JP2004063494A - 発光装置およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】発光素子から出射した光を有効活用し、輝度を向上することができる発光装置およびその製造方法を提供する。
【解決手段】ZnSe系LED3が実装基体10上に実装された発光装置であって、絶縁性樹脂1と、その絶縁性樹脂の表面に露出するように保持された金属薄片2とを有し、ZnSe系LEDが配置される面に金属薄片が露出し、その発光素子を底部から囲むように湾曲している。
【選択図】 図1
【解決手段】ZnSe系LED3が実装基体10上に実装された発光装置であって、絶縁性樹脂1と、その絶縁性樹脂の表面に露出するように保持された金属薄片2とを有し、ZnSe系LEDが配置される面に金属薄片が露出し、その発光素子を底部から囲むように湾曲している。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、発光装置およびその製造方法に関し、より具体的には、高輝度の発光装置およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ZnSe系白色発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)では、n型ZnSe基板上に形成されたpn接合を含む活性層において青色光を発光し、さらに、ZnSe基板における自己活性発光中心(SA(Self−Activated)中心)がその青色光を受けて励起され黄色光を発光する。その構造としては、SA中心を有するn型ZnSe基板の上にn型ZnSe系化合物エピタキシャル層が形成され、その上に少なくとも1つのpn接合を含む発光層である活性層が形成されている。その活性層の上にはp型ZnSe系化合物エピタキシャル層が形成されている。
【0003】
活性層から発せられる青色光は、活性層の上のp型ZnSe系化合物エピタキシャル層を通り出射面から外に出射されるだけでなく、底面側のn型ZnSe基板にも到達する。n型ZnSe基板には、あらかじめ、ヨウ素、アルミニウム、塩素、臭素、ガリウム、インジウム等を少なくとも1種類ドーピングしてn型導電性としている。このドーピングにより、ZnSe基板にはSA発光中心が形成される。上記の青色光を含む510nm以短の短波長域の光の照射により、SA発光中心から、550nm〜650nmの長波長域の光が発光される。この長波長域の光は、黄色または橙色の可視光である。
【0004】
活性層からの青色もしくは青緑色発光のうち、ZnSe基板方向に伝播するものは、ZnSe基板に吸収されて、光励起発光を起こして黄色もしくは橙色の光を発する。この両者の発光を組み合わせることにより、白色光を得ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記のZnSe系LEDは、電力を供給する電極部を有する実装基体に実装される。図8は、基体としてプリント基板101を用い、その上にZnSe系LED103が配置され、側部周囲をリフレクタ113によって取り囲まれている。ZnSe系LED103のp型電極はワイヤ104により、プリント基板上の配線パターン109に電気的に接続されている。ZnSe系白色LEDは透明な封止樹脂108によって封止されている。
【0006】
リフレクタ113は、リフレクタ基体106と、その表面に予め無電解めっき法により形成された銀めっき層107とを備えている。リフレクタ基体106は接着剤105によりプリント基板に接着されている。この実装構造の場合、樹脂からなるリフレクタ基体106にめっきを施しているので、反射率は低く、十分輝度を向上させることができない。
【0007】
また、図9はリードフレームを組み入れたインサート射出成形法で作製されたリードフレーム111と樹脂基体112とが一体化された実装基体を示す図である。この実装基体の場合、樹脂基体112上にフラットに配置されたリードフレーム111が露出している。このため、発光素子の側部を取り囲む樹脂基体の表面に、フレームを短絡させることなくめっきを施すことが難しい。このため、発光素子を取り囲む周囲の部分の内側表面の反射率を向上することができない。
【0008】
要約すると、従来の発光装置の実装構造により、発光装置の輝度を十分向上させることができなかった。このため、実装構造において少しでも輝度を向上させる技術の開発が望まれていた。
【0009】
本発明は、発光素子から出射した光を有効活用し、輝度を向上することができる発光装置およびその製造方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の発光装置は、SA発光中心を含むn型ZnSe基板とその上に形成されたZnSe系混晶化合物からなるエピタキシャル発光構造とを含むZnSe系白色発光ダイオード素子が実装基体上に実装された発光装置である。上記の実装基体は、絶縁性樹脂と、その絶縁性樹脂の表面に露出するように保持された金属薄片とを有し、発光素子が配置される面に金属薄片が露出し、その発光素子を底部から囲むように湾曲している。
【0011】
この構造により、発光素子の底部から側部にわたって高い反射率を有する金属薄片で取り囲むことができる。このため、発光素子から出射された光を照射対象に向けて無駄なく送り出すことができる。この結果、発光装置の輝度を向上させることができる。
【0012】
上記の金属薄片をリードフレームとすることができる。リードフレームを反射体とすることにより、発光装置の高輝度を実現した上で、配線を容易に行うことが可能になる。
【0013】
上記の金属薄片の表面にはめっき処理を施すことがよい。めっき処理においてさらに反射率の高いめっき膜を形成することにより、より高輝度の発光装置を得ることができる。
【0014】
上記の金属薄片を銅合金とし、その銅合金の表面に銀めっきを施すことができる。この構成により、安価な銅により配線における低電気抵抗と高放熱性を実現し、かつ高い反射率を銀めっき膜により得ることができる。
【0015】
ZnSe系発光ダイオードは、n型ZnSe基板ダウンで実装されてもよいし、エピタキシャル発光構造ダウンで実装されてもよい。
【0016】
エピタキシャル発光構造からの光およびSA発光中心からの光を、上記反射体で反射して照射対象に向けることができる。とくに、厚いn型ZnSe基板の側面(厚み面)から外に、エピタキシャル発光層表面と平行方向に放射されるSA発光中心からの光を、エピタキシャル発光層表面と垂直方向にある照射対象に向わせることができ、全体の輝度向上と、白色光の色度におけるSA発光中心からの光成分の増大とを得ることができる。
【0017】
本発明の発光装置の製造方法は、発光素子が、絶縁樹脂および金属薄片を有する実装基体上に実装された発光装置の製造方法である。この製造方法は、実装基体が発光素子を底部から取り囲むように、湾曲した凹部を有するインサート射出成形用金型を準備する工程と、所定の形状にされた金属薄片をインサート射出成形用金型内の少なくとも凹部内壁に配置して、絶縁樹脂を注入する工程と、凹部内壁における金属薄片の露出した部分にめっき処理を施す工程とを備える。もちろん、金属薄片へのめっき工程は、インサート成型前に薄片全面に行うめっき処理でも構わない。
【0018】
この方法により、金属薄片にリードフレーム等を用いることにより、発光素子の構造を変更することなく、高輝度化された発光装置を簡単に得ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
次に図面を用いて本発明の実施の形態について説明する。
【0020】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における発光装置を示す断面図である。図1において、実装基体10は、絶縁基体1と、その表面に露出するように埋め込まれた金属薄片2とから構成される。金属薄片2の表面にはめっき層7が形成されている。実装基体10の実装面は、発光素子のZnSe系白色LED3を底面から取り囲むように湾曲している。ZnSe系白色LED3の電極、例えばp型電極はワイヤ4により、一方の金属薄片と電気的に接続されている。また、例えばn型ZnSe基板の裏面に形成されたn型電極は直下の金属薄片に電気的に接続されている。ZnSe系白色LED3は電気配線された後、透明な封止樹脂5によって封止されている。
【0021】
上記の絶縁基体1には、液晶ポリマー系材料、高融点ビニル系樹脂などを用いるのがよい。また、金属薄片2には、銅、銅合金、アルミ、アルミ合金、ニッケル合金、鋼板などを用いることができる。これらはリードフレームとして形成されたものでもよい。また、深絞り加工可能な金属であることが望ましい。また、めっき層には高反射率を得るために銀めっきを用いることが望ましい。また、銀めっきに限定されず、ニッケルめっきやその他の、可視光領域の広い波長範囲で反射率の高いめっき層を得ることができるものであれば何でもよい。
【0022】
図1の構造の発光装置により、ZnSe系白色LED3から側方に出射された光は、湾曲して周囲を取り囲んでいるめっき層7により高い反射率で反射され、照射対象の方向に向かうようにされる。このため、照射対象方向から見た輝度が上昇する。さらにエピタキシャル発光構造から側方に放射された光とともに、エピタキシャル発光構造に比べて厚いZnSe基板の側面から無駄に放射されていたSA発光中心からの光が、上記照射対象方向に向う。このため、白色光中で相対的にSA発光中心からの光の成分を増大させることができ、白色光の色度を調整することができる。
【0023】
(実施の形態2)
図2は、本発明の実施の形態2の発光装置における実装基体10を示す平面図である。絶縁基体1は、外壁部1aと、内底部1cと、内側湾曲壁部1bとを含んでいる。内側湾曲壁部1bには、金属薄片であるリードフレーム2が表面を露出させて埋め込まれている。リードフレームは大きく2つの部分のフレーム片に分れている。すなわち、たとえば、図示していないZnSe系白色LEDのp型電極に電気的に接続されるフレーム片2a,2g,2cおよびn型ZnSe基板裏面のn型電極に電気的に接続されるフレーム片2b,2e,2f,2h,2dである。フレーム片2a,2b,は絶縁基体の内側湾曲壁1bの表面に沿って、やはり湾曲して配置されている。また、フレーム片2bに連続する部分2e,2fは内側斜辺1dに沿って絶縁基体に埋め込まれている。
【0024】
図3は、図2のIII−III線に沿う断面図である。絶縁基体1の内側湾曲壁1bおよび内底部1cに、フレーム片2a,2bが埋め込まれている。フレーム片2bの内底部に埋め込まれた部分の上にZnSe系白色LED3が置かれ、、たとえばその基板裏面のn型電極がフレーム片2bに導通され、そのp型電極がワイヤ4によりフレーム片2aに導通されている。後述するように、フレーム片2bと2dとが導通し、フレーム片2aと2cとが導通している。
【0025】
図4は、図2のIV−IV線に沿う断面図である。ZnSe系白色LED3の底部および左右をフレーム片2b,2e,2fが底部から囲んでいる。これらフレーム片も、上記LEDから側方に放射されてきた光を照射対象の方向に向けることができる。
【0026】
図5は、図2に示す実装基体を左側から見た正面図であり、また、図6は、同じ実装基体を下側から見た側面図である。フレーム片2jは、絶縁基体の外側に露出しているフレーム片2hと内底部に配置されたフレーム片2bとを導通させている接続用フレーム片である。また、フレーム片2iは、絶縁基体の外側に露出しているフレーム片2gと内底部に配置されたフレーム片2aとを導通させている接続用フレーム片である。これら絶縁基体の外側に露出しているフレーム片には、図6に示すフレーム片2dも含めて、電源からの配線が導通される。本構造は、2g及び2hを実装面に固着させる端子として使用した場合、発光装置からの発光が実装面と平行な方向となるため、いわゆるサイドビュー型素子とすることができる。
【0027】
図7は、金属薄板から打ち抜いた状態のリードフレームを示す図である。この打ち抜き状態のリードフレーム2は、太線部で直角に折り曲げられる。太線部で折り曲げられたリードフレームは、射出成形の金型にインサートする前に、さらに1点鎖線に沿って折り曲げる。この2段階の折り曲げで、図2に示す実装基体のリードフレームの形状ができあがる。
【0028】
この後、実装基体を型どった金型にインサートされ、次いで、高融点ビニル系樹脂を注入し、射出成型する。この射出成形により、図2に示す実装基体を得ることができる。この後、実装基体の内壁湾曲壁部に位置するフレーム片に、図示していない銀めっき膜を形成する。もちろん、この銀めっき処理は、上記の折り曲げ処理前やインサート射出成型処理前の、リードフレーム全体もしくはリードフレーム中の内壁湾曲壁部のみに、あらかじめ施しておいても構わない。この銀めっき処理により、高い反射率の反射体をZnSe系白色LEDを周囲および底部から囲むように配置することができる。この結果、ZnSe系白色LEDの照射対象方向から見た輝度を向上させることができる。
【0029】
(実施例)
上記実施の形態2に示した実装基体にZnSe系白色LEDを実装した発光装置を作製し、輝度を測定した。また、比較のために、無電解めっきにより樹脂基体にめっき層を形成したリフレクタを接着剤でプリント基板に接着した図8に示す発光装置について輝度を測定した。測定は、直上光度および直上色度について行った。結果を表1に示す。
【0030】
【表1】
【0031】
表1によれば、比較例では光度300mcdであったが、本発明例では光度380mcdへと、25%強向上している。また、比較例の直上色度(0.31,0.33)であったが、比較例では(0.34,0.35)となり、寒色系の白色光をより暖色系の白色光にすることができた。
【0032】
上記のように、本発明例では、高輝度を得ることができ、さらに白色光におけるSA発光成分を高め暖色成分を高めることができる。さらに、無電解めっきにより樹脂にめっき層を形成したリフレクタを接着剤でプリント基板に接着する比較例に比べて、本発明例ではリフレクタ機能を有する金属薄片を含む実装基体をインサート射出成形により簡単に製造することができる。
【0033】
上記において、本発明の実施の形態について説明を行なったが、上記に開示された本発明の実施の形態はあくまで例示であって、本発明の範囲はこれら発明の実施の形態に限定されない。本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むことを意図するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における発光装置を示す断面図である。
【図2】本発明の実施の形態2の発光装置における実装基体を示す平面図である。
【図3】図2のIII−III線に沿う断面図である。
【図4】図2のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】図2の実装基体の正面図である。
【図6】図2の実装基体の側面図である。
【図7】図2の実装基体の中のリードフレームを金属薄板から打ち抜いた状態の平面図である。
【図8】従来の発光装置を示す図である。
【図9】他の従来の発光装置における実装基体を示す図である。
【符号の説明】
1 絶縁基体、1a 外壁部、1b 内側湾曲壁部、1c 内底部、1d 内側斜壁、2 リードフレーム、2a,2b,2e,2f 反射用フレーム片、2c,2d,2g,2h 外側フレーム片、2i,2j 接続用フレーム片、3 ZnSe系白色LED、4 ワイヤ、7 銀めっき層、10 実装基体、101プリント基板、103 ZnSe系白色LED、104 ワイヤ、105 接着剤、106 リフレクタ基体、107 銀めっき層、108 封止樹脂、109 配線パターン、111 リードフレーム、112 樹脂基体、113 リフレクタ。
【発明の属する技術分野】
本発明は、発光装置およびその製造方法に関し、より具体的には、高輝度の発光装置およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ZnSe系白色発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)では、n型ZnSe基板上に形成されたpn接合を含む活性層において青色光を発光し、さらに、ZnSe基板における自己活性発光中心(SA(Self−Activated)中心)がその青色光を受けて励起され黄色光を発光する。その構造としては、SA中心を有するn型ZnSe基板の上にn型ZnSe系化合物エピタキシャル層が形成され、その上に少なくとも1つのpn接合を含む発光層である活性層が形成されている。その活性層の上にはp型ZnSe系化合物エピタキシャル層が形成されている。
【0003】
活性層から発せられる青色光は、活性層の上のp型ZnSe系化合物エピタキシャル層を通り出射面から外に出射されるだけでなく、底面側のn型ZnSe基板にも到達する。n型ZnSe基板には、あらかじめ、ヨウ素、アルミニウム、塩素、臭素、ガリウム、インジウム等を少なくとも1種類ドーピングしてn型導電性としている。このドーピングにより、ZnSe基板にはSA発光中心が形成される。上記の青色光を含む510nm以短の短波長域の光の照射により、SA発光中心から、550nm〜650nmの長波長域の光が発光される。この長波長域の光は、黄色または橙色の可視光である。
【0004】
活性層からの青色もしくは青緑色発光のうち、ZnSe基板方向に伝播するものは、ZnSe基板に吸収されて、光励起発光を起こして黄色もしくは橙色の光を発する。この両者の発光を組み合わせることにより、白色光を得ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記のZnSe系LEDは、電力を供給する電極部を有する実装基体に実装される。図8は、基体としてプリント基板101を用い、その上にZnSe系LED103が配置され、側部周囲をリフレクタ113によって取り囲まれている。ZnSe系LED103のp型電極はワイヤ104により、プリント基板上の配線パターン109に電気的に接続されている。ZnSe系白色LEDは透明な封止樹脂108によって封止されている。
【0006】
リフレクタ113は、リフレクタ基体106と、その表面に予め無電解めっき法により形成された銀めっき層107とを備えている。リフレクタ基体106は接着剤105によりプリント基板に接着されている。この実装構造の場合、樹脂からなるリフレクタ基体106にめっきを施しているので、反射率は低く、十分輝度を向上させることができない。
【0007】
また、図9はリードフレームを組み入れたインサート射出成形法で作製されたリードフレーム111と樹脂基体112とが一体化された実装基体を示す図である。この実装基体の場合、樹脂基体112上にフラットに配置されたリードフレーム111が露出している。このため、発光素子の側部を取り囲む樹脂基体の表面に、フレームを短絡させることなくめっきを施すことが難しい。このため、発光素子を取り囲む周囲の部分の内側表面の反射率を向上することができない。
【0008】
要約すると、従来の発光装置の実装構造により、発光装置の輝度を十分向上させることができなかった。このため、実装構造において少しでも輝度を向上させる技術の開発が望まれていた。
【0009】
本発明は、発光素子から出射した光を有効活用し、輝度を向上することができる発光装置およびその製造方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の発光装置は、SA発光中心を含むn型ZnSe基板とその上に形成されたZnSe系混晶化合物からなるエピタキシャル発光構造とを含むZnSe系白色発光ダイオード素子が実装基体上に実装された発光装置である。上記の実装基体は、絶縁性樹脂と、その絶縁性樹脂の表面に露出するように保持された金属薄片とを有し、発光素子が配置される面に金属薄片が露出し、その発光素子を底部から囲むように湾曲している。
【0011】
この構造により、発光素子の底部から側部にわたって高い反射率を有する金属薄片で取り囲むことができる。このため、発光素子から出射された光を照射対象に向けて無駄なく送り出すことができる。この結果、発光装置の輝度を向上させることができる。
【0012】
上記の金属薄片をリードフレームとすることができる。リードフレームを反射体とすることにより、発光装置の高輝度を実現した上で、配線を容易に行うことが可能になる。
【0013】
上記の金属薄片の表面にはめっき処理を施すことがよい。めっき処理においてさらに反射率の高いめっき膜を形成することにより、より高輝度の発光装置を得ることができる。
【0014】
上記の金属薄片を銅合金とし、その銅合金の表面に銀めっきを施すことができる。この構成により、安価な銅により配線における低電気抵抗と高放熱性を実現し、かつ高い反射率を銀めっき膜により得ることができる。
【0015】
ZnSe系発光ダイオードは、n型ZnSe基板ダウンで実装されてもよいし、エピタキシャル発光構造ダウンで実装されてもよい。
【0016】
エピタキシャル発光構造からの光およびSA発光中心からの光を、上記反射体で反射して照射対象に向けることができる。とくに、厚いn型ZnSe基板の側面(厚み面)から外に、エピタキシャル発光層表面と平行方向に放射されるSA発光中心からの光を、エピタキシャル発光層表面と垂直方向にある照射対象に向わせることができ、全体の輝度向上と、白色光の色度におけるSA発光中心からの光成分の増大とを得ることができる。
【0017】
本発明の発光装置の製造方法は、発光素子が、絶縁樹脂および金属薄片を有する実装基体上に実装された発光装置の製造方法である。この製造方法は、実装基体が発光素子を底部から取り囲むように、湾曲した凹部を有するインサート射出成形用金型を準備する工程と、所定の形状にされた金属薄片をインサート射出成形用金型内の少なくとも凹部内壁に配置して、絶縁樹脂を注入する工程と、凹部内壁における金属薄片の露出した部分にめっき処理を施す工程とを備える。もちろん、金属薄片へのめっき工程は、インサート成型前に薄片全面に行うめっき処理でも構わない。
【0018】
この方法により、金属薄片にリードフレーム等を用いることにより、発光素子の構造を変更することなく、高輝度化された発光装置を簡単に得ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
次に図面を用いて本発明の実施の形態について説明する。
【0020】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における発光装置を示す断面図である。図1において、実装基体10は、絶縁基体1と、その表面に露出するように埋め込まれた金属薄片2とから構成される。金属薄片2の表面にはめっき層7が形成されている。実装基体10の実装面は、発光素子のZnSe系白色LED3を底面から取り囲むように湾曲している。ZnSe系白色LED3の電極、例えばp型電極はワイヤ4により、一方の金属薄片と電気的に接続されている。また、例えばn型ZnSe基板の裏面に形成されたn型電極は直下の金属薄片に電気的に接続されている。ZnSe系白色LED3は電気配線された後、透明な封止樹脂5によって封止されている。
【0021】
上記の絶縁基体1には、液晶ポリマー系材料、高融点ビニル系樹脂などを用いるのがよい。また、金属薄片2には、銅、銅合金、アルミ、アルミ合金、ニッケル合金、鋼板などを用いることができる。これらはリードフレームとして形成されたものでもよい。また、深絞り加工可能な金属であることが望ましい。また、めっき層には高反射率を得るために銀めっきを用いることが望ましい。また、銀めっきに限定されず、ニッケルめっきやその他の、可視光領域の広い波長範囲で反射率の高いめっき層を得ることができるものであれば何でもよい。
【0022】
図1の構造の発光装置により、ZnSe系白色LED3から側方に出射された光は、湾曲して周囲を取り囲んでいるめっき層7により高い反射率で反射され、照射対象の方向に向かうようにされる。このため、照射対象方向から見た輝度が上昇する。さらにエピタキシャル発光構造から側方に放射された光とともに、エピタキシャル発光構造に比べて厚いZnSe基板の側面から無駄に放射されていたSA発光中心からの光が、上記照射対象方向に向う。このため、白色光中で相対的にSA発光中心からの光の成分を増大させることができ、白色光の色度を調整することができる。
【0023】
(実施の形態2)
図2は、本発明の実施の形態2の発光装置における実装基体10を示す平面図である。絶縁基体1は、外壁部1aと、内底部1cと、内側湾曲壁部1bとを含んでいる。内側湾曲壁部1bには、金属薄片であるリードフレーム2が表面を露出させて埋め込まれている。リードフレームは大きく2つの部分のフレーム片に分れている。すなわち、たとえば、図示していないZnSe系白色LEDのp型電極に電気的に接続されるフレーム片2a,2g,2cおよびn型ZnSe基板裏面のn型電極に電気的に接続されるフレーム片2b,2e,2f,2h,2dである。フレーム片2a,2b,は絶縁基体の内側湾曲壁1bの表面に沿って、やはり湾曲して配置されている。また、フレーム片2bに連続する部分2e,2fは内側斜辺1dに沿って絶縁基体に埋め込まれている。
【0024】
図3は、図2のIII−III線に沿う断面図である。絶縁基体1の内側湾曲壁1bおよび内底部1cに、フレーム片2a,2bが埋め込まれている。フレーム片2bの内底部に埋め込まれた部分の上にZnSe系白色LED3が置かれ、、たとえばその基板裏面のn型電極がフレーム片2bに導通され、そのp型電極がワイヤ4によりフレーム片2aに導通されている。後述するように、フレーム片2bと2dとが導通し、フレーム片2aと2cとが導通している。
【0025】
図4は、図2のIV−IV線に沿う断面図である。ZnSe系白色LED3の底部および左右をフレーム片2b,2e,2fが底部から囲んでいる。これらフレーム片も、上記LEDから側方に放射されてきた光を照射対象の方向に向けることができる。
【0026】
図5は、図2に示す実装基体を左側から見た正面図であり、また、図6は、同じ実装基体を下側から見た側面図である。フレーム片2jは、絶縁基体の外側に露出しているフレーム片2hと内底部に配置されたフレーム片2bとを導通させている接続用フレーム片である。また、フレーム片2iは、絶縁基体の外側に露出しているフレーム片2gと内底部に配置されたフレーム片2aとを導通させている接続用フレーム片である。これら絶縁基体の外側に露出しているフレーム片には、図6に示すフレーム片2dも含めて、電源からの配線が導通される。本構造は、2g及び2hを実装面に固着させる端子として使用した場合、発光装置からの発光が実装面と平行な方向となるため、いわゆるサイドビュー型素子とすることができる。
【0027】
図7は、金属薄板から打ち抜いた状態のリードフレームを示す図である。この打ち抜き状態のリードフレーム2は、太線部で直角に折り曲げられる。太線部で折り曲げられたリードフレームは、射出成形の金型にインサートする前に、さらに1点鎖線に沿って折り曲げる。この2段階の折り曲げで、図2に示す実装基体のリードフレームの形状ができあがる。
【0028】
この後、実装基体を型どった金型にインサートされ、次いで、高融点ビニル系樹脂を注入し、射出成型する。この射出成形により、図2に示す実装基体を得ることができる。この後、実装基体の内壁湾曲壁部に位置するフレーム片に、図示していない銀めっき膜を形成する。もちろん、この銀めっき処理は、上記の折り曲げ処理前やインサート射出成型処理前の、リードフレーム全体もしくはリードフレーム中の内壁湾曲壁部のみに、あらかじめ施しておいても構わない。この銀めっき処理により、高い反射率の反射体をZnSe系白色LEDを周囲および底部から囲むように配置することができる。この結果、ZnSe系白色LEDの照射対象方向から見た輝度を向上させることができる。
【0029】
(実施例)
上記実施の形態2に示した実装基体にZnSe系白色LEDを実装した発光装置を作製し、輝度を測定した。また、比較のために、無電解めっきにより樹脂基体にめっき層を形成したリフレクタを接着剤でプリント基板に接着した図8に示す発光装置について輝度を測定した。測定は、直上光度および直上色度について行った。結果を表1に示す。
【0030】
【表1】
【0031】
表1によれば、比較例では光度300mcdであったが、本発明例では光度380mcdへと、25%強向上している。また、比較例の直上色度(0.31,0.33)であったが、比較例では(0.34,0.35)となり、寒色系の白色光をより暖色系の白色光にすることができた。
【0032】
上記のように、本発明例では、高輝度を得ることができ、さらに白色光におけるSA発光成分を高め暖色成分を高めることができる。さらに、無電解めっきにより樹脂にめっき層を形成したリフレクタを接着剤でプリント基板に接着する比較例に比べて、本発明例ではリフレクタ機能を有する金属薄片を含む実装基体をインサート射出成形により簡単に製造することができる。
【0033】
上記において、本発明の実施の形態について説明を行なったが、上記に開示された本発明の実施の形態はあくまで例示であって、本発明の範囲はこれら発明の実施の形態に限定されない。本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むことを意図するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における発光装置を示す断面図である。
【図2】本発明の実施の形態2の発光装置における実装基体を示す平面図である。
【図3】図2のIII−III線に沿う断面図である。
【図4】図2のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】図2の実装基体の正面図である。
【図6】図2の実装基体の側面図である。
【図7】図2の実装基体の中のリードフレームを金属薄板から打ち抜いた状態の平面図である。
【図8】従来の発光装置を示す図である。
【図9】他の従来の発光装置における実装基体を示す図である。
【符号の説明】
1 絶縁基体、1a 外壁部、1b 内側湾曲壁部、1c 内底部、1d 内側斜壁、2 リードフレーム、2a,2b,2e,2f 反射用フレーム片、2c,2d,2g,2h 外側フレーム片、2i,2j 接続用フレーム片、3 ZnSe系白色LED、4 ワイヤ、7 銀めっき層、10 実装基体、101プリント基板、103 ZnSe系白色LED、104 ワイヤ、105 接着剤、106 リフレクタ基体、107 銀めっき層、108 封止樹脂、109 配線パターン、111 リードフレーム、112 樹脂基体、113 リフレクタ。
Claims (5)
- 自己活性化発光中心を含むn型ZnSe基板とその上に形成されたZnSe系混晶化合物からなるエピタキシャル発光構造とを含むZnSe系白色発光ダイオード素子が実装基体上に実装された発光装置であって、
前記実装基体は、絶縁性樹脂と、その絶縁性樹脂の表面に露出するように保持された金属薄片とを有し、
前記発光素子が配置される面に前記金属薄片が露出し、その発光素子を底部から囲むように湾曲している、発光装置。 - 前記金属薄片がリードフレームである、請求項1に記載の発光装置。
- 前記金属薄片の表面がめっきされている、請求項1または2に記載の発光装置。
- 前記金属薄片が銅合金であり、銀めっきが施されている、請求項1〜3のいずれかに記載の発光装置。
- 前記ZnSe系白色発光ダイオード素子が、絶縁樹脂および金属薄片を有する実装基体上に実装された発光装置の製造方法であって、
前記実装基体が前記発光素子を底部から取り囲むように、湾曲した凹部を有するインサート射出成形用金型を準備する工程と、
所定の形状にされた前記金属薄片を前記インサート射出成形用金型内の少なくとも前記凹部内壁に配置して、前記絶縁樹脂を注入する工程と、
少なくとも前記凹部内壁における金属薄片の露出した部分にめっき処理を施す工程とを備える、発光装置の製造方法。
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