JP2011113165A - 情報処理方法、そのプログラム及び情報処理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】情報処理装置であるユーザーPC20は、アプリケーションでアクティブに
なっている利用可能データに対応付けられている識別情報をOSのAPIなどを利用して
取得し、取得した識別情報に基づいてアクティブになっている利用可能データを特定する
。次に、特定した利用可能データの識別情報に対応付けられている印刷設定情報がアドイ
ンのデータ格納領域に登録されているか否かを判定する。印刷設定情報が登録されている
ときには印刷設定情報の内容を読み出し、読み出した印刷設定情報の内容を反映したアド
イン用ツールバーをディスプレイ26に表示出力する。このように、利用可能データがア
プリケーション上でアクティブになると、その利用可能データに応じた印刷設定をアドイ
ン用ツールバーに表示する。
【選択図】図1
Description
ている変更指示された設定項目とその設定内容をプリンタドライバーの印刷設定情報に反
映させる指示を行い、プリンタドライバーが、変更指示に基づいて属性の異なるデフォル
ト設定を含む印刷設定情報の中のいずれかの項目に対する設定内容を変更するものが提案
されている(例えば、特許文献1参照)。この情報処理方法では、プリンタドライバーが
提供する印刷設定画面を開くことなく印刷設定情報の中の特定の設定項目に対するデフォ
ルト設定を変更することができる。
プリンタドライバーの印刷設定を変更するものではあるが、例えば、複数のドキュメント
を数回印刷しようとしたときに、印刷するたびに、ドキュメントに合わせて印刷設定を変
更しなければならなかった。ドキュメントによっては毎回同じ印刷設定で印刷を実行する
場合があるが、ドキュメントを変更するたびに、直前の印刷設定からこのドキュメント用
の印刷設定に変更しなければならず、印刷設定の変更が煩雑であった。
低減することができる情報処理方法、そのプログラム及び情報処理装置を提供することを
主目的とする。
所定の利用可能データを利用するアプリケーションプログラムのユーザーインターフェ
イスに組み込まれ印刷設定を受け付けるアドインである印刷設定指示部での情報処理方法
であって、
(a)前記アプリケーションプログラムでアクティブになっている利用可能データに対応
付けられている識別情報を取得し、該取得した識別情報に基づいて該アクティブになって
いる利用可能データを特定するステップと、
(b)前記特定した利用可能データの識別情報に対応付けられている印刷設定情報が前記
アドインのデータ格納領域に登録されているか否かを判定するステップと、
(c)前記判定により前記印刷設定情報が登録されているときには該印刷設定情報の内容
を読み出し、該読み出した印刷設定情報の内容を反映した前記印刷設定指示部を表示出力
するステップと、
を含むものである。
能データに対応付けられている識別情報を取得し、取得した識別情報に基づいてアクティ
ブになっている利用可能データを特定する。次に、特定した利用可能データの識別情報に
対応付けられている印刷設定情報がアドインのデータ格納領域に登録されているか否かを
判定する。続いて、判定により印刷設定情報が登録されているときには印刷設定情報の内
容を読み出し、読み出した印刷設定情報の内容を反映した印刷設定指示部を表示出力する
。なお、この印刷設定表示部は、所定の利用可能データを利用するアプリケーションプロ
グラムのユーザーインターフェイスに組み込まれ印刷設定を受け付けるアドインである。
このように、利用可能データがアプリケーションプログラム上でアクティブになると、そ
の利用可能データに応じた印刷設定を印刷設定表示部に表示するのである。したがって、
利用可能データ毎に印刷設定を印刷設定表示部へ反映させることが可能であり、印刷条件
を設定する手間をより低減することができる。
っている利用可能データの印刷設定が変更されたときには、該変更された内容を前記登録
されている印刷設定情報に反映させるステップ、を含むものとしてもよい。こうすれば、
変更された内容が印刷設定表示部に表示されるため、印刷条件を設定する手間を一層低減
することができる。
プログラムから前記アドインが読み出されるタイミングで、前記利用可能データがアクテ
ィブになる所定イベントにアドイン独自のイベント処理を追加登録するステップ、を含み
、前記ステップ(a)では、前記所定イベントが発生したときに前記アドイン独自のイベ
ント処理として、前記アクティブになっている利用可能データを前記識別情報に基づいて
特定するものとしてもよい。こうすれば、所定イベントを利用して、より確実に印刷条件
を設定する手間を低減することができる。
(OS)のアプリケーションプログラムインターフェイス(API)、前記利用可能デー
タのウインドウキャプション及び前記利用可能データのウインドウハンドルの少なくとも
1以上から前記アクティブになっている利用可能データに対応付けられている識別情報を
取得するものとしてもよい。こうすれば、アクティブになっている利用可能データの識別
情報を比較的容易に取得することができる。
印刷設定情報は、不揮発性の記憶媒体に設けられた前記アドインのデータ格納領域に登録
されているものとしてもよい。こうすれば、印刷設定情報を継続して利用可能であるため
、印刷条件を設定する手間を一層低減することができる。
定情報が登録されていないときには、前記利用可能データの識別情報に対応付けて該利用
可能データの印刷設定情報を前記アドインのデータ格納領域に登録するものとしてもよい
。こうすれば、ユーザーの入力を必要とせずに新たな印刷設定情報が登録されるため、印
刷条件を設定する手間を一層低減することができる。このとき、登録する印刷設定情報は
、予め定められた初期設定としてもよい。
に実現させるためのものである。このプログラムは、コンピューターが読み取り可能な記
憶媒体(例えばハードディスク、ROM、FD、CD、DVDなど)に記録されていても
よいし、伝送媒体(インターネットやLANなどの通信網)を介してあるコンピューター
から別のコンピューターへ配信されてもよいし、その他どのような形で授受されてもよい
。このプログラムを一つのコンピューターに実行させるか又は複数のコンピューターに各
ステップを分担して実行させれば、上述した情報処理方法の各ステップが実行されるため
、この情報処理方法と同様の作用効果が得られる。
所定の利用可能データを利用するアプリケーションプログラムのユーザーインターフェ
イスに組み込まれ印刷設定を受け付けるアドインである印刷設定指示部での情報処理装置
であって、
画像を表示する表示手段と、
前記アプリケーションプログラムでアクティブになっている利用可能データに対応付け
られている識別情報を取得し、該取得した識別情報に基づいて該アクティブになっている
利用可能データを特定する特定手段と、
前記特定した利用可能データの識別情報に対応付けられている印刷設定情報が前記アド
インのデータ格納領域に登録されているか否かを判定する判定手段と、
前記判定により前記印刷設定情報が登録されているときには該印刷設定情報の内容を読
み出し、該読み出した印刷設定情報の内容を反映した前記印刷設定指示部を前記表示手段
に表示出力する制御手段と、
を備えたものである。
を印刷設定表示部へ反映させることが可能であり、印刷条件を設定する手間をより低減す
ることができる。
より前記アクティブになっている利用可能データの印刷設定が変更されたときには、該変
更された内容を前記登録されている印刷設定情報に反映させるものとしてもよい。また、
本発明の情報処理装置は、前記アクティブになっている利用可能データを特定するまえに
、前記アプリケーションプログラムから前記アドインが読み出されるタイミングで、前記
利用可能データがアクティブになる所定イベントにアドイン独自のイベント処理を追加登
録する処理追加手段、を備え、前記特定手段は、前記所定イベントが発生したときに前記
アドイン独自のイベント処理として、前記アクティブになっている利用可能データを前記
識別情報に基づいて特定するものとしてもよい。また、前記特定手段は、オペレーティン
グシステム(OS)のアプリケーションプログラムインターフェイス(API)、前記利
用可能データのウインドウキャプション及び前記利用可能データのウインドウハンドルの
少なくとも1以上から前記アクティブになっている利用可能データに対応付けられている
識別情報を取得するものとしてもよい。また、前記利用可能データの識別情報に対応付け
られている印刷設定情報は、不揮発性の記憶媒体に設けられた前記アドインのデータ格納
領域に登録されているものとしてもよい。
るプリンターシステム10の構成の概略を示す構成図である。本実施形態のプリンターシ
ステム10は、図1に示すように、データを処理して画面表示するユーザーパソコン(P
C)20と、ユーザーPC20から印刷ジョブを受けて印刷処理を実行するプリンター4
0とを備えている。なお、プリンターシステム10では、図示しないLANに図示しない
複数のプリンターが接続されており、プリンター40を含む複数のプリンターのうちのい
ずれかを選択して印刷処理を実行可能となっている。
る。このユーザーPC20は、各種制御を実行するCPU22や各種制御プログラムを記
憶するフラッシュROM23、データを一時記憶するRAM24などを備えたコントロー
ラー21を備えている。また、ユーザーPC20は、各種アプリケーションプログラム(
以下単にアプリケーションと称する)や各種データファイルを記憶する不揮発性の大容量
メモリーであるHDD25を備えている。なお、ここでは、アプリケーションで利用する
データを「利用可能データ」と称するものとする。HDD25には、実行プログラムであ
る第1アプリケーション31(例えば文書編集プログラム)や、第2アプリケーション3
2(例えば表計算プログラム)が記憶されている。なお、アプリケーションとしては、こ
のほかウェブブラウザーや画像編集プログラム、プレゼンテーションプログラム、電子メ
ールプログラムなどが挙げられる。
イン制御プログラム33などが記憶されている。アドイン制御プログラム33は、ユーザ
ーインターフェイスに組み込まれ印刷設定を受け付けるアドインであるアドイン用ツール
バーを制御するプログラムである。このアドイン制御プログラム33は、処理追加モジュ
ール34やデータ特定モジュール35、データ判定モジュール36、表示制御モジュール
37、登録更新モジュール38、印刷設定情報39などにより構成されている。処理追加
モジュール34は、アプリケーションで利用可能データがアクティブになる所定イベント
にアドイン独自のイベント処理を追加登録する機能を有している。データ特定モジュール
35は、アプリケーションで実行しているアクティブな利用可能データを特定する機能を
有する。データ判定モジュール36は、アクティブな利用可能データに対応する印刷設定
情報が記憶されているか否かを判定する機能を有する。表示制御モジュール37は、アプ
リケーションで利用しているデータに合わせたアドイン用ツールバーの表示内容を表示す
る機能を有する。登録更新モジュール38は、新規の利用可能データに対する印刷設定情
報を登録したり、登録済みの印刷設定情報をユーザーからの変更指令に合わせて更新した
りする機能を有する。印刷設定情報39は、アドイン制御プログラム33が利用するもの
であり、HDD25のアドインが利用するデータ格納領域に保存されている。図2は、印
刷設定情報39の説明図である。この印刷設定情報39は、アプリケーションで利用する
個別の利用可能データに対応付けられている固有情報(識別情報)と、この個別の利用可
能データに対応する印刷設定の情報とを含むものである。印刷設定としては、例えば、割
付の有無及び割付枚数、両面印刷の有無及びとじ方、カラーかモノクロかの色情報、印刷
部数、プリンターの機種情報などが含まれている。
ーが各種指令を入力するキーボード及びマウス等の入力装置28などを備えている。この
ユーザーPC20は、ディスプレイ26に表示されたカーソル等をユーザーが入力装置2
8を介して入力操作するとその入力操作に応じた動作を実行する機能を有している。コン
トローラー21やHDD25、ディスプレイ26及び入力装置28は、バス29によって
電気的に接続され、各種制御信号やデータのやり取りができるよう構成されている。この
ユーザーPC20は、インストールされたプログラムによりプリンター40に対して印刷
処理を指令したりプリンター40の情報を表示したりする。
RAMとを備え、CPUを中心とするマイクロプロセッサーとして装置全体の制御を司る
コントローラー41と、記録紙Sへ画像を印刷処理する印刷機構42と、を備えている。
コントローラー41や印刷機構42は、図示しないバスによって電気的に接続されている
。印刷機構42は、図示しないが、各色のインクに圧力をかけ、この加圧されたインクを
記録紙Sに吐出して印刷処理を実行するインクジェット方式の機構である。なお、インク
へ圧力をかける機構は、圧電素子の変形によるものとしてもよいしヒーターの熱による気
泡の発生によるものとしてもよい。あるいは、印刷機構42は、ドットインパクト方式、
電子写真方式及び熱転写方式などのいずれであってもよい。
ーPC20でアプリケーションのツールバーを利用して印刷指令する際の動作について説
明する。図3は、CPU22によって実行されるアドイン制御処理ルーチンの一例を表す
フローチャートである。このユーザーPC20では、CPU22は、コンピューターが起
動した際に、図示しないオペレーティングシステム(OS)によりディスプレイ26に表
示する表示画面27の情報を表示情報としてRAM24の所定領域に格納する。この表示
情報には、現在オープンされているウインドウの座標やサイズなどの情報が含まれている
。
33に格納されており、アドインされているアプリケーションが起動されたあとCPU2
2によって実行される。ここでは、文書編集を行う第1アプリケーション31が起動され
たあとに、ドキュメントである第1利用可能データが第1データウインドウ82として開
かれ、次にドキュメントである第2利用可能データが第2データウインドウ84として開
かれた場合について具体的に説明する。図4は、第1データウインドウ82がアクティブ
である表示画面27の説明図であり、図5は、第2データウインドウ84がアクティブで
ある表示画面27の説明図である。このルーチンを実行すると、まず、CPU22は、処
理追加モジュール34を実行し、利用可能データがアクティブになる所定イベントにアド
イン独自のイベント処理を追加登録する(ステップS100)。この所定イベントとして
は、例えば、OSで規定されているウインドウアクティベートイベントなどとしてもよい
。こうすれば、ウインドウがアクティブになるたびに、アドイン制御プログラム33側で
独自のイベント処理を実行可能となる。
0)。所定イベントが発生したときには、CPU22は、データ特定モジュール35を実
行し、現在アクティブな利用可能データの識別情報を取得し、この利用可能データを特定
する処理を実行する(ステップS120)。ここでは、OSのアプリケーションプログラ
ムインターフェイス(API)、利用可能データのウインドウキャプション及び利用可能
データのウインドウハンドルの少なくとも1以上からアプリケーションに応じて格納され
ている識別情報を取得するものとした。例えば、MicrosoftOfficeWordアプリケーション
では、Win32APIのGetForegroundWindowで取得できるウインドウハンドルから利用可能デ
ータ固有の識別情報を取得可能である。また、MicrosoftOfficeExcelアプリケーションで
は、WindowActivateイベントで渡されるMicrosoft.Office.Interop.Excel.Window情報か
ら取得できるウインドウキャプションから利用可能データ固有の識別情報を取得可能であ
る。また、MicrosoftOfficePowerPointアプリケーションでは、WindowActivateイベント
で渡されるMicrosoft.Office.Interop.PowerPoint.DocumentWindow情報から取得できるウ
インドウハンドルから利用可能データ固有の識別情報を取得可能である。
けられた印刷設定情報が登録済みであるか否かを印刷設定情報39に格納されている情報
に基づいて判定する(ステップS130)。識別情報に対応付けられた印刷設定情報が登
録済みでないときには、CPU22は、登録更新モジュール38を実行し、識別情報に対
応付けて所定の初期値を含む印刷設定を印刷設定情報39に登録する(ステップS140
)。印刷設定の初期値としては、例えば、割り付け、両面印刷無し、カラー印刷、印刷部
数1部、デフォルトのプリンター機種などとしてもよい。ステップS140のあと、また
は、ステップS130で識別情報に対応付けられた印刷設定情報が登録済みであるときに
は、CPU22は、表示制御モジュール37を実行し、識別情報に対応付けられた印刷設
定情報の内容を読み出す。そして、読み出した印刷設定情報の内容を反映したアドイン用
ツールバーを表示出力する(ステップS150)。
70内に、アクティブな第1データウインドウ82及び非アクティブな第2データウイン
ドウ84とが表示されている。アプリケーションウインドウ70の上部に設けられたツー
ルバー領域には、図示しないタブにより切替可能なアドイン用ツールバー90が配置され
ている。このアドイン用ツールバー90には、印刷実行アイコン92、割付印刷アイコン
93、両面印刷アイコン94、色アイコン95、印刷部数アイコン96及び機種アイコン
97などが配置されている。印刷実行アイコン92は、クリックするとその右に表示され
ているアイコンの内容でそのまま印刷が実行されるものである。割付印刷アイコン93は
、割付印刷の条件を設定するボタンであり、アイコン内のコンボボックスに割付枚数を入
力可能となっている。両面印刷アイコン94は、両面印刷の条件を設定するボタンであり
、アイコン内のコンボボックスに両面印刷のとじ方を入力可能となっている。色アイコン
95は、カラーかモノクロかで印刷する色情報を設定するボタンであり、現在選択中の内
容が変色して表示されるものである。印刷部数アイコン96は、印刷部数を設定するボタ
ンであり、アイコン内のコンボボックスに印刷部数を入力可能となっている。機種アイコ
ン97は、印刷を行うプリンターの機種を設定するボタンであり、アイコン内のコンボボ
ックスにプリンターの機種名を入力可能となっている。このアドイン用ツールバー90に
は、印刷設定情報39を利用して、現在アクティブになっている利用可能データに対応付
けられた印刷設定が反映されて表示されている(図2参照)。
ときには、CPU22は、アドイン用ツールバー90上で印刷設定が変更されたか否かを
判定する(ステップS160)。アドイン用ツールバー90上で印刷設定が変更されたと
きには、CPU22は、登録更新モジュール38を実行し、変更された内容を印刷設定情
報39に反映させる(ステップS170)。印刷設定の変更は、例えば、アドイン用ツー
ルバー90に配置されているいずれかのアイコンのコンボボックスなどに新たな値を入力
することにより行うことができる。続いて、CPU22は、表示制御モジュール37を実
行し、変更内容を反映した印刷設定情報39を用いて、識別情報に対応付けられた印刷設
定の内容をアドイン用ツールバー90に反映させて表示出力する(ステップS180)。
きには、CPU22は、印刷指示があったか否かを印刷実行アイコン92がユーザーによ
ってクリックされたか否かに基づいて判定する(ステップS190)。印刷指示があった
ときには、CPU22は、印刷設定情報39に格納されている印刷設定を用いて印刷指令
を行う(ステップS200)。この印刷処理では、CPU22は、印刷指示された利用可
能データを印刷データ(ラスタデータ)へ変換し、印刷機構42がキャリッジをインク吐
出位置へ移動すると共に印刷データに基づいて印刷ヘッドからインクを記録紙Sへ吐出す
る処理を実行する。そして、ステップS200のあと、またはステップS190で印刷指
示がなかったときには、表示処理が終了したか否かをアプリケーションウインドウ70が
閉じられたか否かに基づいて判定する(ステップS210)。表示処理が終了したときに
は、そのままこのルーチンを終了し、表示処理が終了していないときには、ステップS1
10以降の処理を実行する。
ンドウが切り替えられたものとして、CPU22は、ステップS120でアクティブにな
った利用可能データの識別情報を取得し、ステップS150で識別情報に対応付けられた
印刷設定情報の内容をアドイン用ツールバー90に反映して表示するのである。即ち、デ
ータウインドウが切り替えられると、その利用可能データに対応付けられている印刷設定
の内容が自動的にアドイン用ツールバー90に反映されて表示されるのである。例えば、
第1データウインドウ82がアクティブである状態から(図4参照)、第2データウイン
ドウ84がアクティブになったときには、第2データウインドウ84の印刷設定情報39
に登録されている内容がアドイン用ツールバー90に表示されるのである(図2,5参照
)。同じドキュメントを同じ印刷設定で印刷することが多くあるが、このような場合、本
実施形態のユーザーPC20では、ドキュメントを切り替えるたびに印刷設定を入力し直
す必要がない。
施形態のアドイン制御処理ルーチンのステップS100の処理が本発明のステップ(e)
の処理に相当し、ステップS120の処理が本発明のステップ(a)の処理に相当し、ス
テップS130の処理が本発明のステップ(b)の処理に相当し、ステップS150の処
理が本発明のステップ(c)の処理に相当し、ステップS160,170の処理が本発明
のステップ(d)の処理に相当する。また、本実施形態のディスプレイ26が本発明の表
示手段に相当し、コントローラー21及び処理追加モジュール34が処理追加手段に相当
し、コントローラー21及びデータ特定モジュール35が特定手段に相当し、コントロー
ラー21及びデータ判定モジュール36が判定手段に相当し、コントローラー21及び表
示制御モジュール37,登録更新モジュール38が制御手段に相当する。
になっている利用可能データに対応付けられている識別情報を取得し、取得した識別情報
に基づいてアクティブになっている利用可能データを特定する。次に、特定した利用可能
データの識別情報に対応付けられている印刷設定情報がアドインのデータ格納領域に登録
されているか否かを判定する。続いて、判定により印刷設定情報が登録されているときに
は印刷設定情報の内容を読み出し、読み出した印刷設定情報の内容を反映したアドイン用
ツールバー90をディスプレイ26に表示出力する。このように、利用可能データがアプ
リケーション上でアクティブになると、その利用可能データに応じた印刷設定がアドイン
用ツールバー90に表示されるため、利用可能データ毎に印刷設定をアドイン用ツールバ
ー90へ反映させることが可能であり、印刷条件を設定する手間をより低減することがで
きる。
の印刷設定が変更されたときには、変更された内容を登録されている印刷設定情報39に
反映させるため、印刷条件を設定する手間を一層低減することができる。更に、アプリケ
ーションからアドインが読み出されるタイミングで利用可能データがアクティブになる所
定イベントにアドイン独自のイベント処理を追加登録し、このイベント処理で利用可能デ
ータを識別情報に基づいて特定するため、所定イベントを利用して、より確実に印刷条件
を設定する手間を低減することができる。更にまた、OSのAPI、利用可能データのウ
インドウキャプション及び利用可能データのウインドウハンドルの少なくとも1以上から
識別情報を取得するため、アクティブになっている利用可能データの識別情報を比較的容
易に取得することができる。そして、印刷設定情報39を不揮発性のHDD25に設けら
れたアドインのデータ格納領域に登録するため、印刷設定情報38を継続して利用可能で
あり、印刷条件を設定する手間を一層低減することができる。そしてまた、利用可能デー
タの印刷設定情報が登録されていないときには、この利用可能データの識別情報に対応付
けて印刷設定情報を登録するため、ユーザーの入力を必要とせずに新たな印刷設定情報が
登録され、印刷条件を設定する手間を一層低減することができる。
属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
トとしたが、アクティブになっているウインドウに対応する利用可能データを特定可能な
イベントであれば特に限定されずに利用することができる。更に、上述した実施形態では
、所定イベントにアドイン独自のイベント処理を追加することによりアクティブになって
いるウインドウに対応する利用可能データを特定するものとしたが、アクティブになって
いるウインドウに対応する利用可能データを特定可能であれば、特にイベント処理を追加
するものに限定されずに行うことができる。
利用可能データのウインドウハンドルの少なくとも1以上から識別情報を取得するものと
したが、利用可能データを特定可能な固有の情報であれば、どのようなものでも利用する
ことができる。
たが、特にこれに限定されず、例えば、RAM24に記憶させるものとしてもよい。この
場合、ユーザーPC20の起動中だけ印刷設定情報39を保持するものとなる。また、H
DD25に印刷設定情報39を記憶したままであるものとしたが、定期的に印刷設定情報
39の内容を削除するものとしてもよいし、所定期間経過後に各識別情報毎に削除するも
のとしてもよい。こうすれば、記憶領域をより確保することができる。
む印刷設定を印刷設定情報39に登録するものとしたが、特にこれに限られず、直前の印
刷設定内容を印刷設定情報39に登録するものとしてもよい。
いて説明したが、印刷設定の内容を表示するもの(印刷設定表示部)であれば特にツール
バーに限定されない。また、上述した実施形態では、ユーザーPC20(情報処理装置)
として説明したが、情報処理方法としてもよいし、アドイン制御プログラム33としても
よい。
U、23 フラッシュROM、24 RAM、25 HDD、26 ディスプレイ、27
表示画面、28 入力装置、29 バス、31 第1アプリケーション、32 第2ア
プリケーション、33 アドイン制御プログラム、34 処理追加モジュール、35 デ
ータ特定モジュール、36 データ判定モジュール、37 表示制御モジュール、38
登録更新モジュール、39 印刷設定情報、40 プリンター、41 コントローラー、
42 印刷機構、70 アプリケーションウインドウ、81 カーソル、82 第1デー
タウインドウ、84 第2データウインドウ、90 アドイン用ツールバー、92 印刷
実行アイコン、93 割付印刷アイコン、94 両面印刷アイコン、95 色アイコン、
96 印刷部数アイコン、97 機種アイコン。
Claims (8)
- 所定の利用可能データを利用するアプリケーションプログラムのユーザーインターフェ
イスに組み込まれ印刷設定を受け付けるアドインである印刷設定指示部での情報処理方法
であって、
(a)前記アプリケーションプログラムでアクティブになっている利用可能データに対応
付けられている識別情報を取得し、該取得した識別情報に基づいて該アクティブになって
いる利用可能データを特定するステップと、
(b)前記特定した利用可能データの識別情報に対応付けられている印刷設定情報が前記
アドインのデータ格納領域に登録されているか否かを判定するステップと、
(c)前記判定により前記印刷設定情報が登録されているときには該印刷設定情報の内容
を読み出し、該読み出した印刷設定情報の内容を反映した前記印刷設定指示部を表示出力
するステップと、
を含む情報処理方法。 - 請求項1に記載の情報処理方法であって、
(d)前記印刷設定指示部の操作により前記アクティブになっている利用可能データの印
刷設定が変更されたときには、該変更された内容を前記登録されている印刷設定情報に反
映させるステップ、を含む情報処理方法。 - 請求項1又は2に記載の情報処理方法であって、
(e)前記ステップ(a)のまえに、前記アプリケーションプログラムから前記アドイン
が読み出されるタイミングで、前記利用可能データがアクティブになる所定イベントにア
ドイン独自のイベント処理を追加登録するステップ、を含み、
前記ステップ(a)では、前記所定イベントが発生したときに前記アドイン独自のイベ
ント処理として、前記アクティブになっている利用可能データを前記識別情報に基づいて
特定する、情報処理方法。 - 前記ステップ(a)では、オペレーティングシステム(OS)のアプリケーションプロ
グラムインターフェイス(API)、前記利用可能データのウインドウキャプション及び
前記利用可能データのウインドウハンドルの少なくとも1以上から前記アクティブになっ
ている利用可能データに対応付けられている識別情報を取得する、請求項1〜3のいずれ
か1項に記載の情報処理方法。 - 前記利用可能データの識別情報に対応付けられている印刷設定情報は、不揮発性の記憶
媒体に設けられた前記アドインのデータ格納領域に登録されている、請求項1〜4のいず
れか1項に記載の情報処理方法。 - 前記ステップ(c)では、前記判定により前記印刷設定情報が登録されていないときに
は、前記利用可能データの識別情報に対応付けて該利用可能データの印刷設定情報を前記
アドインのデータ格納領域に登録する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の情報処理方
法。 - 請求項1〜6のいずれか1項に記載の情報処理方法の各ステップを1以上のコンピュー
ターに実現させるプログラム。 - 所定の利用可能データを利用するアプリケーションプログラムのユーザーインターフェ
イスに組み込まれ印刷設定を受け付けるアドインである印刷設定指示部での情報処理装置
であって、
画像を表示する表示手段と、
前記アプリケーションプログラムでアクティブになっている利用可能データに対応付け
られている識別情報を取得し、該取得した識別情報に基づいて該アクティブになっている
利用可能データを特定する特定手段と、
前記特定した利用可能データの識別情報に対応付けられている印刷設定情報が前記アド
インのデータ格納領域に登録されているか否かを判定する判定手段と、
前記判定により前記印刷設定情報が登録されているときには該印刷設定情報の内容を読
み出し、該読み出した印刷設定情報の内容を反映した前記印刷設定指示部を前記表示手段
に表示出力する制御手段と、
を備えた情報処理装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2009267186A JP5387360B2 (ja) | 2009-11-25 | 2009-11-25 | 情報処理方法、そのプログラム及び情報処理装置 |
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