JP2006303140A - 発光装置の製造方法及び該発光装置を用いた発光装置ユニットの製造方法 - Google Patents

発光装置の製造方法及び該発光装置を用いた発光装置ユニットの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】発光装置の製造方法及びユニット化した発光装置の製造方法において、LEDチップと波長変換部の最適組合せを実現し、発光装置毎の色ばらつきの低減を実現する。
【解決手段】LEDチップを発光装置本体の実装部に実装し(S2)、発光装置本体に実装した状態でLEDチップの発光特性を計測し(S3)、計測によって得られる、LEDチップの放射エネルギ又はその放射エネルギから算出される明るさに関する特性、及びLEDチップの発光スペクトルの特性の2つの特性に基づいてLEDチップをランク分けし(S4)、予めLEDチップの各ランクに対応させて設計し(S5)、作製した(S6)、設計条件の異なる前記波長変換部から適するものを選択し(S7)、互いにランクの対応するLEDチップと波長変換部とを組合せて発光装置を組み立てる。
【選択図】図2

Description

本発明は、LEDチップと蛍光体を含有する波長変換部とを組合せて白色光を発光する発光装置の製造方法及び該発光装置を用いた発光装置ユニットの製造方法に関する。
近年、窒化ガリウム系化合物半導体による青色光を放射するLED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)チップや紫外線を放射するLEDチップが開発されている。このようなLEDチップを蛍光顔料、蛍光染料などの種々の波長変換材料と組合わせることにより、LEDチップの発光色とは異なる色合いの光や白色光を発光する発光装置の開発が行われている。LED発光装置は、小型、軽量、省電力といった長所があり、現在、表示用光源、小型電球の代替、液晶パネル用光源等として広く用いられている。
上述のような発光装置における波長変換材料の固定方法として、波長変換材料を樹脂に含有させてLEDチップの載置部に充填する方法が一般的に行われている。しかし、充填による固定方法の工程は煩雑であると共に樹脂滴下量の制御が困難という問題があるため、発光装置毎の色ばらつきや光量ばらつきが大きいという問題点がある。そこで、実装基板の凹部内にLEDチップを配置し、別部材として作成した波長変換材料を含む樹脂部を実装基板の凹部とその周囲とを覆うように配置した発光装置が考案されている。この発光装置では、樹脂部が別部材であり、その外形寸法や波長変換材料中の蛍光体の濃度を別途調整できるので、発光装置の製造工程が簡略化されると共に、発光装置毎の色ばらつきや光量ばらつきが改善されるという結果が得られている。
ところで、LEDチップ自体に発光輝度と発光波長のばらつきがあることから、このようなLEDチップと波長変換材料と組合せて構成した、例えば白色光の発光装置において、発光装置毎に色調がばらつくという問題がある。この問題を解決するため、LEDチップの発光輝度及び発光波長に基づくランク分けを行い、波長変換材料及び輝度調整用の減光材の組合せから成る被覆部材を組合せ条件を変えて形成し、ランク分けしたLEDチップとそのランクに対応する所定の組合せ条件の被覆部材とを組合わせて発光装置を製造するという製造方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−119743号公報
しかしながら、上述した特許文献1に示される従来の発光装置の製造方法においては、LEDチップのランク分けのため発光輝度や発光波長の計測を工程中のどのタイミングで行うのが良いか明確な言及がない。発光装置の量産においては、工程中のタイミング、すなわち製品のどのような状態において発光特性を計測するかは、最終製品の性能に大きく影響する。また、この製造方法では、被覆部材に加える減光材の加減によって色調と輝度のばらつきを抑えるので、輝度の高いLEDチップの輝度が減光材によって抑えられる結果、LEDチップ本来の効率が低下することになる。
上述の従来の発光装置の製造方法では、LEDチップの発光輝度の計測に際し、平坦なサブマウント上のLEDチップの上方においてLEDチップからの直接光を計測している。このような輝度の計測方法によると、一般に出射角度依存性を有するLEDチップからの光出力を正しく評価できない。これを説明する。出射角度依存性すなわち配光分布は、LEDチップの発光部を構成する層構造における各層の厚みや形状などによって決まる。その層構造は、LEDチップ毎にばらつきを有し、配光分布がLEDチップ毎に異なる。従って、LEDチップからの直接光のみの計測では、実装された使用状態における実装基板からの反射光などを含む発光装置としての光出力を正しく計測できず、色合わせの基礎となる輝度を適切に評価しているとは言い難い。
また、上述の従来の発光装置の製造方法におけるLEDチップの発光波長の計測方法によると、色合わせや蛍光体の光励起確率決定の基礎データとなる発光波長、より一般的には発光スペクトルを正しく評価できない。これを説明する。LEDチップから外部に放出される光出力の出射角度依存性は、上述同様にLEDチップの層構造に起因して、さらに波長依存性を有する。従って、発光スペクトルが角度依存性を有するので、発光スペクトルの評価には、LEDチップから全方位に放射された光の発光スペクトルを平均化したものを用いるのがより好ましい。しかしながら、上述の製造方法においては、一部の光の発光スペクトルしか用いていないことになる。
本発明は、上記課題を解消するものであって、LEDチップと波長変換部との最適組合せを実現して発光装置毎の色ばらつきの低減を実現できる発光装置の製造方法及び該発光装置を用いた発光装置ユニットの製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を達成するために、請求項1の発明は、LEDチップと前記LEDチップからの放射光を吸収して可視域の光を生成するための蛍光体を含有する波長変換部とを組合せて白色光を生成して発光する発光装置の製造方法において、前記LEDチップを発光装置本体の実装部に実装した後、前記LEDチップの発光特性を計測し、前記計測によって得られる、LEDチップの放射エネルギ又はその放射エネルギから算出される明るさに関する特性、及びLEDチップの発光スペクトルの特性の2つの特性に基づいて当該LEDチップをランク分けし、予めLEDチップの各ランクに対応させて作製した設計条件の異なる前記波長変換部から適するものを選択し、互いにランクの対応するLEDチップと波長変換部とを組合せるものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載の発光装置の製造方法において、前記実装部は発光装置本体の有する実装基板に設けた凹部であり、前記LEDチップは前記凹部の底面に実装され、前記凹部は光拡散性の内壁面を有し、かつ当該凹部の底面から開口方向に向かい末広がりとなるテーパ形状を有するものである。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発光装置の製造方法において、前記LEDチップは可視域の光を放射する可視LEDチップであり、前記可視LEDチップからの光と前記波長変換部の蛍光体によって生成された光の混色により白色光を生成するものである。
請求項4の発明は、請求項3に記載の発光装置の製造方法において、前記発光スペクトルの特性として色度座標値を用いるものである。
請求項5の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発光装置の製造方法において、前記LEDチップは紫外線を放射する紫外LEDチップであり、前記波長変換部は前記紫外LEDチップからの紫外線を吸収して可視域の光を放出する蛍光体を1種類以上含み、前記発光スペクトルの特性としてピーク波長及びそのピークの半値幅を用いるものである。
請求項6の発明は、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の製造方法を用いて製造した発光装置を用いて発光装置ユニットを製造する方法であって、該発光装置の発光特性を計測して当該発光装置をランク分けし、前記発光装置を異なるランクから適宜選択してユニットとし、該ユニットが所定の発光特性となるようにする製造方法である。
請求項1の発明によれば、LEDチップを発光装置本体の実装部に実装した後、実装された状態のLEDチップの発光特性を計測してLEDチップをランク分けするので、実装部表面の光吸収率などを含めた使用状態の条件のもとでランク分けができ、従来例に比べてLEDチップと波長変換部とのより最適な組合せを実現して発光装置毎の色ばらつきの低減を実現できる。
請求項2の発明によれば、LEDチップから全方位への発光が光拡散性の内壁面によって反射されて角度依存性が平均化されるので、実装状態のLEDチップの発光特性の計測がより容易となる。すなわち、全光束の測定ではなく一部の光束の測定によっても精度良く測定できる。
請求項3の発明によれば、発光装置毎の色ばらつきを低減した発光装置が得られる。
請求項4の発明によれば、発光ピーク波長の違いに基づいてランク分けする場合に比べて、より適切なランク分けができる。また、人の色感に即して色合わせできる。
請求項5の発明によれば、発光装置毎の色ばらつきを低減した発光装置が得られる。
請求項6の発明によれば、ランク分けされた発光装置を適宜選択して用いるので、ユニット毎の発光特性のばらつきが少なく所望の発光特性を有する発光装置ユニットを容易に実現できる。
以下、本発明の実施形態に係る発光装置の製造方法及びユニット化した発光装置の製造方法について、図面を参照して説明する。図1は本発明の製造方法により製造された発光装置1を示す。発光装置1は、LEDチップ2とLEDチップ2からの放射光を吸収して可視域の光を生成する蛍光体を含有した波長変換部3とを組合せることにより、白色光を生成して発光する装置である。LEDチップ2は、発光装置本体4に設けられた実装部である凹部41の底面に実装され、LEDチップ2に発光用の電力を供給する電極42に電気接続されている。
発光装置1の製造方法を図2、図3(a)(b)、図4を参照して説明する。図2は製造工程のフローチャートを示す。また、図3(a)はLEDチップ2を実装する工程、(b)は同LEDチップ2の発光特性を計測する工程を示し、図4はLEDチップ2と波長変換部3とを組合せて発光装置1を組み立てる工程を示す。まず、多数のLED(発光ダイオード)を表面に一括製造した基板をダイシングして得たLEDチップ2と、発光装置本体4に実装用凹部41及びLEDチップ2への電流供給用の電極42を備えて成る実装基板とを作成する(S1)。次に、図3(a)に示すように、LEDチップ2を実装基板の凹部41の底面に実装する(S2)。この実装は、例えば、フリップチップ実装法を用いて行われる(図6の断面図参照)。
次に、図3(b)に示すように、発光装置本体の実装部に実装されたLEDチップ2に電力を供給し、LEDチップ2の発光に基づく光Lの発光特性を計測装置Dによって計測する(S3)。実装状態のLEDチップ2は、計測によって得られる2つの特性に基づいて、予め設定された所定のランク毎にランク分けされる(S4)。この2つの特性は、LEDチップ2の放射エネルギ又はその放射エネルギから算出される明るさに関する特性、及びLEDチップの発光スペクトルの特性である。
また、上述のLEDチップ2に関する工程S1〜S4と並行し、又は前後する別工程により波長変換部3の作製が行われる。波長変換部3は、LEDチップ2の所定のランクに対応させて各ランク毎に設計され(S5)、設計条件の異なる条件のもとで作製される(S6)。次に、図4に示すように、ランク分けしたLEDチップ2に対し、発光装置1としての発光に所定の色合いを実現するため、複数の波長変換部3から適するものを選択し(S7)、互いにランクの対応するLEDチップ2と波長変換部3とを組合せて発光装置1を組み立てる(S8)。以下において、より詳細な説明を行う。
図1に示す発光装置1のLEDチップ2は、青色光を発光する青色LEDであり、波長変換部3は、青色LEDの発光を吸収して黄色系の光を発生する蛍光体を含有する部材からなる。発光装置1は、このようなLEDチップ2と波長変換部3との組合せにより、次に示すようにして白色光を生成する。LEDチップ2によって発生した青色光の一部は、蛍光体により吸収されて黄色系の光に変換されて発光装置1から外部へ放射されるが、一部は蛍光体に吸収されることなく青色光のまま発光装置1から外部へ放射される。発光装置1から放射された青色光と蛍光体から放射された黄色系の光とは互いに補色の関係に当たるので、これらの光が適切な強度バランスで混色されることにより白色光が生成される。LEDチップ2は、例えば、ドミナント波長460nm〜465nmの窒化ガリウム系青色LEDである。
発光装置本体4の寸法例を示す。外形は、縦7mm、横8mm、高さ2.5mmの略直方体形状、凹部41の開口の最大直径が約5mm、凹部41の深さが約1.5mm、凹部41の底面の直径が約2.5mmである。発光装置1の発光装置本体4の材質は、セラミックスである。なお、発光装置本体4の形状寸法は、これらの数値に限定されるものではなく、また、材質は、特にセラミックスに限定されるものではない。
凹部41は、断面が開口方向に向かい末広がりとなる逆台形状に形成され、その内壁面はその面に入射する光を拡散する光拡散性を有している。このような光拡散性の内壁面を実現するには、例えば、その表面の凹凸(表面粗度)を少なくとも約1μm程度以上とすればよい。また、発光装置本体4を形成するセラミックスは、例えば、純度90%〜96%の多結晶アルミナを用いることができる。このような純度のアルミナは、若干の光透過性を有する。従って、内壁面に入射した光はセラミックス内部に入り込み、結晶粒界で散乱され、拡散光となってセラミックス外部へと再放射される。このように、発光装置本体4の材質が、内部に光が入り込むことのできるアルミナのような場合、凹部41の内壁面の凹凸(表面粗度)が1μm未満でも、その内壁面は光拡散面として機能する。
発光特性の計測を説明する。この計測は、図3(b)に示したように、LEDチップ2を実装した発光装置本体4の正面前方(光放射方向、図の上部)に計測装置Dの受光部を設置して行われる。計測される光Lには、LEDチップ2からの直接光とともに、凹部41の内壁面によって反射した光、及び吸収され拡散され再放射された光が含まれている。計測した発光スペクトルは、発光色度(XYZ表色系)に換算する。なお、発光色度は、発光スペクトルの計測とその後の換算によらずに、色彩色度計を用いて直接に発光色度を計測してもよい。これらの計測が行われた実装状態の各LEDチップ2は、光出力、及び発光色度に応じてランク分けされる。
波長変換部3を説明する。LEDチップ2のランクに応じて、調合条件の異なる黄色蛍光体を含有する波長変換部3を設計し、それら異なる設計条件に基づいた種類の異なる波長変換部3を作製する。黄色系蛍光体として、共にケイ酸塩系の蛍光体で、発光波長域の異なる2種類の蛍光体(蛍光体A、蛍光体Bとする)を用いる。蛍光体A、蛍光体Bのピーク波長は、例えば、各々565nm、593nmである。蛍光体A、蛍光体Bを混合し、さらに透光性のシリコーン樹脂に混合して縦横5mm、厚さ0.5mmのシート状に成形して波長変換部3を作製する。蛍光体A、蛍光体Bの混合比、及びこれらの全重量を変化させつつ波長変換部3を作製する。
作製した波長変換部3は、実装してランク分したLEDチップ2のランクに対応してランク分けされる。このランク分けは、波長変換部ランク分け用の装置を用いて行う。ランク分け用の装置は、LEDチップ2を発光装置本体4の凹部41の底面に実装して構成したものである。波長変換部3は、この装置を用いて発光装置1の完成品と同じ設定で励起され、発光装置1として放射される白色光のXYZ表色系の色度座標の計測に基づいて、LEDチップ2の各ランクに対応してランク分けされる。
実装されてランク分けされたLEDチップ2のそれぞれと、作製されランク分けされた波長変換部3のそれぞれとから、互いに適合する色合いを形成するように組合せが選択され、その組合せにより発光装置1が組み立てられる。このようにして組み立てられた発光装置1は、青色LEDチップ2が発光装置本体4の凹部41底面に実装されており、青色LEDチップ2から放射された光は、その一部が凹部41の側面や底面で吸収され、残りが光取り出し面側(凹部41の開口側)へ出射される。
凹部41の側面や底面における光吸収率は、波長、凹部41の表面材質、表面状態、側面の開口部に向けての傾斜角度などに依存する。これらは、製造上のばらつきに起因して、発光装置本体4毎にばらつきを有する。従って、単体のLEDチップ、つまり、発光装置本体4に実装されていない状態のLEDチップ2からの光出力や発光スペクトルと、発光装置本体4に実装されているLEDチップ2からの光出力や発光スペクトルとは同一のものとはならない。さらに、単体のLEDチップと、実装状態のLEDチップとの、それぞれに対する光出力や発光スペクトルの計測値は、互いに1対1に対応づけられるとは限らない。
従って、発光装置1の最終形態に近い状態で光特性を計測し、その結果に基づいてランク分けを行うことにより、より実情に即した適切なランク分けが可能となる。実際の発光装置1内において波長変換部3に入射されるべき光の光特性を計測してランク分けできることから、LEDチップ2と波長変換部3との組合せを、従来よりも最適に実現して、所定の色合いとなる発光装置1を実現できる。その結果、LEDチップ2の青色と波長変換部3によって発生した黄色光との混色により生成する白色光の色ばらつきを、従来に比べてさらに抑制することができ、また、このようにして製造された発光装置1は、発光装置1毎の色ばらつきの低減も実現される。
また、凹部41が開口方向に向かって末広がりとなることにより、LEDチップ2の側面方向(開口方向に直交する方向)に放射された光も、発光装置1の正面方向(開口方向)へ向かうことができる。また、LEDチップ2から全方位に光が放射されるが、凹部41の内壁面が光拡散性であることにより、発光スペクトルは方位について平均化されたものとなる。従って、計測装置Dの受光部を発光装置本体4の正面方向のみに設置した場合であっても、従来の実装状態にない単体のLEDチップ、又は平坦な基板上に実装されたLEDチップからの発光を計測するような計測方法に比べて、より実際の状況に近い状態で、発光スペクトルが得られる。
LEDチップ2から全方位への発光が光拡散性の内壁面によって反射されて角度依存性が平均化されるので、実装状態のLEDチップ2の発光特性の計測がより容易となる。すなわち、全光束の測定ではなく一部の光束の測定によっても精度良く測定できる。また、光出力についても、角度依存性が平均化されるので、計測装置Dの受光部を発光装置本体4の正面方向のみに設置した場合であっても、全体の光出力に比例した量が計測されるので、従来例に比べてLEDチップ2の光出力性能をより正しく評価できる。
上述のようにLEDチップ2の発光色と波長変換部3の発光色との混色により白色を生成する場合、LEDチップ2と波長変換部3の各々の発光色度座標が分かれば、混色により生成する発光の色度座標値は、それら2点を結ぶ直線上の値として求められる。その直線上のどこにくるかは、LEDチップ2の発光色と波長変換部3の発光色の各々の発光強度比により決まる。従って、LEDチップ2の光出力を計測し、その強度に合う発光強度の波長変換部3を作製できれば、波長変換部3とLEDチップ2とを適切に組み合わせ、て、設計条件に合致する発光色を実現する発光装置1を得ることができる。
なお、個々のLEDチップ2の発光スペクトルを詳細に調べると、同じピーク波長を持つLEDチップ2であっても、発光色度(XYZ表色系)に変換すると、サンプルによりx座標で最大0.01程度の差を生じていることがわかる。従って、発光スペクトルのピーク波長は発光色度と1対1に対応しない。故に、LEDチップ2を発光ピーク波長の違いに基づいてランク分けする場合に比べて、本発明の製造方法におけるように、発光色度に基づいてランク分けする方が、より適切なランク分け方法となっている。
次に、LEDチップ2として、上述の青色LEDチップ2とは異なる紫外LEDチップ2を用いる発光装置1の製造方法について説明する。この発光装置1のLEDチップ2は、紫外線を放射する紫外LEDであり、波長変換部3は、紫外LEDチップ2からの紫外線を吸収して可視域の光を放出する蛍光体を1種類以上含む。そして、発光装置1の製造において、実装されたLEDチップ2のランク分けに用いる発光特性として、発光スペクトルにおけるピーク波長及びそのピークの半値幅を用いる。
このような発光装置1の概略構造は、図1に示したものと同様である。相違点は、この発光装置1のLEDチップ2が紫外線を放射するLEDチップ2であること、波長変換部3に、LEDチップ2の発光に基づく紫外線を吸収して赤色系の発光をする蛍光体R、紫外線を吸収して緑色系の発光をする蛍光体G、紫外線を吸収して青色系の発光をする蛍光体Bが含有されていることである。
この発光装置1は、蛍光体R,G,Bの各々がそれぞれ紫外LEDチップ2からの紫外線を吸収し、赤色系、緑色系、青色系の光(蛍光色)を生成し、それらの蛍光色が適切な強度バランスで混色されることにより、白色光を生成して放射する。
このLEDチップ2は、可視波長域に発光を有さないので蛍光体の発光色との混色の作用は有しない。しかし、紫外LEDチップ2の発光特性(光出力、発光スペクトル)が変わると、蛍光体R,G,Bの各々の発光効率が個別に増減するので、紫外LEDチップ2の発光特性がばらつくことによって、発光装置1における混色の強度バランスが変化して発光装置1の発光に色ばらつきが生じる。このような不具合は、以下に示す本発明の製造方法により解消される。
発光装置1に用いる紫外LEDチップ2は、例えば、ピーク波長約360nmのGaN系化合物半導体から成る。発光装置本体4の凹部41の底面に実装した紫外LEDチップ2に基づく発光は、上述の青色LEDチップ2に対する計測系と同じ計測系を用いて、その光出力、及び発光スペクトルが計測される。そして、実装状態の紫外LEDチップ2は、光出力、発光ピーク波長、半値幅に応じてランク分けされる。
他方、波長変換部3が、蛍光体R、蛍光体G、蛍光体Bを混合し、さらに透光性のシリコーン樹脂に混合して、例えば、縦横5mm、厚さ0.5mmのシート状に作製される。各蛍光体の材料は、例えば、蛍光体RとしてYS:Eu、蛍光体Gとして3(Ba,Mg,Eu,Mn)O・8Al、蛍光体Bとして(Sr,Ca,Ba,Eu)10(PO・Clを用いることができる。なお、蛍光体材料の種類は、これらに限定されるものではない。蛍光体材料は、紫外LEDチップ2の放射する紫外線で励起されて赤、緑、青いずれかの可視光を発光可能な蛍光体材料であればよい。
蛍光体材料の他の例を示す。蛍光体Rとしては、硫化物系蛍光体、例えば、ZnS:Cu、アルカリ土類金属珪酸塩蛍光体、例えば、(Sr,Ca,Ba)SiOなどでもよい。また、蛍光体Gとしては、金属アルミネート系蛍光体、例えば、Ba0.97Eu0.03Al、アルカリ土類金属珪酸塩系蛍光体、例えば、(Sr,Ca,Ba)SiOで、蛍光体Rとして用いたものに比べてSr/Ba比が相対的に小さいものなどでもよい。また、蛍光体Bの例としては、他に硫化物系蛍光体、例えば、ZnS:Ag、金属アルミネート系蛍光体、例えば、(Ca,Sr)0.97Eu0.03Alなどでもよい。
ランク分けしたLEDに応じて、蛍光体R,G,Bを含有する設計条件の異なる波長変換部3を作製する。設計条件は、例えば、蛍光体の混合比、混合した蛍光体の全重量である。これらを変数として変化させることにより、LEDチップ2の各ランクに対応する波長変換部3を作製する。
条件を変えて作製した波長変換部3は、紫外LEDチップ2を発光装置本体4の凹部41の底面に実装した波長変換部ランク分け用の装置を用いてランク分けされる。波長変換部3は、この装置を用いて発光装置1の完成品と同じ設定で励起され、発光装置1として放射される白色光のXYZ表色系の色度座標の計測に基づいて、紫外LEDチップ2の各ランクに対応させてランク分けされる。
実装されてランク分けされた紫外LEDチップ2のそれぞれと、作製されランク分けされた波長変換部3のそれぞれとから、互いに適合する色合いを形成する組合せが選択され、その組合せを用いて発光装置1が組み立てられる。
上述のように、紫外LEDチップ2の適切なランク分け、及び波長変換部のランク分けがより実情に即して行われるので、従来と比べてより適合するようにLEDチップ2と波長変換部3との組合せを選択することができる。その結果、波長変換部3によって発生した赤色光、緑色光、青色光の混色により生成される白色光における色ばらつきが、低減された発光装置1が得られる。
次に、図5、図6を参照して、上述の製造方法を用いて製造した発光装置1を複数用いてユニット化した発光装置(発光装置ユニット)10の製造方法を説明する。本発明によると、このようなユニット化した発光装置10において、ユニット毎の発光特性のばらつきの少ないユニット化した発光装置を容易に実現できる。図5に示す発光装置10は、上述の青色LEDチップ2や紫外LEDチップ2を7個用いてユニット化したものである。ユニット化するに当たり、発光装置1の発光特性を計測して発光装置1をランク分けし、これらの異なるランクから発光装置1を適宜選択し、選択した7個の発光装置1を組合せる。このように、ランク分けして選択された複数の発光装置1を用いることにより、複数のユニットが略同じ発光特性となるように発光装置10を製造することができる。
ここで、発光装置10の構造を説明する。発光装置10は、図5に示すように、円盤状の基板5に7個の発光装置1が互いに略等間隔で配置されている。各発光装置1には、電極53aから配線パターン53を介して電力が供給される。基板5は、図6に示すように、金属、例えば銅、からなるベース基板50の上に絶縁層52が設けられ、絶縁層52の上に配線パターン53を形成した構造に成っている。また、ベース基板50の発光装置1が実装される領域は、他の部分よりも突出した凸部51となっており、この凸部51には、絶縁層52が設けられていなく、発光装置1の底面に直接、接合して放熱を図る構造に成っている。
発光装置1の底面には、凸部51に対応して、金属層43が形成されており、金属層43と凸部51はハンダ54によって接合される。また、LEDチップ2は、発光装置本体4の凹部41の底面にフリップチップ実装される。発光装置本体4の電極42は、凹部41内でLEDチップ2の電極に接続され、発光装置本体4の外側面を経て底面に至って、基板5の配線パターン53にハンダ54によって接続される。
上述の発光装置1のランク分けは、発光装置1の光出力、発光色度の計測結果に基づいて行われる。ユニットを構成する発光装置1は、各発光装置1による光出力の総和が、所定の一定値となるように7個1組の発光装置群として選択される。このような発光装置10の構成方法は、予め光出力を所定値に揃えた発光装置を必要個数搭載するという構成方法に比べて、発光装置1の状態で各光出力を揃える必要がなく、製造が容易である。また、出力のばらつきの結果大きな出力を有する発光装置1に対して、その出力を強制的に低下させる必要がなく、発光装置1の本来の効率を落とすことがない。従って、本来の発光効率を維持して、発光効率の高いユニット化した発光装置10が得られる。
また、全体の光出力の総和が一定となるように7個1組の発光装置1の群を選択する代わりに、ユニットとして全体の発光色度が所定の一定値となるように7個1組の発光装置1の群を選択してもよい。これにより、個々の発光装置1の色ばらつきが平均化され、さらに色ばらつきが改善された発光装置10が得られる。
なお、本発明は、上記構成に限られることなく種々の変形が可能である。LEDチップ2を実装する凹部41は、円形開口でなく矩形開口でもよい。LEDチップ2の実装は、フリップチップ実装に限らず、他の実装方法、例えばワイヤボンディング法でもよい。また、ユニット化した発光装置10において、発光装置1の個数は7個に限らず複数であればよい。
本発明の一実施形態に係る発光装置の製造方法により製造された発光装置の斜視図。 同上製造方法の製造工程のフローチャート。 (a)は同上製造方法におけるLEDチップを実装する工程を示す斜視図、(b)は同方法におけるLEDチップの発光特性を計測する工程を示す斜視図。 同上製造方法におけるLEDチップと波長変換部とを組合せて発光装置を組み立てる工程を示す斜視図。 同上製造方法を用いて製造した発光装置を組合せてユニット化した発光装置の平面図。 図5におけるX−X断面図。
符号の説明
1 発光装置
2 LEDチップ
3 波長変換部
4 発光装置本体
10 発光装置(発光装置ユニット)
41 凹部

Claims (6)

  1. LEDチップと前記LEDチップからの放射光を吸収して可視域の光を生成するための蛍光体を含有する波長変換部とを組合せて白色光を生成して発光する発光装置の製造方法において、
    前記LEDチップを発光装置本体の実装部に実装した後、前記LEDチップの発光特性を計測し、前記計測によって得られる、LEDチップの放射エネルギ又はその放射エネルギから算出される明るさに関する特性、及びLEDチップの発光スペクトルの特性の2つの特性に基づいて当該LEDチップをランク分けし、予めLEDチップの各ランクに対応させて作製した設計条件の異なる前記波長変換部から適するものを選択し、互いにランクの対応するLEDチップと波長変換部とを組合せることを特徴とする発光装置の製造方法。
  2. 前記実装部は発光装置本体の有する実装基板に設けた凹部であり、前記LEDチップは前記凹部の底面に実装され、前記凹部は光拡散性の内壁面を有し、かつ当該凹部の底面から開口方向に向かい末広がりとなるテーパ形状を有することを特徴とする請求項1に記載の発光装置の製造方法。
  3. 前記LEDチップは可視域の光を放射する可視LEDチップであり、前記可視LEDチップからの光と前記波長変換部の蛍光体によって生成された光の混色により白色光を生成することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の発光装置の製造方法。
  4. 前記発光スペクトルの特性として色度座標値を用いることを特徴とする請求項3に記載の発光装置の製造方法。
  5. 前記LEDチップは紫外線を放射する紫外LEDチップであり、前記波長変換部は前記紫外LEDチップからの紫外線を吸収して可視域の光を放出する蛍光体を1種類以上含み、前記発光スペクトルの特性としてピーク波長及びそのピークの半値幅を用いることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の発光装置の製造方法。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の製造方法を用いて製造した発光装置を用いて発光装置ユニットを製造する方法であって、
    該発光装置の発光特性を計測して当該発光装置をランク分けし、前記発光装置を異なるランクから適宜選択してユニットとし、該ユニットが所定の発光特性となるようにすることを特徴とする発光装置ユニットの製造方法。
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