JP2007109822A - 半導体素子の製造方法、及びそれにより得られる半導体素子 - Google Patents

半導体素子の製造方法、及びそれにより得られる半導体素子 Download PDF

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Abstract

【課題】従来の基板表面加工、基板切断において、基板加工面の割れや欠けの発生を防ぎ、好適な加工精度となる半導体素子の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の製造方法は、ウエハ50を基板片12に切断、分離する分離工程の後に、基板片12で構成された保持基板11(ウエハ51)を表面処理加工、例えば研磨処理又はブラスト処理、することで、基板の割れ、欠けを防止して、所望の形状となるような表面加工が可能となる。また、予め分離溝40を形成するような場合には、例えばレーザスクライブ痕の生成物41をその表面加工工程により除去することもできる。
【選択図】図1B

Description

本発明は、基板上に半導体層を有する半導体素子の製造方法に係り、特に、その素子分割、基板表面加工方法に関する。
窒化物半導体素子の製造において、その素子チップに分割する工程を備え、その素子チップの分割には、スクライブ、ダイサーなどで分離溝、を形成して押し割る方法が用いられてきた。また、分離溝を形成する方法として、レーザ光を照射して、分離溝を形成してブレイキングする方法、これらの溝形成方法の組合せが提案されている(例えば、特許文献1〜3参照)。
また、このようなレーザ光による溝形成(レーザスクライブ)では、溶融時に生成物が形成されることが知られており、該生成物が基板からの光取り出しに悪影響を与えるため、これを除去する方法として、研磨、ブラスト処理(例えば、特許文献1,3参照)して、除去する方法が提案されている。
さらに、基板に加工を施して、表面形状を変化させることが、特許文献5〜7に、ウエハを粘着シートに接着して分割することが特許文献8に、開示されている。
特開2004−165226号公報 特開2004−165227号公報 特開2004−311915号公報 その他に、特開2004−031526号公報、特開2004−228290号公報、特開2004−259846号公報、特開2004−338468号公報、などがある。
特開平10−321908号公報 特開平11−191636号公報 特開2004−289047号公報 特開2004−128445号公報 特開2002−329684号公報
しかしながら、レーザスクライブ面を研磨、ブラスト処理する場合には、図4に示すように、生成物を除去する際に、ウエハ11の基板10、特にその溝部40の角において割れ83や欠け82が発生したり、基板10に亀裂83が発生したり、また、溝部の深部における生成物の取り残し42が発生したり、する場合がある。このような基板、若しくはチップの割れ、欠け、亀裂は、特にブラスト処理に観られる問題であり、このようなチップの形状変化は、チップ搬送時、吸着時、実装時などにおいてチップ吸着コレットの吸着不足、粘着シート上のチップを突き出す際の突き出し精度不良、などにより、実装位置精度の低下、実装及び搬送失敗に繋がる。また、チップ間の基板表面形状のばらつきも大きくなり、そのため光出力のばらつきも大きくなる傾向にある。
また、窒化物半導体素子においては、その基板にサファイア、SiCが好適に用いられるが、サファイアはモース硬度9(修正モース硬度12)、炭化ケイ素は修正モース硬度13であり(ダイヤモンドはモース硬度10(修正モース硬度15))、非常に硬度の高い物質であることから、基板の切断、分離、分離溝の加工形成が困難であり、また、その際に上記研磨やブラスト処理などの基板加工、上記ダイサーやスクライブによる溝加工により割れ、欠けが発生しやすい問題がある。また、GaN基板においても、同様にその硬度が高くて脆い性質がある。
本発明は、上記課題を解決するために鋭意検討した結果、基板の一部を削り取る加工を施す前に、基板を小片に分離させておくことで、上記課題を解決できることを見出した。
すなわち、本発明の製造方法は、以下に説明する方法である。
(1)基板の第1の主面上に半導体層を有する半導体素子の製造方法において、半導体層が設けられた基板を、複数の基板片に分離し、板状に保持された基板を形成する基板分離工程と、前記板状保持基板を、少なくとも基板表面の一部、若しくは少なくとも基板片の角部の一部を削り取る表面加工処理する表面加工工程と、を具備することを特徴とする。
(2)前記分離工程において、前記基板の表面加工面に、分離溝を形成する溝形成工程を具えて、前記基板片に分離することを特徴とする上記(1)記載の半導体素子の製造方法。
(3)前記溝形成工程において、少なくともレーザ照射することで分離溝を形成することを特徴とする上記(2)記載の半導体素子の製造方法。
(4)前記表面加工工程において、前記溝形成工程のレーザ照射処理により、溝部及びその周辺に設けられた生成物を、除去することを特徴とする上記(2)又は(3)記載の半導体素子の製造方法。
(5)前記表面加工処理に、ブラスト処理を用いることを特徴とする上記(1)乃至(4)のいずれか1項記載の半導体素子の製造方法。
(6)前記表面加工が基板の第1の主面に対向する第2の主面側表面である上記(1)又は(2)記載の半導体素子の製造方法。
(7)前記板状保持基板が、半導体層側を粘着性シートに貼付されていることを特徴とする上記(1)乃至(6)のいずれか1項記載の半導体素子の製造方法。
(8)前記粘着性シートが粘着層を有し、少なくとも前記半導体層より深い位置まで該粘着層に埋め込まれていることを特徴とする上記(7)記載の半導体素子の製造方法。
(9)前記基板がSiC、サファイアで、前記半導体層が、窒化物半導体である上記(1)乃至(8)のいずれか1項記載の半導体素子の製造方法。
(10)前記板状保持基板の第2の主面の表面加工工程後に、板状保持基板の第2の主面のほぼ全面、及び溝部側面に、金属膜を形成する工程を具備することを特徴とする上記(1)乃至(9)のいずれか1項記載の半導体素子の製造方法。
(11)前記分離工程前に、基板を研磨して基板厚さを薄くする基板研磨工程を具備することを特徴とする上記(1)乃至(10)のいずれか1項記載の半導体素子の製造方法。
(12)上記(1)〜(11)記載の半導体素子の製造方法により、得られる半導体素子チップ。
従来は基板をウエハの状態で、ブラスト処理すると、ウエハ全体でブラストの微粒子粉体の衝突、或いは機械研磨時の負荷、振動、ビビリなどを受ける事になり、その力を逃がせずに、欠け易い角部などにおいて、大きな欠けが発生しやすいが、本発明では一旦基板を小片化することで、分離された小片ごとに、研磨時、衝突時の力をうまく逃がすことができ、加工安定性に優れ、微細な加工も可能となる。
また、分離溝形成においてレーザスクライブを用いる場合に、基板分離時に、溝内部に設けられた生成物41が剥離、亀裂が発生して、一部除去される副次的効果も得られ、表面加工工程の加工効率を向上させることができる。
図1は、本発明の一実施形態となる製造工程を説明する図であり、以下この図を用いて本発明を説明する。尚、図は模式的に示すものであり、一部誇張され、実際とは異なる場合がある。また、本発明は、以下の実施形態、実施例に限定されず、本発明の技術思想を逸脱しない範囲で、種々の変形が可能である。
本発明の概要は、基板10の第1の主面に半導体層20を有する基板10(ウエハ50)を用いて、以下に示す各工程により素子チップ(チップ片14)を製造するものである。
(分離工程)
本発明における分離工程は、図1Bに示すように、基板10を複数の基板片12(ウエハが分離された分離片13)に分離する。ここて、分離方法は、後述の分離溝を用いてブレイキングする方法の他に、レーザスクライブ、ダイサー、劈開などにより基板を分離することもできる。好ましくは、後述の分離溝を形成した後に、基板を切断(割断)、分離することで、表面加工工程において、溝形状から加工でき、効率的な加工が可能となる。
基板を割る方法としては、ブレーカー装置、ローラー装置など、基板10(ウエハ50)に圧力を加えて、押し割る方法を用いることができる。
本発明における基板片12は、実施例に示すように、素子チップの区画(素子チップ片14)と同一であっても良く、素子チップとなる前段階の区画、例えば素子チップ区画を複数有する基板片、具体例としてバー状の基板片、であっても良い。好ましくは、素子チップの基板片14とすることである。これはチップ単位での表面処理加工が可能となり、また基板片の面積が小さい方が、後述の表面処理加工における衝撃緩和作用において有利となる。一方で、チップ区画14より大きな区画の基板片12(分離片13)の場合は、基板片12への表面加工と、チップ片14への表面加工と、各工程において異なる表面加工、その形状とすることが可能となり、例えば、バー状の基板片から矩形状のチップとする場合において対向する2組の辺で異なる基板形状とでき、各方向において光の指向性を個別に制御可能とできる。また基板片は、図1、2で示すように、通常基板11の表面(第1の主面)に各々半導体層部20aを有した分離片13となっている。
(板状保持基板)
分離工程において、図1に示すように、粘着性のシート30などのような支持部材により、ウエハ50を貼り合わせて、保持されている状態であることが好ましい。これは、基板片12に分離後もウエハ状態51、具体的には元の基板における板状に保持させることができ、後に続く表面加工工程において、基板片12単位でなく、ウエハ単位(板状に保持された基板11単位)で処理できるため好ましい。また、支持体としては、粘着シートの他に、支持基板、具体的には半導体基板、金属基板など、に接着部材、粘着部材などを介して、ウエハを貼り合わせる方法であっても良い。好ましくは、チップの間隔を広げることが可能な、換言すれば伸長可能な板状部材、を用いること、具体的にはウエハシート、粘着シート、エキスパンドテープなどと呼ばれる粘着性シートを用いることができる。このとき、該支持部材30は、柔軟性がある、例えばフレキシブルシートである、と、基板10を押し割る際に基板を一時的に変形することが容易であり、基板分割に有利となり、後に続く表面加工工程において取り扱いやすい状態となり、好ましい。
また、伸長可能な支持部材を用いる場合、例えば粘着シートをエキスパンドする場合、にその伸長させて、チップ間の間隔(若しくは基板片12・分離片13間の間隔)を大きくする工程は、基板分離後のいずれの工程前後においても実施可能であるが、例えば、図1Dの図中白抜き矢印に示すように、表面加工工程後にエキスパンドして、基板片(素子チップ)を吸着コレット、突き出しピンなどの搬送用治具で抜き取り作業が可能な間隔(分離部81)を設けるようにすることができる。他の例としては、基板分離後に、基板片の間隔を広げて、表面処理加工が好適に成されるように、例えば研磨の砥粒、ブラストの粒子の到達深度を深くするように、など、表面加工、特に基板側面の深さ制御に利用することもできる。
(粘着部材・接着部材)
上述した支持部材30は、図2Aに示すように、主に粘着部材(層)32若しくは接着部材(層)と、基材部(基体)31とに分けられ、この粘着・接着部材32中に基板片12、分離片13の一部が覆われて、埋め込まれる形態で接着される。このとき、図2Aに示すように、半導体層20aのほぼ全体が埋まる深さで、半導体層表面のほぼ全面が覆われていると、基板分割時の汚染物、生成物からの保護、表面加工時の砥粒、粒子などの加工媒体に晒されることから保護されるため、半導体素子構造が守られることになり、好ましい。更に好ましくは、図2Aに示すように、半導体層20aと、基板10の一部が埋まり、半導体層表面ほぼ全体と基板の一部表面が覆われる形態であることで、半導体層20aがその周辺部の基板領域を含めて保護されることで、その保護効果がより強固となり、保護効果の素子間ばらつきも少なくなる。
粘着部材32は、基板分離前に接着されることが好ましく、この場合、半導体層の形態として、図2C、Dの主に2つの形態が挙げられる。図2Cの形態では、基板が露出されずに、半導体層20の上面側が粘着部材32に覆われる形態となり、図2Dの形態では、基板表面(第1の主面)が島状の半導体層20bから一部露出されて該表面状に半導体層20bが互いに分離されて配置された形態となり、この場合粘着部材32は、半導体層20bの側面と露出した基板表面も覆う形態となる。図2Dの形態の方が、半導体層全体が保護されて好ましい。基板分離後に貼り合わせる場合、若しくは分離後に押しつけるなど圧力を加えて、粘着部材中に埋め込む形態であると、図2Aに示すように、半導体層、基板の一部が埋め込まれた形態とできる。また、分離後に押下する場合は、ブレイキング時の負荷により粘着部材中への埋込を深くする方法を採ることもできる。また、図2Cの形態では、半導体層の上面側を正負一対の電極形成面とする素子構造にあっては、最小限保護される領域として、その電極形成面側の半導体層面が保護される形態となっている。
(分離溝形成工程)
分離溝の形成方法としては、実施例で示すレーザスクライブの他に、基板表面を罫書きするカッタースクライブ、ダイサーなどの機械加工法、一般に半導体加工に用いられるドライエッチングなどのエッチング法を用いることができる。機械加工では、加工時の加工屑、粉塵などが表面に付着して汚染物となり、光取り出しに悪影響を与える場合がある。
溝の形状としては、図1、2に示す断面三角形状(V字形状の溝)に限らず、U字形状の溝など、溝形成方法、及びその条件により、様々な形状とすることができる。好ましくは図示するように、傾斜した側面(内壁面)を有する形態であることが、表面加工時に溝側面が加工され易く、また、後述の金属膜形成において、好適な膜形成ができるため、好ましい。溝の深さも分離する基板片、素子チップの大きさ、基板材料、及び基板厚さに依存して、分離に適当な深さが決まるため、それに応じて深さを設定する。具体例としては、基板厚さに対して1/20〜2/3の割合、例えば70〜100μm厚のサファイア基板の場合には5μm〜50μm、の深さに形成することができる。レーザ照射により溝部を形成する場には、レーザ照射条件により、様々な溝を形成でき、例えば、深さについては、基板を貫通する深さとすることも可能であり、基板途中の深さとすることもできる。基板を貫通させない方が半導体層の損傷を防ぐことができ好ましく、更に基板途中の溝部深さを浅くする方が、生成物41の除去が容易になるため好ましい。
また、本発明において、溝部40は、分離片13、基板片12となるように分離部80とほぼ同一の形状で形成されていても良く、例えば、基板平面において矩形状の基板片12とするために格子状の溝部40を形成する場合、バー状の基板片とするためにストライプ状の溝部とする場合、とでき、分離予定線と同一線状に溝部40を形成せずに、破線状、断続的な線状、複数の点状、それらの組合せなどとすることもできる。好ましくは、分離部80に対応する溝部40がほぼ全体に形成されていること、具体的には溝部40で基板片12(分離片13)が囲まれる形態とすることが、基板を割る時の歩留まり向上、表面加工処理の対称性、周囲の均一性などの面などから好ましい。一方で、周縁部内、基板構成辺内・間の加工均一性を下げて、光の指向性などを制御する目的で、部分的若しくは断続的な溝部で基板片を囲む形態とすることもできる。
(表面加工工程)
本発明において、表面加工工程は、分離された基板片の基板一部、好ましくは、図2Bに示すように、角部(断面肩部)15、具体的には図5Aに示すようにチップの肩部、が加工されて平滑化されるような加工であることが好ましい。また、図2Bに示すように、基板裏面、基板露出表面に凹凸面が形成されることで、基板側からの光取り出し効率が高くなる傾向にあり、好ましい。
表面加工方法としては、研磨処理、ブラスト処理などを挙げることができ、好ましくはブラスト法を用いると、溝形成時の汚染物41、例えばレーザスクライブ時の溶融物、生成物を好適に除去できる。上述したような溝部形成による生成物41、汚染物は、多くの場合、基板からの光取り出し時に遮光、光吸収などで悪影響を与えるため、それを除去できると基板からの光取り出しが好適に成される。また、チップ搬送時においては、このような生成物41、汚染物は、チップを吸着して搬送するコレットとの接触面において、図2Aに示すように、基板、チップから突起した介在物として作用し、吸着不良が発生したり、搬送時にチップの脱落などが発生したり、実装面への実装時に位置精度を低くしたり、実装時の実装面への接着に際して負荷を掛けることが不十分で実装不良が発生したり、する原因となる。また、生成物41側の基板面を粘着シートに接着して、シート側から突き上げピンにより、突き上げて吸着コレットに吸着させる場合に、上記突出作用により、突き上げ不良が発生する原因となり、引いては吸着、搬送、実装不良の原因となる。
従って、ブラスト処理は、このような生成物41、特にレーザスクライブ時の溶融物による生成物41の悪影響を回避でき、その生成物41を好適に除去でき好ましい。研磨する方法では、研磨剤、砥粒などが基板片間の深部にまで到達することができ、好適な表面研磨を実現できる。
また、図2Aにみるように、ブラスト処理時、研磨時の砥粒、研磨媒体90などによる負荷、衝撃(図中白抜き矢印)を基板片12(分離片13)が支持部材30上で、図中点線で示すように、可動して緩和することができ、これにより、欠けや、基板割れを防ぐことが可能となり、所望の表面加工を精度良く実現できる。さらに、分離溝形成などよる汚染物41は、本発明における分離工程の小片化されることで、その汚染物除去も容易となる。
ブラスト処理に用いる粉体粒子として具体的には、アルミナ粒子、SiCが好ましく用いられ、その他にダイヤモンド、CBN(立方晶窒化ホウ素)などがあり、また、基板との組合せについては、前記溶融生成物、汚染物などと同等以上の強度を有するものが好ましい。
具体的な加工例として、図5Aに示すように、素子チップの角部15Aを丸める面取り加工をする例、図5Bに示すように、例えば溝部側面16Bの傾斜角を大きくして傾斜面16Bを側面に有する断面が基板表面側を幅広とするテーパ形状の基板とする例、傾斜面16C若しくは溝部側面を粗面14C化して光取り出しを向上させる例、などを挙げることができる。基板裏面側の幅を小さく、表面側の幅を大きくするテーパ形状の基板12Aでは、基板側を伝搬する光を効率的にチップの外側に取り出すことができ、特にSiC基板上の窒化物半導体層のように半導体層より屈折率の大きな基板を用いる際に有効である。本発明では、基板片(分離片)化後に、表面加工工程を具備することで、加工の多い(削り取る量の多い)加工を精度、歩留まりを向上でき、従来に比して優れた加工が可能となる。
図5A〜Cの形態とする方法として具体的には、図5Aの例は、遊離砥粒スラリーを用いた研磨処理で作製し、図5Bの例は断面がテーパ形状の薄刃砥石による研磨で作製し、図5Cの例はブラスト処理だけで作製できる。また、凹凸面14C形成に対して、平滑面を形成すること、すなわち平滑化も可能であり、例えば、分離溝形成時に、溝内壁が凹凸形状、粗い面などになるような場合に、平滑化をすることで、素子の特性ばらつき、実装時の信頼性を向上でき、具体例としてレーザスクライブの場合に、その条件により凹凸面が内壁に形成されることが多く、その時に好適に適用できる。このように、汚染物を除去する工程と、所望の形状に加工する工程と、を異なる方法によりそれぞれ処理すること、具体的には異なる処理の表面処理工程を2回以上行うこと、汚染物除去と所望形状への加工を1つの処理で実施することのいずれも可能であり、形状に応じて適宜選択できる。
(基板研磨工程)
本発明における研磨工程は、基板を薄くする目的で付加的に追加される工程であり、基板分離前後、表面加工工程前後の何れでも良いが、基板を薄くする場合には分離前である方が、容易に研磨することができるため、好ましい。
(金属膜)
本発明において、基板片12に、反射膜、実装用の共晶膜などのメタライズ層を形成する工程を附加することができる。具体的には、図3に示すように、基板分離、表面加工後に、板状保持基板のほぼ全面について、金属膜を形成する。金属膜は、その機能により好適な材料、積層構造、組成が選択され、例えば、発光素子における基板側反射膜を形成する場合には、Al、Agが好ましく、他に白金族元素を形成することもでき、共晶材料としてはAu−Sn、Pd−Snなどの積層構造を形成することができる。また、基板裏面側を実装面側とする場合、反射膜と共晶膜、実装面側の膜を積層する場合には、バリア層として、高融点金属膜、例えばMo,Wなどを付加的に設けることもできる。このような表面加工面側の膜形成は、溝部の形状として、上述した傾斜面16を有することで、図3に示すようにその傾斜部の基板側面も覆う膜が形成でき、強固な膜形成、好適な光反射を実現する反射膜を形成することができ好ましい。また、図5Aにみるような角部15(肩部)が加工されて面取りされた形態であると、基板裏面(第2の主面)から基板側面(溝部側面)を連続して覆う膜の接続部が強固となり、信頼性に優れた膜が形成できる。また、基板裏面が、図2B、5Cに示すように凹凸面14であると膜との界面の表面積が大きくなり、密着性が高くなる傾向にあり好ましく、また、基板と反射膜との界面における光散乱作用が得られ好ましい。
金属膜70は、保持基板全面でなく、マスクなど用いて、各基板片に部分的に設けることも可能であり、また、金属膜を導電性基板側に設けられた素子の電極とすることもでき、更に、金属材料の他に、保護用の絶縁膜、酸化物導電膜など機能、用途に応じて様々な膜を形成することができる。
以下に本発明の各要素について、説明する。
(基板)
窒化物半導体の成長に用いる基板、特にエピタキシャル成長用の基板としては、具体的な材料としては、窒化物半導体と異なる材料の異種基板として、例えば、C面、R面、及びA面のいずれかを主面とするサファイア、スピネル(MgA124)のような絶縁性基板、SiC(6H、4H、3Cを含む)、ZnS、ZnO、GaAs、Si、及び窒化物半導体と格子整合する酸化物基板等、窒化物半導体を成長させることが可能で従来から知られており、窒化物半導体と異なる基板材料を用いることができ、また、異種基板の他にGaN、AlNなどの窒化物半導体基板なども用いることができる。本発明における好ましい基板としては、異種基板としては、硬度の高いサファイア、SiC、スピネルが挙げられ、またGaN基板も好適に用いられる。このような異種基板はオフアングルしていてもよく、この場合ステップ状にオフアングルしたものを用いると窒化物半導体からなる下地層の成長が結晶性よく成長させることができ、また面内の組成分布を好適なものとでき好ましい。更に、異種基板を用いる場合には、異種基板上に素子構造形成前の下地層となる窒化物半導体を成長させた後、異種基板を研磨、レーザリフトオフ法などの方法により除去して、窒化物半導体の単体基板として素子構造を形成してもよく、この場合除去後の単体基板が本発明の基板10となる。
(半導体層)
本発明に係る窒化物半導体材料としては、特に限定されないが、具体的には、GaN、AlN、もしくはInN、又はこれらの混晶であるIII−V族窒化物半導体(InαAlβGa1−α−βN、0≦α、0≦β、α+β≦1)であり、またこれに加えて、III族元素として一部若しくは全部にBなどを用いたり、V族元素としてNの一部をP、As、Sbなどで置換したりした混晶でもよい。また、n型不純物として、Si、Ge、Se、Te、C等を用いることができる。p型不純物として、Mg、Zn、Be、Ca、Sr、Ba等を用いることができる。
本発明の素子に用いる他の半導体材料としては、上記窒化物半導体材料に限らず、AlGaAs、InGaAsなどのGaAs系材料、AlGaInPなどのInP系材料、これらの混晶InGaAsPなどのIII−V族化合物半導体も用いることができる。
(半導体素子)
本発明の発光素子の積層構造としては、基本的に基板上のn型層の上にp型層を積層してp型層が最表面となるように積層して、この最表面のp型層に電極を形成できる構造とする。具体的にはp−n接合を有するへテロ構造、p−i−n接合を有するヘテロ接合の発光素子、またホモ接合、MIS構造の発光素子等が挙げられる。部分的に別の素子を形成して集積した集積素子とすることもできる。また、素子構造における電極配置としては、図5に示すように、第1導電型層のn層21と、第2導電型層のp層23との間に活性層22を有する構造が積層され、積層面の同一面側に正負電極が設けられる構造であっても良く、基板を挟んで対向する半導体層表面と導電性基板の裏面(第2の主面)にそれぞれ正負電極が設けられる構造でも良い。また、基板側電極形成については上記金属膜形成により設けることもできる。また、発光素子以外の素子についても同様に、所望の素子構造、積層構造となるように、半導体層を形成する。
(その他の実施形態)
以上は、図示するように、基板表面(第1の主面)側に半導体層を有する場合に、基板裏面(第2の主面)側を、分離溝形成面、表面加工面としているが、この変形例として、半導体層側の基板面(第1の主面)側に、分離溝形成、表面加工処理を施す形態とすることもできる。この場合、表面加工工程においては、素子構造となる半導体層部分を保護膜で覆うなどして、具体的には溝部を保護膜から露出させて、その露出部を表面加工処理して、保護膜で覆われた半導体層を半導体加工時の損傷から回避すると良い。また、この場合、図2C,Dに示すように、基板表面(第1の主面)が露出しない場合(図2C)と、露出する場合と、に分けられるが、露出しない場合は、半導体層と基板とに溝部を形成し、露出する場合は、通常基板表面の露出部に基板の溝部を形成するが、露出しない場合と同様に半導体層形成部において半導体層と基板とに溝部を形成することができる。また、基板と半導体層が、同一材料系である場合、具体的には、GaN基板の上に、GaN系半導体層を有する形態の場合、には、基板まで溝部を形成せずに、半導体層だけに溝部を形成する形態とすることもできる。
上記溝部形成工程は、基板の途中の深さまで溝部を形成する形態について主に説明したが、基板を貫通する溝部、半導体層に到達する溝部40、基板片12、分離片13に分離する溝部80であっても良く、このような溝部形成には、レーザスクライブ、ダイサーを用いることができ、本発明において好ましくは少なくともレーザスクライブを用いる。
ここで、レーザスクライブとは、レーザ光を照射して、基板を部分的に、蒸発・気化、溶融させることで、蒸発・気化部及び/又は溶融部を溝部40として形成することである。
実施例1として、図5に示すような発光素子を作製する。まず、MOCVD装置にて基板1上に、以下に示す例のように、n型層21、活性層22、p型層23を積層した発光素子構造を積層する。
C面サファイア基板10に、下地層(図示せず)として、10nmのアンドープAlGaNをバッファ層、その上にアンドープGaN層(1500nm)、を積層し、続いてn層21として、SiドープGaN(4100nm)のn側コンタクト層、n側コンタクト層11上にアンドープGaN層(300nm)、SiドープGaN層(30nm)、アンドープGaN層(50nm)、アンドープGaN層(4nm)とInGaN層(2nm)とを交互に10ペア積層した多層膜を形成する。
次に、n層21上に、活性層22として、アンドープGaNの障壁層とアンドープInGaNの井戸層(3nm)とを交互に6ペア、最後に障壁層を積層した量子井戸構造の活性層22を形成する。
続いて、活性層22上に、p層23として、MgドープAlGaNとInGaNとを5ペア積層した多層膜層、アンドープAlGaN層(280nm)、MgドープGaN(120nm)のp側コンタクト層を成長させる。
以上の発光素子の積層構造を形成して、n側コンタクト層を一部露出させて、負電極を、p側コンタクト層上に正電極をそれぞれ形成する。
続いて、以下の工程を経て、素子チップを得る。
先ず、基板研磨工程として、上記ウエハの半導体層表面側(基板の第1主面側)を図5C、1Aに示すように粘着シートに貼り合わせ、研磨装置に移送し、基板裏面(第2の主面)側を研磨して、基板厚約約85μmまで薄くする。続いて、分離溝形成工程として、レーザ照射装置を用いて、YAGレーザの第3次高調波(波長355nm)を光源に用い、ビーム径約10μm、チップ区画となる分離線(格子)状に走査して、図1Aに示すように、幅約10μm、深さ約25μmの分離溝40を形成する。続いて、分離工程として、粘着シートに貼り合わせられたウエハを、ブレイキング装置に投入して、素子チップ形状(基板片、□350μm)に押し割り、図1Bに示すように、粘着シートに接着保持された板状保持基板を得る。続いて、表面加工工程として、ブラスト処理装置に搬送して、基板裏面(第2の主面)側を、粒径約40μmのSiC粒子を用いてブラスト処理して、レーザスクライブの生成物を除去し、表面加工として主に角部の面取りをする。最後に、洗浄して、粘着シート30上に接着された素子チップを得ることができる。
このようにして得られる素子チップは、比較例1の素子に比べて、割れ、欠けの発生をほぼ防ぐことができ、加工形状においてチップ間ばらつきの小さい素子、引いては発光特性(出力、指向性)、実装信頼性のばらつきが少ない素子を得ることができる。
[比較例1]
実施例1において、基板分離せずに、基板研磨工程、レーザスクライブ(溝部形成工程)の後、ブラスト処理して(表面加工工程を経て)、最後にチップ状に分離する。
本発明は、基板の裏面側(第2の主面側)だけでなく、半導体層側(第1の主面側)においても基板に分離溝を形成する場合に、同様に適用できる。また、半導体素子は、LEDなどに限らず、LDも含めた発光素子、さらには受光素子も含めた光素子、HEMT、FETなどのトランジスタにも適用できる。
本発明の一実施形態を模式的に説明する断面図1において、基板10(ウエハ50)に溝部40を形成する工程を説明する模式断面図。 本発明の一実施形態(図1)において、基板片12に分離して保持基板11(ウエハ51)とする工程を説明する断面模式図。 本発明の一実施形態(図1)において、表面加工処理する工程を説明する模式断面図。 本発明の一実施形態(図1)において、保持部材30を伸長させて分離部81を広げる工程を説明する模式断面図。 本発明の一実施形態における基板片12(分離片13)を拡大して模式的に説明する断面図。 本発明の一実施形態における表面加工された基板片12(分離片13)の一部を拡大して模式的に説明する断面図。 本発明の一実施形態における支持部材中の粘着部材32に覆われる一形態について基板10(ウエハ)の一部を拡大して模式的に説明する断面図。 本発明の一実施形態における支持部材中の粘着部材32に覆われる一形態について基板10(ウエハ)の一部を拡大して模式的に説明する断面図。 本発明の一実施形態に係る金属膜形成工程を模式的に説明する断面図。 従来の技術における問題点を説明する模式断面図。 本発明の一実施形態に係る基板表面加工形状を説明する模式断面図 本発明の一実施形態に係る基板表面加工形状を説明する模式断面図 本発明の一実施形態に係る基板表面加工形状を説明する模式断面図
符号の説明
10…基板,11…板状保持基板,12…基板片(13…分離片),14…素子チップ片、20…半導体層,21…n層(第1導電型層),22…活性層,23…p層(第2導電型層)、30…粘着シート(支持部材),31…基材(基体),32…粘着(接着)部材、40…分離溝,41…生成物(汚染物)、50…ウエハ(51…支持部材保持ウエハ[分離後])、70…金属膜、80…基板分離部(切断部),82…欠け(基板),83…亀裂(基板)、90…砥粒・粉体(表面加工媒体),91…成膜部材

Claims (12)

  1. 基板の第1の主面上に半導体層を有する半導体素子の製造方法において
    半導体層が設けられた基板を、複数の基板片に分離し、板状に保持された基板を形成する基板分離工程と、
    前記板状保持基板を、少なくとも基板表面の一部、若しくは少なくとも基板片の角部の一部を削り取る表面加工処理する表面加工工程と、
    を具備することを特徴とする半導体素子の製造方法。
  2. 前記分離工程において、前記基板の表面加工面に、分離溝を形成する溝形成工程を具えて、前記基板片に分離することを特徴とする請求項1記載の半導体素子の製造方法。
  3. 前記溝形成工程において、少なくともレーザ照射することで分離溝を形成することを特徴とする請求項2記載の半導体素子の製造方法。
  4. 前記表面加工工程において、前記溝形成工程のレーザ照射処理により、溝部及びその周辺に設けられた生成物を、除去することを特徴とする請求項2又は3記載の半導体素子の製造方法。
  5. 前記表面加工処理に、ブラスト処理を用いることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の半導体素子の製造方法。
  6. 前記表面加工が基板の第1の主面に対向する第2の主面側表面である請求項1又は2記載の半導体素子の製造方法。
  7. 前記板状保持基板が、半導体層側を粘着性シートに貼付されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項記載の半導体素子の製造方法。
  8. 前記粘着性シートが粘着層を有し、少なくとも前記半導体層より深い位置まで該粘着層に埋め込まれていることを特徴とする請求項7記載の半導体素子の製造方法。
  9. 前記基板がSiC、サファイアで、前記半導体層が、窒化物半導体である請求項1乃至8のいずれか1項記載の半導体素子の製造方法。
  10. 前記板状保持基板の第2の主面の表面加工工程後に、板状保持基板の第2の主面のほぼ全面、及び溝部側面に、金属膜を形成する工程を具備することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項記載の半導体素子の製造方法。
  11. 前記分離工程前に、基板を研磨して基板厚さを薄くする基板研磨工程を具備することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項記載の半導体素子の製造方法。
  12. 請求項1〜11記載の半導体素子の製造方法により、得られる半導体素子チップ。
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