JP2006294840A - 半導体固片の仕上げ加工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 機械加工によるダイシングをした半導体固片の強度を高められるようにする。
【解決手段】 ダイシングライン17に沿って分割された保護シート89上の半導体固片90群を対象とし、それらのダイシング加工した側面を少なくとも含む機械加工面90a、90bにつき、ダメージ域h1、h2をエッチング処理して除去することにより、上記の目的を達することができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、半導体固片の仕上げ加工方法、詳しくは、ダイシングラインに沿って分割された保護シート上の半導体固片群を対象とした半導体固片の仕上げ加工方法に関する。
近年、コンピュータや携帯電話などに搭載されるパッケージの小型化、高密度化に伴って、パッケージ内のデバイスにも小型化、薄型化が求められ、厚みが100μm以下の半導体ウエハが用いられるようになっており、機械加工によって回路形成面の反対面を除去して薄化する技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1はウェハの回路形成面の反対側の面すなわち裏面を研磨することにより、ウェハの厚みを減少するバックグラインディング加工と、高速回転する刃物によるダイシング加工とによって、所定の厚みの半導体固片を得る技術を開示している。
また、特許文献1は、機械加工によるダイシング工程においては、切断時にダメージを受けやすく、加工歩留まりの低下が避けられないことに対し、バックグラインディング工程とダイシング工程との双方をエッチングにより行う場合、薄化に時間が掛かるので、まず、機械加工によって回路形成面の反対面を除去してある程度薄化した状態の半導体ウエハの機械加工面をプラズマ処理することにより、機械加工で生じたマイクロクラック層を除去するいわゆるストレスリリーフを行う技術を開示している。
また、プラズマダイシングを行うのに、そのためのマスクの形成、プラズマダイシング、マスクの除去、マイクロクラックの除去のそれぞれを1つのプラズマ処理装置で行い、設備コストの低減、生産効率の向上、ウエハ移載によるダメージの回避を図る技術も知られている(例えば、特許文献2、3参照。)。
さらに、バックグラインディングプロセスにストレスリリーフ、例えばドライポリッシング、メカニカルポリッシング、ウエットエッチング、ドライエッチングなどの工程を追加することにより、グラインディングによる研削ダメージが除去され、さらなる抗折強度の向上が可能となり、裏面の鏡面化、反り量の低減、抗折強度の向上、を図れることがネット上で公表され(例えば、非特許文献1参照。)、併せて、ドライポリッシング除去量と抗折強度(球抗折)との関係を示し、2μm除去を推奨している旨開示している。
特開2002−93752号公報 特開2004−172364号公報 特開2004−172365号公報 URL:http:WWW.disco.co.jp/solution/library/strelief.html
ところで、ダイシングをプラズマ処理に依存するのはやはり処理時間が長く生産性を高めにくいので、非特許文献1が開示するようにダイシングを機械加工にて行って十分な抗折強度を得ることが望まれる。しかし、カード筐体内に半導体チップなどを実装した回路基板を収容した電子カード類には、パーソナルコンピュータの機能拡張用などに用いられるやや大型のPCカードのほか、それより小型かつ薄型で、携帯電話、メモリ型の携帯音楽プレーヤー、ハイビジョンビデオカメラ、3Dゲーム器などのメモリに用いられるSDカード(例えば、特許文献7、8)などが知られ、さらに小型化かつ薄型化したminiSDカードなども提供されていて、そのサイズは例えば21.5mm×20mm×1.4mmとなっている(特開2003−76440号公報、特開2004−21964号公報)。このような背景のなか半導体チップは50μm程度とますます薄化して破損しやすく、非特許文献1に記載されているような仕上げ加工をしたものではなお強度不足になっている。
そこで、本発明者は、非特許文献1が開示しているドライポリッシング除去量と抗折強度との関係につき、2μmと除去量が増大することによって抗折強度のMAX値は上昇しているが、MIN値はほとんど上昇していないことに着目した。これは、従来からのストレスリリーフ操作では限界があり、まだ除去できていない原因のあることを示している。非特許文献1が開示する除去量と抗折強度との関係では、除去量が2μmを超えると抗折強度のMAX値は若干低下しているのに関係なく、ダイシングおよびバックグラインディングした所定厚の半導体固片群につき裏面側からのプラズマエッチングによる除去量を6μm程度まで増加しながら抗折強度のMIN値の変化を見たところ、抗折強度のMIN値は上昇した。
この点につき、種々に実験を繰り返しながら検討を重ねた結果、半導体固片群の裏面側から行ったプラズマ処理が個々の半導体固片の側面、つまり機械的なダイシングを行った面にも十分行き届き、バックグラインディングした裏面よりも深く生じていたと思われるダメージ、つまり、マイクロクラックや加工歪みが除去されたものであることを知見し、非特許文献1が開示する除去量2μmを上回っての抗折強度の低下はウエハの過剰な薄化やその他が原因しているものと思われる。
本発明の目的は、上記のような新たな知見に基づき、機械加工によるダイシングをした半導体固片の強度を高められる仕上げ加工方法を提供することにある。
上記のような目的を達成するために、本発明の半導体固片の仕上げ加工方法は、ダイシングラインに沿って分割された保護シート上の半導体固片群を対象とし、それらのダイシング加工した側面を少なくとも含む機械加工面につき、ダメージ域をエッチング処理して除去することを主たる特徴としている。
このような構成では、保護シート上の半導体固片群の機械加工面につきエッチング処理するのに、ダイシングを生産性の高い機械加工として側面にマイクロクラックや加工歪みなどのダメージ域が深く生じていても、この少なくとも側面を含む機械加工面につきそのダメージ域を除去するようにエッチング処理するので、バックグラインディングに対するストレスリリーフだけ配慮した従来の場合のように、ダイシングの機械加工により側面に生じる深く大きなダメージ域が残ることはない。
機械加工面が、半導体固片のダイシング加工した側面とグラインディング加工した裏面とである場合、エッチング処理はその双方同時に行うが、側面のダメージ域除去のために、裏面での除去量がそこでの必要量を上まわってもよく、過剰な薄化を招かないようにすればよい。
エッチング処理は、半導体固片の間隔を通常より大きく設定して行っても、半導体固片群の裏面側からプラズマをランダム照射して行っても、ダイシング加工により溝状をなした機械加工面である側面へのエッチングが届きやすくそこでのエッチング処理を促進することができ、全体でのエッチングレートが低減する。
しかし、ダイシング加工による機械加工面のプラズマ処理による除去量は、裏面からのグラインディング加工による機械加工面のプラズマ処理による除去量よりも大きくしてさらにエッチングレートを低減することができる。
それには、エッチング処理は、半導体固片群の裏面側から、半導体固片の裏面よりも半導体固片間へのプラズマ照射率を高くして行えばよく、エッチング処理をグラインディング加工による機械加工面よりもダイシング加工による機械加工面への集中度を高めることで、グラインディング加工による機械加工面での除去量を過剰とせずに、ダイシング加工による機械加工面での除去量を十分とするプラズマ処理が同時進行にて達成される。
ダイシング加工による機械加工面のプラズマ処理による除去量は、4μm以上であり、グラインディング加工による機械加工面のプラズマ処理による除去量は、1〜2.5μmであるのが好適である。
ダイシングに生産性の高い機械加工を採用して、しかも、それによるダメージ域がなく従来よりも強度の高い半導体固片が得られる。
本発明の実施の形態に係る半導体固片の仕上げ加工方法につき、以下に図を参照しながら説明し、本発明の理解に供する。しかし、以下の説明は本発明の具体例であって特許請求の範囲を限定するものではない。
本実施の形態は、ダイシングラインに沿って分割された図4(a)に示すようなバックグラインディング保護シート89上の半導体固片90群を対象とし、それらのダイシング加工した側面を少なくとも含む機械加工面90a、90bなどにつき、図4(b)に示すようなダメージ域h1、h2を図4(a)に示すようなエッチング装置86にてエッチング処理して除去する。このような半導体固片90は、図1に示すような半導体ウエハ4に、図2に示すようなダイシング加工と図3に示すようなグラインディング加工とを施して分割することで形成される。
半導体ウエハ4の表面3には図1に示すように、ほぼマトリックス状に配置された半導体回路18が形成されており、この半導体回路18を区画するようにほぼ格子状のダイシングライン17が設定されている。ダイシング加工に際して半導体ウエハ4には図2に示すようなダイシング保護シート23を裏面2に貼り付け、このダイシング保護シート23側で半導体ウエハ4をチャックテーブル9の吸着保持面27にて吸着保持する。この状態でダイシングライン17の検出に基づきダイシングライン17と円盤型ブレード10とを順次位置合わせしながら、高速回転する円盤型ブレード10により半導体ウエハ4を表面3側から溝1を形成することを横方向と縦方向とで繰り返し、縦横のダイシングを終える。このとき、溝1が裏面2まで到達しないように、且つ分割後の半導体固片90の厚みよりも深くなるように切り込み深さを制御する。これが、いわゆるハーフカットダイシングである。
次いで、ダイシング保護シート23を裏面2から剥がして図3に示すように表面3にバックグラインディング保護シート89を貼り付け、このバックグラインディング保護シート89の側で半導体ウエハ4をバックグラインドチャック96に保持し、グラインダー97により裏面2を研削し溝1を表出させ、かつ所定の厚みを持った個々の半導体固片90に分割する。これが、いわゆるバックグラインディングであり、以上によって、本実施の形態の仕上げ加工対象となる半導体固片90群が側面および裏面に機械加工面90a、90bを有してバックグラインド保護シート89上に形成される。
このような半導体固片90群を仕上げ加工するエッチング装置86でのエッチング処理は、プラズマエッチングである場合を例に説明すると、図4(a)に示すチャンバー82内に設けられた下部電極84上に半導体固片90群をバックグラインディング保護シート89ごと移載して処理を開始する。具体的には、先ず、チャンバー82を閉じて所定の圧力まで真空引きし、所定の圧力まで達した処で硫化フッ素のガスなどのフッ素系ガスを所定量だけ流し込む。次いで、上部電極85および下部電極84間に電圧を印加することによりプラズマ76を発生させて、各半導体固片90のプラズマ雰囲気に曝される機械加工面90a、90bをプラズマ照射にてエッチング処理し、前記ダメージ域h1、h2を除去する。もっとも、エッチング処理はプラズマ処理に限らず化学的なエッチング、ウエットエッチングなど他のエッチング技術によって行うこともできる。
このように、バックグラインディング保護シート89上の半導体固片90群の機械加工面90a、90bにつきプラズマ処理するのに、ダイシングを生産性の高い機械加工としたことにより、機械加工面90aである側面にマイクロクラックや加工歪みなどのダメージ域h1が深く生じていても、この少なくとも側面を含む機械加工面90a、90bにつき、上記したようにそのダメージ域h1、h2を除去するようにプラズマエッチング処理することで、バックグラインディングに対するストレスリリーフだけ配慮した従来の場合のように、ダイシングの機械加工による深く大きなダメージ域h1が側面に残らない。従って、ダイシングに生産性の高い機械加工を採用して、しかも、それによるダメージ域h1がなく従来よりも強度の高い半導体固片90が得られる。
以上のように、機械加工面90a、90bが、半導体固片90のダイシング加工した側面とグラインディング加工した裏面とであり、そららの機械加工の種類の違いから、それらによる前記ダメージ域h1、h2に差があり、具体的にはh1>h2となるところを、プラズマ処理はその双方同時に行うのに、側面のダメージ域h1除去のために、裏面でのダメージ域h2の除去量がそこでの必要量を上まわってもよく、過剰な薄化を招かないようにすればよい。しかし、全体のエッチングレートは高くなる。
そこで、プラズマ処理を、半導体固片90群の裏面2側からプラズマ76をランダム照射して行うと、ダイシング加工により溝1をなした機械加工面90aである側面へもプラズマが届きやすくなり、そこでのプラズマ処理を促進することができる。それには、図4に仮想線で示すようにランダムに噴射口が向くノズル101からガス噴射を行ってプラズマを発生させるなどすればよいし、適当なプラズマ攪乱手段を設けてもよい。また、それに代えて、あるいはそれと共に、仕上げ加工する各半導体固片90の間隔、つまりダイシング幅、溝1の幅を通常より大きくしても機械加工面90aのプラズマ処理を促進させることができる。また、ダイシング幅を変えなくても、バックグラインディング保護シート89をエキスパンドしてもよい。これらによって全体でのエッチングレートを低減することができる。さらに、半導体ウエハ4のダイシングによる各分割単位部につき、図5に仮想線で示すように1つ置きに間引きして半導体固片90の間隔を特に大きくすることができ、機械加工面90aのプラズマ処理を促進しやすくエッチングレートを低減するのに好適である。この場合、半導体固片90はプラズマ処理でも機械加工面90aの処理促進の結果図5に破線で示すように台形となる傾向を示すが、半導体回路18を侵さない限り問題はなくいわゆるハーフ幅を有効利用することができる。もっとも、前記間引きする分割単位部には半導体回路18は形成しない。
しかし、h1>h2の関係に対応して、ダイシング加工による機械加工面90aのプラズマ処理による除去量は、裏面2からのグラインディング加工による機械加工面90bのプラズマ処理による除去量よりも大きくすることにより、エッチングレートをさらに低減できる。それには、プラズマ処理を、半導体固片90群の裏面2側から、半導体固片90の裏面2よりも半導体固片90間への照射率を高くして行えばよく、図5に示すようなダイシングの溝1にほぼ沿ったメッシュ状のシャワー管102などによりノズルや噴出口を各半導体固片90間の溝1に沿ってガスを優先的に流出させながらプラズマを発生させるか、図6に示すように下部電極84をダイシングの溝1にほぼ対応したメッシュ状にしたり、図7に示すように上部電極85および下部電極84の双方をダイシングの溝1にほぼ対応したメッシュ状にして各半導体固片90間へ優先的にプラズマ照射してプラズマ処理を行い、グラインディング加工による機械加工面90bよりもダイシング加工による機械加工面90aへのプラズマの集中度を必要割合だけ高めることで、グラインディング加工による機械加工面90bでの除去量を過剰とせずに、ダイシング加工による機械加工面90aでの除去量を十分とするプラズマ処理が同時進行にて達成することができる。
本発明者の実験によれば、625μmの厚さの半導体ウエハにつき、70μm深さのダイシングを行い、50μmの厚みの半導体固片90として、裏面2側からの機械加工面90a、90bへの一様なプラズマ照射によりエッチング処理したところ、図8に示すように半導体固片90の側面である機械加工面90aの除去量が3.5μmを超えると半導体固片90の強度のMIN値が高まり、4μm以上として好適である。しかし、バックグラインディング加工のダメージ域h2の除去については1〜2.5μm程度として十分である。当然のことながら、バックグラインディングがエッチングによって行われる場合は、半導体固片90の裏面2に対するこのような配慮は不要で、裏面2に対するエッチングを省略することができるし、逆に半導体固片90の側面だけをエッチング処理するのに、半導体固片90の裏面にまで及んで必要厚みを下回るようなことのない配慮が必要となる。また、バックグラインディングをある程度行って後、エッチング処理して分割を終えるような場合はダメージ域h2が残らないことと、所定厚みを下回らないこととの配慮が必要である。
本発明の実施の形態で用いる半導体ウエハの平面図である。 図1の半導体ウエハに機械的なダイシング加工を行う状態を示す断面図である。 図1のダイシング加工後にバックグラインディング加工を行う状態を示す断面図である。 図3のダイシング加工後にプラズマエッチング処理を行う状態を示すエッチング装置の断面図および半導体固片の説明図である。 別のプラズマエッチング処理例を示すエッチング装置の要部断面図である。 他のプラズマエッチング処理例を示すエッチング装置の要部断面図である。 今1つのプラズマエッチング処理例を示すエッチング装置の要部断面図である。 エッチングによる除去量と抗折強度との関係についての実験結果を示すグラフである。
符号の説明
1 溝
2 裏面
3 表面
4 半導体ウエハ
7 グラインダ
10 円盤型ブレード
14 下部電極
15 上部電極
17 ダイシングライン
90 半導体固片
90a、90b 機械加工面
76 プラズマ
86 エッチング装置
89 バックグラインディング保護シート
101 ノズル
102 シャワー管

Claims (8)

  1. ダイシングラインに沿って分割された保護シート上の半導体固片群を対象とし、それらのダイシング加工した側面を少なくとも含む機械加工面につき、ダメージ域をエッチング処理して除去することを特徴とする半導体固片の仕上げ加工方法。
  2. 機械加工面は、半導体固片のダイシング加工した側面とグラインディング加工した裏面とである請求項1に記載の半導体固片の仕上げ加工方法。
  3. ダイシング加工による機械加工面のエッチング処理による除去量は、裏面からのグラインディング加工による機械加工面のエッチング処理による除去量よりも大きい請求項2に記載の半導体固片の仕上げ加工方法。
  4. ダイシング加工による機械加工面のエッチング処理による除去量は、4μm以上である請求項1〜3のいずれか1項に記載の半導体固片の仕上げ加工方法。
  5. グラインディング加工による機械加工面のエッチング処理による除去量は、1〜2.5μmである請求項3、4のいずれか1項に記載の半導体固片の仕上げ加工方法。
  6. エッチング処理は、半導体固片の間隔を通常より大きく設定して行う請求項1、2のいずれか1項に記載の半導体固片の仕上げ加工方法。
  7. エッチング処理は、半導体固片群の裏面側からプラズマをランダム照射して行う請求項1、2のいずれか1項に記載の半導体固片の仕上げ加工方法。
  8. エッチング処理は、半導体固片群の裏面側から、半導体固片の裏面よりも半導体固片間へのプラズマ照射率を高くして行う請求項1〜6のいずれか1項に記載の半導体固片の仕上げ加工方法。
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