JP2006307175A - 繊維露出型造粒物の製造方法、緑化資材及びこの緑化資材を用いた緑化方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】粘性土系現地発生土などの粘性質材料、短繊維11、水、凝集剤を配合し、これら材料をせん断ミキサーにより混練して繊維露出型造粒物1を製造する。
【選択図】図1
Description
従来より、緑化資材のうち生育基盤材として下水汚泥コンポストを利用し、環境保護を図っているものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、上記材料は栄養分が豊富な有機質を主体とする生育基盤材であるため、草本類の生育性が良好となり、木本類の成長が妨害されてしまい、スムーズな植生遷移が妨げられる虞がある。
さらに、法面表面を流れる流下水等による剥落防止及び造成基盤の保持のために、緑化基礎工として菱形金網の張付けを行なう必要があるが、この作業には手間がかかる。
そこで、本発明の主たる課題は、緑化資材として粘性度の高い粘性質材料を使用しても吹付けホースによる搬送時の障害を回避すると共に、木本類の成長を妨げることなく、さらに菱形金網に代わる簡易な緑化基礎工での対応を可能とする繊維露出型造粒物の製造方法、緑化資材及びこの緑化資材を用いた緑化方法を提供することにある。
<請求項1記載の発明>
請求項1記載の発明は、粘性質材料、短繊維、水、凝集剤を配合し、これら材料をせん断ミキサーにより混練する、ことを特徴とする繊維露出型造粒物の製造方法である。
請求項2記載の発明は、粘性質材料1m3に対し、短繊維2〜10kg、水50〜500L、凝集剤0.5〜10Lを配合し、これら材料をせん断ミキサーにより混練する、ことを特徴とする繊維露出型造粒物の製造方法である。
請求項3記載の発明は、粘性質材料、短繊維、水、凝集剤を配合し、これら材料をミキサーにより混練し、その後、振動手段により振動を与える、ことを特徴とする繊維露出型造粒物の製造方法である。
請求項4記載の発明は、粘性質材料1m3に対し、短繊維2〜10kg、水50〜500L、凝集剤0.5〜10Lを配合し、これら材料をミキサーにより混練し、その後、振動手段により振動を与える、ことを特徴とする繊維露出型造粒物の製造方法である。
請求項5記載の発明は、粘性質材料1m3に対し、100kg以下(0kgを除く)の消石灰又は半水石膏が添加される、請求項1乃至4のいずれか1項記載の繊維露出型造粒物の製造方法である。
請求項6記載の発明は、前記粘性質材料は、浚渫土、砕石洗浄スラッジ、浄水ケーキ、粘性土系現地発生土である、請求項1乃至5のいずれか1項記載の繊維露出型造粒物の製造方法である。
粘性質材料、短繊維、水、凝集剤を配合し、これら材料をせん断ミキサーにより混練することにより、粘性質材料をせん断ミキサーで切削しながら混練りすることで、従来の強制練りミキサーに比べて容易に造粒化を行うことができる。そして、短繊維を配合することで造粒物に短繊維を植え込むことができる。
また、せん断ミキサー以外のミキサーを使用しても、混練された材料を振動手段により振動を与えることにより容易に造粒化を行うことができ、せん断ミキサーを使用したものと同様に、ハンドリング性や搬送性に優れた造粒物を形成できる。なお、せん断ミキサーを使用した後に、振動手段により振動を与えるとさらに容易に造粒化を行うことができる。
配合としては、粘性質材料1m3に対し、短繊維2〜10kg、水50〜500L、凝集剤0.5〜10Lが好適である。
また、必要に応じて100kg以下の消石灰又は半水石膏を添加することで、造粒物表面に消石灰層又は石膏層を形成し、乾燥(風乾)させ、水分を大量に含んだ造粒物の強度の増大を発現させ、吹付け材料として使用した際にデリバリホース内での閉塞を防ぐことができる。
粘性質材料として、浚渫土、砕石洗浄スラッジ、浄水ケーキ、粘性土系現地発生土を用いることができ、これらの材料の有効利用による環境負荷低減効果を図ることができる。
請求項7記載の発明は、粒径10〜30mmの粘性質材料の造粒物に複数の短繊維が植え込まれた繊維露出型造粒物と、土壌改良資材と、を含む、
ことを特徴とする緑化資材である。
請求項8記載の発明は、前記粘性質材料は、浚渫土、砕石洗浄スラッジ、浄水ケーキ、粘性土系現地発生土である、請求項7記載の緑化資材である。
請求項9記載の発明は、前記土壌改良資材は、バーク堆肥、ピートモス、木質系チップ、木炭、活性炭である、請求項7又は8記載の緑化資材である。
請求項10記載の発明は、前記土壌改良資材は、アスファルト切削廃材、コンクリート粉砕物、PS焼成灰、クリンカアッシュ、ガラス廃材発泡処理物、パーライト、ゼオライト、イソライトである、請求項7又は8記載の緑化資材である。
粒径10〜30mmの粘性質材料の造粒物に複数の短繊維が植え込まれた繊維露出型造粒物により、生育基盤材として保水性を改善することができると共に、植え込まれた複数の短繊維によって繊維露出型造粒物同士や土壌改良資材に絡みつくことにより、相互の結合力を増加させ、地盤の耐侵食性を向上させることができる。
すなわち、従来、有効利用が困難とされてきた粘質材料を改質して造粒物を生成したことにより、デリバリホースによる搬送時の障害を回避し、生育基盤材の一部代替物として使用できる。さらに造粒時に短繊維を添加して、その一部を露出させた繊維露出型造粒物としたことにより、緑化基礎工として使用していた菱形金網に代わる簡易緑化基礎工(羽付アンカーなど)での対応が可能となり、また、地盤状況によっては簡易緑化基礎工も行なわなくてもよくなる。具体的には、1:1.5より緩い場合には緑化基礎工が不要であり、1:1.5超0.8以下での場合には、簡易緑化基礎工を併用し、1:0.8超であれば菱形金網(立体ネットなど)を使用すればよい。
また、造粒物の主材料である浚渫土、砕石洗浄スラッジ、浄水ケーキ、粘性土系現地発生土は、有機質系土壌改良資材と比較して貧栄養であるため、有機質系土壌改良資材のみを生育基盤材とするものに比べて、導入植物のうち牧草などを主体とする草本類の生長が抑制され、周辺からの侵入植物の定着や併せて導入する木本類植物の被圧軽減を図ることができる。
耐侵食性が高いため、造成基盤が裸地状態の場合や大雨が降った場合でも、造成部分が侵食されることはない。
なお、土壌改良資材のうち有機質系土壌改良資材として、バーク堆肥、ピートモス、木質系チップを用いることができる。
さらに、土壌改良資材のうち無機系土壌改良資材として、アスファルト切削廃材、コンクリート粉砕物、PS焼成灰、クリンカアッシュ、ガラス廃材発泡処理物、パーライト、ゼオライト、イソライトを用いることができる。これら無機系土壌改良資材を用いれば、緑化資材をより貧栄養とすることができ、その結果、導入植物のうち牧草などを主体とする草本類の生長をさらに抑制することができ、周辺からの侵入植物の定着や併せて導入する木本類植物の被圧軽減を図ることができる。また、通気性や保水性も改善できる。これら有機質系土壌改良資材と無機系土壌改良資材とは併用して用いることができる。
請求項11記載の発明は、請求項7乃至10のいずれか1項記載の緑化資材に接合剤、種子、肥料を混合して、法面に吹付けることを特徴とする緑化方法である。
請求項12記載の発明は、請求項7乃至10のいずれか1項記載の緑化資材の仕上がり1m3に対して、繊維露出型造粒物を20〜80%混合させ、この緑化資材に接合剤、種子、肥料を混合して、法面に吹付けることを特徴とする緑化方法である。
請求項5乃至7のいずれか1項記載の緑化資材に接合剤、種子、肥料を混合して、法面に吹付けることにより、従来、有効利用が困難とされてきた粘質材料を改質して造粒物を生成したことにより、デリバリホースによる搬送時の障害を回避し、生育基盤材の一部代替物として使用できる。さらに造粒時に短繊維を添加して、その一部を露出させた繊維露出型造粒物としたことにより、緑化基礎工として使用していた菱形金網に代わる簡易緑化基礎工(羽付アンカーなど)での対応が可能となり、また、地盤状況によっては簡易緑化基礎工も行なわなくてもよくなる。具体的には、1:1.5より緩い場合には緑化基礎工が不要であり、1:1.5超0.8以下での場合には、簡易緑化基礎工を併用し、1:0.8超であれば菱形金網(立体ネットなど)を使用すればよい。
また、造粒物の主材料である浚渫土、砕石洗浄スラッジ、浄水ケーキ、粘性土系現地発生土は、有機質系土壌改良資材と比較して貧栄養であるため、有機質系土壌改良資材のみを生育基盤材とするものに比べて、導入植物のうち牧草などを主体とする草本類の生長が抑制され、周辺からの侵入植物の定着や併せて導入する木本類植物の被圧軽減を図ることができる。
配合として、緑化資材の仕上がり1m3に対して、繊維露出型造粒物を20〜80%、L/m3換算では、例えば、300〜1,600L/m3を混合させることが好適である。緑化資材の仕上がり1m3とは、吹付によって圧密された状態の容積であり、繊維露出型造粒物300〜1,600L/m3とは吹付前の圧密されていない状態の容積であるものとする(日本法面緑化技術協会 有機系厚層基材吹付工技術資料 6−3標準配合 参照)。また、繊維露出型造粒物20〜80%とは、配合や仕上がりの構成比率をいうものとする。
本発明に係る緑化資材は、生育基盤材としての有機質系土壌改良資材、同じく生育基盤材として保水性の改善及び耐侵食性の向上を図った繊維露出型造粒物、その他接合剤、種子、肥料(化成肥料、PH緩衝材等)などを含有するものである。ここで、生育基盤材とは、導入植物を発芽・生育させるために造成される植生基盤の材料となるものをいう。
そして、繊維露出型造粒物は、主材料である粘性質材料、短繊維、凝集剤、その他必要に応じて消石灰、半水石膏を含有している。
以下に、これらについて詳述する。
土壌改良資材のうち、有機質系土壌改良資材としては、バーク堆肥、ピートモスなど、又は木質系チップを用いることができる。このうち、木質系チップとは、建設現場などで発生する伐根、伐採木、剪定枝などの木材をチップ化(破砕)したものである。また、この種の建設廃材には、廃木、廃根も含まれる。この木質系チップは、堆肥化したものを含むものとし、また堆肥化しないで、あるいは完全には堆肥化しないで生チップの状態(堆肥化途中の未完熟の状態)で使用することもできる。
まず、繊維露出型造粒物の主材料である粘性質材料としては、ダム湖沼における底土(浚渫土)や、砕石プラントから排出される洗浄スラッジ(砕石洗浄スラッジ)、浄水場における浄水ケーキ又は粘性土系現地発生土(例えば、けと土、関東ローム)が対象となる。なお、ダム湖沼の底土とは、浚渫された土砂から砂利、砂を分別・採取した後に残った粘土、シルトを多く含むもの(浚渫土)をいうものとし、底土と粘性土系現地発生土には、砂0〜50重量部、粘土15〜100重量部、シルト30〜85重量部で構成されるものを含むものとする。
繊維露出型造粒物の標準配合は、表1に示すように、粘性質材料1m3に対し、短繊維2〜10kg、水50〜500L、凝集剤(造粒剤)0.5〜10L、消石灰(又は半水石膏)100kg以下である。
この繊維露出型造粒物が含有される生育基盤材又は緑化資材を圧送する際には、粘性質材料の造粒物に植え込まれて一体となった短繊維が協働して圧縮方向の外力に対してクッションの役割をするため、エア圧力によるホース内での崩壊とそれに起因するホース内の閉塞を防ぐことができる。
また、生育基盤材又は緑化資材において植え込まれずに分離した形で短繊維と粘性質材料の造粒物が併存しているものに比べて、短繊維は吹付された生育基盤材中に均一に分散さる。その結果、生育基盤全体として荷重等を負担することができるのでより耐食性が高くなる。
繊維露出型造粒物の配合は、底土1m3に対し、短繊維(素材:ポリエステル)4kg、水400L、アニオン系エマルジョンの凝集剤(ハイモ株式会社製、ハイモロック)3L、消石灰20kgとした。なお、水の添加量については、底土の含水比が不均一なため、目視によって粥状(マヨネーズ状)になるまで、400L程度を目安に加水して行った。
一面せん断試験とは、上下に分かれたせん断箱に土供試体を納め、垂直応力を載荷した状態で、可動箱を固定箱に対して水平に移動させてせん断する試験をいい、その時の最大せん断応力をせん断強さという。
表2には、緑化資材(30%造粒物混合)、緑化資材(50%造粒物混合)及び従来例における一面せん断試験での内部摩擦角φ(°)と粘着力c(KN/m2)のデータが示されている。これにより、従来例と比較して、繊維露出型造粒物混合による内部摩擦角及び粘着力についての優れた増強効果が確認できた。
耐侵食性試験は、強度100mm/hr、降雨継続時間60分、落下高さ2mの条件で、人工降雨試験機によって降雨させ、吹付供試体に曝し、10分毎の流出土量(絶乾土量)を測定する方法によって行った。試験は同一の試験体に対して、導入植物の初期生育時期であると考えられる吹付後1週間及び4週間の計2回行なった。なお、この流出土量値(絶乾土量値)を各緑化資材の比重で割ることにより流出した厚さ(mm)に換算し、従来例との比較を行った。
一般的な菱形金網を使用せずに、特許第3466978号に示される羽根付アンカーの打設のみといった軽微な緑化基礎工による吹付試験を実施した。吹付施工後約3ヵ月目における追跡調査の結果では、緑化資材(30%造粒物混合)及び緑化資材(50%造粒物混合)において生育基盤の滑落や流亡などは認められず実用性のあることが実証された。
従来の厚層基材吹付工に使用されていた生育基盤材は、バーク堆肥などの有機質系土壌改良材を主体とした富栄養な人工土壌であった。そのため、導入植物のうち草本類が過繁茂することによって、侵入植物などの定着や木本類などの生育が妨げられるという問題があった。
そこで、緑化資材(30%造粒物混合)、緑化資材(50%造粒物混合)及び従来例別に草本類(ホワイトクローバー)を播種工によって導入し生育状態について比較した。併せて、木本類(アベリア、アキグミ、シモツケ、ユキヤナギなどの低木類)の苗木を植え付け、施工後1年目に追跡調査を実施し、活着状態について確認した。ここで、播種工における種子配合は、発芽本数200(本/m2)、1m2当りの有効播種量0.23(g/m2)、1m3当りの播種量15(g/m3)とした。また、苗木は、1.5m2(1.25m×1.25m)当り4本になるように均等な格子状に配植した。
土壌硬度を測定するために、山中式土壌硬度計によって吹付け造成した生育基盤について測定した。緑化資材(50%造粒物混合)を吹付け造成した生育基盤の土壌硬度は、植物の根系伸長限界とされる23mm以下であり、植物の生育にとって問題のない生育基盤であることが確認された
図3には、吹付け造成した生育基盤(50%造粒物混合)から供試体を採取後、土粒子密度及び含水量を測定し、その結果から導きだされる三相分布の値が示されている。これによると、植物の根系伸長は良好となる範囲内にあることが確認できた。
繊維露出型造粒物は、消石灰を添加して固化させるため、バーク堆肥などの有機質系土壌改良資材を混合した人工土壌のPHがアルカリ側に傾く。そこで、緑化資材(30%造粒物混合)、緑化資材(50%造粒物混合)の生育基盤のPHについて測定した。測定結果は、植物の生育が可能とされるPH4.5〜8.0の範囲内であり、植物の生育に問題のない生育基盤であることが確認された。
ところで、短繊維を配合した場合でも、短繊維が生育基盤材(又は緑化資材)内に均一に分散されていた方が、ムラのあるものに比べて、生育基盤全体として荷重等を負担することができるのでより耐食性が高い。そこで、繊維露出型造粒物のように短繊維が粘性質材料の造粒物に植え込まれて一体となっているか、植え込まれずに分離した形で短繊維と粘性質材料の造粒物が併存しているかによる分散性の相違を繊維洗い出し試験により検証した。
表7、及び図5乃至図8に示すように、本発明に係る配合例1が従来配合例1乃至3のいずれに比べて、均一に分布されていることが分かる。
Claims (12)
- 粘性質材料、短繊維、水、凝集剤を配合し、これら材料をせん断ミキサーにより混練する、
ことを特徴とする繊維露出型造粒物の製造方法。 - 粘性質材料1m3に対し、短繊維2〜10kg、水50〜500L、凝集剤0.5〜10Lを配合し、これら材料をせん断ミキサーにより混練する、
ことを特徴とする繊維露出型造粒物の製造方法。 - 粘性質材料、短繊維、水、凝集剤を配合し、これら材料をミキサーにより混練し、
その後、振動手段により振動を与える、
ことを特徴とする繊維露出型造粒物の製造方法。 - 粘性質材料1m3に対し、短繊維2〜10kg、水50〜500L、凝集剤0.5〜10Lを配合し、これら材料をミキサーにより混練し、
その後、振動手段により振動を与える、
ことを特徴とする繊維露出型造粒物の製造方法。 - 粘性質材料1m3に対し、100kg以下(0kgを除く)の消石灰又は半水石膏が添加される、請求項1乃至4のいずれか1項記載の繊維露出型造粒物の製造方法。
- 前記粘性質材料は、浚渫土、砕石洗浄スラッジ、浄水ケーキ、粘性土系現地発生土である、請求項1乃至5のいずれか1項記載の繊維露出型造粒物の製造方法。
- 粒径5〜30mmの粘性質材料の造粒物に複数の短繊維が植え込まれた繊維露出型造粒物と、土壌改良資材と、を含む、
ことを特徴とする緑化資材。 - 前記粘性質材料は、浚渫土、砕石洗浄スラッジ、浄水ケーキ、粘性土系現地発生土である、請求項7記載の緑化資材。
- 前記土壌改良資材は、バーク堆肥、ピートモス、木質系チップ、木炭、活性炭である、請求項7又は8記載の緑化資材。
- 前記土壌改良資材は、アスファルト切削廃材、コンクリート粉砕物、PS焼成灰、クリンカアッシュ、ガラス廃材発泡処理物、パーライト、ゼオライト、イソライトである、請求項7又は8記載の緑化資材。
- 請求項7乃至10のいずれか1項記載の緑化資材に接合剤、種子、肥料を混合して、法面に吹付けることを特徴とする緑化方法。
- 請求項7乃至10のいずれか1項記載の緑化資材の仕上がり1m3に対して、繊維露出型造粒物を20〜80%混合させ、この緑化資材に接合剤、種子、肥料を混合して、法面に吹付けることを特徴とする緑化方法。
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