JP2006341100A - フレキシブルな接続部材に等間隔に配置されたリンクを有する宝飾品（ネックレス又はブレスレット） - Google Patents

Abstract

【課題】 フレキシブルな接続部材上に一定の間隔に離間したリンクを有するネックレスあるいはブレスレットを提供する。
【解決手段】 本発明のリンク（１）は、少なくとも２個のキャップ（３、４）を有する部品組立体（３、４、６、９、１５）から形成される。このキャップ（３、４）は、その頭部（３ａ、４ａ）の間に装飾部（９）を保持する脚部（３ｂ、４ｂ）を組み立てる手段（１３、１４、１５）と、その脚部（３ｂ、４ｂ）の接合点に、各リンク（１）を接続部材上で動かないようにするロッキング手段（６、１６）とを有する。
本発明の好ましい実施例は、脚部（３ｂ、４ｂ）を組み立て、接続部材をロックする変形可能な挿入部品を保持する剛性チューブ（１５）を有する。
【選択図】図６

Description

本発明は、フレキシブルな接続部材上に一定の間隔で離間したリンクを具備するネックレスまたはブレスレット（以下、宝飾品と総称する）に関する。本発明の目的は、ファッションの傾向に合わせて容易に変えることができ、且つそのサイズを自由に調整できる低コストの審美性を有するファンシーな宝飾品を提供することである。

さまざまな装置、特に時計の製造分野においては、装飾部品をフレキシブルな接続部材上に組み立てて、例えば時計のブレスレットあるいはネックレスを形成することが行われている。リンクをさまざまな形に従って配置して、多少の剛性を有するヒンジ付組立体を形成する。

この技術分野においては、さまざまな装置は、ブレスレットまたはネックレスを形成するために、互いにヒンジで結合されるリンクに関連している。これらの装置は、互いにリンクをヒンジで結合する原理に基づくと、リンクを組立体要素に沿って離間して配置することはできない。その理由は、組立体要素を必ず近接して並列配置する必要があるからである。

ピンを用いて互いに接続したリンクからなるブレスレットは公知である。フレームの形態を採るリンクも、特許文献１に開示されている。リンクが、互いに関連し、多少なりとも洗練されたヒンジとリンク部品を介して装飾部品が配置されるような宝飾品に対するこの種のデザインのいくつかも公知である。

この種のヒンジの複雑さは、使用中におけるさまざまな問題の原因となっている為に、リンクを通る１個あるいは複数個のフレキシブルな接続部材を使用することが、この種の問題を解決するために考えられている。このようなシステムは、特許文献２、３に開示されている。

フランス特許第１６０３８３６号明細書 スイス特許第４９０８２７号明細書 スイス特許第４８２４２０号明細書 フランス特許第２０３６３３０号明細書 スイス特許第５２５００５号明細書 欧州特許第１６７８９１号明細書

ジュエリー（宝飾品）の分野においては、装飾部品あるいはジュエル（宝石）を貫通する接続部材を使用して、接続部材を順番に装飾部品の孔を通して宝飾品を形成することは公知である。十分な数の装飾部品がない場合、すなわち装飾部品を並べて配置できない場合には、このような配列は、不均一に分布し、間のあいた部分が発生し、利用者がネックレスあるいはブレスレットを装着した際に、優雅な宝飾品とはならない。

装飾部品をフレキシブルな接続部材上に保持することは、所定の空きスペースを具備したチェーン構造が望ましい場合、すなわちリンクあるいは装飾部品を並べて配置できずに連続する組立体を形成することができない場合には、欠くことができない。このような構成は、装飾部品がかさばる場合、あるいはリンクの装飾部分が隣り合う毎に変わるような場合に、望ましい。

解決すべき第１の課題は、リンクを所定の位置に維持しながら、不連続にネックレスあるいはブレスレットに沿ってリンクを配置することである。

装飾部品を複雑な方法（例、スナップヒット方式）で、フレキシブルな接続部材に装飾部を配置することは公知である（特許文献４）。

１個あるいは複数個のフレキシブルな接続部材がリンクを通り、ピンチング（把持すること）あるいはフレキシブルな接続部材そのものの変形により、保持するようなブレスレットが提案されている（特許文献５）。

特許文献６は、互いにヒンジで結合された複数の要素を有する腕時計を開示している。同文献において、リンクは、フレキシブルな接続部材が通るための２個の長手方向のチャネルを有し、前記の特許文献に類似した構造体と保持機構を有している。

装飾部品をフレキシブルな接続部材に、装飾部品を貫通する係止用のネジの手段で固定する方法も開示されている。この構成／装置により、リンクは、互いに完全に自由に移動できるが、大量の小さな部品を使用し、商業ベースで組み立てることは困難である。

従来技術には、リンクあるいは装飾部品をフレキシブルな接続部材に沿って配置する公知の問題を解決するいくつかの構成が示されている。しかし、これらの配置方式は、製造が困難であったり、不可能であったり、組み立てられた要素を置換すること、組立体の長さを調整したり、個々の要素を長手方向に配置することが複雑となる。

美的観点からすると、要素をリンクで繋いだり、偏って配置されるのを制御することは、例えば宝石のネックレスではしばしば望まれる。真珠と、次に空のスペースと、黒真珠と、次に空のスペースと、さらに別の宝石からなる並列配置の組、さらにまたその真珠の組を再び並列配置して、リンクの独自の列を作ることも望まれている。

第２の課題は、個々の要素を配列し、特に、ネックレスあるいはブレスレットに沿ってリンクの間にスペースを設けながら配列し、且つこのリンクをその配置された位置から動かさないようにするような構成を作ることである。

公知のブレスレットとネックレスの製造技術においては、前述の課題を解決するさまざまな試みは、時には実現困難な複雑な解決方法となる。第３の経済的な課題は、ブレスレットあるいはネックレスの大量生産である。低コストの技術的に単純なリンクを製造する機能は、必要な要件である。

現在、ジュエリーあるいは時計製造の分野においては、部品あるいは生成された組立体をカバーする装飾部品を置換することは困難である。第４の課題は、ファッションを変えるため、ユーザの便宜性に合わせるため（これはユーザの使用中あるいは製造中を問わず）に、リンクにより保持される装飾部品を容易に置換することである。

フレキシブルな接続部材上の装飾部品およびヒンジで結合したリンクの組立体は、ネックレスあるいはブレスレットの使用中の剛性および持続性の必要な基準に合格しなければならない。

本発明の目的は、これらの前述した不具合点を解消して、リンクとフレキシブルな接続部材とを有するネックレスあるいはブレスレットを構成することである。

本発明のリンクは、接続部材を収納するチャネルが貫通する少なくとも２個のキャップとこのキャップ頭部の間に保持される装飾部とを有する。各キャップは、機械的応力をかけることのない脚部組立手段と、前記脚部の接合点に配置されたロッキング手段とを有し、各リンクが接続部材の所定位置で動かないようにする。

前記キャップは、その脚部に具備された勘合する凹部と凸部の手段により組み立てられる。これらは、その脚部を包囲する中間剛性チューブ手段により組み立てられる。このチューブそのものは、装飾部品により包囲されるかあるいは装飾部を形成する。

ロッキング手段は、脚部の特別な配列あるいは接続手段上に圧縮力をかける挿入部品を挿入することにより、あるいは逆に、接続部材の弾性部分を拡張することにより形成される。

本発明のブレスレットあるいはネックレスは、従来技術に対し複数の利点を有する。

本発明のリンクは、支持部材を構成するフレキシブルな接続部材に沿って、意図した場所に、特にスペースを間に残して、且つスライドするリスクなく、配置できる。リンクにより保持されるさまざまな装飾部は、中間部品を挿入することなく、一定のスペースをもって配置される。

本発明のリンクは、互いにヒンジで接続されていないために、カラー上のブレスレットは高い自由度を有する。

本発明のリンクは、ロックされたり、ロックが解かれたりすることが容易に行えるために、リンクの数と位置も容易に調整できる。

本発明のリンクのさまざまな構成要素とネックレスあるいはブレスレットの組立体の製造は、比較的安価で、販売価格およびケースのコストも押さえられる。

本発明のリンクのセットを変更したり、組み立てが容易にできるために、ユーザの好みあるいはファッションに合わせてケースを変えることができる。さらにまた、さまざまなリンクの構成要素と装飾部品を購入した後、ブレスレットあるいはネックレスをそのリンクに、ユーザ自身が着けることも可能である。

図１はリンク１を有するネックレスを示し、このリンク１は、留め金５により閉じられるフレキシブルな接続部材２上に配置されている。この実施例においては、リンクはある角度をもって連続して配置されるが、互いに離してリンクを配置することも本発明の範囲内に入る。

図２−５は、本発明の第１実施例のさまざまな変形例の詳細、特に、フレキシブルな接続部材２上にリンク１を組み立てる第１手段を示す。

以下の記載において、「フレキシブルな接続部材」とは、留め金５を破損することなく有するネックレスまたはブレスレットを形成する、湾曲した形状を有する如何なる接続部材も含む。

図２に示す第１変形例からわかるように、リンク１は、３個の部品のみからなっている。すなわち、２個のキャップ３、４と、装飾部９である。この２個のキャップ３、４は、頭部３ａ、４ａを有し、その断面は脚部３ｂ、４ｂよりも大きく、その中をチャネル７が貫通している。このチャネル７内をフレキシブルな接続部材２が、接触しながら、あるいは遊び（間隙）をもって貫通する。キャップ３、４の頭部３ａ、４ａと脚部３ｂ、４ｂとの間に形成された肩部は、Ｔ型形状をしているが、キャップ３、４が脚部３ｂ、４ｂにより固定されている時に、装飾部９を保持する。この第１実施例においては、脚部３ｂ、４ｂは、互いに勘合する凸部１３と凹部１４を有する。
勘合する凸部１３、凹部１４は、オーバーラップする領域で公知の方法で組み立てられる。例えば、ボンディング、はめ込み、スナップ・フィット、ねじ込み、あるいはバヨネット構成である。はめ込み方式が好ましい。その理由は、キャップ３、４の製造が簡単であり、より経済的であり、且つ装飾部９を別の物で置き換えるときに、分解し易いからである。

この第１変形例においては、ロッキング手段は、凹部１４の底部に形成され、チャネル７の断面よりも若干大きな断面を有するスペース１６からなる。このチャネル７は、フレキシブルな接続部材２が通るためのものである。

図４Ａは、フレキシブルな接続部材２の第１実施例を示す。この接続部材２は、変形不可能な、例えばスチール製のコア２ａを有する。このコア２ａの上に、エラスマ・ボール１１ａがモールドされる。これらのエラスマ・ボール１１ａは、チャネル７内では圧縮され、スペース１６内で再び拡張して、リンク１をロックする。

図４Ｂは、フレキシブルな接続部材２の第２実施例を示す。この接続部材２は、変形可能なコア２ｂを有し、「ディスク」１１ｂが、コアをクラシング（crushing）により形成される。このディスク１１ｂは、フレキシブルな接続部材２の断面を超えて拡張する。このディスクは、前述したものと同様に、フレキシブルな接続部材２の中では圧縮され、スペース１６内で再度拡張する。

エラスマ・ボール１１ａあるいはクラッシュで変形可能な部分であるディスク１１ｂのいずれも有さないフレキシブルな接続部材２を使用することも可能であるが、但し、前記の接続部材は、変形可能な外部シースを有しなければならない。リンク１をフレキシブルな接続部材２上にロックする手段を図２Ａに示す。同図から分かるように、内側端部に近い所に、凹状のキャップ４のチャネル７は、狭部分１７を有する。この狭部分１７により、接続部材が把持される。同様な方法で、狭部分１７は、凸状のキャップ３の内側端部に近い所に配置される。２個のキャップ３、４の端部に近い場所に、狭部分１７を配置することも可能であり、これにより、強化あるいは置換が可能となり、２個のキャップ３、４を組み立てる手段は、単に接触／摩擦により組み立てられる。

図３を参照すると、ここに示される第１実施例の変形例は、さらなる部品を有する。凹部１４の底部と凸部１３の端部との間のスペース１６が、挿入部品６を収納する。挿入部品６は、チャネル７の軸に沿って貫通孔８を有する。この貫通孔８は、その中央部分にリセス１８を有する。リセス１８は、前述した実施例のスペース１６と同一の機能を有し、図４Ａ、４Ｂに示した種類の接続部材上にリンクをロックする。挿入部品６は、リンクが組み立てられると、もはや見ることはできないが。例えば、硬質プラスチック材料を射出成型することによって製造できる。この場合、チャネル７は、フレキシブルな接続部材２のエラスマ・ボール１１ａまたは押しつぶされた変形部分であるディスク１１ｂの断面に等しい断面を有する。そして、貫通孔８は、リセス１８を強制的に通過させるように、若干小さな断面を有する。

図５は別の変形例を示し、この変形においては、挿入部品６はエラストマーのような変形可能材料から形成され、フレキシブルな接続部材２の断面より小さな狭部分１０を有する。この実施例によりユーザは、各リンク１の間に自分の望んだスペースを選択することができる。

図６を参照すると、別の実施例が示されている。この実施例が、前述の実施例と異なる点は、２個のキャップ３、４が全く同一であり、且つリンクを形成する組立体がさらなる組み立て部品、すなわち脚部３ｂ、４ｂを包囲する剛性チューブ１５し、且つ前述した手段により脚部３ｂ、４ｂに固定される点である。装飾部９は、摩擦／接触しながら前記のチューブ１５に搭載される。すなわち、前記装飾部９に機械的な応力をかけることなく搭載される。特にこれはセラミック材料あるいはガラスのようなもろい材料の場合に利点がある。装飾部９が、機械的応力特に組み立て時の応力に耐える材料から形成されている場合には、チューブ１５と一体に形成することも可能である。脚部３ｂ、４ｂの長さは、チューブ１５の内壁とともに、挿入部品６がその内側に配置されるスペース１６を形成するような長さである。ここに示した実施例においては、挿入部品６は、圧縮性の挿入部品である。すなわち、フレキシブルな接続部材２の断面よりも小さな断面の貫通孔８を有する。本発明の範囲から離れることなく、第１実施例のさまざまな変形例を第２実施例にも適用可能である。

この第２実施例はより多数の部品を含むが、２個のキャップが同一のため、特に好ましい実施例である。製造時においてより多くの数の異なる部品を製造する必要が無く、さまざまな部品の組み立ても容易となるからである。

本発明によれば、両方の実施例にとって、また開示された変形例によっては、各リンクは、接続部品に搭載する前に、組み立てることもできる。あるいは逆に、第２の実施例を参考にして、リンクは次の方法で１つずつ配置することもできる。

リンク１のさまざまな構成要素は、フレキシブルな接続部材２の上を適正の順番でスライド可能に形成され、挿入部品がリンクに対し選択された場所に配置される。
凸状キャップ３は、剛性のあるチューブ１５に係合し、チューブを閉じる。
装飾部９は、剛性チューブ１５上に通される。
凹状キャップ４が、挿入部品６に対し圧縮される。

２つの前記の組立体を、挿入部品６がリンクの中間部分の位置に留まる適合し、特に変形例によっては、バルジ１１ａを含む部分すなわち狭部分の留まるよう、一緒に適合させる。さまざまな構成要素を一緒に適合させることにより、フレキシブルな接続部分を掴むようにするか、リンクを動かさないようにするか、あるいは逆にそれを挿入部内にスナップ・フィットさせる。

リンクを置換するとき、あるいは別の形に配列するときには、２個のキャップを互いに離すように動かすだけで、リンクをフレキシブルな接続部材２の上にロックする中央部分を開放できる。

さまざまな他の変形例が本発明の範囲を離れることなく実現可能である。特に、２個のキャップの内の一方が、その内側表面に変形可能部分（部品）を含むよう構成することもできる。この変形可能部分は、例えばキャップの構造体に接続されるか、あるいは付加的な相補材料で形成することもできる。

さまざまなキャップの形状が本明細書に開示されている。複数の部品が剛性組み立てチューブの内側にフィットする、多少複雑な構造を有する他の変形例も可能である。

同様に、キャップを形成する材料は、さまざまである。しかし、それらは審美的観点およびコストの観点から選択するのが好ましい。例えば、真珠の光沢をもった小片を有する透明なプラスチックの使用も考えられる。また、銀、金の塗装を施したキャップおよび装飾部分そのものに対する相補部分としての光学的効果を有するキャップも考えられる。

前述したものとは異なるパターンを有するフレキシブルな接続部材も提供できる。例えば、前述したバルジ（隆起部）の代わりに、リンクを配置するより厚い円筒状部分を形成するような小さな熱収縮チューブ（ユーザが選択できる）を用いることも可能である。さまざまな材料も使用できる。

リンクの寸法は、装飾部分とネックレスあるいはブレスレットに必要な審美的効果によって変わる。本発明の範囲を離れることなく、ドライブ・シースの直径とその長さは、変えることができる。

前述したさまざまな変形例に示されたリンクは、好ましくは円筒状である。しかし、卵形、球状、多角形あるいは他の形状のネックレスまたはブレスレットを本発明の原理に従って製造することも可能である。

以上の説明は、本発明の一実施例に関するもので、この技術分野の当業者であれば、本発明の種々の変形例を考え得るが、それらはいずれも本発明の技術的範囲に包含される。特許請求の範囲の構成要素の後に記載した括弧内の番号は、図面の部品番号に対応し、発明の容易なる理解の為に付したものであり、発明を限定的に解釈するために用いてはならない。また、同一番号でも明細書と特許請求の範囲の部品名は必ずしも同一ではない。これは上記した理由による。

本発明のネックレスの全体図。 本発明の第１実施例によるリンクの断面図。 図２のリンクの他のロッキング手段を示す図。 本発明の第１実施例の変形例のリンクの断面図。 本発明で使用されるフレキシブルな接続部材の第１実施例を示す図。 本発明で使用されるフレキシブルな接続部材の第２実施例を示す図。 本発明の第１実施例の第２変形例のリンクの断面図。 本発明の第２実施例のリンクの断面図。

符号の説明

１ リンク
２ フレキシブルな接続部材
２ａ コア
３ 凸キャップ
４ 凹キャップ
３ａ、４ａ 頭部
３ｂ、４ｂ 脚部
５ 留め金
６ 挿入部品
７ チャネル
８ 貫通孔
９ 装飾部
１０ 狭部分
１１ エラスマ・バルジ
１１ａ エラストマ・ボール
１１ｂ 押しつぶされた変形部分
１３ 凸部
１４ 凹部
１５ チューブ
１６ スペース
１７ 狭部分
１８ リセス
３，４ キャップ
３，４，６，９，１５ 部品組み立て体
１３，１４：１５ 組立手段
６，１６ ロッキング手段

Claims (10)

1. フレキシブルな接続部材（２）に所定間隔で配置され、その中を通るリンク（１）から形成される宝飾品（ネックレスまたはブレスレット）において、
   前記各リンク（１）は、組立体（３、４、６、９、１５）により形成され、
   前記組立体（３、４、６、９、１５）は、
   （Ａ） 少なくとも２個のキャップ（３、４）と
   （Ｂ） 装飾部（９）と
   を有し、
   前記各キャップ（３、４）は、前記接続部材（２）が通れるような、頭部（３ａ、４ａ）と脚部（３ｂ、４ｂ）を貫通するチャネル（７）を具備し、
   前記キャップ（３、４）は、
   装飾部（９）を前記頭部（３ａ、４ａ）の間に保持する為に、前記脚部（３ｂ、４ｂ）を組み立てる手段（１３、１４、１５）と、
   前記接続部材（２）の所定位置に前記各リンクが動かないように、前記脚部（３ｂ、４ｂ）の接合点に配置されたロッキング手段（６、１６）と
   を有する
   ことを特徴とするフレキシブルな接続部材に所定間隔に配置されたリンクを有する宝飾品。
2. 前記組み立てる手段は、勘合する凸部（１３）と凹部（１４）とを有し、
   前記凸部（１３）は、頭部（３ａ）の狭部分により形成され、
   前記凹部（１４）は、勘合するリセスにより形成され、
   前記リセスの底部は、脚部（３ｂ、４ｂ）の間に形成された、あるいはロッキング手段（６、１６）を形成するあるいは収納する少なくとも一方の脚部の端部に形成されたスペース（１６）を有する
   ことを特徴とする請求項１記載の宝飾品。
3. 前記キャップ（３、４）は同一であり、その脚部（３ｂ、４ｂ）は、剛性チューブ（１５）により固定され、
   前記脚部（３ｂ、４ｂ）の端部とリング（１５）との間に、ロッキング手段（６、１６）を形成あるいは収納するスペース（１６）を有する
   ことを特徴とする請求項１記載の宝飾品。
4. 組み立て手段（１３、１４、１５）により、前記キャップ（３、４）を、ボンディング、はめ込み、スナップ・フィット、ねじ込み、あるいはバヨネット構成により固定する
   ことを特徴とする請求項２又は３記載の宝飾品。
5. 前記スペース（１６）は、キャップ（３、４）を貫通するチャネル（７）の断面よりも大きな断面を有し、
   前記接続部材（２）は、チャネル（７）内を強制的にとおり、前記スペース（１６）にロックされるエラスマ・バルジ（１１）を有する
   ことを特徴とする請求項２又は３記載の宝飾品。
6. 前記スペース（１６）は、貫通孔（８）を有する挿入部品（６）を収納し、前記接続部材（２）をロックする手段を形成する
   ことを特徴とする請求項２又は３記載の宝飾品。
7. 前記挿入部品（６）の貫通孔（８）は、前記キャップ（３、４）を通るチャネル（７）と同一断面積を有し、
   前記貫通孔（８）は、その中間部に、より大きな断面のリセス（１８）を有し、
   前記接続部材（２）は、チャネル（７）内を強制的に通り、前記リセス（１８）内にロックされるエラスマ・バルジ（１１）を有する
   ことを特徴とする請求項６記載の宝飾品。
8. 前記挿入部品（６）は、エラストマー材料から形成され、
   前記貫通孔（８）は、その全長の少なくとも一部に、前記接続部材（２）の断面よりも小さな断面の狭部分（１０）を有する
   ことを特徴とする請求項６記載の宝飾品。
9. 前記装飾部（９）は、セラミックあるいはガラス等のもろい材料から形成され、
   前記装飾部（９）は、組み立て手段（１３、１４、１５）上に摩擦接触で組み立てられる
   ことを特徴とする請求項１記載の宝飾品。
10. 前記挿入部品（６）と装飾部（９）は、機械的応力を支持する一個の部品で形成される
    ことを特徴とする請求項４記載の宝飾品。

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