JP2006325404A - 薬剤カートリッジ - Google Patents

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Abstract

【課題】シンプルで使いやすい薬剤残量表示機能を備えた薬剤カートリッジの提供。
【課題の解決手段】薬剤を担体に担持させた薬剤担持体を収容する回転体で、その中心位置に薬剤揮散装置の回転支持軸と連結するための軸心部を有する薬剤カートリッジにおいて、前記軸心部の上部に、昇華性物質又はゲル形成体が収納されるとともに、上面の少なくとも一部が透明で、かつ上面又は側面に通気孔とこれの遮蔽部材を有する成型容器を設けてなり、前記遮蔽部材は非回転時に前記通気孔を遮蔽し、一方回転時には遠心力によって前記通気孔を開放する機構を備えており、回転に伴う前記昇華性物質又はゲル形成体の消失状態を上面の前記透明部分を介して目視することにより、前記薬剤担持体の使用終点を認知できるように構成した薬剤カートリッジ。
【選択図】図2

Description

本発明は、薬剤担持体を収容する回転体であって、遠心力を利用して薬剤を揮散させる薬剤揮散装置に装填される薬剤カートリッジの改良に関するものである。
害虫、例えば蚊や蚋などを駆除するために、薬剤を閉鎖空間(室内や自動車の車内、アウトドアスポーツにおけるテント内など)全体に揮散、放出させる薬剤揮散方法として、熱エネルギーを利用した蚊取線香や電気蚊取マット、液体式電気蚊取(リキッド)が一般的であるが、常温でファン等の風力を利用して薬剤を揮散、放出させる方法も実用化されている。後者の方法は必ずしも交流電源を必要とせず、持ち運びが可能であることから携帯用として有用であり、本発明者らも特開2001−247406号公報において、薬剤含浸担体を収納するカートリッジをモーターで回転させ薬剤をより効率的に揮散、放出させる薬剤揮散方法を開示した。
しかしながら、特開2001−247406号公報に開示のものを含め、従来のファン式薬剤揮散装置は、薬剤含浸担体を収納するカートリッジの使用期限を知らせる機能が十分満足のいくものとは言えない。例えば、薬剤含浸担体に有効成分量と連動する色素などを配合して色の変化を利用する方法があるが、終点が不明瞭であるし、またカートリッジの使用期限と乾電池の寿命を同一に設定する方法にしても、乾電池の性能が多岐にわたることからシンプルなシステムに設計することは難しい。
最近、液晶表示を用いた製品が市販されているが、電気的制御機構を必要とするため装置が複雑で、コスト高を余儀なくされている。
ところで、薬剤残量表示のインジケーターとして昇華性物質を利用する提案はいくつか知られている。例えば、特開平7−149601号公報には、常温揮散性防虫薬剤と昇華性物質とを組み合わせた錠剤を、通気性材料からなる包装容器内に収納し、昇華性物質の消失状態によって防虫薬剤の残存状態を認知し得ることが記載されている。しかし、この提案の防虫剤は、タンス等で静置して使用した際、昇華性物質の消失が気温等の環境条件によって著しく左右されるという問題を有する。このため、昇華性物質のインジケーターへの応用は、明瞭な終点表示が要求されない防虫剤に留まっているのが現状である。
特開2001−247406号公報 特開平7−149601号公報
本発明は、遠心力を利用して薬剤を揮散させる薬剤揮散装置に適用され、しかもシンプルで使いやすい薬剤残量表示機能を備えた薬剤カートリッジを提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、次のような構成を採用する。
(1)薬剤を担体に担持させた薬剤担持体を収容する回転体で、その中心位置に薬剤揮散装置の回転支持軸と連結するための軸心部を有する薬剤カートリッジにおいて、前記軸心部の上部に、昇華性物質又はゲル形成体が収納されるとともに、上面の少なくとも一部が透明で、かつ上面又は側面に通気孔とこれの遮蔽部材を有する成型容器を設けてなり、前記遮蔽部材は非回転時に前記通気孔を遮蔽し、一方回転時には遠心力によって前記通気孔を開放する機構を備えており、回転に伴う前記昇華性物質又はゲル形成体の消失状態を上面の前記透明部分を介して目視することにより、前記薬剤担持体の使用終点を認知できるように構成した薬剤カートリッジ。
(2)遮蔽部材が、非回転時は弾性体によって通気孔を遮断し、一方回転時の遠心力が弾力に抗して通気孔を開放する機構を備える(1)記載の薬剤カートリッジ。
(3)昇華性物質が、2,4,6−トリイソプロピル−1,3,5−トリオキサン、又はアダマンタンである(1)又は(2)記載の薬剤カートリッジ。
(4)ゲル形成体が、N−アシルアミノ酸誘導体系ゲル化剤を含む(1)又は(2)記載の薬剤カートリッジ。
(5)昇華性物質又はゲル形成体が着色されている(1)ないし(4)のいずれか記載の薬剤カートリッジ。
(6)内周面及び外周面にそれぞれ開口部が形成されている環状の中空構造体に薬剤担持体が収容され、この中空構造体と軸心部の間に複数のスポーク部が架設されている(1)ないし(5)のいずれか記載の薬剤カートリッジ。
(7)薬剤担持体の担体が、粒状もしくは略粒状でその平均外径が2mm〜8mmのセルロース製ビーズである(6)記載の薬剤カートリッジ。
(8)薬剤担持体の上下両側面をそれぞれ上側部分及び下側部分によって囲み、かつ外側周囲を複数個の保持枠によって囲んでいる(1)ないし(5)のいずれか記載の薬剤カートリッジ。
(9)薬剤担持体の担体が、上下両側面にメッシュ状の薬剤保持繊維層を有し、その両層間において両層を支持連結している支持連結用繊維層を配置した三次元の立体繊維構造体である(8)記載の薬剤カートリッジ。
(10)薬剤が、一般式(I)
Figure 2006325404
(式中、Xは水素原子又はメチル基を表す。Xが水素原子の時、Yはビニル基、1−プロペニル基、2−メチル−1−プロペニル基、2,2−ジクロロビニル基、2,2−ジフルオロビニル基又は2−クロロ−2−トリフルオロメチルビニル基を表し、Xがメチル基の時、Yはメチル基を表す。また、Zは水素原子、フッ素原子、メチル基、メトキシメチル基又はプロパルギル基を表す)で表されるフッ素置換ベンジルアルコールエステル化合物から選ばれた1種又は2種である(1)ないし(9)のいずれか記載の薬剤カートリッジ。
本発明の薬剤カートリッジは、薬剤の揮散が効率的で優れた効能・効果を奏するとともに、シンプルで使いやすい薬剤残量表示機能を備えるので、その実用性は極めて高い。
本発明で用いられる薬剤としては、揮散性に優れた殺虫成分、殺ダニ成分、忌避成分、抗菌成分、消臭成分、芳香成分等があげられる。殺虫成分としては、エムペントリンやテフラメトリンの外、特に、一般式(I)
Figure 2006325404
(式中、Xは水素原子又はメチル基を表す。Xが水素原子の時、Yはビニル基、1−プロペニル基、2−メチル−1−プロペニル基、2,2−ジクロロビニル基、2,2−ジフルオロビニル基又は2−クロロ−2−トリフルオロメチルビニル基を表し、Xがメチル基の時、Yはメチル基を表す。また、Zは水素原子、フッ素原子、メチル基、メトキシメチル基又はプロパルギル基を表す)で表されるフッ素置換ベンジルアルコールエステル化合物から選ばれた常温揮散性殺虫成分が好適である。これらの化合物は、従来のアレスリン、フラメトリン及びプラレトリンに比べて蒸気圧が高く、蚊、ハエ、ブユ、ユスリカなどの害虫に対する殺虫効力も優れている。なお、化合物の酸成分において、不斉炭素に基づく光学異性体や幾何異性体が存在する場合、それらの各々や任意の混合物も本発明に包含されることはもちろんである。
一般式(I)で表される化合物の具体例としては、2,3,5,6−テトラフルオロベンジル−クリサンテマート(以後、化合物Aと称す)、2,3,5,6−テトラフルオロベンジル−2,2−ジメチル−3−(1−プロペニル)シクロプロパンカルボキシレート(以後、化合物Bと称す)、2,3,5,6−テトラフルオロベンジル−2,2−ジメチル−3−(2,2−ジクロロビニル)シクロプロパンカルボキシレート(以後、化合物Cと称す)、4−メチル−2,3,5,6−テトラフルオロベンジル−クリサンテマート(以後、化合物Dと称す)、4−メチル−2,3,5,6−テトラフルオロベンジル−2,2−ジメチル−3−(1−プロペニル)シクロプロパンカルボキシレート(以後、化合物Eと称す)、4−メチル−2,3,5,6−テトラフルオロベンジル−2,2−ジメチル−3−(2,2−ジフルオロビニル)シクロプロパンカルボキシレート(以後、化合物Fと称す)、4−メトキシメチル−2,3,5,6−テトラフルオロベンジル−クリサンテマート(以後、化合物Gと称す)、4−メトキシメチル−2,3,5,6−テトラフルオロベンジル−2,2−ジメチル−3−(1−プロペニル)シクロプロパンカルボキシレート(以後、化合物Hと称す)、2,3,4,5,6−ペンタフルオロベンジル−2,2−ジメチル−3−(2−クロロ−2−トリフルオロメチルビニル)シクロプロパンカルボキシレート(以後、化合物Iと称す)、4−プロパルギル−2,3,5,6−テトラフルオロベンジル−2,2−ジメチル−3−(1−プロペニル)シクロプロパンカルボキシレート(以後、化合物Jと称す)、4−メチル−2,3,5,6−テトラフルオロベンジル−2,2−ジメチル−3−ビニルシクロプロパンカルボキシレート(以後、化合物Kと称す)、2,3,5,6−テトラフルオロベンジル−2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキシレート(以後、化合物Lと称す)、又は4−メトキシメチル−2,3,5,6−テトラフルオロベンジル−2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキシレート(以後、化合物Mと称す)をあげることができる。
また、他の薬剤としては、例えばディート、ジメチルフタレート、2−エチル−1,3−ヘキサンジオール等の忌避成分、ヒノキチオール、テトラヒドロリナロール、オイゲノール、シトロネロール、アリルイソチオシアネート等の抗菌成分、シトロネラ油、オレンジ油、レモン油、ライム油、ユズ油、ラベンダー油、ペパーミント油、ユーカリ油、ジャスミン油、檜油、緑茶精油、リモネン、α−ピネン、リナロール、ゲラニオール、フェニルエチルアルコール、アミルシンナミックアルデヒド、クミンアルデヒド、ベンジルアセテート等の芳香成分、「緑の香り」と呼ばれる青葉アルコールや青葉アルデヒド配合の香料成分等があげられる。
前記薬剤は各種担体に担持されるが、その材質としては、例えば、紙、パルプ、ビスコースなどのセルロース系担体、ポリエステル、ナイロン、アクリル、ポリプロピレンなどの合成繊維担体、エチレン−酢酸ビニール系樹脂、オレフィンポリマーなどの合成樹脂担体、ケイ酸カルシウムなどの無機質担体などがあげられる。
なかでも、天然由来の紙、パルプ、ビスコースなどのセルロース系担体を、平均外径が2mm〜8mm程度の粒状もしくは略粒状に形成したものが好ましく、特に発泡セルロースビーズ[商品名:ビスコパール(レンゴー株式会社製)]が使いやすい。
また、ポリエステル、ナイロン等を素材とする三次元の立体繊維構造体、例えば、上下両側面にメッシュ状の薬剤保持繊維層を有し、その両層間において両層を支持連結している支持連結用繊維層を配置したものは、薬剤保持能及び揮散性能がともに優れ、本発明で用いる担体として好適である。ここで上下両側のメッシュの単位は、同一形状でも異なっていてもよく、例えば、上側のメッシュの単位形状よりも、下側のメッシュの単位形状の方が小さな場合を包摂している。
本発明では、前記担体(通常0.5〜3g、好ましくは1〜2g)に対する薬剤担持量は、20〜600mg、好ましくは30〜200mgが適当である。薬剤の担持量が20mgより少ないと、効力(特に殺虫効力)の持続性に不足を生じる場合がある。一方、担持量の最大量は担体の保持能等を考慮して600mg以下が好ましい。
薬剤を担持させる際は、必要に応じ溶剤、希釈剤、界面活性剤、分散剤、徐放化剤などを用い、また従来から知られている各種担持手段を採用することができる。更に、薬剤担持体に、安定剤、香料、着色剤、帯電防止剤などを適宜配合してもよい。
本発明は、前記薬剤担持体を収容する回転体であって、その中心位置に薬剤揮散装置の回転支持軸と連結するための軸心部を有し、この軸心部の上部に薬剤残量表示機能を備えた薬剤カートリッジを提供するものである。
具体的には、昇華性物質又はゲル形成体(以降、両者を含めて「表示物質」と略称する場合あり)を収納するとともに上面の少なくとも一部を透明に形成した成型容器を軸心部の上部に設け、薬剤担持体とともに回転させる。この成型容器は、上面又は側面に通気孔とこれの遮蔽部材を有しており、この遮蔽部材は非回転時に前記通気孔を遮蔽し、一方回転時には遠心力によって前記通気孔を開放する機構を備えている。
すなわち、本発明は、非回転時における表示物質の消失を基本的になくし、昇華性物質又はゲル形成体を用いる薬剤残量表示機能をより一層明確に改良したものである。
通気孔の遮蔽・開放機構は、回転に伴う遠心力を利用する限り特に限定されない。
例えば、遮蔽部材が板状のシートであり、非回転時は弾性体、もしくは重力によって通気孔を遮断し、一方回転時の遠心力が弾力、もしくは重力に抗して通気孔を開放する機構があげられる。なお、回転体が、横置きのみならず、縦置きでも使用されるケースがあることを考慮すると、前者の弾性体を利用する機構がより適しているといえる。
弾性体としてはゴム材やバネ等があげられ、シートとしてはプラスチック板やアルミ板が一般的である。また、板状のシートの替わりに、弾性体として伸縮性を有する膜状のシートを用い、その弾力を利用するようにしてもよい。
而して、回転に伴う昇華性物質又はゲル形成体の消失状態を上面の透明部分を介して目視することにより、薬剤担持体の使用終点を明瞭に認知可能となる。かかるシステムは、シンプルであり、電気的制御機構を必要とする液晶表示器に比べて安価で利便性に優れている。
昇華性物質としては、2,4,6−トリイソプロピル−1,3,5−トリオキサン[商品名:サンサブリ(小川香料株式会社製)]、トリシクロドデカン[商品名:アイサワーD(出光石油化学株式会社製)]、2−ヒドロキシカンファー(慣用名:ボルネオール)、2,2−ジメチル−1,3−プロパンジオール(慣用名:ネオペンチルグリコール)、アダマンタンなどがあげられる。なかでも、2,4,6−トリイソプロピル−1,3,5−トリオキサンやアダマンタンが使いやすい。
一方、ゲル形成体としては、N−アシルアミノ酸誘導体系ゲル化剤、2−エチルヘキサン酸のアルミニウム塩、12−ヒドロキシステアリン酸などのゲル化剤を用いて形成したものがあげられるが、ゲル形成性や保形性、あるいは薬剤の揮散性等の点からN−アシルアミノ酸誘導体系ゲル化剤を含むタイプが好ましい。
N−アシルアミノ酸誘導体系ゲル化剤には、N−アシルアミノ酸エステル、N−アシルアミノ酸アミド及びN−アシルアミノ酸アミン塩があるが、例えば、N−ラウロイル−L−グルタミン酸−α,γ−ジ−n−ブチルアミド[味の素株式会社製、商品名:油ゲル化剤GP−1](以降、ゲル化剤Aと称す)が安全性も高く使いやすい。
ゲル化剤Aと共に用いられる溶剤としては、パラフィン系もしくは芳香族系炭化水素類、脂肪族もしくは芳香族系エステル類等を使用できる。かかる具体例を例示すれば、中央化成株式会社製のデオトミゾールS、ネオチオゾールS、日本石油化学株式会社製のソルベトH、日鉱石油化学株式会社製のSH−NP、出光石油化学株式会社製のIPソルベント−2835、エクソン化学株式会社製のアイソパーVなどの炭素数が13〜16のパラフィン系溶剤や、フタール酸、フマール酸、マレイン酸、あるいはアジピン酸等の低級アルキルエステル類などがあげられる。
例えば、ゲル化剤Aを用いた場合の溶剤の配合比率は、ゲル化剤Aが1重量部に対し10〜200重量部程度が適当である。そして、ゲル形成体は、前記溶剤に所定量のゲル化剤Aを添加して溶解温度以上(約70〜150℃)で加熱溶解した後、静置冷却することによって容易に調製できる。
昇華性物質やゲル形成体には、安定剤、香料、着色剤、帯電防止剤などを適宜配合してもよい。色彩の付加は、商品価値を高めるだけでなく、薬剤の揮散終点を明瞭に視認させ得ることから特に好ましい。
昇華性物質やゲル形成体は、板状、棒状、球状、星型状、円盤状など各種形状の錠剤もしくは固形状に成形したのち、前記した成型容器に収納されるが、その成形体重量は100mg〜2.0g程度の範囲が適当である。120時間用、240時間用、360時間用、480時間用、720時間用など各種用途に対応させる場合は、成形体重量あるいは成型容器の上面又は側面に設ける通気孔の孔径や個数を適宜設定すればよい。
成型容器の材質としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)などのポリエステル、ポリアミド(PA)、ポリアセタール、ポリカーボネート、メチルペンテンポリマー、ポリエチレン、ポリプロピレンなどがあげられるがこれらに限定されない。昇華性物質やゲル形成体の溶剤等を吸着しない点で、ポリエステル、ポリアミドなどが好ましいが、昇華性や揮散性に支障を来たさない限りにおいて、成型性のよいポリエチレン、ポリプロピレン等を使用しても構わない。
また、上面の透明部分は、例えば透明なプラスチックフィルムを用いて形成すればよい。
本発明の薬剤カートリッジは、薬剤担持体を収容し薬剤残量表示機能を備えるほか、薬剤担持体が変形しやすい形状の場合の保護機能や、薬剤に手指が触れるのを防止する機能も有しており、その形状や大きさは任意に決定することができる。
例えば、内周面及び外周面にそれぞれ開口部が形成されている断面矩形の環状中空構造体に薬剤担持体が収容され、この中空構造体と軸心部の間に複数のスポーク部が架設されている薬剤カートリッジがある。
この場合、薬剤カートリッジの内周面の内側にシロッコファンを一体的に装填し、遠心力にファンによる風力を付与する構成を採用するのが好ましい。開口部の大きさは、薬剤担持体の形状や大きさに応じて設計することができ、例えば、薬剤担持体の担体が粒状もしくは略粒状の場合、薬剤担持体が散逸しないようにその外径より小さい開口幅を有するスリットを並設すればよい。
また、薬剤担持体の上下両側面をそれぞれ上側部分及び下側部分によって囲み、外側周囲を複数個の保持枠によって囲み、かつ中心位置にある軸心部が薬剤揮散装置の回転支持軸と連結し得る薬剤カートリッジがあげられる。
ここで、保持枠の形状や数は特に限定されている訳ではないが、設計上の便宜をも考慮し、例えば上下両側には板状、また周囲には断面が丸形、三角形又は四角形状のものを複数個設けるのが適当である。なお、保持枠の替わりにネットを用いてももちろん構わない。
本発明の薬剤カートリッジは、薬剤揮散装置に付設された回転駆動装置の回転支持軸に連結して用いられる。回転駆動装置として用いるモーターの仕様は、DC1.5V〜6.0V駆動で、500〜2000rpmの回転数を与えるものが適当である。また、電源としては、装置のシンプル化から乾電池駆動が好ましいが、100V交流電源と共用可能にしたり、太陽電池を用いた構成にすることもできる。100V交流電源を利用する場合、ACアダプターを用いて電圧ドロップ、整流した後モーター用電源回路に供給される。ACアダプターは、薬剤揮散装置に内蔵してもよいが、コンセントプラグと一体化すると、プラグと薬剤揮散装置間の電源コードを軽量化できるというメリットを有する。
薬剤揮散装置はシンプルで操作が簡単なものが好ましいが、もちろん製造性やコスト面で許す限り種々の機能が付加されても構わない。
例えば、モーターの駆動と休止のサイクルを繰り返し、薬剤を間欠的に揮散せしめるようにしてもよいし、スイッチオンを示すパイロットランプを別途装填してもよい。
更に、使用中、手指などが薬剤カートリッジに触れないように、薬剤揮散装置の蓋部材に保護バーの機能を持たせることもできる。
こうして得られた本発明の薬剤カートリッジを薬剤揮散装置に装填して使用すると、薬剤担持体に作用する遠心力又は遠心力及びファンによる風力に基づき、薬剤を効率的に揮散、放出させ、薬剤として殺虫成分を用いた場合には、屋内又は屋外において、蚊や蚋、ハエ、ユスリカなどの各種害虫、あるいはイガ、カツオブシムシなどの衣料害虫に対してすぐれた殺虫、防虫効果を奏する。
そして、薬剤カートリッジに設けられた昇華性物質又はゲル形成体の消失速度は、モーターの回転使用期間にほぼ比例するので、昇華性物質又はゲル形成体の完全な消失をもって薬剤カートリッジの使用終了時点を知らしめることが可能となる。また、薬剤残量表示機能が薬剤担持体とセットになっているため、乾電池の電池残量と無関係に、薬剤カートリッジを取替えて新たに使用できるという利点を有する。
次に、具体的実施例ならびに試験例に基づいて、本発明の薬剤カートリッジを更に詳細に説明する。
図1は本発明の薬剤カートリッジ及びこれが装填された薬剤揮散装置の一例の開蓋状態の斜視図を示し、図2はその蓋を閉じた状態の断面図を示す。また、図3は、昇華性物質又はゲル形成体を収納する成型容器の断面図を示す。
1は薬剤カートリッジで、その断面矩形の環状中空構造体2(外径6.5cm、内径4cm、高さ2cm)に薬剤担持体3が収容され、内周面及び外周面にはそれぞれ開口スリット(幅2mm、高さ方向ほぼ全長)が3mmおきに形成されている。中心位置の軸心部4と環状中空構造体2間に3本のスポーク部5が架設され、内周面に沿って計24枚のシロッコファン6を有し、軸心部4には昇華性物質7を収納する成型容器8が設けられている。
成型容器8はポリプロピレン製で、側周面にφ2.8mmの2個の通気孔9と、その外面にそれぞれプラスチック製遮蔽板10を有しており、回転時に遠心力が作用すると遮蔽板10がゴム材11の弾力に抗して通気孔9を開放するようになっている。
本発明では、成型容器8は、青色に着色したアダマンタン錠剤(外径10mm、0.4g)を含み、その上面は透明のポリエステルフィルム12でシールされている。
薬剤揮散装置は、回転駆動装置としてのモーター13と、電源としての乾電池14を備え、モーター13を回転させると、遠心力とシロッコファン6による風力が生じ、上面吸気口15から流入した空気は薬剤カートリッジ1の内部を通り開口スリットから排気口16を経て流出するが、この空気の流れにのって薬剤担持体3に担持させた薬剤は空中に放散される。
実施例1では、240時間用として、化合物H[4−メトキシメチル−2,3,5,6−テトラフルオロベンジル−2,2−ジメチル−3−(1−プロペニル)シクロプロパンカルボキシレート]70mgを、平均外径が約3mmの粒状発泡セルロースビーズ[商品名:ビスコパール(レンゴー株式会社製)]1.0gに担持させて得られた薬剤担持体3を、薬剤カートリッジ1に収容し、モーター13として回転数が1200rpm仕様のものを用い、乾電池14は1.5Vの単3電池2個を使用した。
薬剤揮散装置に薬剤カートリッジ1を装着後スイッチをオンにし、リビングルームのサイドボードの上に置いて使用した。使用中、蚊やブユに悩まされることがなく、十分な防虫効果が認められた。また、使用経過とともに青色のアダマンタン錠剤が徐々に減少し、延べ約240時間使用時点で全て消失した。本薬剤カートリッジ1は、操作が簡便で薬剤残量表示機能もわかりやすく、極めて実用的であった。
実施例2では、薬剤担持体3の担体として、上下両側に撚糸状態のポリエステル繊維を用いて二次元のメッシュ状の薬剤保持繊維層を編成し、当該両側間にナイロン繊維からなる支持連結用繊維層を配置し、全体として上下方向の厚みが3.7mm、外径が4.5cmで、中央部(内径2.5cm)をくり抜いた円盤状のものを作製した。
また、薬剤カートリッジ1は、この薬剤担持体3を収容できる大きさで、上下面の外周縁に内方に向けて3個の板状保持枠を、また側面周囲には断面が三角形の8個の保持枠を設けた略円盤状とし、その軸心部4に昇華性物質収納用の成型容器8を付設した。
なお、成型容器8の形状は実施例1に準じたが、通気孔9の遮蔽板10は重力で遮蔽・開放を動作する機構を採用した。そして、青色に着色したサンサブリ錠剤(外径12mm、0.8g)を成型容器8に収納し、その上面は透明のポリエチレンフィルム12でシールした。
また、実施例1で用いた薬剤の替わりに、化合物C[2,3,5,6−テトラフルオロベンジル−2,2−ジメチル−3−(2,2−ジクロロビニル)シクロプロパンカルボキシレート]150mgを担体に担持させ、480時間用の薬剤担持体3とした。
こうして得られた本発明の薬剤カートリッジ1を、実施例1と同様にモーター13や乾電池14とともに装填して薬剤揮散装置を構成した。
薬剤揮散装置を犬小屋内にて吊り下げ、1日あたり8時間作動させ、当該作動を約60日間継続したところ、蚊やブユに対して安定した殺虫効力を発揮し、犬は害虫に悩まされることはなかった。また、使用経過とともに青色のサンサブリ錠剤が徐々に減少し、延べ約480時間使用時点で全て消失したので、薬剤担持体3の使用終点を明瞭に認知することができた。
実施例1で用いた昇華性物質の替わりに、ゲル化剤A(0.01g)、IPソルベント2835(1.0g)及び微量の緑色色素の混合物を加熱溶解させ、これを円盤状の容器に注ぎ込み放冷してゲル形成体71を調製した。
他の仕様は実施例1と同様に作製して、本発明の薬剤カートリッジ1ならびにこれを装填した薬剤揮散装置を構成した。
薬剤揮散装置を玄関に置いて使用したところ、約240時間にわたり蚊や各種害虫の虫よけに有効であった。約240時間後、緑色のゲル形成体が微小となり、薬剤カートリッジの交換時期の表示は明瞭であった。
実施例1に準じ、薬剤担持体3を収納し薬剤残量表示機能を備えた薬剤カートリッジ1(240時間用)を作製し、薬剤揮散装置に装填して性能試験を行った。なお、殺虫効力は、dl,d−シス/トランス−アレスリン(ピナミンフォルテ)を含有する蚊取マットを発熱体放熱板温度160℃の条件で蒸散させた時の初期仰転効果を1.00として相対有効比で示した。
Figure 2006325404
本発明の薬剤カートリッジは、240時間の長期にわたり優れた殺虫効力を保持し、昇華性物質又はゲル形成体の消失によって使用終点を容易に認知することができ、薬剤残量表示機能としてもすぐれていた。
これに対し、比較例1のように、電気的制御機構による液晶表示を具備したものは、終点の表示は正確であるが装置が複雑でコスト高が免れなかった。一方、比較例2の如く、薬剤担持体中の薬剤残量と連動する染料を使用し、色の変化を終点表示に利用するタイプは、240時間後の時点で色調の幅があり、不明瞭であった。従って、本発明の有用性が確認された。
本発明の薬剤カートリッジ及びこれが装填された薬剤揮散装置の一例の開蓋状態の斜視図を示す。 その蓋を閉じた状態の断面図を示す。 昇華性物質又はゲル形成体を収納する成型容器の断面図を示す。
符号の説明
1:薬剤カートリッジ
2:環状中空構造体
3:薬剤担持体
4:軸心部
5:スポーク部
6:シロッコファン
7:昇華性物質
71:ゲル形成体
8:成型容器
9:通気孔
10:遮蔽板
11:ゴム材
12:透明プラスチックフィルム
13:モーター
14:乾電池
15:吸気口
16:排気口




Claims (10)

  1. 薬剤を担体に担持させた薬剤担持体を収容する回転体で、その中心位置に薬剤揮散装置の回転支持軸と連結するための軸心部を有する薬剤カートリッジにおいて、前記軸心部の上部に、昇華性物質又はゲル形成体が収納されるとともに、上面の少なくとも一部が透明で、かつ上面又は側面に通気孔とこれの遮蔽部材を有する成型容器を設けてなり、前記遮蔽部材は非回転時に前記通気孔を遮蔽し、一方回転時には遠心力によって前記通気孔を開放する機構を備えており、回転に伴う前記昇華性物質又はゲル形成体の消失状態を上面の前記透明部分を介して目視することにより、前記薬剤担持体の使用終点を認知できるように構成したことを特徴とする薬剤カートリッジ。
  2. 遮蔽部材が、非回転時は弾性体によって通気孔を遮断し、一方回転時の遠心力が弾力に抗して通気孔を開放する機構を備えることを特徴とする請求項1記載の薬剤カートリッジ。
  3. 昇華性物質が、2,4,6−トリイソプロピル−1,3,5−トリオキサン、又はアダマンタンであることを特徴とする請求項1又は2記載の薬剤カートリッジ。
  4. ゲル形成体が、N−アシルアミノ酸誘導体系ゲル化剤を含むことを特徴とする請求項1又は2記載の薬剤カートリッジ。
  5. 昇華性物質又はゲル形成体が着色されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか記載の薬剤カートリッジ。
  6. 内周面及び外周面にそれぞれ開口部が形成されている環状の中空構造体に薬剤担持体が収容され、この中空構造体と軸心部の間に複数のスポーク部が架設されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか記載の薬剤カートリッジ。
  7. 薬剤担持体の担体が、粒状もしくは略粒状でその平均外径が2mm〜8mmのセルロース製ビーズであることを特徴とする請求項6記載の薬剤カートリッジ。
  8. 薬剤担持体の上下両側面をそれぞれ上側部分及び下側部分によって囲み、かつ外側周囲を複数個の保持枠によって囲んでいることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか記載の薬剤カートリッジ。
  9. 薬剤担持体の担体が、上下両側面にメッシュ状の薬剤保持繊維層を有し、その両層間において両層を支持連結している支持連結用繊維層を配置した三次元の立体繊維構造体であることを特徴とする請求項8記載の薬剤カートリッジ。
  10. 薬剤が、一般式(I)
    Figure 2006325404
    (式中、Xは水素原子又はメチル基を表す。Xが水素原子の時、Yはビニル基、1−プロペニル基、2−メチル−1−プロペニル基、2,2−ジクロロビニル基、2,2−ジフルオロビニル基又は2−クロロ−2−トリフルオロメチルビニル基を表し、Xがメチル基の時、Yはメチル基を表す。また、Zは水素原子、フッ素原子、メチル基、メトキシメチル基又はプロパルギル基を表す)で表されるフッ素置換ベンジルアルコールエステル化合物から選ばれた1種又は2種であることを特徴とする請求項1ないし9のいずれか記載の薬剤カートリッジ。

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