JP2000112710A - 音量制御装置及び方法及び記憶媒体 - Google Patents

音量制御装置及び方法及び記憶媒体

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JP2000112710A
JP2000112710A JP10288298A JP28829898A JP2000112710A JP 2000112710 A JP2000112710 A JP 2000112710A JP 10288298 A JP10288298 A JP 10288298A JP 28829898 A JP28829898 A JP 28829898A JP 2000112710 A JP2000112710 A JP 2000112710A
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裕一郎 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置の置かれている周囲の騒音の大小に基づ
いて再生する音量を制御することにより、適切な音量で
再生することが可能となり、ユーザが操作して音量を調
節する作業を軽減させる。 【解決手段】 音声センサ2でもって電子機器が置かれ
ている環境騒音量を検出し、その検出された騒音量とメ
モリ13に記憶されている閾値データを第1音量レベル
比較回路でもって比較して、騒音の大小を判定する。こ
の結果を受け、現在の設定されている音量を適切な音量
とするためにボリュームコントローラ1が電子ボリュー
ム4を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は音量制御装置及び方
法及び記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近のパーソナルコンピュータで代表さ
れる情報処理装置のほとんどは音再生・録音を実現をハ
ードウェアを有する。これを機能を利用して、音楽を聞
いたり、警告音をならしたり、更には録音することも可
能になってきている。
【0003】そして、音量(ボリューム)についても、
スピーカに付属のボリュームを手動で調整したり、ある
いは表示画面上のGUIを介してユーザがマウス等のポ
インティングデバイスを用いて調整することが可能にな
ってきている。特にソフトウェアで設定したボリューム
は、一度設定すると、それが維持された状態になるの
で、前回の設定したボリュームで再生することもできる
ようになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ソフト
ウェアで設定する場合には、その情報処理装置の作業環
境が変わった場合には全く対処できないのが現状であ
る。例えば日中音量を調整した後、深夜に作業を再開す
る場合、或いは、比較的騒音の或る場所で作業をしてい
たのち、静寂な場所に移動して作業を再開する場合等で
は、突然大きな音量で再現されてしまい、周囲に迷惑を
かけることもあり、必然音量を再調整することが余儀な
くされる。
【0005】本発明はかかる問題点に鑑みなされたもの
であり、周囲の騒音状態に応じて音量を制御すること
で、適切な音量で再生でき、音量調節にかかる操作を省
くことを可能ならしめる音量調整装置及び方法及び記憶
媒体を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するた
め、例えば本発明の音量制御装置は以下の構成を備え
る。すなわち、第1の音声再生手段と、第2の音声再生
手段と、騒音検出手段と、前記第1の音声再生手段と前
記第2の音声再生手段とを切り換える切換手段と、前記
騒音検出手段によって検出された騒音レベルによって、
音量を制御する制御手段とを備える。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に従って本発明に
係る実施形態を詳細に説明する。
【0008】なお、実施形態では、情報処理装置として
例えばパーソナルコンピュータ、そして、それ上で稼働
するOSとして米国マイクロソフト社のMS−Wind
owsを用いている場合について説明する。
【0009】図1は、実施形態における音量調整に係る
主要部分のブロック構成図である。
【0010】図中、1はメモリ13、第1音量レベル比
較回路14および第2音量レベル比較回路15を有する
ボリュームコントローラであり、2は音声センサー、3
は音声センサーコントローラである。4はボリュームコ
ントローラ1の指示に従ってボリュームを制御する電子
ボリューム、5はスピーカー、6はスイッチ付きヘッド
フォンジャック、7はヘッドフォンプラグである(ヘッ
ドホン自体は通常のもので構わないので、図示はしてい
ない)。12は音源ICであって、通常パーソナルコン
ピュータが備えているものである。
【0011】メモリ13はボリュームコントローラ1内
に内蔵(外付けでも可)されており、複数の音量レベル
を示すデータを記憶保持している(詳細は後述)。そし
てボリュームコントローラ1内に内蔵(外付けでも可)
されている第1音量レベル比較回路14は、メモリ13
に記憶されている或るデータと、音声センサーコントロ
ーラ3から受け取った音量レベルとを比較し、その結果
を第2音量レベル比較回路15に出力する。
【0012】ヘッドホンジャック6には、ヘッドホンプ
ラグが挿入されているかどうかを検出するスイッチが内
蔵され、そのスイッチのON/OFF信号が電子ボリュ
ーム4及び第2音量レベル比較回路15に供給されてい
る。ここで、電子ボリューム4は、ヘッドホンプラグ7
がヘッドホンジャック6に接続されていることを示す信
号を受けた場合、スピーカ5に対する出力を止め、ヘッ
ドホンジャック、つまりヘッドホンにのみ出力する。
【0013】また、25は騒音量レベル信号、26は出
力音量信号、27は再生する音信号、28はヘッドフォ
ンジャック6にヘッドフォンプラグ7が挿入された事を
通達する信号、29はメモリー13が出力するデータ信
号である。
【0014】さて、メモリ13であるが、図2に示すよ
うなデータが格納されている。各データの意味は以下の
通りである。
【0015】周囲の騒音が大きいか否かを判断するため
の閾値データ、騒音量が大きい場合に機能するスピーカ
5用のボリューム値VS0、騒音量が小さい場合に機能す
るスピーカ5用のボリューム値VS1、騒音量が小さい場
合に機能するヘッドホン用のボリューム値VH1である。
ここでVS0>VS1の関係にある。ヘッドホンについて騒
音量が大きい場合のボリューム値を設けていないのは、
以下の説明から明らかにするが、これは、ヘッドホンと
いう性質上、操作者の意図に反して大きな音量で再生す
ることが望ましくないからである。
【0016】上記構成において、音声センサー2は上記
構成を有する機器(実施形態ではパーソナルコンピュー
タとした)の周辺の騒音を十分拾うことが可能な位置に
設置する。
【0017】ヘッドホンプラグ7がヘッドホンジャック
に装着されていない場合には以下のように動作する。
【0018】ボリュームコントローラ1は、音声センサ
2で検出された周囲の騒音量(音声センサコントローラ
が出力するデジタルデータ)とメモリ13に格納されて
いる閾値データとを比較し、閾値データよりも小さい、
つまり、装置が置かれている環境が比較的静かであると
判断した場合、ユーザが大きなスピーカボリュームを設
定していたとしても、スピーカ5をボリュームVS1で再
生する。逆に、騒音量が閾値データよりも大きい場合
(周りの騒音が大きい場合)には、小さなボリュームを
設定していたとしても、スピーカ5をボリュームVS0で
再生する。
【0019】一方、ヘッドホンプラグ7をヘッドホンジ
ャック6に装着している場合には以下のように動作す
る。
【0020】ボリュームコントローラ1は、音声センサ
2で検出された周囲の騒音量(音声センサコントローラ
が出力するデジタルデータ)とメモリ13に格納されて
いる閾値データとを比較し、閾値データよりも小さい、
つまり、装置が置かれている環境が比較的静かであると
判断した場合、ユーザが大きなヘッドホンボリュームを
設定していたとしても、ヘッドホンをボリュームVH1で
再生する。逆に、騒音量が閾値データよりも大きい場合
(周りの騒音が大きい場合)には、小さなボリュームを
設定していたとしても、ヘッドホンのボリュームVH1で
再生する。
【0021】上記のようにすることで、たとえば騒音が
大きい環境下では、スピーカ5或いはヘッドホンとも大
きなボリューム(VS0)で再生することで、周りの騒音
に再生音が消されることを防ぐ。また、逆に騒音が小さ
い場合(比較的静寂な場合)には、小さなボリュームで
も十分に聞こえるものであるから、小さいボリューム
(VS1或いはVH1)で再生する。
【0022】以下、上記動作を実現する処理手順を図3
のフローチャートに従って説明する。なお、同フローチ
ャートに対応する制御プログラムは、装置に電源が投入
され、OSが起動する際に、パーソナルコンピュータが
通常備えるハードディスク装置から自動的にロードされ
るアプリケーションプログラム、或いは、デバイスドラ
イバプログラムとして動作することになる。
【0023】先ず、ステップS1でヘッドフォンプラグ
7がヘッドフォンジャック6に挿入されているかをヘッ
ドフォンジャック6にヘッドフォンプラグ7が挿入され
た事を通達する信号28から判断する。挿入されている
場合は、ステップS7に進み、挿入されてない場合はス
テップS2に進む。なお、ヘッドホンプラグ7がヘッド
ホンジャック6に挿入されているか否かによる、スピー
カ5での再生を行なうか否かは上記信号によって自動的
に行われるものであるので、図示のフローチャートには
その制御にかかるステップはないが、勿論ソフトウェア
的に行なってもよい。
【0024】ステップS2に進むと(ヘッドホンジャッ
ク6にヘッドホンプラグ7が挿入されていない場合、つ
まり、スピーカ5で再生する場合)、音声センサー2に
よって検知し、音声センサコントローラ3でデジタルデ
ータに変換された騒音量とメモリ13に記憶されている
閾値データとの比較が行われる。
【0025】ここで、周りの騒音量が閾値データよりも
大きいと判断した場合、つまり、本装置が騒音の大きい
環境にあると判断した場合にはステップS3に進み、そ
の時点でユーザが設定しているボリューム値(OSに問
い合わせるなどして検出することも可能である)とボリ
ュームVS0(騒音量が大きい場合の最低ボリュームと考
えればわかり易い)との比較が行われる。ユーザによる
設定されたボリュームがボリュームVS0以上であると判
断した場合には、その設定で再生するため、ボリューム
コントロールは行なわない(ユーザの設定に任せる)。
また、ユーザによる設定されたボリュームがボリューム
VS0より小さい場合には、ステップS4に進み、スピー
カ5による再生をボリュームVS0で行なわせるように電
子ボリューム4を制御し、現在のボリューム値もVS0で
更新する。これにより、騒音が比較的大きい場合には、
最低でもボリュームVS0で再生されることは保証される
ことになる。
【0026】一方、騒音量が閾値データ以下、つまり、
装置の置かれている環境が比較的静かであると判断した
場合には、ステップS2からステップS5に進む。
【0027】このステップS5では、現在設定されてい
るボリュームとボリュームVS1との比較が行われる。そ
して、現在設定されているボリュームがボリュームVS1
より大きい場合には、音量を下げるため、電子ボリュー
ム4にボリュームVS1で再生するように設定し、現在の
ボリューム値もVS1で更新するする(ステップS6)。
これにより、比較的静かな環境下にある場合には、突然
に大音量で再生されることはなくなる。
【0028】上記はヘッドホンプラグ7がヘッドホンジ
ャック6に挿入されていない場合の説明であった。今度
は、ヘッドホンプラグ7がヘッドホンジェック6に挿入
されている場合について説明する。
【0029】この場合には、ステップS1からステップ
S7に進む。ステップS7では、騒音量と閾値データと
を比較することで騒音量が大きいかどうかを判断する。
騒音量が閾値データより小さい場合には、ステップS8
に進み、現在設定されているボリュームとボリュームV
H1との比較が行われ、前者が後者よりも大きい場合に
は、必要以上に現在のボリュームが高いことになるか
ら、電子ボリューム4にボリュームVH1で再生するよう
に設定し、現在のボリューム値もVH1で更新する。
【0030】以上の結果、ヘッドホンを使用している場
合においては、騒音量が閾値データより小さい場合で、
ユーザによる設定されたボリュームが必要以上に大きい
場合に限ってボリュームを下げるように作用することが
可能になる。従って、たとえば日中等騒音のある環境下
でヘッドホンで音声や音楽を再生していた状態のまま、
深夜等の静寂な環境下でヘッドホンで聞く場合には突然
の大音量で再生されることがなくなる。そして、ヘッド
ホンでは、直接的に耳に再生音を出力するものであるか
ら、たとえ騒音が大きい場合であっても、ユーザの意図
に反してボリュームが大きくならず、ユーザに悪影響を
与えることはない。
【0031】以上の結果、ユーザーが騒音レベルの高い
場所で、上記機器を使用する場合、音量レベルが低いレ
ベルに設定されていたとき、ユーザーが自分で音量をあ
げるという手間を省く事が可能であり、また、ユーザー
が再生音量レベルが高く設定されている状態でヘッドフ
ォンを使用する時、手動で音量レベルを下げるという手
間を省く事も可能である。
【0032】なお、メモリ13であるが、実施形態で
は、書き換え可能な不揮発性メモリ(たとえばEEPR
OM等)とした。書き換え可能にする理由は、閾値デー
タ、ボリュームVS0、VS1、VH1がユーザによって自由
に設定できるようにするためである。ただし、揮発性R
AM(DRAMやSRAM)で構成してもよい。この場
合には、パーソナルコンピュータが通常備えるハードデ
ィスク等の外部記憶装置からメモリ13に書き込むべき
データをメモリ13にロードすればよい。勿論、ロード
するタイミングがパーソナルコンピュータの起動時に行
われることが望ましい。この意味で図3のボリューム制
御にかかるプログラムは、デバイスドライバプログラム
とした方が好都合である。また、上記の音声センサやそ
の音声センサによって検出した騒音をデジタルデータに
変換するハードウェアとしては、一般にパーソナルコン
ピュータが備える音源(図1の場合には符号12で示さ
れる音源ICが搭載された音源ボード)にマイク入力と
して備えられているので、それを活用するようにしても
よい。特に、本実施形態における電子機器がパーソナル
コンピュータで且つノートタイプ等の携帯型である場合
には、最初からマイクが内蔵されているものが少なくな
いので、実質的に既存のハードウェアを使用し、後はプ
ログラムでもって実現することもできる。
【0033】<第2の実施形態>図4は、第2の実施形
態におけるブロック構成図を示している。同図におい
て、図1と同様な構成要素については実質的に同じであ
るので、以下では異なる点につき説明する。
【0034】一般に、パーソナルコンピュータの頭脳部
分であるCPUは、多くの電力を消費する関係で発熱量
が大きく、熱暴走、或いは寿命を縮める要因になる。従
って、装置内の排気、或いは、CPUの上に覆う様に放
熱ファンを取りつけ、温度が高くなった場合にそれを駆
動することがある。図4に示す構成では、サーミスタ1
1をCPU或いはその周辺に取りつけ、そのサーミスタ
11の出力結果に基づいて放熱ファン8を駆動するファ
ンコントローラ9を設けている。
【0035】しかし、この放熱用ファンが駆動すると、
それを誤って騒音として判断してしまい、結果的に適切
なボリューム制御が行なえなくなってしまう可能性があ
る。特に、形態型のノートパーソナルコンピュータなど
ではこの傾向が強い。
【0036】本第2の実施形態では、ファンコントロー
ラ9が放熱ファンを駆動しているかどうかも、ボリュー
ムの制御のパラメータとして使用するものである。この
ため、ボリュームコントローラ1には、ファンコントロ
ーラ9からの出力信号30を供給している。
【0037】図5は第2の実施形態における動作を表す
フローチャートであるが、これは第1の実施形態と同様
な形態実行されるプログラムとして機能するものであ
る。
【0038】図示の如く、図3と異なるのは、ステップ
S1とS2との間にステップS11が挿入された点であ
る。つまり、放熱ファンが駆動であるか否かを判断する
処理を追加した点である。それ以外は、第3図と同様で
ある。
【0039】さて、このステップS11を追加すること
により、スピーカ5による再生のときで、放熱ファンが
非駆動状態である場合には、図3と同じ動作を行なう。
そして、スピーカによる再生で、放熱ファンが駆動状態
にある場合には、騒音が大きいか否かの信頼性が低くな
るので、ステップS2の判断処理をスキップし、ステッ
プS3に進むようにした。この結果、現在設定されてい
るボリュームがボリュームVS0よりも小さい場合には、
ボリュームVS0で再生されることになり、一々ボリュー
ムを上げる操作が省かれるし、操作者は自由にボリュー
ムを変更することもできる。
【0040】なお、ステップS11で判断で“YES”
のときの分岐先をステップS5にすることも考えられ
る。この場合、現在のボリュームが大きくても、比較的
静かな状況下にある場合のボリュームVS1として設定さ
れるので、周囲に迷惑がかかることもない。ただし、こ
の場合、周りに迷惑をかける人間が一人も存在しないよ
うな状況であった場合には、ボリュームは自由に変更で
きた方が良い。従って、電源投入したときの最初の一回
だけ、この処理を行なうようにしてもよい。この場合に
は、起動時にフラグを0にリセットしておき、一度ステ
ップS11を処理したときにフラグを“1”にセット
し、尚且つ、ステップS11の直前にフラグがセットさ
れていれば、ステップS11の処理をスキップするよう
にすればよい。
【0041】また、実施形態では、パーソナルコンピュ
ータ等の情報処理装置が置かれた周囲の騒音によって、
ボリュームを制御する例を説明したが、これに時刻情報
を組み合わせても良い。
【0042】更にまた、実施形態では騒音の大きさを1
つの閾値データで判断したが、複数の異なる値を有する
閾値で多段階に判断し、それぞれについてボリュームを
制御するようにしても良いのは勿論である。
【0043】また、実施形態ではパーソナルコンピュー
タを例にして説明したが、音響出力する類の装置であれ
ば適用できるものであるから、これによって本願発明が
限定されるものではない。
【0044】そして、また、本発明は、上記の通り、プ
ログラムでもって実現できるわけであるから、その機能
を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した
記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシス
テムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、達成されることは言うまでも
ない。
【0045】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0046】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0047】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0048】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、装
置の置かれている周囲の騒音の大小に基づいて再生する
音量を制御することにより、適切な音量で再生すること
が可能となり、ユーザが操作して音量を調節する作業を
軽減させることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態におけるボリュームコントロー
ル部分のブロック構成図である。
【図2】第1の実施形態におけるメモリ13の内容を示
す図である。
【図3】第1の実施形態における動作処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図4】第2の実施形態におけるボリュームコントロー
ル部分のブロック構成図である。
【図5】第2の実施形態における動作処理手順を示すフ
ローチャートである。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の音声再生手段と、 第2の音声再生手段と、 騒音検出手段と、 前記第1の音声再生手段と前記第2の音声再生手段とを
    切り換える切換手段と、 前記騒音検出手段によって検出された騒音レベルによっ
    て、音量を制御する制御手段とを備えることを特徴とす
    る音量制御装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、 前記騒音検出手段で検出された騒音レベルが予め設定さ
    れた閾値より小さいか否かを判断する第1の判断手段
    と、 前記騒音レベルが前記閾値より大きいと判断した場合で
    あって、前記切換手段による音声再生出力先が第1の音
    声再生手段となっていて、従前の前記第1の音声再生手
    段の再生音量が予め設定された騒音量大時における再生
    音量レベル以下の場合には、当該再生音量レベルとなる
    よう前記第1の音声再生手段を調節する調節手段とを含
    むことを特徴とする請求項第1項に記載の音量制御装
    置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、 前記騒音検出手段で検出された騒音レベルが予め設定さ
    れた閾値より小さいか否かを判断する第1の判断手段
    と、 前記騒音レベルが前記閾値より小さいと判断した場合で
    あって、従前に切り換えられた第1または第2の音声再
    生手段の再生音量が予め設定された騒音量小時における
    再生音量レベル以上の場合には、当該再生音量レベルと
    なるよう前記第1または第2の音声再生手段を調節する
    調節手段とを含むことを特徴とする請求項第1項に記載
    の音量制御装置。
  4. 【請求項4】 前記騒音量最小時における再生音量レベ
    ルは、第1の音声再生手段用と第2の音声再生手段用と
    を別々に有していることを特徴とする請求項第3項に記
    載の音量制御装置。
  5. 【請求項5】 第1の音声再生手段と第2の音声再生手
    段とを有する音量制御装置における制御方法であって、 騒音検出工程と、 前記第1の音声再生手段と前記第2の音声再生手段とを
    切り換える切換工程と、 前記騒音検出工程によって検出された騒音レベルによっ
    て、音量を制御する制御工程とを備えることを特徴とす
    る音量制御方法。
  6. 【請求項6】 コンピュータが読込み実行することで、
    第1の音声再生手段と第2の音声再生手段とを有する音
    声制御装置として機能するプログラムコードを格納した
    記憶媒体であって、 騒音検出手段と、 前記第1の音声再生手段と前記第2の音声再生手段とを
    切り換える切換手段と、 前記騒音検出手段によって検出された騒音レベルによっ
    て、音量を制御する制御手段として機能するプログラム
    コードを格納した記憶媒体。
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