JP2003205651A - 情報処理装置、情報処理方法、記録媒体及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、記録媒体及びプログラム

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JP2003205651A
JP2003205651A JP2002005141A JP2002005141A JP2003205651A JP 2003205651 A JP2003205651 A JP 2003205651A JP 2002005141 A JP2002005141 A JP 2002005141A JP 2002005141 A JP2002005141 A JP 2002005141A JP 2003205651 A JP2003205651 A JP 2003205651A
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 事前登録された汎用的なインデックス情報の
再利用を可能にする情報処理装置等を提供する。 【解決手段】 タブ紙のインデックス領域に対するイン
デックス情報を作成する際、あらかじめステップS80
1で定義された“Section1”、“Sectio
n2”・・・等の汎用的な設定群からの選択指定された
情報を読み出し(ステップS803)、印刷処理のため
の情報を生成した後(ステップS806)、印刷処理を
実行させる(ステップS807)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タブ紙印刷機能を
有する印刷装置にインデックス情報印刷させる際に、事
前に定義されたインデックス情報を、タブ紙のインデッ
クス領域内に印刷させる情報処理装置、情報処理方法、
記録媒体及びプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、タブ紙印刷機能を有する印刷装置
にインデックス情報を印刷させる際には、各タブ紙に印
字するインデックス情報をユーザが毎回作成して、その
インデックス情報をタブ紙に印刷するための印刷データ
を生成する情報処理装置が知られている。この装置は、
例えばパーソナルコンピュータ等の情報処理装置として
構成され、さらには該情報処理装置と印刷装置とが接続
されて印刷システムが構成される。
【0003】従来、タブ紙印刷機能(インデックス紙印
刷機能とも呼ぶ)を備える印刷装置において、タブ紙印
刷を行うために、ホストコンピュータ上では、ユーザが
アプリケーションを用いてタブ紙用のタブ文書を作成
し、タブ文書をプリンタドライバを介して印刷装置に印
刷させていた。そのため、タブ紙を挿入すべき文書デー
タと、タブ紙用のタブ文書とを別々に生成して、別々に
印刷しなければならず、更に、印刷物をユーザがタブ紙
を挿入したいページに差し込まなければならなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来は、
タブ紙を挿入した文書の印刷物を手に入れるためには、
文書、タブ紙文書をアプリケーションで生成し、別々に
印刷し、差込するという手順を踏まなければならず、ユ
ーザの負荷が大きいという問題があった。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、プリンタドライバの印刷設定画面を介して、
タブ紙の詳細設定を可能にする仕組みを提供することを
目的とする。
【0006】また、本発明は、プリンタドライバの印刷
設定画面を介して設定された複数のタブ設定を登録して
おき、印刷時にどのタブ設定を利用するかを選択可能に
する仕組みを提供することを目的とする。これにより、
プリンタドライバの印刷設定画面を介して、タブ紙に印
刷するためのインデックス情報としては汎用的な“Se
ction1”,“Section2”等の情報を設定
可能にした際に、設定した各タブ紙用のインデックス情
報の名称をつけてプリンタドライバに登録することによ
り、ユーザが毎回プリンタドライバのGUIを介してイ
ンデックスを設定することを省略できる。
【0007】さらに、本発明は、事前登録された汎用的
インデックス情報の再利用を可能とすることを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、請求項1記載の情報処理装置は、印刷装置で印刷
処理される印刷データを生成する情報処理装置におい
て、タブ紙のタブ位置へ印刷されるインデックス情報を
設定する設定手段と、前記設定手段により設定されたイ
ンデックス情報を読み出して、前記タブ紙のタブ位置へ
印刷されるよう、インデックス情報の印刷データを生成
する印刷データ生成手段とを有することを特徴とする。
【0009】また、請求項2記載の情報処理装置は、請
求項1記載の発明において、前記設定手段により設定さ
れた一又は複数のインデックス情報により成る一連のタ
ブ設定を一以上格納する格納手段と、前記格納手段に格
納された前記一以上の情報群から任意の情報群を指定す
る指定手段とを更に有することを特徴とする。
【0010】また、請求項3記載の情報処理装置は、請
求項2記載の発明において、前記設定手段により設定さ
れた各インデックス情報により成る一連のタブ設定を前
記格納手段に新規登録する登録手段を更に有することを
特徴とする。
【0011】また、請求項4記載の情報処理装置は、請
求項3記載の発明において、前記登録手段は、タブ設定
に対して登録名称を付して前記格納手段に登録すること
を特徴とする。
【0012】また、請求項5記載の情報処理装置は、一
又は複数の出力情報により成る一連の情報群を一以上格
納する格納手段と、前記格納手段に格納された前記一以
上の情報群から任意の情報群を指定する指定手段と、前
記指定手段により指定された前記情報群の出力情報を各
出力用紙の所定位置に夫々出力する出力手段とを有する
ことを特徴とする。
【0013】また、請求項6記載の情報処理装置は、請
求項5記載の発明において、前記出力手段は、前記各出
力用紙の一辺で突出した領域上に前記情報群の出力情報
を夫々出力することを特徴とする。
【0014】また、請求項7記載の情報処理装置は、請
求項5記載の発明において、前記格納手段に格納される
前記一以上の情報群について表示する表示手段を有し、
前記指定手段は、前記表示手段により表示された前記一
以上の情報群から選択された情報群を指定することを特
徴とする。
【0015】また、請求項8記載の情報処理装置は、請
求項5記載の発明において、前記格納手段に新たな情報
群を登録する登録手段を有することを特徴とする。
【0016】また、請求項9記載の情報処理装置は、請
求項5記載の発明において、前記一以上の情報群から任
意の情報群を削除する削除手段を有することを特徴とす
る。
【0017】また、請求項10記載の情報処理装置は、
請求項5記載の発明において、前記格納手段に格納され
る出力情報の内容を編集する編集手段を有することを特
徴とする。
【0018】また、請求項11記載の情報処理方法は、
印刷装置で印刷処理される印刷データを生成する情報処
理方法において、タブ紙のタブ位置へ印刷されるインデ
ックス情報を設定する設定ステップと、前記設定ステッ
プにより設定されたインデックス情報を読み出して、前
記タブ紙のタブ位置へ印刷されるよう、インデックス情
報の印刷データを生成する印刷データ生成ステップとを
有することを特徴とする。
【0019】また、請求項12記載の情報処理方法は、
請求項11記載の発明において、前記設定ステップによ
り設定された一又は複数のインデックス情報により成る
一連のタブ設定を格納手段に一以上格納する格納ステッ
プと、前記格納手段に格納された前記一以上の情報群か
ら任意の情報群を指定する指定ステップとを更に有する
ことを特徴とする。
【0020】また、請求項13記載の情報処理方法は、
請求項12記載の発明において、前記設定ステップによ
り設定された各インデックス情報により成る一連のタブ
設定を前記格納手段に新規登録する登録ステップを更に
有することを特徴とする。
【0021】また、請求項14記載の情報処理方法は、
請求項13記載の発明において、前記登録ステップで
は、タブ設定に対して登録名称を付して前記格納手段に
登録することを特徴とする。
【0022】また、請求項15記載の情報処理方法は、
一又は複数の出力情報により成る一連の情報群を格納手
段に一以上格納する格納ステップと、前記格納手段に格
納された前記一以上の情報群から任意の情報群を指定す
る指定ステップと、前記指定ステップにより指定された
前記情報群の出力情報を各出力用紙の所定位置に夫々出
力する出力ステップとを有することを特徴とする。
【0023】また、請求項16記載の情報処理方法は、
請求項15記載の発明において、前記出力ステップで
は、前記各出力用紙の一辺で突出した領域上に前記情報
群の出力情報を夫々出力することを特徴とする。
【0024】また、請求項17記載の情報処理方法は、
請求項15記載の発明において、前記格納手段に格納さ
れる前記一以上の情報群について表示手段上で表示する
表示ステップを有し、前記指定ステップでは、前記表示
手段により表示された前記一以上の情報群から選択され
た情報群を指定することを特徴とする。
【0025】また、請求項18記載の情報処理方法は、
請求項15記載の発明において、前記格納手段に新たな
情報群を登録する登録ステップを有することを特徴とす
る。
【0026】また、請求項19記載の情報処理方法は、
請求項15記載の発明において、前記一以上の情報群か
ら任意の情報群を削除する削除ステップを有することを
特徴とする。
【0027】また、請求項20記載の情報処理方法は、
請求項15記載の発明において、前記格納手段に格納さ
れる出力情報の内容を編集する編集ステップを有するこ
とを特徴とする。
【0028】また、請求項21記載の記録媒体は、請求
項1〜10の何れか1項に記載の各手段としてコンピュ
ータを機能させるためのプログラムを記録したことを特
徴とする。
【0029】また、請求項22記載の記録媒体は、請求
項11〜20の何れか1項に記載の情報処理方法の処理
ステップをコンピュータに実行させるためのプログラム
を記録したことを特徴とする。
【0030】また、請求項23記載のプログラムは、請
求項1〜10の何れか1項に記載の各手段としてコンピ
ュータを機能させることを特徴とする。
【0031】さらに、請求項24記載のプログラムは、
請求項11〜20の何れか1項に記載の情報処理方法の
処理ステップをコンピュータに実行させることを特徴と
する。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面を参照しながら詳細に説明する。
【0033】[印刷システムの構成]図1は、本発明の
一実施形態に係る印刷システムの全体構成を示すブロッ
ク図である。本システムは、ホストコンピュータ300
0(印刷制御装置、情報処理装置)にプリンタ1500
(印刷装置)が接続されて構成される。
【0034】なお、以下の説明では、レーザビームプリ
ンタを用いた印刷システムを一例として説明するが、こ
れにかぎられるものではないことはいうまでもない。タ
ブ紙印刷機能を備えている印刷装置であれば、インクジ
ェットプリンタや複写機能を備えた複合機であってもよ
い。また、本発明の機能が実現されるのであれば、印刷
システムは単体の機器であっても複数の機器からなるシ
ステムであってもよく、またLAN、WAN等のネット
ワークを介して接続され処理が行われるシステムであっ
てもよい。
【0035】図1において、ホストコンピュータ300
0は、フォント用ROM3a、プログラム用ROM3b
及びフォントデータ用ROM3cからなるROM3を有
する。ホストコンピュータ3000は、ROM3のプロ
グラム用ROM3aあるいはハードディスクやフレキシ
ブルディスク等の外部メモリ(HD、FD)11に記憶
された文書処理プログラムに基づいて図形、イメージ、
文字、表(表計算を含む)等が混在した文書処理を実行
するCPU1(印刷制御手段、裏面印刷制御手段)を備
え、システムバス4に接続される各デバイスをCPU1
が総括的に制御する。
【0036】また、このROM3のプログラム用ROM
3bあるいは外部メモリ11には、CPU1の制御プロ
グラムであるオペレーティングシステムプログラム(以
下、「OS」と記す)等が記憶され、ROM3のフォン
ト用ROM3aあるいは外部メモリ11には、上記文書
処理の際に使用されるフォントデータが記憶され、RO
M3のフォントデータ用ROM3cあるいは外部メモリ
11には、上記文書処理等の際に使用される各種デー
タ、例えば各種ページ記述言語のプログラムやフォント
のラスタライズ用データ等が記憶されている。
【0037】2はオプションRAM等により拡張可能な
RAMであり、CPU1の主メモリ、ワークエリア等と
して機能する。5はキーボードコントローラ(KBC)
であり、キーボード(KB)9や不図示のポインティン
グデバイスからのキー入力を制御する。
【0038】6はCRTコントローラ(CRTC)であ
り、CRTディスプレイ(CRT)10の表示制御を行
う。7はディスクコントローラ(DKC)であり、ブー
トプログラム、各種アプリケーション、フォントデー
タ、ユーザファイル、編集ファイル、プリンタ制御コマ
ンド生成プログラム(以下、「プリンタドライバ」とい
う)等を記憶する外部メモリ11とのアクセスを制御す
る。8はプリンタコントローラ(PRTC)であり、所
定の双方向インタフェース21を介してプリンタ150
0に接続され、プリンタ1500との間の通信制御処理
を実行する。
【0039】なお、CPU1は、例えばRAM2上に設
定された表示情報RAM領域へのアウトラインフォント
の展開(ラスタライズ)処理を実行し、CRT10上で
のWYSIWYGを可能としている。また、CPU1
は、CRT10上の不図示のマウスカーソル等により指
示されたコマンドに基づいて登録された種々のウインド
ウを開き、種々のデータ処理を実行する。
【0040】ユーザは、印刷を実行させる際、印刷の設
定に関するウインドウを開き、プリンタの設定や、印刷
モードの選択を含むプリンタドライバに対する印刷処理
方法の設定を行える。
【0041】プリンタ1500はプリンタCPU12に
よって制御される。プリンタCPU12は、フォント用
ROM13a、プログラム用ROM13b及びデータ用
ROMからなるROM13を有し、プログラムROM1
3bに記憶された制御プログラム等あるいはハードディ
スクやフレキシブルディスクやICカード等の外部メモ
リ(HD、FD)14に記憶された制御プログラム等に
基づいてシステムバス15に接続される各種デバイスと
のアクセスを総括的に制御し、印刷部インタフェース
(I/F)16を介して接続される印刷部(プリンタエ
ンジン)17に対して出力情報としての画像信号を出力
する。
【0042】なお、プログラム用RAM13bには、プ
リンタCPU12が実行可能な制御プログラム等が記憶
され、フォント用ROM13aには上記出力情報を生成
する際に使用するフォントデータ(アウトラインフォン
トデータを含む)等が記憶され、データ用ROM13c
にはプリンタ1500がハードディスク等の外部メモリ
がないプリンタである場合にはホストコンピュータ30
00上で利用される情報等が記憶される。
【0043】操作部1501は、操作パネルであり、操
作のためのスイッチ及びLED表示器等が配置されてい
る(不図示)。プリンタCPU12は入力部18を介し
てホストコンピュータ3000との通信処理が可能とな
っており、プリンタ1500内の情報等をホストコンピ
ュータ3000に通知することができる。
【0044】19はRAMであり、主としてプリンタC
PU12の主メモリやワークエリアとして機能し、図示
しない増設ポートに接続されるオプションRAMによっ
てメモリ容量を拡張することができるように構成されて
いる。なお、RAM19は、出力情報展開領域、環境デ
ータ格納領域、NVRAM等に用いられる。外部メモリ
14は、ディスクコントローラ(DKC)20によって
アクセスを制御される。外部メモリ14は、オプション
として接続されるものであって、フォントデータ、エミ
ュレーションプログラム、フォームデータ等を記憶す
る。
【0045】また、上述した外部メモリは、1個に限ら
れるものではなく、少なくとも1個以上備え、内蔵フォ
ントに加えてオプションフォントカード、言語系の異な
るプリンタ制御言語を解釈するプログラムを格納した外
部メモリを複数接続できるように構成されていてもよ
い。さらに、図示しないNVRAMを有し、操作部15
01からのプリンタモード設定情報をユーザ別、グルー
プ別等のように記憶するようにしてもよい。
【0046】図2は、本印刷システムの主要な機能ブロ
ックを示す図である。ホストコンピュータ3000にお
けるアプリケーション201、グラフィックエンジン2
02、プリンタドライバ203及びシステムスプーラ2
04は、外部メモリ11に保存されたファイルとして存
在し、実行される場合にOSやそのモジュールを利用す
るモジュールによってRAM2にロードされ実行される
プログラムモジュールである。
【0047】アプリケーション201及びプリンタドラ
イバ203は、外部メモリ11のFDや不図示のCD−
ROMあるいは不図示のネットワークを経由して外部メ
モリ11のHDに追加することが可能になっている。外
部メモリ11に保存されているアプリケーション201
は、RAM2にロードされて実行されるが、このアプリ
ケーション201からプリンタ1500に対して印刷を
行わせる際には、同様にRAM2にロードされて実行さ
れるグラフィックエンジン202を利用して出力(描
画)を行う。
【0048】グラフィックエンジン202は、OS(オ
ペレーションシステム)の描画手段であり、印刷装置毎
に用意されたプリンタドライバ203を、同様に外部メ
モリ11からRAM2にロードし、アプリケーション2
01の出力である描画関数(本実施例では、GDI関
数)を、プリンタドライバ203が解釈可能な描画関数
(本実施例では、DDI関数)に変換し、変換された描
画関数をプリンタドライバ203に渡す。プリンタドラ
イバ203は、OSの描画手段であるグラフィックエン
ジン(GDI:Graphic Device Interfaceとも呼ぶ)か
ら受け取った描画関数であるDDI関数を、印刷装置1
500が解釈可能なプリンタ制御コマンドに変換する。
変換されたプリンタ制御コマンドはOSによってRAM
2にロードされたシステムスプーラ204を経てインタ
フェース21経由でプリンタ1500に出力される仕組
みとなっている。
【0049】[タブ紙印刷機能]図3は、タブ紙の態様
を例示する図である。同図(a)は、5シート構成のタ
ブ紙セットの場合を示している。市販されているタブ紙
セットのシート数は5シートとは限らないが、本実施例
では、5シート構成の場合について示す。なお、本発明
はタブ紙のシート数を限るものではない。また、同図
(a)は、左開き文書に挿入するタブ紙としてあらかじ
め並べられたタブ紙セットの場合を例示している。市販
されているタブ紙セットは左開き用とは限らないが、本
実施例では、左開き用の場合について示す。なお、本発
明はタブ紙の開き方向を限るものではない。
【0050】同図(b)は1シート目と2シート目の形
状を示している。図示したように各シートの1辺にはイ
ンデックス情報を記入する為の突起物(インデックス領
域)が付属し、各シートのインデックス領域は、別シー
トのインデックス領域と重なることがないように配置さ
れている。同図(c)は、1シート目のインデックス領
域に「No.01」というインデックス情報が印字された
場合を示している。尚、同図(c)ではインデックス情
報「No.01」が横書きの場合を示しているが、印字の
方向は縦書きの場合もある。
【0051】図4は、タブ紙印刷機能の適応前と適応後
を例示している。同図(a)はタブ紙印刷機能適応前、
すなわちインデックス領域に何も印字していない状態の
タブ紙セットが重ねられた場合を示している。同図
(b)は、タブ紙印刷機能適応後に全シートを重ねた場
合を示している。インデックス領域を除いた各タブ紙の
サイズはレターやA4用紙といった標準的なサイズであ
り、複数頁のドキュメントの間にタブ紙印刷機能適応後
のタブ紙を挿入することによって、ドキュメントの記載
内容の分類を直感的に認識することが可能になってい
る。
【0052】図5は、ユーザがインデックス情報を毎回
作成するタブ紙印刷機能の様態を説明するための図であ
り、図5に示すインデックス情報設定画面のグラフィカ
ルユーザインタフェース(以下、GUIとも呼ぶ)は、
プリンタドライバ203が提供する印刷設定のプロパテ
ィ画面から呼び出される。同図では、計5シートで構成
されるタブ紙セットの各インデックス領域に印字する、
テキスト情報入力のテキスト・エディットボックスが用
意された図を例示している。ユーザは、第1タブシート
に印字するインデックス情報“Section 1”を
最上段のエディットボックスに入力し、同様に、第2タ
ブシートに印字するインデックス情報“Section
2”を2段目のエディットボックスに入力し、同様
に、第3タブシートに印字するインデックス情報“Se
ction 3”を3段目のエディットボックスに入力
し、同様に、第4タブシートに印字するインデックス情
報“Section 4”を4段目のエディットボック
スに入力し、同様に、第5タブシートに印字するインデ
ックス情報“Section 5”を最下段のエディッ
トボックスに入力している。
【0053】ユーザは、各エディットボックスにインデ
ックス情報の入力を終えた後、同図に示した“OK”ボタ
ンを押下する。また、インデックス情報の作成をキャン
セルする場合は、同図に示した“キャンセル”ボタンを
押下する。ここで“OK"ボタンが押下されると、プリン
タドライバ203のインデックス情報登録モジュール
が、設定されたインデックス情報の内容を所定の記憶領
域(例えば、DEVMODE)に書き込み、印刷時に利用でき
るようにする。本願の第1の発明は、プリンタドライバ
が提供するユーザインタフェースを介して、タブ紙のタ
ブ部分に印刷すべき複数タブのインデックス情報を設定
でき、設定された複数タブのインデックス情報を登録す
ることで、印刷時に登録された複数タブのインデックス
情報からプリンタドライバがプリンタ制御コマンドを含
む印刷データを生成するので、ユーザが所望とするタブ
紙印刷を容易に実現することができる。
【0054】上述したような実施形態では、プリンタド
ライバ203が提供するインデックス情報設定画面を介
して設定される、タブ紙印刷機能使用時のインデックス
情報設定、即ち、前記“Section1”、“Sec
tion2”、“Section3”、“Sectio
n4”、および“Section5”の設定を所定の記
憶領域に保持しているため、次回のタブ紙印刷機能使用
時に前回設定インデックス情報を再利用することが可能
である。
【0055】ここで、タブ紙を挿入する文書の内容によ
っては、同じく汎用的なインデックス情報の一例であ
る、“Part 1”、“Part 2”、“Part 3”、“Part
4”、“Part 5”のインデックス情報をタブ紙に印字
すべきとユーザが判断する場合もあり、必ずしも前回設
定インデックス情報の再利用が可能とはならない。
【0056】このように、上述した例におけるプリンタ
ドライバ203が提供するインデックス情報設定画面を
介して設定されるインデックス情報であっても、ユーザ
がインデックス情報を入力するタブ紙印刷機能の場合、
ユーザがタブ紙印刷機能を使用する毎にインデックス情
報を作成する必要がある。
【0057】本発明の第2の実施形態では、ユーザがタ
ブ紙印刷機能を使用する度にインデックス情報を作成す
る必要のないように、汎用的なインデックス情報、およ
び使用頻度の高いインデックス情報の再利用を可能にす
るものである。以下、本実施形態におけるインデックス
情報再利用処理方法を説明する。
【0058】[印刷制御手順]図6および図7は、本発
明の一実施形態におけるインデックス情報再利用処理方
法のユーザインタフェース(GUI)を示す図であり、
図6および図7に示すインデックス情報設定画面および
インデックス情報登録画面のGUIは、プリンタドライ
バ203が提供する印刷設定のプロパティ画面から呼び
出される。図6のユーザインタフェースは、事前に定義
されたインデックス情報の中から、タブ紙印刷に使用す
るインデックス情報を指定するための画面である。図7
のユーザインタフェースは、使用頻度が高いと思われる
インデックス情報の登録を行うための画面である。
【0059】図6のユーザインタフェースでは、本シス
テムのユーザによって、事前に定義された複数または単
一のインデックス情報の中から、タブ紙のインデックス
領域に印字するインデックス情報の指定(同図“情報イ
ンデックス”)が行われる必要がある。この指定につい
ては、図7で後述する。また、同図の“インデックス情
報”テキストボックスには、前記“情報インデックス”
で指定したインデックス情報定義の内容が表示される。
また、同図の“定義インデックス”には、図7で後述さ
れるインデックスの登録名称が登録されている数分だけ
表示される。
【0060】同図に示した例では、ユーザが同図“定義
インデックス”で指定した、“Section N”の
定義内容“Section 1”,“Section
2”・・・が表示されている。このように、“インデッ
クス情報”の内容を確認しながら、タブ紙を挿入するド
キュメントの内容に最適な、インデックス情報の選択を
“定義インデックス”により行う。同図の“新規登録”
ボタンを押下すると図7に遷移する。また、図6のユー
ザインタフェースの下端に配置された“OK”ボタン、お
よび“キャンセル”ボタンについての詳細は後述する
が、インデックス情報指定の決定(同図“OK”ボタ
ン)、およびインデックス情報指定のキャンセル(同図
の“キャンセル”ボタン)を行うコントロールである。
【0061】図7のユーザインタフェースでは、本シス
テムのユーザによって、登録するインデックス情報の内
容の作成(同図“インデックス情報定義”)、および登
録するインデックス情報の名称の作成(同図“登録名
称”)が行われる必要がある。
【0062】同図に示した例では、インデックス情報項
目に“A−Series”、“C−Serie
s”...の内容で作成した新規のインデックス情報
を、インデックス登録名称項目に“商品カタログ00
1”という名称で定義している。インデックス情報項目
及びインデックス登録名称項目は、いずれもマウスによ
り動かされるカーソルを合わせてクリックすることで、
選択状態になり、キーボードを介して自由に文字を入力
することが可能である。
【0063】図7のユーザインタフェースの下端に配置
された“OK”ボタン、および“キャンセル”ボタンは、
新規インデックス情報定義の実行(同図“OK”ボタ
ン)、および新規インデックス情報定義のキャンセル
(同図の“キャンセル”ボタン)を行うコントロールで
ある。尚、同図の“OK”ボタン、および同図の“キャン
セル”ボタンを押下すると図6に遷移する。“OK”ボタ
ンが押下されて新規登録されると、図7のGUIを介し
て設定された内容が、インデックス情報設定ファイルと
して、所定の領域(具体的には、米国マイクロソフト社
のWindows(R) OSの場合は、systemフォルダ)に格納さ
れる。
【0064】またこのように、本実施形態では、新規定
義インデックスを追加登録することが可能であるが、例
えば、図6のユーザインタフェース上に「削除」ボタン
を設け、“定義インデックス”で任意の定義インデック
スを指定して、当該定義インデックスで定義された一又
は複数の情報インデックスを削除することも可能であ
る。また、ユーザの操作により既に登録されているイン
デックス情報の内容を編集することも可能である。ここ
で、タブ紙の各タブ位置に印刷されるべきテキストを、
「インデックス情報」と呼び、各タブ紙に印刷されるイ
ンデックス情報の組み合わせを、「インデックス情報定
義」と呼び、登録名称と共に登録されたインデックス情
報定義をまとめて、タブ設定と呼ぶ。
【0065】図8は、本実施形態におけるインデックス
情報再利用処理のフローチャートを示す図であり、本処
理フローの前段では、タブ紙のインデックス領域にイン
デックス情報を印字する際の描画方向(縦書き、横書
き、横書き180°回転等)、使用フォント名称、およ
びフォントサイズの設定が不図示のユーザインタフェー
ス画面により行われているものとする。本処理は、プリ
ンタドライバ203の印刷設定のプロパティ画面(図示
省略)が開かれている状態で、「タブ紙印刷の詳細設
定」ボタン(図示省略)が押されて図6に示したGUI
が開かれることにより開始される。
【0066】まず、ユーザは、タブ紙印刷に使用するイ
ンデックス情報(タブ設定)を、事前に定義されたイン
デックス定義の中から選択するか、あるいは新規にイン
デックス情報を定義するかのどちらかを、ユーザインタ
フェース(図6および図7)で指定する(ステップS8
01)。各設定項目については、前述のユーザインタフ
ェース(図6および図7)の項で説明した為、ここでの
説明は省略するが、図6の“定義インデックス”から事
前に定義されたタブ設定の登録名称を指定した後に、同
図の“OK”ボタンを押下した場合、または、図6および
図7から新規インデックス情報の登録および指定した後
に、図6の“OK”ボタンを押下した場合、または、図6
の“キャンセル”ボタンを押下した場合は、ステップS
802に進む。
【0067】ステップS802では、プリンタドライバ
203は、前記ステップS801で事前に定義されたイ
ンデックス情報の再利用が指定されたかを判別し、イン
デックス定義情報の再利用である場合は、ステップS8
03に進み、それ以外の場合はS804に進む。インデ
ックス情報の再利用の判断は、図6のGUIにおいて、
すでに設定されている定義インデックス項目から任意の
タブ設定の登録名称が選択された状態で“OK”ボタンが
押下されたかを判断することにより実現される。
【0068】前記ステップS802において、インデッ
クス定義情報の再利用と判断された場合はステップS8
03に進む。ステップS803では、プリンタドライバ
203は、図6のユーザインタフェースの“定義インデ
ックス”において指定されたタブ設定の各インデックス
情報(インデックス情報定義)を、プリンタドライバに
内蔵、もしくは外部ファイルとして参照可能な、前述の
インデックス情報設定ファイル(インデックス登録テー
ブルとも呼ぶ)から読み出した後に、ステップS806
に進む。尚、実際に印字するタブ紙のシート数が前記
“タブ数”の数値より小さい場合は、不図示のメッセー
ジダイアログによって、ユーザにその内容を通知した後
に、続行あるいは再指定を選択させ、ユーザが続行を指
定した場合には、定義されたインデックス情報の先頭か
ら印字させてもよい。また、実際に印字するタブ紙のシ
ート数が前記“タブ数”の数値より大きい場合は、不図
示のメッセージダイアログによってユーザに通知した後
に、続行、もしくはインデックス情報の再指定を選択さ
せてもよい。
【0069】図9は、前記インデックス登録テーブル
(インデックス情報設定ファイル)の構造を例示した図
である。同図に示したように、定義されたインデックス
情報のテーブルは、その定義名称(登録名称)、タブ
数、および各タブに印字する文字列情報を格納する。
尚、図9で例示したタブ設定の構造は、あくまでも概念
的な構造を示した図であり、インデックス情報の登録管
理という目的を達成する構造であれば、その形式は問わ
ない。例えば、格納する文字列、数値情報をバイナリー
形式で格納するものや、構造化されたテキスト形式であ
るXML形式で格納するものであっても構わない。
【0070】前記ステップS802において、インデッ
クス定義情報の再利用ではないと判断された場合はステ
ップS804に進む。ステップS804では、プリンタ
ドライバ203は、前記ステップS801で新規インデ
ックス情報の作成と指定されたかを判別し、新規インデ
ックス定義情報の作成である場合は、ステップS805
に進み、それ以外の場合、即ち図6のユーザインタフェ
ースの“キャンセル”ボタンが押下された場合、インデ
ックス情報再利用処理を終了する。
【0071】前記ステップS804において、新規イン
デックス情報の作成と判断された場合はステップS80
5に進む。ステップS805では、プリンタドライバ2
03のインデックス情報登録モジュールは、図7のユー
ザインタフェースにおいて設定された新規に定義するイ
ンデックス情報の内容、すなわちタブ紙の各インデック
ス領域に印字する文字列、タブ数、および新規に定義す
るインデックス情報の登録名称を、プリンタドライバに
内蔵、もしくは外部ファイルとして参照可能な、前記イ
ンデックス登録テーブルにタブ設定として格納した後
に、ステップS806に進む。尚、インデックス登録テ
ーブルに格納する“タブ数”は、図7のユーザインタフ
ェースに示した、“インデックス情報定義”テキストボ
ックスにてユーザ入力した情報数となる。
【0072】また、実際に印字するタブ紙のシート数が
前記“タブ数”の数値より小さい場合は、不図示のメッ
セージダイアログによって、ユーザにその内容を通知し
た後に、続行あるいは再指定を選択させ、ユーザが続行
を指定した場合には、定義されたインデックス情報の先
頭から印字させてもよい。また、実際に印字するタブ紙
のシート数が前記“タブ数”の数値より大きい場合は、
不図示のメッセージダイアログによって、ユーザに通知
した後に、続行もしくはインデックス情報の再作成を選
択させてもよい。
【0073】ステップS806では、 プリンタドライ
バ203は、前記ステップS803、または前記ステッ
プ805で決定されたインデックス情報を基に、実際の
タブ紙セットへのインデックス印刷を行うための印刷ジ
ョブデータの生成処理を行った後に、ステップS807
に進む。ステップS807では、プリンタドライバ20
3は、前記ステップS806で生成したインデックス情
報を含む印刷ジョブデータをOSのシステムスプーラ2
04に出力して、インデックス情報再利用処理を終了す
る。システムスプーラ204は、プリンタ1500に対
して印刷ジョブデータを送信し、プリンタ1500にお
いて、実際のタブ紙セットに対して印刷出力される。
【0074】図8のインデックスジョブ生成処理(S8
06)の詳細について説明する。図10は、それぞれの
インデックス情報(第1タブ〜第5タブ)をどのページ
に挿入するかを設定するためのグラフィカルユーザイン
タフェース画面の一例である。汎用のアプリケーション
201により生成された文書データを印刷する際に、図
8で前述したようにプリンタドライバ203の印刷設定
のプロパティにおいてタブ紙印刷が指定する場合に、図
10に示したGUIを介して、それぞれのインデックス
情報(第1タブ〜第5タブ)をどのページに挿入するか
を設定できる。
【0075】図10において、ユーザは、ページ指定欄
1001を介して、各タブに対して、アプリケーション
が生成した文書データの論理ページのどこに挿入するか
を指定することができる。
【0076】このように、どのタブが文書データのどの
位置に挿入されるかを指定した後で、印刷指定を行うこ
とができる。その状態において、インデックスジョブ生
成処理(S806)では、プリンタドライバ203は、
アプリケーション201により生成された描画関数(G
DI関数)がグラフィックエンジン202を介して変換
された描画関数(DDI関数)を受け取り、ページ単位
にページ記述言語に変換する。
【0077】そして、プリンタドライバ203は、アプ
リケーションから受ける文書データのページと図10の
GUIで設定されたページとを比較して、タブ紙を挿入
するページになると、インデックス登録テーブルから設
定されているタブ設定から指定ページに該当するインデ
ックス情報を読み出し、該当するタブ番号のインデック
ス情報を読み出して、PDLとして生成する。ここでプ
リンタドライバ203は、インデックス情報を印刷する
ページがタブ紙印刷ページであることを示すタブ紙印刷
コマンドを挿入する。なぜなら、プリンタ1500は、
PDLを受けると通常印刷処理を行うが、タブ紙印刷コ
マンドが挿入されているページに関しては、タブ紙印刷
機能により、PDLを展開処理してビットマップイメー
ジをタブ部分に印刷すべく、画像形成(電子写真プリン
タの帯電や、インクジェットプリンタのインクの拭きつ
け)をずらして処理を行うからである。
【0078】このようにプリンタドライバ203は、図
10で指定されたページになると、タブ紙印刷コマンド
の挿入と、インデックス情報のPDL生成処理を行うこ
とにより、印刷ジョブデータを生成することになる。
【0079】本実施形態によれば、タブ紙のインデック
ス領域に対するインデックス情報を作成する際、あらか
じめ定義された“Section1”,“Sectio
n2”...等の汎用的な設定群からの選択指定、およ
び追加登録した設定群からの選択指定を可能にした。こ
れにより、汎用的、および使用頻度の高いインデックス
情報の再利用が可能となり、タブ紙印刷機能使用毎のイ
ンデックス情報作成を強いることを解消することができ
る。この印刷操作工程の削減は、大量の文書印刷を業務
とするオフィス環境、および軽印刷業界において特に効
果が大きい。
【0080】(その他の実施の形態)また、本発明は、
複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェー
ス機器、リーダ、プリンタ等)から構成されるシステム
に適用してもよい。また、1つの機器からなる装置(複
写機、プリンタ、ファクシミリ装置等)に適用してもよ
い。
【0081】なお、上記実施の形態では、テキストの見
出し情報を例示して説明したが、タブ紙の見出し位置に
付加される情報であればバーコードやイメージからなる
インデックス情報の再利用にも適用可能である。
【0082】なお、上述した実施形態の機能を実現する
ソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を
印刷制御装置やシステムに供給し、その印刷制御装置等
のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に
格納されたプログラムコードを読み出し実行することに
よっても、本発明の目的が達成されることはいうまでも
ない。
【0083】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0084】プログラムコードを供給するための記憶媒
体として、例えば、フロッピィディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。
【0085】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより上述した各実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づいて、コンピュータ上で稼動しているOS等が
実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって
前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれるこ
とはいうまでもない。
【0086】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づいて、その機能拡張ボードや機能拡張ユニット
に備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現さ
れる場合も含まれることはいうまでもない。
【0087】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、格納手段に予め格納された情報群から任意の
ものを指定し、指定された情報群の出力情報を用紙上の
所定位置に出力することが可能な構成としたので、予め
登録された出力情報の再利用が可能となる。その結果、
既に登録された出力情報の出力処理についてはあらため
て出力情報を再入力する必要がなくなり、出力処理の際
の操作工程を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る印刷システムの全体
構成を示すブロック図である。
【図2】印刷システムの主要な機能を示したブロック図
である。
【図3】タブ紙の態様を例示した図である。
【図4】タブ紙印刷機能の態様を例示した図である。
【図5】インデックス情報を毎回設定する場合における
タブ紙印刷処理の様態を例示した図である。
【図6】本発明の一実施形態におけるインデックス情報
再利用方法のユーザインタフェースを示した図である。
【図7】本発明の一実施形態におけるインデックス情報
登録方法のユーザインタフェースを示した図である。
【図8】本発明の一実施形態におけるインデックス情報
再利用処理の流れを示したフローチャートである。
【図9】本発明の一実施形態におけるインデックス登録
テーブルの構造を例示した図である。
【図10】インデックス情報を挿入するページを設定す
るためのグラフィカルユーザインタフェース画面の一例
を示した図である。
【符号の説明】
1 CPU(印刷制御手段、裏面印刷制御手段) 8 プリンタコントローラ(PRTC) 17 印刷部(プリンタエンジン) 201 アプリケーション 202 グラフィックエンジン 203 プリンタドライバ 204 システムスプーラ 1500 プリンタ(印刷装置) 3000 ホストコンピュータ(印刷制御装置、情報処
理装置)

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷装置で印刷処理される印刷データを
    生成する情報処理装置において、 タブ紙のタブ位置へ印刷されるインデックス情報を設定
    する設定手段と、 前記設定手段により設定されたインデックス情報を読み
    出して、前記タブ紙のタブ位置へ印刷されるよう、イン
    デックス情報の印刷データを生成する印刷データ生成手
    段とを有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記設定手段により設定された一又は複
    数のインデックス情報により成る一連のタブ設定を一以
    上格納する格納手段と、 前記格納手段に格納された前記一以上の情報群から任意
    の情報群を指定する指定手段とを更に有することを特徴
    とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記設定手段により設定された各インデ
    ックス情報により成る一連のタブ設定を前記格納手段に
    新規登録する登録手段を更に有することを特徴とする請
    求項2記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記登録手段は、タブ設定に対して登録
    名称を付して前記格納手段に登録することを特徴とする
    請求項3記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 一又は複数の出力情報により成る一連の
    情報群を一以上格納する格納手段と、 前記格納手段に格納された前記一以上の情報群から任意
    の情報群を指定する指定手段と、 前記指定手段により指定された前記情報群の出力情報を
    各出力用紙の所定位置に夫々出力する出力手段とを有す
    ることを特徴とする情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記出力手段は、前記各出力用紙の一辺
    で突出した領域上に前記情報群の出力情報を夫々出力す
    ることを特徴とする請求項5記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記格納手段に格納される前記一以上の
    情報群について表示する表示手段を有し、 前記指定手段は、前記表示手段により表示された前記一
    以上の情報群から選択された情報群を指定することを特
    徴とする請求項5記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】 前記格納手段に新たな情報群を登録する
    登録手段を有することを特徴とする請求項5記載の情報
    処理装置。
  9. 【請求項9】 前記一以上の情報群から任意の情報群を
    削除する削除手段を有することを特徴とする請求項5記
    載の情報処理装置。
  10. 【請求項10】 前記格納手段に格納される出力情報の
    内容を編集する編集手段を有することを特徴とする請求
    項5記載の情報処理装置。
  11. 【請求項11】 印刷装置で印刷処理される印刷データ
    を生成する情報処理方法において、 タブ紙のタブ位置へ印刷されるインデックス情報を設定
    する設定ステップと、 前記設定ステップにより設定されたインデックス情報を
    読み出して、前記タブ紙のタブ位置へ印刷されるよう、
    インデックス情報の印刷データを生成する印刷データ生
    成ステップとを有することを特徴とする情報処理方法。
  12. 【請求項12】 前記設定ステップにより設定された一
    又は複数のインデックス情報により成る一連のタブ設定
    を格納手段に一以上格納する格納ステップと、 前記格納手段に格納された前記一以上の情報群から任意
    の情報群を指定する指定ステップとを更に有することを
    特徴とする請求項11記載の情報処理方法。
  13. 【請求項13】 前記設定ステップにより設定された各
    インデックス情報により成る一連のタブ設定を前記格納
    手段に新規登録する登録ステップを更に有することを特
    徴とする請求項12記載の情報処理方法。
  14. 【請求項14】 前記登録ステップでは、タブ設定に対
    して登録名称を付して前記格納手段に登録することを特
    徴とする請求項13記載の情報処理方法。
  15. 【請求項15】 一又は複数の出力情報により成る一連
    の情報群を格納手段に一以上格納する格納ステップと、 前記格納手段に格納された前記一以上の情報群から任意
    の情報群を指定する指定ステップと、 前記指定ステップにより指定された前記情報群の出力情
    報を各出力用紙の所定位置に夫々出力する出力ステップ
    とを有することを特徴とする情報処理方法。
  16. 【請求項16】 前記出力ステップでは、前記各出力用
    紙の一辺で突出した領域上に前記情報群の出力情報を夫
    々出力することを特徴とする請求項15記載の情報処理
    方法。
  17. 【請求項17】 前記格納手段に格納される前記一以上
    の情報群について表示手段上で表示する表示ステップを
    有し、 前記指定ステップでは、前記表示手段により表示された
    前記一以上の情報群から選択された情報群を指定するこ
    とを特徴とする請求項15記載の情報処理方法。
  18. 【請求項18】 前記格納手段に新たな情報群を登録す
    る登録ステップを有することを特徴とする請求項15記
    載の情報処理方法。
  19. 【請求項19】 前記一以上の情報群から任意の情報群
    を削除する削除ステップを有することを特徴とする請求
    項15記載の情報処理方法。
  20. 【請求項20】 前記格納手段に格納される出力情報の
    内容を編集する編集ステップを有することを特徴とする
    請求項15記載の情報処理方法。
  21. 【請求項21】 請求項1〜10の何れか1項に記載の
    各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラ
    ムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可
    能な記録媒体。
  22. 【請求項22】 請求項11〜20の何れか1項に記載
    の情報処理方法の処理ステップをコンピュータに実行さ
    せるためのプログラムを記録したことを特徴とするコン
    ピュータ読み取り可能な記録媒体。
  23. 【請求項23】 請求項1〜10の何れか1項に記載の
    各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラ
    ム。
  24. 【請求項24】 請求項11〜20の何れか1項に記載
    の情報処理方法の処理ステップをコンピュータに実行さ
    せるためのプログラム。
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