JP2002232986A - Usbポート接続型ヘッドフォンおよび該ヘッドフォンを用いた音再生システム - Google Patents

Usbポート接続型ヘッドフォンおよび該ヘッドフォンを用いた音再生システム

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JP2002232986A
JP2002232986A JP2001026326A JP2001026326A JP2002232986A JP 2002232986 A JP2002232986 A JP 2002232986A JP 2001026326 A JP2001026326 A JP 2001026326A JP 2001026326 A JP2001026326 A JP 2001026326A JP 2002232986 A JP2002232986 A JP 2002232986A
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usb
headphone
usb port
sound
signal
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JP2001026326A
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English (en)
Inventor
Kenji Akamatsu
健治 赤松
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Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】USBポート接続型ヘッドフォンおよび該ヘッ
ドフォンを用いた音再生システムを提供する。 【解決手段】情報処理装置のUSBポートに接続可能な
USBインタフェースと、情報処理装置からUSBイン
タフェースを介して送信されてくるデジタル音信号を一
時的に格納するバッファ手段と、バッファ手段に格納さ
れたデジタル音信号を一連のストリーム信号に変換する
ストリーム処理手段と、ストリーム信号としてのデジタ
ル音信号をアナログ音信号へ変換するD/A変換手段
と、アナログ音信号の増幅を行う増幅手段と、音出力手
段と、情報処理装置に対しする各種制御信号を生成し、
前記USBインタフェースを介して情報処理装置へ送信
する制御信号生成送信手段とを少なくとも備えるように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、USB(Univer
sal Serial Bus)規格のインターフェースを利用してU
SBポートに接続する方式のヘッドフォンに係り、特に
音響関連の設定等をリモートコントロールすることので
きるヘッドフォンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、携帯型の音響機器(カセット
プレイヤー、MDプレイヤー、CDプレイヤーなど)に
接続するヘッドフォンのなかには、音響機器の電源オン
/オフ操作、再生操作、停止操作等を遠隔操作するリモ
ートコントロールするリモコンが接続コード(ケーブ
ル)の途中に設けられているものがある。このリモコン
付きヘッドフォンは、音響機器をカバンやポケットの中
に収納した状態で各種操作を遠隔操作できるので便利で
ある。
【0003】従来のヘッドフォンに関連する技術として
は、例えば、実開昭62−14887号公報に開示され
る「ヘッドフォン」、実開昭59−147387号公報
に開示される「音質切換装置」、実開昭57−1003
83号公報に開示される「音響変換装置」、特開平11
−103493号公報に開示される「オーディオ機器お
よびそのヘッドホン」、特開平8−9474号公報に開
示される「ヘッドホン」などがある。
【0004】上記「ヘッドフォン」は、スピーカー部と
ピンジャックとを中間に操作部を設けたケーブルにより
接続した構成において、中間操作部の裏面側に挟み込み
用具を取り付けたものである。この挟み込み用具を用い
て中間操作部を衣服等に止着することにより、ケーブル
のぶら下がりを防止することができる。
【0005】また、上記「音質切換装置」は、テープレ
コーダ又はテーププレーヤ等のセット本体とヘッドホン
間にスイッチボックスを挿設し、同スイッチボックスに
は少なくとも音質を切り換えるための手段を設けたもの
である。
【0006】また、上記「音響変換装置」は、ヘッドホ
ーンやイヤホーンの耳当て部と機器本体に接続する接続
プラグ間のコードの中途部に、上記機器本体をリモート
コントロールするコントロール操作部を設け、この操作
部により上記コードを介して機器本体をコントロールす
るようにしたものである。
【0007】また、上記「オーディオ機器およびそのヘ
ッドホン」は、ヘッドホンジャックに、再生回路からの
オーディオ信号が供給される接点と、共通の接地接点
と、直流電圧を出力する電源接点とを設け、ヘッドホン
プラグに、ジャックの接点に接続される接点を設け、リ
モコン操作部においては、操作キーの出力を被変調信号
に変換してプラグの接点に供給し、プレーヤ本体におい
ては、ジャックの接点から被変調信号を取り出してリモ
コンデータを得て、このリモコンデータによりプレーヤ
本体の動作状態を制御するようにしたものである。これ
により、ヘッドホンコードの途中に設けたリモコン操作
部からプレーヤをリモートコントロールする場合でも、
そのヘッドホンプラグやヘッドホンジャックを小型化す
ることができ、プレーヤの小型化を図ることができる。
【0008】さらに、上記特開平8−9474号公報の
「ヘッドホン」は、ヘッドホン本体に、リモコンの操作
キーと、この操作キーのうちの操作されたキーに対応し
たリモコン信号を形成するエンコーダ回路と、このエン
コーダ回路から出力されるリモコン信号を赤外線に変換
して出力する赤外線発光素子とを設けるようにした。こ
れにより、ヘッドホンからAV機器などをリモートコン
トロールできるようになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年はパー
ソナルコンピュータ(以下、パソコンという)等の多機
能化に伴い、パソコンに搭載されたCDドライブで音楽
CDを再生したり、MP3(MPEG Audio Layer-3)等の
音声圧縮技術で作成されたデータファイルをハードディ
スクやCD−R(レーコダブルCD)等に格納し、この
データファイルを再生用ソフトウェアを用いて再生する
ことにより音楽等を鑑賞することができるようになっき
ている。
【0010】特に、ノート型パソコンの一層の小型化に
より、カバン等に収納して携帯できるサイズのものも開
発され、従来の携帯型カセットプレイヤーやMDプレイ
ヤー等の代わりに携行して屋外で上述のような音楽鑑賞
等を楽しむことも可能になりつつある。
【0011】これらのパソコンは、一般的に従来のアナ
ログ式の音声出力端子(ピンジャック)を備えているの
で、上記従来のヘッドフォンを使用して音楽等を聴くこ
とは可能である。
【0012】しかしながら、パソコン自体は、音楽鑑賞
専用には設計されていないため、従来のリモコン付きの
ヘッドフォンをそのまま使用することはできない。即
ち、パソコン全般には、リモコン付きのヘッドフォン用
のコントロール端子が装備されることは少ないため、こ
れらのヘッドフォンで再生操作,停止操作等を行うこと
はハードウェア的に困難であった。
【0013】また、パソコンにおける音楽鑑賞では、音
楽CDやMP3等の再生には専用のソフトウェアを起動
させる必要があり、再生操作,停止操作等はパソコンの
画面上で所定のアイコン等をクリックするなどして操作
するのが一般的であった。そのため、従来のカセットプ
レイヤーやMDプレイヤー等に比べて操作手順が多く、
不便な点も多かった。
【0014】一方で、近年、パソコンと周辺機器とを結
ぶ外部バスとして、ユニバーサル・シリアル・バス(Un
iversal Serial Bus :以下、USBという)が提案さ
れている。USBは、パソコンと周辺機器を結ぶインタ
フェース規格の一つであり、このUSBによると、キー
ボードやマウス,モデムなどの多種類の機器を1つのイ
ンタフェースで接続できる。本発明者は、このUSBイ
ンタフェース規格のUSBポートを用いれば、音声出力
は勿論、CD演奏の操作の制御やMP3等の再生ソフト
ウェアの各種制御を行うことも可能であることを思い付
いた。
【0015】この発明は、上記実情に鑑みてなされたも
ので、パソコンのUSBポートに接続して音楽等を聴く
ことができるとともに、音楽等の再生、停止等の操作を
リモートコントロールすることのできるUSBポート接
続型ヘッドフォンおよび該ヘッドフォンを用いた音再生
システムを提供することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、USB(Universal Serial Bus)コントロ
ーラを具備してなる情報処理装置(パソコンPC)のU
SBポート(10)に接続されるUSBポート接続型ヘ
ッドフォン(H)であって、前記情報処理装置のUSB
ポートに接続可能なUSBインタフェース(USB端子
1)と、前記情報処理装置から前記USBインタフェー
スを介して送信されてくるデジタル音信号を一時的に格
納するバッファ手段(バッファ202)と、前記バッフ
ァ手段に格納されたデジタル音信号を一連のストリーム
信号に変換するストリーム処理手段(オーディオストリ
ーム処理部203)と、前記ストリーム信号としてのデ
ジタル音信号をアナログ音信号へ変換するD/A変換手
段(DAC206)と、前記アナログ音信号の増幅を行
う増幅手段(アンプ208)と、音出力手段(ヘッドフ
ォン本体3)と、前記情報処理装置に対しする各種制御
信号を生成し、前記USBインタフェースを介して前記
情報処理装置へ送信する制御信号生成送信手段とを少な
くとも備えるようにした。
【0017】これにより、USBインタフェースを介し
てパソコン等の情報処理装置とヘッドフォンを接続して
音楽等を聴くことができ、しかもUSBインタフェース
を介して情報処理装置のハードウェアやソフトウェアを
リモートコントロールすることができる。特に、一般の
パソコンは、USBポートを標準で搭載することが多く
なっているので、USB経由でCD再生ソフト等を制御
して利便性を向上させることができる。
【0018】なお、前記バッファ手段、前記ストリーム
処理手段、前記増幅手段および前記制御信号生成送信手
段は、前記USBインタフェースと前記音出力部の間を
接続するケーブルの途中に設けられるリモートコントロ
ール操作部内に収納されるようにするとよい。これによ
り、従来の携帯型カセットプレイヤーのリモコンと同等
の使い勝手で、音楽等の再生や停止、早送り等を遠隔操
作することができる。
【0019】また、前記デジタル音信号がステレオ信号
である場合に、前記増幅手段は、左右のデジタル音信号
に分離する音信号分離手段をさらに備えるようにでき
る。これにより、USB経由でもステレオ音声を楽しむ
ことができる。
【0020】また、前記制御信号生成送信手段は、前記
リモートコントロール操作部に設けられる操作スイッチ
と、該操作スイッチからのスイッチ信号に基づいて所定
の制御信号を生成する信号処理手段とを備えるようにで
きる。これにより、操作スイッチを操作することにより
音楽等の再生や停止、早送り等を遠隔操作することがで
きる。
【0021】また、前記リモートコントロール操作部
は、前記情報処理装置における操作状態を表示する表示
部と、該表示部の表示制御を行う表示制御手段とをさら
に備えるようにしてもよい。これにより、前記USBイ
ンタフェースは、他の機器を接続可能なUSBハブを備
えるようにしてもよい。これにより、ヘッドフォンが備
えるUSBハブを介して他のUSB機器を前記情報処理
装置に接続することができる。
【0022】また、他の発明は、USBポート接続型ヘ
ッドフォンを用いた音再生システムであって、前記情報
処理装置は、USBデバイスを接続可能なUSBポート
及びUSBコントローラを具備し、上記USBコントロ
ーラは、上記USBポート接続型ヘッドフォンが接続さ
れているか否かを判定するヘッドフォン接続判定手段を
備え、前記情報処理装置は、ヘッドフォン接続判定手段
においてUSBポート接続型ヘッドフォンが接続されて
いると判定された場合には、所定の音再生プログラムを
起動させるように構成した。これにより、ヘッドフォン
のUSBインタフェースを前記情報処理装置のUSBポ
ートに接続するだけで、所定の音再生プログラムを起動
させることができ、利便性を一層向上させることができ
る。
【0023】なお、前記音再生プログラムは、音楽CD
を再生するソフトウェアや、圧縮された音情報ファイル
の伸長および再生を行うソフトウェアとすることができ
る。これにより、ヘッドフォンのUSBインタフェース
を前記情報処理装置のUSBポートに接続するだけで、
音楽CDやMP3の音楽情報ファイルを自動的に演奏さ
せることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0025】図1は本発明に係るUSBポート接続型ヘ
ッドフォンの実施形態の外観および使用状態を示す説明
図、図2〜図4は本実施形態に係るUSBポート接続型
ヘッドフォンのリモコン操作部の概略構成を示すブロッ
ク図である。
【0026】図1に示すように、本実施形態に係るUS
Bポート接続型ヘッドフォンは、USB(Universal Se
rial Bus)インタフェースとしてのUSBコネクタ(タ
イプAまたはタイプB)1と、リモコン操作部2と、ヘ
ッドフォン本体3としてのヘッドフォン用スピーカから
構成されている。USBコネクタ1と、リモコン操作部
2と、ヘッドフォン本体3とはそれぞれケーブルCで接
続されている。即ち、リモコン操作部2は、ケーブルC
の途中に設けられるようになっている。
【0027】図1上、符号PCで示されるのはノート型
のパソコンであり、そのUSBインタフェースであるU
SBポート10に、前記USBコネクタ1が差し込まれ
ている。なお、パソコンとしては、上記ノート型パソコ
ンに限らず、デスクトップ型等であってもよく、要はU
SBポートを搭載しているパソコンであれば形式は問わ
ない。
【0028】ここで、USBの規格について簡単に説明
する。USB規格は、パソコンの周辺機器のインターフ
ェースを統一し、パソコンに電源を入れたままでの接続
/切断に対応し、自動的コンフィグレーションを目指し
て導入された規格であり、Rev. 1.0 (Universal Serial
Bus Specification Revision 1.0が正式名称でUSB 1.0
と略称されることもある)として複数のコンピュータ関
連企業から1996年1月15日に発表された。通信速度は、
最大12Mビット/秒(1.5Mバイト/秒)の高速モード
と1.5Mビット/秒の低速モードに対応している。ま
た、USB規格には、接続されるデバイスの種類ごと
に、USBデバイスクラスの規定があり、自動的に転送
方式を選択するようになっている。本発明との関連で
は、ヘッドフォン本体から音を出力するためのオーディ
オデータ転送にはアイソクロナス方式が用いられ、リモ
コン操作部からの制御信号の伝送にはデバイス制御用の
コントロール転送方式が用いられる。なお、USB規格
は、その後Rev. 1.1を経て、最新仕様は1999年2月23日
に発表されたRev. 2.0であり、通信速度が10倍近く高速
化されている。なお、2000年12月時点では、Rev.
2.0に対応したUSBデバイスはまだ発売されておら
ず、Rev. 1.1に準拠した機器が主流であるが、本発明は
何れの規格にも対応させることができる。
【0029】また、USB規格の特徴として、Plug&Pla
y(プラグ・アンド・プレイ)に対応している点、ホッ
トプラグに対応している点、USBポートから電源供給
が可能である点が挙げられる。
【0030】ここで、Plug&Playとは、周辺機器や拡張
カードをパソコン本体に取り付けるだけで、システム
(OS)が自動的に認識し、適切なコンフイギュレーシ
ョンを行なう機能をいう。完全な Plug&Play 環境を実
現するためには、拡張カードや周辺機器が対応している
ことはもちろんだが、パソコン本体とOS(オペレーシ
ョンシステム)のサポートも必要であり、パソコン本体
の対応は Plug&Play BIOS で、OSとしてはマイクロ
ソフト社のWindows98や、アップルコンピュータ社のMAC
OS等でサポートされる。これにより、本実施形態に係
るUSBポート接続型ヘッドフォンは、USBコネクタ
1をパソコンPCのUSBポート10に接続するだけ
で、パソコンPC側のシステム(例えばWindows98)に
認識され、ヘッドフォンの動作環境に必要なドライバソ
フト等が自動的にインストールされる(なお、ドライバ
ソフト等を要求する画面が表示され、オペレータがその
指示に従って適当なCDやFD等をセットする必要があ
る場合もある)。
【0031】また、ホットプラグとは、パソコンを稼働
状態のままで、取り外しや接続を行うことができ、シス
テム(OS)が自動的にコンフィギュレーションを行う
ことができる機能をいう。これにより、本実施形態に係
るUSBポート接続型ヘッドフォンは、パソコンPCが
稼働している状態で、USBコネクタ1の抜き差しを行
うことができ、電源の遮断やパソコンPCの再起動が不
要であり、利便性が高い。
【0032】また、USBポートから供給される電源
は、電圧5Vで、1ポートあたりの最大電流は500m
Aであり、本実施形態に係るUSBポート接続型ヘッド
フォンのリモコン操作部2はこの電源供給を受けること
により、その他電池等を搭載せずに動作させることがで
きる。
【0033】次に、図2のブロック図を参照して、本実
施形態に係るUSBポート接続型ヘッドフォンのリモコ
ン操作部2の概略構成について説明する。
【0034】リモコン操作部2は、樹脂製の筐体100
内に、USBオーディオコンバータ部20と、USBコ
ントローラ部30と、USBハブ40と、液晶表示部
(LCD)50と、操作ボタン60とを備えている。
【0035】USBオーディオコンバータ部20は、パ
ソコンPC内部で処理されたデジタル信号としてのオー
ディオデータをヘッドフォン本体3で再生可能な音声信
号としてのアナログデータに変換するものである。ここ
で、図3のブロック図を参照してUSBオーディオコン
バータ部20の概略構成について説明する。USBオー
ディオコンバータ部20は、USBハブ40に接続する
USBインタフェース201と、パソコンPCからUS
Bコネクタ1、USBハブ40およびUSBインタフェ
ース201を介して送信されてくるデジタル信号として
オーディオデータを一時的に格納するバッファ202
と、バッファ202に格納されたデジタル信号を一連の
ストリーム信号としてのオーディオデータに変換するオ
ーディオストリーム処理部203と、ストリーム信号を
形成するための同期信号を生成するオーディオクロック
ジェネレータ204と、ステレオ信号に基づいてストリ
ーム信号を左右のオーディオデータに分離するオーディ
オコントロール処理部205と、左右に分離されたスト
リーム信号としてのデジタルオーディオデータをそれぞ
れアナログオーディオ信号へ変換するD/Aコンバータ
(DAC)206R,206L、ノイズとなる高い周波
数成分を除去するローパスフィルタ(LPF)207
R,207Lと、アナログオーディオ信号の増幅を行う
アンプ207R,207Lとを備えている。
【0036】アンプ207R,207Lで増幅されたア
ナログオーディオ信号は、ヘッドフォン3から音声とし
て出力される。
【0037】このUSBオーディオコンバータ部20に
より、ノイズの影響を受けやすいアナログオーディオ信
号をパソコンPCの外部で処理できるため、パソコンP
C内部のCPUやその他の電子部品から発せられるノイ
ズの影響を受けることなく高品質のクリアなサウンドを
楽しむことができる。
【0038】一方、USBコントローラ部30は、操作
ボタン等からなる操作部60の操作に基づいてパソコン
PCに対する各種制御信号を生成して、パソコンPC側
の音楽CD再生ソフト等のプログラムにおいて、再生、
停止、早送り等を実行させるものである。ここで、図4
のブロック図を参照してUSBコントローラ部30の概
略構成について説明する。USBコントローラ部30
は、操作ボタン60の入力を受け付けるキー入力インタ
フェース301と、キー入力インタフェース301から
の操作信号に基づいてパソコンPCに対する各種制御信
号を生成するCPU302と、制御信号生成を行うため
のプログラム等を格納するROM303および演算処理
の作業領域等を提供するRAM304と、キー入力イン
タフェース301からの操作状態をCPU302の制御
によりLCDパネル50に表示させるLCDインタフェ
ース305と、USBハブ40を介して各種制御信号の
送信およびパソコンPCからの信号やデータ(例えば、
何曲目を演奏しているか等の情報)を受信するUSBイ
ンタフェース301とを備えている。
【0039】これにより、例えば操作部60の再生ボタ
ンが操作されると、CPU302で「再生」を指示する
制御信号が生成され、当該制御信号はUSBインタフェ
ース306を介してパソコンPCへ送信される。そし
て、当該制御信号を受信したパソコンPCは、音楽CD
再生ソフト等のプログラムを制御して音楽CD等の「再
生」が実行される。この音楽CD等の「再生」により生
成されるデジタル信号としてオーディオデータは前述の
USBオーディオコンバータ部20を介してヘッドフォ
ン3から音声として出力されることとなる。その他の
「停止」、「早送り」等の操作においても処理手順は同
様である。
【0040】なお、操作部60の操作状況や、パソコン
PCで行われている処理状況は、液晶表示部(LCD)
50に表示される。これにより、操作者は音楽CD等の
演奏状況などを的確に把握することができる。
【0041】また、USBハブ40は、バスパワー方式
のUSBポートを1つ以上備え、他のUSBデバイスを
ツリー状に接続することができる。これにより、パソコ
ンPCがUSBポートを1つしか備えないような場合で
も、このUSBハブ40を介して他のUSBデバイスを
接続することができる。
【0042】次に、上記構成のUSBポート接続型ヘッ
ドフォンHとパソコンPCとの接続時の処理および取り
外し時の処理の手順を図5と図6のフローチャートを参
照して説明する。
【0043】まず、図5のフローチャートに基づいて、
USBコネクタ1の接続処理について説明する。なお、
この処理はパソコンPC側で行われる。
【0044】まず、USBコネクタ1をパソコンPCの
USBポート10に差し込むと、ステップS100で当
該USBデバイスが『USBポート接続型ヘッドフォン
H』であるか否かが判定され、“No”である場合には
処理を終了する。なお、その他のUSBデバイス(例え
ば、USB接続型のスキャナやマウス等)が接続されて
いる場合には別の処理プログラムが接続処理を行う。
【0045】一方、ステップS100で“Yes”と判
定された場合にはステップS101に移行し、サウンド
出力を通常のピンジャック型の出力端子からUSBポー
トからの出力に切り換えてからステップS102に移行
する。
【0046】ステップS102では、サウンド出力レベ
ルの設定を行ってステップS103に進む。ステップS
103では、音楽CD等の再生アプリケーションソフト
の起動を行って接続処理を完了する。
【0047】この処理により、USBポート接続型ヘッ
ドフォンHをパソコンPCに自動的に認識させると同時
に音楽CD等の再生アプリケーションソフトを自動的に
起動させることができるのでパソコンユーザーの作業負
担が軽減され、利便性を向上させることができる。
【0048】次に、パソコンPC側で行われるコネクタ
取り外し時の処理手順を図6のフローチャートを参照し
て説明する。まず、ステップS200でUSBポート接
続型ヘッドフォンHがパソコンPCから外されたか否か
を判定し、“No”の場合には外されるまで待機して音
楽CD等の再生アプリケーションソフトの起動状態を維
持し、“Yes”の場合にはステップS201に移行す
る。
【0049】ステップS201では、音楽CD等の再生
アプリケーションソフトを終了してステップS202に
移行する。ステップS202では、サウンド出力をUS
Bポートから通常のピンジャック型の出力端子へ切り換
えてからステップS203に進む。ステップS203で
はサウンド出力レベルをUSBポート接続型ヘッドフォ
ンHの接続前の状態へ戻して処理を終了する。
【0050】これにより、USBポート接続型ヘッドフ
ォンHをパソコンPCのUSBポート10から外すだけ
で、音楽CD等の再生アプリケーションソフトを自動的
に終了させることができ、また接続前の環境に自動的に
復帰させることができるので、パソコンユーザーの作業
負担が軽減され、利便性を向上させることができる。
【0051】なお、本発明は、上記実施形態に限られる
ものではなく、様々な変更が可能である。
【0052】例えば、音楽CDの再生アプリケーション
ソフトに代えて、MP3等の音楽データを伸長、再生す
るアプリケーションソフトを自動的に起動させ、リモコ
ン操作部2で操作するようにしてもよい。
【0053】また、USBオーディオコンバータ部20
には、D/A変換機能のみを持たせ、デジタル信号とし
てのオーディオデータのストリーム化はパソコンPC側
で行うように構成することもできる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に従うと、
USB(Universal Serial Bus)コントローラを具備し
てなる情報処理装置のUSBポートに接続されるUSB
ポート接続型ヘッドフォンであって、前記情報処理装置
のUSBポートに接続可能なUSBインタフェースと、
前記情報処理装置から前記USBインタフェースを介し
て送信されてくるデジタル音信号を一時的に格納するバ
ッファ手段と、前記バッファ手段に格納されたデジタル
音信号を一連のストリーム信号に変換するストリーム処
理手段と、前記ストリーム信号としてのデジタル音信号
をアナログ音信号へ変換するD/A変換手段と、前記ア
ナログ音信号の増幅を行う増幅手段と、音出力手段と、
前記情報処理装置に対しする各種制御信号を生成し、前
記USBインタフェースを介して前記情報処理装置へ送
信する制御信号生成送信手段とを少なくとも備えるよう
にしたので、USBインタフェースを介してパソコン等
の情報処理装置とヘッドフォンを接続して音楽等を聴く
ことができ、しかもUSBインタフェースを介して情報
処理装置のハードウェアやソフトウェアをリモートコン
トロールすることができる。特に、一般のパソコンは、
USBポートを標準で搭載することが多くなっているの
で、USB経由でCD再生ソフト等を制御して利便性を
向上させることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るUSBポート接続型ヘ
ッドフォンの外観および使用状態を示す説明図である。
【図2】本実施形態に係るUSBポート接続型ヘッドフ
ォンのリモコン操作部の概略構成を示すブロック図であ
る。
【図3】USBオーディオコンバータ部の構成例の概要
を示すブロック図である。
【図4】USBコントローラ部の構成例の概要を示すブ
ロック図である。
【図5】本発明の実施形態に係るUSBポート接続型ヘ
ッドフォンのパソコンへの接続処理の処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図6】本発明の実施形態に係るUSBポート接続型ヘ
ッドフォンのパソコンからの取り外し処理の処理手順を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
H USBポート接続型ヘッドフォン 1 USBインタフェース(USB端子) 2 リモコン操作部 3 ヘッドフォン本体 C ケーブル 10 USBインタフェース(USBポート) PC パソコン 20 USBオーディオコンバータ部 30 USBコントローラ部 40 USBハブ 50 LCD 60 操作部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】USB(Universal Serial Bus)コントロ
    ーラを具備してなるパーソナルコンピュータのUSBポ
    ートに接続されるUSBポート接続型ヘッドフォンであ
    って、 前記パーソナルコンピュータのUSBポートに接続可能
    なUSB端子と、 前記パーソナルコンピュータから前記USB端子を介し
    て送信されてくるデジタル音信号を一時的に格納するバ
    ッファ手段と、 前記バッファ手段に格納されたデジタル音信号を一連の
    ストリーム信号に変換するストリーム処理手段と、 前記ストリーム信号としてのデジタル音信号をアナログ
    音信号へ変換するD/A変換手段と、 前記アナログ音信号の増幅を行う増幅手段と、 ヘッドフォンスピーカと、 前記パーソナルコンピュータに対する各種制御信号を生
    成し、前記USB端子を介して前記パーソナルコンピュ
    ータへ送信する制御信号生成送信手段と、 を少なくとも備えることを特徴とするUSBポート接続
    型ヘッドフォン。
  2. 【請求項2】USB(Universal Serial Bus)コントロ
    ーラを具備してなる情報処理装置のUSBポートに接続
    されるUSBポート接続型ヘッドフォンであって、 前記情報処理装置のUSBポートに接続可能なUSBイ
    ンタフェースと、 該USBインタフェースにより受信したデジタル音信号
    をアナログ音信号へ変換するD/A変換手段と、 前記アナログ音信号の増幅を行う増幅手段と、 音出力手段と、 前記情報処理装置に対する各種制御信号を生成し、前記
    USBインタフェースを介して前記情報処理装置へ送信
    する制御信号生成送信手段と、を少なくとも備えること
    を特徴とするUSBポート接続型ヘッドフォン。
  3. 【請求項3】前記情報処理装置から前記USBインタフ
    ェースを介して送信されてくるデジタル音信号を一時的
    に格納するバッファ手段と、 前記バッファ手段に格納されたデジタル音信号を一連の
    ストリーム信号に変換するストリーム処理手段と、 をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載のUS
    Bポート接続型ヘッドフォン。
  4. 【請求項4】前記バッファ手段、前記ストリーム処理手
    段、前記増幅手段および前記制御信号生成送信手段は、 前記USBインタフェースと前記音出力部の間を接続す
    るケーブルの途中に設けられるリモートコントロール操
    作部内に収納されることを特徴とする請求項2または請
    求項3に記載のUSBポート接続型ヘッドフォン。
  5. 【請求項5】前記デジタル音信号がステレオ信号である
    場合に、前記増幅手段は、左右のデジタル音信号に分離
    する音信号分離手段をさらに備えることを特徴とする請
    求項2から請求項4の何れかに記載のUSBポート接続
    型ヘッドフォン。
  6. 【請求項6】前記制御信号生成送信手段は、 前記リモートコントロール操作部に設けられる操作スイ
    ッチと、 該操作スイッチからのスイッチ信号に基づいて所定の制
    御信号を生成する信号処理手段と、 を備えることを特徴とする請求項2から請求項5の何れ
    かに記載のUSBポート接続型ヘッドフォン。
  7. 【請求項7】前記リモートコントロール操作部は、 前記情報処理装置における操作状態を表示する表示部
    と、 該表示部の表示制御を行う表示制御手段と、 をさらに備えることを特徴とする請求項2から請求項6
    の何れかに記載のUSBポート接続型ヘッドフォン。
  8. 【請求項8】前記USBインタフェースは、他のUSB
    機器を接続可能なUSBハブを備えることを特徴とする
    請求項2から請求項7の何れかに記載のUSBポート接
    続型ヘッドフォン。
  9. 【請求項9】請求項1から請求項7の何れかに記載のU
    SBポート接続型ヘッドフォンを用いた音再生システム
    であって、 前記情報処理装置は、USBデバイスを接続可能なUS
    Bポート及びUSBコントローラを具備し、 上記USBコントローラは、上記USBポート接続型ヘ
    ッドフォンが接続されているか否かを判定するヘッドフ
    ォン接続判定手段を備え、 前記情報処理装置は、ヘッドフォン接続判定手段におい
    てUSBポート接続型ヘッドフォンが接続されていると
    判定された場合には、所定の音再生プログラムを起動さ
    せるように構成されていることを特徴とする音再生シス
    テム。
  10. 【請求項10】前記音再生プログラムは、音楽CDを再
    生するソフトウェアであることを特徴とする請求項9に
    記載の音再生システム。
  11. 【請求項11】前記音再生プログラムは、圧縮された音
    情報ファイルの伸長および再生を行うソフトウェアであ
    ることを特徴とする請求項9に記載の音再生システム。
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