JP2005079877A - デジタルオーディオ出力回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は、無音時に電源ノイズやクロックノイズが発音されることのないデジタルオーディオ出力回路を提供することを目的とする。
【解決手段】 クロックと共にオーディオデータを供給され、クロックを用いてオーディオデータをアナログ化したアナログオーディオ信号をスピーカに供給して発音するデジタルオーディオ出力回路において、クロックの供給停止を検出してミュート制御信号を生成し、アナログオーディオ信号の出力を停止させるミュート制御手段28,30を有することにより、無音時に電源ノイズやクロックノイズがスピーカから発音されることを防止できる。
【選択図】 図1
【解決手段】 クロックと共にオーディオデータを供給され、クロックを用いてオーディオデータをアナログ化したアナログオーディオ信号をスピーカに供給して発音するデジタルオーディオ出力回路において、クロックの供給停止を検出してミュート制御信号を生成し、アナログオーディオ信号の出力を停止させるミュート制御手段28,30を有することにより、無音時に電源ノイズやクロックノイズがスピーカから発音されることを防止できる。
【選択図】 図1
Description
本発明はデジタルオーディオ出力回路に関し、特に、デジタルオーディオデータを供給されアナログオーディオ信号に変換して出力するデジタルオーディオ出力回路に関する。
従来から、PCM(Pulse Code Moduration)等のデジタルオーディオ信号を供給され、このデジタルオーディオ信号をPCM復調することで元のアナログオーディオ信号を得、アナログオーディオ信号をスピーカから発音するデジタルオーディオ出力回路がある。
図4は、従来のデジタルオーディオ出力回路の一例のブロック構成図を示す。同図中、出力側PCMインタフェース(IF)10は、サンプリング同期信号SYNCと、PCMオーディオデータPCM_DATAと、ビットクロックBCLKそれぞれをシリアル出力し、これらの信号は入力側PCMインタフェース12に供給される。
入力側PCMインタフェース12は、サンプリング同期信号SYNCに同期し、内蔵のD/AコンバータによりビットクロックBCLKを用いてPCMオーディオデータPCM_DATAをデジタル/アナログ変換することによりアナログオーディオ信号を出力する。入力側PCMインタフェース12の出力するアナログオーディオ信号はスピーカドライバ14で増幅されてスピーカ16に供給され発音される。
また、例えば、特許文献1には、リスニングモードをPCMモード及びdts(digital theater systems)モードへ切替えて再生できるPCM音声信号再生装置が記載されている。このPCM音声信号再生装置は、PCM音声信号のパルスの立ち上がり時に割込みを発生し、割込み発生から第1の所定時間内に次の割込みが発生しないときはPCM音声信号が途切れたと判断し、更に第2の所定時間内にPCM音声信号の入力がないときはミュートを作動させている。
特開平10−344704号公報
図4に示す従来のデジタルオーディオ出力回路では、スイッチング電源で発生するスイッチングノイズ等の周波数が数10〜20kHzのオーディオ帯域に重なる場合、フィルタを用いてもアナログオーディオ信号から上記電源ノイズやクロックノイズを除去できない。このため、入力側PCMインタフェース12以降のアナログオーディオ信号ラインに上記電源ノイズやクロックノイズが混入すると、ノイズ成分がスピーカ16から発音されてしまう。
アナログオーディオ信号がある程度のレベルを持つ場合には、アナログオーディオ信号レベルに比してノイズ成分レベルが十分小さいためにノイズ音はマスキングされてほとんど問題とはならないが、アナログオーディオ信号レベルが0の無音時にはスピーカ16から発音されるノイズが聴取者に聞こえるおそれがあるという問題があった。
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、無音時に電源ノイズやクロックノイズが発音されることのないデジタルオーディオ出力回路を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、クロックと共にオーディオデータを供給され、前記クロックを用いて前記オーディオデータをアナログ化したアナログオーディオ信号をスピーカに供給して発音するデジタルオーディオ出力回路において、
前記クロックの供給停止を検出してミュート制御信号を生成し、前記アナログオーディオ信号の出力を停止させるミュート制御手段(28,30)を有することにより、無音時に電源ノイズやクロックノイズがスピーカから発音されることを防止できる。
前記クロックの供給停止を検出してミュート制御信号を生成し、前記アナログオーディオ信号の出力を停止させるミュート制御手段(28,30)を有することにより、無音時に電源ノイズやクロックノイズがスピーカから発音されることを防止できる。
請求項2に記載の発明では、ミュート制御手段(28,30)は、
前記クロックを積分する積分回路(28)と、
前記積分回路の出力する積分信号を閾値と比較して前記ミュート制御信号を生成するコンパレータ(30)を有することにより、ミュート制御手段を簡単な回路で構成することができる。
前記クロックを積分する積分回路(28)と、
前記積分回路の出力する積分信号を閾値と比較して前記ミュート制御信号を生成するコンパレータ(30)を有することにより、ミュート制御手段を簡単な回路で構成することができる。
なお、上記括弧内の参照符号は、理解を容易にするために付したものであり、一例にすぎず、図示の態様に限定されるものではない。
請求項1に記載の発明によれば、無音時に電源ノイズやクロックノイズがスピーカから発音されることを防止できる。
請求項2に記載の発明によれば、ミュート制御手段を簡単な回路で構成することができる。
図1は、本発明のデジタルオーディオ出力回路の一実施形態のブロック構成図を示す。このデジタルオーディオ出力回路は、例えばMP3プレーヤやCDプレーヤ等のデジタルオーディオ機器に使用される。
同図中、出力側PCMインタフェース(IF)20は、サンプリング同期信号SYNCと、PCMオーディオデータPCM_DATAと、ビットクロックBCLKそれぞれをシリアル出力し、これらの信号は入力側PCMインタフェース22に供給される。また、ビットクロックBCLKは積分回路28に供給される。
ここで、サンプリング同期信号SYNCは、サンプリングタイミングを示す例えば周波数8kHzのサンプリング周波数の図2(B)に示すような信号である。また、ビットクロックBCLKの周波数はビット数×サンプリング周波数であり、例えばビット数が8ビット、サンプリング周波数が8kHzの場合にはビットクロックBCLKは周波数64kHzで50%デューティの図2(B)に示すような信号である。PCMオーディオデータPCM_DATAは、サンプリング同期信号SYNC及びビットクロックBCLKに同期した図2(C)に示すような信号である。
なお、出力側PCMインタフェース20は、PCMオーディオデータPCM_DATAの出力を停止しているときはサンプリング同期信号SYNC及びビットクロックBCLKをローレベルに固定して出力を停止する。
入力側PCMインタフェース22はサンプリング同期信号SYNCに同期し、内蔵のD/AコンバータによりビットクロックBCLKを用いてPCMオーディオデータPCM_DATAをデジタル/アナログ変換することによりアナログオーディオ信号を出力する。入力側PCMインタフェース22の出力するアナログオーディオ信号はスピーカドライバ24で増幅されてスピーカ26に供給され発音される。
積分回路28は、出力側PCMインタフェース20のビットクロック出力端子に一端を接続された抵抗R1と、抵抗R1の他端に一端を接続され他端を接地されたコンデンサC1で構成されており、供給されるビットクロックBCLKを積分して、抵抗R1の他端が接続されたコンパレータ30に供給する。コンパレータ30は積分信号を所定の閾値と比較して2値化してミュート制御信号を生成し、スピーカドライバ24の制御端子に供給する。
図3(A)に示すようにビットクロックがPCMオーディオデータと共に連続して出力されると、図3(B)に示すように積分信号レベルが高くなり、図3(C)に示すようにミュート制御信号はハイレベルとなる。また、ビットクロックとPCMオーディオデータの出力が停止されるとミュート制御信号はローレベルとなる。
なお、ビットクロックBCLKが周波数64kHz、50%デューティ、振幅3Vとして、抵抗R1が4.7kΩ、コンデンサC1が0.1μFとした場合、ミュート制御信号の立ち上がり/立ち下がりは、ビットクロックBCLKの供給開始/停止から200〜300μsec遅れる。
そして、スピーカドライバ24は制御端子に供給されるミュート制御信号がハイレベルのときアナログオーディオ信号を出力し、ローレベルのときアナログオーディオ信号の出力を停止してミュートを行う。
このため、スイッチング電源で発生するスイッチングノイズ等の周波数が数10〜20kHzのオーディオ帯域に重なりアナログオーディオ信号ラインに混入したとしても、アナログオーディオ信号レベルが0の無音時にスピーカドライバ24はミュートを行うため、スピーカ26からノイズが発音されることがない。
20 出力側PCMインタフェース
22 入力側PCMインタフェース
24 スピーカドライバ
26 スピーカ
28 積分回路
30 コンパレータ
C1 コンデンサ
R1 抵抗
22 入力側PCMインタフェース
24 スピーカドライバ
26 スピーカ
28 積分回路
30 コンパレータ
C1 コンデンサ
R1 抵抗
Claims (4)
- クロックと共にオーディオデータを供給され、前記クロックを用いて前記オーディオデータをアナログ化したアナログオーディオ信号をスピーカに供給して発音するデジタルオーディオ出力回路において、
前記クロックの供給停止を検出してミュート制御信号を生成し、前記アナログオーディオ信号の出力を停止させるミュート制御手段を
有することを特徴とするデジタルオーディオ出力回路。 - 請求項1記載のデジタルオーディオ出力回路において、
前記ミュート制御手段は、
前記クロックを積分する積分回路と、
前記積分回路の出力する積分信号を閾値と比較して前記ミュート制御信号を生成するコンパレータを
有することを特徴とするデジタルオーディオ出力回路。 - 請求項1または2記載のデジタルオーディオ出力回路において、
前記オーディオデータは、PCMオーディオデータであり、
前記クロックは前記PCMオーディオデータの各ビットに対応したビットクロックであることを特徴とするデジタルオーディオ出力回路。 - 請求項1乃至3のいずれか記載のデジタルオーディオ出力回路において、
前記クロック及びオーディオデータと共に、サンプリングタイミングを示す同期信号が供給されることを特徴とするデジタルオーディオ出力回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003307507A JP2005079877A (ja) | 2003-08-29 | 2003-08-29 | デジタルオーディオ出力回路 |
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ID=34410280
Family Applications (1)
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JP2003307507A Pending JP2005079877A (ja) | 2003-08-29 | 2003-08-29 | デジタルオーディオ出力回路 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006340034A (ja) * | 2005-06-02 | 2006-12-14 | Kenwood Corp | 増幅器搭載電子機器 |
JP2008022512A (ja) * | 2006-07-12 | 2008-01-31 | Micro-Star Internatl Co Ltd | 音量制御方法 |
US8300843B2 (en) | 2007-12-27 | 2012-10-30 | Oki Semiconductor Co., Ltd. | Sound effect circuit and processing method |
JP2020166213A (ja) * | 2019-03-29 | 2020-10-08 | ラピスセミコンダクタ株式会社 | 再生装置 |
JP2023095349A (ja) * | 2021-12-24 | 2023-07-06 | 双葉電子工業株式会社 | オーディオ制御装置 |
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