JPH10252788A - ディスクブレーキ - Google Patents
ディスクブレーキInfo
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- JPH10252788A JPH10252788A JP9057297A JP5729797A JPH10252788A JP H10252788 A JPH10252788 A JP H10252788A JP 9057297 A JP9057297 A JP 9057297A JP 5729797 A JP5729797 A JP 5729797A JP H10252788 A JPH10252788 A JP H10252788A
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Abstract
パ機能を付与すると共に、摺動部材同志が常時接触して
いても実害のない摺動条件を達成する機構を提供するこ
とである。 【解決手段】 ディスクロータDを中心に摩擦パッド6
を対向配置し、キャリパ1に設ける液圧シリンダ2に摺
動自在に嵌合するピストン4にて、前記摩擦パッド6を
押圧してディスクロータDに摺接させ、前記キャリパ1
に設けるトルク受け部9にて制動トルクを受け、液圧開
放時に前記ピストン4をリトラクタ機構により後退させ
るようにしてあるディスクブレーキにおいて、前記ピス
トン4と前記摩擦パッド6の間に、任意のストロークだ
け摩擦パッド6をディスクロータD側に押圧する弾性体
を介在させ、非制動時にも常時、摩擦パッド6をディス
クロータDに設定面圧にて接触させる。
Description
スクロータと摩擦パッドを常時接触させて、非舗装路走
行中にディスクロータの表面に付着する土砂や泥水を排
除し、舗装路走行中は軽微で安定した引きずりトルクに
維持することでディスクロータの偏摩耗を防止するディ
スクブレーキに関する。
に付着する土砂や泥水を排除する手段としては、キャリ
パボディの周辺に別体のスクレーパを配置したり、ウォ
ーターフェードに鈍感な焼結金属材の摩擦パッドを採用
していた。しかし、前者はスクレーパの摩耗に追従する
アジャスタ機構や別途スクレーパ装置を設けること自体
が不経済である。又、後者はウォーターフェードを緩和
することはできても、焼結金属材のディスクロータ攻撃
性や使用条件毎の摩擦係数が不安定で且つ、低いこと、
更に摩擦パッドの重量が重くなることから周辺部材の耐
振性を向上しなければならない等の問題があった。
攻撃されて偏摩耗が進行する過程で発生する不具合とし
てジャダーが知られている。ジャダーは、ディスクロー
タが傾いて組み付けられるのが原因で、ディスクロータ
の1回転中に周期的に摩擦パッドと接触する箇所が摩滅
し、結果的にディスクロータの肉厚変動を招き、高速や
中速の抑速制動中に液圧シリンダ内の液圧が変動しブレ
ーキペダルやハンドルに機械振動となって伝達される現
象である。
の傾き(フレ)を極力小さくすることである。さらに、
液圧開放時のピストンのリトラクタ機能を疎外しないよ
う、ディスクロータと摩擦パッドの間隙を充分に確保す
ることである。この範疇に属する先行技術として本出願
人の出願する特願平7ー137973号では、摩擦パッ
ドとピストンの間に平板シムを介在させ、この平板シム
に摩擦パッドとピストンの連結機能を付与して、ピスト
ンの後退ストロークに追従して摩擦パッドがディスクロ
ータから確実に離間する技術が提案されている。
環境は、様々に変化する。特に、RV車では泥濘地や湿
地帯の走行があるかと思えば、舗装路面を高速で走行す
ることもある。ディスクロータは、通常、大気中に露出
しているため環境の変化を受け易い。つまり、非舗装路
走行中は、ディスクロータと摩擦パッドの隙間に土砂や
泥水が侵入し、摩擦係数の変動や摺動部材同志の異常摩
耗を招き易い。従って、まずはディスクロータ表面を常
に安定した界面に保つことが大切である。
ータ表面をスクレーパする形態にあるとすれば、次は、
常に接触している摺動部材同志の摩耗やエネルギーロス
が発生しないような、摩擦材の選定や摺動条件を達成す
ることである。
ドをディスクロータに常時、予め設定する面圧で接触さ
せ土砂や泥水の侵入を防ぐため、摩擦パッド自体にディ
スクロータのスクレーパ機能を付与すると共に、摺動部
材同志が常時接触していても実害のない摺動条件を達成
する機構を提供することである。
摩擦パッドを対向配置し、キャリパに設ける液圧シリン
ダに摺動自在に嵌合するピストンにて、前記摩擦パッド
を押圧してディスクロータに摺接させ、ディスクロータ
の回転抑制、停止、保持を行い液圧開放時に前記ピスト
ンをリトラクタ機構により後退させるようにしてあるデ
ィスクブレーキにおいて、前記ピストンと前記摩擦パッ
ドの間に、任意のストロークだけ摩擦パッドをディスク
ロータ側に押圧する弾性体を介在させ、非制動時にも常
時、摩擦パッドをディスクロータに予め設定した面圧に
て接触させる。
体が、前記ピストンと前記摩擦パッドの間に介在する平
板シムの一部を切り起した舌片から成り、舌片のストロ
ークは、平板シムの一部が摩擦パッドの裏板を跨いだ係
止爪にて規制されるようにすれば、平板シムの形態を変
更するだけで弾性体の機能とストロークの設定が達成で
き経済的である。
体は、一方をピストンの凹部底面と、他方をピストンの
内径に摺動自在に挿入される深絞りキャップの内側とに
収納するコイルスプリングであり、前記コイルスプリン
グのストロークは、ピストンの内径に設けた溝に装着す
るスナップリングと前記深絞りキャップの外筒の段差に
より設定されるようにすれば、弾性体の耐久性と組付け
容易性が向上する。
体は、前記ピストンと前記摩擦パッドの中間に介在する
平板シムに、複数の板バネを有する部材をカシメて成
り、板バネの有効ストロークは、平板シムの一部を切り
起したアンカーをピストンのピストンブーツ溝に係合し
て設定されるようにすれば、平板シムに設ける係止爪に
て摩擦パッドの裏板を跨いで、ストロークを設定する必
要はなく、弾性体の耐久性が向上する。
の一形態である対向型ディスクブレーキを対象に説明す
る。図1は、本発明の実施形態を示す対向型ディスクブ
レーキの平面図である。1はキャリパ、2は液導入口3
に連通する液圧シリンダ、4は前記液圧シリンダ2に摺
動自在に嵌合しているピストンであり、液導入口3から
伝達される液圧は、ディスクロータDに対向して配置さ
れる液圧シリンダ2への連絡路(図示せず)を経て、ピ
ストン4の背面に至る。ピストン4の外周は、リトラク
タ機能を有するピストンシール5によって液封されてい
る。
摩擦パッド6は、キャリパ1の窓穴部7に横架したパッ
ドピン8が裏板6aに設けたピン穴6bに対しルーズに
通され、前記パッドピン8でディスクロータDの軸方向
にスライド可能に支持されており、前記摩擦パッド6を
ピストン4に作用する液圧によりディスクロータDに摺
接させ、摩擦パッド6に生ずる制動トルクをキャリパ1
のトルク受け部9で受けてディスクロータDと一体に回
転する車輪等を制動するようになっている。
擦パツド6をディスクロータDに予め設定した面圧にて
接触させるため、図2に示すようにピストン4と摩擦パ
ッド6の間に平板シム10を設け、平板シム10の一部
を切り起した複数の舌片10aにて、ピストン4の端面
と摩擦パッド6の裏板6aの間を弾性的に離間させ、裏
板6aを跨いだ係止爪10bにて、そのストロークLを
設定する。
レを基準に設定する。例えば代表的なRV車のディスク
ロータDの有効制動半径(車軸の中心からディスクブレ
ーキのピストンの中心までの距離に相当)はr=130
mm内外である。そしてディスクロータ片側のフレは、
有効制動半径上でサービスマニュアルでは0.05mm
以下となっている。これに制動中の運動エネルギーが熱
エネルギーに変換されて到達するディスクロータDにお
ける300℃近傍の熱変形フレ0.15mmを加算すれ
ばL≒0.2mm程度が妥当となる。
について説明する。ディスクロータD有効制動半径r=
130cm、片側のフレ=0.15mm、摩擦パッドの
摩擦係数μ=0.35、の図1の対向型ディスクブレー
キに対し、入力液圧=70kgf/cm2を加圧後に液
圧を開放した際の、ディスクロータD1回転毎の引きず
りトルクの変化状況を縦軸に記録して図6に示す。
キのトルク変動をロードセルにて電気信号に変換して記
録したものである。引きずりトルクが3.5kgf・c
mをこえるピークX1、X2は、ピストン4がリトラク
タ機構により0.2〜0.3mm後退している筈なのに
摩擦パッド6の圧縮歪やキヤリパ1の撓みに相殺される
ため、ピストン4と裏板6a間に適正なクリアランスが
生じないから、X1、X2ではピストン4を押し戻す抵
抗が瞬間的に加担され引きずりトルクのピークが現れ
る。このピークの存在によりディスクロータDが周期的
に攻撃され、ディスクロータの偏摩耗が進行することに
なる。
6の圧縮歪やキャリパ1の撓み以上のピストンの後退量
を確保し、且つ、摩擦パッド6とピストン4とに連結機
能を付与し、ピストン4の後退に追従して摩擦パッド6
をディスクロータDから離間する方法もある。しかし、
この場合はディスクロータDの偏摩耗は抑制できるが、
ディスクロータDと摩擦パッド6間に隙間ができるため
土砂や泥水の侵入により、摩擦パッド6の早期摩耗が発
生し易い。
を保ち、且つ、偏摩耗の進行をジャダーの抑制圏である
15μm以下にするには、ディスクロータ攻撃性の大き
いセミメタリック系の摩擦材を仕様した場合でも、図6
より引きずりトルクは3kgf・cm以下に設定する必
要がある。
ッド6の間に弾性体を介在させ、摩擦パツド6を常時デ
ィスクロータD側に設定面圧にて接触させた対向型ディ
スクブレーキのトルク変動を記録したものである。引き
ずりトルク変動巾は小さくなり値そのものも2kgf・
cm近傍に安定している。本発明では、摩擦パッド6の
圧縮歪やキヤリパ1の撓みが発生したとしても、裏板6
aを基準として弾性体のストロークL分だけピストン4
のリトラクタ作用は助勢され、確実にピストン4の端面
の隙間は確保され、ピストン4を押し戻すような抵抗が
加担されないからである。
FC20相当のねずみ鋳鉄が用いられるが、摩擦パッド
6の摩擦材には、様々な部材が用いられてきた。従来
は、アスベスト繊維を主体とし熱硬化性樹脂であるフェ
ノールで加熱成形したアスベスト系の摩擦材が大半であ
ったが、アスベストの発癌性が問題となり現在はほとん
ど使用されていない。金属繊維を主体とするセミメタリ
ック系の摩擦材も、特に鉄系の金属繊維を含むものは使
用中の発錆や錆のディスクロータ攻撃性の増大が嫌われ
る。従って、アスベスト繊維を有機繊維であるアラミド
繊維に置き換えたノンアスベスト系の摩擦材が、昨今は
多用されている。
体に設定する面圧の大小と前記摩擦材の組み合わせで、
ディスクロータの摩耗はどのように変化するかについて
説明する。ディスクロータDの材質をFC20に選定
し、有効制動半径r=96.5mmのところに、アスベ
スト系、セミメタリック系、ノンアスベスト系各2種類
のテストピース(押圧面積3.125cm2)を面圧
0.2〜1.0kgf/cm2の範囲で押し付け、車両
が130km/hの高速で20時間走行したことに相当
する条件でディスクロータDの摩耗量を計測した結果を
図7に示す。
ものの、横軸の面圧1kgf/cm2が引きずりトルク1
0kgf・cmに相当する。本発明の設定の引きずりト
ルクは3kgf・cm以下、すなわち面圧0.3kgf
/cm2以下の範囲であるから、摩擦材をノンアスベス
ト系に選定する限り、ディスクロータDは殆ど摩耗され
ないと判断してよい。
えるための、弾性体の仕様の設定方法について説明す
る。引きずりトルクT値は、次の数式により計算でき
る。 T=2μPr ここで μ;摩擦材の摩擦係数 P;弾性体の押圧荷重 r;ディスクロータDの有効制動半径
35、P=0.1kgf、r=13cmを代入するとT
=0.91kgf・cmとなる。これにディスクロータ
Dのフレを吸収する弾性体のストロークL=0.2mm
として、弾性体のバネ常数k=0.5kgf/mmとす
れば、ストロークLが消費された時点で増加する弾性体
の取付荷重P′は0.1kgfとなるので、Tmax=
2μ(P+P′)rの値は1.82kgf・cmとな
る。
ても、Tmax値は2.275kgf・cmとなり、目
標の3kgf・cm以下の引きずりトルクに抑えること
が可能である。
性体の実施例を添付の図面に基づいて詳細に説明する。
便宜上いずれも、キャリパ1の一方にピストン4が1個
存在する形態について説明する。
面図を示したもので、キャリパ1の液圧シリンダ2に摺
動自在にピストン4が嵌合し、液圧シリンダ2内の液封
と液圧開放時のリトラクタ機能を果たすためピストンシ
ール5が配置される。液圧シリンダ2の開放端からの土
砂や泥水の侵入を防ぐため伸縮自在のピストンブーツ1
1は、一方をブーツ溝4aに他方をキャリパ1のクリッ
プ溝12にタイトに装着される。ピストン4と摩擦パッ
ド6の間には、平板シム10が任意のストロークだけ常
時、摩擦パッド6をディスクロータD側に設定した面圧
にて接触されている。
た複数の舌片10aの可撓性により、ストロークLは、
平板シム10の一部が摩擦パッド6の裏板6aを跨ぐ係
止爪10bにより設定される。この形態であれば、周知
の対向型ディスクブレーキの部品を流用し平板シム10
の仕様のみ変更することで、本発明の特徴部分が具体化
できるので経済的である。
図を示し、ピストン4と摩擦パッド6の間には、段差1
3aの存在する深絞りのキャップ13がピストン4の内
径に嵌挿され、キャップ13の内側にコイルスプリング
14が収納される。尚、図には示さないが、摩擦パッド
6とキャップ13の間に平板シムを介在させ、鳴き現象
の低減を計ることも可能である。
14の取付荷重により、ストロークLは、ピストン4の
内径部に設けられるスナップリング15と段差13aの
位置にて設定される。この形態であれば、弾性体の耐久
性と組付けの容易性は向上する。
図を示し、ピストン4と摩擦パッド6の間に平板シム1
0を介して板バネ16を有する部材を配し平板シム10
の一部を切り起こした複数のアンカー10cで係着す
る。摩擦パッド6の面圧は、板バネ16の可撓性によ
り、ストロークLは、アンカー10cの寸法により設定
される。
図4をA−A断面から見た図5a、5bに示すように、
先ず図5aの状態で、ピストン4に設けたブーツ溝4a
につながるアンカー溝4bをアンカー10cが通過す
る。この時板バネ16は、アンカー溝4bとは位相をず
らして配置される固定溝4cの線イまで撓む。次に、ピ
ストン4を矢印の方向に回転さすと図5bの如く板バネ
16は線イ上を滑りながら、やがて固定溝4cの線ロ上
に至りロックされるようにしてもよい。この形態であれ
ば、弾性体の耐久性が向上する上、部品点数が少なく組
付けも容易で経済的である。
る対向型ディスクブレーキを対象に説明したが、液圧シ
リンダが一方にしか存在しない浮動型ディスクブレーキ
にあっても、本発明を液圧シリンダ側に実施することに
より同様の効果を発揮することができる。
中常時、摩擦パッドとディスクロータを予め設定した面
圧にて接触させることにより、摩擦パッドとディスクロ
ータの間に侵入する土砂や泥水を防ぎ、安定した制動力
を確保すると共に摺動部材の異常摩耗を防止する。又、
舗装路走行中は、適正な引きずりトルク範囲に設定する
摩擦パッドへの押圧機構と適切な摩擦材の選定により、
ディスクロータの偏摩耗を防止しジャダーの発生を未然
に回避できる。
る。
である。
である。
である。
る弾性体の組み付け状態を説明するA−A断面図であ
る。
したパターンである。
ディスクロータ攻撃性の比較データーである。
Claims (4)
- 【請求項1】 ディスクロータを中心に摩擦パッドを対
向配置し、キャリパに設ける液圧シリンダに摺動自在に
嵌合するピストンにて、前記摩擦パッドを押圧してディ
スクロータに摺接させ、ディスクロータの回転抑制、停
止、保持を行い液圧開放時に前記ピストンをリトラクタ
機構により後退させるようにしてあるディスクブレーキ
において、前記ピストンと前記摩擦パッドの間に、任意
のストロークだけ摩擦パッドをディスクロータ側に押圧
する弾性体を介在させ、非制動時にも常時、摩擦パッド
をディスクロータに予め設定した面圧にて接触させてい
ることを特徴とするディスクブレーキ。 - 【請求項2】 ピストンと摩擦パッドの間に介在する弾
性体が、前記ピストンと前記摩擦パッドの間に介在する
平板シムの一部を切り起した舌片から成り、舌片のスト
ロークは、平板シムの一部が摩擦パッドの裏板を跨いだ
係止爪にて設定されていることを特徴とする請求項1に
記載のディスクブレーキ。 - 【請求項3】 ピストンと摩擦パッドの間に介在する弾
性体は、一方をピストンの凹部底面と、他方をピストン
の内径に摺動自在に挿入される深絞りキャップの内側と
に収納するコイルスプリングから成り、前記コイルスプ
リングのストロークは、ピストンの内径に設けた溝に装
着するスナップリングと前記深絞りキャップの外筒の段
差により設定されていることを特徴とする請求項1に記
載のディスクブレーキ。 - 【請求項4】 ピストンと摩擦パッドの間に介在する弾
性体は、板バネを有する部材から成り、板バネのストロ
ークは、前記ピストンと前記摩擦パッドの間に存在する
平板シムに、平板シムの一部を切り起したアンカーをピ
ストンのピストンブーツ溝に係合して設定されているこ
とを特徴とする請求項1に記載のディスクブレーキ。
Priority Applications (4)
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EP (1) | EP0864772B1 (ja) |
JP (1) | JP3767073B2 (ja) |
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