JP2006340034A - 増幅器搭載電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ポータブル型デジタルオーディオプレーヤ10において、USBケーブル36を介してパーソナルコンピュータ35とデータを送受している期間のヘッドフォン39の接続線41から周囲への電波輻射を抑制する。
【解決手段】 VBUS監視部IC15は、USB端子11のVBUS端子の電圧を監視する。スイッチ27は、CPU22からの制御信号により開閉を制御され、デジタルアンプIC28へのクロック信号の供給を制御する。USB端子11のVBUS端子の電圧が所定値以上であるとき、CPU22は、スイッチ27をオフにする。これにより、デジタルアンプIC28は、クロック信号を供給されず、非作動状態になり、デジタルアンプIC28の出力は、デジタルアンプIC28の作動に伴う交流成分を含まないものとなり、デジタルアンプIC28の出力側へ接続されている接続線41から輻射される高周波成分量が抑制される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えばポータブル型デジタルオーディオプレーヤ等の増幅器搭載電子機器に関し、詳しくは周囲への電波輻射を抑制する増幅器搭載電子機器に関するものである。
ポータブル型デジタルオーディオプレーヤは、HD(ハードディスク)やフラッシュメモリ等の大容量の不揮発性メモリを装備し、圧縮化された多数の楽曲データを、該不揮発性メモリに読書き自在に書き込まれて、書き込まれた楽曲データを適宜、再生自在としている。ポータブル型デジタルオーディオプレーヤの不揮発性メモリへの楽曲データの書き込みは、ポータブル型デジタルオーディオプレーヤをUSB(Universal Serial Bus)ケーブルによりPC(パーソナルコンピュータ)へ接続し、USBケーブルを介して所定規格のオーディオデータをPCからポータブル型デジタルオーディオプレーヤの不揮発性メモリへ転送することにより行われる。
ポータブル型デジタルオーディオプレーヤにおけるCPUのクロック周波数は、高機能を実現するために、例えば数十〜数百MHzとなっている。ポータブル型デジタルオーディオプレーヤは、USB2.0によりUSBケーブルを介してPCとデータを送受する場合、例えば数十〜数百MHzのクロック信号を必要とする。ポータブル型デジタルオーディオプレーヤは、高効率ハイパワー及び高音質化のために、デジタルアンプを装備するのが最近の傾向である。デジタルアンプは、例えば数MHz〜数十MHzのクロック信号が必要になる。このように、ポータブル型デジタルオーディオプレーヤには、高周波数のクロック信号が各所で用いられることになり、それらが外部へノイズ電波として放射されないような対策を考える必要がある。
ポータブル型デジタルオーディオプレーヤでは、ヘッドフォンの接続線が本体から延びており、該出力線は、外部へノイズ電波を輻射するアンテナとして作用してしまう。ポータブル型デジタルオーディオプレーヤを小型化する場合、それに伴い、ポータブル型デジタルオーディオプレーヤ内のUSB用クロック信号線とデジタルアンプの出力線とが接近し、USB用クロック信号線のクロック信号がデジタルアンプの出力線へ飛んで、ヘッドフォンの接続線へ伝わり、ヘッドフォンの接続線からノイズ電波として周囲へ輻射することになる。
従来のポータブル型デジタルオーディオプレーヤでは、特に、USBケーブルを介してPCとデータを送受しているときに、データ送受用のクロック信号とデジタルアンプ作動用のクロック信号との高周波成分がヘッドフォンの接続線に重畳し、該接続線からのノイズ電波の輻射量が著しく増大する。
特許文献1は、デジタルプリアンプ搭載のオーディオ装置において、切替回路が、デジタルプリアンプの出力ではなく、アナログプリアンプの出力を選択して、該アナログプリアンプの出力に係るオーディオを放音器から出力している期間、すなわちCD等の再生ではなく、ラジオの聴取期間では、デジタルプリアンプの作動を停止させることを開示する。これにより、該オーディオ装置では、ラジオの聴取中、デジタルプリアンプの出力中の高周波成分が、AM及びFMの受信アンテナに捕捉されて、ノイズとなって放音器から出力されることが防止される。
特開2003−258565号公報
特許文献1に開示されるノイズ対策は、デジタルプリアンプの出力とアナログプリアンプの出力とへ切替える切替回路を装備する機器でしか利用できない。特許文献1は、また、高周波数のクロック信号を使って、データ送受用のケーブルを介して高速でデータを送受している期間の電子機器から周囲へのノイズ電波の輻射を有効に抑制するという課題及びその解決手段を示唆していない。
本発明の目的は、ケーブルを介してのデータ送受機器とのデータ送受期間における増幅器の出力側からのノイズ電波の輻射量を有効に抑制できる増幅器搭載電子機器を提供することである。
本発明の増幅器搭載電子機器は次のものを有している。
クロック信号に基づき入力信号の増幅を行なう増幅器、
ケーブルを介してのデータ送受機器とのデータ送受期間であるか否かを検出する検出器、及び
ケーブルを介してのデータ送受機器とのデータ送受期間であれば、前記増幅器への前記クロック信号の供給を遮断する遮断部。
本発明によれば、ケーブルを介してのデータ送受機器とのデータ送受期間、増幅器は、クロック信号を供給されないので、増幅器の出力側における高周波成分量は低減し、結果,増幅器搭載電子機器からのノイズ電波の輻射量を抑制できる。
図1はデジタルアンプ搭載のポータブル型デジタルオーディオプレーヤ10の構成図である。ポータブル型デジタルオーディオプレーヤ10は、USB端子11、USBドライバ12、RAM13、HDD(ハードディスク装置)14、VBUS監視部IC15、システムコントローラ20、クロック供給器26、スイッチ27、デジタルアンプIC28、LPF(ローパスフィルタ)29及びヘッドフォン端子30を有している。システムコントローラ20は、デコード部21、CPU22及びI2S通信部23を有している。なお、I2S(The Inter−IC Sound Bus)とは音声データ通信に用いられるシリアル通信の規格である。
パーソナルコンピュータ35は、MP3(MPEG Audio Layer-3)等の規格により圧縮化された楽曲データを内蔵HDに書き込まれており、USBケーブル36は、パーソナルコンピュータ35のUSB端子とポータブル型デジタルオーディオプレーヤ10のUSB端子11とへ両端を接続しているとともに、それらUSB端子から取り外し自在になっている。ユーザは、パーソナルコンピュータ35にインストールされている転送アプリケーションを使って、MP3の楽曲データを所定のフォーマットの楽曲データへ変換して、USBケーブル36及びUSB端子11を介してポータブル型デジタルオーディオプレーヤ10のUSBドライバ12へ転送するようになっている。ヘッドフォン39は、左右の放音部40と、一端部において各放音部40へそれぞれ結合し中間部において1本にまとめられている接続線41とを有している。接続線41の他端部は着脱自在にヘッドフォン端子30に挿入される。
USB端子11は、周知の構造であり、給電端子としてのVBUS端子と、データ端子としてのD+端子及びD−端子と、及びグランド端子とから成る。VBUS監視部IC15は、USB端子11のVBUS端子の電圧を監視する。
USBドライバ12、RAM13及びHDD14は、デコード部21とデータ送受自在に接続されており、パーソナルコンピュータ35からUSBケーブル36を介して送られてきた楽曲データはHDD14に書き込まれる。デコード部21は、CPU22からの制御信号に基づき、所定の楽曲データをHDD14から読出して、デコードし、デコード後のデジタル信号をI2S通信部23へ送る。I2S通信部23は、デコード部21からのデジタル信号をI2Sの規格へ変換してから、デジタルアンプIC28へ出力する。
クロック供給器26は、デジタルアンプIC28へのクロック信号を供給するものであり、スイッチ27は、クロック供給器26とデジタルアンプIC28との間に介在し、CPU22からの制御信号により開閉し、デジタルアンプIC28へのクロック信号の供給を制御する。デジタルアンプIC28は、スイッチ27を介してクロック信号を供給され、内部のパルス幅変調回路においてクロック信号に同期してI2S通信部23からのデジタル信号を所望のデューティ比のパルス信号へ変換し、該デューティ比にほぼ比例する駆動電流をLPF29へ出力する。また、デジタルアンプIC28には、デジタル信号の入力にイコライジングやディエンファシスなどの処理を行なうためにデジタルフィルタを内蔵するなど、クロック供給器26からのクロック信号をフィルタ処理等の演算のためのマスタークロックとして利用するものもある。LPF29は、デジタルアンプIC28からの駆動電流の高周波成分を除去して、ヘッドフォン端子30へ出力する。該駆動電流は、ヘッドフォン端子30から、さらに、接続線41を経て左右の放音部40へ送られ、放音部40において音へ変換され、音として放出される。
なお、デジタルアンプIC28の一例では、クロック供給器26からのクロック信号を、動作クロック(マスタークロック)MCLK、I2S通信のビットクロックSCLK、I2S通信のデータクロックSDIN及びI2S通信のチャンネルクロックLRCKとして利用している。一例では、LRCKのクロック周波数は44.1kHz.SLCK及びSDINのクロック周波数はLRCKの32倍、MLCKのクロック周波数はLRCKの2256倍となっている。
ポータブル型デジタルオーディオプレーヤ10の作用について説明する。
USB端子11のVBUS端子電圧は、(a)USBケーブル36がUSB端子11へ接続され、USBケーブル36の反プレーヤ側の端子がパーソナルコンピュータ35へ接続され、かつパーソナルコンピュータ35がパワーオン状態になっているとき、給電電圧にあり、(b)それ以外のときは、グランド電圧にある。VBUS監視部IC15は、(a)か(b)かをUSB端子11のVBUS端子が所定電圧以上であるか否かから検出する。ポータブル型デジタルオーディオプレーヤ10がパーソナルコンピュータ35から楽曲データを入力して、それをHDD14に書き込む等、ポータブル型デジタルオーディオプレーヤ10とパーソナルコンピュータ35との間でデータを送受する期間は、(a)の状態の期間である。また、ポータブル型デジタルオーディオプレーヤ10とパーソナルコンピュータ35との間でデータの送受が行われない期間は、(b)の状態の期間である。
ユーザは、(a)のときには、HDD14内の楽曲データを再生して、ヘッドフォン39から再生音を出力させることはない。ユーザが、HDD14内の楽曲データを再生して、ヘッドフォン39から再生音を出力させている期間は、(b)のときの期間である。したがって、(a)のときには、デジタルアンプIC28の作動は不要である。
CPU22は、VBUS監視部IC15からの入力に基づき(a)及び(b)のいずれのときかを判断し、(a)のときでは、スイッチ27をオフにする。これにより、デジタルアンプIC28は、クロック供給器26からのクロック信号を供給されず、非作動状態になり、デジタルアンプIC28の出力は、デジタルアンプIC28の作動に伴う交流成分、特に高周波の交流成分を含まないものとなる。デジタルアンプIC28の出力線には、USBドライバ12−パーソナルコンピュータ35間のデータ伝送用のクロック信号の高周波信号が飛び移って来ることはあっても、デジタルアンプIC28自体の作動に伴う高周波の交流成分は存在しないので、(a)のときに接続線41を介して放射される電波の強度は十分に抑えられる。特に、デジタルアンプ特有の数十MHz帯で発生する高周波の輻射を効果的に抑制することができる。
CPU22は、(b)のときでは、スイッチ27をオンにする。これにより、デジタルアンプIC28は、クロック供給器26からのクロック信号を供給され、結果、I2S通信部23から送信されてくるデジタル信号に対し、PWM(パルス幅変調)形式の増幅を行い、対応の楽曲等の音がヘッドフォン39の放音部40から支障なく出力される。このとき、デジタルアンプIC28の出力には、デジタルアンプIC28の増幅作動に伴う高周波数成分が含まれるが、USBドライバ12−パーソナルコンピュータ35間のデータ伝送はなく、したがってUSBドライバ12−パーソナルコンピュータ35間のデータ伝送を行うためのクロック信号がデジタルアンプIC28の出力側に飛び移って来ることはない。結果、(b)のときに接続線41を介して放射される電波の強度は十分に抑えられる。
図2はアナログアンプ搭載のポータブル型デジタルオーディオプレーヤ50の構成図である。ポータブル型デジタルオーディオプレーヤ50において、図1のデジタルオーディオプレーヤ10と同一の素子については同符号で指示して、説明は省略し、相違点についてのみ説明する。ポータブル型デジタルオーディオプレーヤ50は、デジタルオーディオプレーヤ10のデジタルアンプIC28の代わりにアナログアンプIC32を有し、かつデジタルオーディオプレーヤ10のLPF29を省略されている。該アナログアンプIC32は、DAC(デジタル/アナログ変換器)とパワーアンプとを兼ねていて、増幅されたアナログ信号を出力する。アナログアンプIC32の入力は、デジタルアンプIC28の入力と同様に、I2S通信部23からのI2S規格のデジタル信号となっており、内部のパルス幅変調回路においてクロック信号に同期してI2S通信部23からのデジタル信号を所望のデューティ比のパルス信号へ変換し、内部のDACに入力する。また、アナログアンプIC32には、デジタル信号の入力にイコライジングやディエンファシスなどの処理を行なうためにデジタルフィルタを内蔵する等、クロック供給器26からのクロック信号をフィルタ処理等の演算のためのマスタークロックとして利用するものもある。
ポータブル型デジタルオーディオプレーヤ50においても、(a)のときでは、スイッチ27がオフとされ、これにより、アナログアンプIC32は、クロック供給器26からのクロック信号を供給されず、非作動状態になり、アナログアンプIC32の出力は、アナログアンプIC32の作動に伴う交流成分、特に高周波の交流成分を含まないものとなる。結果、アナログアンプIC32の出力線には、USBドライバ12−パーソナルコンピュータ35間のデータ伝送用のクロック信号の高周波信号が飛び移って来ることはあっても、アナログアンプIC32自体の作動に伴う高周波の交流成分は存在しないので、(a)のときに接続線41を介して放射される電波の強度は十分に抑えられる。
また、(b)のときでは、スイッチ27はオンとされる。これにより、アナログアンプIC32は、クロック供給器26からのクロック信号を供給され、結果、I2S通信部23から送信されてくるデジタル信号に対し、DA変換してから、増幅を行い、対応の楽曲等の音がヘッドフォン39の放音部40から支障なく出力される。このとき、アナログアンプIC32の出力には、アナログアンプIC32の作動に伴う高周波数成分が紛れ込むが、USBドライバ12−パーソナルコンピュータ35間のデータ伝送はなく、したがってUSBドライバ12−パーソナルコンピュータ35間のデータ伝送を行うためのクロック信号がアナログアンプIC32の出力側に飛び移って来ることはない。結果、(b)のときに接続線41を介して放射される電波の強度は十分に抑えられる。
図3は増幅器搭載電子機器60の構成図である。増幅器搭載電子機器60は、増幅器62、検出器63及び遮断部64を有している。増幅器62は、クロック信号に基づき入力信号の増幅を行なう。検出器63は、増幅器搭載電子機器60がデータ送受機器70とデータを送受している期間であるか否かを検出する。遮断部64は、増幅器搭載電子機器60がケーブル71を介してのデータ送受機器70とデータを送受している期間であれば、増幅器62へのクロック信号の供給を遮断する。
前述のポータブル型デジタルオーディオプレーヤ10,50は増幅器搭載電子機器60の一例である。増幅器62はポータブル型デジタルオーディオプレーヤ10のデジタルアンプIC28及びポータブル型デジタルオーディオプレーヤ50のアナログアンプIC32に対応する。検出器63は、ポータブル型デジタルオーディオプレーヤ10,50のVBUS監視部IC15及びCPU22に対応する。遮断部64はポータブル型デジタルオーディオプレーヤ10,50のスイッチ27に対応する。データ送受機器70及びケーブル71の一例はそれぞれ図1のパーソナルコンピュータ35及びUSBケーブル36である。
増幅器搭載電子機器60は、例えば、ケーブル71を介してのデータ送受機器70とのデータ送受によりオーディオデータを書き込まれる不揮発性メモリを装備するポータブル型デジタルオーディオプレーヤであるが、これに限定されず、デジタルアンプを搭載する再生器やその他の電子機器を排除しない。不揮発性メモリは、HDD14に限定されず、フラッシュメモリであってもよい。
典型的な増幅器搭載電子機器60は、データ送受機器70へ一端側が接続されるケーブル71の他端側が接続される接続部65を有している。検出器63は、ケーブル71を介してのデータ送受機器70とのデータ送受期間であるか否かを接続部65の給電端子の電圧から検出するものである。
典型的には、ケーブル71はUSB規格のケーブルであり、接続部65の給電端子はVBUS端子であり、接続部65の一例はUSB端子11(図1)であるが、これに限定されない。例えば、ケーブル71はIEEE1394規格のケーブルであり、接続部65はIEEE1394規格の接続部であり、検出器63は、ケーブル71を介してのデータ送受機器70とのデータ送受期間であるか否かをIEEE1394規格の接続部65の給電端子の電圧から検出するものであってよい。
ケーブル71を介するデータ送受機器70とのデータ送受期間では、遮断部64が増幅器62へのクロック信号の供給を断つので、結果、増幅器62の出力には、増幅器62へ供給されたクロック信号に起因する高周波成分は含まれない。これにより、データ送受機器70とのデータ送受作動におけるクロック信号に起因する高周波成分が増幅器62の出力線に飛び移って来ることはあっても、増幅器62の出力が伝播されて来る延長線部、例えばヘッドフォンの接続線等がアンテナ線として振る舞い周囲へ輻射する電波の強度を、十分に抑制できる。
なお、本明細書では、ヘッドフォンとは、ユーザが自分の首より上の身体部分に取り付けて、ユーザに携帯される放音器のことを言うものとし、イヤフォンを含むものとする。
増幅器搭載電子機器60がケーブル71を介してデータ送受機器70とデータ送受しない期間では、増幅器62は、クロック信号の供給を受け、入力信号に対して増幅作動を行う。これにより、増幅器62の出力には、増幅器62へ供給されたクロック信号に起因する高周波成分が含まれることになる。しかし、データ送受機器70とデータ送受しない期間では、データ送受に使用するクロック信号が増幅器搭載電子機器60において生成されず、このクロック信号に起因する高周波成分が増幅器62の出力線に飛び移ってくることがない。これにより、データ送受機器70とのデータ送受作動におけるクロック信号に起因する高周波成分が増幅器62の出力線に出力されても、増幅器62の出力が伝播されて来る延長線部、例えばヘッドフォンの接続線等がアンテナ線として振る舞い周囲へ輻射する電波の強度を、十分に抑制できる。
本発明を最良の形態について説明したが、本発明は、これに限定されず、要旨の範囲内で種々の形態により実施可能であることは言うまでもない。
デジタルアンプ搭載のポータブル型デジタルオーディオプレーヤの構成図である。 アナログアンプ搭載のポータブル型デジタルオーディオプレーヤの構成図である。 増幅器搭載電子機器の構成図である。
符号の説明
60:増幅器搭載電子機器、62:増幅器、63:検出器、64:遮断部、65:接続部、70:データ送受機器、71:ケーブル。

Claims (5)

  1. クロック信号に基づき入力信号の増幅を行なう増幅器、
    ケーブルを介してのデータ送受機器とのデータ送受期間であるか否かを検出する検出器、及び
    ケーブルを介してのデータ送受機器とのデータ送受期間であれば、前記増幅器への前記クロック信号の供給を遮断する遮断部、
    を有していることを特徴とする増幅器搭載電子機器。
  2. 前記増幅器搭載電子機器は、前記データ送受機器へ一端側が接続されるケーブルの他端側が接続される接続部を有し、
    前記検出器は、ケーブルを介してのデータ送受機器とのデータ送受期間であるか否かを、前記接続部の給電端子の電圧から検出するものであることを特徴とする請求項1記載の増幅器搭載電子機器。
  3. 前記ケーブルはUSB規格のケーブルであり、
    前記接続部の前記給電端子は、VBUS端子であることを特徴とする請求項2記載の増幅器搭載電子機器。
  4. 前記増幅器搭載電子機器は、ケーブルを介してのデータ送受機器とのデータ送受によりオーディオデータを書き込まれる不揮発性メモリを装備するポータブル型デジタルオーディオプレーヤであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の増幅器搭載電子機器。
  5. 前記増幅器は、入力デジタル信号の増幅を行うデジタルアンプであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の増幅器搭載電子機器。
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