JP4470624B2 - プリンタおよび印刷システム、印刷方法ならびに印刷プログラム - Google Patents

プリンタおよび印刷システム、印刷方法ならびに印刷プログラム Download PDF

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Description

本発明は、ユーザから明示的な印刷指示がある前に自ら先行的に印刷設定を選択してデータ処理を実行する(以下、適宜「プレレンダリング」という)ようにした印刷システムおよび印刷プログラム、印刷方法、並びにプリンタに関するものである。
一般に、パソコン(PC)等の印刷指示端末によって作成された印刷原稿データは、そのままではプリンタで印刷処理を行うことができないため、ドット毎の色情報を羅列した形式のラスタ画像データに変換されてから印刷処理が行われるようになっている。
このような印刷原稿データからラスタ画像データへの変換処理は、一般にレンダリング(rendering)と呼ばれ、例えば一般的なインクジェットプリンタにあっては、前記文書編集端末に組み込まれたプリンタドライバによって印刷指示端末側で、また、一般的なレーザプリンタにあっては前記印刷指示端末側で一旦、PDL(Page Description Language)のようなサイズの小さい中間(言語)データに変換された後、プリンタ側でその処理が実行されるようになっている。
しかしながら、このようなレンダリングには、多くの情報処理を伴うため、ファーストプリントアウト、すなわち、ユーザが印刷指示を出してから印刷装置で実際に印刷が開始されるまでの待ち時間に多くの時間がかかってしまうといった不都合がある。特に、画像等のデータ容量の大きいデータの場合や、端末やプリンタ自体の情報処理能力が低い場合等にはその不都合が顕著に現れる。
そのため、従来では、例えば以下の特許文献1等に示すように、利用者が印刷条件の設定を行うのと並行して文章のスプールデータの作成および印刷データの作成、さらには印刷装置への転送を行い、印刷条件確定後に印刷装置でレンダリングを行うようにしたものであり、これによって、プリンタへ印刷データを送る従来方式が要したスプール時間のユーザの体感待ち時間の短縮化を図るようにした手法が提案されている。
特開2002−312137号公報
しかしながら、このような従来方法ではユーザが印刷設定画面を呼び出して設定項目を選択・変更する段階でデータ処理を開始するようになっているため、ユーザが意識的に印刷設定画面を呼び出すまではその編集中のデータについては一切のデータ処理が行われない。
そのため、印刷設定が一切変更されない状態、例えばアプリケーションのデフォルト値のまま等で印刷を実行する場合や、印刷設定の変更が僅かで瞬時に変更が終了するような場合等ではデータ処理が十分に行えないまま印刷処理を開始しなければならないため、印刷データの先行的データ処理による待ち時間短縮効果を十分に得ることができないといった不都合がある。
そこで、本発明はこのような課題を有効に解決するために案出されたものであり、その目的は、ユーザが印刷要求を発してからプリンタにて印刷が開始あるいは終了するまでの時間を従来と比して大幅に短縮できる新規な印刷システムおよび印刷プログラム、印刷方法、並びにプリンタを提供するものである。
〔発明1〕前記課題を解決するために発明1の印刷システムは、
印刷指示端末とプリンタとを有する印刷システムであって、前記プリンタで印刷に利用された印刷設定の利用回数を取得して記録する印刷設定利用回数記録部と、当該印刷設定利用回数記録部に記録された印刷処理のうち、最も利用回数の多い印刷設定に基づいて、データ処理を前記印刷指示端末から印刷指示が行われる前に開始するデータ処理部と、を有することを特徴とするものである。
このような構成によれば、従来と比べて極めて早い段階でレンダリングを含めた的確なデータ処理が行われるため、ユーザが印刷開始を指示した後のデータ処理が大幅に少なくなって、印刷指示から印刷開始までの時間を大幅に短縮することができる。
また、前記プリンタで最も利用回数の多い印刷設定に基づいてデータ処理を行うようにしたことから、実際に利用された印刷設定との整合性が高くなり、データ処理のやり直す確率を低く抑えることも可能となる。
ここで、本発明でいう「データ処理」とは、PDL等の中間(言語)データの生成、ラスタ(画像)データの生成の他、それらのデータの転送および一時的記憶を含むものとする(以下の「印刷システム」に係る発明、「印刷プログラム」に係る発明、「印刷方法」に係る発明、「プリンタ」に係る発明について同じである)。
また、「印刷指示」とは、プレレンダリングにおけるキーボード操作やマウス操作等も広義の印刷指示に含まれるが、編集行為に関しては、ここでいう印刷指示には、含まれないものとする(以下の「印刷システム」に係る発明、「印刷プログラム」に係る発明、「印刷方法」に係る発明、「プリンタ」に係る発明について同じである)。
また、本発明を構成する「印刷設定利用回数記録部」と、「データ処理部」は、それぞれ印刷指示端末とプリンタに備える他に、いずれか一方に纏めて備えられたものであっても良い(以下の「印刷システム」に係る発明、「印刷プログラム」に係る発明、「印刷方法」に係る発明について同じである)。
〔発明2〕また、発明2の印刷システムは、
発明1に記載の印刷システムにおいて、前記印刷設定利用回数記録部は、前記プリンタで実行された印刷処理の種別と、当該印刷処理の種別毎に利用された印刷設定の利用回数とを取得して記録し、前記データ処理部は、印刷処理の種別を判別し、その判別した種別において最も利用回数の多い印刷設定に基づいてデータ処理を開始するようになっていることを特徴とするものである。
すなわち、前記発明1は、印刷指示端末から印刷指示が行われる前に開始するデータ処理に適用する印刷設定を選択するに際して、その利用回数に着目したものであるが、本発明は、さらに印刷処理の種別(例えば、利用しているアプリケーションやファイル、ユーザ等)も考慮し、その印刷処理の種別において最も利用回数の多い印刷設定に基づいてデータ処理を開始するようにしたものである。
これによって、先行的に利用した印刷設定と実際に利用された印刷設定とが整合する確率がより高くなり、データ処理のやり直し頻度をより低く抑えることが可能となる。
〔発明3〕また、発明3の印刷システムは、
発明1又は2に記載の印刷システムにおいて、前記データ処理部は、前記最も利用回数の多い印刷設定の利用頻度に応じてデータ処理の先行度を決定することを特徴とするものである。
すなわち、本発明は発明1又は2でデータ処理に利用した印刷設定の利用頻度までも考慮し、利用頻度が高ければ、その印刷設定がそのまま印刷処理に採用される確率が高いものと判断してより先行的にデータ処理を進めるようにしたものである。
これによって、ユーザが実際に印刷開始を指示した後のデータ処理量が大幅に減るか、あるいは殆ど不要となり、印刷指示から印刷開始までの時間をより短縮することが可能となる。
また、発明1又は2で選択した印刷設定の利用頻度が低い場合には、その印刷設定が印刷処理に採用される可能性も高くないものと判断して、データ処理の先行的処理量を減らすことで、実際に利用された印刷設定と異なった場合でも先行的に生成したデータが無駄になる確率を減らすことができると共に、そのデータ処理に要する印刷指示端末やプリンタ、サーバ等のリソースが無駄に浪費されるのを回避できる。
ここで、「先行度」とは、想定した全処理のうち、どこまでの処理を実際に先行して実施することを規定したものをいう(以下の「印刷システム」に係る発明、「印刷プログラム」に係る発明、「印刷方法」に係る発明、「プリンタ」に係る発明について同じである)。
〔発明4〕また、発明4の印刷システムは、
発明3に記載の印刷システムにおいて、前記データ処理部は、前記利用頻度が第一のしきい値未満のときは、前記印刷指示端末における編集中の印刷原稿データの中間データ化のみを実行し、前記利用頻度が前記第一のしきい値以上かつ第二のしきい値未満のときは、前記印刷原稿データの中間データ化とラスタ画像データ化とを実行し、前記利用頻度が前記第二のしきい値以上のときは、前記印刷原稿データの中間データ化とラスタ画像データ化と前記プリンタへのデータ転送とを実行することを特徴とするものである。
すなわち、本発明は発明3の先行的データ処理をより具体的に示したものであり、このようにその利用頻度に応じて、中間データの作成のみ、中間データとラスタ画像データの作成、中間データ化とラスタ画像データ化と前記プリンタへのデータ転送といった3つの段階に分けて判断すれば、データ処理が無駄になる確率を小さくしてより的確なデータ処理を実施することができる。
〔発明5〕また、発明5の印刷システムは、
発明2〜4のいずれかに記載の印刷システムにおいて、前記印刷処理の種別は、アプリケーション毎、印刷指示端末毎、ユーザ毎、プリンタ毎のいずれかであることを特徴とするものである。
前述した印刷設定は、利用するアプリケーション毎や使用するユーザ毎によって異なり、かつ、その利用回数も印刷設定毎に変わってくる。そのため、本発明のようにこれらの印刷処理の種別を考慮することで的確な印刷設定を把握することができる。
〔発明6〕また、発明5の印刷プログラムは、
印刷指示端末とプリンタとを有する印刷システムに利用される印刷プログラムであって、 コンピュータを、前記プリンタで印刷に利用された印刷設定の利用回数を取得して記録する印刷設定利用回数記録手段と、この印刷設定利用回数記録手段で記録された印刷処理のうち最も利用回数の多い印刷設定に基づいて、データ処理を前記印刷指示端末から印刷指示が行われる前に開始するデータ処理手段と、して機能させることを特徴とするものである。
これによって発明1と同様に、印刷開始を指示した後のデータ処理が大幅に少なくなって、印刷指示から印刷開始までの時間を大幅に短縮することができる等といった効果が得られることは勿論、印刷指示端末とプリンタとを有する印刷システムに、それらの本来の機能(文書編集機能や印刷機能等)を実行すべく予め備え付けられたコンピュータシステムを利用してソフトウェア上で各手段を実現できるため、別個専用のコンピュータシステムやハードウェアを製作して実現する場合に比べて大幅なコスト削減が可能となり、優れた経済性を発揮することができる。
〔発明7〕また、発明7の印刷プログラムは、
発明6に記載の印刷プログラムにおいて、前記印刷設定利用回数記録手段は、前記プリンタで実行された印刷処理の種別と、当該印刷処理の種別毎に利用された印刷設定の利用回数とを取得して記録し、前記データ処理手段は、前記印刷処理の種別を判別し、その判別した種別において最も利用回数の多い印刷設定に基づいてデータ処理を開始するようになっていることを特徴とするものである。
これによって、発明2と同様な効果が得られると共に、発明6と同様にソフトウェアによって前記印刷設定利用回数記録手段を実現することができるため、別個専用のコンピュータシステムやハードウェアを製作して実現する場合に比べて大幅なコスト削減が可能となり、優れた経済性を発揮することができる。
〔発明8〕また、発明8の印刷プログラムは、
発明6又は7に記載の印刷プログラムにおいて、前記データ処理手段は、前記最も利用回数の多い印刷設定の利用頻度に応じてデータ処理の先行度を決定することを特徴とするものである。
これによって、発明3と同様な効果が得られると共に、発明6と同様にソフトウェアによって前記データ処理手段を実現することができるため、別個専用のコンピュータシステムやハードウェアを製作して実現する場合に比べて大幅なコスト削減が可能となり、優れた経済性を発揮することができる。
〔発明9〕また、発明9の印刷プログラムは、
発明8に記載の印刷プログラムにおいて、前記データ処理手段は、前記利用頻度が第一のしきい値未満のときは、前記印刷指示端末における編集中の印刷原稿データの中間データ化のみを実行し、前記利用頻度が前記第一のしきい値以上かつ第二のしきい値未満のときは、前記印刷原稿データの中間データ化とラスタ画像データ化とを実行し、前記利用頻度が前記第二のしきい値以上のときは、前記印刷原稿データの中間データ化とラスタ画像データ化と前記プリンタへのデータ転送とを実行することを特徴とするものである。
これによって、発明4と同様な効果が得られると共に、発明6と同様にソフトウェアによって前記データ処理手段を実現することができるため、別個専用のコンピュータシステムやハードウェアを製作して実現する場合に比べて大幅なコスト削減が可能となり、優れた経済性を発揮することができる。
〔発明10〕また、発明10の印刷プログラムは、
発明7〜9のいずれかに記載の印刷プログラムにおいて、前記印刷処理の種別は、アプリケーション毎、印刷指示端末毎、ユーザ毎、プリンタ毎のいずれかであることを特徴とするものである。
これによって、発明5と同様な効果が得られると共に、発明6と同様にソフトウェアによって前記データ処理手段を実現することができるため、別個専用のコンピュータシステムやハードウェアを製作して実現する場合に比べて大幅なコスト削減が可能となり、優れた経済性を発揮することができる。
〔発明11〕また、発明11の印刷方法は、
印刷の種別毎に過去の印刷設定の利用回数を記録し、当該記録から各印刷種別毎に利用回数の最も高い印刷設定を選択し、当該印刷設定に基づいて、印刷指示がある前に、データ処理を開始するようにしたことを特徴とするものである。
これによって、発明1と同様に、従来と比べて極めて早い段階で的確なデータ処理が行われるため、印刷開始を指示した後のデータ処理が大幅に少なくなって印刷開始までの時間を大幅に短縮することができ、また、発明2と同様に、判別した印刷処理の種別において最も利用回数の多い印刷設定に基づいてデータ処理を行うようにしたことから、実際に選択された印刷設定と整合する確率が極めて高く、データ処理のやり直し頻度を低下させることができる。
〔発明12〕また、発明12の印刷方法は、
発明11に記載の印刷方法において、前記データ処理は、採用した印刷設定の利用頻度に応じてデータ処理の先行度を決定すると共に、前記利用頻度が第一のしきい値未満の「小」のときは、編集中の印刷原稿データの中間データ化のみを実行し、前記利用頻度が前記第一のしきい値以上かつ第二のしきい値未満の「中」のときは、前記印刷原稿データの中間データ化とラスタ画像データ化とを実行し、前記利用頻度が前記第二のしきい値以上の「大」のときは、前記印刷原稿データの中間データ化とラスタ画像データ化とプリンタへのデータ転送とを実行するようにしたことを特徴とするものである。
これによって、その印刷設定の選択頻度に応じて先行度を「大」、「中」、「小」の3段階に分けて判断すれば発明11、12と同様に、無駄なデータ処理がなされるのを回避してより的確なデータ処理を実施することができる。
〔発明13〕また、発明13の印刷方法は、
発明11又は12に記載の印刷方法において、前記印刷設定を選択した後に、前記印刷設定の操作状況を監視し、当該操作状況に応じてデータ処理対象となる印刷設定の内容を変化させるようにしたことを特徴とするものである。
すなわち、前記各発明は過去の印刷設定の選択頻度のみに基づいて印刷設定を採用するといった「静的」な選択方法であるが、本発明は、過去の印刷設定の利用頻度のみでなく、現在のユーザの操作状況をも監視し、その操作状況を反映して「動的」に印刷設定を選択するようにしたものである。
これによって、過去の傾向と異なる傾向の印刷設定を行った場合でも、これを的確に把握して最適な印刷設定を採用することができるため、無駄が少ない的確なデータ処理を達成することができる。
〔発明14〕また、発明14のプリンタは、
印刷設定が変更可能なプリンタであって、 印刷に利用された実際の印刷設定の利用回数を取得して記録する印刷設定利用回数記録部と、当該印刷設定利用回数記録部に記録された印刷処理のうち最も利用回数の多い印刷設定に基づいて、印刷指示が行われる前に、データ処理を開始するデータ処理部と、を有することを特徴とするプリンタ。
これによって、発明1と同様に、従来と比べて極めて早い段階でレンダリングを含めた的確なデータ処理が行われるため、ユーザが印刷開始を指示した後のデータ処理が大幅に少なくなって、印刷指示から印刷開始までの時間を大幅に短縮することができる。また、最も利用回数の多い印刷設定に基づいてデータ処理を行うようにしたことから、実際に利用された印刷設定との整合性が高くなり、データ処理のやり直す確率を低く抑えることも可能となる。
さらに、前記印刷システムのように、印刷指示端末を用いることなく、プリンタ単体で各機能を実現することができる。
〔発明15〕また、発明15のプリンタは、
発明14に記載のプリンタにおいて、前記印刷設定利用回数記録部は、前記プリンタで実行された印刷処理の種別と、当該印刷処理の種別毎に利用された印刷設定の利用回数とを取得して記録し、前記データ処理部は、前記印刷処理の種別を判別し、その判別した種別において最も利用回数の多い印刷設定に基づいてデータ処理を開始するようになっていることを特徴とするものである。
これによって、発明2と同様に、先行的に利用した印刷設定と実際に利用された印刷設定とが整合する確率がより高くなり、データ処理のやり直し頻度をより低く抑えることが可能となる。
〔発明16〕また、発明16のプリンタは、
発明14又は15に記載のプリンタにおいて、前記データ処理部は、前記最も利用回数の多い印刷設定の利用頻度に応じてデータ処理の先行度を決定することを特徴とするものである。
これによって、発明3と同様に、実際に印刷開始を指示した後のデータ処理量が大幅に減るか、あるいは殆ど不要となり、印刷指示から印刷開始までの時間をより短縮することが可能となる。
また、利用した印刷設定の利用頻度が低い場合には、その印刷設定が印刷処理に採用される可能性も高くないものと判断して、データ処理の先行的処理量を減らすことで、実際に利用された印刷設定と異なった場合でも先行的に生成したデータが無駄になる確率を減らすことができると共に、そのデータ処理に要するリソースが無駄に浪費されるのを回避できる。
〔発明17〕また、発明17のプリンタは、
発明16に記載のプリンタにおいて、前記データ処理部は、前記利用頻度が第一のしきい値未満のときは、前記印刷指示端末における編集中の印刷原稿データの中間データ化のみを実行し、前記利用頻度が前記第一のしきい値以上かつ第二のしきい値未満のときは、前記印刷原稿データの中間データ化とラスタ画像データ化とを実行し、前記利用頻度が前記第二のしきい値以上のときは、前記印刷原稿データの中間データ化とラスタ画像データ化、並びに前記プリンタへのデータ転送とを実行することを特徴とするものである。
これによって、発明4と同様に、データ処理が無駄になる確率を小さくしてより的確なデータ処理を実施することができる。
〔発明18〕また、発明18のプリンタは、
発明14〜17のいずれかに記載のプリンタにおいて、前記印刷処理の種別は、アプリケーション毎、印刷指示端末毎、ユーザ毎、プリンタ毎のいずれかであることを特徴とするものである。
これによって、発明5と同様に的確な印刷設定を把握することができる。
〔発明19〕前記課題を解決するために発明19のプレレンダリング印刷システムは、
少なくとも1組以上の印刷指示端末とプリンタとを有する印刷システムであって、前記プリンタで選択された印刷設定の選択回数を取得して記録する印刷設定選択回数記録部と、この印刷設定選択回数記録部に記録された印刷処理のうち最も選択回数の多い印刷設定を採用し、その印刷設定に基づいて、ユーザから明示的な印刷指示が行われる前に、先行的にデータ処理を行うデータ処理部と、を有することを特徴とするものである。
このような構成によれば、従来と比べて極めて早い段階でレンダリングを含めた的確なデータ処理が行われるため、ユーザが印刷開始を指示した後のデータ処理が大幅に少なくなって、印刷指示から印刷開始までの時間を大幅に短縮することができる。
また、前記プリンタで最も選択回数の多い印刷設定を採用し、その印刷設定に基づいてデータ処理を行うようにしたことから、実際に選択された印刷設定との整合性が高くなり、データ処理のやり直す確率を低く抑えることも可能となる。
〔発明20〕発明20のプレレンダリング印刷システムは、
発明19に記載のプレレンダリング印刷システムにおいて、前記印刷設定選択回数記録部は、前記プリンタで実行された印刷処理の種別とこの種別毎に選択された印刷設定の選択回数とを取得して記録し、前記データ処理部は、前記印刷処理の種別を判別し、その判別した種別において最も選択回数の多い印刷設定を採用することを特徴とするものである。
すなわち、前記発明19は、印刷設定を選択するに際してその選択回数に着目したものであるが、本発明は、さらに印刷処理の種別(例えば、利用しているアプリケーションやファイル、ユーザ等)も考慮し、その印刷処理の種別毎に最も選択回数の多い印刷設定を採用してその印刷設定に基づいてデータ処理を行うようにしたものである。
これによって、先行的に選択した印刷設定と実際に選択された印刷設定とが整合する確率がより高くなり、データ処理のやり直し頻度をより低く抑えることが可能となる。
〔発明21〕発明21のプレレンダリング印刷システムは、
発明19又は20に記載のプレレンダリング印刷システムにおいて、前記データ処理部は、採用した印刷設定の選択頻度に応じてデータ処理の先行度を決定し、この先行度に応じてデータ処理方法を適宜選択することを特徴とするものである。
すなわち、本発明は発明19又は20で選択した印刷設定の選択頻度までも考慮し、選択頻度が高ければ、その印刷設定がそのまま実際に採用される確率が高いものと判断してより先行的にデータ処理を進めるようにしたものである。
これによって、ユーザが実際に印刷開始を指示した後のデータ処理量が大幅に減るか、あるいは殆ど不要となり、印刷指示から印刷開始までの時間をより短縮することが可能となる。
また、発明19又は20で選択した印刷設定の選択頻度が低い場合には、その印刷設定が実際に採用される可能性も高くないものと判断して、データ処理の先行的処理量を減らすことで、実際に選択された印刷設定と異なった場合でも先行的に生成したデータが無駄になる確率を減らすことができると共に、そのデータ処理に要する印刷指示端末やプリンタ、サーバ等のリソースが無駄に浪費されるのを回避できる。
〔発明22〕発明22のプレレンダリング印刷システムは、
発明21に記載のプレレンダリング印刷システムにおいて、前記データ処理部のデータ処理方法は、前記先行度が第一のしきい値未満のときは、前記印刷指示端末における編集中の印刷原稿データの中間データ化のみを実行する方法と、前記先行度が前記第一のしきい値以上かつ第二のしきい値未満のときは前記印刷原稿データの中間データ化とラスタ画像データ化とを順次実行する方法と、前記先行度が前記第二のしきい値以上のときは前記印刷原稿データの中間データ化とラスタ画像データ化、並びに前記プリンタへのデータ転送とを順次実行する方法と、から選択されることを特徴とするものである。
すなわち、本発明は発明21の先行的データ処理をより具体的に示したものであり、このようにその選択頻度に応じて、中間データの作成のみ、中間データとラスタ画像データの作成、中間データ化とラスタ画像データ化、並びに前記プリンタへのデータ転送といった3つの段階に分けて判断すれば、データ処理が無駄になる確率を小さくしてより的確なデータ処理を実施することができる。
〔発明23〕発明23のプレレンダリング印刷システムは、
発明20〜22のいずれかに記載のプレレンダリング印刷システムにおいて、前記印刷処理の種別は、アプリケーション毎、印刷指示端末毎、ユーザ毎、プリンタ毎のいずれかであることを特徴とするものである。
前述した印刷設定は、利用するアプリケーション毎や使用するユーザ毎によって異なり、かつ、その選択回数も印刷設定毎に変わってくる。そのため本発明のようにこれらの印刷処理の種別を考慮することで的確な印刷設定を把握することができる。
〔発明24〕発明24のプレレンダリング印刷プログラムは、
少なくとも1組以上の印刷指示端末とプリンタとを有する印刷システムに利用されるコンピュータを、前記プリンタで選択された印刷設定の選択回数を取得して記録する印刷設定選択回数記録手段と、この印刷設定選択回数記録部に記録された印刷処理のうち最も選択回数の多い印刷設定を採用し、その印刷設定に基づいて、ユーザから明示的な印刷指示が行われる前に、先行的にデータ処理を行うデータ処理手段と、して機能させることを特徴とするものである。
これによって発明19と同様に、ユーザが印刷開始を指示した後のデータ処理が大幅に少なくなって、印刷指示から印刷開始までの時間を大幅に短縮することができる等といった効果が得られることは勿論、少なくとも1組以上の印刷指示端末とプリンタとを有する印刷システムに、それらの本来の機能(文書編集機能や印刷機能等)を実行すべく予め備え付けられたコンピュータシステムを利用してソフトウェア上で各手段を実現できるため、別個専用のコンピュータシステムやハードウェアを製作して実現する場合に比べて大幅なコスト削減が可能となり、優れた経済性を発揮することができる。
〔発明25〕発明25のプレレンダリング印刷方法は、
印刷の種別毎に過去の印刷設定の選択回数を記録し、その記録から各印刷種別毎に選択回数の最も高い印刷設定を選択し、その印刷設定に基づいて、ユーザから明示的な印刷指示がある前に、先行的にデータ処理を行うようにしたことを特徴とするものである。
これによって、発明19と同様に、従来と比べて極めて早い段階で的確なデータ処理が行われるため、ユーザが印刷開始を指示した後のデータ処理が大幅に少なくなって印刷開始までの時間を大幅に短縮することができ、また、発明2と同様に印刷処理の種別毎に最も選択回数の多い印刷設定に基づいてデータ処理を行うようにしたことから、実際に選択された印刷設定と整合する確率が極めて高く、データ処理のやり直し頻度を低下させることができる。
〔発明26〕発明26のプレレンダリング印刷方法は、
発明25に記載のプレレンダリング印刷方法において、前記データ処理は、採用した印刷設定の選択頻度に応じてデータ処理の先行度を決定すると共に、その先行度が第一のしきい値未満の「小」のときは、編集中の文書データの中間データ化のみを実行し、その先行度が前記第一のしきい値以上かつ第二のしきい値未満の「中」のときは、前記文書データの中間データ化とラスタ画像データ化とを順次実行し、その先行度が前記第二のしきい値以上の「大」のときは、前記文書データの中間データ化とラスタ画像データ化、並びにプリンタへのデータ転送を順次実行するようにしたことを特徴とするものである。
これによって、その印刷設定の選択頻度に応じて先行度を「大」、「中」、「小」の3段階に分けて判断すれば発明21、22と同様に、無駄なデータ処理がなされるのを回避してより的確なデータ処理を実施することができる。
〔発明27〕発明27のプレレンダリング印刷方法は、
発明25又は26に記載のプレレンダリング印刷方法において、前記印刷設定を選択した後に、ユーザの操作状況を監視しその操作状況に応じてデータ処理対象となる印刷設定の内容を変化させるようにしたことを特徴とするものである。
すなわち、前記各発明は過去の印刷設定の選択頻度のみに基づいて印刷設定を採用するといった「静的」な選択方法であるが、本発明は、過去の印刷設定の利用頻度のみでなく、現在のユーザの操作状況をも監視し、その操作状況を反映して「動的」に印刷設定を選択するようにしたものである。
これによって、過去の傾向と異なる傾向の印刷設定を行った場合でも、これを的確に把握して最適な印刷設定を採用することができるため、無駄が少ない的確なデータ処理を達成することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を添付図面を参照しながら詳述する。
図1は、本発明に係る(プレレンダリング)印刷システムの全体の構成を示したものであり、例えば、イーサネット(登録商標)に代表されるLAN等の通信ネットワークN上に、複数のユーザ共用又は特定のユーザ専用の印刷指示端末Tと、複数のプリンタPとが相互に情報通信可能に接続されて構成されている。
これら各印刷指示端末Tは、ユーザ自身が印刷原稿データを作成又は操作・編集して前記通信ネットワークN上の任意の、あるいは特定のプリンタPに対してその印刷原稿データを送信して印刷を指示する機能を提供するものであり、図2に示すように、少なくとも印刷原稿編集部10と、印刷設定利用回数記録部20と、プリンタドライバ30とを主に備えた構成となっている。
この印刷原稿編集部10は、印刷原稿を編集するインターフェースをユーザに提供する機能を発揮するものであり、具体的には、例えば、ワープロやエディタ等の印刷原稿データ編集機能を有するアプリケーションソフトウェアと、このアプリケーションソフトウェアに対して各種共通機能等を提供するOS(Operating System)と、これらソフトウェアを操作して所望の印刷原稿データを作成するためのハードウェア、すなわちキーボードやマウス等の入力装置の他、中央演算処理装置(CPU)、記憶装置(RAM,ROM)、出力装置(CRT、LCD)等からなるコンピュータシステムから構成されている。
次に、印刷設定利用回数記録部20は、後述するように、本システムで実行された過去の印刷設定の内容毎の利用経験回数(印刷設定利用回数記録)を履歴情報として記録しておく機能を提供するものであり、具体的には、ハードディスクドライブ(HDD)や半導体メモリ等の各種書き換え自在な記憶装置や記憶媒体等から構成されている。
すなわち、この印刷設定利用回数記録部20には、例えば、図6に示すように、印刷原稿データ編集機能を提供するアプリケーションソフトウェアの種類(アプリケーション名)501と、そのアプリケーション毎に実行された印刷設定の利用回数合計502、並びにその印刷設定の内訳がその印刷設定毎の利用回数503で記録されている。
例えば、図示するように、「ドキュメント編集」601というアプリケーションの場合は、ある期間における印刷利用回数合計502が「80」回であり、そのうち、「A」という印刷設定組み合わせを利用した印刷利用回数が「4」回、「B」という印刷設定組み合わせを利用した印刷利用回数が「20」回、「C」という印刷設定組み合わせを利用した印刷利用回数が「50」回、「D」という印刷設定組み合わせを利用した印刷利用回数が「2」回、…であることをそれぞれ示している。また、同様に、「表計算」602というアプリケーションの場合は、印刷利用回数合計が「30」回であり、そのうち、「A」という印刷設定組み合わせを利用した印刷利用回数が「0」回、「B」という印刷設定組み合わせを利用した印刷利用回数が「30」回、「C」という印刷設定組み合わせを利用した印刷利用回数が「10」回、「D」という印刷設定組み合わせを利用した印刷利用回数が「3」回、…であることをそれぞれ示している。
そして、ここで利用された各印刷設定「A」、「B」、「C」、「D」…としては、特に限定されるものではないが、例えば、印刷設定「C」の場合は、印刷設定項目が一例として以下の1〜6に示すように、用紙サイズ:「A4」、用紙種類:「普通紙」、印刷方向:「縦」、印刷色:「モノクロ」、印刷品質:「速い」、割付面数:「1」等であり、また、印刷設定「B」の場合は、用紙サイズ:「B5」、用紙種類:「光沢紙」、印刷方向:「横」、印刷色:「カラー」、印刷品質:「きれい」、割付面数:「1」等であり、さらに、印刷設定「A」の場合は、用紙サイズ:「はがき」、用紙種類:「光沢紙」、印刷方向:「縦」、印刷色:「カラー」、印刷品質:「きれい」、割付面数:「1」等ということになる。
従って、図6の例でいえば、「ドキュメント編集」601というアプリケーションの場合は、全印刷利用回数のうち、印刷設定「C」が最も多く選択され、次に、印刷設定「B」が、その次に、印刷設定「A」が多く利用されていることが分かる。また、同様に「画像ビューア」603というアプリケーションの場合は、印刷設定「A」が最も多く利用され、次に、印刷設定「B」が多く利用されていることが分かる。
1.用紙サイズ:A3、A4、B5、はがき、L版、…
2.用紙種類 :普通紙、光沢紙、…
3.印刷方向 :縦、横
4.印刷色 :カラー、モノクロ…
5.印刷品質 :速い(速さ重視)、きれい(画質重視)…
6.レイアウト:割付面数(用紙1頁に入れる原稿頁数)
次に、図2に戻り、プリンタドライバ30は、従来と同様にアプリケーションソフトウェアやOSと共に印刷指示端末Tに組み込まれて利用されるプリンタ用のデバイスドライバであり、図示するように、印刷設定インターフェース31と、データ処理制御部32と、印刷要求登録部33と、データ処理部35とから主に構成されている。
この印刷設定インターフェース31は、従来と同様に印刷指示を行うに際してユーザが選択するインターフェースを提供するものであり、前記のように印刷用紙や印刷品質等の選択項目が表示された設定画面を選択してユーザが視覚的に任意の印刷設定が選択できるようになっている。
データ処理制御部32は、前記印刷設定利用回数記録部20を参照して所定のデータ処理方法を決定し、決定したデータ処理方法をデータ処理部35へ渡す機能を提供するものであり、その詳細は後述する。
印刷要求登録部33は、ユーザの指示に基づき印刷要求を所定のプリンタPへ登録すると共に、その印刷要求時に選択された印刷設定内容を取得し、前記印刷設定利用回数記録部20へ記録する機能を提供するようになっている。
例えば、図6に示すような内容の印刷設定利用回数記録テーブルが前記印刷設定利用回数記録部20に記録されている状態で、その後、アプリケーション:「ドキュメント編集」601で、印刷設定「C」が利用されて印刷が1回実行された場合には、利用回数合計502の欄の数値を「80」→「81」に変更すると共に、印刷設定「C」の欄の数値を「50」→「51」に変更して印刷設定利用回数記録テーブルの内容を更新するようになっている。
データ処理部35は、この印刷設定利用回数記録部20に記録された印刷処理のうち最も利用回数の多い印刷設定に基づいてユーザ等から明示的な印刷指示が行われる前に、先行的にデータ処理を開始する機能を提供するようになっている。
また、このデータ処理部35には、さらにPDL等の中間(言語)データを生成する中間データ生成機能36と、ラスタ(画像)データまで生成するラスタデータ生成機能37と、これら各データを一時的に記憶しておくデータ記憶機能38と、処理データをプリンタP側へ転送するデータ転送機能39が備えられており、前記データ処理制御部32によって決定されたデータ処理方法に基づいてこれら各機能36,37,38,39が単独にあるいは並行して機能するようになっている。
なお、この印刷指示端末Tは、ユーザが直接あるいは間接的に操作するワークステーションや汎用のパソコン(PC)からなっており、そのハードウェア構成は、図3に示すように、各種制御や演算処理を担う中央演算処理装置であるCPU(Central Processing Unit)60と、主記憶装置(Main Storage)を構成するRAM(Random Access Memory)62と、読み出し専用の記憶装置であるROM(Read Only Memory)64との間をPCI(Peripheral Component Interconnect)バスやISA(Industrial Standard Architecture)バス等からなる各種内外バス68で接続すると共に、このバス68に入出力インターフェース(I/F)66を介して、HDD等の外部記憶装置(Secondary Storage)70や、CRT、LCDモニター等の出力装置72、マウス、キーボードなどの入力装置74、およびネットワークNを接続したものである。
そして、電源を投入すると、ROM64等に記憶されたBIOS等のシステムプログラムが、例えば、CD−ROMやDVD−ROM、フレキシブルディスク(FD)等の記憶媒体、あるいはインターネット等の通信ネットワークNを介して記憶装置70にインストールされた各種専用のコンピュータプログラム、あるいは同じくROM64に予め記憶された各種専用のコンピュータプログラムをRAM62にロードし、そのRAM62にロードされたプログラムに記述された命令に従ってCPU60が各種リソースを駆使して所定の制御および演算処理を行うことで、前述したような印刷指示端末Tを構成する各機能をソフトウェア上で実現するようになっている。
一方、プリンタPは、印刷機能や紙送り機能等といった印刷装置として不可欠な機能を備えた印刷要求処理部40に加え、データ処理部50が備えられた構成となっており、印刷要求処理部40によってラスタデータをもとに実際の印刷処理を行うと共に、ラスタデータ生成機能51によって印刷に必要なラスタ(画像)データを生成し、データ記憶機能52によってそれらのデータを一時的に記憶する機能を提供するようになっている。
なお、このプリンタP10を構成するハードウェア構成は、図4に示すように、各種制御や演算処理を担う中央演算処理装置であるCPU80と、主記憶装置を構成するRAM82と、ROM84との間をバス88で接続すると共に、このバス88に入出力インターフェース(I/F)86を介して、ハードディスクドライブ装置(HDD)や半導体メモリ等の外部記憶装置90や、印刷出力部92、表示部94、操作パネル96等を接続したものである。
そして、電源を投入すると、ROM84等に記憶されたBIOS等のプリンタシステム用のプログラムが、例えば、CD−ROMやDVD−ROM、フレキシブルディスク(FD)等の記憶媒体、あるいは通信ネットワークNを介して記憶装置90にインストールされた各種専用のコンピュータプログラム、あるいは同じくROM94に予め記憶された各種専用のコンピュータプログラムをRAM82にロードし、そのRAM82にロードされたプログラムに記述された命令に従ってCPU80が各種リソースを駆使して所定の制御および演算処理を行うことで、印刷処理といった印刷装置としての本来の機能に加え、前述したような、印刷要求処理機能、ラスタデータ生成機能、データ記憶機能等をソフトウェア上で実現するようになっている。
次に、このような構成をした本発明のプレレンダリング印刷システムの作用および処理の流れ並びに印刷方法を説明する。
印刷指示端末TのCPU60において、図5のフローが実行されると、プリンタドライバ30のデータ処理制御部32は、最初のステップS100において、その印刷指示端末Tに対するユーザの操作状況を監視し、印刷要求送信可能な、すなわち監視対象のアプリケーションが起動したか否かを判断する。
そして、監視対象となるいずれかのアプリケーションが起動したと判断したとき(Yes)は、次のステップS102に移行してデータ処理方法決定フローを発動する。
このステップS102のデータ処理方法決定フローとしては、例えば、図7に示すように、先ず最初のステップS200でその起動したアプリケーションの種類の判別を行った後、次のステップS202に移行して印刷設定利用回数記録部20に記録された印刷設定利用回数記録テーブルの中から前ステップS200で判別したアプリケーションについての記録を参照して利用回数の最も多い印刷設定を処理対象として選択する。
例えば、最初のステップS200において、「ドキュメント編集」というアプリケーションが起動されたことを判別したときは、次のステップS202で図6に示すような印刷設定利用回数記録テーブルを参照し、最後のステップS204でその中から利用回数の最も多い印刷設定である「C」を処理対象として利用(選択)することになる。
次に、このようにして利用回数の最も多い印刷設定が選ばれたならば、図5のフローに戻って次のステップS104に移行してプリンタドライバ30のデータ処理部35が直ちに、その印刷設定に基づいて、ユーザから明示的な印刷指示が行われる前に先行的にデータ処理(プレレンダリング)を行う。例えば、選択された印刷設定の内容が、「用紙サイズ:A4」、「用紙種類:普通紙」、「印刷方向:縦」、「印刷色:モノクロ」、「印刷品質:速い」、「割付面数:1」であれば、ユーザによるアプリケーションの編集・操作状況等を逐一監視し、その操作情報を取得(フックともいう)してそれに見合ったラスタデータ(あるいは中間データ)を先行的に作成する。
ここで、取得対象となる操作情報としては、特に限定されるものではないが、例えば、アプリケーションからOSへの操作情報や、ユーザがアプリケーションに対して実行する操作コマンド等に関する操作情報、ユーザが実行するハードウェアに対する入力操作に関する操作情報、ユーザが実行するファイル操作に関する操作情報等を取得すればより的確なレンダリングを実行することが可能となる。
つまり、例えば、Microsoft社の「Word」(登録商標)等といった汎用の文書操作用アプリケーションソフトウェア(ワープロソフト)は、同社のWindows(登録商標)というOS上で動作し、描画を実施するに際して同OSが標準的に有するGDI(Graphical Device Interface)や、DDI(Device Drive Interface)等の描画用のAPI(Application Program Interface)を利用してモニター等に描画を行うようになっており、このOS等が有するアプリケーションソフト用のインターフェースの動作状況を監視し、その動作状況を取得すればアプリケーション操作中に所定のレンダリングを実行することが可能となる。
また、アプリケーションに対してユーザが実行した操作コマンド、例えば、「コピー」や「切り取り」、「貼り付け」等といった予め選択自由に設定されたコマンドに関する操作情報や、キーボードやマウス等のユーザがハードウェアに対して直接実行する入力操作に関する情報を取得することでも同様に的確なレンダリングを実行することができる。
そして、このステップS104においては、このようにして操作情報等を元にアプリケーション操作中にレンダリングを実行することになるが、その操作中にユーザによる印刷設定の変更があるか否かも同時に監視することになる(ステップS106)。
この監視の結果、印刷設定の変更があったと判断した場合(Yes)には、その新たな印刷設定に従って再度、レンダリングを行い、ユーザから明示的な印刷要求があるまで同様な処理を継続することになる。なお、ステップS106において、既に行ったデータ処理のうち、変更後の印刷設定と整合しないデータについてはそのまま廃棄処分することは勿論である。
このようにしてレンダリングを実行して特に明示的な印刷設定の変更がない(No)状態でユーザから明示的な印刷要求を受信したと判断した場合(Yes)には、それまでに行ったデータ処理結果(若しくは処理の途中であったならばその処理済みのところ)をその印刷指示、並びに未処理の印刷データと共にプリンタPに送信して印刷を開始することになる(ステップS110)。
そして、その際には、ユーザが実際に選択した印刷設定をもとに図6の印刷設定利用回数記録テーブルを更新する。
これによって、ユーザが印刷開始を指示した後のデータ処理量が大幅に少なくなって、印刷指示から印刷開始までの時間を大幅に短縮することができる。
しかも、過去の印刷処理のうち最も利用回数の多い印刷設定をそのアプリケーション毎に選択し、その印刷設定に基づいて、ユーザから明示的な印刷指示が行われる前に、先行的にデータ処理を開始するようにしたことから、実際に利用された印刷設定との整合性が高くなり、データ処理をやり直す確率を低く抑えることが可能となる。
次に、図8〜図10は、本発明の他の実施の形態を示したものであり、利用回数に基づいた印刷設定の利用頻度に応じてデータ処理の先行度を決定し、この先行度に応じて具体的なデータ処理方法を適宜選択するようにしたものである。
すなわち、本実施の形態は、図8のフローに示すように、先ず、前記図5のステップS102のデータ処理方法決定フローにおいて前述したステップS204で利用回数の最も多い印刷設定を処理対象として選択したならば、さらに次のステップS206に移行してその選択した印刷設定の選択頻度を算出してから、次のステップS208でその選択頻度に応じてデータ処理の先行度を判定し、その先行度に従ってデータ処理を実行するようにしたものである。
例えば、図9に示すようにステップS204で選択された印刷設定の「利用頻度」700が、第一のしきい値未満のとき(「20%未満」のとき)は、「先行度判定結果」800の先行度を「低」901とし、この第一のしきい値以上かつ第二のしきい値未満のとき(「20〜50%未満」のとき)は、先行度を「中」902とし、この第二のしきい値以上のとき(「50%以上」のとき)は、先行度を「高」903とする。
そして、図10に示すように、このようにして得られた先行度が「低」901と判断したときは、例えば、全10頁以上ある印刷原稿データのうち、最初の3頁だけを中間データ化し、先行度が「中」902と判断したときは、全10頁以上ある印刷原稿データのうち、6頁まで中間データ化すると共に、最初の3頁についてはさらにラスタ(画像)データ化まで行う。さらに、先行度が「高」903と判断したときは、全10頁以上ある印刷原稿データのうち、9頁まで中間データ化すると共に、4〜6頁まではさらにラスタ(画像)データ化まで行い、最初の3頁に至ってはそのまま確定したデータと同様にプリンタPへの転送までも行うことになる。
図6の例でいうと、「表計算」602の場合では印刷設定「C」が最も利用回数が多く、その選択頻度は約33%(10回/30回)となり、その利用頻度および先行度は、図9によれば「中」902となる。従って、「表計算」602を実行する場合には、図8に示すように、6頁まで中間データ化されると共に、最初の3頁についてはさらにラスタ(画像)データ化されることになる。
また、「画像ビューア」603の場合では、図6に示すように印刷設定「A」が最も利用回数が多く、その利用頻度は60%(60回/100回)となり、その利用頻度および先行度は、図9によれば「高」903となる。
従って、「画像ビューア」603を実行する場合には、図10に示すように、全10頁以上ある印刷原稿データのうち、9頁まで中間データ化が行われると共に、4〜6頁まではさらにラスタ(画像)データ化が行われ、最初の3頁に至ってはそのまま確定したデータと同様に既にプリンタPへ転送されることになる。
このように本実施の形態では、選択された印刷設定の利用頻度を判別し、その利用頻度に反比例してデータ処理のやり直し頻度が減るものと考えてデータ処理の先行度を決定するようにしたことから、的確なデータ処理を実行することができる。
また、処理データが無駄になる確率を減らすことができると共に、そのデータ処理に要する印刷指示端末TやプリンタP等のリソースを節約することが可能となる。
なお、前記実施の形態では、アプリケーション毎に利用回数、頻度を求め、その利用回数や頻度に応じてデータ処理を実行するようにしたが、アプリケーションの他に、あるいはアプリケーションと共に、印刷指示端末Tあるいはユーザ、プリンタ等に基づいて決定するようにしても良く、その場合は、図6の左側の列にある印刷設定履歴の収集基準を追加・変更すれば良い。
また、前述した印刷設定利用回数記録部20の印刷設定利用回数記録テーブルとして、図11に示すように、印刷設定をカテゴリ毎に分けて記録するようにしても良い。
さらに、印刷設定利用回数記録部20とデータ処理部30とを印刷指示端末T内に設置した例で説明したが、これらは必ずしも各印刷指示端末T内に設置する必要はなく、いずれか一つの印刷指示端末T内、プリンタP内、あるいはプリンタサーバ等のサーバS内等のシステムのどこにあっても構わない。
また、印刷指示端末TとプリンタPとは図1および2等に示したように必ずしも物理的に
明確に分離している形態に限定されるものでなく、それらを一つの筐体内に一体的に収容したもの、例えば、CFメディア等を直接プリンタ筐体に差し込んで印刷することができるようなシステムも本発明に含まれることは勿論である。
また、前記各実施の形態は、過去の印刷設定の選択頻度のみに基づいて印刷設定を採用する「静的」な選択方法であるが、過去の印刷設定の利用頻度のみでなく、これをベースとして現在のユーザの操作状況を監視し、その操作状況を反映して「動的」に印刷設定を選択するようにしても良い。これによって、過去の傾向と異なる印刷設定を行った場合でも、これを的確に把握して最適な印刷設定を採用することができるため、無駄が少ない的確なデータ処理を達成することができる。
また、前記印刷設定利用回数記録部20で取得する情報としては、前述した印刷設定の「利用回数」の他に、印刷指示端末Tのプリンタドライバ30に対してデフォルトで設定されている印刷設定があり、この場合は、そのデフォルトの印刷設定に基づいて先行的にデータ処理を開始するようにしても良い。
本発明システムの実施の1形態を示す全体構成図である。 本発明システムの最小構成を示すブロック図である。 印刷指示端末を構成するハードウェア構成を示す図である。 プリンタを構成するハードウェア構成を示す図である。 本発明システムの基本的な処理の流れを示すフローチャート図である。 印刷設定利用回数記録テーブルの一例を示す図である。 データ処理方法決定フローの一例を示すフローチャート図である。 データ処理方法決定フローの他の例を示すフローチャート図である。 選択頻度とその先行度の判定結果の一例を示す図である。 先行度とその先行度に応じたデータ処理の例を示す図である。 印刷設定利用回数記録テーブルの他の例を示す図である。
符号の説明
10…印刷原稿編集部、20…印刷設定利用回数記録部、30…プリンタドライバ、31…印刷設定インターフェース、32…データ処理制御部、33…印刷要求登録部、35…データ処理部、36…中間データ生成機能、37…ラスタデータ生成機能、38…データ記憶機能、39…データ転送機能、40…印刷要求処理部、50…データ処理部、51…ラスタデータ生成機能、52…データ記憶機能、60,80…CPU、62,82…RAM、64,84…ROM、66,86…インターフェース、70,90…(外部)記憶装置、72…出力装置、74…入力装置、92…印刷出力部、94…表示部、96…操作パネル、N…ネットワーク、T…印刷指示端末、P…プリンタ、S…サーバ。

Claims (6)

  1. 印刷設定が変更可能なプリンタであって、
    印刷に利用された印刷設定の利用回数を記録する印刷設定利用回数記録部と、
    当該印刷設定利用回数記録部に記録された印刷設定の利用回数のうち最も利用回数の多い印刷設定に基づいて、データ処理を印刷指示端末から印刷指示が行われる前に開始するデータ処理部とを有し、
    前記印刷設定利用回数記録部は、実行された印刷処理の種別と、当該印刷処理の種別毎に利用された印刷設定の利用回数とを記録し、
    前記データ処理部は、印刷処理の種別を判別すると共に、その判別した種別において最も利用回数の多い印刷設定を判別し、判別した当該印刷設定の利用頻度に応じてデータ処理の先行度を決定してからその先行度に基づいてデータ処理を開始することを特徴とするプリンタ。
  2. 請求項に記載のプリンタにおいて、
    前記データ処理部は、前記利用頻度が第一のしきい値未満のときは、前記印刷指示端末における編集中の印刷原稿データの中間データ化のみを実行し、
    前記利用頻度が前記第一のしきい値以上かつ第二のしきい値未満のときは、前記印刷原稿データの中間データ化とラスタ画像データ化とを実行し、
    前記利用頻度が前記第二のしきい値以上のときは、前記印刷原稿データの中間データ化とラスタ画像データ化、およびデータ転送とを実行することを特徴とするプリンタ。
  3. 請求項1または2に記載のプリンタにおいて、
    前記印刷処理の種別は、アプリケーション毎、印刷指示端末毎、ユーザ毎のいずれかであることを特徴とするプリンタ。
  4. 印刷指示端末とプリンタとを有する印刷システムであって、
    前記プリンタで印刷に利用された印刷設定の利用回数を記録する印刷設定利用回数記録部と、
    当該印刷設定利用回数記録部に記録された印刷設定の利用回数のうち、最も利用回数の多い印刷設定に基づいて、データ処理を前記印刷指示端末から印刷指示が行われる前に開始するデータ処理部とを有し、
    前記印刷設定利用回数記録部は、前記プリンタで実行された印刷処理の種別と、当該印刷処理の種別毎に利用された印刷設定の利用回数とを記録し、
    前記データ処理部は、印刷処理の種別を判別すると共に、その判別した種別において最も利用回数の多い印刷設定を判別し、判別した当該印刷設定の利用頻度に応じてデータ処理の先行度を決定してからその先行度に基づいてデータ処理を開始することを特徴とする印刷システム。
  5. 印刷指示端末から印刷指示がある前に、その印刷処理の種別を判別すると共に過去の印刷設定利用回数記録を参照してその印刷処理の種別において最も利用回数の多い印刷設定を判別し、判別した当該印刷設定の利用頻度に応じてデータ処理の先行度を決定してからその先行度に基づいてデータ処理を開始することを特徴とする印刷方法。
  6. 印刷設定が変更可能なプリンタに利用される印刷プログラムであって、
    コンピュータを、
    印刷に利用された印刷設定の利用回数を記録する印刷設定利用回数記録手段と、
    当該印刷設定利用回数記録手段で記録された印刷設定の利用回数のうち最も利用回数の多い印刷設定に基づいて、データ処理を印刷指示端末から印刷指示が行われる前に開始するデータ処理手段として機能させると共に、
    前記印刷設定利用回数記録手段を、実行された印刷処理の種別と、当該印刷処理の種別毎に利用された印刷設定の利用回数とを記録するように機能させ、
    前記データ処理手段を、印刷処理の種別を判別し、その判別した種別において最も利用回数の多い印刷設定を判別し、判別した当該印刷設定の利用頻度に応じてデータ処理の先行度を決定してからその先行度に基づいてデータ処理を開始するように機能させることを特徴とする印刷プログラム。
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