JP2006321404A - 車両のルーフサイドレールと中間ピラーの連結部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両のルーフサイドレールと中間ピラーとの連結部を、構造簡素かつ重量の増加なく車両の側面衝突時等の外力に対する剛性を強化し、更に透過音防止用の発泡材の充填を経済的かつ作業性良好とすること。
【解決手段】外板10と内板20とで中空断面構造をなし前後方向に延在する車両のルーフサイドレール1の中間部と、外板20と内板21とで中空断面構造をなし上下方向に延在する中間ピラー2の上端とを、両者の中空断面が互いに連通するように連結し、内部に、ルーフサイドレール1の内部および中間ピラー2の内部を内外方向に仕切る略T字状の補強板が内設された連結部構造において、上記補強板3を、中間段差部31がルーフサイドレール1内および中間ピラー2内を内外方向に横切る断面ほぼZ字形に形成し、中間段差部31によりルーフサイドレール2の内部を前後方向に仕切るバルクヘッドを構成した。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車両のルーフサイドレールの中間位置と中間ピラーの上端との連結部の構造に関する。
図7、図8に示すように、従来、自動車のルーフサイドレール1の中間部と、ドア開口Dおよびクォータウィンドウ開口Qとの間に位置する中間ピラー2の上端との連結部は、外板10と内板11とで中空断面構造をなし前後方向に延在するルーフサイドレール1と、外板20と内板21とで中空断面構造をなし上下方向に延在する中間ピラー2の上端とが、両者の中空断面が互いに連通する略T字状に形成してあり、両者の連結部の内部には補強板3が内設されている。補強板3は略T字形の金属板で、前後方向に長い上端の横辺3aがルーフサイドレール1の中空断面を内外方向に仕切るように配置され、上下方向に長い縦辺3bが中間ピラー2の中空断面を内外方向に仕切るように設置されている。
ところで車両の側面衝突時等により中間ピラー2に側方から外力が作用すると上記連結部から座屈変形して中間ピラー2が車内側へ変形移動するおそれがある。このため上記連結部の補強板3を板厚の厚い金属板で構成して上記外力に対する連結部の剛性を強化することが行われるが、補強板3の板厚を厚くする分、重量増加やコスト増加といった問題があった。
またルーフサイドレールと中間ピラーの連結部の他の補強構造として、下記特許文献1に記載されたように、上記連結部に内設した補強部材の上部にルーフサイドレールを貫通してルーフパネルの内面側へ突出すると突出部を設けて、該突出部をルーフパネルの内面に沿って車幅方向に延びるルーフボウの端部と結合し、突出部とルーフボウの端部との結合部で閉じ断面を形成するとともに、上記補強部材の中央部にルーフサイドレールおよびピラーの内板側に膨出する膨出部を設けてルーフサイドレールとピラーの連結部の車室側の断面係数を大きくして側面衝突時の上記連結部の変形を抑制することが提案されている。しかしながら、補強部材および連結部の構造が複雑となる。
また図7、図9に示すように、中空断面構造をなすルーフサイドレール1や中間ピラー2には一般に、中空断面内の透過音を防止するため所定の位置に発泡材5を充填することが行われる。これはルーフサイドレール1や中間ピラー2の内面に、発泡前のシート状の発泡材料50を貼着しておき、車体塗装後の乾燥工程等により熱発泡させて充填させるようにしている(例えば、特許文献2参照。)。しかしながら、ルーフサイドレール1では外板10の内面に発泡材料50を貼着して発泡させているが内板11側の断面形状が一定でないので充填の隙間Sが発生しやすく、隙間Sをなくすために多め発泡材料50を用いる必要があるので不経済である。また補強板3で仕切られた中間ピラー2内では、外板20と補強板3との中空断面内および内板21と補強板3との中空断面内にそれぞれ別々に発泡材5を充填しなければならず作業手間がかかるといった問題があった。
特開平9−76937号公報 特開平7−117713号公報
そこで本発明は上記事情に鑑み、車両の側面衝突時等によりルーフサイドレールと中間ピラーとの連結部に作用する外力に対して剛性の高い連結部構造を、構造簡素かつ重量の増加なく実現でき、更に透過音防止用の発泡材の充填を経済的かつ作業性良好にできる車両のルーフサイドレールと中間ピラーの連結部構造を提供することを課題として成されたものである。
本発明は、外板と内板とで中空断面構造をなし前後方向に延在する車両のルーフサイドレールの中間部と、外板と内板とで中空断面構造をなし上下方向に延在する中間ピラーの上端とを、両者の中空断面が互いに連通するように連結し、該連結部の内部に、ルーフサイドレールの中空断面を内外方向に仕切るとともに、中間ピラーの中空断面を内外方向に仕切る略T字状の補強板が内設された車両のルーフサイドレールと中間ピラーの連結部構造において、上記補強板を、中間段差部がルーフサイドレール内および中間ピラー内を内外方向に横切る断面ほぼZ字形に形成し、上記中間段差部によりルーフサイドレールの内部を前後方向に仕切るバルクヘッドを構成する(請求項1)。補強板の中間段差部により側面衝突時等の外力に対する抗力が発揮され上記外力に対する連結部の剛性が高くできる。また補強板は板厚を上げることなく中間に段差部を設けるのみの簡素な構造ですむ。
上記補強板は、上記中間段差部よりも前側の前半部をルーフサイドレールの内板に沿って設ける一方、後半部をルーフサイドレールの外板に沿って設け、中間ピラー内では、上記前半部を中間ピラーの内板に沿って設けるとともに、上記中間段差部を中間ピラーの後壁面に沿って配置し、ルーフサイドレールと中間ピラー上端との境界位置には、補強板の上記前半部と上記中間段差部との間を架けわたし、中間ピラーの中空断面上端を閉じる別体の補助バルクヘッドを設置する(請求項2)。別体の補助バルクヘッドによりルーフサイドレールと中間ピラーとの内部を仕切ることで、補助バルクヘッドにより側面衝突時等の外力に対する抗力が発揮され、より側面衝突時等の外力に対する連結部の剛性が高くできる。
上記補強板の中間段差部の車外側の端縁とルーフサイドレールの外板との間に充填してこれらの隙間を塞ぐ第1の発泡材と、上記別体の補助バルクヘッドと中間ピラーの外板との間に充填してこれらの隙間を塞ぐ第2の発泡材とを一体に設ける(請求項3)。ルーフサイドレールおよび中間ピラーの内部を仕切る各バルクヘッドと併用して透過音防止用の発泡材を充填するようにしたので、発泡材が少なくてすみ経済的で作業手間もかからない。
本発明によれば、車両のルーフサイドレールと中間ピラーとの連結部を、構造簡素かつ重量の増加なく車両の側面衝突時等により作用する外力に対して剛性の高い構造にでき、かつルーフサイドレールや中間ピラー内を透過する透過音を防止するための発泡材の充填を経済的かつ作業性よくできる。
図1ないし図6に基づいて、ルーフサイドレール1と、車体側面のドア開口Dおよびクォータウィンドウ開口Qの間に位置する中間ピラー2との連結部に本発明を適用した実施形態を説明する。外板10と内板11とで中空断面構造をなし車両前後方向(図の矢印L)に延びるルーフサイドレール1と、外板20と内板21とで中空断面構造をなし上下方向に延びる中間ピラー2とは、外板10,20同士および内板11,21同士がそれぞれ共通のパネル部材で一体に成形してある。
図1ないし図4に示すように、ルーフサイドレール1の外板10は、その上縁から車幅方向(図の矢印W)外側下方へ向けて緩やかに湾曲傾斜する一般外面12を備え、全体的に車外側へ膨出する縦断面形状をなす。これに対して内板11は、その上縁から車幅方向W外側下方へ向けて緩やかに湾曲傾斜しつつ、全体的に車内側へ膨出する縦断面形状をなす。ルーフサイドレール1の外板10と内板11とは、それらの上縁部に形成した合わせフランジ13,13同士および下縁部に形成した合わせフランジ15,15同士を重ね合わせてスポット溶接により結合してある。
ルーフサイドレール1は、中間ピラー2よりも前側位置でドア開口Dの上縁を構成する前方部では、外板10の一般外面12を小さくして、一般外面12の下縁から下方へ屈曲するほぼ垂直の開口上縁面14が形成してある。これにより、上記前方部の断面形状は、中間ピラー2よりも後方位置でクォータウィンドウ開口Qの上縁を構成する一般外面12の大きなルーフサイドレール1の後方部の断面形状よりも若干小さくなっている。また上記前方部の下縁部の合わせフランジ15,15同士の結合位置は上記後方部の下縁部の合わせフランジ15,15同士の結合位置よりも車幅方向W車内側に位置する。
図1、図2、図5、図6に示すように、中間ピラー2は、外板20がドア開口D側に望む車幅方向Wに沿うピラー前壁面22と、ピラー前壁面22の車外側の端縁から後方へ屈曲するピラー外壁面23とで水平断面ほぼL字形に形成してある。これとは逆に内板21は、外板20のピラー外壁面23と相対向して前後方向Lに沿うピラー内壁面24と、ピラー内壁面24の後縁から車幅方向W車外側へ屈曲するピラー後壁面25とで断面ほぼ逆L字形に形成してある。外板20と内板21とは、それらのピラー前縁部に形成した合わせフランジ26,26同士およびピラー後縁部に形成した合わせフランジ27,27同士を重ね合わせてスポット溶接により結合してある。
このように構成した中間ピラー2は、ピラー前縁部の合わせフランジ26,26同士の結合位置がピラー後縁部の合わせフランジ27,27同士の結合位置よりも車幅方向W車内側に位置する。尚、ピラー前縁部の合わせフランジ26,26同士の結合部は、ルーフサイドレール1の上記前方部の下縁部の合わせフランジ15,15同士の結合部とドア開口Dの上端コーナー部を経て連続して形成してあり、ピラー前壁面22はルーフサイドレール1の開口上縁面14と上記コーナー部を経て連続して形成してある。またピラー後縁部の合わせフランジ27,27同士の結合部は、ルーフサイドレール1の上記後方部の下縁部の合わせフランジ15,15同士の結合部とクォータウィンドウ開口Qの上端コーナー部を経て連続して形成してある。
そして図1ないし図6に示すように、ルーフサイドレール1と中間ピラー2との連結部内には補強板3が内設してある。補強板3は、ルーフサイドレール1側の前後方向Lに長尺の横辺3aと、中間ピラー2側の上下方向に長尺の縦辺3bとでT字形に形成してある。補強板3の横辺3aは、その上縁部に形成した合わせフランジ33がルーフサイドレール1の上縁部の外板10および内板11の両合わせフランジ13,13で挟み込むように重ね合わせて一体に溶接結合し、横辺3aの下縁部に形成した合わせフランジ34がルーフサイドレール1の下縁部の合わせフランジ15,15と一体に溶接結合してある。縦辺3bは、前縁部に形成した合わせフランジ35が中間ピラー2のピラー前縁部の外板20および内板21の両合わせフランジ26,26で挟み込むように重ね合わせて一体に溶接結合するとともに、縦辺3bの後縁部に形成した合わせフランジ36が中間ピラー2のピラー後縁部の両合わせフランジ27,27と一体に溶接結合してある。
補強板3は、横辺3aの前半部30が、上縁部の合わせフランジ33から下方へ屈曲するほぼ垂直な段差37を経て、段差37の下縁から下縁部の合わせフランジ34にかけて僅かの隙間をおいてルーフサイドレール1の内板11に沿うように形成してある(図2、図3)。横辺3aから縦辺3bにかけて連続して形成した前半部30は、縦辺3b側では、中間ピラー2のピラー前縁部の合わせフランジ26から内板21のピラー内壁面24に僅かの隙間をおいて沿うように形成してあり、前半部30の後縁はピラー内壁面24とピラー後壁面25との屈曲コーナー部付近に至る(図5)。
補強板3には前後方向Lの中間位置に、前半部30の後縁から車幅方向W車外側へほぼ直角に屈曲して、ルーフサイドレール1内および中間ピラー2内を車幅方向Wに横切る中間段差部31が形成してある。中間段差部31は、前半部30の段差37の後縁から下方へ屈曲変位して段差37と連続して形成してある。中間段差部31はルーフサイドレール1内において、ルーフサイドレール1の中空断面内を前後方向Lに仕切るバルクヘッドを構成し、中間ピラー2内においては、ピラー後壁面25と僅かな間隔をおいてこれに沿うように形成してある。
中間段差部31より後方の補強板3の後半部32は、ルーフサイドレール1内において、上縁部の合わせフランジ33から下縁部の合わせフランジ34にかけて隙間をおいてルーフサイドレール1の外板10に沿うように形成してある(図4)。また中間ピラー2側の縦辺3bでは、中間段差部31の車外側の端縁から後方へ屈曲して合わせフランジ36をなす(図5)。
また、ルーフサイドレール1と中間ピラー2との境界には、中間ピラー2の外板20と補強板3の前半部30および中間段差部31と囲まれた中間ピラー2の上端の中空断面を閉じるように補強板3とは別体の補助バルクヘッド4が設けてある。図2および図6に示すように、補助バルクヘッド4は、補強板3の前半部30および中間段差部31に沿う2辺の端縁と、前半部30の前縁から中間段差部31の車外側の端縁にかけて延びる1辺の端縁を有するほぼ三角形状のバルクヘッド面40を形成した金属板で構成してある。バルクヘッド面40の外周には、3辺の各端縁から屈曲成形した外縁フランジ41,42,43が設けてある。
補助バルクヘッド4は、バルクヘッド面40を水平姿勢または若干前下がりの傾斜姿勢とし、1辺の外縁フランジ41を補強板3の前半部30の板面に重ね合わせて溶接結合するとともに、他の1辺の外縁フランジ42を中間段差部31の板面に重ね合わせて溶接結合してある。また他の1辺の外縁フランジ43の前端部は中間ピラー2の前縁部の合わせフランジ26および補強板3の前縁部の合わせフランジ35と一体に溶接結合してあり、外縁フランジ43の後端部は中間段差部31の車外側の端縁に溶接結合してある。
更に、ルーフサイドレール1と中間ピラー2との連結部内には、補強板3の中間段差部31の車外側の端縁とルーフサイドレール1の外板10の隙間を塞ぐ第1の発泡材5aと、補助バルクヘッド4の外縁フランジ43と中間ピラー2の外板20の隙間を塞ぐ第2の発泡材5bが上記各隙間に一体に充填してある。第1および第2の発泡材5a,5bは、発泡前のシート状の発泡材料50をルーフサイドレール1および中間ピラー2の各外板10,20の内面に貼着しておき、車体の塗装乾燥工程で発泡材料50を熱発泡させて上記各隙間に充填してある。
本実施形態によれば、補強板3に中間段差部31を形成してルーフサイドレール1の内部を前後方向に仕切るバルクヘッドを構成したので、中間段差部31により側面衝突時等の外力に対する抗力が発揮され、上記外力に対するルーフサイドレール1と中間ピラー2の連結部の剛性が高い。更に補強板3の中間段差部31を中間ピラー2のピラー後壁面25沿いに設け、別体の補助バルクヘッド4により中間ピラー2の中空断面上端を閉じるようにしたので、ルーフサイドレール1と中間ピラー2との内部を仕切り、補助バルクヘッド4により側面衝突時等の外力に対する抗力が発揮され、より側面衝突時等の外力に対する剛性が高くできる。
また補強板3は板厚を上げることなく中間に中間段差部31を設けるのみの簡素な構造ですむ。
更に透過音を防止するために、ルーフサイドレール1を前後方向に仕切る補強板3の中間段差部31、およびルーフサイドレール1と中間ピラー2を仕切る補助バルクヘッド4と併用して第1および第2の発泡材5a,5bを充填するようにし、かつ第1および第2の発泡材5a,5bを一体に設けたので発泡材5a,5bが少なくてすみ経済的で作業手間もかからない。
上述の実施形態において、補強板3の中間段差部31を中間ピラー2のピラー後壁面25沿いに設けたが、これに限るものではなく、中間ピラー2のピラー前壁面22沿いに設けてもよい。また、補助バルクヘッド4のバルクヘッド面40は三角形状に限らず、中間ピラー2の外板20と補強板3とで囲まれた中空断面形状に合わせてほぼ四角形に形成してもよい。更に個別のパネル材からなるルーフサイドレールと中間ピラーとを連結した連結部に本発明を適用してもよい。
本発明を適用した車両のルーフサイドレールと中間ピラーとの連結部構造を示す要部側面図である。 本発明に用いる補強板および補助バルクヘッドを示すもので、これらを中心としたルーフサイドレールと中間ピラーとの連結部構造の要部斜視図である。 図1のIII −III 線に沿う位置での断面図である。 図1のIV−IV線に沿う位置での断面図である。 図1のV−V線に沿う位置での断面図である。 図1のVI−VI線に沿う位置での断面図である。 従来の車両のルーフサイドレールと中間ピラーとの連結部構造を示す要部側面図である。 図7のVIII−VIII線に沿う位置での断面図である。 図7のIX−IX線に沿う位置での断面図である。
符号の説明
1 ルーフサイドレール
10 外板
11 内板
2 中間ピラー
20 外板
21 内板
25 ピラー後壁面
3 補強板
30 前半部
31 中間段差部(バルクヘッド)
32 後半部
4 補助バルクヘッド
5a 第1の発泡材
5b 第2の発泡材

Claims (3)

  1. 外板と内板とで中空断面構造をなし前後方向に延在する車両のルーフサイドレールの中間部と、外板と内板とで中空断面構造をなし上下方向に延在する中間ピラーの上端とを、両者の中空断面が互いに連通するように連結し、該連結部の内部に、ルーフサイドレールの中空断面を内外方向に仕切るとともに、中間ピラーの中空断面を内外方向に仕切る略T字状の補強板が内設された車両のルーフサイドレールと中間ピラーの連結部構造において、
    上記補強板を、中間段差部がルーフサイドレール内および中間ピラー内を内外方向に横切る断面ほぼZ字形に形成し、上記中間段差部によりルーフサイドレールの内部を前後方向に仕切るバルクヘッドを構成したことを特徴とする車両のルーフサイドレールと中間ピラーの連結部構造。
  2. 上記補強板は、上記中間段差部よりも前側の前半部をルーフサイドレールの内板に沿って設ける一方、後半部をルーフサイドレールの外板に沿って設け、
    中間ピラー内では、上記前半部を中間ピラーの内板に沿って設けるとともに、上記中間段差部を中間ピラーの後壁面に沿って配置し、
    ルーフサイドレールと中間ピラー上端との境界位置には、補強板の上記前半部と上記中間段差部との間を架けわたし、中間ピラーの中空断面上端を閉じる別体の補助バルクヘッドを設置した請求項1に記載の車両のルーフサイドレールと中間ピラーの連結部構造。
  3. 上記補強板の中間段差部の車外側の端縁とルーフサイドレールの外板との間に充填してこれらの隙間を塞ぐ第1の発泡材と、上記別体の補助バルクヘッドと中間ピラーの外板との間に充填してこれらの隙間を塞ぐ第2の発泡材とを一体に設けた請求項2に記載の車両のルーフサイドレールと中間ピラーの連結部構造。
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