JP2006296726A - ミシン - Google Patents

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Abstract

【課題】パラメータの調節量の多寡に関わらず、一つの装置で容易にパラメータの調節を行う。
【解決手段】縫い針を保持する針棒を針振りさせる針振り装置6と、針棒の針振り方向と直交する方向に布送りを行う布送り装置7と、針振り装置6による針振り幅に関する針振りパラメータと、布送り装置7による布送り量に関する布送りパラメータと、針振り幅の中央を通る基線の位置に関する基線パラメータと、を有する縫製パラメータを記憶する記憶手段84と、を備え、記憶手段84に記憶された縫製パラメータを調節可能なミシン100において、記憶手段84に記憶された縫製パラメータを、所定の単位調節量及び所定の単位調節量よりも大きな単位調節量で調節可能とする調節手段10を備えた。
【選択図】図4

Description

本発明は、針振り幅や布送り量等の縫製パラメータが調節可能とされたミシンに関する。
従来、ミシンによる縫製において設定が必要な縫い長さや縫い幅等のパラメータの調節は、ミシンアームに設けられた回転調節式のノブによって行われる。このノブは、調節するパラメータ毎に一つずつ設けられており、各ノブを操作することにより、ノブに対応するパラメータを調節することができるようになっている(例えば、特許文献1,2参照。)。
特公平2−30274号公報 特開昭63−300797号公報
しかし、特許文献1,2に記載のノブのように、回転によりパラメータの調節を行うものにあっては、調節量が多い場合には有効であるが、微調節がしにくいという問題があった。また、パラメータの微調節を可能とするために、ノブを押下式のボタンとし、ボタンの押下によりパラメータの調節を行うことも考えられるが、この場合には、パラメータの調節量が少ない場合には有効であるが、調節量が多くなると押下回数も増加するため作業性が悪くなるという問題があった。
これらの問題を解決するために、パラメータの調節量が多い場合と少ない場合とで使い分けられるように一つのパラメータに対し、ノブとボタンを設けてもよいが、部品数が多くなり、コスト低減、軽量化を図ることが困難であった。
そこで、本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、パラメータの調節量の多寡に関わらず、一つの装置で容易にパラメータの調節を行うことができるミシンを提供することを目的とする。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、縫い針を保持する針棒を針振りさせる針振り装置と、前記針棒の針振り方向と直交する方向に布送りを行う布送り装置と、前記針振り装置による針振り幅に関する針振りパラメータと、前記布送り装置による布送り量に関する布送りパラメータと、針振り幅の中央を通る基線の位置に関する基線パラメータと、を有する縫製パラメータを記憶する記憶手段と、を備え、前記記憶手段に記憶された前記縫製パラメータを調節可能なミシンにおいて、前記記憶手段に記憶された前記縫製パラメータを、所定の単位調節量及び前記所定の単位調節量よりも大きな単位調節量で調節可能とする調節手段を備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、調節手段は、調節可能な記憶手段に記憶された縫製パラメータを、所定の単位調節量及び所定の単位調節量よりも大きな単位調節量で調節可能であるため、縫製パラメータの調節量が多い場合には、所定の単位調節量よりも大きな単位調節量で調節することにより、調節操作回数の増加による作業性の悪化を抑制することができる。一方、縫製パラメータの調節量が少ない場合には、所定の単位調節量で調節することにより、縫製パラメータを所定の単位調節量ごとに微調節することができる。
これにより、縫製パラメータの調節量の多寡に関わらず、一つの装置で容易に縫製パラメータの調節を行うことができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のミシンにおいて、前記調節手段は、押下により前記記憶手段に記憶された前記縫製パラメータを調節可能な押下調節部と、前記押下調節部の押下方向に直交する面方向に沿って回転することにより前記記憶手段に記憶された前記縫製パラメータを調節可能な回転調節部と、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、押下調節部と回転調節部は互いに直交する面方向に沿って動作するため、一方が他方の動作に関与することがなくなり、互いに独立して操作することができる。
これにより、押下調節部と回転調節部を一体形成することができ、一つの調節手段で容易に縫製パラメータの調節を行うことができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のミシンにおいて、前記押下調節部は、前記記憶手段に記憶された前記縫製パラメータを所定の単位調節量で調節し、前記回転調節部は、前記記憶手段に記憶された前記縫製パラメータを、前記所定の単位調節量よりも大きな単位調節量で調節することを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、微調節に適した押下式の押下調節部で所定の単位調節量毎に調節することができ、調節量が多い場合に適した回転式の回転調節部で所定の単位調節量よりも大きな単位調節量毎に調節することができる。
これにより、縫製パラメータの調節操作の作業性を向上させることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載のミシンにおいて、前記調節手段により調節された縫製パラメータを調節前の縫製パラメータに復元する復元手段を備えることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、復元手段により、調節手段により調節された縫製パラメータを調節前の縫製パラメータに復元することができるようになる。
これにより、縫製パラメータの調節時に誤操作した場合であっても、復元手段により修正することができるので、縫製パラメータ調節操作の作業性を向上させることができる。
請求項1に記載の発明によれば、駆動パラメータの調節量の多寡に関わらず、一つの装置で容易に駆動パラメータの調節を行うことができる。
請求項2に記載の発明によれば、押下調節部と回転調節部を一体形成することができ、一つの調節手段で容易に縫製パラメータの調節を行うことができる。
請求項3に記載の発明によれば、縫製パラメータの調節操作の作業性を向上させることができる。
請求項4に記載の発明によれば、縫製パラメータの調節時に誤操作した場合であっても、復元手段により修正することができるので、縫製パラメータ調節操作の作業性を向上させることができる。
以下、図面を参照して、本発明に係るミシンの最良の形態について詳細に説明する。
<ミシンの構成>
ミシン100は、図1に示すように、ミシン脚卓Z上に載置され、上面に針板が設けられたベッド部1(破線にて図示)と、ベッド部1の上方においてベッド部1と略平行に延在するアーム部2と、ベッド部1の一端部側に立設されてアーム部2の一端部を支持する胴部3と、アーム部2の前端部から下方に延出して上下動自在な針棒4と、上軸を回転駆動させるミシンモータ5と、上軸の回転駆動力により針棒4及び針棒4が保持する縫い針4aを上下動させる針棒駆動装置と、縫い針4aの上下動に同期して布の送り方向に直交する方向に縫い針4aを移動させる針振り動作を行うために針棒4を所定の振り幅で振らせる針振り装置6(図4参照)と、ベッド部1上に載置された布を針棒4の針振り方向と直交する方向に送る布送り装置7(図4参照)と、ミシン全体の動作を統合制御する制御装置8と、踏込み量によってミシンモータ5の回転速度を調節し、各駆動装置の起動及び停止を指示する操作ペダル9と、針振り装置6による針棒4の振り幅を調節する針振り幅調節スイッチ10と、布送り装置7が布を送る布送り量の調節を行う布送り量調節スイッチ50と、設定された縫製データ等を表示する表示部42aとを有する操作パネル42と、を備えている。
なお、このミシン100は、針棒4の先端に装着された縫い針4aをミシンモータ5で上下動させながら布送り装置7により布を所定の方向(前後方向)に送ることで、布に縫い目を施すものである。そして、針振り装置6が針棒4の先端に装着された縫い針4aを布が送られる方向に直交する方向(左右方向)に移動させることにより、ジグザグ縫いを施すことができるミシンである。
また、ミシンの駆動において設定すべきパラメータは、針振り装置6による針振り幅に関する針振りパラメータと、布送り装置7による布送り量に関する布送りパラメータ等である。
<針振り幅調節スイッチの構成>
図2に示すように、針振り幅調節スイッチ10は、針振りパラメータを所定の単位調節量及び所定の単位調節量よりも大きな単位調節量で調節可能とする調節手段として機能する。例を挙げると、針振り幅の単位調節量が0.1mmであったとすると、針振り幅調節スイッチ10は、0.1mm毎に針振り幅を調節することもできるし、ある程度まとまった単位1mm毎に針振り幅を調節することもできるようになっている。なお、単位調節量及び単位調節量よりも大きな単位調節量の設定は任意であって、実際にユーザがそれぞれに数値を設定してもよいし、単位調節量よりも大きな単位調節量を単位調節量の何倍にするかに設定するようにしてもよい。以下、所定の単位調節量を最小単位調節量とし、所定の単位調節量よりも大きな単位調節量を最大単位調節量という。
針振り幅調節スイッチ10は、基板11の上面に三つのタクトスイッチ12,13,14が直線上にほぼ等間隔で並んで配置されている。各タクトスイッチ12,13,14の上面には、それぞれ弾性体としてのコイルバネ15,16,17が設けられている。また、基板11の上面には、針振り幅調節スイッチ10の筐体を構成する下筐体18が設けられている。下筐体18は、底面が円形の皿状に形成され、基板11にネジ等の固定部材(図示略)により固定されている。
下筐体18の底面には、タクトスイッチ12,13,14及びコイルバネ15,16,17を通すための孔19,20,21が形成されている。
また、下筐体18の側壁には、上筐体22(後述する)を回転させるためのガイド溝23,23が互いに対向する位置に形成されている。
また、下筐体18の側壁には、上筐体22の回転を検出する際にリーフスイッチ24を上筐体22に接触させるための開口25が形成され、この開口25の左右両側には、当該開口25から所定間隔を隔てて上筐体22の過剰な回転を規制するストッパ溝26が形成されている。
下筐体18には、上筐体22が嵌め込むように設けられている。上筐体22は、底面が円形の皿を上下反対にした形状であり、上筐体22の下面には、上筐体22を下筐体18に嵌め込んだ際に孔19及びコイルバネ15に挿通される押下部27と、孔21及びコイルバネ17に挿通される押下部28と、が設けられている。また、上筐体22の上面には、押下部27の上方に凹部29が形成され、押下部28の上方に凹部30が形成されている。また、上筐体22の孔20に対向する位置には孔31が上面から下面に貫通するように形成されている。なお、押下部27,28は、押下しない状態ではその下端はコイルバネ15,17の途中に位置しており、タクトスイッチ12,14に接触していないが、押下した状態では、コイルバネ15,17を弾性変形させて縮めることにより、下端がタクトスイッチ12,14に接触するようになっている。
また、上筐体22には、略L字状のガイド部材32,32が取り付けられており、このガイド部材32,32の一端がガイド溝23に嵌め込まれ、その一端がガイド溝23から外に向けて突出している。
上筐体22の側壁には、下筐体18に嵌め込んだ際に開口25内に収まる位置に所定間隔を隔ててリーフスイッチ24の接触を検出する二つの突起35,36が設けられ、この突起35の左側には、当該突起35から所定間隔を隔ててストッパ溝26に係合するストッパ37が設けられている。また、突起36の右側には、当該開口25から所定間隔を隔ててストッパ溝26に係合するストッパ38が設けられている。
また、上筐体22の上面に形成された孔31と、下筐体18の底面に形成された孔20と、コイルバネ16とに挿通される押下部39が設けられている。
また、突起35,36間には、リーフスイッチ24が突起35,36の移動経路上に位置するように基板11上に設けられている。このリーフスイッチ24は、基板11に電気的に接続された導通部24aを備えており、この導通部24aの左右両側にそれぞれ板バネ部24b,24cが設けられている。すなわち、上筐体22を押下部27,28の押下方向に直交する面方向に沿って回転させることにより、突起35,36が左右に移動するといずれかの突起35,36がいずれかの板バネ部24b,24cを押すこととなり、突起35,36に押された板バネ部24b,24cが導通部24aに接触することにより、上筐体22の回転を検出するようになっている。
<針振り幅調節スイッチの機能>
以上のような構成を有する針振り幅調節スイッチ10は組み立てると図3に示すようになり、凹部29を介して押下部27を押下することにより、押下部27の下端がタクトスイッチ12に接触して押下した回数、言い換えると、押下部27の下端がタクトスイッチ12に接触した回数だけ最小単位調節量での針振り幅の調節(針振り幅の拡大)を行うことができる。すなわち、押下部27とコイルバネ15とタクトスイッチ12により縫製パラメータとしての針振り幅を調節(拡大)可能な押下調節部として機能する。
また、針振り幅調節スイッチ10は、凹部30を介して押下部28を押下することにより、押下部28の下端がタクトスイッチ14に接触して押下した回数、言い換えると、押下部28の下端がタクトスイッチ14に接触した回数だけ最小単位調節量での針振り幅の調節(針振り幅の縮小)を行うことができる。すなわち、押下部28とコイルバネ17とタクトスイッチ14により縫製パラメータとしての針振り幅を調節(縮小)可能な押下調節部として機能する。
また、針振り幅調節スイッチ10は、押下部39を押下することにより、押下部39の下端がタクトスイッチ13に接触して縫製パラメータを初期値にリセットすることができる。すなわち、押下部39とコイルバネ16とタクトスイッチ13により針振り幅調節スイッチ10により調節された縫製パラメータを調節前の初期の縫製パラメータに復元する復元手段として機能する。
また、針振り幅調節スイッチ10は、ガイド部材32をガイド溝23に沿って移動させて上筐体22を上面から見て反時計回りに回転させることにより、最大単位調節量で針振り幅を調節(針振り幅の拡大)することができる。すなわち、突起35とリーフスイッチ24により縫製パラメータとしての針振り幅を調節(拡大)可能な回転調節部として機能する。
また、針振り幅調節スイッチ10は、ガイド部材32をガイド溝23に沿って移動させて上筐体22を上面から見て時計回りに回転させることにより、最大単位調節量で針振り幅を調節(針振り幅の縮小)することができる。すなわち、突起36とリーフスイッチ24により縫製パラメータとしての針振り幅を調節(縮小)可能な回転調節部として機能する。
なお、針振り幅調節スイッチ10は、縫製にかかる縫い模様が針振り幅を調節するものであれば、針振り幅の調節を行うスイッチとして機能し、縫製にかかる縫い模様が針振り幅を調節しないものであれば、基線の位置調節を行うスイッチとして機能する。
ここで、基線とは、縫製をする際の基準となる線であり、主に針振り幅の中央に設定される。そして、基線の位置調節とは、基線の位置を変更する、すなわち、縫製箇所を針振り方向に沿ってスライド移動させることである。
ただし、この基線の位置は、ミシンの停止中にのみ調節可能である。
<布送り量調節スイッチの構成>
次に、布送り量調節スイッチ50について説明する。なお、布送り量調節スイッチ50は針振り幅調節スイッチ10と同じ構造であるため、針振り幅調節スイッチ10と同じ図を用いて説明する。
図2に示すように、布送り量調節スイッチ50は、布送りパラメータを最小単位調節量及び最大単位調節量で調節可能とする調節手段として機能する。例を挙げると、布送り量の単位調節量が0.5mmであったとすると、布送り量調節スイッチ50は、0.5mm毎に布送り量を調節することもできるし、ある程度まとまった単位5mm毎に布送り量を調節することもできるようになっている。なお、最小単位調節量及び最大単位調節量の設定は任意であって、実際にユーザがそれぞれに数値を設定してもよいし、最大単位調節量を最小単位調節量の何倍にするかに設定するようにしてもよい。
布送り量調節スイッチ50は、基板51の上面に三つのタクトスイッチ52,53,54が直線上にほぼ等間隔で並んで配置されている。各タクトスイッチ52,53,54の上面には、それぞれ弾性体としてのコイルバネ55,56,57が設けられている。また、基板51の上面には、布送り量調節スイッチ50の筐体を構成する下筐体58が設けられている。下筐体58は、底面が円形の皿状に形成され、基板51にネジ等の固定部材(図示略)により固定されている。
下筐体58の底面には、タクトスイッチ52,53,54及びコイルバネ55,56,57を通すための孔59,60,61が形成されている。
また、下筐体58の側壁には、上筐体62(後述する)を回転させるためのガイド溝63,63が互いに対向する位置に形成されている。
また、下筐体58の側壁には、上筐体62の回転を検出する際にリーフスイッチ64を上筐体62に接触させるための開口65が形成され、この開口65の左右両側には、当該開口65から所定間隔を隔てて上筐体62の過剰な回転を規制するストッパ溝66が形成されている。
下筐体58には、上筐体62が嵌め込むように設けられている。上筐体62は、底面が円形の皿を上下反対にした形状であり、上筐体62の下面には、上筐体62を下筐体58に嵌め込んだ際に孔59及びコイルバネ55に挿通される押下部67と、孔61及びコイルバネ57に挿通される押下部68と、が設けられている。また、上筐体62の上面には、押下部67の上方に凹部69が形成され、押下部68の上方に凹部70が形成されている。また、上筐体62の孔60に対向する位置には孔71が上面から下面に貫通するように形成されている。なお、押下部67,68は、押下しない状態ではその下端はコイルバネ55,57の途中に位置しており、タクトスイッチ52,54に接触していないが、押下した状態では、コイルバネ55,57を弾性変形させて縮めることにより、下端がタクトスイッチ52,54に接触するようになっている。
また、上筐体62には、略L字状のガイド部材72,72が取り付けられており、このガイド部材72,72の一端がガイド溝63に嵌め込まれ、その一端がガイド溝63から外に向けて突出している。
上筐体62の側壁には、下筐体58に嵌め込んだ際に開口65内に収まる位置に所定間隔を隔ててリーフスイッチ64の接触を検出する二つの突起75,76が設けられ、この突起75の左側には、当該突起75から所定間隔を隔ててストッパ溝66に係合するストッパ77が設けられている。また、突起76の右側には、当該開口65から所定間隔を隔ててストッパ溝66に係合するストッパ78が設けられている。
また、上筐体62の上面に形成された孔71と、下筐体58の底面に形成された孔60と、コイルバネ56とに挿通される押下部79が設けられている。
また、突起75,76間には、リーフスイッチ64が突起75,76の移動経路上に位置するように基板51上に設けられている。このリーフスイッチ64は、基板51に電気的に接続された導通部64aを備えており、この導通部64aの左右両側にそれぞれ板バネ部64b,64cが設けられている。すなわち、上筐体62を押下部67,68の押下方向に直交する面方向に沿って回転させることにより、突起75,76が左右に移動するといずれかの突起75,76がいずれかの板バネ部64b,64cを押すこととなり、突起75,76に押された板バネ部64b,64cが導通部64aに接触することにより、上筐体62の回転を検出するようになっている。
<布送り量調節スイッチの機能>
以上のような構成を有する布送り量調節スイッチ50は組み立てると図3に示すようになり、凹部69を介して押下部67を押下することにより、押下部67の下端がタクトスイッチ52に接触して押下した回数、言い換えると、押下部67の下端がタクトスイッチ52に接触した回数だけ最小単位調節量での布送り量の調節(布送り量の増加)を行うことができる。すなわち、押下部67とコイルバネ55とタクトスイッチ52により縫製パラメータとしての布送り量を調節(増加)可能な押下調節部として機能する。
また、布送り量調節スイッチ50は、凹部70を介して押下部68を押下することにより、押下部68の下端がタクトスイッチ54に接触して押下した回数、言い換えると、押下部68の下端がタクトスイッチ54に接触した回数だけ最小単位調節量での布送り量の調節(布送り量の減少)を行うことができる。すなわち、押下部68とコイルバネ57とタクトスイッチ54により縫製パラメータとしての布送り量を調節(減少)可能な押下調節部として機能する。
また、布送り量調節スイッチ50は、ガイド部材72をガイド溝63に沿って移動させて上筐体62を上面から見て反時計回りに回転させることにより、最大単位調節量で布送り量を調節(布送り量の増加)することができる。すなわち、突起75とリーフスイッチ64により縫製パラメータとしての布送り量を調節(増加)可能な回転調節部として機能する。
また、布送り量調節スイッチ50は、ガイド部材72をガイド溝63に沿って移動させて上筐体62を上面から見て時計回りに回転させることにより、最大単位調節量で布送り量を調節(布送り量の減少)することができる。すなわち、突起76とリーフスイッチ64により縫製パラメータとしての布送り量を調節(減少)可能な回転調節部として機能する。
また、布送り量調節スイッチ50は、押下部79を押下することにより、押下部79の下端がタクトスイッチ53に接触して縫製パラメータを初期値にリセットすることができる。すなわち、押下部79とコイルバネ56とタクトスイッチ53により布送り量調節スイッチ50により調節された縫製パラメータを調節前の初期の縫製パラメータに復元する復元手段として機能する。
<制御装置の構成>
図4に示すように、制御装置8は、ミシン100の動作制御に関する処理プログラムに従って各処理を実行するCPU81と、各処理を実行するための処理プログラムや処理データ等、具体的には、ミシンモータ5、針振り装置6、布送り装置7等を駆動させて縫製を行う縫製プログラムが記憶されるROM82と、種々のワークメモリやカウンタなどが設けられ、処理におけるワークエリアとして使用されるRAM83と、書き換え可能な不揮発性メモリとしてのEEPROM84と、を備えている。
EEPROM84には、針振り装置6による針振り幅に関する針振りパラメータと、布送り装置7による布送り量に関する布送りパラメータと、基線の位置に関する基線パラメータと、を有する縫製パラメータが記憶されており、記憶手段として機能する。
ROM82には、針振り幅調節スイッチ10により、EEPROM84に記憶された針振りパラメータを最大単位調節量で調節する際に、縫製の一針毎に最小単位調節量ずつ調節を行わせるように針振り装置6の駆動制御を行う針振り制御プログラムが記憶されている。すなわち、CPU81が針振り制御プログラムを実行することにより、制御装置8は、針振り制御手段として機能する。
また、ROM82には、布送り量調節スイッチ50により、EEPROM84に記憶された布送りパラメータを最大単位調節量で調節する際に、縫製の一針毎に最小単位調節量ずつ調節を行わせるように布送り装置7の駆動制御を行う布送り制御プログラムが記憶されている。すなわち、CPU81が布送り制御プログラムを実行することにより、制御装置8は、布送り制御手段として機能する。
上記構成の制御装置8には、ミシンモータ5、針振り装置6、布送り装置7、針振り幅調節スイッチ10、布送り量調節スイッチ50に加え、ミシンモータ5の駆動とともに回転駆動する主軸の回転角を検出する主軸センサ91、操作パネル42が電気的に接続されている。
操作パネル42には、液晶タッチパネルから構成され、ユーザに知らせる情報を表示する表示部42a、針振り幅を設定する針振り幅設定キー42b、布送り量を設定する布送り量設定キー42c、縫製模様を選択する模様選択キー42d、針振り幅調節スイッチ10又は布送り量調節スイッチ50により調節を行う際の最小単位調節量を設定する最小単位調節量設定キー42e、針振り幅調節スイッチ10又は布送り量調節スイッチ50により調節を行う際の最大単位調節量を設定する最大単位量設定キー42fが設けられている。
ここで、最大単位調節量設定キー42fは、最小単位調節量設定キー42eにより入力された針振り幅又は布送り量の最小単位調節量の何倍かを入力するように構成されている。
なお、最大単位調節量設定キー42fは、最小単位調節量設定キー42eにより入力された針振り幅又は布送り量の最小単位調節量の何倍かを入力するようにしてもよいし、ユーザにより任意に設定するようにしてもよい。
<針振り幅調節スイッチ及び布送り量調節スイッチの動作>
次に、針振り幅調節スイッチ10及び布送り量調節スイッチ50の動作について説明する。なお、針振り幅調節スイッチ10の動作と布送り量調節スイッチ50の動作は同様であるため、ここでは針振り幅調節スイッチ10の動作について説明する。
図4は、針振り幅調節スイッチ10の初期状態を示す図である。各タクトスイッチ12,13,14と各押下部27,39,28は、コイルバネ15,16,17の弾性力により非接触状態とされている。
針振り幅を最小単位調節量ずつ増加させたい場合には、図6に示すように、凹部29を押下することにより、凹部29の下方に設けられた押下部27がコイルバネ15の弾性力に抗してコイルバネ15を縮め、押下部27の下端がタクトスイッチ12を押す。これにより、押下部27の下端がタクトスイッチ12を押した回数だけ針振り幅を最小単位調節量ずつ増加させることができる。
逆に、針振り幅を最小単位調節量ずつ減少させたい場合には、図7に示すように、凹部30を押下することにより、凹部30の下方に設けられた押下部28がコイルバネ17の弾性力に抗してコイルバネ17を縮め、押下部28の下端がタクトスイッチ14を押す。これにより、押下部28の下端がタクトスイッチ14を押した回数だけ針振り幅を最小単位調節量ずつ減少させることができる。
次に、針振り幅を最大単位調節量ずつ増加させたい場合には、図8に示すように、上筐体22を上面から見て反時計回りに回転させることにより、突起35が板バネ部24bを押して、押された板バネ部24bが導通部24aに接触する。これにより、針振り幅を最大単位調節量ずつ増加させることができる。
逆に、針振り幅を最大単位調節量ずつ減少させたい場合には、図9に示すように、上筐体22を上面から見て時計回りに回転させることにより、突起36が板バネ部24cを押して、押された板バネ部24cが導通部24aに接触する。これにより、針振り幅を最大単位調節量ずつ減少させることができる。
また、上記方法によって調節した針振りパラメータを元の初期値に復元したい場合には、図10に示すように、押下部39を押下することにより、押下部39がコイルバネ16の弾性力に抗してコイルバネ16を縮め、押下部39の下端がタクトスイッチ13を押す。これにより、調節した針振りパラメータを元の初期値に復元させることができる。
<針振り幅の調節>
次に、針振り幅調節スイッチ10による針振り幅の調節について説明する。
図11に示すように、CPU81は、模様選択キー42dにより入力された針振り模様が針振り幅を調節する模様であるか否かを判断する(ステップS1)。ここで、CPU81が、針振り模様が針振り幅を調節する模様であると判断した場合(ステップS1:YES)、CPU81は、針振り幅の調節処理を行い(ステップS2)、本処理を終了させる。一方、CPU81が、針振り模様が針振り幅を調節しない模様であると判断した場合(ステップS1:NO)、CPU81は、ミシン100が動作中であるか否かを判断し(ステップS3)、CPU81が、ミシン100が動作していないと判断すれば(ステップS3:NO)、基線位置の調節処理を行い(ステップS4)、CPU81が、ミシン100が動作中であると判断すれば(ステップS3:YES)、本処理を終了させる。
ステップS2における針振り幅の調節処理について説明すると、図12に示すように、CPU81が針振り幅の調節信号を受信すると、CPU81は、最小単位調節量の調節がなされたか否か、言い換えると、押下部27又は押下部28が押下されて、タクトスイッチ12又はタクトスイッチ14から針振り幅の調節信号を受信したか否かを判断する(ステップS11)。
ここで、CPU81が、タクトスイッチ12又はタクトスイッチ14から針振り幅の調節信号を受信したと判断すると、CPU81は、その調節信号がタクトスイッチ12とタクトスイッチ14のいずれから調節信号を受信したのかを判断する(ステップS12)。
そして、CPU81が、タクトスイッチ12から針振り幅の調節信号を受信したと判断した場合(ステップS12:YES)、CPU81は、針振り幅の調節信号に基づく針振り幅をEEPROM84に記憶された針振りパラメータに加算する(ステップS13)。また、CPU81が、タクトスイッチ14から針振り幅の調節信号を受信したと判断した場合(ステップS12:NO)、CPU81は、針振り幅の調節信号に基づく針振り幅をEEPROM84に記憶された針振りパラメータから減算する(ステップS14)。
一方、CPU81が、タクトスイッチ12又はタクトスイッチ14から針振り幅の調節信号を受信していないと判断すると、CPU81は、その調節信号は、板バネ部24b又は板バネ部24cから受信したものと判断し、板バネ部24bと板バネ部24cのいずれから調節信号を受信したのかを判断する(ステップS15)。
そして、CPU81が、板バネ部24bから針振り幅の調節信号を受信したと判断した場合(ステップS15:YES)、CPU81は、針振り幅の調節信号に基づく針振り幅をEEPROM84に記憶された針振りパラメータに加算する(ステップS16)。また、CPU81が、板バネ部24cから針振り幅の調節信号を受信したと判断した場合(ステップS15:NO)、CPU81は、針振り幅の調節信号に基づく針振り幅をEEPROM84に記憶された針振りパラメータから減算する(ステップS17)。
針振り幅調節スイッチ10による針振り幅の調節後、CPU81は、調節された針振り幅が適切な調節範囲内であるか否かを判断する(ステップS18)。この適切な調節範囲は事前に設定され、EEPROM84に記憶されている。具体的には、調節量が許容最大値を超えたか否か、最小限値を下回ったか否かについて判断する。
ここで、CPU81が調節された針振り幅が適切な調節範囲外であると判断した場合(ステップS18:YES)、CPU81は、調節後の針振り幅が許容最大値を超えた場合には、針振り幅をその許容最大値とし、最小限値を下回った場合には、針振り幅をその最小限値とし(ステップS19)、ミシン100が動作中であるか否かを判断する(ステップS20)。一方、CPU81が調節された針振り幅が適切な調節範囲内であると判断した場合(ステップS18:NO)、CPU81は、ミシン100が動作中であるか否かを判断する(ステップS20)。
ステップS20において、CPU81が、ミシン100が動作していないと判断した場合(ステップS20:NO)、CPU81は、調節された針振りパラメータをEEPROM84に記憶させ(ステップS21)、本処理を終了させる。一方、CPU81が、ミシン100が動作していると判断した場合(ステップS20:YES)、CPU81は、主軸センサ91の入力信号に基づき、針振り幅を変更するタイミングを検出する(ステップS22)。
CPU81が、主軸センサ91の入力信号に基づき、針振り幅を変更するタイミングを検出すると、CPU81は、調節された針振り幅に到達したか否かを判断する(ステップS23)。ここで、CPU81が調節された針振り幅に到達したと判断すると(ステップS23:YES)、本処理を終了させる。一方、CPU81が調節された針振り幅に到達していないと判断すると(ステップS23:NO)、CPU81は、針振り制御プログラムを実行することにより、針振りパラメータに最小単位調節量だけ加算又は減算し(ステップS24)、再度、ステップS22に戻る。
<基線位置の調節>
ステップS4における基線位置の調節処理について説明すると、図13に示すように、CPU81が基線位置の調節信号を受信すると、CPU81は、最小単位調節量の調節がなされたか否か、言い換えると、押下部27又は押下部28が押下されて、タクトスイッチ12又はタクトスイッチ14から基線位置の調節信号を受信したか否かを判断する(ステップS31)。
ここで、CPU81が、タクトスイッチ12又はタクトスイッチ14から基線位置の調節信号を受信したと判断すると、CPU81は、その調節信号がタクトスイッチ12とタクトスイッチ14のいずれから調節信号を受信したのかを判断する(ステップS32)。
そして、CPU81が、タクトスイッチ12から基線位置の調節信号を受信したと判断した場合(ステップS32:YES)、CPU81は、基線位置の調節信号に基づく基線座標をEEPROM84に記憶された基線パラメータ(基線座標)に加算する(ステップS33)。また、CPU81が、タクトスイッチ14から基線位置の調節信号を受信したと判断した場合(ステップS32:NO)、CPU81は、基線位置の調節信号に基づく基線座標をEEPROM84に記憶された基線パラメータから減算する(ステップS34)。
一方、CPU81が、タクトスイッチ12又はタクトスイッチ14から基線位置の調節信号を受信していないと判断すると、CPU81は、その調節信号は、板バネ部24b又は板バネ部24cから受信したものと判断し、板バネ部24bと板バネ部24cのいずれから調節信号を受信したのかを判断する(ステップS35)。
そして、CPU81が、板バネ部24bから基線位置の調節信号を受信したと判断した場合(ステップS35:YES)、CPU81は、基線位置の調節信号に基づく基線座標をEEPROM84に記憶された基線パラメータに加算する(ステップS36)。また、CPU81が、板バネ部24cから基線位置の調節信号を受信したと判断した場合(ステップS35:NO)、CPU81は、基線位置の調節信号に基づく基線座標をEEPROM84に記憶された基線パラメータから減算する(ステップS37)。
針振り幅調節スイッチ10による基線位置の調節後、CPU81は、調節された基線位置が適切な調節範囲内であるか否かを判断する(ステップS38)。この適切な調節範囲は事前に設定され、EEPROM84に記憶されている。具体的には、調節量が許容最大値を超えたか否か、最小限値を下回ったか否かについて判断する。
ここで、CPU81が調節された基線位置が適切な調節範囲外であると判断した場合(ステップS38:YES)、CPU81は、調節後の基線座標が許容最大値を超えた場合には、基線座標をその許容最大値とし、最小限値を下回った場合には、基線座標をその最小限値とし(ステップS39)、調節された基線座標に基づいて基線位置を変更する。なお、基線位置の変更は、針振り装置6を駆動させて縫い針4aを移動させることにより行う。一方、CPU81が調節された基線位置が適切な調節範囲内であると判断した場合(ステップS38:NO)、CPU81は、調節された基線座標に基づいて基線位置を変更する。(ステップS40)。
次いで、CPU81は、調節された基線パラメータをEEPROM84に記憶させ(ステップS41)、本処理を終了させる。
なお、布送り量調節スイッチ50による布送り量の調節については、針振り幅調節スイッチ10による針振り幅の調節と同様であるため、説明を省略する。
<作用効果>
実施形態のミシン100によれば、針振り幅調節スイッチ10は、書き換え可能なEEPROM84に記憶された縫製パラメータを、最小単位調節量及び最大単位調節量で調節可能であるため、縫製パラメータの調節量が多い場合には、最大単位調節量で調節することにより、調節操作回数の増加による作業性の悪化を抑制することができる。一方、縫製パラメータの調節量が少ない場合には、最小単位調節量で調節することにより、縫製パラメータを最小単位調節量ごとに微調節することができる。
これにより、縫製パラメータの調節量の多寡に関わらず、一つの針振り幅調節スイッチ10で容易に縫製パラメータの調節を行うことができる。
また、針振り幅調節スイッチ10は、調節に際して、押下方向と回転方向が互いに直交するため、一方が他方の動作に関与することがなくなり、互いに独立して操作することができる。また、針振り幅の微調節は押下式の調節方法により調節し、比較的大きな調節量は回転式の調節方法により調節しているため、縫製パラメータの調節操作の作業性を向上させることができる。
また、押下部39の押下により、針振り幅調節スイッチ10により調節された縫製パラメータを調節前の縫製パラメータに復元することができるようになる。
これにより、縫製パラメータの調節時に誤操作した場合であっても、により修正することができるので、縫製パラメータ調節操作の作業性を向上させることができる。
また、針振り幅の調節を行わない場合には、基線位置の調節を行うことができるので、部品数を減らすことができ、コスト低減を図ることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限られるものではない。例えば、調節可能な縫製パラメータは針振り幅と布送り量に限らず、縫い長さ等の他の縫製パラメータであってもよい。また、針振り幅調節スイッチ10は、押下式と回転式との組み合わせによるものに限らず、押下式と、上筐体22が左右方向にスライド移動するスライド式の組み合わせにしてもよい。
ミシンの全体構成を示す概略図である。 針振り幅調節スイッチ及び布送り量調節スイッチの分解斜視図である。 針振り幅調節スイッチ及び布送り量調節スイッチの斜視図である。 ミシンの構成ブロック図である。 針振り幅調節スイッチの初期状態を示す図であり、(a)は平面図、(b)は側面図である。 最小単位調節量で調節(針振り幅を増加)を行う際の針振り幅調節スイッチの動作を示す図であり、(a)は平面図、(b)は側面図である。 最小単位調節量で調節(針振り幅を減少)を行う際の針振り幅調節スイッチの動作を示す図であり、(a)は平面図、(b)は側面図である。 最大単位調節量で調節(針振り幅を増加)を行う際の針振り幅調節スイッチの動作を示す平面図である。 最大単位調節量で調節(針振り幅を減少)を行う際の針振り幅調節スイッチの動作を示す平面図である。 針振りパラメータを初期値に復元する際の針振り幅調節スイッチの動作を示す図であり、(a)は平面図、(b)は側面図である。 針振り幅調節スイッチによる縫製パラメータの調節処理を示すフローチャートである。 針振り幅調節処理を示すフローチャートである。 基線変更処理を示すフローチャートである。
符号の説明
12 タクトスイッチ(押下調節部)
13 タクトスイッチ(復元手段)
14 タクトスイッチ(押下調節部)
15 コイルバネ(押下調節部)
16 コイルバネ(復元手段)
17 コイルバネ(押下調節部)
24 リーフスイッチ(回転調節部)
27 押下部(押下調節部)
28 押下部(押下調節部)
35 突起(回転調節部)
36 突起(回転調節部)
39 押下部(復元手段)
6 針振り装置
7 布送り装置
10 針振り幅調節スイッチ(調節手段)
50 布送り量調節スイッチ(調節手段)
84 EEPROM(記憶手段)

Claims (4)

  1. 縫い針を保持する針棒を針振りさせる針振り装置と、
    前記針棒の針振り方向と直交する方向に布送りを行う布送り装置と、
    前記針振り装置による針振り幅に関する針振りパラメータと、前記布送り装置による布送り量に関する布送りパラメータと、針振り幅の中央を通る基線の位置に関する基線パラメータと、を有する縫製パラメータを記憶する記憶手段と、を備え、
    前記記憶手段に記憶された前記縫製パラメータを調節可能なミシンにおいて、
    前記記憶手段に記憶された前記縫製パラメータを、所定の単位調節量及び前記所定の単位調節量よりも大きな単位調節量で調節可能とする調節手段を備えることを特徴とするミシン。
  2. 前記調節手段は、
    押下により前記記憶手段に記憶された前記縫製パラメータを調節可能な押下調節部と、
    前記押下調節部の押下方向に直交する面方向に沿って回転することにより前記記憶手段に記憶された前記縫製パラメータを調節可能な回転調節部と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のミシン。
  3. 前記押下調節部は、前記記憶手段に記憶された前記縫製パラメータを所定の単位調節量で調節し、
    前記回転調節部は、前記記憶手段に記憶された前記縫製パラメータを、前記所定の単位調節量よりも大きな単位調節量で調節することを特徴とする請求項2に記載のミシン。
  4. 前記調節手段により調節された縫製パラメータを調節前の縫製パラメータに復元する復元手段を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のミシン。
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