JP2006338237A - 印刷装置および印刷プログラム、印刷方法、並びに印刷情報処理装置、印刷情報処理プログラム、印刷情報処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】印刷用途を取得してその印刷用途に最適な印刷設定を行うことができる新規な印刷装置および印刷プログラム、印刷方法、並びに印刷情報処理装置、印刷情報処理プログラム、印刷情報処理方法の提供。
【解決手段】印刷設定情報を含む印刷ジョブを取得し、その印刷ジョブに含まれる印刷設定情報を解析し、解析された印刷設定情報に基づいて前記印刷ジョブの用途を推定すると共に、印刷用途ごとに対応する節約印刷設定を予め規定した印刷ルールのなかから、推定された印刷用途に対応する印刷ルールを取得し、取得した印刷ルールの印刷節約性と前記刷設定情報から得られる印刷節約性とを比較して印刷節約性に優れたほうの印刷設定を選択して印刷を実行する。
【選択図】 図1
【解決手段】印刷設定情報を含む印刷ジョブを取得し、その印刷ジョブに含まれる印刷設定情報を解析し、解析された印刷設定情報に基づいて前記印刷ジョブの用途を推定すると共に、印刷用途ごとに対応する節約印刷設定を予め規定した印刷ルールのなかから、推定された印刷用途に対応する印刷ルールを取得し、取得した印刷ルールの印刷節約性と前記刷設定情報から得られる印刷節約性とを比較して印刷節約性に優れたほうの印刷設定を選択して印刷を実行する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、インクジェットプリンタやレーザープリンタによって印刷物などを作成するに際し、印刷用紙を節約して印刷できる印刷装置および印刷プログラム、印刷方法、並びに印刷情報処理装置、印刷情報処理プログラム、印刷情報処理方法に関するものである。
一般に、ワープロソフトなどで作成した文章やweb画面などを印刷(プリントアウト)するに際しては、ユーザは特別な操作を行うことなく単にインターフェース上の印刷ボタンをクリックするだけで最適な印刷物が得られるようになっている。
これは、プリンタドライバなどにデフォルトの印刷設定が存在し、そのデフォルトの印刷設定に従って印刷が実行されるためであるが、通常、このようなデフォルトの印刷設定は、用紙片面の等倍印刷といった印刷品質重視の設定となっているため、両面印刷や割付(Nアップ)印刷が行われることはなく、試し印刷などでは印刷用紙が無駄になってしまうことが多い。
これは、プリンタドライバなどにデフォルトの印刷設定が存在し、そのデフォルトの印刷設定に従って印刷が実行されるためであるが、通常、このようなデフォルトの印刷設定は、用紙片面の等倍印刷といった印刷品質重視の設定となっているため、両面印刷や割付(Nアップ)印刷が行われることはなく、試し印刷などでは印刷用紙が無駄になってしまうことが多い。
そのため、例えば以下の特許文献1では、複数ページの印刷を利用者がプリンタドライバの設定をデフォルトで印刷実行した場合に、用紙節約を促すメッセージを表示するようにすることで、無駄な印刷を防止するようにしている。
また、以下の特許文献2では、ユーザから指示される文書の用途を示す印刷目的に応じて、その印刷目的に合致する推奨印刷設定を推奨印刷条件データベースから検索し、検索された推奨印刷設定に基づいて印刷を実行することで、同じく無駄な印刷が行われるのを防止するようにしている。
特開2004−318694号公報
特開2000−235466号公報
また、以下の特許文献2では、ユーザから指示される文書の用途を示す印刷目的に応じて、その印刷目的に合致する推奨印刷設定を推奨印刷条件データベースから検索し、検索された推奨印刷設定に基づいて印刷を実行することで、同じく無駄な印刷が行われるのを防止するようにしている。
ところで、前記のような従来技術のうち、前者の方法は、プリンタドライバがプリンタの用紙節約機能を把握していてユーザがそのままデフォルト印刷を実施したときに、どれだけ節約できるかをユーザに提示して通常印刷か節約印刷かを選択させるようにしたものであるが、その選択は常に容易であるとは限らない。その結果、その選択を誤ると、高品質の印刷を行うべきときに節約優先の低品質印刷が行われたり、節約優先の印刷を行うべきときに高品質の印刷が行われてしまい、無駄な印刷を回避することができない。
一方、後者の方法は、印刷目的に合致する推奨印刷条件をデータベースより検索するものであるが、印刷目的や印刷設定はユーザがその都度入力する必要があるため、その入力内容を誤ると、無駄な印刷が行われてしまう。
そこで、本発明はこのような課題を有効に解決するために案出されたものであり、その主な目的は、印刷用途を自動的に取得してその印刷用途に最適な印刷設定を自動的に行うことができる新規な印刷装置および印刷プログラム、印刷方法、並びに印刷情報処理装置、印刷情報処理プログラム、印刷情報処理方法を提供するものである。
そこで、本発明はこのような課題を有効に解決するために案出されたものであり、その主な目的は、印刷用途を自動的に取得してその印刷用途に最適な印刷設定を自動的に行うことができる新規な印刷装置および印刷プログラム、印刷方法、並びに印刷情報処理装置、印刷情報処理プログラム、印刷情報処理方法を提供するものである。
〔形態1〕前記課題を解決するために形態1の印刷装置は、
印刷設定情報を含む印刷ジョブを取得する印刷ジョブ取得手段と、当該印刷ジョブ取得手段で取得した印刷ジョブに含まれる印刷設定情報を解析する印刷設定情報解析手段と、当該印刷設定情報解析手段で解析された印刷設定情報に基づいて前記印刷ジョブの用途を推定する印刷用途推定手段と、印刷用途ごとに対応する節約印刷設定を予め規定した印刷ルールを保持する印刷ルール記憶手段と、当該印刷ルール記憶手段に記憶された印刷ルールのなかから、前記印刷用途推定手段で推定された印刷用途に対応する印刷ルールを取得する印刷ルール取得手段と、当該印刷ルール取得手段で取得した印刷ルールの印刷節約性と、前記印刷設定情報解析手段で解析された印刷設定情報から得られる印刷節約性とを比較して印刷節約性に優れたほうの印刷設定を選択する印刷設定選択手段と、当該印刷設定選択手段で節約された印刷設定に基づいて前記印刷ジョブ取得手段で取得した印刷ジョブの印刷を実行する印刷手段と、を備えたことを特徴とするものである。
印刷設定情報を含む印刷ジョブを取得する印刷ジョブ取得手段と、当該印刷ジョブ取得手段で取得した印刷ジョブに含まれる印刷設定情報を解析する印刷設定情報解析手段と、当該印刷設定情報解析手段で解析された印刷設定情報に基づいて前記印刷ジョブの用途を推定する印刷用途推定手段と、印刷用途ごとに対応する節約印刷設定を予め規定した印刷ルールを保持する印刷ルール記憶手段と、当該印刷ルール記憶手段に記憶された印刷ルールのなかから、前記印刷用途推定手段で推定された印刷用途に対応する印刷ルールを取得する印刷ルール取得手段と、当該印刷ルール取得手段で取得した印刷ルールの印刷節約性と、前記印刷設定情報解析手段で解析された印刷設定情報から得られる印刷節約性とを比較して印刷節約性に優れたほうの印刷設定を選択する印刷設定選択手段と、当該印刷設定選択手段で節約された印刷設定に基づいて前記印刷ジョブ取得手段で取得した印刷ジョブの印刷を実行する印刷手段と、を備えたことを特徴とするものである。
すなわち、先ず、印刷ジョブ取得手段が印刷設定情報を含む印刷ジョブを取得すると、印刷設定情報解析手段がその印刷ジョブに含まれる印刷設定情報を解析し、印刷用途推定手段がその印刷設定情報に基づいて前記印刷ジョブの用途を推定する。
また、これと同時に印刷ルール取得手段が、印刷ルール記憶手段に記憶された印刷ルールのなかから、前記印刷用途推定手段で推定された印刷用途に対応する印刷ルールを取得する。
また、これと同時に印刷ルール取得手段が、印刷ルール記憶手段に記憶された印刷ルールのなかから、前記印刷用途推定手段で推定された印刷用途に対応する印刷ルールを取得する。
次に、印刷設定選択手段が、その印刷ルール取得手段で取得した印刷ルールの印刷節約性と、前記印刷設定情報解析手段で解析された印刷設定情報から得られる印刷節約性とを比較して印刷節約性に優れたほうの印刷設定を選択した後、印刷手段が印刷設定選択手段で節約された印刷設定に基づいて前記印刷ジョブ取得手段で取得した印刷ジョブの印刷を実行することになる。
これによって、ユーザ自身が印刷の都度その印刷ジョブの用途を正確に把握してわざわざ手作業などによって入力する手間が省ける。また、その印刷ジョブの用途に応じた最適な節約印刷設定を自動的に選択し、その選択された節約印刷設定に基づいて印刷が行われるため、ユーザに困難な判断を要求することなく、割付(Nアップ)印刷や両面印刷といった用紙節約可能な印刷を自動で行うことができる。
なお、ここでいう「印刷ジョブ」とは、「印刷設定情報」の他に、少なくとも実際に印刷に供する「印刷データ」やユーザなどからの明示的な「印刷指示」、その印刷ジョブを発行した「ユーザ情報」などを含む概念である(以下の「印刷装置」に関する形態、「印刷プログラム」に関する形態、「印刷方法」に関する形態、「印刷情報処理装置」に関する形態、「印刷情報処理プログラム」に関する形態、「印刷情報処理方法」に関する形態、並びに発明を実施するための最良の形態の欄などの記載において同じである)。
また、「印刷データ」とは、ワープロソフトなどのアプリケーションソフトウェアなどで作成されるテキストデータやスキャナなどで取り込まれたデジタル画像データなどをいい、また、「印刷設定情報」とは、この「印刷データ」を印刷装置を用いて印刷用紙などの印刷媒体上に実際に印刷するに際して具体的に設定する必要がある印刷方法(「両面印刷」、「割付印刷」など)や印刷品質(「きれい」、「はやい」)、印刷用紙の種類などに関する様々な設定に関するをいうものとし、例えば、後述するような印刷ジョブチケットなどによって伝達される印刷設定に関する各種情報のことをいうものする(以下の「印刷装置」に関する形態、「印刷プログラム」に関する形態、「印刷方法」に関する形態、「印刷情報処理装置」に関する形態、「印刷情報処理プログラム」に関する形態、「印刷情報処理方法」に関する形態、並びに発明を実施するための最良の形態の欄などの記載において同じである)。
〔形態2〕また、形態2の印刷装置は、
形態1に記載の印刷装置において、前記当該印刷ジョブ取得手段で取得した印刷ジョブに含まれる印刷設定情報は、テンプレート情報を含み、前記印刷用途推定手段は、当該テンプレート情報に基づいて前記印刷ジョブの用途を推定するようになっていることを特徴とするものである。
形態1に記載の印刷装置において、前記当該印刷ジョブ取得手段で取得した印刷ジョブに含まれる印刷設定情報は、テンプレート情報を含み、前記印刷用途推定手段は、当該テンプレート情報に基づいて前記印刷ジョブの用途を推定するようになっていることを特徴とするものである。
これによって、ユーザ自身が印刷の都度、印刷用途の入力や変更を行うことなく、テンプレート情報に基づいてその印刷ジョブの用途を的確に推定することができる。
ここで「テンプレート情報」とは、印刷データ中のタイトルやヘッダ、フッダ、本文(テキスト)、画像などのレイアウト情報を含むものをいう(以下の「印刷装置」に関する形態、「印刷プログラム」に関する形態、「印刷方法」に関する形態、「印刷情報処理装置」に関する形態、「印刷情報処理プログラム」に関する形態、「印刷情報処理方法」に関する形態、並びに発明を実施するための最良の形態の欄などの記載において同じである)。
ここで「テンプレート情報」とは、印刷データ中のタイトルやヘッダ、フッダ、本文(テキスト)、画像などのレイアウト情報を含むものをいう(以下の「印刷装置」に関する形態、「印刷プログラム」に関する形態、「印刷方法」に関する形態、「印刷情報処理装置」に関する形態、「印刷情報処理プログラム」に関する形態、「印刷情報処理方法」に関する形態、並びに発明を実施するための最良の形態の欄などの記載において同じである)。
〔形態3〕また、形態3の印刷装置は、
形態1に記載の印刷装置において、キーワードリスト記憶手段をさらに備え、前記印刷用途推定手段は、前記印刷ジョブ取得手段で取得した印刷ジョブの印刷データ中に、前記キーワードリスト記憶手段のなかの所定のキーワードの存在の有無に基づいて前記印刷ジョブの用途を推定するようになっていることを特徴とするものである。
形態1に記載の印刷装置において、キーワードリスト記憶手段をさらに備え、前記印刷用途推定手段は、前記印刷ジョブ取得手段で取得した印刷ジョブの印刷データ中に、前記キーワードリスト記憶手段のなかの所定のキーワードの存在の有無に基づいて前記印刷ジョブの用途を推定するようになっていることを特徴とするものである。
これによって、ユーザ自身が印刷の都度、印刷用途の入力や変更を行うことなく、キーワード情報に基づいてその印刷ジョブの用途を的確に推定することができる。特に、本形態は、形態2のように、印刷設定情報中に特徴的なテンプレート情報が含まれていない場合やテンプレート情報を取得できないような場合に有効である。
〔形態4〕また、形態4の印刷装置は、
形態1に記載の印刷装置において、スケジュール情報を取得するスケジュール情報取得手段をさらに備え、前記印刷用途推定手段は、当該スケジュール情報取得手段で取得したスケジュール情報に基づいて前記印刷ジョブの用途を推定するようになっていることを特徴とするものである。
形態1に記載の印刷装置において、スケジュール情報を取得するスケジュール情報取得手段をさらに備え、前記印刷用途推定手段は、当該スケジュール情報取得手段で取得したスケジュール情報に基づいて前記印刷ジョブの用途を推定するようになっていることを特徴とするものである。
これによって、ユーザ自身が印刷の都度、印刷用途の入力や変更を行うことなく、キーワード情報に基づいてその印刷ジョブの用途を的確に推定することができる。特に、本形態は、形態2や3のように、印刷ジョブ中に特徴的なテンプレート情報やキーワード情報が含まれていない場合や、テンプレート情報やキーワード情報を取得できないような場合に有効である。
〔形態5〕また、形態5の印刷装置は、
形態1〜4のいずれかに記載の印刷装置において、前記印刷ルール取得手段で取得した印刷ルールの印刷設定の一部または全部を無効化する印刷設定無効化手段をさらに備えたことを特徴とするものである。
形態1〜4のいずれかに記載の印刷装置において、前記印刷ルール取得手段で取得した印刷ルールの印刷設定の一部または全部を無効化する印刷設定無効化手段をさらに備えたことを特徴とするものである。
これによって、印刷設定の変更が行われなくなるため、ユーザなどがデフォルトの印刷設定、あるいはユーザ自身が自ら設定した印刷設定に基づいた忠実な印刷を実行することができる。
〔形態6〕また、形態6の印刷プログラムは、
コンピュータを、印刷設定情報を含む印刷ジョブを取得する印刷ジョブ取得手段と、当該印刷ジョブ取得手段で取得した印刷ジョブに含まれる印刷設定情報を解析する印刷設定情報解析手段と、当該印刷設定情報解析手段で解析された印刷設定情報に基づいて前記印刷ジョブの用途を推定する印刷用途推定手段と、印刷用途ごとに対応する節約印刷設定を予め規定した印刷ルールを保持する印刷ルール記憶手段と、当該印刷ルール記憶手段に記憶された印刷ルールのなかから、前記印刷用途推定手段で推定された印刷用途に対応する印刷ルールを取得する印刷ルール取得手段と、当該印刷ルール取得手段で取得した印刷ルールの印刷節約性と、前記印刷設定情報解析手段で解析された印刷設定情報から得られる印刷節約性とを比較して印刷節約性に優れたほうの印刷設定を選択する印刷設定選択手段と、当該印刷設定選択手段で節約された印刷設定に基づいて前記印刷ジョブ取得手段で取得した印刷ジョブの印刷を実行する印刷手段と、して機能させることを特徴とするものである。
コンピュータを、印刷設定情報を含む印刷ジョブを取得する印刷ジョブ取得手段と、当該印刷ジョブ取得手段で取得した印刷ジョブに含まれる印刷設定情報を解析する印刷設定情報解析手段と、当該印刷設定情報解析手段で解析された印刷設定情報に基づいて前記印刷ジョブの用途を推定する印刷用途推定手段と、印刷用途ごとに対応する節約印刷設定を予め規定した印刷ルールを保持する印刷ルール記憶手段と、当該印刷ルール記憶手段に記憶された印刷ルールのなかから、前記印刷用途推定手段で推定された印刷用途に対応する印刷ルールを取得する印刷ルール取得手段と、当該印刷ルール取得手段で取得した印刷ルールの印刷節約性と、前記印刷設定情報解析手段で解析された印刷設定情報から得られる印刷節約性とを比較して印刷節約性に優れたほうの印刷設定を選択する印刷設定選択手段と、当該印刷設定選択手段で節約された印刷設定に基づいて前記印刷ジョブ取得手段で取得した印刷ジョブの印刷を実行する印刷手段と、して機能させることを特徴とするものである。
これによって、形態1と同様な効果が得られる。
また、現在市販されているプリンタの殆どは、その印刷処理を実施する際に用いるCPUやROM、RAMからなるコンピュータシステムを標準的に備えていることから、このコンピュータシステムを用いてソフトウェア上で前記各手段を実現することができるため、各手段ごとに専用のハードウェアを作成して実現する場合に比べて経済的かつ容易に実現することができる。さらに、プログラムの一部を書き換えることによって機能改変や改良などによるバージョンアップも容易に行うことができる。
また、現在市販されているプリンタの殆どは、その印刷処理を実施する際に用いるCPUやROM、RAMからなるコンピュータシステムを標準的に備えていることから、このコンピュータシステムを用いてソフトウェア上で前記各手段を実現することができるため、各手段ごとに専用のハードウェアを作成して実現する場合に比べて経済的かつ容易に実現することができる。さらに、プログラムの一部を書き換えることによって機能改変や改良などによるバージョンアップも容易に行うことができる。
〔形態7〕また、形態7の印刷プログラムは、
形態6に記載の印刷プログラムにおいて、前記当該印刷ジョブ取得手段で取得した印刷ジョブに含まれる印刷設定情報は、テンプレート情報を含み、前記印刷用途推定手段は、当該テンプレート情報に基づいて前記印刷ジョブの用途を推定するようになっていることを特徴とするものである。
これによって、形態2および6と同様な効果が得られる。
形態6に記載の印刷プログラムにおいて、前記当該印刷ジョブ取得手段で取得した印刷ジョブに含まれる印刷設定情報は、テンプレート情報を含み、前記印刷用途推定手段は、当該テンプレート情報に基づいて前記印刷ジョブの用途を推定するようになっていることを特徴とするものである。
これによって、形態2および6と同様な効果が得られる。
〔形態8〕また、形態8の印刷プログラムは、
形態6に記載の印刷プログラムにおいて、キーワードリスト記憶手段をさらに備え、前記印刷用途推定手段は、前記印刷ジョブ取得手段で取得した印刷ジョブの印刷データ中に、前記キーワードリスト記憶手段のなかの所定のキーワードの存在の有無に基づいて前記印刷ジョブの用途を推定するようになっていることを特徴とするものである。
これによって、形態3および6と同様な効果が得られる。
形態6に記載の印刷プログラムにおいて、キーワードリスト記憶手段をさらに備え、前記印刷用途推定手段は、前記印刷ジョブ取得手段で取得した印刷ジョブの印刷データ中に、前記キーワードリスト記憶手段のなかの所定のキーワードの存在の有無に基づいて前記印刷ジョブの用途を推定するようになっていることを特徴とするものである。
これによって、形態3および6と同様な効果が得られる。
〔形態9〕また、形態9の印刷プログラムは、
形態6に記載の印刷プログラムにおいて、スケジュール情報を取得するスケジュール情報取得手段をさらに備え、前記印刷用途推定手段は、当該スケジュール情報取得手段で取得したスケジュール情報に基づいて前記印刷ジョブの用途を推定するようになっていることを特徴とするものである。
これによって、形態4および6と同様な効果が得られる。
形態6に記載の印刷プログラムにおいて、スケジュール情報を取得するスケジュール情報取得手段をさらに備え、前記印刷用途推定手段は、当該スケジュール情報取得手段で取得したスケジュール情報に基づいて前記印刷ジョブの用途を推定するようになっていることを特徴とするものである。
これによって、形態4および6と同様な効果が得られる。
〔形態10〕また、形態10の印刷プログラムは、
形態5〜9のいずれかに記載の印刷プログラムにおいて、前記印刷ルール取得手段で取得した印刷ルールの印刷設定の一部または全部を無効化する印刷設定無効化手段をさらに備えたことを特徴とするものである。
これによって、形態5および6と同様な効果が得られる。
形態5〜9のいずれかに記載の印刷プログラムにおいて、前記印刷ルール取得手段で取得した印刷ルールの印刷設定の一部または全部を無効化する印刷設定無効化手段をさらに備えたことを特徴とするものである。
これによって、形態5および6と同様な効果が得られる。
〔形態11〕また、形態11の印刷方法は、
印刷設定情報を含む印刷ジョブを取得する印刷ジョブ取得ステップと、当該印刷ジョブ取得ステップで取得した印刷ジョブに含まれる印刷設定情報を解析する印刷設定情報解析ステップと、当該印刷設定情報解析ステップで解析された印刷設定情報に基づいて前記印刷ジョブの用途を推定する印刷用途推定ステップと、印刷用途ごとに対応する節約印刷設定を予め規定した印刷ルールを保持する印刷ルール記憶ステップと、当該印刷ルール記憶ステップに記憶された印刷ルールのなかから、前記印刷用途推定ステップで推定された印刷用途に対応する印刷ルールを取得する印刷ルール取得ステップと、当該印刷ルール取得ステップで取得した印刷ルールの印刷節約性と、前記印刷設定情報解析ステップで解析された印刷設定情報から得られる印刷節約性とを比較して印刷節約性に優れたほうの印刷設定を選択する印刷設定選択ステップと、当該印刷設定選択ステップで節約された印刷設定に基づいて前記印刷ジョブ取得ステップで取得した印刷ジョブの印刷を実行する印刷ステップと、を含むことを特徴とするものである。
これによって、形態1と同様な効果が得られる。
印刷設定情報を含む印刷ジョブを取得する印刷ジョブ取得ステップと、当該印刷ジョブ取得ステップで取得した印刷ジョブに含まれる印刷設定情報を解析する印刷設定情報解析ステップと、当該印刷設定情報解析ステップで解析された印刷設定情報に基づいて前記印刷ジョブの用途を推定する印刷用途推定ステップと、印刷用途ごとに対応する節約印刷設定を予め規定した印刷ルールを保持する印刷ルール記憶ステップと、当該印刷ルール記憶ステップに記憶された印刷ルールのなかから、前記印刷用途推定ステップで推定された印刷用途に対応する印刷ルールを取得する印刷ルール取得ステップと、当該印刷ルール取得ステップで取得した印刷ルールの印刷節約性と、前記印刷設定情報解析ステップで解析された印刷設定情報から得られる印刷節約性とを比較して印刷節約性に優れたほうの印刷設定を選択する印刷設定選択ステップと、当該印刷設定選択ステップで節約された印刷設定に基づいて前記印刷ジョブ取得ステップで取得した印刷ジョブの印刷を実行する印刷ステップと、を含むことを特徴とするものである。
これによって、形態1と同様な効果が得られる。
〔形態12〕また、形態12の印刷方法は、
形態11に記載の印刷方法において、前記当該印刷ジョブ取得ステップで取得した印刷ジョブに含まれる印刷設定情報は、テンプレート情報を含み、前記印刷用途推定ステップは、当該テンプレート情報に基づいて前記印刷ジョブの用途を推定するようになっていることを特徴とするものである。
これによって、形態2と同様な効果が得られる。
形態11に記載の印刷方法において、前記当該印刷ジョブ取得ステップで取得した印刷ジョブに含まれる印刷設定情報は、テンプレート情報を含み、前記印刷用途推定ステップは、当該テンプレート情報に基づいて前記印刷ジョブの用途を推定するようになっていることを特徴とするものである。
これによって、形態2と同様な効果が得られる。
〔形態13〕また、形態13の印刷方法は、
形態11に記載の印刷方法において、キーワードリスト記憶ステップをさらに含み、前記印刷用途推定ステップは、前記印刷ジョブ取得ステップで取得した印刷ジョブの印刷データ中に、前記キーワードリスト記憶ステップで記憶した所定のキーワードの存在の有無に基づいて前記印刷ジョブの用途を推定するようになっていることを特徴とするものである。
これによって、形態3と同様な効果が得られる。
形態11に記載の印刷方法において、キーワードリスト記憶ステップをさらに含み、前記印刷用途推定ステップは、前記印刷ジョブ取得ステップで取得した印刷ジョブの印刷データ中に、前記キーワードリスト記憶ステップで記憶した所定のキーワードの存在の有無に基づいて前記印刷ジョブの用途を推定するようになっていることを特徴とするものである。
これによって、形態3と同様な効果が得られる。
〔形態14〕また、形態14の印刷方法は、
形態11に記載の印刷方法において、スケジュール情報を取得するスケジュール情報取得ステップをさらに含み、前記印刷用途推定ステップは、当該スケジュール情報取得ステップで取得したスケジュール情報に基づいて前記印刷ジョブの用途を推定するようになっていることを特徴とするものである。
これによって、形態4と同様な効果が得られる。
形態11に記載の印刷方法において、スケジュール情報を取得するスケジュール情報取得ステップをさらに含み、前記印刷用途推定ステップは、当該スケジュール情報取得ステップで取得したスケジュール情報に基づいて前記印刷ジョブの用途を推定するようになっていることを特徴とするものである。
これによって、形態4と同様な効果が得られる。
〔形態15〕また、形態15の印刷方法は、
形態11〜14のいずれかに記載の印刷方法において、前記印刷ルール取得ステップで取得した印刷ルールの印刷設定の一部または全部を無効化する印刷設定無効化ステップをさらに備えたことを特徴とするものである。
これによって、形態5と同様な効果が得られる。
形態11〜14のいずれかに記載の印刷方法において、前記印刷ルール取得ステップで取得した印刷ルールの印刷設定の一部または全部を無効化する印刷設定無効化ステップをさらに備えたことを特徴とするものである。
これによって、形態5と同様な効果が得られる。
〔形態16〕一方、前記課題を解決するために形態16の印刷情報処理装置は、
印刷設定情報を含む印刷ジョブを取得する印刷ジョブ取得手段と、当該印刷ジョブ取得手段で取得した印刷ジョブに含まれる印刷設定情報を解析する印刷設定情報解析手段と、当該印刷設定情報解析手段で解析された印刷設定情報に基づいて前記印刷ジョブの用途を推定する印刷用途推定手段と、印刷用途ごとに対応する節約印刷設定を予め規定した印刷ルールを保持する印刷ルール記憶手段と、当該印刷ルール記憶手段に記憶された印刷ルールのなかから、前記印刷用途推定手段で推定された印刷用途に対応する印刷ルールを取得する印刷ルール取得手段と、当該印刷ルール取得手段で取得した印刷ルールの印刷節約性と、前記印刷設定情報解析手段で解析された印刷設定情報から得られる印刷節約性とを比較して印刷節約性に優れたほうの印刷設定を選択する印刷設定選択手段と、を備えたことを特徴とするものである。
印刷設定情報を含む印刷ジョブを取得する印刷ジョブ取得手段と、当該印刷ジョブ取得手段で取得した印刷ジョブに含まれる印刷設定情報を解析する印刷設定情報解析手段と、当該印刷設定情報解析手段で解析された印刷設定情報に基づいて前記印刷ジョブの用途を推定する印刷用途推定手段と、印刷用途ごとに対応する節約印刷設定を予め規定した印刷ルールを保持する印刷ルール記憶手段と、当該印刷ルール記憶手段に記憶された印刷ルールのなかから、前記印刷用途推定手段で推定された印刷用途に対応する印刷ルールを取得する印刷ルール取得手段と、当該印刷ルール取得手段で取得した印刷ルールの印刷節約性と、前記印刷設定情報解析手段で解析された印刷設定情報から得られる印刷節約性とを比較して印刷節約性に優れたほうの印刷設定を選択する印刷設定選択手段と、を備えたことを特徴とするものである。
これによって、形態1と同様な効果が得られる。
また、パソコンなどの汎用の情報処理装置のコンピュータシステムを用いてソフトウェア上で前記各手段を実現することができるため、各手段ごとに専用のハードウェアを作成して実現する場合に比べて経済的かつ容易に実現することができる。さらに、プログラムの一部を書き換えることによって機能改変や改良などによるバージョンアップも容易に行うことができる。
また、パソコンなどの汎用の情報処理装置のコンピュータシステムを用いてソフトウェア上で前記各手段を実現することができるため、各手段ごとに専用のハードウェアを作成して実現する場合に比べて経済的かつ容易に実現することができる。さらに、プログラムの一部を書き換えることによって機能改変や改良などによるバージョンアップも容易に行うことができる。
〔形態17〕また、形態17の印刷情報処理装置は、
形態16に記載の印刷情報処理装置において、前記当該印刷ジョブ取得手段で取得した印刷ジョブに含まれる印刷設定情報は、テンプレート情報を含み、前記印刷用途推定手段は、当該テンプレート情報に基づいて前記印刷ジョブの用途を推定するようになっていることを特徴とするものである。
これによって、形態2および形態16と同様な効果が得られる。
形態16に記載の印刷情報処理装置において、前記当該印刷ジョブ取得手段で取得した印刷ジョブに含まれる印刷設定情報は、テンプレート情報を含み、前記印刷用途推定手段は、当該テンプレート情報に基づいて前記印刷ジョブの用途を推定するようになっていることを特徴とするものである。
これによって、形態2および形態16と同様な効果が得られる。
〔形態18〕また、形態18の印刷情報処理装置は、
形態16に記載の印刷情報処理装置において、キーワードリスト記憶手段をさらに備え、前記印刷用途推定手段は、前記印刷ジョブ取得手段で取得した印刷ジョブの印刷データ中に、前記キーワードリスト記憶手段のなかの所定のキーワードの存在の有無に基づいて前記印刷ジョブの用途を推定するようになっていることを特徴とするものである。
これによって、形態3および形態16と同様な効果が得られる。
形態16に記載の印刷情報処理装置において、キーワードリスト記憶手段をさらに備え、前記印刷用途推定手段は、前記印刷ジョブ取得手段で取得した印刷ジョブの印刷データ中に、前記キーワードリスト記憶手段のなかの所定のキーワードの存在の有無に基づいて前記印刷ジョブの用途を推定するようになっていることを特徴とするものである。
これによって、形態3および形態16と同様な効果が得られる。
〔形態19〕また、形態19の印刷情報処理装置は、
形態16に記載の印刷情報処理装置において、スケジュール情報を取得するスケジュール情報取得手段をさらに備え、前記印刷用途推定手段は、当該スケジュール情報取得手段で取得したスケジュール情報に基づいて前記印刷ジョブの用途を推定するようになっていることを特徴とするものである。
これによって、形態4および形態16と同様な効果が得られる。
形態16に記載の印刷情報処理装置において、スケジュール情報を取得するスケジュール情報取得手段をさらに備え、前記印刷用途推定手段は、当該スケジュール情報取得手段で取得したスケジュール情報に基づいて前記印刷ジョブの用途を推定するようになっていることを特徴とするものである。
これによって、形態4および形態16と同様な効果が得られる。
〔形態20〕また、形態20の印刷情報処理装置は、
形態16〜19のいずれかに記載の印刷情報処理装置において、前記印刷ルール取得手段で取得した印刷ルールの印刷設定の一部または全部を無効化する印刷設定無効化手段をさらに備えたことを特徴とするものである。
これによって、形態5および形態16と同様な効果が得られる。
形態16〜19のいずれかに記載の印刷情報処理装置において、前記印刷ルール取得手段で取得した印刷ルールの印刷設定の一部または全部を無効化する印刷設定無効化手段をさらに備えたことを特徴とするものである。
これによって、形態5および形態16と同様な効果が得られる。
〔形態21〕また、形態21の印刷情報処理プログラムは、
コンピュータを、印刷設定情報を含む印刷ジョブを取得する印刷ジョブ取得手段と、当該印刷ジョブ取得手段で取得した印刷ジョブに含まれる印刷設定情報を解析する印刷設定情報解析手段と、当該印刷設定情報解析手段で解析された印刷設定情報に基づいて前記印刷ジョブの用途を推定する印刷用途推定手段と、印刷用途ごとに対応する節約印刷設定を予め規定した印刷ルールを保持する印刷ルール記憶手段と、当該印刷ルール記憶手段に記憶された印刷ルールのなかから、前記印刷用途推定手段で推定された印刷用途に対応する印刷ルールを取得する印刷ルール取得手段と、当該印刷ルール取得手段で取得した印刷ルールの印刷節約性と、前記印刷設定情報解析手段で解析された印刷設定情報から得られる印刷節約性とを比較して印刷節約性に優れたほうの印刷設定を選択する印刷設定選択手段と、して機能させることを特徴とするものである。
これによって、形態1および形態16と同様な効果が得られる。
コンピュータを、印刷設定情報を含む印刷ジョブを取得する印刷ジョブ取得手段と、当該印刷ジョブ取得手段で取得した印刷ジョブに含まれる印刷設定情報を解析する印刷設定情報解析手段と、当該印刷設定情報解析手段で解析された印刷設定情報に基づいて前記印刷ジョブの用途を推定する印刷用途推定手段と、印刷用途ごとに対応する節約印刷設定を予め規定した印刷ルールを保持する印刷ルール記憶手段と、当該印刷ルール記憶手段に記憶された印刷ルールのなかから、前記印刷用途推定手段で推定された印刷用途に対応する印刷ルールを取得する印刷ルール取得手段と、当該印刷ルール取得手段で取得した印刷ルールの印刷節約性と、前記印刷設定情報解析手段で解析された印刷設定情報から得られる印刷節約性とを比較して印刷節約性に優れたほうの印刷設定を選択する印刷設定選択手段と、して機能させることを特徴とするものである。
これによって、形態1および形態16と同様な効果が得られる。
〔形態22〕また、形態22の印刷情報処理プログラムは、
形態21に記載の印刷情報処理プログラムにおいて、前記当該印刷ジョブ取得手段で取得した印刷ジョブに含まれる印刷設定情報は、テンプレート情報を含み、前記印刷用途推定手段は、当該テンプレート情報に基づいて前記印刷ジョブの用途を推定するようになっていることを特徴とするものである。
これによって、形態2および形態16と同様な効果が得られる。
形態21に記載の印刷情報処理プログラムにおいて、前記当該印刷ジョブ取得手段で取得した印刷ジョブに含まれる印刷設定情報は、テンプレート情報を含み、前記印刷用途推定手段は、当該テンプレート情報に基づいて前記印刷ジョブの用途を推定するようになっていることを特徴とするものである。
これによって、形態2および形態16と同様な効果が得られる。
〔形態23〕また、形態23の印刷情報処理プログラムは、
形態21に記載の印刷情報処理プログラムにおいて、キーワードリスト記憶手段をさらに備え、前記印刷用途推定手段は、前記印刷ジョブ取得手段で取得した印刷ジョブの印刷データ中に、前記キーワードリスト記憶手段のなかの所定のキーワードの存在の有無に基づいて前記印刷ジョブの用途を推定するようになっていることを特徴とするものである。
これによって、形態3および形態16と同様な効果が得られる。
形態21に記載の印刷情報処理プログラムにおいて、キーワードリスト記憶手段をさらに備え、前記印刷用途推定手段は、前記印刷ジョブ取得手段で取得した印刷ジョブの印刷データ中に、前記キーワードリスト記憶手段のなかの所定のキーワードの存在の有無に基づいて前記印刷ジョブの用途を推定するようになっていることを特徴とするものである。
これによって、形態3および形態16と同様な効果が得られる。
〔形態24〕また、形態24の印刷情報処理プログラムは、
形態21に記載の印刷情報処理プログラムにおいて、スケジュール情報を取得するスケジュール情報取得手段をさらに備え、前記印刷用途推定手段は、当該スケジュール情報取得手段で取得したスケジュール情報に基づいて前記印刷ジョブの用途を推定するようになっていることを特徴とするものである。
これによって、形態4および形態16と同様な効果が得られる。
形態21に記載の印刷情報処理プログラムにおいて、スケジュール情報を取得するスケジュール情報取得手段をさらに備え、前記印刷用途推定手段は、当該スケジュール情報取得手段で取得したスケジュール情報に基づいて前記印刷ジョブの用途を推定するようになっていることを特徴とするものである。
これによって、形態4および形態16と同様な効果が得られる。
〔形態25〕また、形態25の印刷情報処理プログラムは、
形態21〜24のいずれかに記載の印刷情報処理プログラムにおいて、前記印刷ルール取得手段で取得した印刷ルールの印刷設定の一部または全部を無効化する印刷設定無効化手段をさらに備えたことを特徴とするものである。
これによって、形態5および形態16と同様な効果が得られる。
形態21〜24のいずれかに記載の印刷情報処理プログラムにおいて、前記印刷ルール取得手段で取得した印刷ルールの印刷設定の一部または全部を無効化する印刷設定無効化手段をさらに備えたことを特徴とするものである。
これによって、形態5および形態16と同様な効果が得られる。
〔形態26〕また、形態26の印刷情報処理方法は、
印刷設定情報を含む印刷ジョブを取得する印刷ジョブ取得ステップと、当該印刷ジョブ取得ステップで取得した印刷ジョブに含まれる印刷設定情報を解析する印刷設定情報解析ステップと、当該印刷設定情報解析ステップで解析された印刷設定情報に基づいて前記印刷ジョブの用途を推定する印刷用途推定ステップと、印刷用途ごとに対応する節約印刷設定を予め規定した印刷ルールを保持する印刷ルール記憶ステップと、当該印刷ルール記憶ステップに記憶された印刷ルールのなかから、前記印刷用途推定ステップで推定された印刷用途に対応する印刷ルールを取得する印刷ルール取得ステップと、当該印刷ルール取得ステップで取得した印刷ルールの印刷節約性と、前記印刷設定情報解析ステップで解析された印刷設定情報から得られる印刷節約性とを比較して印刷節約性に優れたほうの印刷設定を選択する印刷設定選択ステップと、を含むことを特徴とするものである。
これによって、形態1と同様な効果が得られる。
印刷設定情報を含む印刷ジョブを取得する印刷ジョブ取得ステップと、当該印刷ジョブ取得ステップで取得した印刷ジョブに含まれる印刷設定情報を解析する印刷設定情報解析ステップと、当該印刷設定情報解析ステップで解析された印刷設定情報に基づいて前記印刷ジョブの用途を推定する印刷用途推定ステップと、印刷用途ごとに対応する節約印刷設定を予め規定した印刷ルールを保持する印刷ルール記憶ステップと、当該印刷ルール記憶ステップに記憶された印刷ルールのなかから、前記印刷用途推定ステップで推定された印刷用途に対応する印刷ルールを取得する印刷ルール取得ステップと、当該印刷ルール取得ステップで取得した印刷ルールの印刷節約性と、前記印刷設定情報解析ステップで解析された印刷設定情報から得られる印刷節約性とを比較して印刷節約性に優れたほうの印刷設定を選択する印刷設定選択ステップと、を含むことを特徴とするものである。
これによって、形態1と同様な効果が得られる。
〔形態27〕また、形態27の印刷情報処理方法は、
形態26に記載の印刷情報処理方法において、前記当該印刷ジョブ取得ステップで取得した印刷ジョブに含まれる印刷設定情報は、テンプレート情報を含み、前記印刷用途推定ステップは、当該テンプレート情報に基づいて前記印刷ジョブの用途を推定するようになっていることを特徴とするものである。
これによって、形態2と同様な効果が得られる。
形態26に記載の印刷情報処理方法において、前記当該印刷ジョブ取得ステップで取得した印刷ジョブに含まれる印刷設定情報は、テンプレート情報を含み、前記印刷用途推定ステップは、当該テンプレート情報に基づいて前記印刷ジョブの用途を推定するようになっていることを特徴とするものである。
これによって、形態2と同様な効果が得られる。
〔形態28〕また、形態28の印刷情報処理方法は、
形態26に記載の印刷情報処理方法において、キーワードリスト記憶ステップをさらに含み、前記印刷用途推定ステップは、前記印刷ジョブ取得ステップで取得した印刷ジョブの印刷データ中に、前記キーワードリスト記憶ステップで記憶した所定のキーワードの存在の有無に基づいて前記印刷ジョブの用途を推定するようになっていることを特徴とするものである。
これによって、形態3と同様な効果が得られる。
形態26に記載の印刷情報処理方法において、キーワードリスト記憶ステップをさらに含み、前記印刷用途推定ステップは、前記印刷ジョブ取得ステップで取得した印刷ジョブの印刷データ中に、前記キーワードリスト記憶ステップで記憶した所定のキーワードの存在の有無に基づいて前記印刷ジョブの用途を推定するようになっていることを特徴とするものである。
これによって、形態3と同様な効果が得られる。
〔形態29〕また、形態29の印刷情報処理方法は、
形態26に記載の印刷情報処理方法において、スケジュール情報を取得するスケジュール情報取得ステップをさらに含み、前記印刷用途推定ステップは、当該スケジュール情報取得ステップで取得したスケジュール情報に基づいて前記印刷ジョブの用途を推定するようになっていることを特徴とするものである。
これによって、形態4と同様な効果が得られる。
形態26に記載の印刷情報処理方法において、スケジュール情報を取得するスケジュール情報取得ステップをさらに含み、前記印刷用途推定ステップは、当該スケジュール情報取得ステップで取得したスケジュール情報に基づいて前記印刷ジョブの用途を推定するようになっていることを特徴とするものである。
これによって、形態4と同様な効果が得られる。
〔形態30〕また、形態30の印刷情報処理方法は、
形態26〜29のいずれかに記載の印刷情報処理方法において、前記印刷ルール取得ステップで取得した印刷ルールの印刷設定の一部または全部を無効化する印刷設定無効化ステップをさらに備えたことを特徴とするものである。
形態26〜29のいずれかに記載の印刷情報処理方法において、前記印刷ルール取得ステップで取得した印刷ルールの印刷設定の一部または全部を無効化する印刷設定無効化ステップをさらに備えたことを特徴とするものである。
これによって、形態5と同様な効果が得られる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を添付図面を参照しながら詳述する。
図1〜図5は、本発明の(節約)印刷装置100および(節約)印刷プログラム、並びに(節約)印刷方法に関する第1の実施の形態を示したものである。
図1は、本発明に係る印刷装置100の実施の形態を示す機能ブロック図である。
図示するように、この印刷装置100は、印刷ジョブ取得手段10と、印刷設定情報解析手段12と、印刷用途推定手段14と、印刷用途データベース22と、印刷ルール記憶手段24と、印刷ルール取得手段16と、印刷設定選択手段18と、印刷手段20と、から主に構成されており、以下、これら各構成要素について説明する。
図1〜図5は、本発明の(節約)印刷装置100および(節約)印刷プログラム、並びに(節約)印刷方法に関する第1の実施の形態を示したものである。
図1は、本発明に係る印刷装置100の実施の形態を示す機能ブロック図である。
図示するように、この印刷装置100は、印刷ジョブ取得手段10と、印刷設定情報解析手段12と、印刷用途推定手段14と、印刷用途データベース22と、印刷ルール記憶手段24と、印刷ルール取得手段16と、印刷設定選択手段18と、印刷手段20と、から主に構成されており、以下、これら各構成要素について説明する。
先ず、印刷ジョブ取得手段10は、ネットワークや専用ラインなどを介して図示しないパソコンなどの印刷ジョブ生成端末などから送られてきた印刷ジョブを取得し、取得した印刷ジョブを印刷設定情報解析手段12に送るような機能を主に提供するようになっており、その他に例えばその取得中にデータが正確に送られてきているか否かなどをチェックし、そのデータの一部が欠損した場合に再送要求を行うなどによって完全な状態の印刷ジョブを取得する機能も発揮するようになっている。
ここで、この印刷ジョブ取得手段10で取得される「印刷ジョブ」とは、「印刷設定情報」の他に、少なくとも実際に印刷に供する「印刷データ」やユーザなどからの明示的な「印刷指示」、その印刷ジョブを発行した「ユーザ情報」などが含まれている。また、「印刷データ」とは、特に限定するものではないが、ワープロソフトなどのアプリケーションソフトウェアなどで作成されるテキストデータやweb画面、スキャナなどで取り込まれたデジタル画像データなどをいい、また、「印刷設定情報」とは、この「印刷データ」を印刷装置を用いて印刷用紙などの印刷媒体上に実際に印刷するに際して具体的に設定する必要がある印刷方法(「両面印刷」、「割付印刷」など)や印刷品質(「きれい」、「はやい」)、印刷用紙の種類などに関する様々な設定やテンプレート情報などに関するものをいう。また、この「印刷設定情報」は、印刷ジョブチケットなどの形態を伴った場合もある。
次に、印刷設定情報解析手段12は、この印刷ジョブ取得手段10で取得した印刷ジョブに含まれる印刷設定情報を解析し、解析した印刷設定情報を印刷用途推定手段14に送るような機能を提供するようになっている。
印刷用途推定手段14は、本実施の形態では、印刷設定情報解析手段12で解析した印刷設定情報からテンプレート情報を抽出し、抽出したテンプレート情報から、印刷用途データベース22に記録されたテンプレート情報と印刷用途との関係に基づいてその印刷ジョブの印刷物の用途を推定する機能を提供するようになっている。
印刷用途推定手段14は、本実施の形態では、印刷設定情報解析手段12で解析した印刷設定情報からテンプレート情報を抽出し、抽出したテンプレート情報から、印刷用途データベース22に記録されたテンプレート情報と印刷用途との関係に基づいてその印刷ジョブの印刷物の用途を推定する機能を提供するようになっている。
図3は、この印刷用途データベース22に記録されたテンプレート情報と印刷用途との関係を示した印刷用途リスト200Aの一例である。すなわち、図3の印刷用途リスト200Aには、対応するテンプレートとしてテンプレート「ア」、テンプレート「イ」、テンプレート「ウ」、テンプレート「エ」、テンプレート「オ」、テンプレート「カ」といった6種類のテンプレートが存在し、そのうち、テンプレート「ア」、「イ」は「プレゼンテーション配布資料」として、テンプレート「ウ」、「エ」は「申請」として、テンプレート「オ」は「一時閲覧」として、テンプレート「カ」は「外部向け資料」として、それぞれその用途が対応付けられて記録されている。
従って、抽出したテンプレート情報に対応するテンプレートの種類が、例えば、印刷用途リスト200Aのテンプレート「カ」であったとすると、印刷用途推定手段14は、その印刷ジョブの印刷用途は「外部向け資料」であると推定してその推定結果を印刷ルール取得手段16に通知するようになっている。
次に、印刷ルール記憶手段24は、印刷用途ごとに対応する節約印刷設定を予め規定した印刷ルールを、例えば図4に示すような印刷設定リスト200Bの形態で保持する機能を提供するようになっている。
次に、印刷ルール記憶手段24は、印刷用途ごとに対応する節約印刷設定を予め規定した印刷ルールを、例えば図4に示すような印刷設定リスト200Bの形態で保持する機能を提供するようになっている。
そして、印刷ルール取得手段16は、この印刷ルール記憶手段24に記憶された印刷ルールのなかから、前記印刷用途推定手段14で推定された印刷用途に対応する印刷ルールを取得する機能を提供するようになっている。
図4は、この印刷ルール記憶手段24および印刷ルール取得手段16で利用される、ユーザを含めた印刷用途ごとに対応する節約印刷設定の種類を予め定めた印刷設定リスト200Bの一例を示したものである。
図4は、この印刷ルール記憶手段24および印刷ルール取得手段16で利用される、ユーザを含めた印刷用途ごとに対応する節約印刷設定の種類を予め定めた印刷設定リスト200Bの一例を示したものである。
図の例では、例えば、No「1」では、ユーザAがテンプレート「オ」を使用しているときは、用途は「一時閲覧」となり、その印刷設定は、「2up、両面」が適用される。また、No「7」では、ユーザCがテンプレート「カ」を使用しているときは、用途は「外部向け資料」となり、その印刷設定は、「両面」が適用される。さらに、No「8」では、ユーザBがテンプレート「イ」を使用しているときは、用途は「プレゼンテーション配布資料」となり、その印刷設定は、「2up、両面」が適用されることになる。
次に、印刷設定選択手段18は、この印刷ルール取得手段16で取得した印刷ルールの印刷節約性と前記印刷設定情報解析手段12で解析された印刷設定情報から得られる印刷節約性とを比較して印刷節約性に優れたほうの印刷設定を選択するようになっている。
例えば、前記印刷ルール取得手段16で取得された印刷設定が、図4に示す印刷設定リスト200Bの「No3」とすると、この「No3」の印刷設定(2up、両面)であり、前記印刷設定情報解析手段12で解析された元の印刷設定が「2up、片面」であった場合は、この印刷設定リスト200Bの「No3」のほうが元の印刷設定よりも印刷節約性に優れていることから、この印刷設定リスト200Bの「No3」の印刷設定(2up、両面)が選択されることになる。
例えば、前記印刷ルール取得手段16で取得された印刷設定が、図4に示す印刷設定リスト200Bの「No3」とすると、この「No3」の印刷設定(2up、両面)であり、前記印刷設定情報解析手段12で解析された元の印刷設定が「2up、片面」であった場合は、この印刷設定リスト200Bの「No3」のほうが元の印刷設定よりも印刷節約性に優れていることから、この印刷設定リスト200Bの「No3」の印刷設定(2up、両面)が選択されることになる。
これに対し、前記印刷ルール取得手段16で取得された印刷設定が同じで、前記印刷設定情報解析手段12で解析された元の印刷設定が「3up、両面」であった場合は、この印刷設定リスト200Bの「No3」よりも元の印刷設定のほうが印刷節約性に優れていることから、この元の印刷設定(3up、両面)が選択されることになる。
なお、この印刷設定選択手段18による選択において、2種類以上の印刷設定が該当する場合は、最も節約効果の大きい印刷設定が優先的に選択されることになる。
なお、この印刷設定選択手段18による選択において、2種類以上の印刷設定が該当する場合は、最も節約効果の大きい印刷設定が優先的に選択されることになる。
次に、印刷手段20は、この印刷設定選択手段18で節約された印刷設定に基づいて前記印刷ジョブ取得手段10で取得した印刷ジョブの印刷を実行する機能を提供するようになっている。
すなわち、この印刷手段20は、既存のインクジェットプリンタやレーザープリンタそのものである。例えば、インクジェットプリンタの場合では、印刷用紙またはこの印字ヘッドの一方、あるいは双方を移動させながらその印字ヘッドに形成されたノズルからインクをそれぞれドット状に噴射して前記印刷用紙上に多数のドットからなる所定の画像を形成するようにしたものであり、このような印字ヘッドの他に、この印字ヘッドを印刷媒体上をその幅方向に往復移動させる図示しない印字ヘッド送り機構(マルチパス型の場合)、前記印刷媒体を移動させるための図示しない紙送り機構、前記印刷用データに基づいて印字ヘッドのインクの吐出を制御する図示しない印字コントローラ機構などの公知の構成要素から構成されている。
すなわち、この印刷手段20は、既存のインクジェットプリンタやレーザープリンタそのものである。例えば、インクジェットプリンタの場合では、印刷用紙またはこの印字ヘッドの一方、あるいは双方を移動させながらその印字ヘッドに形成されたノズルからインクをそれぞれドット状に噴射して前記印刷用紙上に多数のドットからなる所定の画像を形成するようにしたものであり、このような印字ヘッドの他に、この印字ヘッドを印刷媒体上をその幅方向に往復移動させる図示しない印字ヘッド送り機構(マルチパス型の場合)、前記印刷媒体を移動させるための図示しない紙送り機構、前記印刷用データに基づいて印字ヘッドのインクの吐出を制御する図示しない印字コントローラ機構などの公知の構成要素から構成されている。
ここで、この印刷装置100は、これを構成する前記印刷ジョブ取得手段10、印刷設定情報解析手段12、印刷用途推定手段14、印刷用途データベース22、印刷ルール記憶手段24、印刷ルール取得手段16、印刷設定選択手段18、印刷手段20などをソフトウェア上で実現するためのコンピュータシステムを備えており、そのハードウェア構成は、図2に示すように、各種制御や演算処理を担う中央演算処理装置であるCPU(Central Processing Unit)60と、主記憶装置(Main Storage)を構成するRAM(Random Access Memory)62と、読み出し専用の記憶装置であるROM(Read Only Memory)64との間をPCI(Peripheral Component Interconnect)バスやISA(Industrial Standard Architecture)バス等からなる各種内外バス68で接続すると共に、このバス68に入出力インタフェース(I/F)66を介して、HDD(Hard Disk Drive)などの外部記憶装置(Secondary Storage)70や、印刷装置やCRT、LCDモニタ等の出力装置72、操作パネルやマウス、キーボード、スキャナなどの入力装置74、および図示しない印刷装置などと通信するためのネットワークLなどを接続したものである。
そして、電源を投入すると、ROM64等に記憶されたBIOS等のシステムプログラムが、ROM64に予め記憶された各種専用のコンピュータプログラム、あるいは、CD−ROMやDVD−ROM、フレキシブルディスク(FD)などの記憶媒体を介して、またはインターネットなどの通信ネットワークLを介して記憶装置70にインストールされた各種専用のコンピュータプログラムを同じくRAM62にロードし、そのRAM62にロードされたプログラムに記述された命令に従ってCPU60が各種リソースを駆使して所定の制御および演算処理を行うことで前述したような各手段の各機能をソフトウェア上で実現できるようになっている。
次に、このような構成をした印刷装置100を用いた印刷処理の流れの一例を図5のフローチャート図を主に参照しながら説明する。
図示するように、この印刷装置100は、電源投入後、印刷処理のための所定の初期動作が終了したならば、最初のステップS100に移行して、パソコンなどの図示しない印刷指示端末などが接続されている場合は、前記印刷ジョブ取得手段10がその印刷指示端末から明示的な印刷指示があるかどうかを監視し、印刷指示があったときは、その印刷ジョブを取得して次のステップS102、ステップS104に移行する。なお、この印刷ジョブには、前述したように印刷データの他に、その印刷ジョブを送付したユーザの識別情報や具体的な印刷設定に関する情報、コンテンツのレイアウトなどに関するテンプレート情報、後述する無効化指定に関する情報などが含まれている。
図示するように、この印刷装置100は、電源投入後、印刷処理のための所定の初期動作が終了したならば、最初のステップS100に移行して、パソコンなどの図示しない印刷指示端末などが接続されている場合は、前記印刷ジョブ取得手段10がその印刷指示端末から明示的な印刷指示があるかどうかを監視し、印刷指示があったときは、その印刷ジョブを取得して次のステップS102、ステップS104に移行する。なお、この印刷ジョブには、前述したように印刷データの他に、その印刷ジョブを送付したユーザの識別情報や具体的な印刷設定に関する情報、コンテンツのレイアウトなどに関するテンプレート情報、後述する無効化指定に関する情報などが含まれている。
ステップS102、S104では、前記印刷設定情報解析手段12がその印刷ジョブを解析してその印刷ジョブに含まれているユーザの識別情報や具体的な印刷設定に関する情報、コンテンツのレイアウトなどに関するテンプレート情報などを解析して、その情報のなかから特にテンプレートに関する情報を抽出して次のステップS106に移行する。
ステップS106では、印刷用途推定手段14が前述したようにそのテンプレートに関する情報に基づいて印刷用途データベース22からその印刷ジョブの印刷用途を推定して次のステップS108に移行する。例えば、図3に示すように、抽出されたテンプレートが「カ」である場合は、その印刷ジョブは「外部向け資料」であると推定する。
ステップS106では、印刷用途推定手段14が前述したようにそのテンプレートに関する情報に基づいて印刷用途データベース22からその印刷ジョブの印刷用途を推定して次のステップS108に移行する。例えば、図3に示すように、抽出されたテンプレートが「カ」である場合は、その印刷ジョブは「外部向け資料」であると推定する。
ステップS108では、その印刷ジョブに無効化指定に関する情報が含まれているか否かを判断する。すなわち、すべてのユーザに対して常に節約印刷を要求する場合はともかく、ユーザによっては、あるいはユーザが望まない場合は、ユーザが希望する印刷設定に従って印刷を実行できるようにしておく必要があるからであり、そのためにその印刷ジョブに本発明に係る節約印刷を無効化する情報を入れておくことになる。
従って、このステップS108において、ユーザによる無効化指定が含まれているか否かを判断し、含まれていると判断したとき(Yes)は、ステップS116までジャンプしてそのユーザが希望する印刷設定に従って印刷を実行することになるが、ユーザによる無効化指定が含まれていないと判断したとき(No)は、そのまま次のステップS110に移行して、前記印刷ルール取得手段16が、印刷ルール記憶手段24に予め記憶された印刷ルールのうち最適な印刷ルールを取得する。例えば、先のステップS106においてその印刷ジョブの印刷用途を「外部向け資料」と推定し、かつその印刷ジョブのユーザが「B」であるとすると、取得される印刷ルールは、図4の「No2」に示すように「2up、両面」という印刷設定になる。
なお、このステップS108における無効化指定情報の有無の判断は、ステップS106における用途推定ステップS106の前に行うようにしても良い。
次に、このようにして所定の印刷設定ルールを取得したならば、次の判断ステップS112に移行して、前記印刷設定選択手段18が、前記ステップS110で取得したルールと前記印刷ジョブに含まれる元の印刷設定とを比較し、取得したルールが元の印刷設定よりも印刷用紙を節約できるか否かを判断する。例えば、前記ステップS110で取得したルールが「2up、両面」であった場合、元の印刷設定が「2up、片面」である場合は、前記ステップS110で取得したルールのほうが印刷用紙を節約することができるが、元の印刷設定が「3up、両面」である場合は、前記ステップS110で取得したルールよりも元の印刷設定のほうが印刷用紙を節約することができることになる。
次に、このようにして所定の印刷設定ルールを取得したならば、次の判断ステップS112に移行して、前記印刷設定選択手段18が、前記ステップS110で取得したルールと前記印刷ジョブに含まれる元の印刷設定とを比較し、取得したルールが元の印刷設定よりも印刷用紙を節約できるか否かを判断する。例えば、前記ステップS110で取得したルールが「2up、両面」であった場合、元の印刷設定が「2up、片面」である場合は、前記ステップS110で取得したルールのほうが印刷用紙を節約することができるが、元の印刷設定が「3up、両面」である場合は、前記ステップS110で取得したルールよりも元の印刷設定のほうが印刷用紙を節約することができることになる。
従って、この判断ステップS112において取得したルールよりも元の印刷設定のほうが印刷用紙を節約できると判断したとき(No)は、最後のステップS116までジャンプしてそのまま元の印刷設定に従ってその印刷データを印刷することになるが、取得したルールのほうが元の印刷設定よりも印刷用紙を節約できると判断したとき(Yes)は、次のステップS114に移行して、その元の印刷設定を取得したルールの内容に変更してから最後のステップS116に移行し、変更された節約印刷設定に基づいて印刷を実行することになる。
このように本発明は、印刷ジョブの印刷用途を推定して最適な節約印刷を行うようにしたことから、印刷用途をユーザ自身が印刷の都度その印刷ジョブの用途を正確に把握して手作業などによって入力するといった煩わしい手間を省くことができる。
また、その印刷ジョブの用途に応じた最適な節約印刷設定を自動的に選択し、その選択された節約印刷設定に基づいて印刷が行われるため、ユーザに困難な判断を要求することなく、割付(Nアップ)印刷や両面印刷といった用紙節約可能な印刷を自動で行うことが可能となる。
また、その印刷ジョブの用途に応じた最適な節約印刷設定を自動的に選択し、その選択された節約印刷設定に基づいて印刷が行われるため、ユーザに困難な判断を要求することなく、割付(Nアップ)印刷や両面印刷といった用紙節約可能な印刷を自動で行うことが可能となる。
なお、本発明の印刷装置100における、印刷手段20は、既存のインクジェット方式のプリンタを殆ど手を加えることなくそのまま利用することができるため、本発明の印刷装置100から印刷手段20を分離すれば、その他の機能は専用のコンピュータシステムあるいはパソコンなどの汎用の情報処理装置のみで実現することも可能となる。
また、本実施の形態における、印刷装置100の印刷ジョブ取得手段10は、前記発明を解決するための課題の欄に記載された形態1などの印刷装置における印刷ジョブ取得手段に対応し、印刷設定情報解析手段12、印刷用途推定手段14、印刷ルール取得手段16、印刷設定選択手段18、印刷手段20、印刷ルール記憶手段24は、同じく形態1などの印刷装置における印刷設定情報解析手段、印刷用途推定手段、印刷ルール取得手段、印刷設定選択手段、印刷手段、印刷ルール記憶手段にそれぞれ対応するものである。
また、本実施の形態における、印刷装置100の印刷ジョブ取得手段10は、前記発明を解決するための課題の欄に記載された形態1などの印刷装置における印刷ジョブ取得手段に対応し、印刷設定情報解析手段12、印刷用途推定手段14、印刷ルール取得手段16、印刷設定選択手段18、印刷手段20、印刷ルール記憶手段24は、同じく形態1などの印刷装置における印刷設定情報解析手段、印刷用途推定手段、印刷ルール取得手段、印刷設定選択手段、印刷手段、印刷ルール記憶手段にそれぞれ対応するものである。
次に、図6〜図11は、本発明の印刷装置100および印刷プログラム、並びに印刷方法に関する他の実施の形態を示したものである。
先ず、図6は、本発明に係る印刷装置100の第2の実施の形態を示す機能ブロック図である。
図示するように、この印刷装置100は、印刷ジョブ取得手段10と、印刷設定情報解析手段12と、印刷用途推定手段14と、印刷用途データベース22と、印刷ルール記憶手段24と、キーワードリスト記憶手段26と、印刷ルール取得手段16と、印刷設定選択手段18と、印刷手段20と、から主に構成されている。
先ず、図6は、本発明に係る印刷装置100の第2の実施の形態を示す機能ブロック図である。
図示するように、この印刷装置100は、印刷ジョブ取得手段10と、印刷設定情報解析手段12と、印刷用途推定手段14と、印刷用途データベース22と、印刷ルール記憶手段24と、キーワードリスト記憶手段26と、印刷ルール取得手段16と、印刷設定選択手段18と、印刷手段20と、から主に構成されている。
すなわち、本実施の形態の印刷装置100は、前記第1の実施の形態の印刷装置100の構成に、キーワードリスト記憶手段26をさらに付加したものである。従って、これら各構成要素のうち、このキーワードリスト記憶手段26および印刷用途推定手段14を除く各構成要素の機能については前記第1の実施の形態と同様であることから、それらの説明については省略する。
このキーワードリスト記憶手段26は、印刷ジョブ取得手段10で取得された印刷ジョブに含まれる印刷データ中の所定のキーワードとその用途との関係を記憶したキーワードリストを記憶保存すると共に、そのキーワードリストを印刷用途推定手段14の要求に応じて適宜保存する機能を提供するようになっている。
そして、本実施の形態に係る印刷用途推定手段14は、前記印刷ジョブ取得手段10で取得した印刷ジョブの印刷データ中に、前記キーワードリスト記憶手段26のなかの所定のキーワードの存在の有無に基づいて前記印刷ジョブの用途を推定する機能を提供するようになっている。
そして、本実施の形態に係る印刷用途推定手段14は、前記印刷ジョブ取得手段10で取得した印刷ジョブの印刷データ中に、前記キーワードリスト記憶手段26のなかの所定のキーワードの存在の有無に基づいて前記印刷ジョブの用途を推定する機能を提供するようになっている。
図7は、このキーワードリスト記憶手段26に記憶されたキーワードリスト300の一例を示したものである。
この図7に示すキーワードリスト300の例では、リストナンバ「No1」のキーワードは「特許明細書」であり、そのキーワードが存在する場所が印刷データの「タイトルorヘッダorフッタ」であるときは、その印刷データの用途は「特許明細書」というように規定されている。また、リストナンバ「No3」のキーワードは「出張報告」であり、そのキーワードが存在する場所が印刷データの「タイトル」であるときは、その印刷データの用途は「出張報告書」というように規定されている。
この図7に示すキーワードリスト300の例では、リストナンバ「No1」のキーワードは「特許明細書」であり、そのキーワードが存在する場所が印刷データの「タイトルorヘッダorフッタ」であるときは、その印刷データの用途は「特許明細書」というように規定されている。また、リストナンバ「No3」のキーワードは「出張報告」であり、そのキーワードが存在する場所が印刷データの「タイトル」であるときは、その印刷データの用途は「出張報告書」というように規定されている。
従って、本実施の形態にあっては、図5のフローにおけるステップS104においてテンプレート情報の抽出に代わり、印刷データ中の所定のキーワードを抽出した後、次のステップS106において印刷用途推定手段14が、その抽出した所定のキーワードに基づいてその印刷ジョブの用途を推測することになる。
これによって、ユーザ自身が印刷の都度、印刷用途の入力や変更を行うことなく、キーワード情報に基づいてその印刷ジョブの用途を的確に推定することができる。特に、本実施の形態は、前記第1の実施の形態のように、印刷設定情報中に特徴的なテンプレート情報が含まれていない場合やテンプレート情報を取得できないような場合に有効である。
これによって、ユーザ自身が印刷の都度、印刷用途の入力や変更を行うことなく、キーワード情報に基づいてその印刷ジョブの用途を的確に推定することができる。特に、本実施の形態は、前記第1の実施の形態のように、印刷設定情報中に特徴的なテンプレート情報が含まれていない場合やテンプレート情報を取得できないような場合に有効である。
なお、このようにキーワードによる用途推定に加え、前記第1の実施の形態のようにテンプレート情報をも考慮してその用途を推定するようにすれば、より正確にその用途を推定することが可能となる。
また、本実施の形態における印刷装置100の前記キーワードリスト記憶手段26および印刷用途推定手段14は、前記発明を解決するための課題の欄に記載された形態3などの印刷装置におけるキーワードリスト記憶手段および印刷用途推定手段にそれぞれ対応するものである。
また、本実施の形態における印刷装置100の前記キーワードリスト記憶手段26および印刷用途推定手段14は、前記発明を解決するための課題の欄に記載された形態3などの印刷装置におけるキーワードリスト記憶手段および印刷用途推定手段にそれぞれ対応するものである。
次に、図8は、本発明に係る印刷装置100の第3の実施の形態を示す機能ブロック図である。
図示するように、この印刷装置100は、印刷ジョブ取得手段10と、印刷設定情報解析手段12と、印刷用途推定手段14と、印刷用途データベース22と、印刷ルール記憶手段24と、スケジュール取得手段28と、スケジュールDB30と、スケジュールリスト記憶手段(DB)32と、印刷ルール取得手段16と、印刷設定選択手段18と、印刷手段20と、から主に構成されている。
図示するように、この印刷装置100は、印刷ジョブ取得手段10と、印刷設定情報解析手段12と、印刷用途推定手段14と、印刷用途データベース22と、印刷ルール記憶手段24と、スケジュール取得手段28と、スケジュールDB30と、スケジュールリスト記憶手段(DB)32と、印刷ルール取得手段16と、印刷設定選択手段18と、印刷手段20と、から主に構成されている。
すなわち、本実施の形態の印刷装置100は、前記第1の実施形態の印刷装置100の構成に、スケジュール取得手段28と、スケジュールDB30と、スケジュール記憶手段(DB)32とをさらに付加したものである。従って、これら各構成要素のうち、このスケジュール取得手段28と、スケジュールDB30と、スケジュール記憶手段(DB)32および印刷用途推定手段14を除く各構成要素の機能については前記第1の実施の形態と同様であることから、それらの説明については省略する。
このスケジュール取得手段28は、印刷データに含まれるスケジュール情報、あるいは印刷データがスケジュール情報を含まない場合は外部の記憶手段からユーザのスケジュール情報を取得する機能を提供するようになっており、また、スケジュールリスト記憶手段(DB)32は、スケジュール情報と用途および印刷設定との関係を記述したスケジュールリストを記憶保存する機能を提供するようになっている。
そして、本実施の形態に係る印刷用途推定手段14は、このスケジュール取得手段28で取得したスケジュール情報と前記スケジュールリスト記憶手段(DB)32に記憶されたスケジュールリストに基づいて前記印刷ジョブの用途を推定する機能を提供するようになっている。
図9は、このスケジュールリスト記憶手段32に記憶されたスケジュールリスト400Aの一例を示したものである。
図9は、このスケジュールリスト記憶手段32に記憶されたスケジュールリスト400Aの一例を示したものである。
このスケジュールリスト400Aの例では、リストナンバ「No0」のスケジュールは「報告会」であり、その用途は、「プレゼンテーション配布資料」ということが規定されている。また、リストナンバ「No2」のスケジュールは「チームミーティング」であり、その用途は「一時閲覧」ということが規定されている。
従って、本実施の形態にあっては、図5のフローにおけるステップS104においてテンプレート情報の抽出に代わり、印刷データ中の所定のスケジュール情報を抽出した後、次のステップS106において印刷用途推定手段14が、その抽出した所定のスケジュール情報に基づいてその印刷ジョブの用途を推測することになる。
従って、本実施の形態にあっては、図5のフローにおけるステップS104においてテンプレート情報の抽出に代わり、印刷データ中の所定のスケジュール情報を抽出した後、次のステップS106において印刷用途推定手段14が、その抽出した所定のスケジュール情報に基づいてその印刷ジョブの用途を推測することになる。
これによって、ユーザ自身が印刷の都度、印刷用途の入力や変更を行うことなく、そのスケジュール情報に基づいてその印刷ジョブの用途を的確に推定することができる。特に、本実施の形態は、前記実施の形態2や3のように、印刷ジョブ中に特徴的なテンプレート情報やキーワード情報が含まれていない場合や、テンプレート情報やキーワード情報を取得できないような場合に有効である。
なお、本実施の形態における印刷装置100のスケジュール取得手段28および印刷用途推定手段14は、前記発明を解決するための課題の欄に記載された形態4などの印刷装置におけるスケジュール情報取得手段および印刷用途推定手段にそれぞれ対応するものである。
また、前記第1の実施の形態におけるテンプレート情報、前記第2の実施の形態におけるキーワード情報、前記第3の実施の形態におけるスケジュール情報のすべてを取得し、それらのいずれかあるいは2つ以上の情報を用いてその印刷ジョブの印刷用途を推定するようにしても良い。
また、前記第1の実施の形態におけるテンプレート情報、前記第2の実施の形態におけるキーワード情報、前記第3の実施の形態におけるスケジュール情報のすべてを取得し、それらのいずれかあるいは2つ以上の情報を用いてその印刷ジョブの印刷用途を推定するようにしても良い。
図10は、前記第1〜第3の実施の形態におけるユーザ情報およびテンプレート情報、キーワード情報、スケジュール情報とその印刷設定との関係を示した取得情報リスト400Bの一例を示したものである。例えば、リストナンバ「No0」のユーザは「A」であり、その使用テンプレートが「ア」であって、スケジュールが「報告会」であるとき(キーワード情報はない)は、その印刷設定は「3up、両面」であることが規定されている。また、リストナンバ「No4」のユーザは「D」であり、その使用テンプレートが「ウ」であれば、スケジュール情報やキーワード情報に拘わらず、その印刷設定は「片面」であることが規定されている。
このように、印刷ジョブから取得する情報を増やすことによって、さらに細かく印刷用途を推定することが可能となる。
100…印刷装置、200A…印刷用途リスト、200B…印刷設定リスト、400A…スケジュールリスト、400B…取得情報リスト、10…印刷ジョブ取得手段、12…印刷設定情報解析手段、14…印刷用途推定手段、16…印刷ルール取得手段、18…印刷設定選択手段、20…印刷手段、22…印刷用途データベース、24…印刷ルール記憶手段、26…キーワードリスト記憶手段、28…スケジュール取得手段、30…スケジュールデータベース、32…スケジュールリスト記憶手段(DB)、60…CPU、62…RAM、64…ROM、66…インタフェース、70…記憶装置、72…出力装置、74…入力装置
Claims (10)
- 印刷設定情報を含む印刷ジョブを取得する印刷ジョブ取得手段と、
当該印刷ジョブ取得手段で取得した印刷ジョブに含まれる印刷設定情報を解析する印刷設定情報解析手段と、
当該印刷設定情報解析手段で解析された印刷設定情報に基づいて前記印刷ジョブの用途を推定する印刷用途推定手段と、
印刷用途ごとに対応する節約印刷設定を予め規定した印刷ルールを保持する印刷ルール記憶手段と、
当該印刷ルール記憶手段に記憶された印刷ルールのなかから、前記印刷用途推定手段で推定された印刷用途に対応する印刷ルールを取得する印刷ルール取得手段と、
当該印刷ルール取得手段で取得した印刷ルールの印刷節約性と、前記印刷設定情報解析手段で解析された印刷設定情報から得られる印刷節約性とを比較して印刷節約性に優れたほうの印刷設定を選択する印刷設定選択手段と、
当該印刷設定選択手段で節約された印刷設定に基づいて前記印刷ジョブ取得手段で取得した印刷ジョブの印刷を実行する印刷手段と、を備えたことを特徴とする印刷装置。 - 請求項1に記載の印刷装置において、
前記当該印刷ジョブ取得手段で取得した印刷ジョブに含まれる印刷設定情報は、テンプレート情報を含み、
前記印刷用途推定手段は、当該テンプレート情報に基づいて前記印刷ジョブの用途を推定するようになっていることを特徴とする印刷装置。 - 請求項1に記載の印刷装置において、
キーワードリスト記憶手段をさらに備え、
前記印刷用途推定手段は、前記印刷ジョブ取得手段で取得した印刷ジョブの印刷データ中に、前記キーワードリスト記憶手段のなかの所定のキーワードの存在の有無に基づいて前記印刷ジョブの用途を推定するようになっていることを特徴とする印刷装置。 - 請求項1に記載の印刷装置において、
スケジュール情報を取得するスケジュール情報取得手段をさらに備え、
前記印刷用途推定手段は、当該スケジュール情報取得手段で取得したスケジュール情報に基づいて前記印刷ジョブの用途を推定するようになっていることを特徴とする印刷装置。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載の印刷装置において、
前記印刷ルール取得手段で取得した印刷ルールの印刷設定の一部または全部を無効化する印刷設定無効化手段をさらに備えたことを特徴とする印刷装置。 - コンピュータを、
印刷設定情報を含む印刷ジョブを取得する印刷ジョブ取得手段と、
当該印刷ジョブ取得手段で取得した印刷ジョブに含まれる印刷設定情報を解析する印刷設定情報解析手段と、
当該印刷設定情報解析手段で解析された印刷設定情報に基づいて前記印刷ジョブの用途を推定する印刷用途推定手段と、
印刷用途ごとに対応する節約印刷設定を予め規定した印刷ルールを保持する印刷ルール記憶手段と、
当該印刷ルール記憶手段に記憶された印刷ルールのなかから、前記印刷用途推定手段で推定された印刷用途に対応する印刷ルールを取得する印刷ルール取得手段と、
当該印刷ルール取得手段で取得した印刷ルールの印刷節約性と、前記印刷設定情報解析手段で解析された印刷設定情報から得られる印刷節約性とを比較して印刷節約性に優れたほうの印刷設定を選択する印刷設定選択手段と、
当該印刷設定選択手段で節約された印刷設定に基づいて前記印刷ジョブ取得手段で取得した印刷ジョブの印刷を実行する印刷手段と、して機能させることを特徴とする印刷プログラム。 - 印刷設定情報を含む印刷ジョブを取得する印刷ジョブ取得ステップと、
当該印刷ジョブ取得ステップで取得した印刷ジョブに含まれる印刷設定情報を解析する印刷設定情報解析ステップと、
当該印刷設定情報解析ステップで解析された印刷設定情報に基づいて前記印刷ジョブの用途を推定する印刷用途推定ステップと、
印刷用途ごとに対応する節約印刷設定を予め規定した印刷ルールを保持する印刷ルール記憶ステップと、
当該印刷ルール記憶ステップに記憶された印刷ルールのなかから、前記印刷用途推定ステップで推定された印刷用途に対応する印刷ルールを取得する印刷ルール取得ステップと、
当該印刷ルール取得ステップで取得した印刷ルールの印刷節約性と、前記印刷設定情報解析ステップで解析された印刷設定情報から得られる印刷節約性とを比較して印刷節約性に優れたほうの印刷設定を選択する印刷設定選択ステップと、
当該印刷設定選択ステップで節約された印刷設定に基づいて前記印刷ジョブ取得ステップで取得した印刷ジョブの印刷を実行する印刷ステップと、を含むことを特徴とする印刷方法。 - 印刷設定情報を含む印刷ジョブを取得する印刷ジョブ取得手段と、
当該印刷ジョブ取得手段で取得した印刷ジョブに含まれる印刷設定情報を解析する印刷設定情報解析手段と、
当該印刷設定情報解析手段で解析された印刷設定情報に基づいて前記印刷ジョブの用途を推定する印刷用途推定手段と、
印刷用途ごとに対応する節約印刷設定を予め規定した印刷ルールを保持する印刷ルール記憶手段と、
当該印刷ルール記憶手段に記憶された印刷ルールのなかから、前記印刷用途推定手段で推定された印刷用途に対応する印刷ルールを取得する印刷ルール取得手段と、
当該印刷ルール取得手段で取得した印刷ルールの印刷節約性と、前記印刷設定情報解析手段で解析された印刷設定情報から得られる印刷節約性とを比較して印刷節約性に優れたほうの印刷設定を選択する印刷設定選択手段と、を備えたことを特徴とする印刷情報処理装置。 - コンピュータを、
印刷設定情報を含む印刷ジョブを取得する印刷ジョブ取得手段と、
当該印刷ジョブ取得手段で取得した印刷ジョブに含まれる印刷設定情報を解析する印刷設定情報解析手段と、
当該印刷設定情報解析手段で解析された印刷設定情報に基づいて前記印刷ジョブの用途を推定する印刷用途推定手段と、
印刷用途ごとに対応する節約印刷設定を予め規定した印刷ルールを保持する印刷ルール記憶手段と、
当該印刷ルール記憶手段に記憶された印刷ルールのなかから、前記印刷用途推定手段で推定された印刷用途に対応する印刷ルールを取得する印刷ルール取得手段と、
当該印刷ルール取得手段で取得した印刷ルールの印刷節約性と、前記印刷設定情報解析手段で解析された印刷設定情報から得られる印刷節約性とを比較して印刷節約性に優れたほうの印刷設定を選択する印刷設定選択手段と、して機能させることを特徴とする印刷情報処理プログラム。 - 印刷設定情報を含む印刷ジョブを取得する印刷ジョブ取得ステップと、
当該印刷ジョブ取得ステップで取得した印刷ジョブに含まれる印刷設定情報を解析する印刷設定情報解析ステップと、
当該印刷設定情報解析ステップで解析された印刷設定情報に基づいて前記印刷ジョブの用途を推定する印刷用途推定ステップと、
印刷用途ごとに対応する節約印刷設定を予め規定した印刷ルールを保持する印刷ルール記憶ステップと、
当該印刷ルール記憶ステップに記憶された印刷ルールのなかから、前記印刷用途推定ステップで推定された印刷用途に対応する印刷ルールを取得する印刷ルール取得ステップと、
当該印刷ルール取得ステップで取得した印刷ルールの印刷節約性と、前記印刷設定情報解析ステップで解析された印刷設定情報から得られる印刷節約性とを比較して印刷節約性に優れたほうの印刷設定を選択する印刷設定選択ステップと、を含むことを特徴とする印刷情報処理方法。
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