JP2006306137A - ホイール装置 - Google Patents

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豊一 池田
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Abstract

【課題】タイヤがバースト(パンク)してもハンドルが左右に取られたり車体に衝撃を受けたりすることが少なく、パンクした状態でもタイヤを痛めることなく走行でき、道路の車両による占拠や渋滞や誘発事故の発生が防止でき、車両を修理場所に移動できる。
【解決手段】タイヤ2が取り付けられ車両のハブ4に装填されるホイール本体3と、ホイール本体の車両の内側に設けられた補助ホイール5を備え、補助ホイールがホイール本体にほぼ同心状に一体に取り付けられ、かつ、補助ホイールの外径が通常の走行時のタイヤの外径とホイール本体の外径との中間寸法となっている。好ましくは、補助ホイールの外周面には環状の中実の弾性部材(補助輪5c)が取り付けられ、補助ホイールにほぼ筒状形状のホイール挿入部5aが形成され、ホイール挿入部の内側にはハブが挿入され、ホイール挿入部の外側にはホイール本体が挿入される。
【選択図】図1

Description

本発明は、タイヤがバースト(パンク)した際にハンドルが左右に取られたり車体に衝撃を受けたりすることが少なく、さらにはパンクした状態でもタイヤを痛めることなく走行することが可能であるホイール装置に関する。
自動車などの車両では、ハブなどを備えた操舵装置1に、タイヤ2が取り付けられたホイール本体3が装填されている(図7(b)参照)。
従来のホイール装置では、タイヤ2がパンクするとタイヤ2内の空気が抜け車重によりタイヤ2は変形して潰れる(図7(a)参照)。この状態で走行するとハンドルが左右にとられたり車体に衝撃を受けたりといった現象が生ずるとともに、路面とホイール本体3のエッジ部との間でタイヤが挟まれてタイヤが切り裂かれて改修不能になったりする。また、バースト(パンク)したホイール本体3では車両は走行不能であるので、車両は道路上に停車したままになり、道路渋滞や二重三重の交通事項を誘発させるおそれがあった。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、タイヤがバーストしてもハンドルが左右に取られたり、車体に衝撃を受けたりする現象を少なくでき、さらにはパンクした状態でもタイヤを痛めることなく走行することができ、車両が道路上に停車したままになったり渋滞や二重三重の事故を誘発させたりすることが防止でき、しかも車両を修理場所に円滑に移動させることができるホイール装置を提供することを目的とする。
(1)タイヤが取り付けられ車両のハブに装填されるホイール本体と、当該ホイール本体の車両の内側に設けられた補助ホイールとを備えたホイール装置であって、前記補助ホイールが前記ホイール本体にほぼ同心状に一体的に取り付けられ、かつ、前記補助ホイールの外径が通常の走行時のタイヤの外径と前記ホイール本体の外径との中間寸法となっている。
(2)前記補助ホイールの外周にはほぼ環状の中実の弾性部材が取り付けられている。
(3)前記補助ホイールにほぼ筒状形状のホイール挿入部が形成され、当該ホイール挿入部の内側には前記ハブが挿入され、ホイール挿入部の外側には前記ホイール本体が挿入されて一体に固定される。
(4)前記ホイール本体の車両の内周面には内周面に沿ったねじ部が形成され、前記補助ホイールの外周面には前記ホイール本体のねじ部に螺合されて一体に固定するねじ部が形成されている。
(1)タイヤがバーストしてタイヤの空気が抜けた場合には、ホイール本体の車両の内側に設けられた補助ホイールが路面に接地し、タイヤが潰れてホイール本体と路面との間に挟まれた状態になることがなく、補助ホイールにより安定した走行が確保され、ハンドルが左右に取られたり車体に大きな衝撃を受けたりすることが低減・防止できる。また、補助ホイールはホイール本体の外径よりも大きな外径を有しているので、バーストしたタイヤがホイール本体のエッジ部と路面との間に挟まれて切断されて破損することも防止できる。
(2)タイヤがバーストした際に、弾性部材が路面に接して安定走行や車両の移動が可能であり、しかも弾性部材が中実であるので補助ホイールがバーストすることもない。
(3)通常使用されているホイール本体に補助ホイールのホイール挿入部を挿入するとともに、ホイール挿入部の内側に車両のハブを挿入してホイール本体とハブとを通常の方法で連結して一体化して補助ホイールを装着することができる。
(4)補助ホイールの外周面のねじ部をホイールの内周面のねじ部に螺合させて補助ホイールとホイール本体とを一体化させることができる。
本発明の実施の一形態に係るホイール装置について、図面を参照して説明する。なお、本実施の形態に係るホイール装置は、ホイール本体の周りに寸法的に余裕があるトラックなどの大型車両の前輪に用いることが好ましいが、大型車両の後輪に設けてもよいし、乗用車などの小型車両などであってもホイール本体の周りに寸法的な余裕がある場合には用いることができる。
本ホイール装置は、図1及び図2に示すように、タイヤ2が取り付けられ車両の操舵装置1の一部であるハブ4に装填されるホイール本体3と、このホイール本体3の車両の内側に設けられた補助ホイール5とを備えて概略構成される。
補助ホイール5は、筒状のホイール挿入部5aと、ホイール挿入部5aに一体に連設された筒状の補助輪取付部5bと、この補助輪取付部5bの周方向に沿って取り付けられた補助輪5cとを備えている。補助輪5cは中実の弾性部材からなり外周面には滑り止めのための複数の溝が形成されている。なお、補助輪5cが設けられている部分には補助輪5cが接地した場合に車重が掛かるので、ハブ4が通過できる空間部を備えた環状形状をした補強材を補助輪取付部5bの補助輪5cに対応する部分の内側に溶接などの方法により固定したものが好ましい。
図3(a)に示すように、ハブ4にはハブ4にホイール本体3を固定するための外面にねじ部が形成された締結部4aが複数(図では8個)周方向に等間隔に突出して形成されている。図3(c)に示すように、ホイール本体3には、ハブ4の締結部4aに対応して複数の貫通孔3aが形成されている。図3(b)に示すように、補助ホイール5のホイール挿入部5aの端面には底板部5dが一体に形成され、底板部5dにはハブ4の締結部4aに対応して貫通孔5eが形成されている。さらに、底板部5dには補助ホイール5をホイール本体3に取り付けるための、締結部4aと同様な構造の締結部5fが複数(図では4個)突出して形成されている。ホイール本体3には、締結部5fに対応して複数の貫通孔3bが形成されている。
本実施の形態に係るホイール装置の組立方法について、図1及び図2を参照して説明する。操舵装置1の一部をなすハブ4の外周面に補助ホイール5のホイール挿入部5aを挿入し、補助ホイール5の底板部5dに形成された貫通孔5eにハブ4から突出した締結部4aを挿入する。ホイール挿入部5aの外周面にホイール本体3を挿入してホイール本体3の貫通孔3aからハブ4の締結部4aを突出させる。この際、補助ホイール5の底板部5dから突出する締結部5fをホイール本体3の貫通孔3bに挿入する。次いで、ホイール本体3から突出する締結部4a及び締結部5fにナット6を螺合させ締め付ける。これにより、ハブ4にホイール本体3が固定されるとともに、ハブ4とホイール本体3との間に補助ホイール5が挟まれた状態で一体に固定される。
次に、本実施の形態に係るホイール装置の作用について説明する。タイヤ2がバーストしていない状態では、車体はタイヤ2により正常に走行ができる状態が維持されている(図4(b))。この状態では、補助ホイール5の補助輪5cの外径はタイヤ2の外径とホイール本体3の外径との中間寸法の外径を有しているので、図示のように、補助輪5cが路面から浮いた状態となっている。補助ホイール5はハブ4及びホイール本体3に一体に固定されているので、補助ホイール5はその補助輪5cが路面から浮いた状態でホイール本体3と一緒に回転する。
タイヤ2がバーストすると、タイヤ2内の空気が抜けて車重により変形してホイール本体3の外周縁が路面に接地する方向に偏平に変形しようとする(図4(a))。本実施の形態に係るホイール装置では、補助輪5cを備えた補助ホイール5がホイール本体3に固定されているので、タイヤ2が完全に偏平になる前に、補助輪5cが接地して車重を支える状態になる。このように、タイヤ2は大きく変形しないのでバースト時に車体が大きく傾くことが無く、ハンドルが左右に取られたり車体に衝撃を受けたりすることも少ない。また、タイヤ2がホイール本体3の外周縁と路面との間で挟まれることがないので、タイヤ2が引き裂かれてしまうこともない。
次に、図5及び図6に基づいて本発明の他の実施の形態に係るホイール装置について説明する。
図6に示すように、補助ホイール15は、筒状の補助輪取付部15bと、補助輪取付部15bに固定された環状の補助輪15cとを備える点は上述の実施の形態に係るホイール装置と同様であるが、本実施の形態に係るホイール装置では、補助ホイール15の補助輪取付部15bの外周面にねじ部15gが形成されている。そして、ホイール本体13の車両の内側には補助ホイール15のねじ部15gが螺合させられるねじ部(図示せず)が形成されている。
図5及び図6に示すように、補助ホイール15のねじ部15gとホイール本体15のねじ部とを螺合させて、補助ホイール15をホイール本体13に一体的に取り付けて固定する。補助ホイール15が設けられた方向からハブ4を挿入してホイール本体13をハブ4の締結部4a及びナット6によりハブ4に装着する。補助ホイール15はホイール本体13と一体に固定されているので、上述の実施の一形態に係るホイール装置と同様に、タイヤ2がバーストすると、タイヤ2内の空気が抜けて車重により変形してホイール本体13の外周縁が路面に接地する方向に偏平に変形しようとするが、タイヤ2が完全に偏平になる前に、補助輪15cが接地して車重を支える状態になるので、タイヤ2は大きく変形せずバースト時に車体が大きく傾いてハンドルが左右に取られることも車体に衝撃を受けることも少なくなるとともに、ホイール本体13の外周縁と路面との間でタイヤ2が挟まれることがなく、タイヤ2を引き裂いてしまうこともない。
本発明の実施の一形態に係るホイール装置を示す図である。 本発明の実施の一形態に係るホイール装置を構成する部品を示す図である。 本発明の実施の一形態に係るホイール装置を構成する部品を端面方向から見た図である。 本発明の実施の一形態に係るホイール装置の作用を説明するための図である。 本発明の実施の他の形態に係るホイール装置を示す図である。 本発明の実施の他の形態に係るホイール装置を構成する部品を示す図である。 従来のホイール装置における通常時とパンク時とを示す図である。
符号の説明
1 操舵装置
2 タイヤ
3,13 ホイール本体
4 ハブ
5,15 補助ホイール
5a ホイール挿入部
5b,15b 補助輪取付部
5c,15c 補助輪
15g ねじ部

Claims (4)

  1. タイヤが取り付けられ車両のハブに装填されるホイール本体と、当該ホイール本体の車両の内側に設けられた補助ホイールとを備えたホイール装置であって、前記補助ホイールが前記ホイール本体にほぼ同心状に一体的に取り付けられ、かつ、前記補助ホイールの外径が通常の走行時のタイヤの外径と前記ホイール本体の外径との中間寸法となっていることを特徴とするホイール装置。
  2. 前記補助ホイールの外周にはほぼ環状の中実の弾性部材が取り付けられていることを特徴とする請求項1記載のホイール装置。
  3. 前記補助ホイールにほぼ筒状形状のホイール挿入部が形成され、当該ホイール挿入部の内側には前記ハブが挿入され、ホイール挿入部の外側には前記ホイール本体が挿入されて一体に固定されることを特徴とする請求項1記載のホイール装置。
  4. 前記ホイール本体の車両の内周面には内周面に沿ったねじ部が形成され、前記補助ホイールの外周面には前記ホイール本体のねじ部に螺合されて一体に固定するねじ部が形成されていることを特徴とする請求項1記載のホイール装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013241155A (ja) * 2012-05-22 2013-12-05 Yokohama Rubber Co Ltd:The タイヤ・ホイール組立体および電動車両
CN106240245A (zh) * 2016-07-30 2016-12-21 无锡康柏斯机械科技有限公司 一种用于汽车车轮脱离时的安全补救装置
CN108819623A (zh) * 2016-10-13 2018-11-16 青岛智享专利技术开发有限公司 电表箱运输车轮胎防爆支撑盘
CN111032368A (zh) * 2017-07-06 2020-04-17 Gv工程有限责任公司 具有安装元件的备用轮

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