JP2006310449A - フレキシブル基板 - Google Patents

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Abstract

【課題】 フレキシブル基板の接続端子部をコネクタに適正位置で確実に接続させる。
【解決手段】 一方の面にそれぞれが帯状である複数本の導体パターン12が互いに平行に形成されているベースフィルム11を含み、ベースフィルム11の一端側にコネクタCに差し込まれる接続端子部14を有し、接続端子部14におけるベースフィルム11の他方の面に補強板が添設されており、接続端子部14が所定の位置決め手段を介してコネクタCに接続されるフレキシブル基板10において、位置決め手段として、ベースフィルム11の両側縁14a,14bと、複数本の導体パターンのうちの両側に位置する最外側導体パターン12a,12bとの間で、ベースフィルム11の一方の面上に形成された左右1対の位置決めマーク12A,12Bを用いる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、フレキシブル基板のコネクタに対する接続端子部の構造に関し、さらに詳しく言えば、接続端子部をコネクタに差込む際に用いられるフレキシブル基板の位置決め手段に関するものである。
フレキシブル基板は、2つの電気部品間を接続する中継基板として各分野で多用されているが、表示装置の分野では、表示パネルと表示駆動制御回路基板とを接続するTCP(tape carrier packege)基板やCOF(chip on film)基板などが該当する。
通常、フレキシブル基板は、一端側と他端側にそれぞれ接続端子部(表示装置用ではパネル端子部に対する接続端子部と、表示駆動制御回路基板側のコネクタに対する接続端子部)を備えているが、この2つの接続端子部のうち、コネクタに接続される一方の接続端子部のみを図4に断面として示す。
図4において、フレキシブル基板10は、ポリイミド樹脂などの電気絶縁性樹脂からなるベースフィルム11の片面に、帯状をなす複数本の導体パターン12が互いに平行として形成され、接続端子部14以外の部分には、導体パターン12を被覆するレジスト層13が設けられている。
したがって、接続端子部14には導体パターン12が露出しており、接続端子部14の先端部分が、図5に示すように、コネクタCに差し込まれるのであるが、ベースフィルム11のみでは差込時に容易に変形してしまうため、通常、接続端子部14の裏面側には補強板15が添設されている。
接続端子部14をコネクタCに差し込むにあたって注意すべきことは、図5の矢印A方向に真っ直ぐに差し込むことである。すなわち、コネクタCに対して接続端子部14を斜めにした状態で差し込むと、導体パターン12がコネクタC内の図示しないリードコンタクトを斜めに横切ることになり、接続不良(最悪の場合、短絡)を起こすことがある。この問題は、特にファインピッチ(狭ピッチ)のものほど多く発生しやすい。
これに対処する方法の1つとして、特許文献1に記載の発明では、図5に示すように、接続端子部14の両側縁14a,14bにほぼ矩形状の切込み部16,16を形成し、これを位置決めマークとして、接続端子部14をコネクタCに対して真っ直ぐに、しかも適正量差し込めるようにしている。
すなわち、切込み部16,16は、接続端子部14の両側縁14a,14bの相対する位置に形成され、図6に示すように、切込み部16,16の例えば下辺16a,16aをコネクタCの開口端面Caに一致させることにより、接続端子部14を真っ直ぐにした状態で、その先端の適正量を確実に差し込むことができる。
特開2005−026383号公報(図7)
上記した切込み部16,16は、フレキシブル基板10を図示しないマザー基板から打ち抜く際に同時に形成されるが、通常、基板の打ち抜き時には、金型打ち抜きの場合でも±0.1〜0.2mm程度の寸法公差が見込まれる。
したがって、切込み部16,16の部分も±0.1〜0.2mm程度の寸法公差を持つことになるため、切込み部16,16による位置決めマークでは、ファインピッチに対応し得るような高い信頼性が得られない、という問題がある。
したがって、本発明の課題は、フレキシブル基板の接続端子部をコネクタに差し込む際に、簡単な構成により、ほとんどコストアップを伴うことなく、接続端子部を高精度に位置決めできるようにすることにある。
そのため、請求項1に記載の発明は、一方の面にそれぞれが帯状である複数本の導体パターンが互いに平行に形成されているベースフィルムを含み、上記ベースフィルムの一端側にコネクタに差し込まれる接続端子部を有し、上記接続端子部における上記ベースフィルムの他方の面に補強板が添設されており、上記接続端子部が所定の位置決め手段を介して上記コネクタに接続されるフレキシブル基板において、上記位置決め手段が、上記ベースフィルムの両側縁と上記複数本の導体パターンのうちの両側に位置する最外側導体パターンとの間で、上記ベースフィルムの一方の面上に形成された左右1対の位置決めマークからなることを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、上記請求項1において、上記位置決めマークが、上記最外側導体パターンと一連一体に形成されていることを特徴としている。
また、請求項3に記載の発明は、上記請求項1または2において、上記補強板が、透明樹脂材からなることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、接続端子部のコネクタに対する位置決め手段を、ベースフィルムの両側縁と複数本の導体パターンのうちの両側に位置する最外側導体パターンとの間で、ベースフィルムの一方の面上に形成された左右1対の位置決めマークとしたことにより、上記従来技術による切込み部に比べて、位置決めマークの形成位置が高精度なものとなり、したがって接続端子部を高精度に位置決めすることができる。
請求項2に記載の発明によれば、位置決めマークを最外側導体パターンと一連一体に形成することにより、位置決めマークの位置精度が導体パターン形成時の公差(±0.03〜0.05mm程度)内に収められることになり、位置決めマークの形成位置をより高精度なものとすることができる。
また、請求項3に記載の発明によれば、補強板を透明樹脂材としたことにより、位置決めマークを接続端子部の裏面側からでも視認することができるため、例えば接続端子部の裏面側を上にして(作業者側に向けて)コネクタに差し込む場合でも、正確に位置決めすることが可能となる。
次に、図1ないし図3により、本発明の実施形態を図面を参照して説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。本発明のフレキシブル基板においても、先の従来例で説明したフレキシブル基板と同じく、2つの接続端子部を備えているが、他方の接続端子部は本発明の要部ではないため、この実施形態では、もっぱらコネクタに接続される一方の接続端子部について説明する。
本発明のフレキシブル基板10は、その基本的な構成として、先の図4に示したように、ベースフィルム11の一方の面に、帯状をなす複数本の導体パターン12が互いに平行に形成され、接続端子部14以外の部分はレジスト層13により被覆されている。接続端子部14はコネクタCに差し込まれる端子部で、その裏面側には補強板15が添設されている。
ベースフィルム11は、一般的なフレキシブル基板と同じく、例えばポリイミド樹脂フィルムなどが用いられてよい。また、導体パターン12は銅箔材で、フォトリソ技術などにより高精細に形成されることが好ましい。
フレキシブル基板10は、接続端子部14をコネクタ差込み穴C1に差し込むことによりコネクタCと接続されるが、本発明において、接続端子部14には、複数の導体パターン12のうち、両側に位置する最外側導体パターン12a,12bと、接続端子部14の両側縁14a,14bとの間に、差込み位置確認のための位置決めマーク12A,12Bが形成される。
図1に示すように、位置決めマーク12A,12Bは、最外側導体パターン12a,12bから接続端子部14の両側縁14a,14bに向かって、最外側導体パターン12a,12bの長さ方向と直交する方向に所定の幅をもって帯状に形成されるが、位置決めマーク12A,12Bは、ともに接続端子部14の先端縁から測って同一距離に配置される必要がある。また、その距離(差込量)は、各導体パターン12がコネクタC内の図示しないリードコンタクトと確実に接触できる距離とする。
位置決めマーク12A,12Bは、例えばシンボルマーク印刷用のインク材などにより形成されてもよいが、導体パターン12と一連一体に形成されることが好ましい。すなわち、導体パターン12と一連一体に形成すれば、位置決めマーク12A,12Bの形成位置精度を導体パターン形成時の公差(±0.03〜0.05mm程度)内に収めることができる。
本発明によれば、接続端子部14をコネクタCに差し込む際、図2に示すように、位置決めマーク12A,12Bの例えば下辺12Aa,12BaをコネクタCの開口端面Caと一致するように位置決めする。
これにより、接続端子部14がコネクタCに対して真っ直ぐに差し込まれるとともに、適正な差込量が確保される。なお、位置決めマーク12A,12Bの上辺側をコネクタCの開口端面Caと一致するように位置決めしてもよい。
また、場合によっては、接続端子部14を、その裏面に添設されている補強板15を上(作業者側)にしてコネクタCに差し込む場合がある。このような場合に対処するため、補強板15を透明樹脂材とすることが好ましい。
これによれば、図3に示すように、補強板15側からでも位置決めマーク12A,12Bを容易に視認することができ、接続端子部14を図2で示したのと同じくコネクタCに適切に接続することができる。
以上、本発明のフレキシブル基板を表示装置用のものとして説明したが、本発明のフレキシブル基板は、他の電子,電気機器のフレキシブル基板としても用いることができる。
本発明に係るフレキシブル基板の接続端子部とコネクタとの関係を示す模式図。 本発明に係るフレキシブル基板の接続端子部とコネクタとを接続した状態を示す模式図。 本発明に係るフレキシブル基板の接続端子部とコネクタとを接続した別の態様を示す模式図。 フレキシブル基板の接続端子部を示す断面図。 従来のフレキシブル基板の接続端子部とコネクタとの関係を示す模式図。 従来のフレキシブル基板の接続端子部とコネクタとを接続した状態を示す模式図。
符号の説明
10 フレキシブル基板
11 ベースフィルム
12 導体パターン
12,12b 最外側導体パターン
12A,12B 位置決めマーク
12Aa,12Ba 下辺
13 レジスト層
14 接続端子部
14a,14b 側縁
15 補強板
C コネクタ
Ca 開口端面

Claims (3)

  1. 一方の面にそれぞれが帯状である複数本の導体パターンが互いに平行に形成されているベースフィルムを含み、上記ベースフィルムの一端側にコネクタに差し込まれる接続端子部を有し、上記接続端子部における上記ベースフィルムの他方の面に補強板が添設されており、上記接続端子部が所定の位置決め手段を介して上記コネクタに接続されるフレキシブル基板において、
    上記位置決め手段が、上記ベースフィルムの両側縁と上記複数本の導体パターンのうちの両側に位置する最外側導体パターンとの間で、上記ベースフィルムの一方の面上に形成された左右1対の位置決めマークからなることを特徴とするフレキシブル基板。
  2. 上記位置決めマークが、上記最外側導体パターンと一連一体に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のフレキシブル基板。
  3. 上記補強板が、透明樹脂材からなることを特徴とする請求項1または2に記載のフレキシブル基板。
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