JP2006307424A - 庇取付構造 - Google Patents

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Atsushi Hyodo
敦 兵頭
Masaya Iwamoto
昌也 岩本
Hiroyuki Minazu
裕行 水津
Hisaya Nishikubo
尚也 西久保
Hiroshi Yamamoto
博 山本
Takashi Nagata
隆 永田
Masayoshi Hiranishi
正宜 平西
Akira Murakami
章 村上
Akio Matsunaga
章生 松永
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Abstract

【課題】 外装材の内側に雨水等が浸入する虞がない庇取付構造を提供することを課題とする。
【解決手段】 建物躯体の屋外側に配置された外装材H2を貫通して屋外へ突出する突出部と建物躯体に固定される基部とを有する庇取付ブラケットT1と、この庇取付ブラケットT1の突出部に取り付けられる庇本体10と、庇取付ブラケットT1よりも上方において外装材H2を貫通して屋外へ突出する突出部と建物躯体に固定される基部とを有する吊材取付ブラケットT2と、一端が庇本体10に取り付けられ、他端が吊材取付ブラケットT2の突出部に取り付けられる吊材Rと、を備える庇取付構造であって、庇取付ブラケットT1の突出部と外装材H2の間および吊材取付ブラケットT2の突出部と外装材H2の間が止水されていることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、庇取付構造に関する。
窓や玄関といった建物の開口部の上方には、雨や陽射を遮ることを目的として、庇が設けられている。このような庇の取付構造は、例えば特許文献1に開示されているように、建物躯体に固定されるブラケットと、このブラケットに取り付けられる庇本体とを備えて構成されている。
なお、特許文献1においては、ブラケットは、建物躯体に固定される基部と、建物躯体の屋外側に配置された外装材を貫通して屋外へ突出する突出部とを備えており、庇本体は、ブラケットの突出部に取り付けられている。
特開2000−110292号公報
特許文献1の庇取付構造では、ブラケットの突出部が外装材を貫通しているので、突出部と外装材の間から雨水等が浸入する虞がある。
そこで、本発明は、外装材の内側に雨水等が浸入する虞がない庇取付構造を提供することを課題とする。
このような課題を解決すべく創案された本発明は、建物躯体の屋外側に配置された外装材を貫通して屋外へ突出する突出部と前記建物躯体に固定される基部とを有する庇取付ブラケットと、当該庇取付ブラケットの前記突出部に取り付けられる庇本体と、を備える庇取付構造であって、前記庇取付ブラケットの前記突出部と前記外装材の間が止水されていることを特徴とする。
このような庇取付構造によると、庇取付ブラケットの突出部の周囲が水密になるので、外装材の内側に雨水等が浸入する虞がない。
なお、本発明に係る庇取付構造においては、前記庇取付ブラケットよりも上方において前記外装材を貫通して屋外へ突出する突出部と前記建物躯体に固定される基部とを有する吊材取付ブラケットと、一端が前記庇本体に取り付けられ、他端が前記吊材取付ブラケットの前記突出部に取り付けられる吊材と、をさらに備え、前記吊材取付ブラケットの前記突出部と前記外装材の間が止水されているものであってもよい。
このような庇取付構造によると、吊材取付ブラケットの突出部の周囲が水密になるので、外装材の内側に雨水等が浸入する虞がない。
なお、前記庇本体と前記外装材の隙間を止水すると、庇本体に滴下した雨水等が外装材を伝って建物の開口部に及ぶことがない。
本発明に係る庇取付構造によると、外装材の内側に雨水等が浸入する虞がない。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、添付した図面を参照しつつ詳細に説明する。
本実施形態に係る庇取付構造は、図1に示すように、建物Hの梁や柱などの躯体に取り付けられた庇取付ブラケットT1と、この庇取付ブラケットT1に取り付けられた庇本体10とを備えており、さらに本実施形態では、庇取付ブラケットT1よりも上方において躯体に取り付けられた吊材取付ブラケットT2と、一端が庇本体10に取り付けられ、他端が吊材取付ブラケットT2に取り付けられた吊材Rとを備えている。
庇本体10は、建物Hの玄関や窓等の開口部H1の上方に付設されるものであって、本実施形態では、庇取付ブラケットT1の下側に配置されている。なお、庇本体10の上面には、庇取付ブラケットT1に掛止される取付部材20と、吊材Rの下端が接続される接続部材30とが固定されている。
図2に示すように、庇本体10は、骨組みとなる枠体11と、枠体11を挟んで上下に対向して配置された二枚の面材12,12(図3参照)と、二枚の面材12,12の間に配置されたコア材13とを含むサンドイッチパネルからなる。なお、本実施形態においては、庇本体10の側端部および前端部に先端部材14が設けられており、さらに、庇本体10の前端部にある先端部材14には、その長手方向に沿って雨水等の水を集水して排水する雨樋15が設けられている。また、庇本体10の後端側(建物H側の端部)には、小口部材16(図3参照)が設けられている。
枠体11は、アルミニウム製またはアルミニウム合金製の中空押出形材を組み合わせ形成されている。押出形材同士は、溶接によって互いに接合されている。
枠体11は、より詳細には、面材12の外周縁に沿って配置される横枠材111,111および縦枠材112,112と、横枠材111,111を繋ぐ第一内枠材113,113と、縦枠材112と第一内枠材113とを繋ぐ第二内枠材114,114と、建物H側に配置された横枠材111に沿って配置された四つの補助枠材115,115,…とを備えて構成されている。
横枠材111は、面材12の前端部および後端部に配置されており、縦枠材112は、面材12の側端部に配置されている。
第二内枠材114の上面には、挿通孔114a,114aが形成されており、第二内枠材114の内部には、中子部材17(図3参照)が挿設されている。中子部材17には、挿通孔114aに対応する位置に雌ネジ穴17a(図4の(a)参照)が形成されている。
補助枠材115には、図2に示すように、挿通孔115a,115aが形成されており、補助枠材115の内部には、中子部材18(図3参照)が挿設されている。なお、中子部材18には、挿通孔115aに対応する位置に雌ネジ穴18a(図4の(b)参照)が形成されている。
なお、第一内枠材113や第二内枠材114の配置は、庇本体10の大きさや庇本体10に作用する荷重の大きさに応じて決定されるものであり、変更しても差し支えない。
面材12は、アルミニウム製またはアルミニウム合金製の圧延材からなり、ろう材あるいは接着剤を介して枠体11およびコア材13に接合されている。なお、上側の面材12には、第二内枠材114の挿通孔114aに対応する位置に挿通孔12a(図5参照)が形成されており、補助枠材115の挿通孔115aに対応する位置に挿通孔12b(図5参照)が形成されている。
コア材13は、図2に示すように、複数の筒状体13a,13a,…を蜂の巣状に集合させたものであり、隣接する筒状体13a,13aの側面同士がろう材あるいは接着剤を介して互いに接合されている。なお、図2では、コア材13の一部のみを図示しており、図3および図4では、コア材13の図示を省略しているが、コア材13は、枠体11で囲まれた領域の全体に配置されている。また、本実施形態においては、複数の筒状体13a,13a,…の集合体をコア材13としたが、コア材13の形態はこれに限定されることはなく、例えば、図示は省略するが、波形に成形された板材をコア材とすることもできる。
先端部材14は、図3に示すように、断面横L字状を呈するアルミニウム製又はアルミニウム合金製の押出形材からなり、図示せぬビス等の固着具によって枠体11に固定されている。なお、アルミニウム製又はアルミニウム合金製の圧延材にプレス加工を施して先端部材14を形成してもよい。
雨樋15は、断面コ字状を呈するアルミニウム製又はアルミニウム合金製の押出形材からなり、図示せぬビス等の固着具によって先端部材14とともに枠体11に固着される。
小口部材16は、図4の(b)に示すように、断面L字状を呈するアルミニウム製又はアルミニウム合金製の押出形材からなり、図示せぬビス等の固着具によって枠体11に固定されている。また、小口部材16と建物Hの外装材H2の間(隙間)には、シール材16aが介設される。なお、本実施形態においては、小口部材16の上部を上側の面材12よりも上方に突出させることで、庇本体10に滴下した雨水が建物H側へ流れ込むことを防止している。
取付部材20は、図5に示すように、庇本体10の上面に固定される固定部21と、この固定部21に立設された立上部22と、この立上部22から張り出す掛止部23とを備えている。取付部材20は、例えば、断面略L字形状を呈するアルミニウム製またはアルミニウム合金製の押出形材を適宜な長さで切断することにより得ることができるが、鋳造品や切削品であってもよい。
固定部21は、平板状を呈しており、面材12の挿通孔12bに対応する位置(すなわち、図4の(b)に示す補助枠材115の挿通孔115aおよび中子部材18の雌ネジ穴18aに対応する位置)に挿通孔21aを備えている。
立上部22は、固定部21の挿通孔21a,21aよりも外側に配置されており、かつ、庇取付ブラケットT1の二つの側面のうち、庇本体10の外縁側にある側面を覆い隠すように配置されている(図6の(a)参照)。立上部22には、その上下方向の中央部に二つの挿通孔22a,22aが横に並んで形成されている。
掛止部23は、図6の(a)に示すように、庇取付ブラケットT1の上端面に掛止される部位であり、本実施形態では、立上部22の上端部から庇取付ブラケットT1に向かって張り出している。
取付部材20を庇本体10の上面に固定するには、図5に示すように、固定部21の挿通孔21aにボルトB1を挿通し、その軸部を図4の(b)に示す中子部材18の雌ネジ穴18aに螺合すればよい。
なお、本実施形態においては、庇本体10の建物H側の縁部に沿って四つの取付部材20,20,…が配置されているが、取付部材20の位置や個数(すなわち、庇取付ブラケットT1の位置や本数)は、庇本体10の大きさや庇本体10に作用する荷重の大きさに応じて決定されるものであり、変更しても差し支えない。
接続部材30は、図5に示すように、庇本体10の上面に固定される固定部31と、この固定部31に立設された立上部32とを備えている。接続部材30は、例えば、断面略T字形状を呈するアルミニウム製またはアルミニウム合金製の押出形材を適宜な長さで切断することにより得ることができるが、鋳造品や切削品であってもよい。
固定部31は、平板状を呈しており、面材12の挿通孔12aに対応する位置(すなわち、図4の(a)に示す第二内枠材114の挿通孔114aおよび中子部材17の雌ネジ穴17aに対応する位置)に、挿通孔31aが形成されている。
立上部32は、固定部31の中央部に立設されている。また、立上部32の中央部には、挿通孔32aが形成されている。
接続部材30を庇本体10の上面に固定するには、図5に示すように、固定部31の挿通孔31aにボルトB2を挿通し、その軸部を図4の(a)に示す中子部材17の雌ネジ穴17aに螺合すればよい。
なお、本実施形態においては、二つの接続部材30,30が配置されているが、接続部材30の位置や個数(すなわち、吊材Rの位置や本数)は、庇本体10の大きさや庇本体10に作用する荷重の大きさに応じて決定されるものであり、変更しても差し支えない。
庇取付ブラケットT1は、図3に示すように、建物Hの外装材H2を貫通して屋外へ突出する突出部41と建物Hの躯体となる柱に固定される基部42とを備えている。なお、突出部41と外装材H2の間(境界部分)は、止水されている。具体的には、突出部41と外装材H2との境界部分にシーリング材43を塗着してある。なお、シーリング材としては、例えば、アクリル系、シリコン系、変性シリコン系、ウレタン系のものがある。
図7の(b)に示すように、突出部41は、基部42の中央よりもやや上側から岐出しており、その先端部分には、取付部材20の挿通孔22a,22a(図5参照)に対応する挿通孔41a,41aが形成されている。
基部42は、平板状を呈しており、その上部および下部には、挿通孔42a,42aが形成されている。
なお、庇取付ブラケットT1を柱に固定するには、基部42を柱となる一対のリップ溝形鋼H3,H3で挟み込み、基部42の挿通孔42aとリップ溝形鋼H3,H3に形成された図示せぬ挿通孔にボルトB6を挿通し、ナットN6で締結すればよい。
図3に示すように、吊材取付ブラケットT2は、庇取付ブラケットT1よりも上方において建物Hの外装材H2を貫通して屋外へ突出する突出部51と建物Hの躯体となる梁に固定される基部52とを備えている。なお、突出部51と外装材H2の間は、止水されている。具体的には、突出部51と外装材H2との境界部分にシーリング材53を塗着してある。
基部52は、図7の(a)に示すように、断面コ字状を呈し、梁となるH形鋼H4のウェブとフランジとで形成される空間にちょうど収まる本体部52Aと、この本体部52Aの幅方向の中央部に設けられた仕切部52Bとを備えている。なお、本体部52Aには、H形鋼H4のウェブに形成された挿通孔55aに対応する挿通孔52aが形成されている。
突出部51は、基部52の仕切部52Bの高さ方向の中央部から岐出しており、その先端部分には、挿通孔51aが形成されている。
なお、吊材取付ブラケットT2を梁に固定するには、梁となるH形鋼H4のウェブとフランジとで形成される空間に基部52を嵌め込み、基部52の挿通孔52aとH形鋼H4の挿通孔55aにボルトB7を挿通し、ナットN7で締結すればよい。
図3に示すように、吊材Rは、主材61と、吊材取付ブラケットT2に接続される上側エンドプラグ62と、接続部材30に接続される下側エンドプラグ63とを備えている。なお、主材61は、ステンレス鋼管やアルミニウム合金製の中空押出形材などからなり、その上端部および下端部の内周面は、相反する方向に螺刻されて雌ネジになっている。また、上側エンドプラグ62は、主材61の上端部にある雌ネジに螺合されるネジ部621と、このネジ部621の一端に形成された接続端部622とを備えており、下側エンドプラグ63は、主材61の下端部にある雌ネジに螺合されるネジ部631と、このネジ部631の一端に形成された接続端部632と、ネジ部631に螺合された緩み止めナット633とを備えている。
次に、庇本体10を建物に付設する手順の一例を、図3および図5を主に参照して説明する。
まず、建物Hの躯体となる柱や梁に庇取付ブラケットT1と吊材取付ブラケットT2とを固定し、その後、柱や梁に外装材H2を取り付ける(図3参照)。なお、庇取付ブラケットT1の突出部41および吊材取付ブラケットT2の突出部51は、外装材H2の目地を利用して外部へ突出させるとよい。
続いて、庇取付ブラケットT1の突出部41と外装材H2との境界部分にシーリング材43を塗着して止水するとともに、吊材取付ブラケットT2の突出部51と外装材H2との境界部分にシーリング材53をそれぞれ塗着して止水する(図3参照)。
また、上記の作業とは別に、庇本体10に取付部材20および接続部材30を固定する。また、接続部材30には、吊材Rの下側エンドプラグ63を接続しておく。具体的には、下側エンドプラグ63の接続端部632を接続部材30の立上部32の側面にあてがったうえで、接続端部632に形成された挿通孔632aと立上部32の挿通孔32aとにボルトB3を挿通し、これをナットN3で締結すればよい(図6の(b)参照)。
その後、吊材Rが取り付けられた状態の庇本体10を持ち上げ(あるいは吊り上げ)、取付部材20を庇取付ブラケットT1に引っ掛ける(図6の(a)参照)。具体的には、取付部材20の掛止部23を庇取付ブラケットT1の突出部41の上端面に載置すればよい。なお、吊材Rを庇本体10に取り付けるには、庇本体10の上面に接続部材30を固定し、吊材Rの下側エンドプラグ63の接続端部632を接続部材30の立上部32の側面にあてがったうえで、接続端部632に形成された挿通孔632aと立上部32の挿通孔32aとにボルトB3を挿通し、これをナットN3で締結すればよい(図6の(b)参照)。
続いて、吊材Rの上側エンドプラグ62を吊材取付ブラケットT2に接続する。具体的には、上側エンドプラグ62の接続端部622を吊材取付ブラケットT2の突出部51の側面にあてがったうえで、接続端部622に形成された挿通孔622aと突出部51に形成された挿通孔51aとにボルトB4を挿通し、これをナットN4で締結すればよい。
そして、取付部材20の立上部22に形成された挿通孔22aと庇取付ブラケットT1の突出部41に形成された挿通孔41aとにボルトB5を挿通し、これをナットN5で締結し、さらに、庇本体10の小口部材16と外装材H2との間にシール材16aを詰め込むと、庇本体10の取付が完了する。
なお、庇本体10の勾配は、吊材Rの主材61を適宜な方向に回転させて、上側エンドプラグ62と下側エンドプラグ63との距離を増減させることで調整することができる。庇本体10の勾配が定まったら、緩み止めナット633を主材61側に移動させて締結する。
以上のような庇取付構造によると、庇取付ブラケットT1の突出部41の周囲および吊材取付ブラケットT2の突出部51の周囲が水密になるので、外装材H2の内側に雨水等が浸入する虞がない。
さらに、本実施形態に係る庇取付構造においては、庇本体10と外装材H2の隙間が止水されているので、庇本体10に滴下した雨水等が外装材H2を伝って開口部H1に及ぶことがない。しかも、庇本体10を建物Hに取り付ける前に、庇取付ブラケットT1の突出部41の周囲および吊材取付ブラケットT2の突出部51の周囲を止水することとしたので、止水作業が行い易い。
また、本実施形態に係る庇取付構造においては、庇本体10の小口部材16と外装材H2の隙間がシール材16aによって止水されているので、庇本体10に滴下した雨水等が外装材H2を伝って建物Hの開口部H1に及ぶことがない。
また、庇本体10を取り付けるに際しては、庇取付ブラケットT1に掛止される取付部材20が庇本体10の上面に露出しているので、庇本体10の建物Hへの取付作業を、庇本体10の上側から下向き姿勢で行うことが可能となり、ひいては、建物Hへの取付作業を簡単且つ効率よく行うことが可能となる。
また、本実施形態においては、取付部材20が庇取付ブラケットT1に向かって張り出す掛止部23を備えているので、取付部材20と庇取付ブラケットT1とを接合する前であっても、庇本体10の建物H側の縁部を庇取付ブラケットT1に支持させておくことが可能となり、その結果、位置決め作業や接合作業を簡易迅速に行うことが可能となる。
また、本実施形態に係る取付部材20は、庇取付ブラケットT1の二つの側面のうち、庇本体10の外縁側にある側面を覆い隠すように立上部22が配置されているので、庇本体10を見上げたときに庇取付ブラケットT1が視認され難く、すっきりとした外観となる。
本発明に係る庇取付構造を示す斜視図である。 本発明に係る庇取付構造を示す平面図であって、庇本体の面材の一部を破断させた図である。 図2のX−X線断面図である。 (a)は図3のY部拡大図、(b)は図3のZ部拡大図である。 本発明に係る庇取付構造の分解斜視図である。 (a)は取付部材を説明するための拡大正面図、(b)は接続部材を説明するための拡大正面図である。 (a)は吊材取付ブラケットの斜視図、(b)は庇取付ブラケットの斜視図である。
符号の説明
10 庇本体
11 枠体
12 面材
13 コア材
20 取付部材
30 接続部材
43,53 シーリング材
T1 庇取付ブラケット
T2 吊材取付ブラケット
R 吊材
H 建物
H2 外装材

Claims (3)

  1. 建物躯体の屋外側に配置された外装材を貫通して屋外へ突出する突出部と前記建物躯体に固定される基部とを有する庇取付ブラケットと、
    当該庇取付ブラケットの前記突出部に取り付けられる庇本体と、を備える庇取付構造であって、
    前記庇取付ブラケットの前記突出部と前記外装材の間が止水されていることを特徴とする庇取付構造。
  2. 前記庇取付ブラケットよりも上方において前記外装材を貫通して屋外へ突出する突出部と前記建物躯体に固定される基部とを有する吊材取付ブラケットと、
    一端が前記庇本体に取り付けられ、他端が前記吊材取付ブラケットの前記突出部に取り付けられる吊材と、をさらに備え、
    前記吊材取付ブラケットの前記突出部と前記外装材の間が止水されていることを特徴とする請求項1に記載の庇取付構造。
  3. 前記庇本体と前記外装材の間が止水されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の庇取付構造。
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