JP2020010160A - 情報処理装置、画像形成システム、画像形成方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、画像形成システム、画像形成方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2020010160A
JP2020010160A JP2018128939A JP2018128939A JP2020010160A JP 2020010160 A JP2020010160 A JP 2020010160A JP 2018128939 A JP2018128939 A JP 2018128939A JP 2018128939 A JP2018128939 A JP 2018128939A JP 2020010160 A JP2020010160 A JP 2020010160A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image forming
job
information
forming job
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018128939A
Other languages
English (en)
Inventor
宏明 相澤
Hiroaki Aizawa
宏明 相澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2018128939A priority Critical patent/JP2020010160A/ja
Publication of JP2020010160A publication Critical patent/JP2020010160A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Abstract

【課題】自動で画像形成ジョブの用途を正確に判断し、所望の品質にて画像形成を行うことを可能とする。【解決手段】サーバー装置10の制御部11は、PP用途のジョブの設定情報(設定情報テーブルT1)を予め記憶部14に記憶し、PP用途のジョブが実行されると、当該ジョブのジョブ情報により設定情報を更新し、新規のジョブが実行される際、その新規の画像形成ジョブの開始前に、設定情報に基づいて新規の画像形成ジョブの用途を推測する。【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理装置、画像形成システム、画像形成方法及びプログラムに関する。
従来、コピー、スキャン、ファックス、ドキュメント管理など様々な機能が備わった、複合機あるいはMFP(Multi-Function Peripherals)と呼ばれる画像形成装置が普及している。近年、こうした画像形成装置を、オフィスプリントとプロダクションプリントのように、求める品質の異なる画像形成ジョブが混在する環境下で利用したいという要望がある。
これに対して、例えば、予め設定された品質レベルに基づいて、ジョブで用いられる用紙を選定する技術(例えば特許文献1参照)などが提案されている。
特開2016−150459号公報
しかしながら、上記特許文献1では、ジョブの実行に際して事前に品質レベルの設定がなされる必要があり、ユーザーの手間が掛かるものであった。
そこで、予め、ジョブの用途(品質レベル)を判断するための判断条件(例えば、1部における頁数、用紙処理の内容など)を設定しておき、その条件に当てはまるか否かで用途を判断して画像形成を行う制御も考えられる。しかし、この制御では、一旦設定した判断条件が常に絶対的なものである保障はなく、利用するユーザー状況によってはその条件に当てはまらず、誤って用途が判断されてしまうおそれがある。そして、誤った判断のまま画像形成が行われると、やりなおさなければならない場合もあり、効率が著しく悪くなる。
このように、求める品質の異なる画像形成が混在する環境下で画像形成を実行するために、その用途を自動で正確に判断することのできる技術が望まれていた。
本発明は上記問題を鑑みてなされたものであり、その目的は、自動で画像形成ジョブの用途を正確に判断し、所望の品質にて画像形成を行うことを可能とすることである。
上記課題を解決するため、本発明は、情報処理装置において、
所定の用途の画像形成ジョブが実行されると、当該画像形成ジョブのジョブ情報に基づいて、予め記憶部に記憶された前記所定の用途の画像形成ジョブの設定情報を更新する更新手段と、
新規の画像形成ジョブが実行される際、前記新規の画像形成ジョブの開始前に、前記設定情報に基づいて前記新規の画像形成ジョブの用途を推測する用途推測手段と、
を備えることを特徴とする。
また、画像形成システムにおいて、
画像形成装置と、上記情報処理装置と、を備えたことを特徴とする。
また、画像形成方法において、
所定の用途の画像形成ジョブが実行されると、当該画像形成ジョブのジョブ情報に基づいて、予め記憶部に記憶された前記所定の用途の画像形成ジョブの設定情報を更新する更新工程と、
新規の画像形成ジョブが実行される際、前記新規の画像形成ジョブの開始前に、前記設定情報に基づいて前記新規の画像形成ジョブの用途を推測する用途推測工程と、
を有することを特徴とする。
また、プログラムにおいて、
情報処理装置のコンピューターを、
所定の用途の画像形成ジョブが実行されると、当該画像形成ジョブのジョブ情報に基づいて、予め記憶部に記憶された前記所定の用途の画像形成ジョブの設定情報を更新する更新手段、
新規の画像形成ジョブが実行される際、前記新規の画像形成ジョブの開始前に、前記設定情報に基づいて前記新規の画像形成ジョブの用途を推測する用途推測手段、
として機能させるプログラムである。
本発明によれば、自動で画像形成ジョブの用途を正確に判断し、所望の品質にて画像形成を行うことが可能となる。
画像形成システムの構成を示す概略図である。 サーバー装置の制御系の構成を示すブロック図ある。 設定情報テーブルの構成例を示す図である。 画像形成装置の制御系の構成を示すブロック図ある。 更新処理のフローチャートである。 設定情報テーブルが更新された例を示す図ある。 用途推測処理のフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
[1.構成の説明]
まず、本実施の形態に係る画像形成システム1の構成について説明する。
図1は、画像形成システム1の構成を示す概略図である。
図1に示すように、画像形成システム1は、サーバー装置(情報処理装置)10と、一又は複数の画像形成装置20と、を備えて構成されている。
画像形成システム1を構成する各装置は、通信ネットワークにデータ通信可能に接続される。通信ネットワークは、具体的には、電話回線、専用線、移動体通信網、通信衛星網、CATV回線等の様々な通信回線を適用可能なLAN(Local Area Network)である。なお、WAN(Wide Area Network)やインターネット等の様々なネットワーク形態を適用してもよい。
<サーバー装置>
サーバー装置10は、例えば、画像形成装置20から画像形成ジョブ(以下、単に「ジョブ」ということがある。)の用途推測依頼があった場合に、そのジョブの用途を推測して、依頼元の画像形成装置20に推測結果を通知する機能を有する。
図2は、サーバー装置10の制御系の構成を示すブロック図ある。
図2に示すように、サーバー装置10は、制御部11、RAM(Random Access Memory)12、通信部13、記憶部14等を備えて構成されており、各部はバス15により接続されている。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)等により構成され、サーバー装置10の各部の処理動作を統括的に制御する。制御部11は、記憶部14に記憶されている各種プログラムを読み出してRAM12に展開し、当該プログラムとの協働により各種処理を実行する。
なお、制御部11は、更新手段、用途推測手段、取得手段、判断手段、上書き手段、通知手段、状態情報取得手段及び振り分け手段として機能している。
RAM12は、制御部11により実行制御される各種処理において、記憶部14から読み出された各種プログラム、入力若しくは出力データ及びパラメーター等を一時的に記憶するワークエリアを形成する。
通信部13は、ネットワークインターフェース等により構成され、通信ネットワークを介して接続された外部機器との間でデータの送受信を行う。
記憶部14は、HDD(Hard Disk Drive)や半導体の不揮発性メモリー等により構成される。記憶部14は、制御部11により実行される各種プログラムを記憶しているほか、各種プログラムを実行するために必要なパラメーターやデータを記憶している。具体的に、記憶部14には、設定情報テーブルT1が格納されている。
図3は、設定情報テーブルT1の一例を示す構成図である。
図3に示すように、設定情報テーブルT1は、用途別のジョブに関する設定情報を格納したテーブルである。
具体的には、所定項目について、オフィスプリント(OP用途)とプロダクションプリント(PP用途:所定の用途)における設定内容が格納されている。
所定項目には、例えば、紙種、1ジョブ内の紙種指定数、用紙処理指定、画像形成部数、1部のページ数、ユーザー情報、ドライバ種類などが含まれる。
例えば、「紙種」について、OP用途は「指定なし」、PP用途は「普通紙以外で指定あり」との設定内容が格納されている。
かかる設定情報テーブルT1において、項目と、その項目に対する各用途における内容とは、初期状態として予め設定されている。そして、後述の更新処理に応じて、PP用途の内容が更新されたり、設定情報テーブルT1の項目が増えたりする。
<画像形成装置>
画像形成装置20は、例えば、プリンター機能、スキャナー機能、コピー機能、ファクシミリ機能等の複数の機能を有する複合機である。画像形成装置20は、原稿から画像を読み取って得られた画像データ又は外部機器から受信した画像データに基づいて、用紙上に画像を形成する。
図4は、画像形成装置20の制御系の構成を示すブロック図ある。
図4に示すように、画像形成装置20は、制御部21と、画像読取部22と、操作表示部23と、画像形成部24と、記憶部25と、通信部26と、を備えて構成されている。
制御部21は、CPU、RAM、ROM(Read Only Memory)等を備えて構成される。CPUは、ROMに記憶されている各種プログラム(ファームウェア等)をRAMに展開し、RAMに展開した各種プログラムとの協働により、画像形成装置20の動作を統括的に制御する。また、RAMは、画像形成部24が受け取る画像データ及びジョブを画像形成完了まで保持する。
画像読取部22は、図示しない原稿台又は自動原稿搬送部(ADF:Auto Document Feeder)に載置された原稿の画像を走査露光装置の光学系により走査露光し、その反射光をラインイメージセンサーにより読み取り、これにより、画像信号を得る。この画像信号は、A/D変換、シェーディング補正、圧縮等の処理が施された後、画像データ(原稿データ)として画像形成部24に転送される。なお、画像形成部24に転送される画像データとしては、画像読取部22で読み取ったものに限らず、例えば、通信部26により画像形成装置20に接続された外部装置(図示省略)から受信したものであってもよい。
操作表示部23は、LCD又は有機ELディスプレイを備え、ディスプレイ上には、透明電極を格子状に配置した感圧式(抵抗膜圧式)のタッチパネルを備えて構成される。
操作表示部23は、制御部21から入力される表示制御信号に従って、各種設定画面、各種ボタン、各機能の動作状況等の表示を行う。
また、操作表示部23は、画面上に表示されたボタンが手指やタッチペン等で押下された場合、押下位置に対応付けられた操作信号を制御部21に出力する。
また、操作表示部23は、表示画面外に各種ハードキーを備え、ハードキーが押下された場合、押下されたキーに対応付けられた操作信号を制御部21に出力する。
画像形成装置20のユーザーは、操作表示部23を操作して、画像形成に関する各種設定操作などを行うことができる。
画像形成部24は、画像読取部22から受け取った画像データ又は外部機器から通信ネットワーク経由で受け取った画像形成ジョブに基づいて用紙上に画像を形成し、画像形成物を作成する。画像形成部24は、帯電された像担持体(感光体)に形成される静電潜像が現像されてトナー像となり、中間転写体(中間転写ベルト)上で各色のトナー像が重ね合わされてから用紙に転写される、いわゆる電子写真方式の画像形成部である。
記憶部25は、不揮発メモリー等を備えて構成され、各種プログラムや各種設定データ、ジョブデータ等を制御部21から読み書き可能に記憶する。また、記憶部25は、読取画像、ファックス画像、フォントデータ等を記憶する。
通信部26は、通信用IC及び通信コネクタなどを有する通信インターフェイスであり、制御部21の制御の下、所定の通信プロトコルを用いて通信ネットワークを介したデータ通信を行う。
[2.動作の説明]
次に、画像形成システム1の動作について説明する。
画像形成システム1において、サーバー装置10は、用途別のジョブに関する設定情報を記憶部14に記憶しており、当該設定情報を随時更新する処理(更新処理:更新工程)を実行している。
また、サーバー装置10は、画像形成装置20から新規のジョブの用途を推測する用途推測依頼があった場合に、その新規のジョブの用途を推測して、依頼元の画像形成装置20に推測結果を通知する処理(用途推測処理:用途推測工程)を実行している。
即ち、画像形成システム1の画像形成方法は、更新工程と、用途推測工程とを有する。
以下、これら各処理(各工程)の詳細について説明する。
<更新処理(更新工程)>
図5は、サーバー装置10により実行される更新処理を示すフローチャートである。
なお、サーバー装置10と画像形成装置20は常時通信しており、画像形成装置20は、画像形成ジョブが投入された時点でサーバー装置10にこれを通知する。画像形成ジョブが投入された時点とは、例えば、画像読取部22により画像を読み取ったり、外部装置から画像データを受信(ジョブを受信)したタイミングである。
サーバー装置10の制御部11は、画像形成装置20から画像形成ジョブの投入が通知されたことをトリガーとして、記憶部14に記憶されたプログラムに従い、かかる処理を実行する。
制御部11は、画像形成ジョブの投入を通知してきた画像形成装置20において、当該ジョブの開始前(画像形成ジョブ投入の通知時点)から終了までの間、ユーザーによりそのジョブに関する調整が行われたか否かを判断する(ステップS11)。
そして、調整が行われないと判断した場合(ステップS11:NO)、制御部11は、本処理を実行する。
一方、調整が行われたと判断した場合(ステップS11:YES)、制御部11は、ジョブ情報と、調整の内容を示す調整情報を取得する(ステップS12)。
ここで、ジョブ情報には、例えば、紙種、ページ数、部数、用紙処理、排紙先などの情報が含まれる。
調整の内容としては、例えば、調整箇所(調整点)、調整箇所の数、各調整箇所に対する調整時間などが含まれる。
次いで、制御部11は、取得した調整の内容が、所定条件を満たすか否かを判断する(ステップS13)。
例えば、制御部11は、調整の内容が、色に関する調整であること、位置に関する調整であること、調整点が所定数(例えば3点)以上であること、調整時間が所定時間(例えば10分)以上であること、及び、同一の調整点の調整を複数回実施していることのうちの少なくとも一つの内容に当てはまる場合、所定条件を満たすと判断する。
そして、所定条件を満たさない場合(ステップS13:NO)、本処理を終了する。
一方、所定条件を満たす場合(ステップS13:YES)、制御部11は、そのジョブがPP用途(所定の用途)のジョブであると判断し、そのジョブ情報により、設定情報テーブルT1の設定情報を更新する(ステップS14)。
具体的に、制御部11は、設定情報テーブルT1と、ジョブ情報とで同一の項目について、ジョブ情報の内容で上書きする。また、制御部11は、設定情報テーブルT1に含まれずジョブ情報に含まれる項目について、設定情報テーブルT1にその項目を追加する。
図6は、更新後の設定情報テーブルT1の一部を示す一例である。
図6の例では、更新前(図3参照)には、「部数」が「50部以上」であったところ、更新後には、「部数」が「10部以上」となっている。また、「排紙先」の項目が追加されている。
以上の処理により、サーバー装置10においてPP用途であったジョブ情報により、設定情報(設定情報テーブルT1)が常に更新されていくこととなる。
これにより、サーバー装置10が画像形成装置20からジョブの用途推測依頼があった場合に、随時更新されている設定情報を用いて、そのジョブの用途を推測することが可能となる。
<用途推測処理>
図7は、サーバー装置10により実行される用途推測処理を示すフローチャートである。
サーバー装置10の制御部11は、画像形成装置20からジョブの用途推測依頼を受信したことをトリガーとして、記憶部14に記憶されたプログラムに従い、かかる処理を実行する。
先ず、制御部11は、画像形成装置20から、用途推測処理を行うジョブ(新規のジョブ)を受信し(ステップS21)、受信したジョブのジョブ情報を取得する(ステップS22)。
次いで、制御部11は、設定情報テーブルT1を参照して、取得したジョブ情報の内容がOP用途とPP用途のどちらに該当するかを推測する(ステップS23)。
ジョブ情報には、例えば、紙種、ページ数、部数、用紙処理、排紙先などの項目が含まれる。
本実施の形態では、制御部11は、その項目の内容がPP用途に当てはまるものが一つでもあったら、PP用途のジョブであると判断する。
なお、判断に用いる項目を複数決めておき、その項目のうちPP用途に当てはまるものの数が多かったら、PP用途のジョブであると判断することとしても良い。或いは、判断に用いる項目に優先順位を決めておき、優先順位の高い項目がPP用途に当てはまったら、その他の項目が当てはまらなかったとしても、PP用途のジョブであると判断することとしても良い。
次いで、制御部11は、推測結果を画像形成装置20へ通知する(ステップS24)。
なお、画像形成装置20においては、その推測結果に基づいて、OP用途又はPP用途としての各部の調整を行い、画像形成処理を実行することとなる。
以上の処理により、サーバー装置10は、画像形成装置20からジョブの用途推測依頼があった場合に、随時更新されている設定情報(設定情報テーブルT1)を用いて、画像形成装置20におけるジョブの用途を推測することができる。
これにより、自動でジョブの用途を正確に判断することが可能となる。
なお、サーバー装置10の制御部11は、上記用途推測処理の後、用途に応じて画像形成装置20へジョブの振り分けを行うこととしても良い。つまり、用途推測処理の推測結果に応じて、そのジョブを実行する画像形成装置20を決定することとしても良い。
なお、この場合、用途推測依頼を送信してきた画像形成装置20とは異なる画像形成装置20でジョブが実行される可能性もあり、その場合には、用途推測依頼を送信してきた画像形成装置20には、推測結果とともに、ジョブを実行する画像形成装置20がどの装置であるかを通知することができる。
また、サーバー装置10に対して直接ジョブの投入がなされ、上記用途推測処理の後、用途に応じて画像形成装置20へジョブの振り分けを行うこととしても良い。
ジョブの振り分けは、例えば、各画像形成装置20の状態に応じて実施される。
具体的に、制御部11は、状態が安定していないと判断される画像形成装置20に対しては、OP用途のジョブのみを振り分け、状態が安定していると判断される画像形成装置20に対しては、PP用途のジョブを優先して振り分け且つ空き時間がある場合には、OP用途のジョブを振り分けることとする。
ここで、制御部11は、例えば、各画像形成装置20で発生したジャムの頻度、及び各画像形成装置20で実行された画質安定化処理の頻度の少なくとも一方により、画像形成装置20の状態を判断する。
具体的に、制御部11は、定期的に(例えば、更新処理のステップS11のタイミング)において、ジャム情報(所定時間内のジャムの発生回数、ジャムの発生位置及び発生時間等を示す情報)と、メンテナンス情報(所定時間内に画像安定化処理行った回数等を示す情報)を含む状態情報を取得する。
そして、制御部11は、ジャムの頻度及び画質安定化処理の頻度の少なくとも一方が、所定値より高い場合、その画像形成装置20は安定していないと判断する。
これにより、ジャムが発生しやすい装置や、画質が安定していない装置においては、PP用途のジャムを実行しないように振り分けることができる。
なお、画像形成装置20の状態は、メンテナンス等によって不安定な状態から安定した状態に改善され得るため、定期的に、状態が確認されることが好ましい。
[3.効果]
以上のように、本実施の形態によれば、サーバー装置10の制御部11は、PP用途のジョブの設定情報(設定情報テーブルT1)を予め記憶部14に記憶し、PP用途のジョブが実行されると、当該ジョブのジョブ情報により設定情報を更新し、新規のジョブが実行される際、その新規の画像形成ジョブの開始前に、設定情報に基づいて新規の画像形成ジョブの用途を推測する。
このため、随時更新される設定情報に基づいて自動で新規のジョブの用途を推測できるため、ユーザーが設定操作せずとも、画像形成装置20が正確に用途を把握でき、ユーザーの所望の品質にて画像形成を行うことができる。
また、ユーザーの利用状況に応じて設定情報(設定情報テーブルT1)が変化していくため、用途判定に利用するジョブ情報を、利用状況に応じて変動させることができることとなり、画像形成装置20がより正確に用途を把握でき、ユーザーの所望の品質にて画像形成を行うことができる。
また、本実施の形態によれば、制御部11は、ジョブが実行される際、ユーザーにより当該ジョブに関する調整が行われた場合、調整の内容を示す調整情報を取得し、取得した調整情報が所定条件を満たす場合、そのジョブがPP用途のジョブであると判断し、PP用途のジョブであると判断された場合、設定情報とそのジョブのジョブ情報で同一の項目についてジョブ情報で上書きし、設定情報に含まれずジョブのジョブ情報に含まれる項目について、設定情報に項目を追加する。
このため、ユーザーによる調整の内容を加味して、設定情報を更新していくことができる。
また、本実施の形態によれば、制御部11は、調整情報に、色に関する調整を行ったこと、画像形成位置に関する調整を行ったこと、調整点が所定数以上であること、調整時間が所定時間以上であること、及び、同一の調整点の調整を複数回実施していることのうちの少なくとも一つの情報が含まれる場合、所定条件を満たすと判断する。
このため、ユーザーが品質にこだわった調整を行っていると判断される場合のジョブのジョブ情報により、設定情報を更新していくことができる。
また、本実施の形態によれば、サーバー装置10は、通信ネットワークを介して複数の画像形成装置20と接続され、制御部11は、複数の画像形成装置20のうちの一の装置で新規のジョブが実行される場合、その新規のジョブの用途の推測結果を、当該新規のジョブが実行される画像形成装置20に通知する。
また、本実施の形態によれば、制御部11は、複数の画像形成装置20からそれぞれの装置状態を示す状態情報を取得し、取得した状態情報と、推測した新規のジョブの用途に応じて、複数の画像形成装置20のうちの一の装置に、新規の画像形成ジョブを振り分ける。
このため、新規のジョブを、その用途に適した画像形成装置20にて実行することができる。
また、本実施の形態によれば、状態情報は、複数の画像形成装置20それぞれで発生したジャムの頻度、及び複数の画像形成装置20それぞれで実行された画質安定化処理の頻度の少なくとも一方を含む。
このため、ジャムの頻度や画質安定化処理の頻度の低い装置を、状態の安定した装置として選択することが可能となる。
また、本実施の形態によれば、制御部11は、状態情報が所定条件を満たさない画像形成装置20に対して、PP用途以外のジョブを振り分け、状態情報が所定条件を満たす画像形成装置20に対して、用途に関わらず全てのジョブを振り分る。
このため、状態の安定していない装置には、品質を求めないジョブのみが振り分けられる、状態の安定している装置には、どのようなジョブでも振り分けられるので、生産性を落とすことなく、ユーザーの所望の品質にて画像形成を行うことができる。
以上、本発明を適用可能な実施の形態は、上述した実施の形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記実施の形態において、更新処理では、所定条件を満たす場合にPP用途であると判断しているが、ユーザーが予めPP用途と指定したジョブについては、この判断を省略することとしても良い。
また、サーバー装置10自体が、MFPなどの画像形成装置であっても良い。
また、以上の説明では、各処理を実行するためのプログラムを格納したコンピューター読み取り可能な媒体としてHDDや不揮発性メモリーを使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピューター読み取り可能な媒体として、CD−ROM等の可搬型記録媒体を適用することも可能である。また、プログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウェーブ(搬送波)を適用することとしてもよい。
1 画像形成システム
10 サーバー装置(情報処理装置)
11 制御部(更新手段、用途推測手段、取得手段、判断手段、上書き手段、通知手段、状態情報取得手段、振り分け手段)
12 RAM
13 通信部
14 記憶部
T1 設定情報テーブル
15 バス
20 画像形成装置
21 制御部
22 画像読取部
23 操作表示部
24 画像形成部
25 記憶部
26 通信部

Claims (10)

  1. 所定の用途の画像形成ジョブが実行されると、当該画像形成ジョブのジョブ情報に基づいて、予め記憶部に記憶された前記所定の用途の画像形成ジョブの設定情報を更新する更新手段と、
    新規の画像形成ジョブが実行される際、前記新規の画像形成ジョブの開始前に、前記設定情報に基づいて前記新規の画像形成ジョブの用途を推測する用途推測手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記更新手段は、
    画像形成ジョブが実行される際、ユーザーにより当該画像形成ジョブに関する調整が行われた場合、前記調整の内容を示す調整情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得した前記調整情報が所定条件を満たす場合、前記画像形成ジョブが前記所定の用途の画像形成ジョブであると判断する判断手段と、
    前記判断手段により前記所定の用途の画像形成ジョブであると判断された場合、前記設定情報と前記画像形成ジョブのジョブ情報で同一の項目について、前記画像形成ジョブのジョブ情報で上書きし、前記設定情報に含まれず前記画像形成ジョブのジョブ情報に含まれる項目について、前記設定情報に項目を追加する上書き手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記判断手段は、前記調整情報に、色に関する調整を行ったこと、画像形成位置に関する調整を行ったこと、調整点が所定数以上であること、調整時間が所定時間以上であること、及び、同一の調整点の調整を複数回実施していることのうちの少なくとも一つの情報が含まれる場合、前記所定条件を満たすと判断することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 通信ネットワークを介して複数の画像形成装置と接続され、
    前記複数の画像形成装置のうちの一の装置で前記新規の画像形成ジョブが実行される場合、前記用途推測手段による推測結果を、前記新規の画像形成ジョブが実行される画像形成装置に通知する通知手段を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記複数の画像形成装置からそれぞれの装置状態を示す状態情報を取得する状態情報取得手段と、
    前記状態情報取得手段により取得した前記状態情報と、前記用途推測手段により推測した前記新規の画像形成ジョブの用途に応じて、前記複数の画像形成装置のうちの一の装置に、前記新規の画像形成ジョブを振り分ける振り分け手段と、
    を備えることを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記状態情報は、前記複数の画像形成装置それぞれで発生したジャムの頻度、及び前記複数の画像形成装置それぞれで実行された画質安定化処理の頻度の少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記振り分け手段は、前記状態情報が所定条件を満たさない画像形成装置に対して、前記所定の用途以外の画像形成ジョブを振り分け、前記状態情報が前記所定条件を満たす画像形成装置に対して、用途に関わらず全ての画像形成ジョブを振り分ることを特徴とする請求項5又は6に記載の情報処理装置。
  8. 画像形成装置と、
    請求項1から7のいずれか一項に記載の情報処理装置と、
    を備えたことを特徴とする画像形成システム。
  9. 所定の用途の画像形成ジョブが実行されると、当該画像形成ジョブのジョブ情報に基づいて、予め記憶部に記憶された前記所定の用途の画像形成ジョブの設定情報を更新する更新工程と、
    新規の画像形成ジョブが実行される際、前記新規の画像形成ジョブの開始前に、前記設定情報に基づいて前記新規の画像形成ジョブの用途を推測する用途推測工程と、
    を有することを特徴とする画像形成方法。
  10. 情報処理装置のコンピューターを、
    所定の用途の画像形成ジョブが実行されると、当該画像形成ジョブのジョブ情報に基づいて、予め記憶部に記憶された前記所定の用途の画像形成ジョブの設定情報を更新する更新手段、
    新規の画像形成ジョブが実行される際、前記新規の画像形成ジョブの開始前に、前記設定情報に基づいて前記新規の画像形成ジョブの用途を推測する用途推測手段、
    として機能させるプログラム。
JP2018128939A 2018-07-06 2018-07-06 情報処理装置、画像形成システム、画像形成方法及びプログラム Pending JP2020010160A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018128939A JP2020010160A (ja) 2018-07-06 2018-07-06 情報処理装置、画像形成システム、画像形成方法及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018128939A JP2020010160A (ja) 2018-07-06 2018-07-06 情報処理装置、画像形成システム、画像形成方法及びプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020010160A true JP2020010160A (ja) 2020-01-16

Family

ID=69152531

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018128939A Pending JP2020010160A (ja) 2018-07-06 2018-07-06 情報処理装置、画像形成システム、画像形成方法及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020010160A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006338237A (ja) * 2005-06-01 2006-12-14 Seiko Epson Corp 印刷装置および印刷プログラム、印刷方法、並びに印刷情報処理装置、印刷情報処理プログラム、印刷情報処理方法
JP2010136141A (ja) * 2008-12-05 2010-06-17 Ricoh Co Ltd 文書処理システムおよび文書処理方法
JP2016043492A (ja) * 2014-08-19 2016-04-04 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置、画像形成システムおよび画像形成方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006338237A (ja) * 2005-06-01 2006-12-14 Seiko Epson Corp 印刷装置および印刷プログラム、印刷方法、並びに印刷情報処理装置、印刷情報処理プログラム、印刷情報処理方法
JP2010136141A (ja) * 2008-12-05 2010-06-17 Ricoh Co Ltd 文書処理システムおよび文書処理方法
JP2016043492A (ja) * 2014-08-19 2016-04-04 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置、画像形成システムおよび画像形成方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9063820B2 (en) Non-transitory computer readable medium storing instructions for update management, update management device, and image processing system
US9288347B2 (en) Job setting registration device, image processing apparatus, tangible computer-readable recording medium and method for registering job setting
US20180373477A1 (en) Printing system and program
US10536586B2 (en) Image processing apparatus controlling information transmission, control method thereof, and recording medium
US9386122B2 (en) Server selecting apparatus, information processing apparatus, and non-transitory computer-readable medium storing computer-executable program for server selecting apparatus
US9185257B2 (en) Information processing apparatus and method for job setting within or outside range of use authority of users
US9658804B2 (en) Electronic device that displays degree-of-recommendation, image forming system, and recording medium
US8988736B2 (en) Image forming apparatus that executes image-quality adjustment
US9665323B2 (en) Print control device using setting value limitation information that limits a print setting value selectable by a user program and print system therefore
US20130342868A1 (en) Image processing apparatus, server, and image processing system
US9538026B2 (en) Display apparatus, image processing apparatus, display method, and computer readable medium for controlling an operation of a display process
US10956093B2 (en) Image forming apparatus and non-transitory computer readable medium
JP2005343066A (ja) 制御装置および画像形成装置および情報処理装置およびキャリブレーション制御方法および画像形成位置補正方法およびデータ処理方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラム
JP2020010160A (ja) 情報処理装置、画像形成システム、画像形成方法及びプログラム
US9253355B2 (en) Communication apparatus that reduces power consumption, method of controlling the same, and storage medium
US10203983B2 (en) Execution control device that causes other electronic device to execute task, non-transitory computer-readable recording medium that includes execution control program, and task execution system
JP6460032B2 (ja) 画像形成装置、画像形成システム及び画像形成プログラム
JP2019144960A (ja) 更新管理サーバおよびプログラム
US12052396B1 (en) System and control method for prioritizing functions of an image forming apparatus
JP6863249B2 (ja) 画像処理システム、画像処理装置、サーバープログラム、及び画像処理方法
US11184494B2 (en) Information processing apparatus, method, and recording medium
JP6756322B2 (ja) 画像処理装置
US11029898B2 (en) Electronic apparatus
US9256812B2 (en) Image forming apparatus and method for managing job data
JP2021097314A (ja) 画像処理装置及びメモリー管理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210618

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220308

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220906