JP2009045262A - ジグザグミシン - Google Patents

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Abstract

【課題】送りピッチあるいは針振り幅を調節する際の操作性の向上を容易に図ることのできるジグザグミシンを提供する。
【解決手段】生地の送りピッチの調節を行うための送り調節手段14と、縫い針の針振り幅の調節を行うための振り幅調節手段15とを設け、送り調節手段14および振り幅調節手段14のうちの少なくとも一方を、操作入力により予め設定された調節範囲を最小調節単位毎に多段階で調節を行う多段スイッチにより形成し、記憶部18には、調節幅の異なる複数種の最小調節単位を記憶し、制御部13は、ミシンモータ6の駆動の有無に基づいて、複数種の最小調節単位を切り換えるように形成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、縁かがり縫い、まつり縫い、千鳥縫いなどの針振り模様を形成することのできるジグザグミシンに関する。
従来から、縁かがり縫い、まつり縫い、千鳥縫いなどの針振り模様を形成することのできるジグザグミシンが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このようなジグザグミシンは、縫製対象物としての生地を送りモータにより予め設定された送り方向に送りつつ、縫い針をミシンモータにより上下動させ、かつ、縫い針を針振りモータにより送り方向に対して直交する振り幅方向に針振りさせて、縫い針を縫製対象物としての生地の所定位置に針落ちさせることにより、縁かがり縫い、まつり縫い、千鳥縫いなどを行うことができるようになっており、家庭で手軽に縫製を行うことのできる家庭用ミシンなどとして用いられている。
従来のジグザグミシンにおいては、縫製部位の形状や寸法など合わせて、生地の送りピッチ(1針毎の縫い目のピッチ)、および、縫い針の針振り幅のそれぞれを個別に調節することができるように形成されている。このような送りピッチや針振り幅の調節は、オペレータにより操作される調節手段から出力される信号を受けた制御部が送りモータおよび針振りモータの駆動を制御することで行われるようになっている。
前記調節手段としては、予め設定された調節範囲を最小調節単位毎に多段階で行うことのできる多段スイッチとしての調節ダイヤルスイッチが低コスト化を容易に図ることができるなどの理由により用いられている。この調節ダイヤルスイッチは、記憶部としてのメモリおよび演算部としてのCPU(MPUの場合もある)を具備する制御部に接続されており、送りピッチあるいは針振り幅の調節を調節ダイヤルスイッチの操作位置に応じて、例えば、2段階操作した場合には、最小調節単位の2倍の調節を行うことができるようになっている。
特開平10−118363号公報
ところで、従来の調節ダイヤルスイッチは、1回転当たりの分解能、すなわち、調節の段数が例えば8段階程度のものが用いられており、調節を大きく行う場合には、調節ダイヤルスイッチを1回転したのでは足りず、調節ダイヤルスイッチを持ち直して1回転以上の回転操作をさせる必要があった。
例えば、調節ダイヤルスイッチによる送りピッチの調節範囲を0.0〜5.0mmとし、最小調節単位(1段階当たりの調節量)を0.2mm、調節ダイヤルスイッチの1回転当たりの調節を8段階とした場合には、最大で調節ダイヤルスイッチを3回転させることになる。
ここで、ミシンモータが駆動していないとき、すなわち縫製中でない場合には、オペレータには縫い針および生地の位置関係を確認しながら、細かな調節を行うことが望まれているために、調節ダイヤルスイッチを持ち直して調節を行ってもあまり差し支えはない。
しかしながら、ミシンモータが駆動しているとき、すなわち縫製中の場合には、オペレータは生地(縫製部位)に視線を向けているために、生地に視線を向けて模様の形状を確認しながら、調節を行うことが望ましいが、調節ダイヤルスイッチを持ち直して1回転以上の回転操作を行う場合には、生地から調節ダイヤルスイッチに視線を移してから調節ダイヤルスイッチを持ち直ししなければならず、操作性がよくないという問題点があった。
なお、ミシン、特に、家庭用ミシンの縫製中においては、細かくかつ正確な調節は期待されていない。
そこで、縫製中であるか否かにかかわらず、送りピッチあるいは針振り幅を調節する際の操作性の向上を容易に図ることのできるジグザグミシンが求められている。
本発明はこの点に鑑みてなされたものであり、送りピッチあるいは針振り幅を調節する際の操作性の向上を容易に図ることのできるジグザグミシンを提供することを目的とする。
前述した目的を達成するため、本発明に係るジグザグミシンの特徴は、縫い針を上下動させるための駆動力を付与するミシンモータと、生地を送るための駆動力を付与する送りモータと、縫い針を針振りさせるための駆動力を付与する針振りモータと、各部の動作の制御を司るための記憶部および演算部を具備する制御部とを有しており、前記制御部は、縫製動作時に、前記生地を前記送りモータにより予め設定された送り方向に送りつつ、前記縫い針を前記ミシンモータにより上下動させ、かつ、前記縫い針を前記針振りモータにより前記送り方向に対して直交する振り幅方向に針振りさせて前記生地に針振り模様を形成することのできるジグザグミシンにおいて、前記生地の送りピッチの調節を行うための送り調節手段と、前記縫い針の針振り幅の調節を行うための振り幅調節手段とを有しているとともに、前記送り調節手段および前記振り幅調節手段のうちの少なくとも一方が、操作入力により予め設定された調節範囲を最小調節単位毎に多段階で調節を行う多段スイッチとされており、前記記憶部には、調節幅の異なる複数種の最小調節単位が記憶されており、前記制御部は、前記ミシンモータの駆動の有無に基づいて、前記複数種の最小調節単位を切り換えるように形成されている点にある。そして、このような構成を採用したことにより、送りピッチあるいは針振り幅を調節する際に、ミシンモータの駆動の有無に基づいて複数種の最小調節単位を切り換えることができるので、送りピッチあるいは針振り幅を調節する際の操作性の向上を容易に図ることができる。
前記複数種の最小調節単位が、調節幅の狭い第1規定値および調節幅の広い第2規定値の2種類であり、前記制御部は、前記ミシンモータの駆動の有無を判別し、前記ミシンモータの駆動を「無」と判別した場合には、前記最小調節単位を第1規定値とし、「有」と判別した場合には、前記最小調節単位を第2規定値とするように形成されていることが好ましい。そして、このような構成を採用したことにより、送りピッチあるいは針振り幅を調節する際の操作性の向上をより容易かつ確実に図ることができる。
前記多段スイッチが、回転操作される調節ダイヤルスイッチ、あるいは、押しボタンスイッチであることが好ましい。そして、このような構成を採用したことにより、低コスト化を容易に図ることができる。
本発明に係るジグザグミシンによれば、ミシンモータの駆動の有無に基づいて、複数種の最小調節単位を切り換えることができるので、送りピッチあるいは針振り幅を調節する際の操作性の向上を図ることができるなどの優れた効果を奏する。
以下、本発明を図面に示す実施形態により説明する。
図1および図2は本発明に係るジグザグミシンの実施形態を示すものであり、図1は要部の外観図、図2は要部のブロック図である。
本実施形態のジグザグミシン1は、従来公知の縁かがり縫い、まつり縫い、千鳥縫いなどの針振り模様を形成する基本構成を備えているものである。
図1に示すように、本実施形態のジグザグミシン1のミシンフレーム2は、従来公知の如く、ほぼ矩形箱状のベッド部2aと、ベッド部2aの図1の右側に示す後部に設けられた上方に向かって突設された連結胴部2bと、この連結胴部2bの上部から図1の左側に示す前方に向けてベッド部2aと平行に延在するように延出して設けられたアーム部2cとを有する全体としてほぼコ字状に形成されている。
前記アーム部2cの図1の左側に示す自由端側はミシンヘッド3とされており、このミシンヘッド3には、針棒4が配設されている。この針棒4は、その下端部がミシンヘッド3のベッド部2aと対向する下面からベッド部2aの針落ち位置に向かって突出するように配設されており、針棒4の下端部には、縫い針5の基端部が着脱自在に取り付けられている。また、針棒4は、針棒駆動機構および針振り機構(共に図示せず)により、所定のストロークをもって上下方向に往復動可能、かつ、所定のストロークをもって図1の左右方向に示す振り幅方向に沿って揺動可能にされている。そして、針棒駆動機構は、アーム部2cの内部に回転自在に配設され、図2に示すミシンモータ6によって回転駆動される図示しないミシン主軸(上軸)の回転に連動して駆動可能に形成されており、針振り機構は、図2に示す針振りモータ7の駆動力によって駆動可能に形成されている。
前記ミシンヘッド3の針棒4より図1の紙面垂直方向の奥側に示す縫製対象物としての生地(図示せず)の送り方向の下流側には、押え棒8が配置されている。この押え棒8は、針棒4と同様に、ミシンヘッド3のベッド部2aと対向する下面からベッド部2aに向かって突出するように配設されており、押え棒8の下端部には、布押え9の基端部が着脱自在に取り付けられている。この布押え9は、押え棒8の上部に配設された図示しない付勢ばねの付勢力をもって常に生地が載置されるベッド部2a、詳しくはベッド部2aの上面の針落ち位置を含む領域に設けられた針板10に向かって付勢されて当接されている。なお、縫製対象物たる生地としては、布などの織物や、皮革などを挙げることができる。
前記針板10の下方には、図示しない送り歯が配設されており、この送り歯は、布押え9で針板10上に押さえた生地を振り幅方向に対して直交する方向(紙面垂直方向)に沿って針棒4側から押え棒8側に向かって送ることができるように、図示しない送り機構により針板10上に出没するように形成されている。そして、送り機構は、ミシンフレーム2の内部に配設された図2に示す送りモータ11の駆動力によって駆動可能に形成されている。
前記連結胴部2bの側面のうちの図1に示す操作側には、各種の情報の表示を行うための液晶表示パネルなどからなる表示画面12が配設されている。この表示画面12は、表示画面12の背面などのミシンフレーム2の内部に配設された図2に示す制御部13と電気的に接続されている。
なお、表示画面12は、入力手段としての透明なシート状のセンサの背面に、表示手段としての表示パネルが配設されて構成されているタッチパネルであってもよい。この場合、タッチパネルには、設計コンセプトなどの必要に応じて予め設定された情報の入力操作に用いる操作部が絵表示などにより設けられることになる。
前記表示画面12の下方の左側には、生地の送りピッチの調節を行うための送り調節手段14が配設されており、その右側には、縫い針5の針振り幅の調節を行うための振り幅調節手段15が配設されている。
前記送り調節手段14および振り幅調節手段15は、それぞれ操作入力により予め設定された調節範囲を最小調節単位毎に多段階で調節を行う多段スイッチ、本実施形態においては、回転操作される調節ダイヤルスイッチ16が用いられている。
なお、多段スイッチとしては、図示しない押しボタンスイッチを用いてもよい。この押しボタンスイッチとしては、送りピッチあるいは針振り幅を増加させる際に用いるアップ用(アップ用押しボタンスイッチ)と、送りピッチあるいは針振り幅を減少させる際に用いるダウン用(ダウン用押しボタンスイッチ)とを有しているものが好ましい。
なお、タッチパネルを用いた場合には、押しボタンスイッチとしての機能を備えた入力部をタッチパネルに表示させる構成とすることもできるが、タッチパネルの操作部に設けられる他の入力部との誤操作を容易に防止することができるという意味で、押しボタンスイッチをタッチパネルとは個別に設けることが好ましい。
本実施形態の多段スイッチとしての調節ダイヤルスイッチ16は、制御部13と電気的に接続されている。また、調節ダイヤルスイッチ16としては、1回転当たりの分解能、すなわち、調節の段階が、8段階のものが用いられている。勿論、調節の段階としては、調節範囲や設計コンセプトなどの必要に応じて変更することができる。さらに、送り調節手段14として用いる調節ダイヤルスイッチ16と、振り幅調節手段15として用いる調節ダイヤルスイッチ16とは、それぞれの1回転当たりの分解能が異なるものであってもよい。
なお、送り調節手段14および振り幅調節手段15は、それぞれ単独で用いることもできる。
図2に示すように、本実施形態の制御部13は、ジグザグミシン1の各部の動作の制御を司るためのものであり、マイクロコンピュータと同様に、少なくとも演算部として機能するCPU17(MPUであってもよい)および記憶部18(メモリ)を有している。
本実施形態の制御部13には、少なくとも針棒駆動機構を駆動するミシンモータ6、針振り機構を駆動する針振りモータ7、送り機構を駆動する送りモータ11、表示画面12、送り調節手段14、振り幅調節手段15、縫製動作の開始および停止に用いるスタートスイッチ19、電源の供給および停止に用いる電源スイッチ20、および、図示しない1針縫いスイッチなどの各種の操作スイッチ、各種の動作の検出や位置の検出などに用いる各種のセンサなどが電気的に接続されており、制御部13、詳しくはCPU17から送出される制御指令により、ジグザグミシン1の各部の動作制御が行われるようになっている。
前記記憶部18は、少なくとも適宜な容量のROMおよびRAMを有しており、設計コンセプトなどの必要に応じて着脱自在なメモリカードやフラッシュメモリなどの補助記憶装置が併用されるようになっている。
前記記憶部18には、少なくとも最小調節単位設定部21が設けられているとともに、複数種、本実施形態においては2種類の最小調節単位が記憶されている。なお、最小調節単位の種類の数としては、送りピッチの調節用および針振り幅の調節用の一方を2種類とし、他方を3種類以上とする組合せや、送りピッチの調節用および針振り幅の調節用の両者をともに3種類以上とする組合せとする構成としてもよい。
本実施形態の2種類の最小調節単位としては、調節幅の狭い第1規定値および調節幅の広い第2規定値が用いられている。すなわち、本実施形態においては、複数種の最小調節単位が、調節幅の狭い第1規定値および調節幅の広い第2規定値の2種類とされている。
例えば、調節ダイヤルスイッチ16による調節範囲を0.0〜7.0mmとし、最小調節単位を0.5mmとし、調節ダイヤルスイッチ16の1回転当たりの調節を8段階とした場合、調節は、全15段階となる。
ここで、最小調節単位(1段階当たりの調節量)の第1規定値を0.5mmとし、第2規定を1.0mmとすると、第1規定値を用いた場合には、最大で調節ダイヤルスイッチ16を約2回転させる操作が必要となり、第2規定値を用いた場合には、最大で調節ダイヤルスイッチ16を1回転操作させることで、調整範囲をカバーすることができる。
したがって、第2規定値としては、調節ダイヤルスイッチ16の1回転当たりの調節の段数で調節範囲をカバーするように設定することが、調節ダイヤルスイッチ16を持ち直す必要がないという意味で好ましい。
なお、調節幅の異なる2種類の最小調節単位は、送りピッチの調節用と針振り幅の調節用とのそれぞれに個別に設けられている。
すなわち、本実施形態においては、送りピッチの調節に用いる調節幅の異なる2種類の最小調節単位(第1規定値および第2規定値)と、針振り幅の調節に用いる調節幅の異なる2種類の最小調節単位(第1規定値および第2規定値)との総計4種類の最小調節単位が用いられる。
勿論、設計コンセプトなどの必要に応じて、送りピッチの調節に用いる調節幅の異なる2種類の最小調節単位の一方と、針振り幅の調節に用いる調節幅の異なる2種類の最小調節単位の一方を共通使用する(総計3種類の最小調節単位を用いる)構成としたり、送りピッチの調節に用いる調節幅の異なる2種類の最小調節単位と、針振り幅の調節に用いる調節幅の異なる2種類の最小調節単位両者を共通使用する構成(総計2種類の最小調節単位を用いる)としたりすることもできる。
本実施形態の最小調節単位設定部21には、ミシンモータ6の駆動の有無に基づいて、2種類の最小調節単位を切り換えるプログラム、すなわち、電源が投入された後に、ミシンモータ6の駆動の有無、すなわち、縫製中か否かを判別し、ミシンモータ6の駆動を「無」と判別した場合には、最小調節単位を第1規定値とし、「有」と判別した場合には、最小調節単位を第2規定値とするプログラムおよびデータが記憶されている。
前記2種類の最小調節単位の切り換えは、主に記憶部18の最小調節単位設定部21に記憶されたプログラムおよびデータからなり、実際の演算はCPU17が担うことになる。
本実施形態の最小調節単位設定部21には、送り調節手段14あるいは振り幅調節手段15としての多段スイッチたる調節ダイヤルスイッチ16が操作された際に、操作された段階と、設定されている第1規定値あるいは第2規定値からなる最小調節単位とに基づいて、針振りモータ7による針振り幅あるいは送りモータ11による送りピッチを制御するプログラムおよびデータも記憶されている。
前記記憶部18には、縫製動作を実行するのに必要な各種の情報を処理するプログラムおよびデータ、すなわち、縫製動作時に、生地に針振り模様を形成するために、生地を送りモータ11の駆動力により予め設定された送り方向に送りつつ、縫い針5をミシンモータ6の駆動力により上下動させ、かつ、縫い針5を針振りモータ7の駆動力により送り方向に対して直交する振り幅方向に針振りさせて生地に針振り模様を形成することのできる縫製プログラムおよび縫製データ(針振り模様データ)も記憶されている。
勿論、針振り幅あるいは送りピッチが調節された際には、最小調節単位設定部21により設定された調節幅が調節後の縫製に反映されるようになっている。
例えば、第1規定値を0.5mmとし、第2規定を1.0mmmとすると、最小調節単位設定部21により最小調節単位が第1規定値とされた場合には、調節ダイヤルスイッチ16が1段階操作されたときに針振り幅あるいは送りピッチが縫製データにより予め設定されている初期値に対して0.5mm増加させて縫製が実行され、最小調節単位が第2規定値とされた場合には、調節ダイヤルスイッチ16が1段階操作されたときに針振り幅あるいは送りピッチが縫製データにより予め設定されている値に対して1.0mm増加させて縫製が実行されることになる。
前記記憶部18には、電源投入時のイニシャライズ動作を実行するのに必要なプログラムおよびデータ、オペレーティングシステム、デバイスドライバなども記憶されている。
その他の構成は、従来公知のジグザグミシンと同様に形成されているので、その詳しい説明については省略する。
つぎに、前述した構成からなる本実施形態の作用について説明する。
図3は本発明に係るジグザグミシンの実施形態の調節動作を説明するフローチャートである。
なお、縫製に係わる基本的な動作制御は、従来と同様とされているので、本発明の要旨である送りピッチあるいは針振り幅の調節に係わる調節動作についてのみ以下に説明する。
図3に示すように、本実施形態のジグザグミシン1における送りピッチあるいは針振り幅の調節動作は、オペレータが調節ダイヤルスイッチ16を回転操作することにより開始する。そして、ステップST01において、電源の投入により、制御部13は、ミシンモータ6の駆動の有無を判別する。このミシンモータ6の駆動の有無の判別は、スタートスイッチ19の操作状態、あるいは、ミシン主軸の回転を検出するロータリーエンコーダなどのセンサからの検出信号などにより容易に行うことができる。
前記ステップST01の判別結果がNO(ミシンモータ6が駆動していない)の場合には、つぎのステップST02に進行し、ステップST02において、記憶部18に記憶されている2種類の最小調節単位のうちの調節幅の狭い第1規定値を調節に用いる最小調節単位として終了する。具体的には、記憶部18のワークエリア(RAM)に第1規定値を読み込む。
前記ステップST01の判別結果がYES(ミシンモータ6が駆動している)の場合には、つぎのステップST03に進行し、ステップST03において、記憶部18に記憶されている2種類の最小調節単位のうちの調節幅の広い第2規定値を調節に用いる最小調節単位として終了する。具体的には、記憶部18のワークエリア(RAM)に第2規定値を読み込む。
これにより、ミシンモータ6が駆動していないとき(縫製中を除く状態)には、調節ダイヤルスイッチ16の回転操作による最小調節単位を幅の狭い第1規定値とし、ミシンモータ6が駆動しているとき(縫製中)には、調節ダイヤルスイッチ16の回転操作による最小調節単位を幅の広い第2規定値とすることができる。
例えば、前述したように、調節ダイヤルスイッチ16による調節範囲を0.0〜7.0mmとし、最小調節単位を0.5mmとし、調節ダイヤルスイッチ16の1回転当たりの調節を8段階とした場合、調節は、全15段階となる。
ここで、最小調節単位(1段階当たりの調節量)の第1規定値を0.5mmとし、第2規定を1.0mmとすると、第1規定値を用いた場合には、最大で調節ダイヤルスイッチ16を約2回転させる操作が必要となり、第2規定値を用いた場合には、最大で調節ダイヤルスイッチ16を1回転操作させることで、調整範囲をカバーすることができる。
したがって、第2規定値としては、調節ダイヤルスイッチ16の1回転当たりの調節の段数で調節範囲をカバーするように設定することにより、調節ダイヤルスイッチ16を持ち直す必要がない。
なお、多段スイッチとして、押しボタンスイッチを用いた場合には、第1規定値を用いたときに押しボタンスイッチを操作して押す回数に対して、第1規定値を用いたときに押しボタンスイッチを操作して押す回数を半減させることができる。
また、2種類の最小調節単位の選択、すなわち切換動作は、調節ダイヤルスイッチ16を回転操作した際に、操作開始時の段階の位置から操作方向に隣位する段階の位置に移動する間に実行することができる。
なお、2種類の最小調節単位の切換動作は、調節ダイヤルスイッチ16が回転操作されるのに先だって、ミシンモータ6の駆動の有無に応じた最小調節単位を設定するようにしてもよい。
具体的には、オペレータが電源スイッチ20をON操作して電源を投入したときのイニシャライズ動作に続いて、記憶部18のワークエリア(RAM)に第1規定値を読み込み保持しておき、スタートスイッチ19がON操作されてミシンモータ6が駆動された場合、記憶部18のワークエリア(RAM)に読み込まれている第1規定値を第2規定値と入れ換えるようにするとよい。この場合、ミシンモータ6が駆動した後に停止した場合には、記憶部18のワークエリア(RAM)に読み込まれている第2規定値を第1規定値と入れ換えることになる。
このように、本実施形態のジグザグミシン1によれば、ミシンモータ6が駆動していないとき、すなわち、縫製中でないときに送りピッチあるいは針振り幅の調節を行う場合には、第1規定値を用いることができるので、オペレータは、縫い針および生地の位置関係を確認しながら、調節ダイヤルスイッチ16を持ち直して送りピッチあるいは針振り幅の調節を細かく行うことが容易かつ確実にできる。
また、本実施形態のジグザグミシン1によれば、ミシンモータ6が駆動しているとき、すなわち、縫製中に送りピッチあるいは針振り幅の調節を行う場合には、第2規定値を用いることができるので、オペレータは、生地から調節ダイヤルスイッチ16に視線を移してから調節ダイヤルスイッチ16を持ち直しすることなく、縫い針および生地の位置関係を確認しながら、送りピッチあるいは針振り幅の調節をすることが容易かつ確実にできる。
すなわち、本実施形態のジグザグミシン1によれば、ミシンモータ6の駆動の有無に基づいて、2種類の最小調節単位を切り換えるように形成されているので、送りピッチあるいは針振り幅を調節する際の操作性の向上を容易かつ確実に図ることができる。その結果、本実施形態のジグザグミシン1によれば、使い勝手の向上を容易かつ確実に図ることができる。
また、本実施形態のジグザグミシン1によれば、2種類の最小調節単位が、調節幅の狭い第1規定値および調節幅の広い第2規定値であり、制御部13は、ミシンモータ6の駆動の有無を判別し、ミシンモータ6の駆動を「無」と判別した場合には、最小調節単位を第1規定値とし、「有」と判別した場合には、最小調節単位を第2規定値とするように形成されているから、送りピッチあるいは針振り幅を調節する際の操作性の向上をより容易かつ確実に図ることができる。
また、本実施形態のジグザグミシン1によれば、多段スイッチが回転操作される調節ダイヤルスイッチ16であるから、低コスト化を容易に図ることができる。勿論、多段スイッチを押しボタンスイッチとした場合においても、低コスト化を容易に図ることができる。
また、本実施形態のジグザグミシン1によれば、送りピッチあるいは針振り幅を調節する多段スイッチを有する既存のジグザグミシンの場合、部品を交換することなく、ソフトウエアのみで送りピッチあるいは針振り幅の調節を2種類の最小調節単位を切り換えて行うことができるので、送りピッチあるいは針振り幅の調節をする際の操作性の向上を容易かつ確実に図ることができる。
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
本発明に係るジグザグミシンの実施形態の概略外観図 図1の要部の構成を示すブロック図 本発明に係るジグザグミシンの実施形態の調節動作を説明するフローチャート
符号の説明
1 ジグザグミシン
2 ミシンフレーム
5 縫い針
6 ミシンモータ
7 針振りモータ
11 送りモータ
13 制御部
14 送り調節手段
15 振り幅調節手段
16 多段スイッチ
16a 送り調節ダイヤルスイッチ
17 CPU
18 記憶部
19 スタートスイッチ
20 電源スイッチ
21 最小調節単位設定部

Claims (3)

  1. 縫い針を上下動させるための駆動力を付与するミシンモータと、生地を送るための駆動力を付与する送りモータと、縫い針を針振りさせるための駆動力を付与する針振りモータと、各部の動作の制御を司るための記憶部および演算部を具備する制御部とを有しており、
    前記制御部は、縫製動作時に、前記生地を前記送りモータにより予め設定された送り方向に送りつつ、前記縫い針を前記ミシンモータにより上下動させ、かつ、前記縫い針を前記針振りモータにより前記送り方向に対して直交する振り幅方向に針振りさせて前記生地に針振り模様を形成することのできるジグザグミシンにおいて、
    前記生地の送りピッチの調節を行うための送り調節手段と、
    前記縫い針の針振り幅の調節を行うための振り幅調節手段と、
    を有しているとともに、
    前記送り調節手段および前記振り幅調節手段のうちの少なくとも一方が、操作入力により予め設定された調節範囲を最小調節単位毎に多段階で調節を行う多段スイッチとされており、
    前記記憶部には、調節幅の異なる複数種の最小調節単位が記憶されており、
    前記制御部は、前記ミシンモータの駆動の有無に基づいて、前記複数種の最小調節単位を切り換えるように形成されていることを特徴とするジグザグミシン。
  2. 前記複数種の最小調節単位が、調節幅の狭い第1規定値および調節幅の広い第2規定値の2種類であり、
    前記制御部は、前記ミシンモータの駆動の有無を判別し、前記ミシンモータの駆動を「無」と判別した場合には、前記最小調節単位を第1規定値とし、「有」と判別した場合には、前記最小調節単位を第2規定値とするように形成されていることを特徴とする請求項1に記載のジグザグミシン。
  3. 前記多段スイッチが、回転操作される調節ダイヤルスイッチ、あるいは、押しボタンスイッチであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のジグザグミシン。
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