JP2006296951A - 遊技機用メダル選別装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 不正器具を使ってメダルセンサを誤作動させ、メダルの投入を擬似的に作り出す等の不正行為を確実に防止する。
【解決手段】 メダル選別装置(100)に備えられるメダルセンサ(190)の前面にマスク部材(250)を装着し、当該前面からメダルの案内通路に向かって突出する介在壁(252、253)を設ける。介在壁には、メダルの案内方向に対向する段部(254)が形成され、これによりメダル選別装置に侵入した不正器具の更なる侵入を阻止し、また不正器具の設置を防止する。
【選択図】 図15

Description

本発明は、スロットマシン、パチンコその他の遊技機内に備えられ、当該遊技をする際に投入された規定のメダルを選別して検知するメダル選別装置に関し、更に詳しくは、不正器具の侵入により作り出される擬似的なメダル投入を防止する対策を施した遊技機用のメダル選別装置に関する。
従来、スロットマシン、パチンコ等の遊技機内には、当該遊技をするために遊技者が投入する円板形状の遊技媒体(以下、単に「メダル」という)の適否を判別し規定のメダルのみを選別するメダル選別装置が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−155223号公報
この種のメダル選別装置は、投入されたメダルが一定の寸法形状である等の所定の条件を満たしているか否かを判別するメダル選別手段と、リールが回転中である等、遊技機が新たなメダルの投入を禁止する状態で投入されたメダルを強制的に排除する強制排除手段と、メダル選別手段及び強制排除手段を通過して受け入れたメダルを検知するメダルセンサとから主に構成されている。
従来のメダルセンサは、発光素子と受光素子からなる反射型の光センサを有しており、上述の強制排除手段から導かれるメダルの案内通路に沿って2個の光センサが並べて配置されている。そして、各光センサが、その前面を通過するメダルによって反射される反射光を検知し、そのタイミング差でメダルの移動を検知する手法が一般的に採られている。
ところで、近年、図1に示されるように、メダル選別装置900に不正器具Fを侵入させ、その先端に設けた発光素子Flを発光させることにより、メダルの通過と同じ受発光タイミングを擬似的に再現し、メダルセンサ901、902を誤作動させる不正行為が問題となっている。かかる不正器具Fが使用されると、メダルの投入を擬似的に作り出すことができ、遊技を提供するホールにとっては大きな損害を被るおそれがあった。このような問題に対処し、最近では、所定の信号で変調したパルス状の光を発光素子が発光し、その信号と同期する反射光を受光素子が受光した場合のみ検知動作する、いわゆるパルス変調による検知方式が採用されてきている。
しかし、このようなメダル選別装置における不正対策の技術進歩に追随して、上述の不正器具も巧妙化してきており、例えば、上述したパルス変調方式で検知するメダルセンサに対しては、発光素子が発光するパルス光に基づいて偽の同期光を受光素子に照射する不正器具も闇に出回っている。このように、従来の方式によるメダル選別装置によっては、かかる不正器具を使った不正行為を確実に防止できるものとはいえなくなってきた。
本発明は、こうした従来の問題に鑑みてなされたものであり、不正器具を使ってメダルセンサを誤作動させ、メダルの投入を擬似的に作り出す等の不正行為を確実に防止する遊技機用メダル選別装置を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、受発光素子を同一面内に設けた光センサ(フォトセンサ191、192)をメダルの案内通路に対向するとともに当該案内方向に沿って2個並べて配置したメダルセンサ(190)を備えてなる遊技機用メダル選別装置(100)であって、前記メダルセンサの前記受発光素子を除く前記面上に、当該案内方向を長手方向とし、当該案内方向の上流側よりも下流側において大きく前記案内通路側に突出して、当該案内方向に対向する段差面(段部204、214、222b、232b、244、254等)を有している壁部(介在壁202、203、212、213、222、222a、232、232a、242、243、252、253)を設けたことを特徴とする。
請求項1に記載の遊技機用メダル選別装置によれば、不正器具がメダルの案内通路に侵入しメダルセンサの近くまで到達した場合でも、当該案内方向の下流側において大きく突出する壁部に形成された段差面に阻まれ、不正器具を更に奥まで侵入させることは困難となる。これにより、メダルセンサの前記面上に不正器具を設置して誤作動させる等の不正行為ができなくなる。
また、受発光素子を除くメダルセンサの面上に形成した壁部(介在壁)により、光センサに近接して不正器具を設置することができず、メダルの投入を擬似的に作り出す不正行為を確実に防止することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の遊技機用メダル選別装置(100)であって、前記壁部(介在壁)は、前記受発光素子を挟み前記案内方向に直交する方向に離間して前記面上の2箇所に形成されていることを特徴とする。
請求項2に記載の遊技機用メダル選別装置によれば、受発光素子を挟みメダルの案内方向に直交する方向に離間してメダルセンサの面上の2箇所に形成した壁部(介在壁)により、光センサに近接して不正器具を設置することができず、メダルの投入を擬似的に作り出す不正行為を確実に防止する。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の遊技機用メダル選別装置(100)であって、前記段差面(段部204)は、前記案内方向における前記各光センサ(フォトセンサ191、192)の境界位置に形成されていることを特徴とする。
請求項3に記載の遊技機用メダル選別装置によれば、メダルの案内方向における各光センサの境界位置に段差面を形成したことにより、不正器具の更なる侵入を阻み、メダルセンサが誤作動されるのを防止する。
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の遊技機用メダル選別装置(100)であって、前記メダルセンサの前記面上における前記各光センサの境界位置に、前記段差面を有するとともに前記案内方向に直交して前記2箇所の壁部の間を繋ぐ段付きの直交壁部(214)が更に形成されていることを特徴とする。
請求項4に記載の遊技機用メダル選別装置によれば、メダルの案内通路に対向する段差面により、不正器具の更なる侵入を阻むとともに、2箇所の壁部の間を繋ぐ段付きの直交壁部を形成したことで、幅の狭い不正器具であっても、光センサに近接できないようにする。これにより、メダルセンサが誤作動されるのを確実に防止する。
請求項5に記載の発明は、請求項1又は2に記載の遊技機用メダル選別装置(100)であって、前記段差面(段部222b、232b、244、254)は、前記各光センサに設けられている前記各受発光素子の前記案内方向における少なくとも一方の位置に形成されていることを特徴とする。
請求項5に記載の遊技機用メダル選別装置によれば、段差面に倣った形状の不正器具を製作しようとしても、光センサに対向する不正器具の基板には折れ部が形成され、不正な発光素子を配置できず、実際上その製作は不可能となる。
請求項6に記載の発明は、請求項2に記載の遊技機用メダル選別装置(100)であって、前記段差面(段部232b、254)は、前記各光センサに設けられている前記各受発光素子の前記案内方向における少なくとも一方の位置に形成されており、前記面上における前記各光センサの境界位置に、前記案内方向に直交して前記2箇所の壁部の間を繋ぐ直交壁部(介在壁234、257)が更に形成されていることを特徴とする。
請求項6に記載の遊技機用メダル選別装置によれば、段差面に倣った形状の不正器具を製作しようとしても、光センサに対向する不正器具の基板には折れ部が形成され、不正な発光素子を配置できず、実際上その製作は不可能となる。
また、各光センサの境界位置に、メダルの案内方向に直交し2箇所の壁部の間を繋ぐ直交壁部を形成したことで、幅の狭い不正器具であっても、光センサに近接できないようにする。これにより、メダルセンサが誤作動されるのを確実に防止する。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜3又は5の何れか1項に記載の遊技機用メダル選別装置(100)であって、前記メダルセンサに嵌着可能なマスク部材に前記壁部を予め形成し、当該マスク部材を前記メダルセンサに嵌着することで、当該壁部が当該メダルセンサの前記面上に設けられることを特徴とする。
請求項7に記載の遊技機用メダル選別装置によれば、マスク部材をメダルセンサに嵌着し、受発光素子を除くメダルセンサの面上に壁部(介在壁)を形成する。これにより、不正に侵入させた不正器具をメダルセンサに近接させることができず、メダルセンサが誤作動されるのを防止する。
請求項8に記載の発明は、請求項4又は6に記載の遊技機用メダル選別装置(100)であって、前記メダルセンサに嵌着可能なマスク部材に前記壁部と前記直交壁部とを予め形成し、当該マスク部材を前記メダルセンサに嵌着することで、当該壁部と直交壁部とが当該メダルセンサの前記面上に設けられることを特徴とする。
請求項8に記載の遊技機用メダル選別装置によれば、マスク部材をメダルセンサに嵌着し、受発光素子を除くメダルセンサの面上に壁部と直交壁部を形成する。これにより、不正に侵入させた不正器具をメダルセンサに近接させることができず、メダルセンサが誤作動されるのを防止する。
上述したように、本発明の遊技機用メダル選別装置によれば、メダルセンサの受発光素子を除く面上に、メダルの案内通路に向かって突出する壁部を設け、その壁部にメダルの案内方向に対向する段差面を形成した。これにより、不正器具が侵入してメダルセンサの近くまで到達した場合でも、段差面に阻まれて更に奥まで侵入させることは困難となる。また、メダルセンサの前面に設けた壁部により、光センサに近接して不正器具を設置することもできなくなる。したがって、不正器具を使ってメダルセンサを誤作動させ、メダルの投入を擬似的に作り出す不正行為を確実に防止することができる。
本発明の好適な一実施形態として、スロットマシンに搭載されるメダル選別装置を説明する。まず、本発明が適用される遊技機の例として、スロットマシンの構成を図2及び図3を参照して説明する。ここで、図2はスロットマシン1の外観構造を表した斜視図、図3はスロットマシン1の前扉を開放してその内部の構造を表した図である。
図2において、スロットマシン1は、前面に開口を有する略矩形状の箱体である筐体2と、当該筐体2と蝶番機構により開閉可能に取り付けられる前扉3とを備えている。
前扉3の前面側は、上部パネル部4と下部パネル部5に概ね分けられ、これらの前面は視覚効果を高めてデザインされた、いわゆる化粧板として硬質プラスチックにより一体的に形成されている。また、下部パネル部5の下方には、入賞時等に払い出されるメダルを貯留するための受皿部6aが一体的に形成された受皿ユニット6が設けられている。
また、上部パネル部4と下部パネル部5との間には、ゲーム操作を行うためのスイッチ類を配置した操作卓7が形成されている。なお、上部パネル部4、操作卓7、下部パネル部5及び受皿ユニット6は、遊技者側に面し、これらによってスロットマシン1の「フロントマスク」が構成されている。
上部パネル部4のほぼ中央には、側枠を残して略長方形に大きく開口する開口部41が形成されている。そして開口部41を塞ぐように、パネル面10を有するパネルユニット11が前扉3の裏面側より取り付けられている。
パネル面10の中央には、略長方形に区画された透明な表示窓12が形成され、この表示窓12を透して、筐体2内に設けられているリールユニット80の3個のリール81a、81b、81cが目視される。なお、リールユニット80は、円筒形状のリール81a、81b、81cを回転軸方向に並べて配置し、各リールの外周面には複数種類の図柄が描かれている。遊技者は、これら複数の図柄のうち、前面側に位置する縦3個、横3列の図柄を表示窓12を透して目視することができる。
また、パネル面10には、裏面側に設けられている不図示のランプを点灯させることで、例えば入賞をするためのストップ操作をアシストする補助演出表示部13と、スロットマシン1にクレジット(内部貯留)されているメダル数や、入賞によって獲得したメダル数、又は入賞役への当選回数等の情報を数値表示する遊技情報表示部14が、それぞれ表示窓12の周辺に設けられている。
上部パネル部4の周縁部分には、高輝度発光ダイオード等のランプ類を内蔵する演出用照明部43a、43b、43cが配置されている。また、スピーカを内蔵しゲームに係る効果音を発生させる演出用放音部44a、44bが上部パネル部4の左右にそれぞれ配置されている。更に、演出用放音部44a、44bの間には、透明な硬質プラスチック板等が嵌め込まれて形成された表示窓に面して液晶表示ユニット45が配置されている。なお、液晶表示ユニット45は、ゲームの演出に係る映像を主に表示する。
操作卓7の上面右側には、メダルを投入するための投入口を有するメダル投入部71が設けられている。また、当該上面の左側には、押しボタンスイッチである2個のベットボタン72、73が設けられている。なお、ベットボタン72、73はスロットマシンの1ゲームに賭けるメダルの枚数を提示するためのボタンスイッチである。ゲームを開始する際に、ベットボタン72が押圧操作されることで、貯留されているメダルから2枚のメダルがゲームに対して賭けられ、ベットボタン73が押圧操作されることで3枚のメダルが賭けられる。特に、ベットボタン73は、1回の操作で最大枚数のメダルを当該ゲームに賭けることから「マックスベットボタン」と呼ばれている。
操作卓7の前面左側には、リール81a、81b、81cの回転開始を指示するためのスタートレバー74が設けられている。スタートレバー74は、先端に球形の操作ノブを有する上下左右に揺動可能な操作旱を備え、操作旱が傾倒操作されるとオン、操作旱から手が離されるとスプリングの付勢力によって自動的に元の位置に戻ってオフ状態となるスイッチユニットで形成されている。
また、操作卓7の中央には、各リール81a、81b、81cの回転停止をそれぞれ指示するためのストップボタン75a、75b、75cが各リールの配列に対応して並設されている。
操作卓7の前面右側には、前扉3を開錠するための鍵が挿入される鍵穴76が設けられている。スロットマシン1の管理者等が鍵穴76に所定の鍵を挿入して開錠操作すると、蝶番機構によって筐体2に取り付けられている前扉3を前方へ開くことができ、また前扉3を筐体2側に閉じると、自動的にこれらを施錠するようになっている。
下部パネル部5には、スロットマシン1のモデルタイプを遊技者へ認識させる等のため、登場キャラクターの絵などを表示するパネル51が設けられている。下部パネル部5の下側に配置された受皿ユニット6には、入賞時にメダルを排出するメダル払出口61と、払い出されたメダルを貯める受皿部6aと、スピーカを内蔵し演出効果音を発生させる演出用放音部62a、62bがそれぞれ配置されている。
次に、図3を参照して、筐体2の内部構造と前扉3の裏面構造とを説明する。同図において、筐体2内の上部には、CPU、ROM、RAM等を備えるマイクロコンピュータから形成される制御基板であって、スロットマシン1の全体動作を集中して制御する主制御基板20が、硬質プラスチックのケースに収納されて取り付けられている。
筐体2内の中央には、リール81a、81b、81cを備えるリールユニット80が設けられている。リールユニット80は、前扉3のパネルユニット11に形成された表示窓12に対しリール81a、81b、81cが対向するように、筐体2のフレーム21に位置決めされて取り付けられている。
また、リールユニット80の上部には、各リール81a、81b、81cを回転駆動するステッピングモータへ4相の駆動パルス信号を送出する回胴装置基板が取り付けられており、主制御基板20が回胴装置基板に回胴駆動(励磁)パルスデータを送出することで、各リールの回転と制動及び停止の制御を行っている。
リールユニット80の下方には、メダル投入部71から投入されたメダルを貯留し入賞の配当の際に排出口22aからメダルを排出するホッパ装置22と、ホッパ装置22から溢れたメダルを収容する補助貯留部23と、スロットマシン1に内蔵される各機器へ電力を配電する主電源装置24が設けられている。
次に、前扉3の裏面側上部には、上述の演出用放音部44a、44bに対向してスピーカ31a、31bが取り付けられている。また、図3には示していないが、スピーカ31a、31bの間に、液晶表示ユニット45が取り付けられ、液晶表示ユニット45の裏面側に当該液晶表示ユニット45等を制御駆動するサブ制御基板30が取り付けられている。すなわち、スロットマシン1の全体の動作は、筐体2側に設けられている主制御基板20によって統括制御されており、サブ制御基板30は、液晶表示ユニット45による演出映像の表示制御、演出用照明部43a、43b、43c等を使った照明制御、及び演出用放音部44a、44b、62a、62bを使った演出効果音制御など、ゲームの演出に係る制御を主に行なっている。
サブ制御基板30の下方には、透明な表示窓12が形成されたパネル面(10)を有するパネルユニット11が配置される。また、パネルユニット11は、リール81a、81b、81cの外周面を照射して図柄を明るく表示させるための冷陰極蛍光ランプ15と、冷陰極蛍光ランプ15を駆動するインバータ16と、補助演出表示部13の光源としてのランプ17と、スタートレバー74及びストップボタン75a、75b、75c等の操作スイッチ類の出力信号を主制御基板20へ転送する中継基板であるとともに遊技情報表示部(14)の7セグLED等を搭載する中央表示基板18とを備え、これらがユニット化されて形成されている。
パネルユニット11の下方には、本発明に関わるメダル選別装置100が取り付けられている。メダル選別装置100は、メダル投入部71に投入されたメダルが一定規格の寸法形状を有しているか否かを判別し、規定のメダルのみを選別する。また、メダル選別装置100は、受発光素子を有する反射型のフォトセンサ(191、192)を2個備えたメダルセンサ(190)を搭載している。すなわち、メダル選別装置100は、各センサの前面を通過するメダルの反射光によるタイミング差からその移動速度を検出し、これが一定以下であると判定した場合に、メダルの投入が正しくされた旨を示すメダル投入信号を主制御基板20へ送出する。
メダル選別装置100の下方には、選別された規定のメダルをホッパ装置22へ案内するためのガイド部材33と、メダル選別装置100により排除されたメダル(又は異物)をメダル排出口61へ案内するためのガイド部材34とが設けられている。また、前扉3の裏面下部には、入賞または貸し出しの際にホッパ装置22の排出口22aから排出されたメダルをメダル排出口61へ案内するためのガイド部材35が設けられている。更に、メダル排出口61に隣接して、上述した演出用放音部62a、62bに対向するスピーカ36a、36bが取り付けられている。
かかる構成のスロットマシン1は、先のゲームにおいて入賞しメダルの払い出しが完了した時、又は先のゲームにおいてハズレが確定すると待機状態となる。この状態において、ベットボタン72または73の押圧操作がされると、内部に貯留したメダル(クレジット)から当該ゲームにメダルが賭けられ、ゲームが開始する。
ゲーム開始の状態で、スタートレバー74が傾倒操作されると、主制御基板20はリール81a、81b、81cを一斉に回転させ始める。同時に入賞役を内部的な処理で抽選し、その結果をフラグ(メモリ)に記憶する。
次に、遊技者がストップボタン75a、75b、75cを任意の順番で押圧操作すると、主制御基板20は、それに従い順次、対応するリールを停止させる。そして、全てのリール81a、81b、81cが停止したことを検知すると、各リールに表示された図柄の組み合わせが、上述のフラグに記憶された入賞役に係る図柄の組み合わせと一致しているか否か判定する。これらが一致したときには、当該入賞が確定し、その入賞役の種類に応じた配当数のメダルをクレジットに加算する。入賞の配当によりクレジットが上限を超える場合には、ホッパ装置から超過分のメダルを受皿部6aへ払い出している。
次に、スロットマシン1等に搭載される本発明に関わるメダル選別装置100を説明する。ここで、図4は、メダル選別装置100の正面側のカバー部材を一部破断して、その内部構造を主に表した外観図である。同図に示されるように、メダル選別装置100は、前面が開放する矩形状の箱体として硬質プラスチックにより一体形成したケース110に対し、その上半分をほぼ覆うように金属板からなるゲートプレート120が開閉可能に取り付けられている。ゲートプレート120とケース110の背面とによって生じる隙間に、メダル入口130から、ゲートプレート120の下端の転送レール部140を経由し、右下方のメダル出口150へ通じるメダル案内通路が形成されている。
転送レール部140は、ゲートプレート120の下端部分がケース110側に斜めに折り曲げられてレール面が形成され、このレール面上を円板状のメダルの周面が当接して、下流側のメダル出口150へと直線的に転動落下するように形成されている。また、転送レール部140には、その下縁から上縁までの高さが規定のメダルの最小の規格外径に相当する切欠き部141と、切欠き部141の端から分離し、外方(図面において手前側)に傾斜する傾斜壁部142が形成されている。
例えば、規格以下の外径を有するメダルが転送レール部140に達すると、外方側へ常時付勢される押し付けレバー160により、当該メダルが押されて切欠き部141から外れ、傾斜壁部142側へ倒される。これにより、定められた規格寸法より小さな外径を有するメダルは、転送レール部140のレール面から逸脱し、下方へ落下するようになっている。
また、メダル入口130付近には、規格以上の外径を有するメダルを通過させない最大径規制手段と、規格以上の厚みを有するメダルを通過させない板厚規制手段が形成され、上述した最小径規制手段を含むこれら手段により、規定のメダルを選別するメダル選別手段170が形成されている。
上述の転送レール部140の中流位置には、メダル選別手段170によって規定のメダルとして振り分けられたメダルを強制的に排除する強制排除手段180が設けられている。この強制排除手段180は、転送レール部140内へ突出または退避するように回動可能に軸支される金属製の規制爪部材181と、ゲートプレート120に付勢手段を介して回動自在に軸支され、転送レール部140を通過するメダルが傾斜壁部142側へ倒れないようカバーする角度に常時付勢されている案内レバー182とを備えている。
また、規制爪部材181の背後には、図示はしていないがソレノイドが設けられ、主制御基板20により所要の駆動電流がソレノイドに供給されると、上述の規制爪部材181を磁力で引き付け転送レール部140から退避させる。この状態で投入されたメダルMは、強制排除手段180を通過し、メダルセンサ190へ送られる。
また、リール81a、81b、81cが回転中である等、スロットマシン1が新たなメダルの受け付けを禁止する状態にあるとき、ソレノイドに対しては駆動電流が供給されず、規制爪部材181は、転送レール部140内に突出する回動位置にある。この状態においてメダルMが強制排除手段180に転送されると、当該メダルMは、規制爪部材181に衝突し、案内レバー182の付勢力に勝って傾斜壁部142側へ倒される。これにより、メダルMは、転送レール部140のレール面から落下し、下方のガイド部材(34)側へ排除される。
転送レール部140の下流位置には、上述の強制排除手段180を通過したメダルを検出するメダルセンサ190が設けられている。メダルセンサ190は、メダルの移動方向(案内方向)に沿って並べて配置された2個の反射型のフォトセンサ191、192を有して形成されている。なお、反射型のフォトセンサ191、192は、それぞれの前面に、発光素子と受光素子が並設された受発光部が形成されている。フォトセンサ191、192は、所定の信号周期で変調したパルス光を発光素子が周期的に発光し、その信号と同期する反射光を受光素子が受光した場合のみ検知動作する、いわゆるパルス変調方式が採用されている。
メダル選別装置100は、メダルMが転送レール部140に案内されて各フォトセンサ191、192の前面を通過すると、これら検知信号のタイミングが予め定められた順序であって、かつ許容する時間差内であると判定した場合、これを正規のメダルの検出とみなし、メダル投入(コマンド)信号を主制御基板20へ送信する。主制御基板20は、メダル選別装置100からメダル投入信号を受信すると、クレジットを1だけインクリメントする。
このメダルセンサ190には、不正器具の侵入を防止し、また不正器具によるフォトセンサ191、192の誤作動を防止する機能形態を有しており、以下その具体的な実施例を数例説明する。なお、本発明の実施形態の説明において、「メダルの移動方向」と「メダル案内通路による案内方向」とは、同一方向、すなわち同じ意味において使用している。
図5(a)は、メダル選別装置100に搭載され、不正行為を防止する一手段であるマスク部材200を施したメダルセンサ190を上から見た平面図、図5(b)はその外観を表した斜視図、図6はメダルセンサ190とマスク部材200とを分離して表した斜視図である。
メダルセンサ190は、上述したように、メダルの案内通路に沿って反射型のフォトセンサ191、192を並べて配置している。それぞれのフォトセンサ191、192は、可視光または近赤外光を発光する発光素子と、発光素子が発光し検知対象物(メダル)によって反射する光を受光する受光素子とを備え、これらがセンサの前面、すなわち同一面上に配置されている。ただし、当該センサの前面から一定の距離にある対象物を的確に検知するために、受光素子と発光素子との間隔、及びセンサの前面と対象物との検知距離から求められる角度で各受発光素子が互いに対向する向きに設置されている。
各フォトセンサ191、192の前面には、受光素子及び発光素子からなる受発光部を除いてこれらの周囲を覆うように、マスク部材200が取り付けられている。すなわち、マスク部材200は、中央に開口201を有する長方形の枠体と、当該枠体の左右において後方に延びる取り付け部205、206とを有して、プラスチック等の樹脂材により一体的に形成される。2箇所の取り付け部205、206の間隔は、2個のフォトセンサ191、192からなるメダルセンサ190の幅に相当し、各取り付け部205、206の内側面とメダルセンサ190の両外側面とが嵌着または両面粘着テープ等を介して固着される。そして、開口201を通して発光素子がメダルに対し光を照射し、また受光素子がその反射光を受光できるように形成されている。
マスク部材200がメダルセンサ190に取り付けられることにより、各フォトセンサ191、192の前面においては、受発光部を除く上下の領域に、メダル案内通路内に向かって突出し、メダルの移動方向を長手方向とする介在壁202、203がそれぞれ設けられている。介在壁202、203は、詳細には、メダルの移動方向において上流側のフォトセンサ191の前面に位置する第1の介在壁202と、下流側のフォトセンサ192の前面に位置する第2の介在壁203とからなり、上流側の介在壁202に比較して下流側の介在壁203の方がメダル案内通路内に向かって大きく突出している。高さの異なる介在壁202、203により、各フォトセンサ191、192の前面でその境界の上下に、メダルの案内方向に対向した段差面を有する段部204が形成されている。
図7は、メダルセンサ190に取り付けられたマスク部材200により、不正器具Fの侵入を阻止し、またフォトセンサ191、192の誤作動を防止する動作を説明するための平面図である。同図に示されるように本実施例によれば、不正器具Fがメダル選別装置(100)に侵入し、メダルセンサ190の近くまで到達した場合、メダル案内通路の案内方向に対向する段部204の段差面に阻まれ、不正器具Fを更に奥まで侵入させることは困難となる。これにより、メダルセンサ190の前面に不正器具Fを設置して誤作動させる等の不正行為ができなくなる。
また、仮に当該段部204を超えて不正器具Fを下流側のフォトセンサ192の位置まで侵入させたとしても、受発光部の周囲において突出して設けた介在壁202、203により、フォトセンサ191、192に近接して不正器具Fを設置することができなくなる。一方、フォトセンサ191、192は、発光素子が発光したパルス光に同期した反射光を受光した場合にのみ検知動作するように形成されており、不正器具Fがフォトセンサ191、192の前面から離れた条件で、かかる偽の同期光を再現することは極めて困難である。すなわち、不正器具Fの使用に際しては、フォトセンサの前面に近接させる必要があるが、介在壁202、203が形成されていることによりそれができなくなり、不正器具Fを使ってフォトセンサ191、192を誤作動させることは不可能となる。よって、不正器具Fを侵入させてメダルの投入を擬似的に作り出すような不正行為を確実に防止することができる。
なお、本実施例では、上述のマスク部材200を既存のメダルセンサ190に追加して装着する例を説明したが、メダルセンサの前面に上述のマスク部材200と同形状の介在壁202、203を予め一体的に形成するものであってもよい。
次に、図8は、上述の不正行為を防止する手段(実施例1)の変形例であり、メダルセンサ190とマスク部材210とを分離して表した斜視図である。同図を参照し、マスク部材210は、メダルセンサの前面で受光素子及び発光素子が配置されている部分の周囲を覆う長方形の枠体と、受光素子及び発光素子の正面に開口する開口211a、211bと、当該枠体の左右において後方に延びる取り付け部215、216とを有して、プラスチック等の樹脂材により一体的に形成される。2箇所の取り付け部215、216の間隔は、2個のフォトセンサ191、192を並べたメダルセンサ190の幅に相当し、各取り付け部215、216の内側面とメダルセンサ190の両外側面とが嵌着または両面粘着テープ等を介して固着される。開口211a、211bは、各フォトセンサ191、192の前面に位置しており、当該開口を通して各フォトセンサがメダルに対し光を照射し、またその反射光を受光できるように形成されている。
マスク部材210がメダルセンサ190に取り付けられた状態では、各フォトセンサ191、192の前面において受発光部を除く上下の領域に、メダル案内通路内に向かって突出し、メダルの移動方向を長手方向とする高さが異なる介在壁212、213が設けられる。メダルの移動方向において下流側の介在壁213は、上流側の介在壁212に比較してメダル案内通路内に向かって大きく突出している。
また、各介在壁212、213の境界である段部の位置において開口211a、211bを区分けする段付き直交壁214が形成されている。すなわち、段付き直交壁214は、メダルセンサ190の前面で各フォトセンサ191、192の境界に沿い、かつメダル案内通路の案内方向に対向する段差面を有して上下の介在壁212、213に繋がって形成されている。
かかる構造のマスク部材210を備える本実施例のメダル選別装置によれば、メダルセンサ190の前面における各フォトセンサ191、192の境界に、メダル案内通路の案内方向に対向する段差面を有する段付き直交壁214が形成される。このため、仮に不正器具がメダル選別装置内のメダルセンサ190近くまで侵入した場合であっても、段付き直交壁214の段差面に阻まれ、当該不正器具を更に奥まで侵入させることは困難となる。
また、受発光部の周囲に形成した介在壁212、213、段付き直交壁214により、不正器具をフォトセンサ191、192に近接して設置することは不可能であるため、フォトセンサを誤作動させメダルの投入を擬似的に作り出すような不正行為を確実に防止することができる。
また、段付き直交壁214が各フォトセンサ191、192の境界に沿って上下の介在壁212、213に繋がって形成されているので、特に、介在壁212、213の上下の間隔よりも幅の小さな不正器具が侵入しても、メダルセンサに近接させることは不可能となる。
なお、本実施例においても、マスク部材210は、既存のメダルセンサ190に追加して装着可能なものに限定せず、メダルセンサの前面に上述のマスク部材210と同形状の介在壁212、213及び段付き直交壁214を一体的に形成するものでもよい。
次に、メダル選別装置100に対する不正行為を防止する更に他の実施例を説明する。ここで、図9(a)は、メダル選別装置(100)に搭載され、不正行為を防止するマスク部材220を施したメダルセンサ190を上から見た平面図、図9(b)はその外観を表した斜視図、図10はメダルセンサ190とマスク部材220とを分離して表した斜視図である。
各フォトセンサ191、192の前面には、受発光部を除くこれらの周囲を覆うように、マスク部材220が取り付けられている。すなわち、マスク部材220は、中央に開口221を有する長方形の枠体と、当該枠体の左右において後方に延びる取り付け部225、226とを有して、プラスチック等の樹脂材により一体的に形成される。2箇所の取り付け部225、226の間隔は、2個のフォトセンサ191、192からなるメダルセンサ190の幅に相当し、各取り付け部225、226の内側面とメダルセンサ190の両外側面とが嵌着または両面粘着テープ等を介して固着される。そして、開口221を通して発光素子がメダルに対し光を照射し、また受光素子がその反射光を受光できるように形成されている。
マスク部材220がメダルセンサ190に取り付けられた状態では、各フォトセンサ191、192の前面において受発光部を除く上下の領域に、メダル案内通路内に向かって突出し、メダルの移動方向において高さが異なる介在壁222、222aが設けられる。すなわち、介在壁222、222aは、長手方向における各受発光部の位置に、段差面を有する段部222b、222cが形成され、これらを両端として中央がメダル案内通路内へより大きく突出する介在壁222aが形成されている。
かかる構造のマスク部材220を備える本実施例のメダル選別装置によれば、メダルセンサ190の前面において各フォトセンサ191、192の受発光部の上下の位置に段部222b、222cが形成される。これにより、不正器具をメダル選別装置100に侵入させメダルセンサ190の近くまで到達させたとしても、メダルの案内通路の案内方向に対向する段差面を有する段部222bに阻まれて、更に奥まで侵入させることは困難となる。したがって、不正器具を設置してメダルセンサを誤作動させる等の不正行為ができなくなる。
また、仮に当該段部222bを超えて不正器具を下流側のフォトセンサ192の位置まで侵入させたとしても、受発光部の周囲において突出して設けた介在壁222、222aにより、フォトセンサ191、192に近接して当該不正器具を設置することができなくなる。よって、メダルセンサを誤作動させメダルの投入を擬似的に作り出す不正行為を確実に防止することができる。
また、メダルの移動方向における各フォトセンサ191、192の受発光部の位置に段部222b、222cを形成したので、仮に不正器具を高さの異なる介在壁222、222aに倣った形状に製作しようとしても、不正器具の当該段部に相対向する回路面には折れ部が形成されることとなる。つまり、折れ部が形成された回路面には受発光素子を配置(実装)することができず、かかる形状の不正器具を製作することは不可能となる。
なお、本実施例においても、マスク部材220は、既存のメダルセンサ190に追加して装着可能なものに限定せず、メダルセンサの前面にマスク部材220と同形状の介在壁222、222a等を一体的に形成するものでもよい。
次に、図11は、上述の不正行為を防止する手段(実施例3)の変形例であり、メダルセンサ190とマスク部材230とを分離して表した斜視図である。同図を参照し、マスク部材230は、メダルセンサの前面で受発光部の周囲を覆う長方形の枠体と、受光素子及び発光素子の正面に開口する開口231a、231bと、当該枠体の左右において後方に延びる取り付け部235、236とを有して、プラスチック等の樹脂材により一体的に形成される。2箇所の取り付け部235、236の間隔は、2個のフォトセンサ191、192を並べたメダルセンサ190の幅に相当し、各取り付け部235、236の内側面とメダルセンサ190の両外側面とが嵌着または両面粘着テープ等を介して固着される。開口231a、231bは、各フォトセンサ191、192の前面に位置しており、当該開口を通して各フォトセンサがメダルに対し光を照射し、またその反射光を受光できるように形成されている。
マスク部材230がメダルセンサ190に取り付けられた状態では、各フォトセンサ191、192の前面において受発光部を除く上下の領域に、メダル案内通路内に向かって突出し、メダルの移動方向において高さが異なる介在壁232、232aが設けられる。すなわち、介在壁232、232aは、長手方向における各受発光部の位置に、段差面を有する段部232b、232cが形成され、これらを両端として中央がメダル案内通路内へより大きく突出する介在壁232aが形成されている。
また、マスク部材230には、各フォトセンサ191、192の境界に沿って開口231a、231bを区分けし、上下の介在壁232aに繋がる介在壁234が形成されている。
かかる構造のマスク部材230を備える本実施例のメダル選別装置によれば、メダルセンサ190の前面で各受発光部の上下の位置に段部222b、222cが形成される。このため、仮に不正器具がメダル選別装置内のメダルセンサ190近くまで侵入した場合であっても、メダル案内通路の案内方向に対向する段差面を有する段部232bに阻まれ、当該不正器具を更に奥まで侵入させることは困難となる。
また、受発光部の周囲に形成した介在壁232、232a、234により、不正器具をフォトセンサ191、192に近接して設置することは不可能であるため、フォトセンサを誤作動させメダルの投入を擬似的に作り出すような不正行為を確実に防止することができる。
また、介在壁234が各フォトセンサ191、192の境界に沿って上下の介在壁232aに繋がって形成されているので、特に、介在壁232、232aの上下の間隔よりも幅の小さな不正器具が侵入しても、メダルセンサに近接させることは不可能となる。
次に、メダル選別装置100に対する不正行為を防止する更に他の実施例を説明する。ここで、図12(a)は、メダル選別装置(100)に搭載され、不正行為を防止するマスク部材240を施したメダルセンサ190を上から見た平面図、図12(b)はその外観を表した斜視図、図13はメダルセンサ190とマスク部材240とを分離して表した斜視図である。
各フォトセンサ191、192の前面には、受発光部を除くこれらの周囲を覆うように、マスク部材240が取り付けられている。すなわち、マスク部材240は、中央に開口241を有する長方形の枠体と、当該枠体の左右において後方に延びる取り付け部245、246とを有して、プラスチック等の樹脂材により一体的に形成される。2箇所の取り付け部245、246の間隔は、2個のフォトセンサ191、192からなるメダルセンサ190の幅に相当し、各取り付け部245、246の内側面とメダルセンサ190の両外側面とが嵌着または両面粘着テープ等を介して固着される。そして、開口241を通して発光素子がメダルに対し光を照射し、また受光素子がその反射光を受光できるように形成されている。
マスク部材240がメダルセンサ190に取り付けられることにより、各フォトセンサ191、192の前面の受発光部を除く上下の領域に、メダルの移動方向を長手方向としてメダル案内通路内に突出する介在壁242、243が設けられている。すなわち、上下の介在壁242、243は、いずれかのフォトセンサ191(または192)の位置に、メダルの案内方向に対向した段差面を有する段部244が形成され、上流側の介在壁242に比較して下流側の介在壁243の方がメダル案内通路内に向かって大きく突出している。
かかる構造のマスク部材240を備える本実施例のメダル選別装置によれば、メダルセンサ190の前面においてフォトセンサ191(または192)の受発光部の上下の位置に、メダル案内通路の案内方向に対向する段差面を有する段部244が形成される。これにより、不正器具をメダル選別装置100に侵入させメダルセンサ190の近くまで到達させたとしても、段部244の段差面に阻まれて更に奥まで侵入させることは困難となる。したがって、不正器具を設置してメダルセンサを誤作動させる等の不正行為ができなくなる。
また、仮に当該段部244を超えて不正器具を下流側のフォトセンサ192の位置まで侵入させたとしても、受発光部の周囲において突出して設けた介在壁242、243により、フォトセンサ191、192に近接して当該不正器具を設置することができなくなる。よって、メダルセンサを誤作動させメダルの投入を擬似的に作り出す不正行為を確実に防止することができる。
また、メダルの移動方向における各フォトセンサ191の受発光部の位置に段部244を形成したので、仮に不正器具を高さの異なる介在壁242、243に倣った形状に製作しようとしても、不正器具の当該段部に相対向する回路面には折れ部が形成されることとなる。つまり、折れ部が形成された回路面には受発光素子を配置(実装)することができず、かかる形状の不正器具を製作することは不可能となる。
なお、本実施例においても、マスク部材240は、既存のメダルセンサ190に追加して装着可能なものに限定せず、メダルセンサの前面にマスク部材240と同形状の介在壁242、243等を一体的に形成するものでもよい。
次に、図14は、上述の不正行為を防止する手段(実施例5)の変形例であり、メダルセンサ190とマスク部材250とを分離して表した斜視図である。同図を参照し、マスク部材250は、メダルセンサの前面で受発光部の周囲を覆う長方形の枠体と、受光素子及び発光素子の正面に開口する開口251a、251bと、当該枠体の左右において後方に延びる取り付け部255、256とを有して、プラスチック等の樹脂材により一体的に形成される。2箇所の取り付け部255、256の間隔は、2個のフォトセンサ191、192を並べたメダルセンサ190の幅に相当し、各取り付け部255、256の内側面とメダルセンサ190の両外側面とが嵌着または両面粘着テープ等を介して固着される。開口251a、251bは、各フォトセンサ191、192の前面に位置しており、当該開口を通して各フォトセンサがメダルに対し光を照射し、またその反射光を受光できるように形成されている。
マスク部材250がメダルセンサ190に取り付けられることにより、各フォトセンサ191、192の前面の受発光部を除く上下の領域に、メダルの移動方向を長手方向としてメダル案内通路内に突出する介在壁252、253が設けられている。すなわち、上下の介在壁252、253は、フォトセンサ191の位置に、メダルの案内方向に対向した段差面を有する段部254が形成され、上流側の介在壁252に比較して下流側の介在壁253の方がメダル案内通路内に向かって大きく突出している。
また、マスク部材250には、各フォトセンサ191、192の境界に沿って開口251a、251bを区分けし、上下の介在壁253(または252)に繋がる介在壁257が形成されている。
かかる構造のマスク部材250を備える本実施例のメダル選別装置によれば、メダルセンサ190の前面において受発光部の上下の位置に、メダルの移動方向に対向する段部254が形成される。このため、仮に不正器具がメダル選別装置内のメダルセンサ190近くまで侵入した場合であっても、段部254の段差面に阻まれ、当該不正器具を更に奥まで侵入させることは困難となる。
また、受発光部の周囲に形成した介在壁252、253、257により、不正器具をフォトセンサ191、192に近接して設置することは不可能であるため、フォトセンサを誤作動させメダルの投入を擬似的に作り出す不正行為を確実に防止することができる。
また、介在壁257が各フォトセンサ191、192の境界に沿って上下の介在壁253(または252)に繋がって設けられているので、特に、介在壁252、253の上下の間隔よりも幅の小さな不正器具が侵入しても、メダルセンサに近接させることは不可能となる。
なお、本実施例においても、マスク部材250は、既存のメダルセンサ190に追加して装着可能なものに限定せず、メダルセンサの前面に上述のマスク部材250と同形状の介在壁252、253、257を一体的に形成するものでもよい。
また、上述したいくつかの実施例で示したマスク部材をメダルセンサ190へ装着する手法は、例えば図15に示すように、メダルセンサ190の前方から嵌着させるものでもよい。すなわち、マスク部材250をメダルセンサ190に取り付けるための左右の取り付け部255a、255bとして、先端に鉤部を有する弾性アームを形成し、その先端の鉤部をメダルセンサ190の両側の係止溝に嵌着させて取り付ける。かかる手法によれば、マスク部材の取り付け構造が簡素化し、また、既存のメダルセンサ190へ追加装着する作業も容易となる。
図1は、不正器具を使った従来のメダル選別装置に対する不正行為を例示する図である。 図2は、本発明が適用されるスロットマシンの外観構造を表した斜視図である。 図3は、スロットマシンの前扉を開放してその内部の構造を表した図である。 図4は、本発明の一実施形態によるメダル選別装置の正面外観図であって、カバー部材を一部破断して内部の構造を主に表した図である。 図5(a)は、本発明の第1実施例によるメダル選別装置に搭載されるメダルセンサの平面図であり、図5(b)はそのメダルセンサの外観を表した斜視図である。 図6は、本発明の第1実施例によるメダル選別装置に搭載されるメダルセンサとマスク部材とを分離して表した斜視図である。 図7は、本発明の第1実施例のメダル選別装置に搭載されるメダルセンサの平面図であって、侵入した不正器具に対し不正行為を防止する動作を説明するための図である。 図8は、本発明の第2実施例によるメダル選別装置に搭載されるメダルセンサとマスク部材とを分離して表した斜視図である。 図9(a)は、本発明の第3実施例によるメダル選別装置に搭載されるメダルセンサの平面図であり、図9(b)はそのメダルセンサの外観を表した斜視図である。 図10は、本発明の第3実施例によるメダル選別装置に搭載されるメダルセンサとマスク部材とを分離して表した斜視図である。 図11は、本発明の第4実施例によるメダル選別装置に搭載されるメダルセンサとマスク部材とを分離して表した斜視図である。 図12(a)は、本発明の第5実施例によるメダル選別装置に搭載されるメダルセンサの平面図であり、図12(b)はそのメダルセンサの外観を表した斜視図である。 図13は、本発明の第5実施例によるメダル選別装置に搭載されるメダルセンサとマスク部材とを分離して表した斜視図である。 図14は、本発明の第6実施例によるメダル選別装置に搭載されるメダルセンサとマスク部材とを分離して表した斜視図である。 図15は、本発明の実施例におけるマスク部材をメダルセンサへ装着する一手法を示す斜視図である。
符号の説明
1…スロットマシン、 2…筐体、 3…前扉、 4…上部パネル部、
5…下部パネル部、 6…受皿ユニット、 6a…受皿部、 7…操作卓、
10…パネル面、 11…パネルユニット、 12…表示窓、 13…補助演出表示部、
14…遊技情報表示部、 15…冷陰極蛍光ランプ、 16…インバータ、 17…ランプ、
18…中央表示基板、 20…主制御基板、 21…フレーム、
22…ホッパ装置、 22a…排出口、 23…補助貯留部、 24…主電源装置、
41…開口部、 43a、43b、43c…演出用証明部、 44a、44b…演出用放音部、
45…液晶表示ユニット、 51…パネル、
61…メダル払出口、 62a、62b…演出用放音部、 71…メダル投入部、
72、73…ベットボタン、 74…スタートレバー、
75a、75b、75c…ストップボタン、 76…鍵穴、
80…リールユニット、 81a、81b、81c…リール、
100…メダル選別装置、
110…ケース、 120…ゲートプレート、 130…メダル入口、
140…転送レール部、 141…切欠き部、 142…傾斜壁部、
150…メダル出口、 160…押し付けレバー、 170…メダル選別手段、
180…強制排除手段、 181…規制爪部材、 182…案内レバー、
190…メダルセンサ、 191、192…フォトセンサ、
200…マスク部材、 201…開口、 202、203…介在壁、
204…段部、 205、206…取り付け部、
210…マスク部材、 211a、211b…開口、 212、213…介在壁、
214…段付き直交壁、 215、216…取り付け部、
220…マスク部材、 221…開口、 222、222a…介在壁、
222b、222c…段部、 225、226…取り付け部、
230…マスク部材、 231a、231b…開口、 232、232a…介在壁、
232b、232c…段部、 234…介在壁、 235、236…取り付け部、
240…マスク部材、 241…開口、 242、243…介在壁、
244…段部、 245、246…取り付け部、
250…マスク部材、 251a、251b…開口、 252、253…介在壁、
254…段部、 255、255a、256、256a…取り付け部、 257…介在壁

Claims (8)

  1. 受発光素子を同一面内に設けた光センサをメダルの案内通路に対向するとともに当該案内方向に沿って2個並べて配置したメダルセンサを備えてなる遊技機用メダル選別装置であって、
    前記メダルセンサの前記受発光素子を除く前記面上に、当該案内方向を長手方向とし、当該案内方向の上流側よりも下流側において大きく前記案内通路側に突出して、当該案内方向に対向する段差面を有している壁部を設けたことを特徴とする遊技機用メダル選別装置。
  2. 前記壁部は、前記受発光素子を挟み前記案内方向に直交する方向に離間して前記面上の2箇所に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機用メダル選別装置。
  3. 前記段差面は、前記案内方向における前記各光センサの境界位置に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機用メダル選別装置。
  4. 前記メダルセンサの前記面上における前記各光センサの境界位置に、前記段差面を有するとともに前記案内方向に直交して前記2箇所の壁部の間を繋ぐ段付きの直交壁部が更に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の遊技機用メダル選別装置。
  5. 前記段差面は、前記各光センサに設けられている前記各受発光素子の前記案内方向における少なくとも一方の位置に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機用メダル選別装置。
  6. 前記段差面は、前記各光センサに設けられている前記各受発光素子の前記案内方向における少なくとも一方の位置に形成されており、前記面上における前記各光センサの境界位置に、前記案内方向に直交して前記2箇所の壁部の間を繋ぐ直交壁部が更に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の遊技機用メダル選別装置。
  7. 前記メダルセンサに嵌着可能なマスク部材に前記壁部を予め形成し、当該マスク部材を前記メダルセンサに嵌着することで、当該壁部が当該メダルセンサの前記面上に設けられることを特徴とする請求項1〜3又は5の何れか1項に記載の遊技機用メダル選別装置。
  8. 前記メダルセンサに嵌着可能なマスク部材に前記壁部と前記直交壁部とを予め形成し、当該マスク部材を前記メダルセンサに嵌着することで、当該壁部と直交壁部とが当該メダルセンサの前記面上に設けられることを特徴とする請求項4又は6に記載の遊技機用メダル選別装置。
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