JP2006301263A - プロジェクタおよびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 外部から音声入力がなされたときに、画像の投影に関係なく画像を投影するための電源がオフでも音声出力できる省電力化されたプロジェクタを提供する。
【解決手段】 画像を投影し、音声入力端子102を備え、音声入力端子102に入力された音声信号を増幅してスピーカー103に出力するプロジェクタであって、音声入力端子102への外部からの接続がされているか否かを検出し、この接続検出結果を出力する接続検出回路210と、音声信号を増幅する音声増幅器230と、接続検出結果が、音声入力端子102への外部からの接続がされていることを示す場合は、音声増幅器230に電源を供給する電源制御部290とを備えたプロジェクタである。
【選択図】 図2

Description

本発明は、映像を投射しないスタンバイ時に音声を入力し増幅するプロジェクタに関する。
従来のプロジェクタは、電源が入り、ランプ点燈時には、入力された音声を増幅するなどして、音声を出力することができる。
例えば、入力される音声信号を信号処理する音声信号処理回路と、この音声信号回路に接続された音声ミュート回路とを具備して、音声ミュート回路によって所定期間音声をミュートする投写型画像表示装置が公知となっている(特許文献1参照)。
また、テレビの映像信号等の画像をスクリーン上に投射し、テレビ等の音声信号を増幅して、スピーカーに出力する音声回路を内蔵した液晶プロジェクタ装置が公知となっている(特許文献2参照)。
また、音声増幅装置と、録音・再生装置と、スイッチ部よりなる操作装置とを設けて、入力される音声信号を増幅し拡声し、音声信号を録音する多機能のオーバーヘッドプロジェクタが公知となっている(特許文献3参照)。
このように、プロジェクタは、映像の投影のみならず、投影された映像の説明をするための音声を増幅して出力することのできる拡声器としての機能も有していることが多い。
特開平3−213070号公報 特開2000−69397号公報 実開平3−58628号公報
しかしながら、プロジェクタは、音声を入力して音声増幅させた後音声出力させるように音声系統の機能のみを使用したいときに、プロジェクタの電源がオフで投影するためのランプが点燈していないような状態の場合には、音声端子に音声入力しても、それを出力できない。そのため、一度プロジェクタの電源を投入して、プロジェクタの機能を立ち上げる必要があった。
このため、音声のみを出力させたい場合は、一度プロジェクタを起動しなければならないため煩わしく、プロジェクタの使い勝手が悪いという問題があった。
そこで本発明の目的は、画像を投影するための電源がオフでランプを点燈させない状態においても、音声を出力可能にする使い勝手を向上させたプロジェクタを提供することである。
上記目的を達成するために、本発明のプロジェクタの第1の発明は、画像を投影し、音声入力端子を備え、該音声入力端子に入力された音声信号を増幅してスピーカーに出力するプロジェクタであって、
前記音声入力端子への外部からの接続がされているか否かを検出し、この接続検出結果を出力する接続検出回路と、
前記音声信号を増幅する音声増幅器と、
前記接続検出結果が、前記音声入力端子への外部からの接続がされていることを示す場合は、前記音声増幅器に電源を供給する電源制御部と、
を備えたプロジェクタである。
第2の発明は、第1の発明に記載のプロジェクタにおいて、
前記音声増幅器の温度を検出し、この温度検出結果を出力する温度検出回路と、
前記温度増幅器を冷却する冷却ファンと、
を備え、
前記電源制御部は、前記温度検出結果の示す温度が、予め設定した温度を超える場合には、前記冷却ファンへ電源を供給させるものである。
第3の発明は、第2の発明に記載のプロジェクタにおいて、
前記電源制御部は、前記接続検出結果が、前記音声入力端子への外部からの接続がされていることを示した後、前記温度検出結果の示す温度が、前記予め設定した温度を超える場合には、前記冷却ファンへ電源を供給させるものである。
第4の発明は、第2の発明に記載のプロジェクタにおいて、
前記電源制御部は、前記接続検出結果が、前記音声入力端子への外部からの接続がされなくなったことを示した後、前記温度検出結果の示す温度が、前記予め設定した温度を超える場合には、前記冷却ファンへ電源を供給させるものである。
第5の発明は、第2〜4の発明いずれかに記載のプロジェクタにおいて、
前記電源制御部は、前記検出結果の温度に応じて、前記冷却ファンへ供給する電源の電圧を変化させるものである。
第6の発明は、画像を投影し、音声入力端子を備え、該音声入力端子に入力された音声信号を増幅してスピーカーに出力するプロジェクタの制御方法であって、
前記画像を投影しない前記プロジェクタの待機状態において、
前記音声入力端子への外部からの接続がされているか否かを検出するステップと、
前記音声入力端子への外部からの接続がされていることが確認された際に行われる、前記音声信号を増幅する音声増幅器に電源を供給するステップと、
を備えたプロジェクタの制御方法である。
第7の発明は、第6の発明に記載のプロジェクタの制御方法において、
前記音声増幅器の温度を検出するステップと、
検出された前記温度が、予め設定した温度を超えることが確認された際に行われる、前記音声増幅器を冷却する冷却ファンに対して電源を供給させるステップと、
を備えた制御方法である。
本発明は、プロジェクタが映像を投射しないスタンバイ状態のときに、接続検出回路および電源制御部並びに温度検出回路には電源が入った待機状態となっており、接続検出回路は、外部音声装置の音声入力端子への接続の有無を検出する。この接続の有無を中央処理装置が監視しており、音声入力端子が接続された場合、中央処理装置が電源供給命令を出して、音声増幅器に電源が入ることにより、音声増幅に接続されたスピーカーから音声出力が可能となる。
さらには、温度検出回路の温度検出により、予め設定した温度よりも高いときには、中央処理装置が冷却ファンに源供給命令を出して、この電源供給により冷却ファンを回転させることで、プロジェクタ筐体内の音声増幅器を冷却し、プロジェクタ筐体内の温度を制御することが可能となる。
本発明によれば、外部から音声入力がなされたときに、画像の投影に関係なく音声出力できる省電力化されたプロジェクタを提供することができる。
本発明を実施するための形態について図面を参照して詳細に説明する。
本実施形態のプロジェクタは、入力された画像データに示される画像を投影し、音声入力端子を備え、外部音声装置から音声入力端子に入力された音声信号を増幅してスピーカーに出力するものである。
図1は、本実施形態のプロジェクタの構成例を示すブロック図である。
図1を参照すると、プロジェクタは、プロジェクタに表示する画像の映像信号(画像信号)を外部から画像データとして入力する画像入力端子101と、入力された画像データを処理する映像処理部120と、映像処理部120で処理された画像データを映像化するための表示デバイス150と、表示デバイス150を駆動させる駆動回路180と、外部音声装置からの音声信号を入力する音声入力端子102と、音声入力端子102から入力された音声信号を処理する音声処理部110と、音声処理部110で処理された音声を出力するスピーカー103と、後述する温度増幅器230(図2参照)などのプロジェクタ構成部品やプロジェクタ筐体内を冷却する冷却ファン140と、プロジェクタの動作を命令する遠隔制御器(以下、リモートコントローラと称する)131と、プロジェクタの動作を命令する操作部(以下、キーと称する)132と、リモートコントローラ131からの命令を処理したり冷却ファン140などのプロジェクタ構成部位を制御する制御部130と、プロジェクタの光源となるランプ170と、映像処理部120で処理された画像データを表示する表示デバイス150と、表示デバイス150に表示された映像(画像)を投射するレンズ170とを備えて構成されている。
キー132は制御部130に接続され、制御部130はランプ160に接続され、駆動回路180は表示デバイスに接続され、制御部130は駆動回路180に接続され、冷却ファン140は制御部130に接続され、制御部130は映像処理部120に接続され、制御部130は音声処理部110に接続されている。
画像入力端子101は映像処理部120に接続され、映像処理部120は表示デバイス150に接続され、音声入力端子102は音声処理部110に接続され、音声処理部110はスピーカー103に接続され、リモートコントローラ131は制御部130に電気的に接続されるかもしくは光通信などで接続され、表示デバイス150はランプ160に臨んで設けられ、レンズ170は表示デバイス150に臨んで設けられている。
リモートコントローラ131は、電気的に制御部130に接続されるか、もしくは赤外線通信、電磁波通信などによって制御部130と繋がっており、ユーザがリモートコントローラ131を操作することによって、ユーザがプロジェクタに出した命令を制御部130に送信する機能を有する。
キー132は、例えばプロジェクタの図示しない筐体のユーザが操作しやすい位置に設けられ、リモートコントローラ131と同様ユーザがキー132を操作することによって、プロジェクタに出した命令を制御部130に送信する操作機能を有する。
制御部130は、リモートコントローラ131もしくはキー132からの命令を処理し、ランプ160を点燈させる指示を出したり、冷却ファン140のファンを回転させる指示を出したり、映像処理部120へ画像の拡大、縮小など必要な指示を出したり、スピーカー103から出力する音声の音量を調整させる指示を音声処理部110へ出したりする機能を有する。
表示デバイス150は、LCD(Liquid Crystal Display:液晶表示装置)などで構成され、ランプ160の光を透過させることにより、表示デバイス150上に表示された映像をレンズ170に向けて投影する機能を有する光学デバイスである。
駆動回路180は、表示デバイス150をドライブする駆動電力を出力し、この駆動回路180から出力された駆動電力と映像処理部120から出力された画像データ(映像信号)とによって、投射するための画像を表示デバイス120に表示させるためのドライブ回路である。
次に、図1に示したプロジェクタの動作について、詳細に説明する。
プロジェクタは、電源投入後、プロジェクタのユーザがリモートコントローラ131もしくはキー132にキー入力することにより命令を発した時に、その命令をリモートコントローラ131もしくはキー132から制御部130に送信する。そのリモートコントローラ131もしくはキー132からの命令を受けた制御部130は、冷却ファン140の回転や、ランプ160の点燈などの制御を行い、プロジェクタの構成各部位の動作の制御をつかさどる。
画像入力端子101には、外部から映像信号(画像信号)が入力され、画像入力端子101に入力された映像信号(画像信号)は、画像入力端子101から映像処理部120に入力される。
映像処理部120に入力された映像信号(画像信号)は、表示デバイス150に映像を表示可能となるように信号変換するなどの処理が行われた後、表示デバイス150に出力される。表示デバイス150においては、映像処理部120から入力された映像信号(画像信号)と駆動回路180から出力された表示デバイス150を駆動させる駆動させる駆動信号とが入力されることにより、表示デバイス150に入力された映像信号に基づいた映像が表示される。
表示デバイス150に表示された映像(画像)は、ランプ160の発する光を表示デバイスが150が透過し、透過した光がレンズに向かうことにより、図示しないスクリーンなどに所望の映像(画像)が投射される。
音声入力端子102には、外部音声装置から音声信号が入力され、この外部から音声入力端子102に入力された音声信号は、音声入力端子102から音声処理部110に入力される。
音声処理部110に入力された音声信号は、スピーカー103に音量の大きな音声を出力可能となるように電力増幅するなどの処理が行われた後、スピーカー103に出力される。スピーカー103は、この電力増幅された音声信号を音に変換して音声として出力する。
次に、図1に示したプロジェクタの音声処理部110の構成を図2に示す。
図示したように、音声処理部110は、音声入力端子102に接続され外部音声装置からの音声信号を入力する処理部音声入力端子200と、処理部音声入力端子200に音声出力端子102を介して外部音声装置が接続されているか否かを検出する接続検出回路210と、処理部音声入力端子200に入力された音声信号を増幅するための音声増幅器230と、音声増幅器230で増幅された音声信号をスピーカー103に出力する処理部音声出力端子205と、音声増幅器230の温度検出を行う温度検出回路235と、外部音声装置が接続されていることを示す場合は、音声増幅器230に電源を供給する電源制御部290とを備えて構成されている。
電源制御部290は、音声増幅器230に電源を供給する第1の電源Reg1と、冷却ファン140に電源を供給する第2の電源Reg2と、接続検出回路210の検出結果に基づいて第1の電源Reg1に電源を出力させる命令を出し、温度検出回路235の検出結果に基づいて第2の電源Reg2に電源を出力させる命令を出す中央処理装置(一般に、CPU(Central Processing Unit)と称されるものを指す)250とを備えて構成されている。
処理部音声入力端子200は接続検出回路210に接続され、接続検出回路210は音声増幅器230に接続され、音声増幅器230は処理部音声出力端子205に接続され、処理部音声出力端子205はスピーカー103に接続され、処理部音声入力端子200は音声入力端子102(図1参照)に接続されている。
中央処理装置250は第1の電源Reg1に接続され、第1の電源Reg1は音声増幅器230に接続され、中央処理装置250は第2の電源Reg2に接続され、第2の電源Reg2は冷却ファン140に接続されている。
温度検出回路235は中央処理装置250に接続され、接続検出回路210は中央処理装置250に接続されている。
接続検出回路210は、処理部音声入力端子に200に図1に示した音声入力端子102を介して、外部から図示しないマイクなどの集音装置もしくはCD(Compact Disc)プレーヤーなどの外部音声装置が接続されている場合に、この接続の有無を検出して、検出結果を中央処理装置250に出力する機能を有する。
この音声入力端子102への外部からの接続がされているか否かの検出は、例えば、図示しない外部音声装置の音声出力線路が音声入力端子102に接続された際に、この音声出力線路により形成されるループに電流を流して、ループ状態を検出することにより、音声入力端子102に外部音声装置の音声出力線路が接続されたことを検出する。
また、入力される音声信号の振幅などを検出して、音声信号が入力されていることを検出し、外部音声装置の音声出力線路が音声入力端子102に接続されたことを検出してもよい。
中央処理装置250は、接続検出回路210の接続検出結果が、音声入力端子102への外部からの接続がされていることを示す場合には、音声増幅器230に電源を供給するために第1の電源Reg1に対して電源供給の命令(指示)を出し、温度検出回路235の温度検出結果が、予め設定した温度を超える場合には、冷却ファン140へ電源を供給するために第2の電源Reg2に対して電源供給の命令(指示)を出す機能を有する。
音声増幅器230は、必要に応じてAGC(Automatic Gain Control:自動利得制御)が行われ、外部音声装置から入力された音声信号を電力増幅する機能を有する。
温度検出回路235は、プロジェクタ筐体内の音声増幅器230、ランプ160など熱を発する構成部品の近傍に設けられるとよく、熱を発する構成部品周辺の温度を検出する機能を有する。
温度検出回路235の具体的な例として、温度−抵抗特性を有するサーミスタを用いて、温度に対応したこのサーミスタの抵抗値を検出して、温度を測定するものがある。
次に、図2に示したプロジェクタの音声処理部110の動作について、図1、図2を参照して詳細に説明する。
ここで、まずプロジェクタの主電源スイッチである図示しないバケーションスイッチがオンの状態であり、かつリモートコントローラ131もしくはキー132による操作指示は、ランプ160を消燈させており、映像処理部120の系統の回路が動作していないプロジェクタの待機状態(スタンバイ状態)の状態を想定する。
プロジェクタが画像を投射しない待機状態のときにも、接続検出回路210および電源制御部290の中央処理装置250並びに温度検出回路230には電源が常に入った待機状態となっており、待機状態においても、必要に応じていつでも接続検出回路210による接続検出、温度検出回路235による温度検出、中央処理装置250による第1の電源Reg1、第2の電源Reg2への指示が出せるようになっている。
次に、このプロジェクタがスタンバイの状態において、音声入力端子102(図1参照)を介して処理部音声入力端子200(図2参照)に集音装置などの外部音声装置が接続されると、接続検出回路210は、この外部音声装置の接続の有無をループ検出などによって検出する。
前述したこのループ検出結果もしくは検出された音声信号の振幅などは、一般的にアナログ信号であるため、必要に応じてA/D変換等の信号処理を行って中央処理装置250が処理可能な2進数の論理信号にされた後、接続検出回路210は、この信号処理された接続検出結果を中央処理装置250に出力する。
接続検出回路210からこの接続検出結果を受け取った中央処理装置250は、この接続検出結果から音声入力端子102に外部音声装置が接続されているか否かを判定し、外部音声装置が接続されていると判断した場合には、第1の電源Reg1に所望の第1の電圧値の電源を音声増幅器230に供給するように命令が送られる。
この中央処理装置250からの命令を受けた第1の電源Reg1は、音声増幅器230に必要な所望の第1の電圧値の電源を音声増幅器230に出力する。
これより、音声増幅器230に電源が入り、音声増幅器230は、入力された音声信号を電力増幅して、処理部音声出力端子205を介してスピーカー103に出力し、スピーカー103からの音声出力が可能となる。
例えば、外部音声装置としてのCDプレーヤーの音声出力端子をプロジェクタの音声入力端子102に接続することで、プロジェクタのランプ等の映像系統に電源を入れずに音楽を視聴ことが可能になるし、教室等で使用する場合には外部音声装置としてマイク(集音装置)をプロジェクタの音声入力端子102に接続することで、プロジェクタを拡声機の代わりとして使用したりすることが可能である。
この音声出力の際、音声出力の大きいスピーカー103を使用している場合には、音声増幅器230の電力増幅も大きいため音声増幅器230からの放熱が顕著である。
このとき、温度増幅器230の近傍に設けられた温度検出回路235は、音声増幅器230の放熱による周囲の温度に対応した抵抗値を示すサーミスタの抵抗値を検出する。この抵抗値から、サーミスタの有する温度−抵抗特性に基づいてサーミスタの検知した温度を算出する。
この温度算出の結果は、一般的にアナログ信号であるため、必要に応じてA/D変換等の信号処理を行って中央処理装置250が処理可能な2進数の論理信号にされた後、接続検出回路210は、この信号処理された温度検出結果を中央処理装置250に出力する。
当然、温度検出回路235が音声増幅器230に接しているような場合には、音声増幅器230の周辺やプロジェクタ筐体内の温度の検出の代わりに、音声増幅器230の温度を直接検出することも可能である。
温度検出回路235からこの温度検出結果を受け取った中央処理装置(CPU)250は、この温度検出結果の示す温度から音声増幅器230の温度(もしくは、温度増幅器230の周囲の温度)が、予め設定した過熱温度よりも高いか否かを判定し、この検出した温度が予め設定した過熱温度(ある一定の温度)よりも高いと判断した場合には、第2の電源Reg2に所望の電圧値の電源を供給するように命令が送られる。
この中央処理装置250からの命令を受けた第2の電源Reg2は、冷却ファン140のファンの回転に必要な所望の電圧値を冷却ファン140に出力し、冷却ファン140のファンが所望の回転数で回転し、音声増幅器230の放熱によるプロジェクタ筐体内の温度を下げることができる。
この冷却ファン140は、ランプ160からの熱をプロジェクタ筐体の外に排出したりプロジェクタ筐体内を冷却したりするために装備されているので、これを用いて音声増幅器230をも冷却することが可能となっている。
冷却ファン140は、プロジェクタのランプ160が点燈して、レンズ170から画像が投影される際には、従来技術同様に温度検出回路235の温度検出結果にかかわらず、冷却ファン140を回転させてもよいし、本実施形態の音声信号入力時と同様に温度検出回路235の温度検出結果により冷却ファン140を回転させてもよい。
図2の動作についてのここまでの説明は、音声入力端子102に外部音声装置が接続されて、音声がスピーカー103から出力される場合であるが、次に、音声入力端子102に外部音声装置が接続されていないか、外部音声装置が接続されていたが音声入力端子102から既に外されており、プロジェクタのバケーションスイッチがオンの状態であり、かつリモートコントローラ131もしくはキー132による操作は、ランプ160を消燈させており、プロジェクタがスタンバイの状態である場合を説明する。
スタンバイ状態では、ランプ160は点燈しておらず、かつ温度増幅器230にも第1の電源Reg1から電源が供給されていない。このとき、温度増幅器230の近傍に設けられた温度検出回路235は、音声増幅器230の周囲の温度を検出し、この温度検出結果を中央処理装置250に出力する。
温度検出回路235からこの温度検出結果を受け取った中央処理装置(CPU)250は、この温度検出結果から音声増幅器230の周囲の温度を予め設定した過熱温度よりも低いと判定する。この判定により、中央処理装置(CPU)250は、この温度検出結果を更に詳細に判定して、冷却ファン140のファンの回転が必要か否かを判断する。
中央処理装置250は、この温度検出結果が冷却ファン140のファンの回転が必要ない程低い温度であると判断した場合には、第2の電源Reg2には電源供給の命令は送られない。
温度検出結果が、冷却ファン140のファンの回転が必要なある一定の低い温度であると判断した場合には、第2の電源Reg2にこの温度検出結果に応じた所望の低い電圧値の電源を冷却ファン140に供給するように命令が送られる。
この中央処理装置250からの命令を受けた第2の電源Reg2は、この温度検出結果に対応して出力する電源の電圧を低く変化させ、この変化した電源の電圧により冷却ファン140が低い回転数で回転し、プロジェクタ筐体内の温度を下げることができる。
ここで、冷却ファン140の回転数を変化させるために、第2の電源Reg2の出力電圧を変化させることを説明したが、これに限らず、例えば冷却ファン140が交流電源で回転するファンである場合には、冷却ファン140に供給する電源の電圧を変化させる代わりに、冷却ファン140に供給する電源の周波数を変化させることで冷却ファン140の回転数を変化させてもよい。
スタンバイ状態では、ランプ160は点燈しておらず、かつ温度増幅器230にも第1の電源Reg1から電源が供給されていないので、ランプ160が点燈し、温度増幅器230に電源が供給されている場合に比べてプロジェクタ筐体内の温度が高くならない。
このため、中央処理装置250は、スタンバイ状態の温度検出結果に基づいて、冷却ファン140の回転数を低く設定することができ、冷却ファン140の回転が必要ない程温度が低い場合には冷却ファン140の回転を止める指示をすることもできる。
このように、電源制御部290の中央処理装置250は、温度検出回路235の検出結果の温度に応じて、冷却ファン140へ供給する電源の電圧を変化させたりオンオフさせる指示を出すことが、プロジェクタ内筐体内の温度を制御することができる。
したがって、本実施形態のプロジェクタはプロジェクタ筐体内の温度によって、必要な場合に必要な回転数で冷却ファンを回転させるため冷却ファンによるファンノイズが小さいので、音声出力へ影響を与えることが少ない。
さらに、本実施形態のプロジェクタはプロジェクタ筐体内の温度によって、冷却ファンのファン回転が必要ない低い温度状態では、冷却ファンによるファンノイズは発生せず、音声出力への影響はなくなる。
このように本発明のプロジェクタは、スタンバイ状態および音声入力端子の音声入力時と、ランプを点燈させて映像を投影させる場合とで、それぞれ必要な構成箇所に電力を供給することができ、必要な場合に必要な回転数で冷却ファンを回転させることができるので、プロジェクタを省電力化できる。
このようなプロジェクタは、冷却ファンのファンノイズが小さいので、音声出力へ影響の少ないものを提供することができる。
また、冷却ファンによりプロジェクタ筐体内の温度を一定温度以下に下げることにより、筐体内の構成部品の熱による劣化を防ぐことができ、プロジェクタの信頼性を向上させることに寄与する。
以上説明したように本発明においては、以下に記載するような効果を奏する。
(1)プロジェクタは、電源を投入しなくても、音声入力端子から入力された音声信号を音声増幅器を介してスピーカーに出力することができるので、従来技術のような電源を投入してからでないと音声信号をスピーカーに出力できない使い勝手の悪さを解消して、使い勝手を向上させたプロジェクタを得られることである。
(2)また、プロジェクタは、音声入力端子に接続がある場合に音声増幅器などの音声系の回路の電源がオンとなるため、待機時の消費電力が少ないことも挙げられる。
本実施形態のプロジェクタの構成例を示すブロック図である。 本実施形態のプロジェクタの音声処理部の構成を示すブロック図である。
符号の説明
101 画像入力端子
102 音声入力端子
103 スピーカー
110 音声処理部
120 映像処理部
130 制御部
131 遠隔制御器(リモートコントローラ)
132 操作部(キー)
140 冷却ファン
150 表示デバイス
160 ランプ
170 レンズ
180 駆動回路
200 処理部音声入力端子
205 処理部音声出力端子
210 接続検出回路
230 音声増幅器
235 温度検出回路
250 中央処理装置(CPU)
290 電源制御部
Reg1 第1の電源
Reg2 第2の電源

Claims (7)

  1. 画像を投影し、音声入力端子を備え、該音声入力端子に入力された音声信号を増幅してスピーカーに出力するプロジェクタであって、
    前記音声入力端子への外部からの接続がされているか否かを検出し、この接続検出結果を出力する接続検出回路と、
    前記音声信号を増幅する音声増幅器と、
    前記接続検出結果が、前記音声入力端子への外部からの接続がされていることを示す場合は、前記音声増幅器に電源を供給する電源制御部と、
    を備えたことを特徴とするプロジェクタ。
  2. 請求項1記載のプロジェクタにおいて、
    前記音声増幅器の温度を検出し、この温度検出結果を出力する温度検出回路と、
    前記温度増幅器を冷却する冷却ファンと、
    を備え、
    前記電源制御部は、前記温度検出結果の示す温度が、予め設定した温度を超える場合には、前記冷却ファンへ電源を供給させるプロジェクタ。
  3. 請求項2記載のプロジェクタにおいて、
    前記電源制御部は、前記接続検出結果が、前記音声入力端子への外部からの接続がされていることを示した後、前記温度検出結果の示す温度が、前記予め設定した温度を超える場合には、前記冷却ファンへ電源を供給させるプロジェクタ。
  4. 請求項2記載のプロジェクタにおいて、
    前記電源制御部は、前記接続検出結果が、前記音声入力端子への外部からの接続がされなくなったことを示した後、前記温度検出結果の示す温度が、前記予め設定した温度を超える場合には、前記冷却ファンへ電源を供給させるプロジェクタ。
  5. 請求項2〜4いずれかに記載のプロジェクタにおいて、
    前記電源制御部は、前記検出結果の温度に応じて、前記冷却ファンへ供給する電源の電圧を変化させるプロジェクタ。
  6. 画像を投影し、音声入力端子を備え、該音声入力端子に入力された音声信号を増幅してスピーカーに出力するプロジェクタの制御方法であって、
    前記画像を投影しない前記プロジェクタの待機状態において、
    前記音声入力端子への外部からの接続がされているか否かを検出するステップと、
    前記音声入力端子への外部からの接続がされていることが確認された際に行われる、前記音声信号を増幅する音声増幅器に電源を供給するステップと、
    を備えたことを特徴とするプロジェクタの制御方法。
  7. 請求項6記載のプロジェクタの制御方法において、
    前記音声増幅器の温度を検出するステップと、
    検出された前記温度が、予め設定した温度を超えることが確認された際に行われる、前記音声増幅器を冷却する冷却ファンに対して電源を供給させるステップと、
    を備えたことを特徴とするプロジェクタの制御方法。
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