体となってエジェクターエレメント14が形成される。ノズル52は収容孔12に対応する外径の基端部52aとこれよりも小径の先端部52bとを有している。図5(A)に示されるように、基端部52aには供給孔13に連通する流入孔53が形成され、先端部52bには先端面に向けて圧縮空気を膨張させる拡散孔54が流入孔53に連通して形成され、先端部52bの外周面は先端面に向けて外径が小径となるテーパ面55となっている。
ディフューザ51は外径が収容孔12の内径よりも小径となった本体部56を有し、本体部56の一端部つまり基端部はノズル52の先端部52bが圧入される接合端部56aとなっている。接合端部56aにはノズル52が圧入される圧入孔57が形成されるとともに、ノズル52の外径に対応して本体部56よりも大径のフランジ56bが設けられている。本体部56の軸方向中央部には収容孔12に対応した外径の仕切り突起56cが設けられており、この仕切り突起56cに形成された環状溝にはシール材としてのOリング58が装着され、フランジ56bと仕切り突起56cとの間における本体部56の外周面と収容孔12とにより連通空間59が形成される。この連通空間59は、図2に示されように、真空流路19に連通するとともに真空破壊流路35に連通している。
連通空間59に連通させて接合端部56aには複数の吸引孔61が形成されており、図5(A)に示されるように、それぞれの吸引孔61は接合端部56aの内面とノズル52のテーパ面55との間に形成される吸引室62に連通している。ディフューザ51の本体部56には吸引室62に連通させてディフューザ流路63が形成されており、ディフューザ流路63は本体部56の流出端面64に設けられた流出口65に開口している。ディフューザ流路63は長手方向中央部のストレート部63aと、吸引室62から流出した空気をストレート部63aに案内する縮径部63bと、ストレート部63aから流出した空気を本体部56の先端に向けて案内する拡散部63cとを有している。
ディフューザ51の先端部には、本体部56に形成されたディフューザ流路63の先端面つまり流出端面64から軸方向に突出して4本の支持突起66が設けられている。それぞれの支持突起66は、ディフューザ流路63の流出口65に対して径方向外方の流出端面64から突出するように本体部56と一体に設けられている。支持突起66は、図5(B)に示されるように、円周方向に90度置きに等間隔となって4本設けられている。支持突起66の円周方向相互間の隙間により迂回流路67が形成され、支持突起66相互の対向し合う内面によりマフラ支持スペース68が形成される。マフラ支持スペース68内に位置させて支持突起66の内側には、図4および図5(A)に示すように円筒形状のマフラ71が装着される。なお、図5(A)には、装着される前のマフラ71が示されており、矢印で示す方向に支持突起66の内側に押し込むことにより、マフラ71は支持突起66の内側に装着される。
マフラ71の外径は流出口65の口径よりも大きく設定されている。支持突起66の内側にマフラ71が装着されているので、マフラ71の外径は収容孔12の内径よりも小さくなっている。ディフューザ51の先端部には、4つの支持突起66が軸方向に延びて設けられている。マフラ71の外径をエジェクターエレメント14の外径よりも小さくし、マフラ71の外側に迂回流路67を形成するとともにマフラ71を収容孔12の中心部に支持することができれば、支持突起66の数は4つに限られることなく、任意の数とすることができる。
それぞれの支持突起66の基端部には段部72が形成されており、マフラ71は段部72に突き当てられた状態となって支持突起66の内側に装着されるようになっている。流出端面64と段部72との間の隙間は分離空間73となっており、マフラ71を支持突起66の内側に装着すると、マフラ71は分離空間73としての隙間を介して流出口65に対向した状態となる。これにより、ディフューザ流路63を通過して流出口65の位置まで到達した空気は、分離空間73を通過してマフラ71に直接流入する空気と、分離空間73から迂回流路67に回り込む空気とに分離される。分離された空気はそれぞれ排気流路16を介して外部に排出される。
真空発生装置10を組み立てる際には、収容孔12と装着孔18、24がそれぞれ本体ブロック11の正面11aに開口して形成されているので、収容孔12内へのエジェクターエレメント14の組み付け、装着孔18内への継手17の組み付け、および装着孔24内へのフィルタ25の組み付けを、全て本体ブロック11の正面側から行うことができ、部品の組立作業が容易となる。本体ブロック11の端面11cにはアダプター27を介して給気制御用電磁弁31と真空破壊用電磁弁32とが取り付けられる。
図6は図1および図2に示された真空発生装置における空気の流れを示す空気圧回路である。
この真空発生装置が被搬送物を吸着搬送するために使用される場合には、真空吸着具21に負圧空気を供給するために、給気制御用電磁弁31のコイルに駆動信号を送り、空気圧供給源からの圧縮空気をエジェクターエレメント14の流入孔53に供給する。これにより、継手17に接続された真空配管22を介して真空吸着具21に負圧空気が供給されて真空吸着具21により被搬送物は吸着搬送される。真空吸着具21による被搬送物の吸着を解除するときには、給気制御用電磁弁31に対する駆動信号の供給を停止するとともに真空破壊用電磁弁32のコイルに駆動信号を供給する。これにより、エジェクターエレメント14に対する圧縮空気の供給が停止されるとともに真空吸着具21には真空破壊用の圧縮空気が供給され、被搬送物は真空吸着具21から確実に外れることになる。
エジェクターエレメント14に流入孔53から圧縮空気を供給して真空吸着具21に負圧空気を供給する際には、ディフューザ流路63を通過して流出口65から流出した空気は、分離空間73内に流入してこの空間内で膨張する。マフラ71の流出口65に対向する外径は流出口65の内径よりも大きく設定されており、流出口65から真っ直ぐにマフラ71に向かう空気はマフラ71内に直接流入する。これに対し、流出口65から径方向外方に膨張して変位した空気は、分離空間73から迂回流路67に流入する。マフラ71内に流入してこの内部を貫通した空気と、迂回流路67を通過した空気は、いずれも排気流路16から外部に排出されることになる。
このように、支持突起66の内側にマフラ71を装着することによって、ディフューザ流路63を通過した空気を分離空間73を介してマフラ流入空気と迂回空気とに分離させるようにすると、マフラ71の外径を収容孔12の内径よりも小さく設定することができる。これにより、本体ブロック11のサイズを小型化することができ、真空発生装置10の小型化を達成することができる。しかも、マフラ流入空気と迂回空気とに分離させるようにたので、ディフューザ流路63を通過した空気を全てマフラ71内に通過させるようにした場合よりも、エジェクターエレメント14に供給されて外部に排出される圧縮空気の圧力損失を少なくすることができる。これにより、マフラ71を小型化しても真空性能を維持することができる。
一方、ディフューザ流路63から拡散することなく直進する空気のみをマフラ71内に流入させることにより、真空発生時にエジェクターエレメント14から発生する騒音は、小型のマフラ71によっても低減される。マフラ71内に流入することなく、迂回流路67を流れて外部に排出される空気によっては、大きな騒音の発生はなく、エジェクターエレメント14から発生する騒音は、主としてディフューザ流路63の中心部を流れてそのまま直進する空気によって発生するからであると考えられる。
上述のように分離空間73を介してマフラ流入空気と迂回空気とに分離することによりマフラ71のサイズを小型化しても、騒音レベルを低減しつつ真空性能を維持することができるが、分離空間73の長さによって騒音レベルと真空性能は変化することになる。
図7は分離空間の長さと騒音レベルとの関係を示す騒音特性線図であり、図8は分離空間の長さと真空度との関係を示す真空度特性線図であり、それぞれ本発明の真空発生装置の実験結果を示す。
実験に用いたエジェクターエレメント14の図5(A)に示す最外径Dは6mmであり、流出口65の口径d1は1.6mmであり、マフラ71の外径d2は4.2mmであり、長さbは4.8mmである。実験においては、真空発生源から給気孔36に0.36(MPa)の圧縮空気を供給するようにし、分離空間73の長さLを0〜3mmに変化させて騒音レベル(dB)と、真空吸着具21の真空度(kPa)とを測定した。これにより、分離空間73の長さLを大きくしていくと、図7に示されるように騒音レベルが高くなり、図8に示されるように真空度も高くなることが判明した。図8に示されるように長さLをゼロとした場合には高い真空度は得られなかったが、長さLを1mm以上とすると、所望の真空度が得られることが判明した。長さLを1mmに設定すると、騒音レベルも大きなマフラを用いた場合と同程度に確保することができた。
比較実験を行い、エジェクターエレメントの下流側にこの外径よりも大きく形成された取付孔にマフラを装着して同様の騒音レベルと真空度とを測定した。比較実験に用いたのは、外径が11mmであって長さが9mmのマフラであり、このように大径のマフラを用いると、エジェクターエレメントを通過した空気は全てマフラを通過することになる。この場合には大型のマフラを用いたにも拘わらず、騒音レベルは56.0dBであり、真空度は−90kPaであった。
したがって、マフラ71の外側に迂回流路67を形成して通過空気を分離すると、マフラ71を小型化しても騒音レベルと真空度とを十分に確保することができるということが判明した。これにより、マフラ71を小型化することができるので、本体ブロック11を小型化することができる。
真空発生装置10が長期間に渡って使用されてノズル52の拡散孔54に異物が付着して堆積した場合には、真空発生能力が低下することになるので、エジェクターエレメント14を交換することになる。また、マフラ71に異物が付着堆積した場合にはマフラ71を交換することになる。このときには、エジェクターキャップ15を取り外してエジェクターエレメント14を正面11a側から取り出すことにより、エジェクターエレメント14を容易に本体ブロック11から取り出してエジェクターエレメント14を新品と交換したり、マフラ71を新品と交換したりするメンテナンス作業が行われるが、この作業は正面11a側から容易に行うことができる。フィルタ25を交換する場合にも同様にフィルタキャップ26を取り外すことにより、正面11a側から容易に交換作業を行うことができる。
ノズル52とディフューザ51はそれぞれ金属材料を用いて機械加工により別々に製造される。接合端部56aの圧入孔57の内径はノズル52の先端部52bの外径よりもやや小径に形成されており、接合端部56aの圧入孔57内にノズル52の先端部52bを圧入すると、先端部52bの外周部は径方向内方に弾性変形し、接合端部56aの内周部は径方向外方に弾性変形する。これにより、ノズル52とディフューザ51は相互に圧入接合されて一体化されてエジェクターエレメント14が形成される。このようにノズル52をディフューザ51に対して圧入すると、ノズル52とディフューザ51は相互に密着接合されるので、これらの間から空気が外部に漏れることがなくなり、これらの間にシール材を装着することは不要となる。
図9はエジェクターキャップ15の変形例を示す断面図である。上述した真空発生装置においては4つの支持突起66がエジェクターエレメント14のディフューザ51に一体に設けられているのに対し、図9に示すエジェクターキャップ15には、それぞれの支持突起66が一体に設けられている。したがって、支持突起66はエジェクターエレメント14から分離されている。4つの支持突起66の円周方向相互間には迂回流路が形成されている。このタイプのエジェクターキャップ15は、本体ブロック11の収容孔12にディフューザ51を挿入した後に、ディフューザ51に支持突起66を突き当てるようにしてエジェクターキャップ15が本体ブロック11に取り付けられる。
図9に示すディフューザ51の下流側端面には、流出口65の径方向外側に位置させて複数のスペーサ74が突出して設けられている。スペーサ74は支持突起66に突き当てられて、流出口65とマフラ71と間に分離空間73が形成されるとともに、複数のスペーサ74相互間の隙間は支持突起66の間に形成される迂回流路67に連通している。
このように、エジェクターエレメント14としては、図3〜図5に示すように支持突起66が一体に設けられたタイプと、支持突起66がエジェクターエレメント14から分離されたタイプがある。支持突起66とエジェクターエレメント14とを別部材とするタイプとしては、さらに、マフラ71の外側に迂回流路67が形成されるのであれば、例えば、支持突起66に対応する部分の収容孔12の内径を他の部分よりも大きくしてその中に挿入される円筒部材の内側に支持突起66を設けるようにしても良い。その場合には、支持突起66はエジェクターキャップ15からも分離される。
図10および図11は本発明の他の実施の形態である真空発生装置を示す断面図である。図10には本体ブロックを切り欠いてエジェクターエレメントの外周面が示され、図11にはエジェクターエレメントの断面が示されている。
この真空発生装置は上述したユニットタイプと相違して独立タイプとなっており、上述した真空発生装置と共通する部材には同一の符号が付されている。
この真空発生装置は横断面が四角形となった本体ブロック11を有している。本体ブロック11に形成された収容孔12に連通する供給孔13が本体ブロック11の一端部に形成され、本体ブロック11の側壁には収容孔12に連通する真空孔19aが形成されている。供給孔13には圧縮空気を供給する図示しない給気配管が接続される継手81が取り付けられ、真空孔19aには真空を案内する図示しない真空配管が接続される継手82が取り付けられるようになっている。
収容孔12内には、図3〜図5に示したものと同様の構造のエジェクターエレメント14が組み込まれている。エジェクターエレメント14は収容孔12の開口端部側から挿入され、本体ブロック11の開口端部側には排気孔83を有する蓋部材84が取り付けられるようになっている。この蓋部材84によりエジェクターエレメント14が本体ブロック11から外れることが防止される。図11に示すエジェクターエレメント14には、図3〜図5に示されるように、支持突起66が一体に設けられているが、支持突起66を蓋部材84に一体に設けるようにしても良い。
図11においては図10に示した継手81,82が省略されているが、本体ブロック11に継手81,82を設けないタイプの真空発生装置とすることもできる。そのタイプの真空発生装置は、本体ブロック11を他のブロックに形成された収容孔内に組み込んで使用することができる。図10および図11に示す真空発生装置においては、本体ブロック11の外面形状は横断面が四角形となっているが、円形としても良い。本体ブロック11を他のブロックに形成された収容孔内に組み込んで使用する場合には、本体ブロック11の横断面形状を円形とすることが好ましい。
図示したそれぞれの真空発生装置においては、マフラ71を円筒形状としているが、マフラ71の形状としては四角形、多角形、円錐形状としたタイプの真空発生装置もある。円錐形状のマフラ71が使用される場合には、流出口65に対向する円形の基端面の外径を流出口65の口径よりも大きく設定するとともに、基端面を流出口65に分離空間73を介して対向して配置することになる。円錐形状のマフラ71としては、先端部を切断した截頭錐体形状としても良く、その場合にも流出口65に対向する基端面の外径は流出口65の口径よりも大きく設定される。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、この真空発生装置10は被搬送物を吸着搬送する場合のみならず、管路内の空気を外部に排出するためにも使用することができる。その場合には、図10および図11に示した真空発生装置が使用される。
10 真空発生装置
11 本体ブロック
12 収容孔
13 供給孔
14 エジェクターエレメント
15 エジェクターキャップ
16 排気流路
19 真空流路
21 真空吸着具
22 真空配管
25 フィルタ
26 フィルタキャップ
31 給気制御用電磁弁
32 真空破壊用電磁弁
33,34 出力ポート
35 真空破壊流路
51 ディフューザ
52 ノズル
61 吸引孔
62 吸引室
63 ディフューザ流路
64 流出端面
65 流出口
66 支持突起
67 迂回流路
68 マフラ支持スペース
71 マフラ
73 分離空間

Claims (8)

  1. 圧縮空気の噴流により負圧空気を発生させる真空発生装置であって、
    圧縮空気が供給される流入孔が基端部に設けられるとともに圧縮空気を膨張させる拡散孔が先端部に設けられたノズルと、
    発生した負圧空気を外部へ導く吸引孔が形成された接合端部を有し前記拡散孔と前記吸引孔とから流入する空気を先端部に向けて案内するディフューザ流路が形成され、前記ノズルとともにエジェクターエレメントを形成するディフューザと、
    前記エジェクターエレメントの流出口の径方向外側に位置させて前記ディフューザの下流側に軸方向に延びて設けられ、円周方向相互間で迂回流路を形成する複数の支持突起と、
    前記流出口に分離空間を介して対向して前記支持突起の内側に装着されるマフラとを有し、
    前記ディフューザ流路から前記分離空間に流出した空気を前記流出口から前記マフラに直接流入する空気と前記迂回流路を流れる空気とに分離して排気することを特徴とする真空発生装置。
  2. 請求項1記載の真空発生装置において、前記マフラの外径は前記エジェクターエレメントの外径よりも小さく、前記マフラの外側に前記迂回流路を形成することを特徴とする真空発生装置。
  3. 請求項1または2記載の真空発生装置において、前記マフラは前記流出口と同軸状に配置され、前記マフラの外径は前記流出口の口径よりも大きいことを特徴とする真空発生装置。
  4. 請求項1または2記載の真空発生装置において、前記マフラは前記流出口と同軸状に配置され、前記マフラが前記流出口に対向する外径は前記流出口の口径よりも大きいことを特徴とする真空発生装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の真空発生装置において、前記エジェクターエレメントが組み込まれる収容孔と、前記流入孔に連通する供給孔と、前記収容孔に連通する真空流路とが形成された本体ブロックを有し、圧縮空気供給源からの圧縮空気を前記供給孔に供給する状態と供給を停止する状態とに切り換える給気制御用電磁弁を前記本体ブロックに取り付けることを特徴とする真空発生装置。
  6. 請求項5記載の真空発生装置において、前記収容孔の開口部側を覆うとともに前記エジェクターエレメントを固定するエジェクターキャップを前記本体ブロックの正面側に装着することを特徴とする真空発生装置。
  7. 請求項5または6記載の真空発生装置において、前記ディフューザを通過した空気を外部に排出する排気流路と前記収容孔とを前記本体ブロックに正面に開口させて形成することを特徴とする真空発生装置。
  8. 請求項5〜7のいずれか1項に記載の真空発生装置において、前記圧縮空気供給源からの圧縮空気を前記真空流路に供給して前記真空流路の真空を破壊する状態と圧縮空気の供給を停止する状態とに切り換える真空破壊用電磁弁と前記給気制御用電磁弁とを前記本体ブロックの端面に取り付けることを特徴とする真空発生装置。
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