JP2003186634A - 印刷データ出力装置およびプログラム - Google Patents

印刷データ出力装置およびプログラム

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JP2003186634A
JP2003186634A JP2001387335A JP2001387335A JP2003186634A JP 2003186634 A JP2003186634 A JP 2003186634A JP 2001387335 A JP2001387335 A JP 2001387335A JP 2001387335 A JP2001387335 A JP 2001387335A JP 2003186634 A JP2003186634 A JP 2003186634A
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JP2001387335A
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English (en)
Inventor
Junichi Ogino
純一 荻野
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Riso Kagaku Corp
Original Assignee
Riso Kagaku Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷設定情報が異なる複数の印刷ジョブを1
つの印刷ジョブとして印刷することを可能にし、印刷の
効率アップを図る。 【解決手段】 アプリケーションデータの印刷設定情報
を編集する印刷設定情報編集部24と後続印刷ジョブの
有無を表す連結情報を設定する連結情報設定部28とな
る設定部20と、アプリケーションデータを印刷データ
に変換する変換部30と、印刷データを記憶するメモリ
40と、連結情報設定部28により後続印刷ジョブがあ
ると設定されたアプリケーションデータの印刷データ
を、その後続印刷ジョブの印刷データと連結して1つの
連結印刷ジョブの印刷データS’としてメモリ40に記
憶させると共に、後続印刷ジョブの連結情報を、連結印
刷データS’の連結情報とする連結処理を、連結印刷デ
ータS’の連結情報が、後続印刷ジョブが無いことを示
すまで繰り返す制御部10とを備えた印刷データ出力装
置1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷データ出力装
置、より詳細にはアプリケーションデータを印刷データ
に変換して印刷装置に出力装置およびプログラムに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】アプリケーションソフトウェアなどで作
成されたアプリケーションデータを印刷装置に出力して
印刷物を得るには、プリンタドライバと呼ばれるソフト
ウェアによってアプリケーションデータを印刷装置に対
応した印刷データに変換する必要がある。また、操作者
はアプリケーションデータを作成したアプリケーション
とプリンタドライバを用いてページ番号や、用紙サイズ
や、印刷部数や、ページ割付などを設定することもで
き、この印刷データには、アプリケーションソフトウェ
アにより作成されたアプリケーションデータの画像(文
字も含む)内容以外に、印刷部数や、ページ番号や、用
紙サイズや、ページ割付などの印刷設定情報も含まれて
いる。
【0003】従来、アプリケーションソフトウェアを用
いて作成したアプリケーションデータを印刷装置に出力
する手順としては、まず、アプリケーションを立上げ
て、目的のアプリケーションデータのファイルを開き、
開いたアプリケーションデータのファイルに対してペー
ジ番号、用紙サイズの設定などをし、そして印刷指示を
出すこと(例えば、アプリケーションソフトウェアのツ
ールバーに設けられた「印刷」ボタン)によって、所望
の出力先の印刷装置のプリンタドライバを選択し、プリ
ンタドライバの設定画面で、該アプリケーションデータ
の印刷部数や、ページ割付などの設定を行う。その後、
プリンタドライバは設定された印刷設定情報に従って、
印刷設定情報が含まれたアプリケーションデータをPD
L(Page Description Langua
ge)による印刷データに変換して印刷装置に出力す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のように
従来の印刷方式では、複数のアプリケーションソフトウ
ェアにまたがるアプリケーションデータを印刷するに
は、各々のアプリケーションを1つずつ立上げて複数の
印刷ジョブを順番に印刷する必要がある。例えば、レポ
ートを作成する際に、1つのレポートを構成する内容と
しては、ワープロソフトにより作成された文書データ、
表決算ソフトウェアにより作成された統計表などのデー
タ、画像ソフトにより作成されたイラストなどのデータ
などがあり、これらのデータは別々のアプリケーション
ソフトウェアにより作成されているため、1つの印刷ジ
ョブとして印刷を行うことができない。ページ番号を統
一するため、各々のアプリケーションソフトウェアを立
ち上げてページ番号を修正したりするなどの必要があ
る。また、1つのレポートの各ページの印刷用紙サイズ
を同じサイズに統一するために、各アプリケーションソ
フトウェアから印刷指示を出す時に、用紙サイズを調整
したり、印刷して得た印刷物を拡大縮小コピーしたりし
て用紙サイズを揃えたりする作業が必要である。さら
に、複数ページの画像(文書も含む)をページ割付、す
なわち複数のページのデータを1つのページに印刷する
必要がある場合、異なるアプリケーション間のデータの
ページの割付できないため、一旦それぞれ印刷した後
に、印刷物をコピー機などでスキャンして割り付ける作
業も必要であるため、効率が良くない。
【0005】また、同様なアプリケーションソフトウェ
アで作成された異なるファイルのデータを1つのレポー
トとしてまとめる際にも、各々のデータの印刷設定情報
が異なる場合があるので、上述した問題が存在し、印刷
作業の効率が良くないという問題がある。
【0006】また、複数のアプリケーションソフトから
出力されるアプリケーションデータを夫々の印刷ジョブ
として印刷する場合、印刷物をまとめてソートあるいは
ステイプルなどの後処理をすることができないという問
題もある。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、複数の印刷ジョブを連結して1つの印刷ジョブ
として印刷を行うことができ、効率の良い印刷が可能と
なるできる印刷データ出力装置およびプログラムを提供
することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の印刷データ出力
装置は、アプリケーションデータに含まれた印刷ジョブ
の印刷設定情報を編集する印刷設定情報編集手段と、前
記印刷設定情報編集手段により編集済みの前記アプリケ
ーションデータを印刷データに変換する変換手段と、前
記印刷データを記憶する記憶手段と、印刷しようとする
前記印刷ジョブに続いて、該印刷ジョブと連結して印刷
する後続印刷ジョブの有無を表す連結情報を設定する連
結情報設定手段と、前記連結情報設定手段により前記後
続印刷ジョブがあると設定された印刷ジョブを先行印刷
ジョブとし、前記変換手段により得た該先行印刷ジョブ
の印刷データを前記後続印刷ジョブの印刷データと連結
して1つの連結印刷ジョブの印刷データとして前記記憶
手段に記憶させると共に、前記後続印刷ジョブの前記連
結情報を、前記1つの連結印刷ジョブの連結情報とする
連結処理を行う連結手段と、前記連結印刷ジョブの前記
連結情報が、前記後続印刷ジョブが無いことを示すま
で、前記連結手段に前記連結処理を繰り返させ、印刷実
行指示に従って前記記憶手段に記憶された前記連結印刷
ジョブの印刷データを出力する制御手段とを備えたこと
を特徴とするものである。
【0009】ここで、「アプリケーションデータ」と
は、アプリケーションソフトウェアにより作成され、印
刷物にしたい内容を表すデータを意味し、文書、絵、表
など、あらゆる印刷可能なデータを意味する。
【0010】「印刷設定情報」とは、1つのアプリケー
ションデータに対して設定された各々の印刷指示を表す
情報を意味し、印刷部数、用紙サイズ、ページ番号、ペ
ージ割付、後処理の有無などを例として挙げられること
ができる。また、印刷設定情報は、印刷の対象となるア
プリケーションデータを操作(編集、読取など)可能な
アプリケーションソフトウェアと該アプリケーションデ
ータを印刷する印刷装置のプリンタドライバの両方によ
って設定されるものがある。
【0011】なお、「後処理」とは、アプリケーション
データに対して印刷を行って得た印刷物を自動的にソー
トすることや、ステイプル処理することなどを意味す
る。
【0012】「印刷設定情報編集手段」は、前記印刷設
定情報を編集するものであり、アプリケーションソフト
ウェアによって設定された用紙サイズ、ページ番号を修
正することや、印刷部数、ページ割付、後処理の有無な
どの情報の設定、修正などを意味する。
【0013】また、前述したように、アプリケーション
データを印刷装置に印刷させるためには、プリンタドラ
イバによって該アプリケーションデータを印刷装置が理
解できるPDLに変換する必要がある。本発明におい
て、「印刷データ」は、プリンタドライバによりPDL
に変換されたアプリケーションデータ(アプリケーショ
ンソフトウェアおよびプリンタドライバによって設定さ
れた印刷設定情報も含む)を意味する。
【0014】また、「記憶手段」とは、前記印刷データ
を一時的に保存しておき、必要な時に高速に呼び出すこ
とができる内部記憶装置、例えばコンピュータのCPU
が直接制御できるメモリであることが好ましいが、外部
記憶装置、例えば、ハードディスクなどの記録媒体であ
ってもよい。さらに、前述の内部記憶装置と外部記憶装
置を併用してもよい。
【0015】「連結情報設定手段」とは、1つの印刷ジ
ョブと連結して印刷する印刷ジョブ(後続印刷ジョブ)
の有無を設定するものであればいかなる形式であっても
よく、例えば、プリンタドライバの設定画面に設けられ
た「次ページあり」、「次ページ無し」などを選択用の
ボタンや、アプリケーションソフトウェアからアプリケ
ーションデータに対して印刷指示を出す時に設けられた
「連結ジョブあり」、「単独ジョブ」などの選択項目で
あってもよい。
【0016】また、本発明の主旨、すなわち複数の印刷
ジョブを「連結」して印刷を行うこととは、複数の印刷
ジョブを1つの印刷ジョブとして印刷装置に出力するこ
とであり、各々のアプリケーションウェアから印刷指示
された各々のアプリケーションデータを印刷データに変
換すると共に、これらの印刷データを1つの印刷データ
として出力することによって実現される。
【0017】また、本発明の印刷設定情報編集手段は、
前記印刷ジョブと前記後続印刷ジョブの印刷設定情報を
統一した所定値に設定するものであることが好ましく、
ページ番号、ページ割付、用紙サイズを表す前記印刷設
定情報の中、少なくとも1つを編集するものとすること
ができる。
【0018】ここで、「印刷設定情報を統一した所定値
に設定する」とは、前記印刷ジョブとその後続印刷ジョ
ブとの用紙サイズや、ページ割付に関する指定などを同
様な設定にする、つまり通常の意味の「統一した」所定
値にすることは勿論のこと、ページ番号について、前記
印刷ジョブとその後続印刷ジョブとの印刷データを1つ
の印刷データとしてページの番号を統一して付与するこ
とも含む。例えば、1つの印刷ジョブのアプリケーショ
ンデータが、アプリケーションソフトウェアにより1か
ら10までのページ番号が付与されており、その後続印
刷ジョブのアプリケーションデータが、1から3までの
ページ番号が付与されている場合、前記印刷設定情報編
集手段が、前記印刷ジョブとその後続印刷ジョブを連結
して出来た1つの連結印刷ジョブの印刷データに、1か
ら13までの印刷番号を付与することができる。
【0019】また、「印刷実行指示」とは、「印刷実
行」旨のボタンなどを設け、該ボタンが押されたことを
「印刷実行指示」が出されたとするように、本発明の印
刷データ出力装置の操作者の意志による印刷実行指示で
あってもよいし、特定なタイミングで、例えば、連結印
刷ジョブの連結情報は後続印刷ジョブがないことを示す
こことになった段階で、自動的に印刷を実行させるよう
なプログラム的な印刷実行指示であってもよい。
【0020】本発明のプログラムは、印刷ジョブのアプ
リケーションデータに含まれた印刷設定情報を編集する
印刷設定情報編集処理と、印刷設定情報編集処理済みの
前記アプリケーションデータを印刷データに変換する変
換処理と、印刷しようとする前記印刷ジョブに続いて、
該印刷ジョブと連結して印刷する後続印刷ジョブの有無
を表す連結情報を設定する連結情報設定処理と、前記後
続印刷ジョブがあると設定された印刷ジョブを先行印刷
ジョブとし、該先行印刷ジョブの印刷データを前記後続
印刷ジョブの印刷データと連結して1つの連結印刷ジョ
ブの印刷データとして記憶手段に記憶させると共に、前
記後続印刷ジョブの前記連結情報を、前記1つの連結印
刷ジョブの連結情報とする連結処理と、前記連結印刷ジ
ョブの前記連結情報が、前記後続印刷ジョブが無いこと
を示すまで、前記連結処理を繰り返し、印刷実行指示に
従って前記記憶手段に記憶された前記連結印刷ジョブの
印刷データを出力するように制御する制御処理とをコン
ピュータに実行させるものであることを特徴とするもの
である。
【0021】
【発明の効果】本発明の印刷データ出力装置によれば、
複数の印刷ジョブの印刷データを1つの印刷データに統
合することによって、複数の印刷ジョブを1つの連結印
刷ジョブとして扱うことが可能となり、複数のアプリケ
ーションデータに対して統一したページ番号の付与や、
統一した用紙サイズ、ページ割付などの設定を行うこと
ができる。その結果として、同様なアプリケーションソ
フトウェアで作成された異なるファイルのデータを1つ
のレポートなどとしてまとめる際に、ページ番号や、用
紙サイズ、ページ割付などが簡単にできると共に、異な
るアプリケーションソフトウェアにより作成された夫々
のアプリケーションデータ間のページ割付、例えば2ペ
ージ割付が設定された場合、文章作成アプリケーション
ソフトウェアにより作成した文章の1ページと、描画ソ
フトウェアにより作成した図の1ページとを1枚に用紙に
印刷することもできる。
【0022】また、上述した印刷設定情報を統一する作
業は個々のアプリケーション側において行う必要がない
ので、操作者の手間を減らすと共に、印刷作業の効率ア
ップを図ることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施形態を説明する。
【0024】図1は、本発明の実施形態の印刷データ出
力装置1の構成を示すブロック図であり、図2は、図1に
示す印刷データ出力装置1の詳細動作を示すフローチャ
ートである。なお、本実施形態の印刷データ出力装置1
は、後述するメモリ40以外は、コンピュータにインス
トールされたプリンタドライバによって構成されたもの
である。
【0025】図1に示すように、本実施形態の印刷デー
タ出力装置1は、図示しないアプリケーションソフトウ
ェアから印刷対象となるアプリケーションデータDを受
信し、アプリケーションデータDに含まれ、アプリケー
ションソフトウェアによって設定された用紙サイズ、ペ
ージ番号の印刷設定情報を修正すると共に、印刷部数、
ページ割付などの印刷設定情報を設定する編集処理を行
う印刷設定情報編集部24と該アプリケーションデータ
に続いて連結して印刷するアプリケーションデータの有
無(本実施形態においては、「次ページ」の有無とす
る)を設定する連結情報設定部28とからなる設定部2
0と、設定部20により処理済みのアプリケーションデ
ータD’を編集済みの印刷設定情報に基づいてPDLに
よる印刷データSに変換する変換部30と、印刷データ
Sを記憶するメモリ40と、連結情報設定部28により
設定された連結情報に基づいて、「次ページあり」の連
結情報を有する印刷データSをプリンタに出力せずメモ
リ40に記憶させ、後に変換部30により変換されて得
た後続印刷データを印刷データSと連結して1つの印刷
データ、すなわち連結印刷データS’としてメモリ40
に記憶させると共に、後続印刷データの連結情報を連結
印刷データS’の連結情報とする連結処理を行い、「次
ページ無し」の連結情報を有する印刷データが連結印刷
データS’に加わるまで、即ち連結印刷データS’の連
結情報が「次ページ無し」となるまで前記連結処理を繰
り返す制御部10とからなる。なお、制御部10は、後
述する「印刷実行」ボタンが押下されると、メモリ40
に記憶された連結印刷データS’をプリンタに出力す
る。
【0026】次いで図2のフローチャートおよび図3の
設定画面と図4の各アプリケーションデータの例を参照
して、印刷データ出力装置1の動作をより具体的に説明
する。
【0027】図2に示すように、印刷データ出力装置1
は、アプリケーションソフトウェア(ここで、アプリケ
ーションAとする)から印刷指示とアプリケーションデ
ータ(アプリケーションデータD1とする)を受信する
と(S10)、設定部20が図3に示す例の設定画面を
表示し、アプリケーションデータD1に対する印刷設定
情報の編集および連結情報の設定を行う(S20)。図
3に示す設定画面において、「次ページあり」のチェッ
クボックスにチェックマークを入れることによって、ア
プリケーションデータD1に対して後続印刷ジョブあり
の連結情報が設定される。反対に、「次ページあり」が
チェックされていなければ、アプリケーションデータD
1に対して後続印刷ジョブ無しの連結情報が設定される
ことになる。また、「ページ番号付与」がチェックされ
ると、アプリケーションAによって元々設定されたペー
ジ番号付与の有無に拘わらずアプリケーションデータD
1およびその後続印刷ジョブのアプリケーションデータ
に対して統一したページ番号が付与されるように設定さ
れるが、「ページ番号付与」がチェックされなければ、
アプリケーションAによって元々設定されたページ番号
付与の有無に拘わらずアプリケーションデータD1およ
びその後続印刷ジョブのアプリケーションデータに対し
てページ番号が付与されないことが設定される。「用紙
サイズ」、「ページ割付指定」、「印刷部数」も、夫々
の設定窓で設定される。
【0028】ここで、例として、アプリケーションAに
より作成されたアプリケーションデータD1は、図4
(a)に示すように、A4サイズに設定された1ページ
だけの文書とする。また、説明をし易いように、ステッ
プS20において、アプリケーションデータD1に対し
て、図3の例に示すように、「ページ番号付与」、「用
紙サイズ:A4」、「ページ割付指定:1UP」(1枚
の用紙に1ページを印刷する)、「印刷部数:5」の印
刷設定情報が設定されたとする。なお、これらの設定情
報を以下概して設定Aという。また、連結情報として、
「次ページあり」が設定されたとする。
【0029】このように、ステップS20において、図
3に示す設定画面を介して、設定手段20は、印刷設定
情報を設定Aに、連結情報を「次ページあり」に設定す
る。
【0030】設定手段20により印刷設定情報の編集お
よび連結情報の設定を終えたアプリケーションデータD
1(D’1)は、変換部30に出力され、変換部30に
より印刷データS1へと変換される(S30)。
【0031】印刷データS1に対して、制御部10は、
その連結情報を確認し(S40)、「次ページあり」と
設定されていなければ(S40:No)、図3の設定画
面において「印刷実行」ボタンが押下されると(S14
0:Yes)、印刷データS1をプリンタに出力して
(S150)、印刷データ出力装置1の処理を終了する
が、図3の例に示すように、印刷データS1の連結情報
が、「次ページあり」と設定されていれば、印刷データ
S1をメモリ40に記憶させてスプールし(S60)、
後続印刷ジョブの印刷指示とアプリケーションデータを
待機する(S70)。後続印刷ジョブの印刷指示とアプ
リケーションデータが1分間経過しても受信されない場
合(S70:No、S80:Yes)、制御部10は、
図5の例のように、「後続ジョブが来ないが、そのまま
待ちますか?」旨のメッセージを表示し、操作者によっ
て「Yes」が選択されると(S90:Yes)、さら
に1分間待機するが、操作者によって「No」が選択さ
れると(S90:No)が選択されると、メモリ40に
スプールした印刷データ(この時点では印刷データS
1)を出力し(S150)、出力し終えたらメモリ40
を更新して(S160)、処理を終了する。
【0032】一方、ステップS70において、1分間以
内で次の印刷指示と後続印刷ジョブのアプリケーション
データが受信されると(S70:Yes)、設定部20
は、図3の例の設定画面を表示するが、ページ番号付
与、用紙サイズ、ページ割付指定、印刷部数の設定窓を
ブラインドにして操作不可能にすると共に、該後続印刷
ジョブの印刷設定情報を設定Aに変更する。連結情報
は、同様に、「次ページあり」のチェックボックスをチ
ェックされるかされないかによって後続印刷ジョブの有
無が設定される。
【0033】ここで、例として、アプリケーションデー
タD1の後続印刷ジョブのアプリケーションデータは、
図4(a)に示すようにアプリケーションソフトウェア
Bから送信されて来たアプリケーションデータD2と
し、アプリケーションデータD2は、A4サイズの2枚
の図形である。なお、ステップS100において、アプ
リケーションデータD2は設定A、即ち「ページ番号付
与」、「用紙サイズ:A4」、「ページ割付指定:1U
P」(1枚の用紙に1ページを印刷する)、「印刷部
数:5」の印刷設定情報が設定されたとする。また、ア
プリケーションデータD2も、「次ページあり」の連結
情報が設定されたとする。
【0034】設定部20によって印刷設定情報および連
結情報が設定されたアプリケーションデータD2は、次
に変換部30に送信され、変換部30によって印刷デー
タS2へ変換される(S110)と共に、制御部10に
よってメモリ40に既スプール中の印刷データ(この時
点では印刷データS1)と連結されて、1つの連結印刷
データS’となる。なお、制御部10は、後続印刷ジョ
ブの連結情報を連結印刷ジョブS’の連結情報とするた
め、この時点で印刷データ1と印刷データ2からなる連
結印刷データS’の連結情報は、印刷データS2の連結
情報、即ち、「次ページあり」となる(S130:Ye
s)。
【0035】「次ページあり」の連結情報を有する連結
印刷データS’に対して、制御部10は、「次ページな
し」の連結情報を有する印刷データが連結印刷データに
加わるまで、即ち連結印刷データS’の連結情報が「次
ページ無し」となる(S130:No)まで、ステップ
S60からS120までの処理を繰り返させる。
【0036】例として、図4(a)に示すように、アプ
リケーションデータD2の後続印刷ジョブのアプリケー
ションデータD3は、アプリケーションCから送信され
てきた1枚のA3サイズの文章図形混在のものである。
また、アプリケーションデータD3に対して、その印刷
設定情報も設定Aに統一され、連結情報は「次ページ無
し」に設定されたとする。なお、アプリケーションデー
タD3を変換して得た印刷データは、印刷データS3と
する。
【0037】図4(b)は、上述のような設定および処
理を終えて、メモリ40にスプールされ、印刷データS
1、印刷データS2、印刷データS3が連結してなる連
結印刷データS’のイメージを示す図である。図示のよ
うに、連結印刷データS’は、A4の4ページ分のデー
タであり、ページ番号は印刷データS1を先頭にして、
ページ1、2、3、4と連続して付与されている。ま
た、用紙サイズはA4に設定されているため、ページ
1、2、3はアプリケーションソフトウェアから送信さ
れて来たサイズで印刷データに変換されたが、ページ4
(中身は印刷データS3)は、A3サイズのアプリケー
ションデータD3を横回転にしてA4へ縮小されてい
る。
【0038】連結印刷データS’の連結情報が「次ペー
ジ無し」となれば(S130:No)、制御部10は、
「印刷実行」ボタンが押下されるまで待機し、「印刷実
行」ボタンが押下されると(S140:Yes)、図4
(b)に示すような連結印刷データS’をプリンタに出
力し(S150)、出力し終えればメモリ40を更新し
て(S160)、印刷データ出力装置1の処理を終了す
る。
【0039】図4(c)は、前述した各々の例のアプリ
ケーションデータを用いて、設定Aのうち、ページ割付
指示と用紙サイズを夫々「2UP」(2ページを1枚の
用紙に印刷する)と「A3」に変更して得た連結印刷
S’のイメージ図である。図4(c)に示すように、こ
の場合、アプリケーションデータD1の1ページだけの
データとアプリケーションデータD2の1ページ目のデ
ータが同じページになり、アプリケーションデータD2
の2ページ目のデータが横回転およびA4へ縮小処理さ
れたアプリケーションデータD31のページだけのデー
タと同じページになる。
【0040】以上、本発明の印刷データ出力装置および
プログラムの望ましい実施形態について説明したが、本
発明の印刷データ出力装置およびプログラムは、上述し
た実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を変
えない限り、種々の変更を加えることができる。
【0041】例えば、最も利用しやすい形態として、図
1に示す印刷データ出力装置1として、後続印刷ジョブ
のアプリケーションデータ(図4の例ではアプリケーシ
ョンデータD2とD3)の印刷設定情報を1番目の印刷
ジョブの印刷データ(図4の例では印刷データS1)の
印刷設定情報、すなわち1番目の印刷ジョブのアプリケ
ーションデータに対して編集した印刷設定情報に統一す
るようにしたが、各々のアプリケーションデータに対し
て、印刷設定情報を個別に設定できるようにしてもよ
い。
【0042】また、上述の実施形態において、連結情報
設定手段をプリンタドライバに設けたが、連結情報設定
手段を各々のアプリケーションソフトウェア、コンピュ
ータOSのプリンティング制御プログラム(例えばWi
ndows(登録商標)のPrint Manage
r)に設けても勿論良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の印刷データ出力装置1の構
成を示すブロック図
【図2】図1に示す印刷データ出力装置1の詳細動作を
示すフローチャート
【図3】図1に示す印刷データ出力装置1の設定画面の
例を示す図
【図4】印刷データ出力装置の動作を説明するために用
いられた各々のアプリケーションデータおよび連結印刷
データの例を示す図
【図5】後続印刷ジョブ待ちタイムアウト時の表示画面
の例
【符号の説明】
1 印刷データ出力装置 10 制御部 20 設定部 24 印刷設定情報編集部 28 連結情報設定部 30 変換部 40 メモリ D,D’ アプリケーションデータ S 印刷データ S’ 連結印刷データ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アプリケーションデータに含まれた印刷
    ジョブの印刷設定情報を編集する印刷設定情報編集手段
    と、 前記印刷設定情報編集手段により編集済みの前記アプリ
    ケーションデータを印刷データに変換する変換手段と、 前記印刷データを記憶する記憶手段と、 印刷しようとする前記印刷ジョブに続いて、該印刷ジョ
    ブと連結して印刷する後続印刷ジョブの有無を表す連結
    情報を設定する連結情報設定手段と、 前記連結情報設定手段により前記後続印刷ジョブがある
    と設定された印刷ジョブを先行印刷ジョブとし、前記変
    換手段により得た該先行印刷ジョブの印刷データを前記
    後続印刷ジョブの印刷データと連結して1つの連結印刷
    ジョブの印刷データとして前記記憶手段に記憶させると
    共に、前記後続印刷ジョブの前記連結情報を、前記1つ
    の連結印刷ジョブの連結情報とする連結処理を行う連結
    手段と、 前記連結印刷ジョブの前記連結情報が、前記後続印刷ジ
    ョブが無いことを示すまで、前記連結手段に前記連結処
    理を繰り返させ、印刷実行指示に従って前記記憶手段に
    記憶された前記連結印刷ジョブの印刷データを出力する
    制御手段とを備えたことを特徴とする印刷データ出力装
    置。
  2. 【請求項2】 前記印刷設定情報編集手段が、前記印刷
    ジョブと前記後続印刷ジョブの印刷設定情報を統一した
    所定値に設定するものであることを特徴とする請求項1
    記載の印刷データ出力装置。
  3. 【請求項3】 前記印刷設定情報編集手段が、ページ番
    号、ページ割付、用紙サイズ、後処理の有無を表す前記
    印刷設定情報の中、少なくとも1つを編集するものであ
    ることを特徴とする請求項1または2記載の印刷データ
    出力装置。
  4. 【請求項4】 印刷ジョブのアプリケーションデータに
    含まれた印刷設定情報を編集する印刷設定情報編集処理
    と、 印刷設定情報編集処理済みの前記アプリケーションデー
    タを印刷データに変換する変換処理と、 印刷しようとする前記印刷ジョブに続いて、該印刷ジョ
    ブと連結して印刷する後続印刷ジョブの有無を表す連結
    情報を設定する連結情報設定処理と、 前記後続印刷ジョブがあると設定された印刷ジョブを先
    行印刷ジョブとし、該先行印刷ジョブの印刷データを前
    記後続印刷ジョブの印刷データと連結して1つの連結印
    刷ジョブの印刷データとして記憶手段に記憶させると共
    に、前記後続印刷ジョブの前記連結情報を、前記1つの
    連結印刷ジョブの連結情報とする連結処理と、 前記連結印刷ジョブの前記連結情報が、前記後続印刷ジ
    ョブが無いことを示すまで、前記連結処理を繰り返し、
    印刷実行指示に従って前記記憶手段に記憶された前記連
    結印刷ジョブの印刷データを出力するように制御する制
    御処理とをコンピュータに実行させるものであることを
    特徴とするプログラム。
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