JP2006335018A - 円錐メディアプリント用のインクジェットプリンタとそれを用いたプリント方法 - Google Patents

円錐メディアプリント用のインクジェットプリンタとそれを用いたプリント方法 Download PDF

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Abstract

【課題】円錐メディア外周の曲面プリント面に画像を歪みなくプリントする、円錐メディアプリント用のインクジェットプリンタを提供する。
【解決手段】画像補正手段300により、インクジェットヘッド10に並ぶインク吐出口12から噴射させてその直下の円錐メディア20外周の曲面プリント面22に着弾させて形成する画像プリント用の所望のインクのドットの間に空白ドットを挿入して、その画像を構成する所望のインクのドットの間に、インクのドットが存在しない空白箇所を所定ピッチで設ける。そして、その空白箇所を設けた部分に並ぶ画像を構成するインクのドットのピッチを、見かけ上、広げる。そして、その円錐メディアの曲面プリント面22にプリントされる画像が、歪んで見えるのを、補正する。
【選択図】図1

Description

本発明は、円錐台、円錐などの円錐メディアのY方向に湾曲する曲率が漸次変化する曲面プリント面に、文字、記号等を含む又は含まない画像(以下、単に画像という)をプリントする、円錐メディアプリント用のインクジェットプリンタと、該プリンタを用いて、それらの円錐台、円錐などの円錐メディアの曲面プリント面に画像をプリントする、プリント方法とに関する。
インクジェットプリンタは、近時、シート等の平面状をしたメディアの平面プリント面だけではなくて、特開平05−318715号公報や、特開平05−293955号公報等に記載されたような、瓶、コップ外周などの、Y方向に湾曲する曲率がX方向に漸次変化する円錐メディアの曲面プリント面にも、画像をプリントするのに、利用されつつある。
そのうち、シート等の平面状をしたメディアの平面プリント面に画像をプリントするインクジェットプリンタの例を挙げれば、図6と図7に示したような構造をしている。
このプリンタは、ホストコンピュータ60により駆動制御される構造をしていて、Y方向(図の左右方向)に走行させるインクジェットヘッド10の走行経路下方には、ほぼ逆樋状をしたプラテン50が備えられている。そして、そのプラテン50上に、平面プリント面22を持つメディア20を、ほぼ水平方向に向けて支持する構造をしている。そして、そのインクジェットヘッド10に並ぶインク吐出口12から噴射させたインク液滴を、その直下に位置するプラテン50上に支持されたほぼ水平方向を向くメディアの平面プリント面22に着弾させる構造をしている。その際には、メディア20を、インクジェットヘッド10に対して、一定高さ位置に保持している。そして、そのインク液滴を噴射させるインクジェットヘッド10とその直下のメディアの平面プリント面22との離隔距離(以下、ヘッド離隔距離という)Pを一定に保ったり、そのインク液滴を着弾させるメディアの平面プリント面22をほぼ水平方向に保持したりしている。
このように、ヘッド離隔距離Pを一定に保つ理由は、ヘッド離隔距離Pが大き過ぎると、インクジェットヘッドに並ぶインク吐出口12から噴射されたインク液滴が、広く拡散した状態で、平面プリント面22に着弾することになって、その平面プリント面22に小径のインクのドットを形成できないからである。そして、その平面プリント面22にシャープで鮮明な画像をプリントできないからである。逆に、ヘッド離隔距離Pが小さ過ぎると、メディア20がインクジェットヘッド10に触れて汚れるからである。
それに対して、瓶、コップの外周などの、Y方向に湾曲する曲率がX方向に漸次変化する曲面メディアの曲面プリント面に画像をプリントするインクジェットプリンタは、図8に示したような構造をしている。
このプリンタでは、インクジェットヘッド10の下方に、プラテン50に代えて、円錐メディア20を支持する支持手段100が備えられている。そして、インクジェットヘッド10に並ぶインク吐出口12から噴射させたインク液滴を、その直下の支持手段100に支持された円錐メディアの曲面プリント面22にドット状に着弾させたり、円錐メディア20を支持手段のX軸104回りに回転させたりする構造をしている。そして、その円錐メディアの曲面プリント面22のY方向に、複数のインクのドットの配列からなる画像をプリントする構造をしている。
特開平05−318715号公報 特開平05−293955号公報
ところで、上記従来のインクジェットプリンタを用いて、図9に示したような、瓶、コップの外周などのY方向に湾曲する曲率がX方向に漸次変化する円錐メディアの曲面プリント面(図9のハッチングされた面)22に画像をプリントした場合には、その曲率がX方向に漸次変化する曲面プリント面22にプリントされる画像が、見かけ上、その曲率が漸次増大する曲面プリント面22のX方向(図9の下方)に向けて、次第に縮んだ状態に歪んでしまった。
その原因を追求したところ、次の理由に基づくことが、判明した。
即ち、上記従来のインクジェットプリンタを用いて、Y方向に湾曲する曲率がX方向に漸次変化する円錐メディアの曲面プリント面22のY方向に画像をプリントした場合には、その曲面プリント面22にプリントされる画像は、その曲面プリント面22の縦横方向に等ピッチで並ぶ同じ大きさの複数のインクのドットの配列から構成されることになる。そして、その曲率がX方向に漸次変化する曲面プリント面22にプリントされた複数のインクのドットが等ピッチで並ぶ配列からなる画像を、その曲面プリント面22の母線方向から目で見た場合には、見かけ上、その曲面プリント面22にプリントされた画像を構成するY方向に並ぶインクのドットの配列のピッチが、曲率が漸次増大する曲面プリント面22のX方向(図9の下方)に向けて、漸次狭まって見えることになる。その結果、その曲率がX方向に漸次増大する曲面プリント面22に画像をプリントした場合には、その曲面プリント面22にプリントされる画像が、その曲率が漸次増大する曲面プリント面22のX方向に向けて次第に縮んだ状態に歪んで見えることが、判明した。
このような現象は、インスタント食品用の紙コップ外周面などの、逆円錐台形状をした、Y方向に湾曲する曲率が底面方向のX方向に向けて漸次増大する曲面プリント面に、ラベル用などの画像をプリントした場合に発生した。そして、その曲面プリント面にプリントされた画像が歪んで見えて、その見栄えや体裁が悪かった。また、その曲面プリント面にプリントされた方形状の2次元バーコード用の画像をプリントした場合には、その曲面プリント面にプリントされた2次元バーコードが歪んだ状態となって、その2次元バーコードを、CCDカメラ等により正しく認識できなかった。
なお、従来より、タンポ印刷、スクリーン印刷により、インスタント食品用の紙コップ外周面などの、逆円錐台形状をした曲面プリント面に、ラベル用などの画像をプリントする方法も知られているが、それらの方法により、曲面プリント面にプリントされる画像は、画質が悪く、その画像が2次元バーコードの場合には、上記と同様に、その画像をCCDカメラ等により正しく認識できなかった。
本発明は、このような課題を解消しようとするもので、Y方向に湾曲する曲率がX方向に漸次変化する逆円錐形状、逆円錐台形状等をした円錐メディア外周の曲面プリント面に画像を、歪みなく体裁良く見えるようにプリントできる、円錐メディアプリント用のインクジェットプリンタ(以下、プリンタという)と、該プリンタを用いて、そのY方向に湾曲する曲率がX方向に漸次変化する円錐メディア外周の曲面プリント面に画像を、歪みなく体裁良く見えるようにプリントできるプリント方法とを、提供することを目的としている。
ここで、円錐メディアとは、円錐形状をしたメディア又はそのメディアの一部と同じ形状をしたメディアを意味し、円錐メディア外周の曲面プリント面とは、円錐形状をしたメディア外周又はそのメディア外周の一部と同じ形状をした曲面プリント面を意味している。
上記の目的を達成するために、本発明のプリンタは、インク液滴をほぼ鉛直方向に向けて噴射させるインクジェットヘッドの下方に備えられた支持手段に、Y方向に向けて湾曲する曲率がX方向に漸次変化する曲面プリント面を持つ円錐メディアが、その曲面プリント面を前記インクジェットヘッドに対向させた状態で支持されて、その曲面プリント面に、前記インクジェットヘッドに並ぶインク吐出口から噴射させてドット状に着弾させるインク液滴により、その円錐メディアの曲面プリント面に、複数のインクのドットの配列からなる画像をプリントするインクジェットプリンタであって、
円錐メディアを、その曲面プリント面の湾曲方向を前記支持手段のY軸方向に向けて、支持手段に離脱可能に把持する把持機構と、その把持機構に把持された円錐メディアを、互いに直角な、支持手段のX軸方向に移動させるX方向移動機構と、支持手段のY軸方向に移動させるY方向移動機構と、支持手段のZ軸方向に移動させるZ方向移動機構とが備えられると共に、前記把持機構に把持された円錐メディアを支持手段のX軸回りに回転させるX軸回転機構と支持手段のY軸回りに回転させるY軸回転機構とが備えられ、
さらに、前記X軸回転機構により支持手段のX軸回りに回転させて画像をプリントした円錐メディアを、その回転開始位置まで、回転、復帰させる復帰手段と、前記インクジェットヘッドに並ぶインク吐出口から噴射させてその直下の曲面プリント面に着弾させて形成する画像プリント用の所望のインクのドットの間に空白ドットを挿入して、その曲面プリント面にプリントされる画像の歪みを補正する画像補正手段とが備えられてなることを特徴としている。
ここで、空白ドットを挿入するとは、インクのドットが形成されるべき箇所に、インクのドットを存在させずに、その箇所に空白(空のドットであるスペース)を設けることをいう。
また、上記の目的を達成するために、本発明のプリント方法は、本発明のプリンタを用いてY方向に湾曲する曲率がX方向に漸次変化する円錐メディアの曲面プリント面に画像をプリントするプリント方法であって、次のステップを含むことを特徴としている。
a.インクジェットヘッドに並ぶインク吐出口をほぼ鉛直方向に向けると共に、前記把持機構を用いて、円錐メディアを、その曲面プリント面の湾曲方向を前記支持手段のY軸方向に向けて、支持手段に把持するステップ。
b.前記X方向移動機構と、Y方向移動機構と、Z方向移動機構と、X軸回転機構と、Y軸回転機構のうちの、所定の機構を用いて、前記支持手段に支持された円錐メディアの最初に画像をプリントする曲面プリント開始面を、前記インクジェットヘッドの直下に、その直上に位置するインクジェットヘッドとの離隔距離Pを一定に保った状態で、ほぼ水平方向に向けて位置させるステップ。
c.前記画像補正手段により、インクジェットヘッドに並ぶインク吐出口から噴射させてその直下の曲面プリント面に着弾させて形成する画像プリント用の所望のインクのドットの間に空白ドットを挿入して、その曲面プリント面にプリントされる画像の歪みを補正しながら、そのインクジェットヘッドに並ぶインク吐出口からインク液滴を噴射させたり、支持手段に支持された円錐メディアを、前記X軸回転機構により、支持手段のX軸回りに回転させたりして、その円錐メディアの最初に画像をプリントする曲面プリント面のY方向に画像をプリントするステップ。
d.cのステップにおいて前記X軸回転機構により支持手段のX軸回りに回転させて画像をプリントした円錐メディアを、その回転開始位置まで、前記復帰手段により、回転、復帰させるステップ。
e.前記X方向移動機構と、Y方向移動機構と、Z方向移動機構と、X軸回転機構と、Y軸回転機構のうちの、所定の機構を用いて、前記復帰手段により回転開始位置まで回転、復帰させた円錐メディアの画像がプリントされた曲面プリント面に続けて画像をプリントする次の曲面プリント開始面を、前記インクジェットヘッドの直下に、その直上のインクジェットヘッドとの離隔距離Pを一定に保った状態で、ほぼ水平方向に向けて位置させるステップ。
f.前記画像補正手段により、インクジェットヘッドに並ぶインク吐出口から噴射させてその直下の曲面プリント面に着弾させて形成する画像プリント用の所望のインクのドットの間に空白ドットを挿入して、その曲面プリント面にプリントされる画像の歪みを補正しながら、そのインクジェットヘッドに並ぶインク吐出口からインク液滴を噴射させたり、支持手段に支持された円錐メディアを、前記X軸回転機構により、支持手段のX軸回りに回転させたりして、その円錐メディアの前記画像がプリントされた曲面プリント面に続けて画像をプリントする次の曲面プリント面のY方向に画像をプリントするステップ。
g.fのステップにおいて前記X軸回転機構により支持手段のX軸回りに回転させて画像をプリントした円錐メディアを、その回転開始位置まで、前記復帰手段により、回転、復帰させるステップ。
h.以下、e〜gと同様なステップを、その画像がプリントされた曲面プリント面に続けて画像がプリントされる円錐メディアの残りの全ての曲面プリント面につき、順に繰り返し行うステップ。
このような構成のプリンタを用いたプリント方法においては、aのステップにおいて、インクジェットヘッドに並ぶノズル吐出口を、ほぼ鉛直方向に向けて、そのインク吐出口から噴射させるインク液滴を、そのインク液滴に加わる噴射力と重力を利用して、その直下のプリント面の所望の位置に正確に着弾可能な状態とすることができる。それと共に、支持手段に備えられた把持機構を用いて、Y方向に湾曲する曲率がX方向に漸次変化する曲面プリント面を持つ円錐メディアを、その曲面プリント面の湾曲方向をY軸方向に向けて、支持手段に動かぬように把持できる。
次いで、bのステップにおいて、X方向移動機構と、Y方向移動機構と、Z方向移動機構と、X軸回転機構と、Y軸回転機構のうちの、所定の機構を用いて、支持手段の把持機構に把持された円錐メディアを3次元的等に移動させたり回転させたりできる。そして、その円錐メディアの最初に画像をプリントする曲面プリント開始面を、インクジェットヘッドの直下に、その直上に位置するインクジェットヘッドとの離隔距離Pを一定に保った状態で、ほぼ水平方向に向けて位置させることができる。
次いで、cのステップにおいて、そのインクジェットヘッドに並ぶインク吐出口からインク液滴を噴射させたり、支持手段に支持された円錐メディアを、X軸回転機構により、支持手段のX軸を中心に、支持手段のX軸回りに回転させたりできる。そして、その円錐メディアの最初に画像をプリントする曲面プリント面の周方向(Y方向)に画像をプリントできる。
その際には、画像補正手段により、インクジェットヘッドに並ぶインク吐出口から噴射させてその直下の曲面プリント面に着弾させて形成する画像プリント用の所望のインクのドットの間に、インクのドットが形成されるべき箇所にインクのドットの存在しない空白ドットを挿入して、その画像を構成する所望のインクのドットの間に、インクのドットが存在しない空白箇所を所定ピッチで設けることができる。そして、その空白箇所を設けた曲面プリント面部分のY方向に並ぶ画像を構成するインクのドットのピッチを、見かけ上、広げることができる。そして、その曲面プリント面にプリントされる画像が、歪んで見えるのを、補正できる。
次いで、dのステップにおいて、復帰手段を用いて、その支持手段のX軸回りに回転させて画像をプリントしたインクジェットヘッドを、X軸回転機構により、支持手段のX軸回りに、その回転開始位置まで回転、復帰させることができる。
その際には、その円錐メディアの曲面プリント面にプリントされた画像のY方向のずれが、その画像に続けて次の曲面プリント面にプリントされる画像に加算されるのを、防ぐことができる。
次いで、eのステップにおいて、支持手段のX方向移動機構と、Y方向移動機構と、Z方向移動機構と、X軸回転機構と、Y軸回転機構のうちの、所定の機構を用いて、支持手段の把持機構に把持された円錐メディアを3次元的等に移動させたり回転させたりできる。そして、その回転開始位置まで回転、復帰させた円錐メディアの画像がプリントされた曲面プリント面に続けて画像をプリントする次の曲面プリント開始面を、インクジェットヘッド直下に、その直上に位置するインクジェットヘッドとの離隔距離Pを一定に保った状態で、ほぼ水平方向に向けて位置させることができる。
次いで、fのステップにおいて、そのインクジェットヘッドに並ぶインク吐出口からインク液滴を噴射させたり、支持手段に支持された円錐メディアを、X軸回転機構により、支持手段のX軸を中心に、支持手段のX軸回りに回転させたりできる。そして、その円錐メディアの画像がプリントされた曲面プリント面に続けて画像をプリントする次の曲面プリント面の周方向(Y方向)に画像をプリントできる。
その際には、前述と同様に、画像補正手段により、インクジェットヘッドに並ぶインク吐出口から噴射させてその直下の曲面プリント面に着弾させて形成する画像プリント用の所望のインクのドットの間に空白ドットを挿入して、その画像を構成するインクのドットの配列箇所に、インクのドットが存在しない空白箇所を所定ピッチで設けることができる。そして、その空白箇所を設けた曲面プリント面部分に並ぶ画像を構成するインクのドットのピッチを、見かけ上、広げることができる。そして、その曲面プリント面にプリントされる画像が、歪んで見えるのを、補正できる。
次いで、gのステップにおいて、復帰手段を用いて、その支持手段のX軸回りに回転させて画像をプリントした円錐メディアを、X軸回転機構により、支持手段のX軸回りに、その回転開始位置まで回転、復帰させることができる。
その後は、hのステップにおいて、e〜gと同様なステップを、その画像がプリントされた円錐プリント面に続けて画像をプリントする円錐メディアの残りの全ての曲面プリント面につき、順に繰り返し行うことができる。そして、その円錐メディアのY方向に湾曲する画像プリント用の曲面プリント面のX方向に、そのインクジェットヘッドから噴射されるインク液滴により、画像を繰り返し連続プリントできる。
その結果、その円錐メディアのY方向に湾曲する画像プリント用の曲面プリント面の全体に亙って、画像を連続プリントできる。また、その曲面プリント面にプリントされる画像が、歪んで見えないように補正して、その画像の見栄えや体裁を向上させることができる。
本発明のプリンタにおいては、前記画像補正手段が、画像プリント用のデータを改変して、そのデータ中に、前記曲面プリント面に形成する画像プリント用の所望のインクのドットの間に空白ドット形成用のデータを挿入するものであることを好適としている。
そうした場合には、画像補正手段により、画像プリント用のデータを改変して、そのデータ中に、曲面プリント面に形成する画像プリント用の所望のインクのドットの間に、インクのドットを存在させるべき箇所にインクのドットの存在しない空白箇所を設けるための空白ドット形成用のデータを挿入できる。そして、その改変された画像プリント用のデータを用いて、円錐メディアの曲面プリント面に形成する画像を構成する所望のインクのドットの間に、インクのドットが存在すべき箇所にインクのドットの存在しない、空白箇所を設けることができる。そして、その空白箇所を設けた曲率が増大化する曲面プリント面部分に並ぶ画像を構成するインクのドットのピッチを、見かけ上、広げた状態とすることができる。そして、その曲面プリント面にプリントされる画像が、歪んで見えるのを、補正できる。
本発明のプリンタにおいては、前記曲面プリント面が逆円錐台外周面である場合に、前記画像補正手段により、画像プリント用のデータが改変されて、そのデータ中に挿入される、前記曲面プリント面に形成する画像プリント用の所望のインクのドットの間に挿入する空白ドット形成用のデータが、次の数1の式から求められる数値Xに基づき、次の数2、3の式から求められるY方向に並べて形成するインクのドット数毎に、1ドット分の空白ドット形成用のデータを挿入するものであることを好適としている。
数1
=(a−b)(H−n)/2H
数2
<a/4 のとき、Y方向に並べて形成するインクのドット(a−2X)/2X数毎に、1ドット分の空白ドット形成用のデータを挿入する。
数3
≧a/4 のとき、Y方向に並べて形成するインクのドット2X/(a−2X)数毎に、1ドット分の空白ドット形成用のデータを挿入する。
数1、2、3において、Hは逆円錐台の高さを表し、abは、逆円錐台の天井面と底面との円周長をそれぞれ表し、nは画像をプリントする曲面プリント面最下端のインクのドットラインを0ラインとした場合に、その0ラインから数えてnライン目の画像プリント用のインクのドットラインを表し、Xは画像をプリントする曲面プリント面最下端の0ラインから数えてXライン目のインクのドットラインの曲面プリント面側辺に対してのオフセット量を表している。また、数2、3において、Y方向に並べて形成するインクのドット(a−2X)/2X数毎にとインクのドット2X/(a−2X)数毎にとは、曲面プリント面のY方向に画像形成用のインクのドットを欠損箇所なくいわゆるべた打ち状態に等ピッチで並べて形成した状態を想定して、その曲面プリント面のY方向に等ピッチで並ぶインクのドット(a−2X)/2X数毎にとインクのドット2X/(a−2X)数毎にとの意味を、表している。
そうした場合には、前記曲面プリント面が逆円錐台外周面である場合に、前記画像補正手段により、画像プリント用のデータ中に、数1の式から求められる数値Xに基づき、数2、3の式から求められるY方向に並ぶ画像プリント用のインクのドット数毎に、1ドット分の空白ドット形成用のデータを挿入できる。そして、その改変された画像プリント用のデータを用いて、円錐メディアの曲面プリント面に形成する画像を構成するY方向に並ぶ所望のインクのドット数毎に、インクのドットが存在すべき箇所にインクのドットの存在しない、空白箇所を設けることができる。そして、その空白箇所を設けた曲面プリント面部分に並ぶ画像を構成するインクのドットのY方向のピッチを、見かけ上、広げた状態とすることができる。そして、その曲面プリント面にプリントされる画像が、歪んで見えるのを、補正できる。
この画像プリント用のデータ中に、数式1から求められる数値Xに基づき、数2、3の式から求められるY方向に並ぶインクのドットの間に、1ドット分の空白ドット形成用のデータを挿入して、その改変された画像プリント用のデータを用いて、曲面プリント面に画像をプリントした場合には、その画像が歪んで見えるのが、歪みのないように補正される現象は、実験結果により、確認されている。
以上説明したように、本発明のプリンタによれば、逆円錐台外周面などの円錐メディアのY方向に湾曲する曲率がX方向に漸次変化する曲面プリント面に、画像を、歪みなく見えるように、見栄えや体裁良くプリントできる。
また、本発明のプリント方法によれば、本発明のプリンタを用いて、逆円錐台外周面などの円錐メディアのY方向に湾曲する曲率がX方向に漸次変化する曲面プリント面に、画像を、歪みなく見えるように、見栄えや体裁良くプリント可能となる。
図1と図2は本発明のプリンタの好適な実施の形態を示し、図1はその概略構成図、図2はその使用説明図である。以下に、このプリンタを説明する。
このプリンタにおいては、インク液滴をほぼ鉛直方向に向けて噴射させるインクジェットヘッド10の下方に、プラテン50に代えて、円錐台形状等をした円錐メディア20を支持する支持手段100が備えられている。
支持手段100のロッド102先端には、Y方向に湾曲する曲率がX方向に漸次変化する曲面プリント面22を持つ円錐メディア20を、そのY方向に湾曲する曲面プリント面22を支持手段のY軸106方向に向けて、解放可能に把持する把持機構110が備えられている。把持機構110は、汎用のチャッキング機構を用いて形成されている。
また、その把持機構110に把持された円錐メディア20を、互いに直角な方向を向く、支持手段のX軸104方向(図の左右方向)に移動させるX方向移動機構120と、支持手段のY軸106方向(図の表裏面方向)に移動させるY方向移動機構130と、支持手段のZ軸108方向(図の上下方向)に移動させるZ方向移動機構140とが備えられている。X方向移動機構120と、Y方向移動機構130と、Z方向移動機構140とは、電動リニアモータ等の汎用のアクチュエータを用いて形成されている。
また、その把持機構110に把持された円錐メディア20を、支持手段のX軸104回りに回転させるX軸回転機構150と、支持手段のY軸106回りに回転させるY軸回転機構160とが備えられている。X軸回転機構150と、Y軸回転機構160とは、汎用の電動パルスモータを用いて形成されている。
そして、図2に示したように、そのX方向移動機構120、Y方向移動機構130及びZ方向移動機構140のうちの、所定の機構を用いて、支持手段100に支持された円錐メディア20を、インクジェットヘッド10に対してX方向、Y方向及びZ方向等に3次元的等に移動させて、インクジェットヘッド10の直下に、円錐メディア20の曲面プリント面22を位置させることができる構造をしている。
また、X軸回転機構150及びY軸回転機構160を用いて、支持手段100に支持された円錐メディア20を支持手段のX軸104回りに所望角度回転させたり、支持手段100に支持された円錐メディア20を支持手段のY軸106回りに所望角度回転させたりできる構造をしている。そして、インクジェットヘッド10の直下に、円錐メディア20の画像をプリントする曲面プリント面22を、ほぼ水平方向に向けて、位置させることができる構造をしている。
また、図2に示したように、Z方向移動機構140を用いて、支持手段100に支持された円錐メディア20を、所望の距離Z方向に昇降させることができる構造をしている。そして、インクジェットヘッド10と、その直下に位置させた円錐メディアの曲面プリント面22との離隔距離Pを、ほぼ一定に保持できる構造をしている。
また、インクジェットヘッドに並ぶインク吐出口12からインク液滴を噴射させたり、支持手段100に支持された円錐メディア20を、X軸回転機構150により、支持手段のX軸104回りに回転させたりできる構造をしている。そして、その円錐メディア20の画像をプリントする曲面プリント面22の周方向(Y方向)に画像をプリントできる構造をしている。
また、支持手段のX軸104回りに回転させて画像をプリントした円錐メディア20を、X軸回転機構150により、支持手段のX軸104回りに、その回転開始位置まで回転、復帰させる復帰手段200が備えられている。そして、支持手段100に支持された円錐メディアの曲面プリント面22のY方向に画像をプリントし終わる度毎に、復帰手段200を用いて、支持手段のX軸104回りに回転させて画像をプリントした円錐メディア20を、X軸回転機構150により、支持手段のX軸104回りに、その回転開始位置まで回転、復帰させることができる構造をしている。
また、インクジェットヘッドに並ぶインク吐出口12から噴射させて曲面プリント面22に着弾させて形成する画像プリント用のY方向に並ぶ所望のインクのドットの間に空白ドットを挿入して、その曲面プリント面22にプリントされる画像の歪みを補正する画像補正手段300が備えられている。
画像補正手段300は、プリンタ駆動制御用のホストコンピュータ60とは別に設けられたパソコン62に記憶された画像プリント用のデータを、アプリケーションソフトを用いて改変して、そのデータ中に、曲面プリント面22に形成する画像プリント用のY方向に並べて形成する所望のインクのドットの間に、空白ドット形成用のデータを挿入する方式を採用している。そして、その改変データを、プリンタ駆動用のホストコンピュータ60の記憶手段等に取り込んで記憶させる方式を採用している。
そして、その画像補正手段300により改変されて、ホストコンピュータ60に取り込まれた画像プリント用のデータを用いて、円錐メディアの曲面プリント面22に形成する画像を構成するY方向に並ぶ所望のインクのドットの間に、インクのドットが存在すべき箇所にインクのドットの存在しない空白箇所を設けるための、空白ドットを挿入する構造をしている。そして、その空白ドットを挿入した曲面プリント面部分のY方向に並ぶ画像を構成するインクのドットのピッチを、見かけ上、広げる構造をしている。そして、その曲面プリント面22にプリントされる画像が、歪んで見えるのを、補正する構造をしている。
図1と図2に示したプリンタは、以上のように構成されている。
次に、このプリンタの使用例であって、円錐メディアのY方向に湾曲する曲率がX方向に漸次変化する曲面プリント面に画像をプリントする、本発明のプリント方法の好適な実施の形態を説明する。図2はその説明図である。以下に、このプリント方法を説明する。
このプリン方法においては、逆円錐台形状をした円錐メディア20外周面のY方向(周方向)に湾曲する曲率がX方向に漸次変化する曲面プリント面22に画像をプリントする場合を例に挙げて説明している。
このプリン方法では、aのステップにおいて、図2に示したように、インクジェットヘッド10を、そのインク吐出口12をほぼ鉛直方向に向けている。そして、そのインク吐出口12から噴射されるインク液滴を、そのインク液滴に加わる噴射力と重力を利用して、その直下に位置させる円錐メディアの曲面プリント面22の所望の部位に正確に着弾可能な状態としている。それと共に、支持手段100に備えられた把持機構110を用いて、円錐メディア20を、そのY方向に湾曲する曲面プリント面22の湾曲方向を支持手段100のY軸106方向に向けて、支持手段100のロッド102先端に動かぬように把持している。
次いで、bのステップにおいて、図2に示したように、X方向移動機構120と、Y方向移動機構130と、Z方向移動機構140と、X軸回転機構150と、Y軸回転機構160のうちの、所定の機構を用いて、支持手段の把持機構110に把持された円錐メディア20を、X軸104方向、Y軸106方向及びZ軸108方向等に3次元的等に所望距離移動させたり、X軸104回りやY軸106回りに所望角度回転させたりしている。そして、支持手段100に支持された円錐メディア20の最初に画像をプリントする曲面プリント開始面22を、インクジェットヘッド10の直下に、その曲面プリント開始面22とその直上のインクジェットヘッド10との離隔距離Pを例えば1〜2mmの一定の距離離した状態で、ほぼ水平方向に向けて位置させている。
次いで、cのステップにおいて、そのインクジェットヘッドに並ぶインク吐出口12からインク液滴を噴射させたり、X軸回転機構150により、支持手段100に支持された円錐メディア20を、支持手段のX軸104回りに回転させたりしている。そして、そのインクジェットヘッドに並ぶインク吐出口12から噴射させたインク液滴をその直下に位置させた円錐メディアの最初に画像をプリントする曲面プリント面22にドット状に着弾させている。そして、その曲面プリント面22の周方向(Y方向)に、画像を帯状に連続プリントしている。
その際には、画像補正手段300により、インクジェットヘッドに並ぶインク吐出口12から噴射させてその直下の曲面プリント面22に着弾させて形成する画像プリント用のY方向に並ぶ所望のインクのドットの間に空白ドットを挿入して、その画像を構成するY方向に並ぶ所望のインクのドットの間に、インクのドットが存在しない空白箇所を所定ピッチで設けている。具体的には、画像補正手段300により、パソコン62に記憶された画像プリント用のデータを、アプリケーションソフトを用いて改変している。そして、その改変されたデータ中に、円錐メディアの曲面プリント面22に形成する画像を構成するY方向に並べて形成する所定のインクのドット数毎に、インクのドットを存在させるべき箇所にインクのドットの存在しない空白箇所を設けるための、空白ドット形成用のデータを挿入している。次いで、その改変された画像プリント用のデータを、プリンタ駆動制御用のホストコンピュータ60に取り込んで記憶させている。そして、その改変データを用いて、プリンタを駆動させて、そのプリンタにより曲面プリント面22に形成する画像を構成するY方向に並ぶ所望のインクのドットの間に、画像プリント用のインクのドットの有無に拘わらずに、空白ドットを挿入している。そして、その画像形成用のY方向に並ぶ所望のインクのドットの間に空白箇所を所定ピッチで並べて設けている。そして、その空白箇所が設けられた画像形成用のインクのドットのY方向のピッチを、見かけ上、広げた状態としている。そして、その曲面プリント面22にプリントされる画像が、歪んで見えるのを、補正している。
次いで、dのステップにおいては、cのステップにおいて、X軸回転機構150により支持手段のX軸104回りに回転させて、その曲面プリント面22のY方向に画像をプリントした円錐メディア20を、復帰手段200を用いて、X軸回転機構150により、支持手段のX軸104回りに、その回転開始位置まで回転、復帰させている。
次いで、eのステップにおいて、X方向移動機構120等を用いて、支持手段100に支持された円錐メディア20を、支持手段のX軸104方向等に移動させている。そして、復帰手段200により回転開始位置まで回転、復帰させた円錐メディア20の画像がプリントされた曲面プリント面22に続けて画像をプリントする次の曲面プリント開始面22を、インクジェットヘッド10の直下に、その曲面プリント開始面22とその直上のインクジェットヘッド10との離隔距離Pを例えば1〜2mmの一定の距離離した状態で、ほぼ水平方向に向けて位置させている。
次いで、fのステップにおいて、そのインクジェットヘッドに並ぶインク吐出口12からインク液滴を再び噴射させたり、支持手段100に支持された円錐メディア20を、X軸回転機構150により、支持手段のX軸104回りに回転させたりして、そのインクジェットヘッドに並ぶインク吐出口12から噴射させたインク液滴を、その直下に位置させた円錐メディアの曲面プリント面22の所望位置にドット状に着弾させている。そして、その次の曲面プリント面22の周方向(Y方向)に、画像を帯状に連続プリントしている。
その際には、前記と同様に、画像補正手段300により、インクジェットヘッドに並ぶインク吐出口12から噴射させてその直下の曲面プリント面22に着弾させて形成する画像プリント用のY方向に並べて形成する所望のインクのドットの間に空白ドットを挿入して、そのY方向に並ぶ画像プリント用の所望のインクのドット間に、画像プリント用のインクのドットの有無に拘わらずに、インクのドットが存在しない空白箇所を所定ピッチで設けている。そして、その空白箇所を設けた曲面プリント面部分のY方向に並ぶ画像を構成するインクのドットのピッチを、見かけ上、広げた状態としている。そして、その曲面プリント面22にプリントされる画像が、歪んで見えるのを、補正している。
次いで、gのステップにおいて、X軸回転機構150により支持手段のX軸104回りに回転させて、その曲面プリント面22のY方向に画像をプリントした円錐メディア20を、復帰手段200を用いて、X軸回転機構150により、支持手段のX軸104回りに、その回転開始位置まで回転、復帰させている。
その後は、hのステップにおいて、e〜gのステップと同様なステップを、画像がプリントされた曲面プリント面22に続けて画像をプリントする残りの円錐メディア20の全ての曲面プリント面22につき、順に繰り返し行っている。そして、その円錐メディアの画像プリント用の曲面プリント面22の全体に亙って、画像を連続プリントしている。
図2に示したプリント方法は、以上のa〜hのステップからなっており、このプリント方法によれば、円錐メディアの曲面プリント面22に形成するY方向に並ぶ画像プリント用の所望のインクのドットの間に空白ドットを挿入して、その画像を構成するインクのドットの間に、インクのドットの存在しない空白箇所を所定ピッチで設けることができる。そして、その空白箇所を設けた曲面プリント面部分のY方向に並ぶ画像を構成するインクのドットのピッチを、見かけ上、広げた状態とすることができる。そして、その円錐メディアの曲面プリント面22にプリントされる画像が、歪んで見えるのを、補正することが可能となる。
このプリンタにおいて、画像をプリントする曲面プリント面22が逆円錐台外周面である場合には、画像プリント用のデータ中に挿入される、その曲面プリント面に形成するY方向に並ぶ画像プリント用の所望のインクのドットの間に挿入する空白ドット形成用のデータが、次の数1の式から求められる数値Xに基づき、次の数2、3の式から求められるY方向に並べて形成するインクのドット数毎に、1ドット分の空白ドット形成用のデータを挿入するものであることが好ましい。この数1〜数3の式は、逆円錐台外周の曲面プリント面22に、図4や図5に示したような格子画像をプリントして得られた実験結果から導かれたもので、そのようにすれば、その逆円錐台外周の曲面プリント面22にプリントされる画像が、図4に示したように、歪みなく見えることが、実験結果から裏付けられている。それに対して、空白ドット形成用のデータが挿入されない画像プリント用のデータを用いて、逆円錐台外周の曲面プリント面22に格子画像をプリントした場合には、図5に示したように、その曲面プリント面22にプリントされる画像が、下方に向けて縮んだ状態に歪んで見えることが、判る。
数1
=(a−b)(H−n)/2H
数2
<a/4 のとき、Y方向に並べて形成するインクのドット(a−2X)/2X数毎に、1ドット分の空白ドット形成用のデータを挿入する。
数3
≧a/4 のとき、Y方向に並べて形成するインクのドット2X/(a−2X)数毎に、1ドット分の空白ドット形成用のデータを挿入する。
数1、2、3において、Hは逆円錐台の高さを表し、abは逆円錐台の天井面と底面との円周長をそれぞれ表し、nは画像をプリントする曲面プリント面最下端のインクのドットラインを0ラインとした場合に、その0ラインから数えてnライン目の画像プリント用のインクのドットラインを表し、Xは画像をプリントする曲面プリント面最下端の0ラインから数えてXライン目のインクのドットラインの曲面プリント面側辺に対してのオフセット量を表している。また、数2、3において、Y方向に並べて形成するインクのドット(a−2X)/2X数毎にとインクのドット2X/(a−2X)数毎にとは、画像プリント用のインクのドットの有無に拘わらずに、曲面プリント面のY方向にインクのドットを欠損箇所なくいわゆるべた打ち状態に等ピッチで並べて形成した状態を想定して、その曲面プリント面のY方向に等ピッチで並ぶインクのドット(a−2X)/2X数毎にとインクのドット2X/(a−2X)数毎にとの意味を、表している。
ちなみに、数1の式のXの値は、次の数4の式から導かれたもので、図3に示したように、画像をプリントする曲面プリント面最上端のインクのドットライン(逆円錐台の天井面外周に当たる)の曲面プリント面側辺に対してのオフセット量を0とした場合に、画像をプリントする曲面プリント面最下端の0ライン(図3では、逆円錐台の底面外周に当たる)から数えてXライン目のインクのドットラインの曲面プリント面側辺に対してのオフセット量を示している。
数4
(a−b)/2:H=X:(H−n)
図1と図2に示した例では、逆円錐台形状をした円錐メディア20を例を挙げて説明したが、このプリント方法は、円錐台形状、円錐形状等をした円錐メディア外周のY方向(周方向)に湾曲する曲率がX方向に漸次変化する曲面プリント面に画像を連続プリントする場合にも、利用可能である。
また、このプリント方法は、コップ、皿等の円錐メディア内周のY方向に湾曲する曲率がX方向に漸次変化する曲面プリント面に画像をプリントする場合にも、利用可能である。
本発明の円錐メディアプリント用のプリンタとプリント方法は、コップ、瓶、皿等の円錐メディアのY方向に湾曲する曲率がX方向に漸次変化する曲面プリント面に画像をプリントするインクジェットプリンタや、そのプリンタを用いた円錐メディアのY方向に湾曲する曲率がX方向に漸次変化する曲面プリント面に画像をプリントする方法に、広く利用可能である。
本発明の円錐メディアプリント用のプリンタの概略構成図である。 本発明の円錐メディアプリント用のプリンタの使用説明図である。 本発明の円錐メディアプリント用のプリンタの原理説明図である。 本発明の円錐メディアプリント用のプリンタの原理説明図である。 従来の円錐メディアプリント用のプリンタの原理説明図である。 従来のインクジェットプリンタの概略構造を示す斜視図である。 従来のインクジェットプリンタの概略構造を示す側面図である。 従来の円錐メディアプリント用のプリンタの概略構成図である。 円錐メディアの曲面プリント面の説明図である。
符号の説明
10 インクジェットヘッド
12 インク吐出口
20 円錐メディア
22 曲面プリント面
50 プラテン
60 ホストコンピュータ
62 パソコン
100 支持手段
102 ロッド
110 把持機構
120 X方向移動機構
130 Y方向移動機構
140 Z方向移動機構
150 X軸回転機構
160 Y軸回転機構
200 復帰手段
300 画像補正手段

Claims (4)

  1. インク液滴をほぼ鉛直方向に向けて噴射させるインクジェットヘッドの下方に備えられた支持手段に、Y方向に向けて湾曲する曲率がX方向に漸次変化する曲面プリント面を持つ円錐メディアが、その曲面プリント面を前記インクジェットヘッドに対向させた状態で支持されて、その曲面プリント面に、前記インクジェットヘッドに並ぶインク吐出口から噴射させてドット状に着弾させるインク液滴により、その円錐メディアの曲面プリント面に、複数のインクのドットの配列からなる画像をプリントするインクジェットプリンタであって、
    円錐メディアを、その曲面プリント面の湾曲方向を前記支持手段のY軸方向に向けて、支持手段に離脱可能に把持する把持機構と、その把持機構に把持された円錐メディアを、互いに直角な、支持手段のX軸方向に移動させるX方向移動機構と、支持手段のY軸方向に移動させるY方向移動機構と、支持手段のZ軸方向に移動させるZ方向移動機構とが備えられると共に、前記把持機構に把持された円錐メディアを支持手段のX軸回りに回転させるX軸回転機構と支持手段のY軸回りに回転させるY軸回転機構とが備えられ、
    さらに、前記X軸回転機構により支持手段のX軸回りに回転させて画像をプリントした円錐メディアを、その回転開始位置まで、回転、復帰させる復帰手段と、前記インクジェットヘッドに並ぶインク吐出口から噴射させてその直下の曲面プリント面に着弾させて形成する画像プリント用の所望のインクのドットの間に空白ドットを挿入して、その曲面プリント面にプリントされる画像の歪みを補正する画像補正手段とが備えられてなることを特徴とする円錐メディアプリント用のインクジェットプリンタ。
  2. 前記画像補正手段が、画像プリント用のデータを改変して、そのデータ中に、前記曲面プリント面に形成する画像プリント用の所望のインクのドットの間に空白ドットのデータを挿入するものであることを特徴とする請求項1記載の円錐メディアプリント用のインクジェットプリンタ。
  3. 前記曲面プリント面に逆円錐台外周面が利用される場合に、前記画像補正手段により、画像プリント用のデータが改変されて、そのデータ中に挿入される、前記曲面プリント面に形成する画像プリント用のインクのドットの間に挿入する空白ドットのデータが、次の数1の式から求められる数値Xに基づき、次の数2、3の式から求められるY方向に並べて形成するインクのドット数毎に、1ドット分の空白ドット形成用のデータを挿入するものであることを特徴とする請求項2記載の円錐メディアプリント用のインクジェットプリンタ。
    数1
    =(a−b)(H−n)/2H
    数2
    <a/4 のとき、Y方向に並べて形成するインクのドット(a−2X)/2X数毎に、1ドット分の空白ドット形成用のデータを挿入する。
    数3
    ≧a/4 のとき、Y方向に並べて形成するインクのドット2X/(a−2X)数毎に、1ドット分の空白ドット形成用のデータを挿入する。
    数1、2、3において、Hは逆円錐台の高さを表し、abは、逆円錐台の天井面と底面との円周長をそれぞれ表し、nは画像をプリントする曲面プリント面最下端のインクのドットラインを0ラインとした場合に、その0ラインから数えてnライン目の画像プリント用のインクのドットラインを表し、Xは画像をプリントする曲面プリント面最下端の0ラインから数えてnライン目のインクのドットラインの曲面プリント面側辺に対してのオフセット量を表している。また、数2、3において、Y方向に並べて形成するインクのドット(a−2X)/2X数毎にとインクのドット2X/(a−2X)数毎にとは、曲面プリント面のY方向にインクのドットを欠損箇所なく等ピッチで並べて形成した状態を想定して、その曲面プリント面のY方向に等ピッチで並ぶインクのドット(a−2X)/2X数毎にとインクのドット2X/(a−2X)数毎にとの意味を、表している。
  4. 請求項1記載のインクジェットプリンタを用いてY方向に湾曲する曲率がX方向に漸次変化する円錐メディアの曲面プリント面に画像をプリントするプリント方法であって、次のステップを含むことを特徴とするプリント方法。
    a.インクジェットヘッドに並ぶインク吐出口をほぼ鉛直方向に向けると共に、前記把持機構を用いて、円錐メディアを、その曲面プリント面の湾曲方向を前記支持手段のY軸方向に向けて、支持手段に把持するステップ。
    b.前記X方向移動機構と、Y方向移動機構と、Z方向移動機構と、X軸回転機構と、Y軸回転機構のうちの、所定の機構を用いて、前記支持手段に把持された円錐メディアの最初に画像をプリントする曲面プリント開始面を、前記インクジェットヘッドの直下に、その直上に位置するインクジェットヘッドとの離隔距離Pを一定に保った状態で、ほぼ水平方向に向けて位置させるステップ。
    c.前記画像補正手段により、インクジェットヘッドに並ぶインク吐出口から噴射させてその直下の曲面プリント面に着弾させて形成する画像プリント用の所望のインクのドットの間に空白ドットを挿入して、その曲面プリント面にプリントされる画像の歪みを補正しながら、そのインクジェットヘッドに並ぶインク吐出口からインク液滴を噴射させたり、支持手段に把持された円錐メディアを、前記X軸回転機構により、支持手段のX軸回りに回転させたりして、その円錐メディアの最初に画像をプリントする曲面プリント面のY方向に画像をプリントするステップ。
    d.cのステップにおいて前記X軸回転機構により支持手段のX軸回りに回転させて画像をプリントした円錐メディアを、その回転開始位置まで、前記復帰手段により、回転、復帰させるステップ。
    e.前記X方向移動機構と、Y方向移動機構と、Z方向移動機構と、X軸回転機構と、Y軸回転機構のうちの、所定の機構を用いて、前記復帰手段により回転開始位置まで回転、復帰させた円錐メディアの前記画像がプリントされた曲面プリント面に続けて画像をプリントする次の曲面プリント開始面を、前記インクジェットヘッドの直下に、その直上に位置するインクジェットヘッドとの離隔距離Pを一定に保った状態で、ほぼ水平方向に向けて位置させるステップ。
    f.前記画像補正手段により、インクジェットヘッドに並ぶインク吐出口から噴射させてその直下の曲面プリント面に着弾させて形成する画像プリント用の所望のインクのドットの間に空白ドットを挿入して、その曲面プリント面にプリントされる画像の歪みを補正しながら、そのインクジェットヘッドに並ぶインク吐出口からインク液滴を噴射させたり、支持手段に支持された円錐メディアを、前記X軸回転機構により、支持手段のX軸回りに回転させたりして、その円錐メディアの前記画像がプリントされた曲面プリント面に続けて画像をプリントする次の曲面プリント面のY方向に画像をプリントするステップ。
    g.fのステップにおいて前記X軸回転機構により支持手段のX軸回りに回転させて画像をプリントした円錐メディアを、その回転開始位置まで、前記復帰手段により、回転、復帰させるステップ。
    h.以下、e〜gと同様なステップを、その画像がプリントされた曲面プリント面に続けて画像がプリントされる円錐メディアの残りの全ての曲面プリント面につき、順に繰り返し行うステップ。
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