JP2006302872A - シースヒータの製造方法及びグロープラグの製造方法 - Google Patents

シースヒータの製造方法及びグロープラグの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】チューブ内の先端側に位置するコイル部材を効率良く発熱させ得るとともに、耐久性に優れるシースヒータを高い歩留まりで製造可能にする。
【解決手段】シースヒータ40の製造方法は、配置工程、充填工程及びスウェージング工程を備える。配置工程では、軸方向に延在する筒状のチューブ、中軸1及びコイル部材2を用意し、中軸1の先端と第1接続部21によって、チューブの先端を閉塞させるとともにコイル部材2の先端を第2接続部22によって接続する。充填工程では、配置工程後チューブ11内に絶縁性粉末3を充填する。スウェージング工程では、充填工程後、チューブ11をスウェージングすることでシースヒータ40を形成する。このスウェージング工程は、チューブ11を後端方向に向かってスウェージングする正方向スウェージング工程B1、B2と、チューブ11を先端方向に向かってスウェージングする逆方向スウェージング工程Aとからなる。
【選択図】図1

Description

本発明はシースヒータの製造方法及びグロ−プラグの製造方法に関する。
特許文献1〜3に従来のグロープラグが開示されている。これらのグロープラグは、筒状の主体金具と、軸線方向に延び、主体金具の先端側から自身の先端部を突出させた状態でその主体金具内に固定される図4及び図5に示すようなシースヒータ90a、90bとを備えている。
これらのシースヒータ90a、90bは、筒状をなして先端が閉塞されたチューブ91と、先端がチューブ91内に位置し、後端が主体金具の後端から突出する中軸92と、チューブ91内で中軸92の先端と第1接続部81によって自己の後端が接続され、チューブ91の先端と第2接続部82によって自己の先端が接続されたコイル部材93と、中軸92の先端及びコイル部材93の周囲に配置された絶縁性粉末94とを備えている。コイル部材93は、図5に示すシースヒータ90bのように、先端側に位置する発熱コイル93aと、この発熱コイル93aより後端側に位置し、発熱コイル93aより正の抵抗温度係数が大きい制御コイル93bとからなり得る。
この種のグロープラグは、以下のようにシースヒータ90a、90bを製造することによって製造される。まず、配置工程として、軸方向に延在する筒状のチューブ(先端を閉塞させていない筒状のチューブについては、符号を付していない。以下、同様。)、中軸92及びコイル部材93を用意する。そして、中軸92の先端と、中軸92の先端と第1接続部81によって自己の後端が接続されたコイル部材93とをチューブ内に配置する。この後、チューブの先端を閉塞させるとともにコイル部材93の先端を第2接続部82によって接続する。
配置工程後、充填工程として、少なくとも中軸92の先端及びコイル部材93の周囲が満たされるように、チューブ91内にマグネシア等の絶縁性粉末94を充填する。
充填工程後、チューブ91の後端を中軸92との間で封止部材95により封止する封止工程を行う。
そして、封止工程後、スウェージング工程として、チューブ91をスウェージングする。この際、一般的には、図4に示すように、図示しないダイス間にチューブ91の先端側を挿入するとともにスウェージングを開始し、そのチューブ91をダイス間に押し込むことにより、チューブ91を先端側から後端側まで後端方向に向かってスウェージングする正方向スウェージング工程Cが行われる。
一方、特許文献1によれば、封止工程後、ダイス間にチューブ91を先端側から後端側まで挿入した後、そのチューブ91をダイス間から引き抜くことにより、チューブ91を後端側から先端側まで先端方向に向かってスウェージングする逆方向スウェージング工程Dが行われている。この際、チューブ91内では絶縁性粉末94が先端側へ向かって移動する。このため、こうして得られたシースヒータ90aは、上記一般的な正方向スウェージング工程Cを行う場合と比べ、チューブ91の先端側における絶縁性粉末94の充填密度がチューブ91の後端側における絶縁性粉末94の充填密度よりも高くなり、先端側の熱伝導性が高くなる。こうして、この製造方法では、チューブ91内の先端側に位置するコイル部材93を効率良く発熱させ得るシースヒータ90aを製造できる。
他方、特許文献2のシースヒータ90bは、図5に示すように、発熱コイル93aの周囲のチューブ91が小径部91aとされ、制御コイル93bの周囲のチューブ91が大径部91bとされている。このため、このシースヒータ90bは、小径部91a側で効果的な発熱を可能としつつ、大径部91b側で制御コイル93bの耐久性を高めることができる。このシースヒータ90bを製造する場合、まず、大径部91b用のダイス間にチューブ91の先端側を挿入した後、そのチューブ91全体をダイス間に押し込むことにより、チューブ91を後端方向に向かってスウェージングする第1の正方向スウェージング工程E1が行われる。そして、小径部91a用のダイス間にチューブ91の先端側を挿入した後、そのチューブ91をダイス間に少しだけ押し込むことにより、チューブ91を後端方向に向かって少しだけスウェージングする第2の正方向スウェージング工程E2が行われる。こうして、この製造方法では、大径部91bと小径部91aとを個別に形成することにより、ダイスの摩耗を防止することができる。
なお、特許文献3にも特許文献2開示の方法と同様の製造方法が開示されている。この製造方法では、軸方向に延在し、大径部及び小径部を備える筒状のチューブが用意され、後は特許文献2開示の方法と同様の工程が行われる。この製造方法では、チューブが予め小径部と大径部とを有するように形成されている。また、スウェージング工程により、その大径部からスウェージング工程後の小径部91aと大径部91bとの境界部を形成している。このため、この製造方法では、その境界部における絶縁性粉末94の充填密度が充分なものとされ、高い耐久性を発揮できるシースヒータ90bを製造できる。
こうして、シースヒータ90a、90bが得られれば、そのシースヒータ90a、90bを主体金具等に組付け、グロープラグが得られる。
このグロープラグは、主体金具がディーゼルエンジンのシリンダヘッドに固定され、中軸92はバッテリに電気的に接続される。これにより、シースヒータ90a、90bのコイル部材93又はコイル部材93の発熱コイル93aが発熱し、ディーゼルエンジンの始動の補助や始動後の一定時間に活用される。
特開昭60−121028号公報 特開平5−264034号公報 特開2000−97434号公報
しかし、図4に示すように、特許文献1に基づく逆方向スウェージング工程Dを行った場合、チューブ91内の先端側に位置するコイル部材93を効率良く発熱させ得るシースヒータ90aを製造することはできるものの、そのシースヒータ90aの耐久性及び歩留まりが懸念される。
すなわち、その逆方向スウェージング工程Dを行った場合、チューブ91内において、絶縁性粉末94が先端側へ向かって移動することから、図6に示すように、チューブ91内の第1接続部81付近において、コイル部材93が絶縁性粉末94とともに先端側に引っ張られ、コイル部材93の一巻き毎の軸方向距離(以下、ピッチという。)が伸びたり、コイル部材93が縮れて変形したりすることがあった。これは、逆方向スウェージング工程を行ったことにより、チューブ91が変形し、この変形による絶縁性粉末94の移動に伴って生じる応力がコイル部材93にまで及んでしまうことが原因として考えられる。コイル部材93が変形すると、その変形した部分で局部発熱を生じてしまい、早期断線に至ることがある。また、コイル部材93に異常な変形を生じた場合、コイル部材93とチューブ91とが短絡したりして、シースヒータとして機能しなくなることがある。これにより、このシースヒータ90aは、コイル部材93が早期に断線したり、コイル部材93とチューブ91とが短絡したりして耐久性が劣る懸念を生じるため、高い歩留まりで製造することが困難であった。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、チューブ内の先端側に位置するコイル部材を効率良く発熱させ得るとともに、耐久性に優れるシースヒータを高い歩留まりで製造可能にすることを解決すべき課題としている。
本発明のシースヒータの製造方法は、軸方向に延在する筒状のチューブ、中軸及びコイル部材を用意し、該中軸の先端と、該中軸の先端と第1接続部によって自己の後端が接続された該コイル部材とを該チューブ内に配置し、該チューブの先端を閉塞させるとともに該コイル部材の先端を第2接続部によって接続する配置工程と、
該配置工程後、少なくとも該中軸の先端及び該コイル部材の周囲が満たされるように、該チューブ内に絶縁性粉末を充填する充填工程と、
該充填工程後、該チューブをスウェージングすることでシースヒータを形成するスウェージング工程とを備えたシースヒータの製造方法において、
前記スウェージング工程は、前記チューブを後端方向に向かってスウェージングする正方向スウェージング工程と、該チューブを先端方向に向かってスウェージングする逆方向スウェージング工程とからなり、
前記第1接続部の周囲を該正方向スウェージング工程のみでスウェージングすることを特徴とする。
本発明の製造方法では、スウェージング工程が正方向スウェージング工程と逆方向スウェージング工程とからなる。正方向スウェージング工程は、チューブを後端方向に向かってスウェージングするものである。逆方向スウェージング工程は、チューブを先端方向に向かってスウェージングするものである。これらのうち、第1接続部の周囲を正方向スウェージング工程のみでスウェージングする。これにより、第1接続部の周囲に位置する絶縁性粉末は、中軸の先端面よりも先端側へ率先して移動することを防止される。このため、移動した絶縁性粉末がコイル部材へ応力を及ぼしてしまうことを抑制ないしは低減することが可能となる。その結果、コイル部材はピッチが伸び難く、変形し難くなる。このため、こうして得られるシースヒータは、コイル部材が均一なピッチを有し、早期に断線し難く、またコイル部材とチューブとが短絡し難い。
また、本発明の製造方法では、正方向スウェージング工程と逆方向スウェージング工程とを行うこととしている。これにより、チューブ内の絶縁性粉末の充填密度の異常な偏りの発生を回避することができる。このため、チューブ内の先端側に位置するコイル部材を効率良く発熱させ得るシースヒータを製造することも可能になる。
したがって、本発明の製造方法によれば、チューブ内の先端側に位置するコイル部材を効率良く発熱させ得るとともに、耐久性に優れるシースヒータを高い歩留まりで製造することができる。
なお、「第1接続部の周囲」とは、コイル部材と中軸との接続がされた部位周辺を示す表記であるが、広義には逆方向スウェージング工程によって、中軸との接続部近傍のコイル部材に変形が生じてしまい得る部分のことを意味し、狭義には中軸の先端面(図2に示す小径部1aの先端面)よりも後端側の部位を意味する。
本発明の製造方法では、逆方向スウェージング工程により第2接続部の周囲をスウェージングすることが好ましい。
すなわち、図5に示す特許文献2、3開示の製造方法では、図4に示す一般的な正方向スウェージング工程Cを行った場合と同様、相変わらず正方向スウェージング工程E1、E2を行っている。このため、チューブ91内において、絶縁性粉末94が後端側へ向かって移動し、チューブ91の先端側における絶縁性粉末94の充填密度がチューブ91の後端側における絶縁性粉末94の充填密度よりも低くなり、先端側の熱伝導性の低いシースヒータ90bを製造してしまい易い。
この点、逆方向スウェージング工程により第2接続部の周囲をスウェージングすれば、チューブ内において、絶縁性粉末が先端側へ向かって移動し、チューブの先端側における絶縁性粉末の充填密度がチューブの後端側における絶縁性粉末の充填密度よりも低くなってしまうことを防止できる。これにより、先端側の熱伝導性の低いシースヒータとなってしまうことを回避することができる。このため、先端側の熱伝導性が良好であり、かつ耐久性に優れたシースヒータを高い歩留まりで製造することができる。
なお、「第2接続部の周囲」とは、特にコイル部材が発熱コイルと制御コイルとを有するような性能の異なる複数のコイルからなる場合、チューブの先端に接続され、最も先端側に配置されたコイルが収容されている部分を意味する。一般的には、このチューブの先端に接続されたコイルは、ヒータとしての昇温の主体となる発熱コイルである。したがって、逆方向スウェージング工程によって先端側の絶縁性粉末の充填密度を高めることができるので、コイルからチューブの表面及びその外部へ良好に熱を伝えることができる。
また、複数のコイルからなる場合に限らず、発熱コイルのみからコイル部材が構成される場合は、コイル部材に通電を行い、発熱させた際に、最高温度に達する部位を含んでいることが望ましい。コイル部材のうち、最高温度に達する部位(以後、最高温度部位と称する。)が発する熱を効率的にチューブ表面に伝達することが可能となるためである。また、エンジンの燃焼室における燃焼(爆発)は燃焼室のより中心側で行われることが望ましい。このため、最高温度部位にて生じた熱はチューブの先端側へ伝達しやすくすることがより好ましい。この観点から、この逆方向スウェージング工程では、少なくとも最高温度部位をスウェージングし、更に先端側に位置する第2接続部の周囲をスウェージングするとよい。
本発明の製造方法では、充填工程後、スウェージング工程前に、チューブの後端を中軸との間で封止部材により封止する封止工程を行い得る。そして、封止工程後、スウェージング工程において、封止部材の周囲をスウェージングすれば、チューブの後端を確実に封止することができる。この際、スウェージング工程として、逆方向スウェージング工程を行うことが好ましい。逆方向スウェージングであれば、正方向スウェージングに比べて絶縁性粉末は先端に向かって移動しやすくなる。このため、チューブから封止部材が押し出されることを防止し、また、スウェージングにおいて潤滑油等を使用している場合には、潤滑油等がチューブ内へ滲入することを防止することが可能となる。また、例えば、第1の逆方向スウェージング工程として、封止部材の周囲及び第2接続部の周囲を連続してスウェージングすることができ、優れた作業性を発揮することもできる。
本発明の製造方法では、第1の逆方向スウェージング工程により封止部材の周囲及び第2接続部の周囲をスウェージングする際に第1接続部の周囲をスウェージングせず、この後に第1の正方向スウェージング工程により第1接続部の周囲をスウェージングすることが好ましい。後の正方向スウェージング工程の際に第1接続部の周囲をスウェージングすることにより、第1接続部の周囲における絶縁性粉末のチューブの先端側への移動を最小限に抑制することが可能となる。このため、製造されたシースヒータは第1接続部におけるコイルの変形を低減することができる。また、逆方向スウェージング工程により第2接続部の周囲をスウェージングするため、先端側の熱伝導性の低いシースヒータとなってしまうことを回避することもできる。さらに、第1の逆方向スウェージング工程によって予め第1接続部の周囲を除いた部分をスウェージングすることにより、正方向スウェージング工程を行ったときにチューブの後端から絶縁性粉末が溢れ出る虞が無くなる。また、第1の逆方向スウェージング工程及び第1正方向スウェージング工程を連続して行うことにより、優れた作業性も発揮する。
また、本発明の製造方法では、第1の正方向スウェージング工程後、第2の正方向スウェージング工程によりシースヒータを仕上げるスウェージングを行うことが好ましい。本発明は、正方向スウェージング工程によって第1接続部の周囲をスウェージングするのであるが、それを第1、2の正方向スウェージング工程で行えば、各正方向スウェージング工程におけるチューブの変形量が小さくなり、第1接続部付近のコイル部材が一つのスウェージング工程で急激に縮められたりすることがない。
こうして、シースヒータが得られる。このシースヒータは、筒状をなして先端が閉塞されたチューブと、先端がチューブ内に位置し、後端が主体金具の後端から突出する中軸と、チューブ内で中軸の先端と第1接続部によって自己の後端が接続され、チューブの先端と第2接続部によって自己の先端が接続されたコイル部材と、中軸の先端及びコイル部材の周囲に充填された絶縁性粉末とを備える。コイル部材は発熱コイルと制御コイルとからなり得る。
グロープラグの小径化の要求から、シースヒータの小径化が望まれる昨今では、如何に精度のよい小径化されたシースヒータを歩留まりよく実現するかが問題となっている。小径化を実現する方法としては、シースヒータの完成品において、コイル部材や中軸の外面とチューブの内面とのクリアランスを絶縁性が保たれる程度の極小のもの(例えば、中軸の外面とチューブの内面とのクリアランスが0.1mm)として設計し、スウェージング工程前からこのクリアランスを有するように製造してもよい。しかしながら、そのような設計がなされたシースヒータは、製造公差を殆ど許容しないものとしなくてはならなくなるため、製造歩留まりが下がったり、シースヒータの完成品として絶縁粉末の密度が十分に高められていなかったりする不具合が生じ得る。
一方、中軸の外面とチューブの内面との間に十分なクリアランスを確保しつつスウェージング工程を行うことによって、上記製造公差が少ないことによる製造歩留まりの低下の問題や密度不十分の問題は解決されるものの、スウェージングによるチューブの断面減少率を過大なものとしなくてはならなくなり、スウェージング工程による製造歩留まりの低下が懸念される。このため、前記シースヒータは、前記中軸の外面と前記チューブの内面とのクリアランスが全てのスウェージング工程前には1.6mm以下とすることが望ましい。このようにすることで、スウェージング率を過大なものとすることなく製造することが可能となる。また、1.6mm以下とクリアランスが十分に広くはない構成であるにもかかわらず、本発明のスウェージング方法によって製造すると、前述のコイル部材の異常な変形が生じてしまうことをも解消し得る。この異常な変形は、特にこのようなクリアランスが十分に広くはない構成によるシースヒータを製造する際に生じやすく、逆説的には、本発明はこのクリアランスが1.6mm以下の構成である場合にとりわけ効果を奏するものといえる。このため、精度・歩留まりがともによいシースヒータを製造することが可能となるのである。
シースヒータが得られれば、そのシースヒータを主体金具等に組付け、グロープラグが得られる。すなわち、本発明のグロープラグの製造方法は、上記シースヒータの製造方法によりグロープラグを製造することを特徴とする。
本発明のグロープラグの製造方法によれば、シースヒータがチューブ内の先端側に位置するコイル部材を効率良く発熱させ得るとともに、耐久性に優れるものであることから、優れた発熱効率及び耐久性のグロープラグが得られる。また、このグロープラグの製造方法によれば、シースヒータの歩留まりが向上することから、グロープラグの歩留まりも向上する。
以下、本発明を具体化した実施例1〜6を比較例1〜6とともに図面を参照しつつ説明する。
まず、配置工程として、軸方向に延在する筒状のチューブ、図1(a)に示す中軸1及びコイル部材2を複数用意した。チューブとしては、実施例1〜3及び比較例1〜3用の直径が5.15mmのものと、実施例4〜6及び比較例4〜6用の直径が5.6mmのものとを用いた。中軸1の先端には、図2に示すように、小径部1aが形成されている。コイル部材2は、図1(a)に示すように、発熱コイル2aと、この発熱コイル2aと接続され、発熱コイル2aより正の抵抗温度係数が大きい制御コイル2bとからなる。
そして、チューブ内に中軸1の先端と、中軸1の先端と第1接続部21によって自己の後端が接続されたコイル部材2とを配置した。この後、公知の手法のように、チューブの先端を閉塞するとともにこの部分にコイル部材2の先端を溶接し、第2接続部22として接続している。コイル部材2の発熱コイル2aはチューブ11の先端側に位置し、制御コイル2bはチューブ11内の中軸1側に位置している。
配置工程後、充填工程として、中軸1の先端側及びコイル部材2の周囲が満たされるように、チューブ11内に絶縁性粉末3を充填した。絶縁性粉末3としては、マグネシア粉末を用いた。
充填工程後、封止工程として、チューブ11の後端を中軸1との間で封止部材4により封止した。封止部材4としては、環状のシリコンゴムを用いた。こうして、実施例1〜6及び比較例1〜6の結合体30を得た。結合体30のチューブ11の直径H1は、先端を閉塞させる前のチューブの直径と同様である。
封止工程後、スウェージング工程として、結合体30のチューブ11をスウェージングした。以下に実施例1〜6のスウェージング工程を説明する。
まず、図1(b)に示すように、第1の逆方向スウェージング工程Aとして、図示しない第1のダイス間にチューブ11の先端側から挿入し、後端の封止部材4の位置する部位まで挿入した後、そのチューブ11を後端側から先端側まで先端方向へ向かって引き抜くことによりスウェージングした。この際、第1接続部21の周囲はスウェージングせず、封止部材4の周囲及び第2接続部22の周囲を連続してスウェージングした。
そして、第1の逆方向スウェージング工程Aに連続して、図1(c)に示すように、第1の正方向スウェージング工程B1を行なった。第1の正方向スウェージング工程B1では、図示しない第2のダイス間にチューブ11の先端側を挿入するとともにスウェージングを開始し、そのチューブ11をダイス間に押し込むことによって後端方向に向かってスウェージングした。この際、チューブ11の先端から第1接続部21の周囲までをスウェージングした。
続いて、図1(d)に示すように、第2の正方向スウェージング工程B2として、図示しない第3のダイス間にチューブ11の先端側を挿入するとともにスウェージングを開始し、そのチューブ11をダイス間に押し込むことによって後端方向に向かってスウェージングした。この際、チューブ11の先端からその後端までをスウェージングした。こうして、実施例1〜6のシースヒータ40を形成した。
一方、以下に比較例1〜6のスウェージング工程を説明する。
まず、図4に示すように、逆方向スウェージング工程Dとして、図示しないダイス間に結合体30のチューブ11の先端側から挿入し、後端の封止部材95の位置する部位まで挿入した後、そのチューブ11を後端側から先端側まで先端方向へ向かって引き抜くことによりスウェージングした。この際、チューブ11の後端からその先端までをスウェージングした。
そして、逆方向スウェージング工程Dに連続して、図5に示すように、正方向スウェージング工程E2を行なった。正方向スウェージング工程E2では、図示しないダイス間にチューブ11の先端側を挿入するとともにスウェージングを開始し、そのチューブ11をダイス間に押し込むことによって後端方向に向かってスウェージングした。この際、チューブ11の先端から第1接続部21の周囲までをスウェージングした。こうして、図1(d)に示すように、比較例1〜6のシースヒータ50を形成した。
これらシースヒータ40、50は、チューブ12、中軸1、コイル部材2及び絶縁性粉末3を備える。チューブ12は筒状をなして先端が閉塞されている。また、チューブ12は、先端側に小径部12aが形成され、後端側に大径部12bが形成されている。中軸1は、先端がチューブ12の小径部12a内に位置し、後端がチューブ12の後端から突出している。コイル部材2の制御コイル2bはチューブ12内で中軸1の先端と第1接続部21によって自己の後端が接続され、コイル部材2の発熱コイル2aはチューブ12の先端と第2接続部22によって自己の先端が接続されている。絶縁性粉末3は中軸1の先端及びコイル部材2の周囲に充填されている。
得られた実施例1〜6のシースヒータ40及び比較例1〜6のシースヒータ50について、スウェージング工程前のチューブ11の直径H1と、スウェージング工程後のチューブ12の小径部12aの直径H2と、スウェージング率(H1/H2)とを表1に示す。
Figure 2006302872
そして、各シースヒータ40、50のX線写真を撮影し、コイル部材2のピッチの伸びと、その変形の具合を確認した。結果も表1に示す。コイル部材2のピッチの伸びにおいて、○は、図2に示すように、第1接続部21付近のコイル部材2に過剰な伸びがみられなかったことを示し、×は図6に示すような過剰な伸びがみられたことを示す。また、コイル部材2の変形において、○は図6にみられる折れるような変形BRがみられなかったことを示し、×は変形がみられたことを示す。
また、実施例3、6のシースヒータ40及び比較例3、6のシースヒータ50に対して耐久性試験を行なった。耐久性試験の条件は、電圧11Vを10秒間印加し、続いて電圧13Vを300秒間印加した後、ファンによる強制冷却を60秒間行うことを1サイクルとした場合の8000サイクルとした。この結果も表1に示す。○は断線しなかったことを示し、△は4000サイクルで断線したことを示し、×は2000サイクルで断線したことを示す。
以上の結果より、実施例1〜6のシースヒータ40のコイル部材2は、ピッチが伸びたり、変形したりし難いことがわかる。特に、実施例3、6のシースヒータ40は、比較例3、6のシースヒータ50と比較して耐久性が高いこともわかる。
したがって、実施例1〜6の製造方法によれば、耐久性に優れ、かつシースヒータとして良好に機能するシースヒータ40を歩留まりよく製造することができる。
また、実施例1〜6の製造方法では、充填工程後、スウェージング工程前に、チューブ11の後端を中軸1との間で封止部材4により封止する封止工程を行い、その後、スウェージング工程において、封止部材4の周囲をスウェージングしている。このため、チューブ11の後端を確実に封止することができる。この際、スウェージング工程として、第1の逆方向スウェージング工程Aを行なっているため、チューブ11から封止部材4が押し出されることを防止し、また、スウェージングにおいて潤滑油等を使用している場合には、潤滑油等がチューブ11内へ滲入することを防止することが可能となる。また、第1の逆方向スウェージング工程Aとして、封止部材4の周囲及び第2接続部22の周囲を連続してスウェージングしているため、優れた作業性を発揮する。
さらに、実施例1〜6の製造方法では、第1の逆方向スウェージング工程A及び第1の正方向スウェージング工程B1を連続して行なっているため、優れた作業性を発揮する。
また、実施例1〜6の製造方法では、第1の正方向スウェージング工程B1後、第2の正方向スウェージング工程B2によりシースヒータ40を仕上げるスウェージングを行なっているため、第1接続部21付近のコイル部材2が過剰に縮められたりすることがない。
そして、実施例1〜6のグロープラグの製造方法として、図3に示すように、シースヒータ40を主体金具60、絶縁環61、Oリング62等に組付け、グロープラグが得られる。実施例1〜6の製造方法により得られたシースヒータ40は、チューブ12の先端側が小径部12aとされ、後端側が大径部12bとされている。また、この小径部12a内に中軸1の先端が存在する。このため、このシースヒータ40を組み付けたグロープラグは、安定した耐久性を得ることができる。
以上のように、実施例1〜6のグロープラグの製造方法によれば、シースヒータ40がチューブ12内の先端側に位置するコイル部材2を効率良く発熱させ得るとともに、耐久性に優れるものであることから、優れた発熱効率及び耐久性のグロープラグが得られる。また、このグロープラグの製造方法によれば、シースヒータ40の歩留まりが向上することから、グロープラグの歩留まりも向上する。
次に、中軸1の外面とチューブ11の内面とのクリアランスによる影響度を検証した。
まず、前述の実施例1〜6と同様のスウェージング工程前の結合体30を各種準備した。これらの結合体30は、φ2.7mmの中軸1の外面に対するチューブ11の内面のクリアランスが1.0mm、1.1mm、1.2mm、1.3mm、1.4mm、1.5mm又は1.6mmとなる7種である。
各結合体30に対し、実施例1〜6の製造方法と、特許文献1に記載された比較例の製造方法とをそれぞれ行い、シースヒータを製造した。得られたシースヒータをX線画像により観察した。コイル部材2(制御コイル2b)について、図2に示すように、変形が無く、一定のピッチであったものを「○」、ピッチの伸びが認められたものを「△」、図6に示すように、ピッチの伸び及び変形BRが認められたものを「×」と評価した。結果を表2に示す。
Figure 2006302872
表2から明らかなように、比較例の製造方法によるシースヒータは、クリアランスが1.5mm、1.6mmのものでは、ピッチの伸びが確認でき、クリアランスが1.4mm以下のものについては、ピッチの伸び及び変形BRが確認された。
一方、実施例1〜6の製造方法によるシースヒータは、クリアランスが1.6mm以下であっても、ピッチの伸びや変形BRが確認されることはなく、良好なものである。
以上において、本発明を実施例1〜6に即して説明したが、本発明は上記実施例1〜6に制限されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して適用できることはいうまでもない。例えば、本実施例においては、コイル部材として、先端側に位置する発熱コイルと、この発熱コイルより後端側に位置し、発熱コイルより正の抵抗温度係数が大きい制御コイルとからなるものを採用したが、一つの部材からなるものを採用してもよい。また、これらの発熱コイルや制御コイルについても適宜変更し、その組み合わせやそれぞれのコイルの性能等を変更してもよい。
本発明はグロープラグに利用可能である。
図(a)及び図(d)は実施例及び比較例に係り、シースヒータの断面図である。図(b)及び図(c)は実施例に係り、シースヒータの断面図である。 実施例に係り、シースヒータの要部拡大断面図である。 実施例に係り、グロープラグの断面図である。 従来のシースヒータの模式断面図である。 従来のシースヒータの模式断面図である。 従来のシースヒータの要部拡大断面図である。
符号の説明
11、12…チューブ
1…中軸
2、2a、2b…コイル部材(2a…発熱コイル、2b…制御コイル)
21…第1接続部
22…第2接続部
3…絶縁性粉末
40、50…シースヒータ
B1、B2…正方向スウェージング工程
A…逆方向スウェージング工程
4…封止部材

Claims (7)

  1. 軸方向に延在する筒状のチューブ、中軸及びコイル部材を用意し、該中軸の先端と、該中軸の先端と第1接続部によって自己の後端が接続された該コイル部材とを該チューブ内に配置し、該チューブの先端を閉塞させるとともに該コイル部材の先端を第2接続部によって接続する配置工程と、
    該配置工程後、少なくとも該中軸の先端及び該コイル部材の周囲が満たされるように、該チューブ内に絶縁性粉末を充填する充填工程と、
    該充填工程後、該チューブをスウェージングすることでシースヒータを形成するスウェージング工程とを備えたシースヒータの製造方法において、
    前記スウェージング工程は、前記チューブを後端方向に向かってスウェージングする正方向スウェージング工程と、該チューブを先端方向に向かってスウェージングする逆方向スウェージング工程とからなり、
    前記第1接続部の周囲を該正方向スウェージング工程のみでスウェージングすることを特徴とするシースヒータの製造方法。
  2. 前記逆方向スウェージング工程により前記第2接続部の周囲をスウェージングすることを特徴とする請求項1記載のシースヒータの製造方法。
  3. 前記充填工程後、前記スウェージング工程前に、前記チューブの後端を前記中軸との間で封止部材により封止する封止工程を行い、
    前記逆方向スウェージング工程により該封止部材の周囲をスウェージングすることを特徴とする請求項1又は2記載のシースヒータの製造方法。
  4. 第1の前記逆方向スウェージング工程により前記封止部材の周囲及び前記第2接続部の周囲をスウェージングする際に前記第1接続部の周囲をスウェージングせず、この後に第1の前記正方向スウェージング工程により該第1接続部の周囲をスウェージングすることを特徴とする請求項3記載のシースヒータの製造方法。
  5. 前記第1の前記正方向スウェージング工程後、第2の該正方向スウェージング工程により前記シースヒータを仕上げるスウェージングを行うことを特徴とする請求項4記載のシースヒータの製造方法。
  6. 前記シーズヒータは、前記中軸の外面と前記チューブの内面とのクリアランスが全ての前記スウェージング工程前には1.6mm以下であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項記載のシースヒータの製造方法。
  7. 請求項6記載のシースヒータの製造方法によりグロープラグを製造することを特徴とするグロープラグの製造方法。
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