JP2010124918A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】扉が不正に開放されたことの検出及び筐体内部に通じる孔が形成されたことの検出の両方が行えるようになる遊技機の提供。
【解決手段】リミットスイッチ63, 66に加えて、上部装置室4の内部に光検出センサ61を設け、且つ、下部装置室5の内部に光検出センサ62を設け、上部前扉30又は下部前扉40に孔を開けると、光検出センサ61, 62で孔を形成する不正行為を検出できるようにする。さらに、プランジャ64, 67を押圧して、リミットスイッチ63, 66を欺瞞しながら、上部前扉30又は下部前扉40を開くと、内部に光が進入し、この光を光検出センサ61, 62が検出するので、このような不正行為も検出できるようになる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、遊技装置を内部に収納するために、前面に開口を有する箱状に形成された筐体と、この筐体の開口を閉鎖する閉鎖位置及び当該開口を開放する所定の開放位置との二位置間を移動可能に設けられた扉とを備えた遊技機に関する。
従来から、人々に娯楽を提供する遊技機として、遊技に用いられる遊技装置を、六面体状の箱状に形成された筐体の内部に収納したものが利用されている。
例えば、遊技機として広く利用されているスロットマシンは、複数種類の図柄が記されるとともに回転駆動可能に設けられた複数の回転リールを筐体の内部に収納したものとなっている。
ここで、スロットマシン等の遊技機に備えられている筐体としては、前面が開口されるとともに、この筐体の開口を閉鎖するための扉が設けられているものが一般的である。そして、このような筐体に設けられている扉は、一般的に、筐体の開口を閉鎖する閉鎖位置及び当該開口を開放する所定の開放位置との二位置間を移動可能に設けられている。
また、扉の前面には、回転リールの操作を行うためのスタートスイッチ及びストップスイッチが取り付けられている。
このような筐体が設けられている遊技機には、所定の操作以外の方法、例えば、扉をロックしている錠前を破壊して扉を不正に開いた等、当該扉の不正開放を検出して、その旨を報知する不正検出手段が設けられている。
以下に、遊技機に設けられている一般的な不正検出手段について、さらに具体的に説明する。
すなわち、不正検出手段は、当該扉をロックするための錠前が施錠されると、待機状態から警戒状態へ移行し、この警戒状態で、扉が開かれると扉開放信号を送出し、当該遊技機が設定された遊技場の係員に扉が開放されたことを報知するようになっている。
一方、不正検出手段は、当該扉をロックしている錠前が所定の操作で解錠されると、警戒状態から待機状態へ移行し、この待機状態では、扉の開放を検出しても、扉開放信号を送出しないようになっている。
遊技機に設けられる不正検出手段としては、レバーやプランジャ等の可動部を備え、電気接点を開閉させるリミットスイッチを備えたものが一般的である。
不正検出手段に設けられるリミットスイッチは、扉に対して近接離隔する方向に移動可能となった可動部と、この可動部を扉側に向かって付勢するバネと、可動部の移動によって開閉する電気接点とを備えたものとなっている。
このようなリミットスイッチは、その可動部の先端部分が遊技機の扉と係合するように筐体に取り付けられ、扉が閉鎖される際に、扉がバネの弾性力に抗して可動部を押圧し、これにより、電気接点が開く一方、閉鎖されていた扉が所定位置まで開放されると、押圧された可動部が解放されて、電気接点が閉じるようになっている。
ここで、不正検出手段は、前述した警戒状態で、リミットスイッチの電気接点が閉じられると、電気接点の閉鎖によって生じる扉開放信号を遊技機の外部へ送出し、その旨を遊技場の係員へ報知するようになっている。
一方、不正検出手段は、前述した待機状態で、リミットスイッチの電気接点が閉じた場合には、この電気接点の閉鎖を無視し、電気接点の閉鎖によって生じる扉開放信号を遊技機の外部へ送出しないようになっている。このため、遊技機は、前述した待機状態で扉が開かれても、扉開放信号を外部に送出することはなく、その旨の報知も行わないように形成されている。
このような不正検出手段を備えた遊技機では、リミットスイッチの電気接点が閉じないように、リミットスイッチの可動部を押圧した状態で、扉を開けば、扉開放信号が外部に送出されないので、不正検出手段を欺瞞する目的で、リミットスイッチの可動部を何かで押圧し、これにより、あたかも扉が閉鎖された状態が維持されているものと、不正検出手段を欺きながら、扉を開放すれば、扉が不正に開かれたのにもかかわらず、扉開放信号が送出されず、その旨も報知できない、という問題がある。
このような問題に対して、筐体及び扉の一方に、光を発する投光素子と、この投光素子からの光を受光する受光素子とを有し、これらの投光素子及び受光素子で扉の開放を検出するフォトインターラプタを設け、筐体及び扉の他方に、フォトインターラプタに設けられている投光素子の光を遮断するための遮光片を設け、これらのフォトインターラプタ及び遮光片で、前述の問題の解決を図った不正検出手段が知られている(例えば、特許文献1参照)。
このような不正検出手段は、扉が閉じられて、この扉で筐体の開口が塞がれた状態になると、投光素子及び受光素子の間に遮光片の貫通孔が配置されるように、換言すると、遮光片の貫通孔を通過する光路が形成されるように、フォトインターラプタの設置位置が設定され、閉じられた扉が開かれ、扉の移動距離が貫通孔の直径を超えると、遮光片によって投光素子からの光が遮断され、これにより、扉の開放を検出するようになっている。
このような不正検出手段を採用すれば、扉の移動の際に、遮光片がフォトインターラプタの光路を必ず横切るので、リミットスイッチとは異なり、扉の閉鎖状態が維持されているとの欺瞞が不可能となり、扉の開放を確実に検出することができる。
特開2000−84223号
しかしながら、前述のような遊技機では、扉の開放を検出することはできるが、筐体内部に通じる孔を設け、この孔を通じて不正行為が行われると、扉を閉じたまま不正行為が行えるので、このような孔を通じた不正行為を検出することができない、という問題がある。
筐体内部に通じる孔は、例えば、穿孔用の工具を用いて開口されるだけでなく、扉に取り付けられたスタートスイッチ及びストップスイッチを取り外すことによっても形成することができ、このような孔を形成すれば、扉を閉じた状態のまま、当該孔を通じて、投入されるメダルの適否を判別するセレクタを破壊したり、遊技動作を制御する基板を交換したりすることができ、従って、このような孔の形成が検出できる手段を遊技機に設置することが望まれている。
そこで、各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、扉が不正に開放されたことの検出及び筐体内部に通じる孔が形成されたことの検出の両方が行えるようになる遊技機を提供することである。
各請求項にそれぞれ記載された各発明は、前述の目的を達成するためになされたものである。以下に、各発明の特徴点を、図面に示した発明の実施の形態を用いて説明する。
なお、符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
(特徴点)
請求項1記載の発明は、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項1に記載された発明は、遊技装置(2,3)を内部に収納するために、前面に開口(11)を有する箱状に形成された筐体(10)と、この筐体(10)の開口(11)を閉鎖する閉鎖位置及び当該開口(11)を開放する所定の開放位置との二位置間を移動可能に設けられた扉(30, 40)とを備えた遊技機(1)であって、前記扉(30, 40)が閉鎖位置から開く方向へ所定距離だけ移動すると、当該扉(30, 40)の移動を検出して所定の開放信号を出力する開放検出センサ(63, 66)と、前記筐体(10)の内部に設けられた受光部(61A, 62A)に光を受光すると、当該受光部(61A, 62A)で光の検出を行って所定の受光信号を出力する光検出センサ(61, 62)と、前記開放検出センサ(63, 66)の開放信号及び前記光検出センサ(61, 62)の受光信号の両方を受信可能とされ、前記開放検出センサ(63, 66)の開放信号を受信していない状態で、前記光検出センサ(61, 62)の受光信号を受信すると、不正行為である旨を報知する不正行為報知手段(6)とが設けられていることを特徴とする。
(請求項1の効果)
以上のように構成されている本発明は、以下に記載されるような効果を奏する。
すなわち、請求項1記載の発明によれば、扉が閉鎖位置から開く方向へ所定距離だけ移動すると、当該扉の移動を検出して所定の開放信号を出力する開放検出センサを設けたので、扉が開かれると開放検出センサが開放信号を送出し、この開放信号によって、扉が不正に開放されたことを報知することができる。なお、扉が正規に開放され、開放信号を送出する必要がない場合には、開放検出センサが扉の開放を検出しても、開放検出センサが開放信号を送出しないようにすることもできる。
また、筐体の内部に設けられた受光部に光を受光すると、当該受光部で光の検出を行って所定の受光信号を出力する光検出センサと、開放検出センサの開放信号及び光検出センサの受光信号の両方を受信可能とされ、開放検出センサの開放信号を受信していない状態で、光検出センサの受光信号を受信すると、不正行為である旨を報知する不正行為報知手段とを設けたので、扉が閉じた状態で、扉の表裏を貫通する孔を開ける、あるいは、扉に取り付けられたスタートスイッチ及びストップスイッチを取り外すことにより、筐体内部に通じる孔が形成されると、この孔を通じて、筐体の内部に光が進入し、この筐体の内部に進入してきた光は、光検出センサによって検出される。
そして、開放検出センサの開放信号を受信していない状態で、光が光検出センサによって検出された場合には、不正行為報知手段が不正行為である旨を報知するので、筐体内部に通じる孔を形成する不正行為が行われた場合には、当該不正行為を検出することができるうえ、その旨を報知することもできる。
なお、万一、扉が開かれているにもかかわらず、あたかも扉の閉鎖された状態が維持されているものと、開放検出センサが何らかの方法で欺瞞されている場合、扉が開放されれば、筐体の内部に光が進入し、この筐体の内部に進入してきた光が光検出センサによって検出されるので、このような扉が不正に開かれ不正行為が行われた場合にも、当該不正行為を検出することができるとともに、その旨を報知することができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態である一の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
(図面の説明)
図1〜図3は、本発明の一実施形態を示すものである。図1は、本実施形態に係るスロットマシンの全体を示す斜視図、図2は、本実施形態に係るスロットマシンを示す分解斜視図、図3は、本実施形態に係る扉状態報知装置を示すブロック図である。
本実施形態に係る遊技機であるスロットマシン1は、図1及び図2に示すように、前面に開口11を有する箱状に形成された筐体としての本体キャビネット10と、本体キャビネット10の内部に着脱自在に設けられる交換ユニット20と、本体キャビネット10の開口11の上半分を開閉可能に塞ぐ上部前扉30と、開口11の下半分を開閉可能に塞ぐ下部前扉40とを備えたものとなっている。ここで、上部前扉30及び下部前扉40は、開口11を閉鎖する閉鎖位置及び当該開口11を開放する所定の開放位置との二位置間を移動可能となるように、本体キャビネット10に設けられている。
(本体キャビネット10)
本体キャビネット10は、底部に配置された底板12、両側に配置された一対の側板13、頂部に配置された天板14及び裏側に配置された裏板15を有するものである。本体キャビネット10の高さ方向における略中央部分には、図2の如く、一対の側板13の間に水平に架け渡された中板16が設けられている。
そして、本体キャビネット10における中板16の下方には、図1及び図2に示すように、電源ユニット2が設けられ、底板12にはホッパーユニット3が固定されている。また、左方の側板13の正面側の端縁には、下部前扉40を回動自在に支持する回動支持部17が設けられている。
ここで、電源ユニット2は、電源パイロットランプ等の光を発生する光源を一切備えていない。この電源ユニット2には、その電源の入り切りを表示する電源表示手段として、表が赤色に裏が青色に着色されたカラープレートの反転を反転させる機構等、光を一切発生せずに表示を行うものが設けられている。
ホッパーユニット3は、遊技で入賞した際に、下部前扉40の前面に開口された後述する払出口41からメダルを射出するものである。このホッパーユニット3には、メダルを排出するための排出口3Aと、この排出口3A及び下部前扉40側の払出口41を相互に連結するとともに、伸縮自在となった蛇腹管3Bとが設けられている。なお、蛇腹管3Bは、外側が白色に着色されているとともに内側が黒色に着色されたものとなっている。
(交換ユニット20)
交換ユニット20は、図2に示すように、種々の部品を設置あるいは固定するための支持体としての枠体21と、この枠体21に固定されたリールユニット22と、各種の電子回路が形成されている基板ユニット23とを備えたものである。
このような交換ユニット20の枠体21には、上部前扉30を回動自在に支持する二個の回動支持部21A が上下に配設されている。この回動支持部21A により、交換ユニット20は、上部前扉30が装着された状態で、本体キャビネット10に対して着脱することが可能となっている。なお、図2においては、上方の回動支持部21A のみが示され、下方の回動支持部21A は、図示が省略されている。
リールユニット22は、周囲に複数の図柄を表示した複数の回転リール24と、これらの回転リール24を回転駆動する図示しない駆動モータと、回転リールを内部に配置され、回転リールの内部から図柄を照らし出す図示しない光源とを有している。
ここで、リールユニット22は、その上方、下方、背後、及び、左右両方を遮光板25で覆われ、換言すると、5枚の遮光板25で形成されるとともに前面のみが開口された遮光箱25A の内部に収納されている。そして、遮光箱25A には、その前面の開口と、上部前扉30に設けられている後述する図柄表示窓32との間に架け渡されるとともに、伸縮自在となった蛇腹筒26が取り付けられている。なお、蛇腹筒26は、蛇腹管3Bと同様に、外側が白色に着色されているとともに内側が黒色に着色されたものとなっている。
基板ユニット23は、スロットマシン1の遊技動作等を制御する図示しない主基板と、各種の演出動作を制御する図示しない副基板と、これの主基板及び副基板を内部に収納する基板ケース23A とを備えたものとなっている。
このうち、基板ケース23A は、主基板及び副基板に設けられている発光ダイオード等の光源が発生する光を外部に洩らさない遮光性を有する材質からなるものである。
ここにおいて、本体キャビネット10の内部空間は、リールユニット22によって上下に仕切られている。これにより、リールユニット22の上方には、基板ケース23A 等を収納している上部装置室4が形成され、リールユニット22の上方には、電源ユニット2やホッパーユニット3を収納している下部装置室5が形成されている。
(上部前扉30)
上部前扉30は、図1の如く、交換ユニット20の枠体21に一端縁側が回動自在に支持され、且つ、他端縁側がラッチ装置31によりロック可能となった扉体である。
このような上部前扉30は、回転リール24の図柄を正面側から見るために、略中央部に形成された図柄表示窓32を備えたものとなっている。
また、上部前扉30には、図2の如く、図柄表示窓32の周囲に設けられた飾り部33と、種々の表示を行うための表示装置34とが設けられている。このうち、飾り部33としては、ランプ等の発光体を含んで構成され、入賞の報知等の演出時に発光体を点滅させるものを採用することが好ましい。また、表示装置34としては、7セグメントLED等により数字の表示が可能となった表示装置、あるいは、数字や文字だけでなく、画像の表示までもが可能となった液晶パネルやCRTを利用した表示装置が採用できる。
そして、上部前扉30の裏面上部の左右には、種々の音声を出力するためのスピーカ35が設けられている。
ここで、上部前扉30の裏側には、図柄表示窓32の周囲を囲む四角枠状に形成された枠体36が設けられている。この枠体36は、伸縮自在となった蛇腹筒26の先端縁が分離可能に連結されるものである。
例えば、枠体36として、軟鉄等の磁性体から形成されたものが採用され、蛇腹筒26として、先端縁に柔軟性を有するゴム状の永久磁石が設けられたものが採用され、磁力で蛇腹筒26の先端縁が枠体36に連結されるようにしたものが採用できる。あるいは、枠体36の表面及び蛇腹筒26の先端縁の双方に、互いに付着し合う面ファスナーを設け、面ファスナーの付着で蛇腹筒26の先端縁が枠体36に連結されるようにしたものも採用できる。
そして、蛇腹筒26は、枠体36の表面に先端縁が連結されると、回転リール24内部の光源が発する光及び図柄表示窓32を通じて本体キャビネット10の内部に進入してきた光を遮断し、上部装置室4及び下部装置室5に進入させないようになっている。
(下部前扉40)
下部前扉40は、図1の如く、本体キャビネット10の側板13に一端縁側が回動自在に支持され、且つ、他端縁側がラッチ装置42によりロック可能となった扉体である。
ここで、下部前扉40の裏側には、当該下部前扉40の裏側において払出口41の周囲を囲む四角枠状に形成された枠体41A が設けられている。この枠体41A は、ホッパーユニット3に設けられた蛇腹管3Bの先端縁が分離可能に連結されるものである。
例えば、前述の枠体36及び蛇腹筒26と同様に、枠体41A として、軟鉄等の磁性体から形成されたものが採用され、蛇腹管3Bとして、先端縁に柔軟性を有するゴム状の永久磁石が設けられたものが採用され、磁力で蛇腹管3Bの先端縁が枠体41A に連結されるようにしたものが採用できる。あるいは、枠体41A の表面及び蛇腹管3Bの先端縁の双方に、互いに付着し合う面ファスナーを設け、面ファスナーの付着で蛇腹管3Bの先端縁が枠体41A に連結されるようにしたものも採用できる。
そして、蛇腹管3Bは、枠体41A の表面に先端縁が連結されると、払出口41を通じて本体キャビネット10の内部に進入してきた光を遮断し、下部装置室5に進入させないようになっている。
また、下部前扉40の裏面側には、後述するメダル投入口52から投入されたメダルを誘導しながらメダルの真贋を判定するためのメダルセレクタ43が設けられている。
ここで、メダルセレクタ43は、メダル投入口52の内部に入射した光が下部前扉40の裏面側に到達しない機構を備えたものとなっている。
例えば、メダルセレクタ43としては、メダルが通る通路と、この通路を複数の空間に仕切るとともメダルの通過時には開くように形成された複数の扉とが設けられ、メダルの通過時に一の扉は開いても、他の扉が閉じた状態を維持し、これにより、メダル投入口52の内部に入射した光が下部前扉40の裏面側に到達を防止するものが採用できる。
この下部前扉40の上縁付近には、図2の如く、スロットマシン1の遊技操作を行うための操作部50が設けられている。操作部50の下方には、当該下部前扉40の正面部分を覆うように装着された下パネル装置44が設けられている。さらに、下パネル装置44の下方には、払い出されたメダルを溜めておくためのメダル受け皿45が設けられている。
操作部50には、図2中右側から、下部前扉40の施錠を行う鍵が差し込まれる鍵穴51と、遊技用メダルが投入されるメダル投入口52と、回転リール24の回転を停止させるストップスイッチ53と、メダル投入口52に投入されたメダルのうち該ゲームに賭けるメダルの枚数を設定するためのベットスイッチ54と、回転リール24の回転を開始させるスタートスイッチ55とが設けられている。
ここで、ストップスイッチ53、ベットスイッチ54、及び、スタートスイッチ55は、遊技の際に遊技者に操作させるための操作スイッチであって、下部前扉40の表裏を貫通する図示しない取付孔に嵌め込まれ、これによって、当該下部前扉40に取り付けられている。
開口11が上部前扉30及び下部前扉40で閉鎖された本体キャビネット10は、ストップスイッチ53、ベットスイッチ54、及び、スタートスイッチ55が前述の取付孔に取り付けられている状態では、外部の光が内部に進入不可能とされる一方、ストップスイッチ53、ベットスイッチ54、及び、スタートスイッチ55が前述の取付孔から取り外された状態では、この取付孔を介してスロットマシン1の内部と外部とが連通状態となるため、当該取付孔を通じて外部の光が内部に進入可能なものとなっている。
このようなスロットマシン1には、図1及び図2に示すように、外部から上部装置室4の内部に進入してきた光を検出する上部光検出センサ61と、外部から下部装置室5の内部に進入してきた光を検出する下部光検出センサ62と、上部前扉30の移動を検出するための上部リミットスイッチ63と、下部前扉40の移動を検出する下部リミットスイッチ66と、これらの上部光検出センサ61、下部光検出センサ62、上部リミットスイッチ63及び下部リミットスイッチ66の検出結果に基づき上部前扉30及び下部前扉40の状態を判定する扉状態報知装置6とが設けられている。
(上部光検出センサ61)
上部光検出センサ61は、微弱な光をも検出可能なフォトトランジスタ等のフォトセンサであり、光を受光する受光部61A が本体キャビネット10の内部に設けられている。
更に詳しく説明すると、交換ユニット20の枠体21は、図2の如く、上部装置室4の内部に配置されている。この枠体21には、扉状態報知装置6が取り付けられている。扉状態報知装置6は、図示されている直方体状のケースの内部に図示しない電子回路基板を収納したものとなっている。
上部光検出センサ61は、図2の如く、交換ユニット20の枠体21に取り付けられた扉状態報知装置6のケースの前面に設置され、前方を向いた受光部61A で光を受光すると、所定の電気信号である受光信号を出力するようになっている。
ここで、図1において、上部装置室4の内面、及び、上部前扉30の上部装置室4に臨む内面30A は、全体が白色に着色されたものとなっている。この白色に着色された内面により、上部前扉30が僅かに開き、これにより、本体キャビネット10と上部前扉30との間に隙間が形成され、この隙間から微弱な光が進入した際に、当該微弱な光が当該受光部61A に到達可能とされ、且つ、上部光検出センサ61が当該微弱な光を検出可能となっている。
換言すると、上部光検出センサ61は、上部前扉30の完全に閉鎖した位置である閉鎖位置から、当該上部前扉30が開く方向へ所定距離だけ移動すると、上部前扉30と本体キャビネット10との間に形成される隙間から本体キャビネット10の内部、すなわち、上部装置室4の内部に進入してきた外部の光を受光部61A で光を受光すると、受光した光の強さに応じた所定の電気信号である受光信号を出力するようになっている。
(下部光検出センサ62)
下部光検出センサ62は、上部光検出センサ61と同様に、微弱な光をも検出可能なフォトトランジスタ等のフォトセンサであり、光を受光する受光部62A が本体キャビネット10の内部、詳しくは、図1及び図2の如く、下部装置室5の内部に配置されたホッパーユニット3の前面に設けられている。そして、下部光検出センサ62は、前方を向いた受光部62A で光を受光すると、受光した光の強さに応じた所定の電気信号である受光信号を出力するようになっている。
ここで、図1において、下部装置室5の内面、及び、下部前扉40の下部装置室5に臨む内面40A は、全体が白色に着色されたものとなっている。この白色に着色された内面により、下部前扉40が僅かに開いた際に僅かに開き、これにより、本体キャビネット10と下部前扉40との間に隙間が形成され、この隙間から微弱な光が進入した際に、当該微弱な光が当該受光部62A に到達可能とされ、且つ、下部光検出センサ62が当該微弱な光を検出可能となっている。
換言すると、下部光検出センサ62は、下部前扉40の完全に閉鎖した位置である閉鎖位置から、当該下部前扉40が開く方向へ所定距離だけ移動すると、下部前扉40と本体キャビネット10との間に形成される隙間から本体キャビネット10の内部、すなわち、下部装置室5の内部に進入してきた外部の光を受光部62A で受光して所定の受光信号を出力するように形成されたものである。
(上部リミットスイッチ63)
上部リミットスイッチ63は、上部前扉30が前述の閉鎖位置から開く方向へ所定距離だけ移動すると、上部前扉30の移動を検出して所定の開放信号を出力する開放検出センサである。
この上部リミットスイッチ63の設置位置は、図1の如く、本体キャビネット10の前面における四つの角隅のうち、上部前扉30の回動端側に配置された上方の角隅に対応する角隅の近傍位置となっている。
ここで、上部リミットスイッチ63は、図2の如く、交換ユニット20に設けられている枠体21に取り付けられたものとなっている。詳しく説明すると、上部リミットスイッチ63は、枠体21前面の四つの角隅のうち、上部前扉30の回動端側に配置された上方の角隅に対応した、図2中右上方の角隅近傍に取り付けられている。
このような上部リミットスイッチ63は、図1及び図2の如く、上部前扉30に係合する係合部であるプランジャ64と、このプランジャ64を移動可能に支持する基部65と、プランジャ64の移動によって開閉する図示しない電気接点とを備えている。
このような上部リミットスイッチ63のプランジャ64は、基部65の前面から突出するように当該基部65に取り付けられている。そして、プランジャ64は、基部65の前面からの突出量が最大となる最大突出位置と、この最大突出位置から所定寸法後退した後方限界位置との二位置の間を移動可能となっている。
また、基部65の内部には、図示しないバネが設けられ、プランジャ64は、このバネによって、最大突出位置に向かって常に付勢されるようになっている。
上部リミットスイッチ63の電気接点は、プランジャ64が最大突出位置まで移動すると開き、プランジャ64が後方限界位置に戻ると閉じるものとなっている。換言すると、最大突出位置は、予め設定された接点閉位置とされ、後方限界位置は、予め設定された接点開位置とされている。
以上において、上部前扉30は、閉鎖位置まで移動されると、プランジャ64を付勢するバネの弾性力に抗してプランジャ64を接点開位置まで押すようになっている。
そして、上部リミットスイッチ63は、上部前扉30の閉鎖位置までの移動によって、プランジャ64が接点開位置まで移動し、これによって、その電気接点が開いて閉鎖信号を出力するようになっている。
一方、上部リミットスイッチ63は、上部前扉30が閉鎖位置から所定距離だけ回動すると、バネの弾性力によってプランジャ64が接点閉位置まで戻り、これによって、その電気接点が閉じて開放信号を出力するようになっている。
(下部リミットスイッチ66)
下部リミットスイッチ66は、下部前扉40が前述の閉鎖位置から開く方向へ所定距離だけ移動すると、下部前扉40の移動を検出して所定の開放信号を出力する開放検出センサである。
この下部リミットスイッチ66は、図1の如く、本体キャビネット10の前面における四つの角隅のうち、下部前扉40の回動端側に配置された下方の角隅に対応する角隅の近傍位置に取り付けられている。
このような下部リミットスイッチ66は、上部リミットスイッチ63と同様に、下部前扉40に係合する係合部であるプランジャ67と、このプランジャ67を移動可能に支持する基部68と、プランジャ67の移動によって開閉する図示しない電気接点とを備えている。
このような下部リミットスイッチ66のプランジャ67は、基部68の前面から突出するように当該基部68に取り付けられている。そして、プランジャ67は、基部68の前面からの突出量が最大となる最大突出位置と、この最大突出位置から所定寸法後退した後方限界位置との二位置の間を移動可能となっている。
また、基部68の内部には、図示しないバネが設けられ、プランジャ67は、このバネによって、最大突出位置に向かって常に付勢されるようになっている。
下部リミットスイッチ66の電気接点は、プランジャ67が最大突出位置まで移動すると開き、プランジャ67が後方限界位置に戻ると閉じるものとなっている。換言すると、下部リミットスイッチ66の最大突出位置は、予め設定された接点閉位置とされ、下部リミットスイッチ66の後方限界位置は、予め設定された接点開位置とされている。
以上において、下部前扉40は、閉鎖位置まで移動されると、プランジャ67を付勢するバネの弾性力に抗してプランジャ67を接点開位置まで押すようになっている。
そして、下部リミットスイッチ66は、下部前扉40の閉鎖位置までの移動によって、プランジャ67が接点開位置まで移動し、これによって、その電気接点が開いて閉鎖信号を出力するようになっている。
一方、下部リミットスイッチ66は、下部前扉40が閉鎖位置から所定距離だけ回動すると、バネの弾性力によってプランジャ67が接点閉位置まで移動し、これによって、その電気接点が閉じて開放信号を出力するようになっている。
(扉状態報知装置6)
扉状態報知装置6は、スロットマシン1が設置されている遊技場のホールコンピュータに、上部前扉30及び下部前扉40の開閉状態を報知するための装置であり、且つ、上部前扉30及び下部前扉40に対して不正行為が行われたことを報知する不正行為報知手段も兼ねたものとなっている。
すなわち、扉状態報知装置6は、上部光検出センサ61の受光信号及び下部光検出センサ62の受光信号、並びに、上部リミットスイッチ63の開放信号及び下部リミットスイッチ66の開放信号のすべてを受信可能となっている。
そして、扉状態報知装置6は、上部リミットスイッチ63の開放信号を受信していない状態で、上部光検出センサ61の受光信号を受信する、あるいは、下部リミットスイッチ66の開放信号を受信していない状態で、下部光検出センサ62の受光信号を受信すると、不正行為である旨を報知する不正行為報知信号を出力するように形成されている。
図3には、前述のような扉状態報知装置6の電気的な概略構成が示されている。
扉状態報知装置6には、図3に示すように、上部前扉30の開閉状態を判定する上扉状態判定部70と、下部前扉40の開閉状態を判定する下扉状態判定部80と、上扉状態判定部70及び下扉状態判定部80から出力される信号の論理和をそれぞれ演算する二つの論理和回路91, 92とが設けられている。
上扉状態判定部70は、上部リミットスイッチ63の開放信号及び上部光検出センサ61の受光信号の両方を受信可能に形成されたものである。
この上扉状態判定部70には、入力される二つの信号の波形をそれぞれ整形する波形整形部71, 72と、上部前扉30が開いているか否かを判定するための論理積回路73と、上部前扉30等に対して不正行為がなされているか否かを判定する不正行為判定部74と、上部リミットスイッチ63又は上部光検出センサ61に故障が生じているか否かを判定するための論理積回路75とが設けられている。
波形整形部71は、上部リミットスイッチ63の開放信号に含まれるチャタリング・ノイズを除去するとともに、開放信号が入力されると、「1」を示す論理信号を出力する一方、開放信号の入力がなくなると、「0」を示す論理信号を出力するものである。
波形整形部72は、上部光検出センサ61が送出するアナログ信号形態の受光信号を受信し、この受光信号の示す値が予め設定された所定の閾値を超えると、「1」を示す論理信号を出力する一方、受光信号の示す値が予め設定された所定のリセット値より小さくなくなると、「0」を示す論理信号を出力するものである。
換言すると、波形整形部72は、上部光検出センサ61の受光部61A が予め定められた光よりも強い光を受光した場合に、「1」を示す論理信号を出力し、受光部61A が予め定められた光よりも弱い場合、あるいは、受光部61A が光を受光していない場合に、「0」を示す論理信号を出力するように形成されている。
論理積回路73は、上部リミットスイッチ63が開放信号を出力し、且つ、上部光検出センサ61の受光部61A が予め定められた光よりも強い光を受光すると、上部前扉30が開状態であることを報知する上扉開報知信号を出力するものである。
一方、論理積回路73は、上部リミットスイッチ63が開放信号の出力を止める、あるいは、上部光検出センサ61の受光部61A が予め定められた光よりも強い光を受光しなくなってしまうと、前述の上扉開報知信号の出力を止めるように形成されている。
不正行為判定部74は、上部リミットスイッチ63が開放信号を出力していない状態で、上部光検出センサ61の受光部61A が予め定められた光よりも強い光を受光すると、上部前扉30に対して不正行為がなされていることを報知する上扉不正行為報知信号を出力するものである。なお、不正行為判定部74は、一旦、上扉不正行為報知信号の出力を開始すると、スロットマシン1に対して所定のリセット操作が行われるまで、上扉不正行為報知信号を出力し続けるようになっている。
この不正行為判定部74には、波形整形部71の出力信号を反転させた反転信号及び波形整形部72の出力信号を受信する論理積回路76と、この論理積回路76の出力信号を受信するとともに受信から所定時間だけ遅れて当該出力信号を出力する遅延回路77と、論理積回路76の出力信号及び遅延回路77の出力信号の両方を受信する論理積回路78とが設けられている。
論理積回路76は、波形整形部71の出力信号を反転させた反転信号及び波形整形部72の出力信号を受信することにより、上部リミットスイッチ63が開放信号を出力していない状態で、上部光検出センサ61の受光部61A が予め定められた光よりも強い光を受光したことを判定するものとなっている。
ここで、閉鎖位置にあった上部前扉30を開くと、上部リミットスイッチ63が開放信号を出力する前に、上部光検出センサ61の受光部61A が予め定められた光よりも強い光を受光するので、正規に上部前扉30を開いた場合にも、論理積回路76から、上扉不正行為報知信号となる出力信号が出力されてしまう。このような場合に、論理積回路76から出力される出力信号が上扉不正行為報知信号とならないように、遅延回路77及び論理積回路78が論理積回路76からの出力を遮断するようになっている。
すなわち、遅延回路77は、上部前扉30の開放時、波形整形部71が「0」を示す論理信号を出力し、且つ、上部光検出センサ61の出力信号を受けた波形整形部72が「1」を示す論理信号を出力したために、論理積回路76が「1」を示す論理信号を出力しても、所定時間が経過するまで、換言すると、上部前扉30が開いて上部リミットスイッチ63のプランジャ64が接点閉位置まで移動するのに充分な時間が経過するまで、論理積回路78に「0」を示す論理信号を出力し続けるようになっている。
そして、遅延回路77は、所定時間が経過しても、波形整形部72が「1」を示す論理信号を出力し続け、且つ、波形整形部71が「0」を示す論理信号を出力し続けている場合には、論理積回路78に「1」を示す論理信号を出力するようになっている。
これにより、不正行為判定部74は、上部前扉30に対して不正行為が行われている、すなわち、上部リミットスイッチ63のプランジャ64に外力を加えることにより、プランジャ64の位置を接点開位置に保持したまま、上部前扉30を開いていると判定し、上扉不正行為報知信号を送出するようになっている。
一方、遅延回路77は、所定時間が経過した後に、波形整形部72が「1」を示す論理信号を出力し続けてはいるが、波形整形部71が「1」を示す論理信号を出力したために、論理積回路76が「0」を示す論理信号を出力している場合には、論理積回路78に「0」を示す論理信号を出力するようになっている。
このため、不正行為判定部74は、上部前扉30が正規に開かれると、上扉不正行為報知信号を送出しないようになっている。
論理積回路75は、上部リミットスイッチ63からの開放信号を受信したために、波形整形部71が「1」を示す論理信号を出力し、且つ、上部光検出センサ61の受光部61A が予め定められた光よりも強い光を受光していないために、波形整形部72が「0」を示す論理信号を出力し、両者の出力信号に矛盾が生じている場合に、上部リミットスイッチ63及び上部光検出センサ61のいずれかが故障していることを報知する上部故障報知信号を出力するものである。なお、論理積回路75は、一旦、上部故障報知信号の出力を開始すると、スロットマシン1に対して所定のリセット操作が行われるまで、上部故障報知信号を出力し続けるようになっている。
下扉状態判定部80は、下部リミットスイッチ66の開放信号及び下部光検出センサ62の受光信号の両方を受信可能に形成されたものである。
この下扉状態判定部80には、上扉状態判定部70と同様に、入力される二つの信号の波形をそれぞれ整形する波形整形部81, 82と、下部前扉40が開いているか否かを判定するための論理積回路83と、下部前扉40等に対して不正行為がなされているか否かを判定する不正行為判定部84と、下部リミットスイッチ66又は下部光検出センサ62に故障が生じているか否かを判定するための論理積回路85とが設けられている。
波形整形部81は、下部リミットスイッチ66の開放信号に含まれるチャタリング・ノイズを除去するとともに、開放信号が入力されると、「1」を示す論理信号を出力する一方、開放信号の入力がなくなると、「0」を示す論理信号を出力するものである。
波形整形部82は、下部光検出センサ62が送出するアナログ信号形態の受光信号を受信し、この受光信号の示す値が予め設定された所定の閾値を超えると、「1」を示す論理信号を出力する一方、受光信号の示す値が予め設定された所定のリセット値より小さくなくなると、「0」を示す論理信号を出力するものである。
換言すると、波形整形部82は、下部光検出センサ62の受光部62A が予め定められた光よりも強い光を受光した場合に、「1」を示す論理信号を出力し、受光部62A が予め定められた光よりも弱い場合、あるいは、受光部62A が光を受光していない場合に、「0」を示す論理信号を出力するように形成されている。
論理積回路83は、下部リミットスイッチ66が開放信号を出力し、且つ、下部光検出センサ62の受光部62A が予め定められた光よりも強い光を受光すると、下部前扉40が開状態であることを報知する下扉開報知信号を出力するものである。
一方、論理積回路83は、下部リミットスイッチ66が開放信号の出力を止める、あるいは、下部光検出センサ62の受光部62A が予め定められた光よりも強い光を受光しなくなってしまうと、前述の下扉開報知信号の出力を止めるように形成されている。
不正行為判定部84は、下部リミットスイッチ66が開放信号を出力していない状態で、下部光検出センサ62の受光部62A が予め定められた光よりも強い光を受光すると、下部前扉40に対してて不正行為がなされていることを報知する下扉不正行為報知信号を出力するものである。なお、不正行為判定部84は、一旦、下扉不正行為報知信号の出力を開始すると、スロットマシン1に対して所定のリセット操作が行われるまで、下扉不正行為報知信号を出力し続けるようになっている。
この不正行為判定部84には、波形整形部81の出力信号を反転させた反転信号及び波形整形部82の出力信号を受信する論理積回路86と、この論理積回路86の出力信号を受信するとともに受信から所定時間だけ遅れて当該出力信号を出力する遅延回路87と、論理積回路86の出力信号及び遅延回路87の出力信号の両方を受信する論理積回路88とが設けられている。
論理積回路86は、波形整形部81の出力信号を反転させた反転信号及び波形整形部82の出力信号を受信することにより、下部リミットスイッチ66が開放信号を出力していない状態で、下部光検出センサ62の受光部62A が予め定められた光よりも強い光を受光したことを判定するものとなっている。
ここで、閉鎖位置にあった下部前扉40を開くと、下部リミットスイッチ66が開放信号を出力する前に、下部光検出センサ62の受光部62A が予め定められた光よりも強い光を受光するので、正規に下部前扉40を開いた場合にも、論理積回路86から、下扉不正行為報知信号となる出力信号が出力されてしまう。このような場合に、論理積回路86から出力される出力信号が下扉不正行為報知信号とならないように、遅延回路87及び論理積回路88が論理積回路86からの出力を遮断するようになっている。
すなわち、遅延回路87は、下部前扉40の開放時、波形整形部81が「0」を示す論理信号を出力し、且つ、下部光検出センサ62の出力信号を受けた波形整形部82が「1」を示す論理信号を出力したために、論理積回路76が「1」を示す論理信号を出力しても、所定時間が経過するまで、換言すると、下部前扉40が開いて下部リミットスイッチ66のプランジャ67が接点閉位置まで移動するのに充分な時間が経過するまで、論理積回路88に「0」を示す論理信号を出力し続けるようになっている。
そして、遅延回路87は、所定時間が経過しても、波形整形部82が「1」を示す論理信号を出力し続け、且つ、波形整形部81が「0」を示す論理信号を出力し続けている場合には、論理積回路88に「1」を示す論理信号を出力するようになっている。
これにより、不正行為判定部84は、下部前扉40に対して不正行為が行われている、すなわち、下部リミットスイッチ66のプランジャ67に外力を加えることにより、プランジャ67の位置を接点開位置に保持したまま、下部前扉40を開いていると判定し、下扉不正行為報知信号を送出するようになっている。
一方、遅延回路87は、所定時間が経過した後に、波形整形部82が「1」を示す論理信号を出力し続けてはいるが、波形整形部81が「1」を示す論理信号を出力したために、論理積回路86が「0」を示す論理信号を出力している場合には、論理積回路88に「0」を示す論理信号を出力するようになっている。
このため、不正行為判定部84は、下部前扉40が正規に開かれると、下扉不正行為報知信号を送出しないようになっている。
論理積回路85は、下部リミットスイッチ66からの開放信号を受信したために、波形整形部81が「1」を示す論理信号を出力し、且つ、下部光検出センサ62の受光部62A が予め定められた光よりも強い光を受光していないために、波形整形部82が「0」を示す論理信号を出力し、両者の出力信号に矛盾が生じている場合に、下部リミットスイッチ66及び下部光検出センサ62のいずれかが故障していることを報知する下部故障報知信号を出力するものである。なお、論理積回路85は、一旦、下部故障報知信号の出力を開始すると、スロットマシン1に対して所定のリセット操作が行われるまで、下部故障報知信号を出力し続けるようになっている。
論理和回路91は、上扉状態判定部70から出力される上扉不正行為報知信号と、下扉状態判定部80から出力される下扉不正行為報知信号との論理和を演算し、スロットマシン1の上部前扉30及び下部前扉40のいずれかに対して不正行為がなされたことを報知する不正行為報知信号を出力するようになっている。
論理和回路92は、上扉状態判定部70から出力される上部故障報知信号と、下扉状態判定部80から出力される下部故障報知信号との論理和を演算し、上部リミットスイッチ63、上部光検出センサ61、下部リミットスイッチ66及び下部光検出センサ62のいずれかがが故障したことを報知する不正行為報知信号を出力するようになっている。
次に、本実施形態に係る扉状態報知装置6による扉状態報知処理の概要について図4を参照しながら説明する。
スロットマシン1の電源が投入されると、スロットマシン1の遊技動作が開始されるとともに、扉状態報知装置6による扉状態報知処理も開始される。この際、扉状態報知処理は、図4の如く、ステップS1000から処理が開始される。
すなわち、図4に示すように、ステップS1000において、扉状態報知装置6が上部リミットスイッチ63及び下部リミットスイッチ66のいずれかから送出される開放信号を受信したか否かが判定される。
このステップS1000で、開放信号を受信したと判定されなかった場合、ステップS2000へ進む一方、開放信号を受信したと判定された場合、次のステップS1100へ進む。
ステップS1100では、予め定められた光よりも強い光を受光した際に上部光検出センサ61及び下部光検出センサ62下部光検出センサ62のいずれかが送出する受光信号を扉状態報知装置6が受信したか否かが判定される。
ステップS1100で、当該受光信号を受信したと判定されなかった場合、ステップS3000へ進む一方、当該受光信号を受信したと判定された場合、次のステップS1100へ進む。
ステップS1200では、上部前扉30及び下部前扉40が開放されたことを報知する扉開放報知処理が行われる。
更に詳しく説明すると、前述のステップS1000において扉状態報知装置6が上部リミットスイッチ63から開放信号を受信した場合、ステップS1200では、扉状態報知装置6によって上扉開報知信号が遊技場のホールコンピュータに向けて送出される。
一方、前述のステップS1000において扉状態報知装置6が下部リミットスイッチ66から開放信号を受信した場合、ステップS1200では、扉状態報知装置6によって下扉開報知信号が遊技場のホールコンピュータに向けて送出される。
なお、前述のステップS1000において扉状態報知装置6が上部リミットスイッチ63及び下部リミットスイッチ66の両方から開放信号を受信した場合、ステップS1200では、扉状態報知装置6によって上扉開報知信号及び下扉開報知信号の両方が遊技場のホールコンピュータに向けて送出される。
このようなステップS1200における扉開放報知処理を行ったら、次のステップS1300へ進む。
ステップS1300において、上部リミットスイッチ63及び下部リミットスイッチ66のいずれかから送出されていた開放信号を解除されたか否かが判定される。
更に詳しく説明すると、上部リミットスイッチ63が開放信号を送出していた場合には、上部リミットスイッチ63が開放信号の送出を止めたか否かが判定される。一方、下部リミットスイッチ66が開放信号を送出していた場合には、下部リミットスイッチ66が開放信号の送出を止めたか否かが判定される。さらに、上部リミットスイッチ63及び下部リミットスイッチ66の両方が開放信号を送出していた場合には、上部リミットスイッチ63及び下部リミットスイッチ66の両方が開放信号の送出を止めたか否かが判定される。
このステップS1300で、開放信号が解除されたと判定されなかった場合、開放信号が解除されるまで、ステップS1300を繰り返し行う待機処理が行われる。
一方、ステップS1300で、開放信号を解除されたと判定された場合、次のステップS1400へ進む。
ステップS1400では、予め定められた光よりも強い光を受光した際に上部光検出センサ61及び下部光検出センサ62のいずれかが開始した受光信号の送出が解除されたか否か、要約すると、受光信号は解除されたか否かが判定される。
更に詳しく説明すると、上部光検出センサ61が前述の受光信号を送出していた場合、ステップS1400では、上部光検出センサ61が当該受光信号の送出を止めたか否かが判定される。一方、下部光検出センサ62が前述の受光信号を送出していた場合、ステップS1400では、下部光検出センサ62が当該受光信号の送出を止めたか否かが判定される。さらに、上部光検出センサ61及び下部光検出センサ62の両方が前述の受光信号を送出していた場合には、上部光検出センサ61及び下部光検出センサ62の両方が当該受光信号の送出を止めたか否かが判定される。
ステップS1400で、当該受光信号が解除されたと判定されなかった場合、ステップS1300へ戻る。一方、ステップS1400で、当該受光信号が解除されたと判定された場合、次のステップS1500へ進む。
ステップS1500では、上部前扉30及び下部前扉40が閉鎖されたことを報知する扉閉鎖報知処理が行われる。
更に詳しく説明すると、前述のステップS1000において扉状態報知装置6が上部リミットスイッチ63から開放信号を受信していた場合、ステップS1500では、扉状態報知装置6は、上扉開報知信号の送出を止めて、上部前扉30が閉鎖されたことを報知する上扉閉報知信号を遊技場のホールコンピュータに向けて送出する。
一方、前述のステップS1000において扉状態報知装置6が下部リミットスイッチ66から開放信号を受信していた場合、ステップS1500では、扉状態報知装置6は、下扉開報知信号の送出を止めて、下部前扉40が閉鎖されたことを報知する下扉閉報知信号を遊技場のホールコンピュータに向けて送出する。
なお、前述のステップS1000において扉状態報知装置6が上部リミットスイッチ63及び下部リミットスイッチ66の両方から開放信号を受信していた場合、ステップS1500では、扉状態報知装置6によって上扉開報知信号及び下扉開報知信号の両方の送出が停止され、その代わりに、上扉閉報知信号及び下扉閉報知信号の両方が遊技場のホールコンピュータに向けて送出される。
このステップS1500の扉閉鎖報知処理が終了すると、当該扉状態報知処理の一回分の処理が完了となる。そして、当該扉状態報知処理は、最初に戻って、スロットマシン1の電源が切られるまで、何度も繰り返し行われる。
ところで、前述のステップS1000で開放信号を受信したと判定されなかったために、ステップS2000へ進んだ場合、このステップS2000では、前述のステップS1100と同様に、予め定められた光よりも強い光を受光した際に上部光検出センサ61及び下部光検出センサ62のいずれかが送出する受光信号を扉状態報知装置6が受信したか否かが判定される。
ステップS2000で、当該受光信号を受信したと判定されなかった場合、当該扉状態報知処理は、一回分の処理が完了となる。そして、当該扉状態報知処理は、最初に戻って、スロットマシン1の電源が切られるまで、何度も繰り返し行われる。
一方、ステップS2000で、当該受光信号を受信したと判定された場合、次のステップS2100へ進む。
ステップS2100では、上部前扉30及び下部前扉40のいずれかに対して不正行為がなされたことを報知する不正行為報知処理が行われる。
すなわち、ステップS2100では、扉状態報知装置6から遊技場のホールコンピュータに向けて不正行為報知信号が送出される。
このようなステップS2100における不正行為報知処理を行ったら、次のステップS2200へ進む。
ステップS2200では、スロットマシン1に対して所定のリセット操作がなされたか否かが判定される。
このステップS2200で、リセット操作がなされたと判定されなかった場合、リセット操作がなされるまで、ステップS2200を繰り返し行う待機処理が行われる。
一方、ステップS2200で、リセット操作がなされたと判定された場合、次のステップS2300へ進む。
ステップS2300では、前述のステップS2100において開始した不正行為報知処理をリセットする、換言すると、不正行為報知処理を終了させる不正行為報知リセット処理が行われる。
すなわち、ステップS2100では、遊技場のホールコンピュータに向けて扉状態報知装置6が不正行為報知信号を送出する送出動作が停止され、それ以上、扉状態報知装置6からホールコンピュータに向けて不正行為報知信号が送られなようにする不正行為報知リセット処理が行われる。
このステップS2100の不正行為報知リセット処理が終了すると、当該扉状態報知処理の一回分の処理が完了となる。そして、当該扉状態報知処理は、最初に戻って、スロットマシン1の電源が切られるまで、何度も繰り返し行われる。
そして、前述したステップS1100で予め定められた光よりも強い光を受光した際に送出される受光信号を扉状態報知装置6が受信したと判定されなかったために、ステップS3000へ進んだ場合、このステップS3000では、上部リミットスイッチ63、上部光検出センサ61、下部リミットスイッチ66及び下部光検出センサ62のいずれかがが故障したことを報知する故障報知処理が行われる。
すなわち、ステップS3000では、上部リミットスイッチ63、上部光検出センサ61、下部リミットスイッチ66及び下部光検出センサ62のいずれかがが故障したことを報知する故障報知信号が扉状態報知装置6から遊技場のホールコンピュータに向けて送出される。
このようなステップS3000における故障報知処理を行ったら、次のステップS3100へ進む。
ステップS3100では、前述のステップS2200と同様に、スロットマシン1に対して所定のリセット操作がなされたか否かが判定される。
このステップS3100で、リセット操作がなされたと判定されなかった場合、リセット操作がなされるまで、ステップS3100を繰り返し行う待機処理が行われる。
一方、ステップS3100で、リセット操作がなされたと判定された場合、次のステップS3200へ進む。
ステップS3200では、前述のステップS2100において開始した故障報知処理をリセットする、換言すると、故障報知処理を終了させる故障報知リセット処理が行われる。
すなわち、ステップS3200では、遊技場のホールコンピュータに向けて扉状態報知装置6が故障報知信号を送出する送出動作が停止され、それ以上、扉状態報知装置6からホールコンピュータに向けて故障報知信号が送られなようにする故障報知リセット処理が行われる。
このステップS3200の故障報知リセット処理が終了すると、当該扉状態報知処理の一回分の処理が完了となる。そして、当該扉状態報知処理は、最初に戻って、スロットマシン1の電源が切られるまで、何度も繰り返し行われる。
前述のような本実施形態によれば、次のような効果が得られる。
すなわち、上部前扉30が閉鎖位置から開く方向へ所定距離だけ移動すると、当該上部前扉30の移動を検出して所定の開放信号を出力する開放検出センサである上部リミットスイッチ63と、下部前扉40が閉鎖位置から開く方向へ所定距離だけ移動すると、当該下部扉40の移動を検出して所定の開放信号を出力する開放検出センサである下部リミットスイッチ66とを設けたので、上部前扉30及び下部前扉40の何れか一方が開かれると開放信号が送出され、この開放信号によって、上部前扉30及び下部前扉40の何れか一方が開放されると、その旨を遊技場のホールコンピュータに報知することができる。
また、上部リミットスイッチ63及び下部リミットスイッチ66に加えて、本体キャビネット10の内部に上部装置室4及び上部装置室5を形成し、上部装置室4の内部に受光部61A が設けられ、この受光部61A に光を受光すると、当該受光部61A で光の検出を行って所定の受光信号を出力する上部光検出センサ61と、下部装置室5の内部に受光部62A が設けられ、この受光部62A に光を受光すると、当該受光部62A で光の検出を行って所定の受光信号を出力する下部光検出センサ62とを設け、上部前扉30が閉じた状態で上部前扉30の表裏を貫通する孔を開ける、又は、下部前扉40が閉じた状態で、下部前扉40の表裏を貫通する孔を開ける、あるいは、下部前扉40に取り付けられたスタートスイッチ55及びストップスイッチ53等を取り外すことにより、本体キャビネット10の内部に通じる孔が形成され、この孔を通じて、本体キャビネット10の内部に光が進入すると、上部光検出センサ61又は下部光検出センサ62が本体キャビネット10の内部に進入してきた光を検出するようにしたので、これにより、上部前扉30及び下部前扉40に孔を形成する不正行為を検出することができる。
さらに、上部リミットスイッチ63及び下部リミットスイッチ66の開放信号、並びに、予め定められた光よりも強い光を受光した際に上部光検出センサ61又は下部光検出センサ62から送出される受光信号のすべてを受信可能とされ、且つ、上部リミットスイッチ63の開放信号を受信していない状態で、予め定められた光よりも強い光を受光した際に上部光検出センサ61から送出される受光信号を受信した場合、あるいは、下部リミットスイッチ66の開放信号を受信していない状態で、予め定められた光よりも強い光を受光した際に下部光検出センサ62から送出される受光信号を受信した場合に、不正行為が行われていることを報知する不正行為報知手段である扉状態報知装置6を設けたので、前述のような不正行為が行われた場合には、扉状態報知装置6が不正行為である旨を遊技場のホールコンピュータに報知することができる。
しかも、上部前扉30が開かれているにもかかわらず、あたかも上部前扉30が閉鎖された状態に維持されているものと、上部リミットスイッチ63が何らかの方法で欺瞞されている、例えば、上部リミットスイッチ63から開放信号が出力されないように、上部リミットスイッチ63のプランジャ64が押圧されている場合、上部前扉30が開放されれば、上部装置室5の内部に光が進入し、この上部装置室5の内部に進入してきた光が上部光検出センサ61によって検出されるので、このように上部前扉30が不正に開かれた不正行為が行われた場合にも、扉状態報知装置6によって、当該不正行為を検出することができるとともに、その旨を報知することができる。
同様に、下部前扉40が開かれているにもかかわらず、あたかも下部前扉40が閉鎖された状態に維持されているものと、下部リミットスイッチ66が何らかの方法で欺瞞されている、例えば、下部リミットスイッチ66から開放信号が出力されないように、下部リミットスイッチ66のプランジャ67が押圧されている場合、下部前扉40が開放されれば、下部装置室6の内部に光が進入し、この下部装置室6の内部に進入してきた光が下部光検出センサ62によって検出されるので、このように下部前扉40が不正に開かれた不正行為が行われた場合にも、扉状態報知装置6によって、当該不正行為を検出することができるとともに、その旨を報知することができる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲における変形及び改良などをも含むものである。
例えば、開放検出センサとしては、リミットスイッチに限らず、フォトインターラプタ等、別の種類の近接センサでもよい。
また、光検出センサとしては、フォトトランジスタに限らず、CdS光導電セル等、別の種類の光検出センサでもよい。
さらに、扉としては、上部前扉30及び下部前扉40のように、二つに分割されたものに限らず、1枚で構成されるものでもよい。
また、遊技機としては、スロットマシンに限らず、前面が開口された筐体、その開口を塞ぐ扉、及び、扉に設けられた液晶パネル等の表示装置を備えるとともに、ゲームセンターに設置されるビデオゲームでもよく、要するに、遊技装置を内部に収納する筐体の前面が開口され、且つ、この開口を閉鎖する扉が設けられている遊技機であれば、本発明は、遊技機の具体的構造や種類を問わず適用可能である。
本発明の一実施形態に係るスロットマシンの全体を示す斜視図である。 前記実施形態に係るスロットマシンを示す分解斜視図である。 前記実施形態に係る扉状態報知装置を示すブロック図である。 前記実施形態の扉状態報知処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 遊技機としてのスロットマシン
2 遊技装置としての電源ユニット
3 遊技装置としてのホッパーユニット
6 不正行為報知手段としての扉状態報知装置
10 筐体としての本体キャビネット
11 開口
30 扉としての上部前扉
40 扉としての下部前扉
61 光検出センサである上部光検出センサ
61A 受光部
62 光検出センサである下部光検出センサ
62A 受光部
63 開放検出センサとしての上部リミットスイッチ
66 開放検出センサとしての下部リミットスイッチ

Claims (1)

  1. 遊技装置を内部に収納するために、前面に開口を有する箱状に形成された筐体と、この筐体の開口を閉鎖する閉鎖位置及び当該開口を開放する所定の開放位置との二位置間を移動可能に設けられた扉とを備えた遊技機であって、
    前記扉が閉鎖位置から開く方向へ所定距離だけ移動すると、当該扉の移動を検出して所定の開放信号を出力する開放検出センサと、
    前記筐体の内部に設けられた受光部に光を受光すると、当該受光部で光の検出を行って所定の受光信号を出力する光検出センサと、
    前記開放検出センサの開放信号及び前記光検出センサの受光信号の両方を受信可能とされ、前記開放検出センサの開放信号を受信していない状態で、前記光検出センサの受光信号を受信すると、不正行為である旨を報知する不正行為報知手段とが設けられていることを特徴とする遊技機。
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