JP2006329339A - 車両用ディスクブレーキ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 非制動時におけるブレーキ鳴き現象を抑制することができる車両用ディスクブレーキ装置を提供する。
【解決手段】 パッドシム8の長手方向の中央部がブレーキパッド6の裏金6Aに当接し、その両側部分がキャリパ5の爪部5B、5Cに当接して爪部5B、5Cをディスクロータの回転軸方向に押圧する板ばねとして機能するようにパッドシム8が折り曲げられており、その折曲げ位置Bがキャリパ5の爪部5B、5Cのうち下方に配置された爪部5Cよりも上方に配置された爪部5Bに寄った位置に設定されている。このため、パッドシム8は、キャリパ5に作用するモーメントと反対方向のモーメントを発生するように下方に配置された爪部5Cよりも上方に配置された爪部5Bを一層大きなばね力でディスクロータの回転軸方向に押圧する。その結果、キャリパ5およびスライドピンの傾きが効果的に抑制される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、車両に制動装置として装備される車両用ディスクブレーキ装置に関するものである。
ディスクロータにブレーキパッドを押圧して両者の摩擦接触により制動力を得る車両用ディスクブレーキ装置として、いわゆる浮動式のキャリパを備えたものが従来一般に知られている。この浮動式のキャリパは、ディスクロータの左右のロータ面に左右一対のブレーキパッドを押圧する手段として、例えば一方のブレーキパッドを押圧するピストンが嵌挿されたシリンダ部と、他方のブレーキパッドを押圧する一対の爪部とを備えており、マウンティングに対し一対のスライドピンを介してディスクロータの回転軸方向にスライド可能に支持されている(例えば特許文献1参照)。
また、この種の車両用ディスクブレーキ装置において、制動時にブレーキパッドが発生する高周波の振動を抑制して所謂ブレーキ鳴き騒音を防止するため、ブレーキパッドの裏金には、振動減衰効果のあるパッドシムが添設されている(例えば特許文献2参照)。
特開2002−39233号公報 特開平7−103269号公報
ところで、従来一般に知られている浮動式のキャリパは、通常、マウンティングのガイド孔に摺動可能に嵌合するスライドピンとは反対側に重量の嵩むシリンダ部が配置されている。また、スライドピンはマウンティングのガイド孔に所定のクリアランスをもって嵌合している。
このため、ディスクブレーキ装置の非制動時、キャリパには、シリンダ部付近の重心に作用する重力によりマウンティングのガイド孔部分を支点としたモーメントが作用し、このモーメントによりキャリパと共にスライドピンが傾いてマウンティングのガイド孔との間にこじれが生じる。そして、こじれたスライドピンがばねとして作用することにより、キャリパ全体が振動して所謂ブレーキ鳴き現象の一因となるという問題がある。
そこで、本発明は、非制動時におけるブレーキ鳴き現象を抑制することができる車両用ディスクブレーキ装置を提供することを課題とする。
第1の発明に係る車両用ディスクブレーキ装置は、ディスクロータにブレーキパッドを押圧するキャリパがマウンティングに対しスライドピンを介してディスクロータの回転軸方向にスライド可能に支持されていると共に、ブレーキパッドの裏金にパッドシムが添設されているディスクブレーキ装置であって、パッドシムは、ディスクロータの周方向に沿う長手方向の中央部がブレーキパッドの裏金に当接し、その両側部分がキャリパの爪部および/またはキャリパのシリンダ部に嵌挿されたピストンに当接する板ばねとして機能するように折り曲げられていることを特徴とする。
ここで、パッドシムの中央部がブレーキパッドの裏金に当接する態様としては、パッドシムの中央部が裏金に直接当接する態様の他、このパッドシムに重ねた添設された別のパッドシムを介して裏金に当接する態様も含まれる。
第1の発明に係る車両用ディスクブレーキ装置では、非制動時、板ばねとして機能するように折り曲げられたパッドシムの両側部分がキャリパの爪部および/またはキャリパのシリンダ部に嵌挿されたピストンをキャリパに作用するモーメントに抗してディスクロータの回転軸方向に押圧するため、キャリパおよびスライドピンの傾きが抑制される。
第1の発明に係る車両用ディスクブレーキ装置において、キャリパの爪部に両側部分が当接するパッドシムの折曲げ位置がキャリパの一対の爪部のうち下方に配置された爪部よりも上方に配置された爪部に寄った位置に設定されていると、キャリパに作用するモーメントと反対方向のモーメントを発生するようにパッドシムの両側部分が下方に配置された爪部よりも上方に配置された爪部を一層大きなばね力でディスクロータの回転軸方向に押圧するため、キャリパおよびスライドピンの傾きが効果的に抑制される。
第2の発明に係る車両用ディスクブレーキ装置は、ディスクロータにブレーキパッドを押圧するキャリパがマウンティングに対しスライドピンを介してディスクロータの回転軸方向にスライド可能に支持されていると共に、ブレーキパッドの裏金にパッドシムが添設されているディスクブレーキ装置であって、パッドシムには、キャリパの爪部またはキャリパのシリンダ部に嵌挿されたピストンに先端部が当接し、基端部がブレーキパッドの裏金に当接する板ばねとしての切起し片が形成されていることを特徴とする。
第2の発明に係る車両用ディスクブレーキ装置では、非制動時、パッドシムの板ばねとしての切起し片がキャリパの爪部またはキャリパのシリンダ部に嵌挿されたピストンをキャリパに作用するモーメントに抗してディスクロータの回転軸方向に押圧するため、キャリパおよびスライドピンの傾きが抑制される。
第2の発明に係る車両用ディスクブレーキ装置において、板ばねとしての切起し片がパッドシムの中央部からその両側に向かって突出していると、切起し片によるばね反力が切起し片の基端部からブレーキパッドの裏金の中央部に作用するため、ばね反力がブレーキパッドの裏金の両端部に作用する場合に較べてパット部材の偏摩耗が低減される。
第1の発明に係る車両用ディスクブレーキ装置では、非制動時、板ばねとして機能するように折り曲げられパッドシムの両側部分がキャリパの爪部および/またはキャリパのシリンダ部に嵌挿されたピストンをキャリパに作用するモーメントに抗してディスクロータの回転軸方向に押圧するため、キャリパおよびスライドピンの傾きが抑制される。従って、第1の発明に係る車両用ディスクブレーキ装置によれば、スライドピンのこじれに起因してキャリパ全体が振動することによる非制動時のブレーキ鳴き現象を抑制することができる。また、キャリパの傾動に起因してブレーキパッドのパット部材がディスクロータのロータ面に片当たり状態で摺接し、その結果パッド部材が偏摩耗することによる制動時のブレーキ振動の発生を抑制することができる。
第1の発明に係る車両用ディスクブレーキ装置において、キャリパの爪部に両側部分が当接するパッドシムの折曲げ位置がキャリパの一対の爪部のうち下方に配置された爪部よりも上方に配置された爪部に寄った位置に設定されている場合、キャリパに作用するモーメントと反対方向のモーメントを発生するようにパッドシムの両側部分が下方に配置された爪部よりも上方に配置された爪部を一層大きなばね力でディスクロータの回転軸方向に押圧するため、キャリパおよびスライドピンの傾きが効果的に抑制される。従って、この場合には、非制動時におけるブレーキ鳴き現象を効果的に抑制することができると共に、制動時におけるブレーキ振動の発生を効果的に抑制するすることができる。
第2の発明に係る車両用ディスクブレーキ装置では、非制動時、パッドシムの板ばねとしての切起し片がキャリパの爪部またはキャリパのシリンダ部に嵌挿されたピストンをキャリパに作用するモーメントに抗してディスクロータの回転軸方向に押圧するため、キャリパおよびスライドピンの傾きが抑制される。従って、第2の発明に係る車両用ディスクブレーキ装置によれば、第1の発明に係る車両用ディスクブレーキ装置と同様に、非制動時におけるブレーキ鳴き現象を抑制することができると共に、制動時におけるブレーキ振動の発生を抑制するすることができる。
第2の発明に係る車両用ディスクブレーキ装置において、板ばねとしての切起し片がパッドシムの中央部からその両側に向かって突出している場合、切起し片によるばね反力が切起し片の基端部からブレーキパッドの中央部に作用するため、ばね反力がブレーキパッドの裏金の両端部に作用する場合に較べてパット部材の偏摩耗を低減することができる。
以下、図面を参照して本発明に係る車両用ディスクブレーキ装置の実施の形態を説明する。参照する図面において、図1は本発明の一実施形態に係る車両用ディスクブレーキ装置の外観を示す斜視図、図2は図1に示した車両用ディスクブレーキ装置のキャリパの断面構造を模式的に示す部分断面図、図3は図2に示した一方のパッドシムの正面図である。
一実施形態に係る車両用のディスクブレーキ装置は、例えば図1に示すように、車軸のハブ1に固定されて一体に回転するディスクロータ2と、車体のサスペンションパーツ等(図示省略)に支持されてディスクロータ2の外周部を跨ぐように配置されたマウンティング3と、ディスクロータ2の外周部を跨ぐように配置されてマウンティング3に対し一対のスライドピン4,4を介してディスクロータ2の回転軸方向にスライド可能に装着された浮動式のキャリパ5とを備えている。
図2に示すように、キャリパ5は、ディスクロータ2の外周部に形成された内側ロータ面2Aに臨むシリンダ部5Aと、外側ロータ面2Bに臨む一対の爪部5B,5Cとを有し、シリンダ部5A内にはピストン5Dが嵌挿されている。このピストン5Dは、図示しない車両のブレーキ配管を介してシリンダ部5Aに供給されるブレーキ油圧に応じ、ディスクロータ2の回転軸と平行に進退するように構成されている。
キャリパ5の爪部5B,5Cとディスクロータ2の外側ロータ面2Bとの間にはブレーキパッド6が配置され、キャリパ5のシリンダ部5Aに嵌挿されたピストン5Dとディスクロータ2の内側ロータ面2Aとの間にはブレーキパッド7が配置されている。
ブレーキパッド6,7は、裏金6A,7Aにパット部材6B,7Bが接合された構造であり、一方のブレーキパッド6は、裏金6Aがキャリパ5の爪部5B,5Cに対面し、パット部材6Bがディスクロータ2の外側ロータ面2Bに対面している。また、他方のブレーキパッド7は、裏金7Aがキャリパ5のシリンダ部5Aに嵌挿されたピストン5Dに対面し、パット部材7Bがディスクロータ2の内側ロータ面2Aに対面している。
このような構造のブレーキパッド6,7は、ディスクロータ2の回転方向のトルクをマウンティング3に入力できるように、ディスクロータ2の回転方向には移動が規制され、ディスクロータ2の回転軸方向には移動可能な状態でマウンティング3に装着されている。
ここで、制動時にブレーキパッド6,7が発生する高周波の振動を抑制して所謂ブレーキ鳴き騒音を防止するため、一方のブレーキパッド6の裏金6Aにはパッドシム8が添設され、他方のブレーキパッド7の裏金7Aにはパッドシム9が添設されている。
パッドシム8は、ブレーキパッド6の裏金6Aに対応する図3に示すような正面形状を呈し、その上縁部の中央に形成されたクリップ片8Aと、その下縁部の左右に形成されたクリップ片8B,8Cとでブレーキパッド6の裏金6Aに掛け止めるように構成されている。なお、図示省略したが、パッドシム9もパッドシム8と略同様に構成されており、ブレーキパッド7の裏金7Aに対応する正面形状のパッドシム9の上縁部の中央および下縁部の左右には、クリップ片8A,8B,8Cと同様のクリップ片が形成されている。
ここで、パッドシム9が従来例と同様に扁平に形成されているのに対し、パッドシム8は、ディスクロータ2の周方向に沿う長手方向の中央部がブレーキパッド6の裏金6Aに当接し、その両側部分がキャリパ5の爪部5B,5Cに当接する板ばねとして機能するように、ディスクロータ2(図2参照)の半径方向に沿ってブレーキパッド6の裏金6Aから離間する方向へ緩い角度で折り曲げられている(図4参照)。
パッドシム8の折曲げ位置Bは、キャリパ5の一対の爪部5B,5Cのうち、上方に配置された一方の爪部に寄った位置に設定されている。ここで、図1に示した第1実施形態においては、キャリパ5がディスクロータ2の外周部の前上部付近に配置されている関係で、キャリパ5の爪部5B,5Cは斜めに上下に配置されており、爪部5Cの上方に爪部5Bが配置されている。そこで、パッドシム8の折曲げ位置Bは、下方の爪部5Cよりも上方の爪部5Bに寄った位置に設定されている。すなわち、図3および図4に示したパッドシム8の長手方向において、クリップ片8Aが形成された中央部から爪部5Bとオーバラップしない範囲でクリップ片8Cが形成された片側へ若干寄った位置に設定されている。
以上のように構成された一実施形態のディスクブレーキ装置においては、図5に概略的に示すように、マウンティング3に形成された上下一対のガイド孔3A,3Bに上下一対のスライドピン4A,4Bが所定のクリアランスをもって摺動自在に嵌合されており、この上下一対のスライドピン4A,4Bを介してキャリパ5がディスクロータ2の回転軸方向にスライド可能となっている。また、キャリパ5は、重量の嵩むシリンダ部5Aがスライドピン4,4とは反対側に突出して配置されており、キャリパ5の重心はシリンダ部5A上となっている。このため、非制動時において、キャリパ5には下方のガイド孔3Bの入口付近を中心とした下向きのモーメントが作用し、このモーメントによってキャリパ5がシリンダ部5A側へ傾動しようとする(図6参照)。
しかしながら、一実施形態のディスクブレーキ装置においては、ディスクロータ2(図2参照)の半径方向に沿ってブレーキパッド6の裏金6Aから離間する方向へ緩い角度で折り曲げられたパッドシム8(図3、図4参照)が板ばねとして機能し、このパッドシム8の両側部分がキャリパ5に作用する下向きのモーメントに抗してキャリパ5の上下一対の爪部5B,5Cをディスクロータ2の回転軸方向に押圧する(図7参照)。
その結果、キャリパ5と共にスライドピン4A,4Bが図6に示すようにシリンダ部5A側へ傾動するのが抑制され、スライドピン4Bがマウンティング3のガイド孔3Bに2点接触してこじれが発生する事態が抑制される。その際、折曲げ位置Bからの距離が短いパッドシム8の一端部が上方に配置された爪部5Bを下方に配置された爪部5Cよりも一層大きなばね力でディスクロータ2の回転軸方向に押圧し、キャリパ5に作用するモーメントと反対方向のモーメントを発生するため、キャリパ5の傾動によるスライドピン4A,4Bのこじれが効果的に抑制される。
従って、一実施形態のディスクブレーキ装置によれば、スライドピン4Bのこじれに起因してキャリパ5の全体が振動することによる非制動時のブレーキ鳴き現象を効果的に抑制することができる。また、キャリパ5の傾動に起因してブレーキパッド6,7のパット部材6B,7Bがディスクロータ2の外側ロータ面2Bおよび内側ロータ面2Aに片当たり状態で摺接し、その結果パッド部材6B,7Bが偏摩耗することによる制動時のブレーキ振動の発生を効果的に抑制するすることができる。
さらに、折曲げ位置Bで折り曲げられたパッドシム8によるばね反力が折曲げ位置Bからブレーキパッド6の裏金6Aの中央部に作用し、パット部材6Bが均一にディスクロータ2の外側ロータ面2Bに常時弱い力で接触するため、パット部材6Bの両端部の偏摩耗が低減される。そして、図1に示したハブ1に対するディスクロータ2の組付け精度の影響で外側ロータ面2Bに若干の面触れがある場合においても、パット部材6Bがディスクロータ2の外側ロータ面2Bに常時弱い力で均一に接触するため、外側ロータ面2Bの偏摩耗が防止される。従って、パット部材6Bの偏摩耗やディスクロータ2の外側ロータ面2Bの偏摩耗に起因する制動時のブレーキ振動の発生を効果的に抑制することができる。
本発明の車両用ディスクブレーキ装置は、前述した一実施形態に限定されるものではない。例えば図3および図4に示したパッドシム8は、図8および図9に示すパッドシム18に変更することができる。このパッドシム18には、キャリパ5の上下一対の爪部5B,5Cに先端部が当接し、基端部がブレーキパッド6の裏金6Aに当接することで爪部5B,5Cをディスクロータ2の回転軸方向に押圧する板ばねとしての一対の切起し片18A,18Bが形成されている。
切起し片18A,18Bは、パッドシム18の長手方向の中央部に位置する基端部がディスクロータ2(図2参照)の半径方向に沿ってブレーキパッド6の裏金6Aから離間する方向へ緩い角度で折り曲げられており、その先端部はキャリパ5の上下一対の爪部5B,5Cへ向けてパッドシム18の中央部からその両側へ突出している。なお、切起し片18A,18Bの折曲げ箇所である基端部は、パッドシム18が長手方向に若干移動した場合にも爪部5B,5Cとオーバラップしない箇所の設定される。
このようなパッドシム18は、非制動時において、前述したパッドシム8と同様に、板ばねとしての一対の切起し片18A,18Bがキャリパ5に作用するモーメントに抗してキャリパ5の上下一対の爪部5B,5Cをディスクロータ2の回転軸方向に押圧する。その結果、キャリパ5と共にスライドピン4A,4Bが図6に示すようにシリンダ部5A側へ傾動するのが抑制され、スライドピン4Bがマウンティング3のガイド孔3Bに2点接触してこじれが発生する事態が抑制される。
その際、一対の切起し片18A,18Bによるばね反力がブレーキパッド6の裏金6Aの中央部に作用してパット部材6Bが均一にディスクロータ2の外側ロータ面2Bに常時弱い力で接触するため、パット部材6Bの偏摩耗が低減される。
従って、パッドシム18を備えた車両用ディスクブレーキ装置においても、スライドピン4Bのこじれに起因する非制動時のブレーキ鳴き現象を効果的に抑制することができると共に、キャリパ5の傾動に起因する制動時のブレーキ振動の発生を効果的に抑制するすることができる。そして、パット部材6Bの偏摩耗およびディスクロータ2の外側ロータ面2Bの偏摩耗を低減することができるため、パット部材6Bの偏摩耗やディスクロータ2の外側ロータ面2Bの偏摩耗に起因する制動時のブレーキ振動の発生を効果的に抑制することができる。
なお、図8に示したパッドシム18において、キャリパ5に作用するモーメントに抗してキャリパ5の傾動を抑制するためには、上下一対の爪部5B,5Cのうち、少なくとも上側に配置された爪部5Bを押圧する一方の切起し片18Aがあればよく、他方の切起し片18Bは省略してもよい。
また、一対の切起し片18A,18Bは、基端部から先端部までの長さおよび折曲げ角度を略同等として略同等のばね力を発揮するようにしてもよいが、上側の爪部5Bを押圧する切起し片18Aのばね力が下側の爪部5Cを押圧する切起し片18Bのばね力より大きくなるように、基端部から先端部までの切起し片18Aの長さを切起し片18Bの長さより短くし、あるいは、切起し片18Aの折曲げ角度を切起し片18Bの折曲げ角度より大きく設定してもよい。
また、本発明の車両用ディスクブレーキ装置において、図2に示したピストン5D側のパッドシム9は、図10および図11に示すパッドシム19に変更することができる。このパッドシム19には、キャリパ5のシリンダ部5Aに嵌挿された円筒状のピストン5Dの先端面に先端部が当接し、基端部がブレーキパッド7の裏金7Aに当接することでピストン5Dをディスクロータ2の回転軸方向に押圧する板ばねとしての一対の切起し片19A,19Bが形成されている。
切起し片19A,19Bは、パッドシム19の長手方向の中央部に位置する基端部がディスクロータ2(図2参照)の半径方向に沿ってブレーキパッド7の裏金7Aから離間する方向へ緩い角度で折り曲げられており、その先端部はキャリパ5のシリンダ部5Aに嵌挿された円筒状のピストン5Dの先端面に向かってパッドシム19の中央部からその両側へ突出している。なお、切起し片19A,19Bの折曲げ箇所である基端部は、パッドシム19が長手方向に若干移動した場合にも円筒状のピストン5Dの先端面とオーバラップしない箇所の設定される。
このようなパッドシム19は、板ばねとしての一対の切起し片19A,19Bが非制動時にキャリパ5に作用するモーメントに抗してキャリパ5のシリンダ部5Aに嵌挿された円筒状のピストン5Dの先端面をディスクロータ2の回転軸方向に押圧する。その結果、キャリパ5と共にスライドピン4A,4Bがシリンダ部5A側へ傾動するのが抑制され、スライドピン4Bがマウンティング3のガイド孔3Bに2点接触してこじれが発生する事態が抑制される。
その際、一対の切起し片19A,19Bによるばね反力がブレーキパッド7の裏金7Aの中央部に作用してパット部材7Bが均一にディスクロータ2の内側ロータ面2Aに常時弱い力で接触するため、パット部材7Bの偏摩耗が低減される。
従って、パッドシム19を備えた車両用ディスクブレーキ装置においても、スライドピン4Bのこじれに起因する非制動時のブレーキ鳴き現象を効果的に抑制することができると共に、キャリパ5の傾動に起因する制動時のブレーキ振動の発生を効果的に抑制するすることができる。そして、パット部材7Bの偏摩耗およびディスクロータ2の内側ロータ面2Aの偏摩耗を低減することができるため、パット部材7Bの偏摩耗やディスクロータ2の内側ロータ面2Aの偏摩耗に起因する制動時のブレーキ振動の発生を効果的に抑制することができる。
なお、図10に示したパッドシム19において、キャリパ5に作用するモーメントに抗してキャリパ5の傾動を抑制するためには、円筒状のピストン5Dの先端面における下側部分を押圧する一方の切起し片19Bがあればよく、他方の切起し片19Aは省略してもよい。
また、一対の切起し片19A,19Bは、基端部から先端部までの長さおよび折曲げ角度を略同等として略同等のばね力を発揮するようにしてもよいが、ピストン5Dの先端面の下側部分を押圧する切起し片19Bのばね力がピストン5Dの先端面の上側部分を押圧する切起し片19Aのばね力より大きくなるように、基端部から先端部までの切起し片19Bの長さを切起し片19Aの長さより短くし、あるいは、切起し片19Bの折曲げ角度を切起し片19Aの折曲げ角度より大きく設定してもよい。
さらに、本発明の車両用ディスクブレーキ装置において、図2に示したピストン5D側のパッドシム9は、図12および図13に示すパッドシム29に変更することができる。このパッドシム29には、ピストン5Dに先端部が当接し、基端部がブレーキパッド7の裏金7Aに当接することでピストン5Dをディスクロータ2の回転軸方向に押圧する板ばねとしての一対の切起し片29A,29Bが形成されている。
切起し片29A,29Bは、パッドシム29の長手方向の両端部付近に位置する基端部がディスクロータ2(図2参照)の半径方向に沿ってブレーキパッド7の裏金7Aから離間する方向へ緩い角度で折り曲げられており、その先端部はピストン5Dの先端面に向かってパッドシム29の中央部側へ突出している。なお、切起し片29A,29Bの折曲げ箇所である基端部は、パッドシム29が長手方向に若干移動した場合にもピストン5Dの先端面とオーバラップしない箇所の設定される。
このようなパッドシム29は、板ばねとしての一対の切起し片29A,29Bが非制動時にキャリパ5に作用するモーメントに抗してピストン5Dの先端面をディスクロータ2の回転軸方向に押圧する。その結果、キャリパ5と共にスライドピン4A,4Bがシリンダ部5A側へ傾動するのが抑制され、スライドピン4Bがマウンティング3のガイド孔3Bに2点接触してこじれが発生する事態が抑制される。
従って、パッドシム19を備えた車両用ディスクブレーキ装置においても、スライドピン4Bのこじれに起因する非制動時のブレーキ鳴き現象を効果的に抑制することができると共に、キャリパ5の傾動に起因する制動時のブレーキ振動の発生を効果的に抑制するすることができる。そして、一対の切起し片29A,29Bによるばね反力の作用でブレーキパッド7のパット部材7Bがディスクロータ2の内側ロータ面2Aに常時弱い力で接触するため、パット部材7Bの偏摩耗およびディスクロータ2の内側ロータ面2Aの偏摩耗を低減することができ、パット部材7Bの偏摩耗やディスクロータ2の内側ロータ面2Aの偏摩耗に起因する制動時のブレーキ振動の発生を効果的に抑制することができる。
なお、図12に示したパッドシム29において、キャリパ5に作用するモーメントに抗してキャリパ5の傾動を抑制するためには、ピストン5Dの先端面における下側部分を押圧する一方の切起し片29Bがあればよく、他方の切起し片29Aは省略してもよい。
また、一対の切起し片29A,29Bは、基端部から先端部までの長さおよび折曲げ角度を略同等として略同等のばね力を発揮するようにしてもよいが、ピストン5Dの先端面の下側部分を押圧する切起し片29Bのばね力がピストン5Dの先端面の上側部分を押圧する切起し片29Aのばね力より大きくなるように、基端部から先端部までの切起し片29Bの長さを切起し片29Aの長さより短くし、あるいは、切起し片29Bの折曲げ角度を切起し片29Aの折曲げ角度より大きく設定してもよい。
前述した一実施形態およびその変形例では、所謂浮動式のキャリパ5を備えた車両用ディスクブレーキ装置を対象としたが、一実施形態およびその変形例は、固定式のキャリパを備えた車両用ディスクブレーキ装置であっても、キャリパと共にスライドピンが傾いてマウンティングのガイド孔との間にこじれが生じるような構造であれば適用することができる。
本発明の一実施形態に係る車両用ディスクブレーキ装置の外観を示す斜視図である。 図1に示した車両用ディスクブレーキ装置のキャリパの断面構造を模式的に示す部分断面図である。 図2に示した一方のパッドシムの正面図である。 図3のIV矢視図である。 図1に示したキャリパのシリンダ部およびスライドピンを概略的に示す一部断面とした平面図である。 図1に示したキャリパの非制動時における挙動を示す模式図である。 一実施形態の車両用ディスクブレーキ装置におけるパッドシムの作用を示す図6に対応した模式図である。 図3に示したパッドシムの変形例を示す図3に対応した正面図である。 図8のIX矢視図である。 図2に示した他方のパッドシムの変形例を示す正面図である。 図10のXI矢視図である。 図10に示した他方のパッドシムの変形例を示す図10に対応した正面図である。 図12のXIII矢視図である。
符号の説明
2 ディスクロータ
2A 内側ロータ面
2B 外側ロータ面
3 マウンティング
3A,3B ガイド孔
4A,4B スライドピン
5 キャリパ
5A シリンダ部
5B 爪部
5C 爪部
5D ピストン
6,7 ブレーキパッド
6A,7A
6B,7B パット部材
8 パッドシム
9 パッドシム
18 パッドシム
19 パッドシム
29 パッドシム
B 折曲げ位置

Claims (4)

  1. ディスクロータにブレーキパッドを押圧するキャリパがマウンティングに対しスライドピンを介してディスクロータの回転軸方向にスライド可能に支持されていると共に、ブレーキパッドの裏金にパッドシムが添設されているディスクブレーキ装置であって、
    前記パッドシムは、ディスクロータの周方向に沿う長手方向の中央部がブレーキパッドの裏金に当接し、その両側部分がキャリパの爪部および/またはキャリパのシリンダ部に嵌挿されたピストンに当接する板ばねとして機能するように折り曲げられていることを特徴とする車両用ディスクブレーキ装置。
  2. 請求項1に記載の車両用ディスクブレーキ装置であって、
    前記キャリパの爪部に両側部分が当接するパッドシムの折曲げ位置は、キャリパの一対の爪部のうち下方に配置された爪部よりも上方に配置された爪部に寄った位置に設定されていることを特徴とする車両用ディスクブレーキ装置。
  3. ディスクロータにブレーキパッドを押圧するキャリパがマウンティングに対しスライドピンを介してディスクロータの回転軸方向にスライド可能に支持されていると共に、ブレーキパッドの裏金にパッドシムが添設されているディスクブレーキ装置であって、
    前記パッドシムには、キャリパの爪部またはキャリパのシリンダ部に嵌挿されたピストンに先端部が当接し、基端部がブレーキパッドの裏金に当接する板ばねとしての切起し片が形成されていることを特徴とする車両用ディスクブレーキ装置。
  4. 請求項3に記載の車両用ディスクブレーキ装置であって、
    前記切起し片は、前記パッドシムの中央部からその両側に向かって突出していることを特徴とする車両用ディスクブレーキ装置。
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