JP2003045835A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP2003045835A
JP2003045835A JP2001231469A JP2001231469A JP2003045835A JP 2003045835 A JP2003045835 A JP 2003045835A JP 2001231469 A JP2001231469 A JP 2001231469A JP 2001231469 A JP2001231469 A JP 2001231469A JP 2003045835 A JP2003045835 A JP 2003045835A
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semiconductor
semiconductor device
wafer
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Kiyoshi Arita
潔 有田
Tetsuhiro Iwai
哲博 岩井
Hiroshi Haji
宏 土師
Seiji Sakami
省二 酒見
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストで環境負荷を低減することができる
半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 半導体素子に回路パターンが作成された
半導体装置を製造する半導体装置の製造方法において、
複数の半導体素子の回路パターンが作成された半導体ウ
ェハの表面に保護テープを貼り付け、この状態で半導体
ウェハの裏面を機械研磨して薄化し、機械研磨された半
導体ウェハの裏面を液体で洗浄して研磨屑を除去する。
そして洗浄後の半導体ウェハの裏面をプラズマエッチン
グして機械研磨において生じたダメージ層を除去した後
に、保護テープを剥離するとともに半導体ウェハの裏面
にダイシングテープを貼りつけ、この状態で半導体ウェ
ハを切断して半導体素子単位に分割する。これにより、
従来の湿式エッチングと比較して環境負荷が低減され、
低コストの半導体装置の製造方法が実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体素子の表面
に回路パターンが作成された半導体装置を製造する半導
体装置の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子機器の基板などに実装される半導体
装置の製造工程では、半導体装置の薄型化にともない基
板の厚さを薄くするための薄化加工が行われる。この薄
化加工は、半導体ウェハの表面に回路パターンを形成し
た後に、回路形成面の裏面を機械研磨することによって
行われる。機械研磨加工においてはシリコン基板の表面
には機械研磨によってマイクロクラックを含むダメージ
層が生じ、このダメージ層によるシリコン基板の強度低
下を防止するため、機械研磨後には研磨面のダメージ層
を除去するエッチング処理が行われる。このエッチング
処理は、従来よりフッ硝酸などの薬液を用いる湿式エッ
チング処理によって行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述湿
式エッチング処理では、人体に有害な薬液を使用するこ
とから環境負荷が高く、低コストのエッチング処理が困
難であった。すなわち、湿式エッチングを行う処理装置
に作業者への危険を防止するための安全付帯設備を備え
る必要があり、また使用後の排液を処理するための排液
処理設備が必要とされることから、設備費用やランニン
グコストが増加し低コストで効率のよいエッチング処理
が行えないという問題点があった。
【0004】そこで本発明は、低コストで環境負荷を低
減することができる半導体装置の製造方法を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の半導体装
置の製造方法は、半導体素子の表面に回路パターンが作
成された半導体装置を製造する半導体装置の製造方法で
あって、半導体ウェハの表面に複数の半導体素子の回路
パターンを作成する回路パターン作成工程と、前記回路
パターンが作成された半導体ウェハの表面に保護テープ
を貼り付ける保護テープ貼り付け工程と、前記半導体ウ
ェハの裏面を機械研磨して薄化する研磨工程と、機械研
磨された半導体ウェハの裏面を液体で洗浄して前記研磨
工程で生じた研磨屑を除去する洗浄工程と、前記洗浄工
程で洗浄された半導体ウェハの裏面をプラズマエッチン
グすることにより前記機械研磨において生じたダメージ
層を除去するダメージ層除去工程と、前記保護テープを
剥離するとともに半導体ウェハの裏面にダイシングテー
プを貼りつけるダイシングテープ貼り付け工程と、前記
ダイシングテープが貼り付けられた半導体ウェハを切断
して前記半導体素子単位に分割するダイシング工程とを
含む。
【0006】請求項2記載の半導体装置の製造方法は、
請求項1記載の半導体装置の製造方法であって、前記ダ
メージ層除去工程は、前記保護テープに密着する保持面
で前記半導体ウェハを保持する第1の電極と、前記保持
面に対向する位置にこの保持面と平行な対向面を有する
第2の電極とを備えたプラズマ処理装置を使用し、前記
対向面からプラズマ発生用のガスを供給しながら前記第
1の電極と第2の電極との間に印加した高周波電圧によ
って発生したプラズマでプラズマエッチングを行う。
【0007】請求項3記載の半導体装置の製造方法は、
請求項2記載の半導体装置の製造方法であって、前記第
2の電極の対向面が3次元網目構造を有し、この3次元
網目構造の隙間で形成される不規則経路から前記ガスを
吹き出す。
【0008】請求項4記載の半導体装置の製造方法は、
請求項2記載の半導体装置の製造方法であって、前記第
1の電極を冷却することにより、プラズマによる熱によ
って前記保持面に密着する保護テープが熱ダメージを受
けないようにした。
【0009】請求項5記載の半導体装置の製造方法は、
半導体素子の表面に回路パターンが作成された半導体装
置を製造する半導体装置の製造方法であって、半導体ウ
ェハの表面に複数の半導体素子の回路パターンを作成す
る回路パターン作成工程と、前記回路パターンが作成さ
れた半導体ウェハの裏面にダイシングテープを貼り付け
るダイシングテープ貼り付け工程と、前記半導体ウェハ
を半導体素子単位に分割するための溝を前記ダイシング
テープに貼りつけられた半導体ウェハの表面に形成する
工程と、前記溝が形成された半導体ウェハの表面に保護
テープを貼り付ける保護テープ貼り付け工程と、前記半
導体ウェハの裏面を機械研磨して前記溝に到達する厚さ
まで薄化することにより前記半導体ウェハを半導体素子
単位に分割する研磨工程と、機械研磨によって分割され
た半導体ウェハの裏面を液体で洗浄して前記研磨工程で
生じた研磨屑を除去する洗浄工程と、前記洗浄工程の後
前記分割された半導体ウェハの裏面をプラズマエッチン
グすることにより前記機械研磨において生じたダメージ
層を除去するダメージ層除去工程とを含む。
【0010】請求項6記載の半導体装置の製造方法は、
請求項5記載の半導体装置の製造方法であって、前記ダ
メージ層除去工程は、前記保護テープに密着する保持面
で前記半導体ウェハを保持する第1の電極と、前記保持
面に対向する位置にこの保持面と平行な対向面を有する
第2の電極とを備えたプラズマ処理装置を使用し、前記
対向面からプラズマ発生用のガスを供給しながら前記第
1の電極と第2の電極との間に印加した高周波電圧によ
って発生したプラズマでプラズマエッチングを行う。
【0011】請求項7記載の半導体装置の製造方法は、
請求項6記載の半導体装置の製造方法であって、前記第
2の電極の対向面が3次元網目構造を有し、この3次元
網目構造の隙間で形成される不規則経路から前記ガスを
吹き出す。
【0012】請求項8記載の半導体装置の製造方法は、
請求項6記載の半導体装置の製造方法であって、前記第
1の電極を冷却することにより、プラズマによる熱によ
って前記保持面に密着する保護テープが熱ダメージを受
けないようにした。
【0013】本発明によれば、半導体素子の表面に回路
パターンが作成された半導体装置の製造において、機械
研磨して薄化された半導体ウェハの裏面を液体で洗浄し
て研磨工程で生じた研磨屑を除去し、洗浄工程で洗浄さ
れた半導体ウェハの裏面をプラズマエッチングして械研
磨において生じたダメージ層を除去することにより、従
来の薬液を使用する湿式エッチングと比較して環境負荷
を低減することができ、低コストの半導体装置の製造方
法が実現できる。
【0014】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図1は本発明の
実施の形態1の半導体ウェハの加工装置の斜視図、図2
は本発明の実施の形態1の半導体ウェハの加工装置のプ
ラズマ処理部の断面図、図3は本発明の実施の形態1の
半導体ウェハの加工装置のプラズマ処理部の電極部材の
断面図、図4は本発明の実施の形態1の半導体装置の製
造方法のフロー図、図5、図6は本発明の実施の形態1
の半導体装置の製造方法の工程説明図である。
【0015】まず図1を参照して半導体ウェハの加工装
置の全体構造を説明する。図1において、ベース部1a
の上面には、ロボットアームを備えたウェハ搬送部3を
中心としてウェハ収納部2、第1のプラズマ処理部4
A、第2のプラズマ処理部4B、プリセンタ部5および
ウェハ洗浄部10が放射状に配設されており、プリセン
タ部5に隣接して研磨部6が配設されている。
【0016】ウェハ収納部2は、2つのウェハ収納用の
マガジン2A,2Bを備えており、加工前および加工後
の半導体ウェハ11を収納する。第1のプラズマ処理部
4A、第2のプラズマ処理部4Bは、減圧雰囲気下で発
生するプラズマのエッチング作用により半導体ウェハ表
面のドライエッチングを行う。プリセンタ部5は、研磨
部6へ渡される半導体ウェハ11を予め位置合わせする
プリセンタ動作を行う。ウェハ洗浄部10は、研磨部6
によって研磨された半導体ウェハ11を洗浄液によって
洗浄する。
【0017】研磨部6はベース部1a上面に立設された
壁部6aを備え、壁部6aの前側面には第1の研磨ユニ
ット8A、第2の研磨ユニット8Bが配設されている。
第1の研磨ユニット8A、第2の研磨ユニットは8Bそ
れぞれ半導体ウェハ11の粗研磨および仕上げ研磨を行
う。第1の研磨ユニット8A、第2の研磨ユニット8B
の下方には、コーミング6bに囲まれてターンテーブル
7が配設されている。ターンテーブル7はウェハ保持部
7aを有し、このウェハ保持部7aに半導体ウェハ11
を保持した状態でインデックス回転して研磨対象の半導
体ウェハ11を第1の研磨ユニット8Aや第2の研磨ユ
ニット8Bに対して位置決めする。
【0018】研磨部6の手前側には、それぞれ搬送アー
ムを備えたウェハ搬入部9A、ウェハ搬出部9Bが配設
されている。ウェハ搬入部9Aは、プリセンタ部5で位
置合わせされた半導体ウェハを研磨部6に搬入する。ウ
ェハ搬出部9Bは、機械研磨後の半導体ウェハを研磨部
6から搬出する。したがって、前述のウェハ搬送部3、
ウェハ搬入部9A、ウェハ搬出部9Bは、研磨部6、ウ
ェハ洗浄部10、第1のプラズマ処理部4A又は第2の
プラズマ処理部4Bの間で半導体ウェハ11の受け渡し
を行い、研磨部6に半導体ウェハ11を供給しかつ第1
のプラズマ処理部4A又は第2のプラズマ処理部4Bか
らドライエッチング後の半導体ウェハ11を取り出すウ
ェハハンドリング手段となっている。
【0019】次に図2、図3を参照してプラズマ処理部
4A,4Bについて説明する。図2において、真空チャ
ンバ21の内部はプラズマ処理を行う処理室22となっ
ており、処理室22内部には、下部電極23(第1の電
極)および上部電極24(第2の電極)が上下に配設さ
れている。下部電極23は電極体25を備えており、電
極体25は下方に延出した支持部25aによって絶縁体
29を介して真空チャンバ21に装着されている。電極
体25の上面には、高熱伝導性材料より成る保持部26
が装着されており、保持部26の上面の保持面26dに
は回路パターンが形成された半導体ウェハ11が載置さ
れる。
【0020】半導体ウェハ11は、回路パターン形成面
の裏側を機械研磨によって薄化加工された直後の状態で
あり、研磨加工面にはマイクロクラックを含むダメージ
層が形成されている。半導体ウェハ11の回路パターン
12形成面に貼着された保護テープ13(図5参照)を
保持面26dに密着させた姿勢で、すなわち処理対象面
である研磨加工面(回路形成面の裏側)を上向きにした
状態で載置される。そして研磨加工面のダメージ層をプ
ラズマ処理によって除去(エッチング)する。
【0021】保持部26には上面に開口する多数の吸着
孔26aが設けられており、吸着孔26aは電極体25
の支持部25a内を貫通して設けられた吸引路25dと
連通している。吸引路25dは真空吸引部31と接続さ
れており、保持部26の上面の保持面26dに半導体ウ
ェハ11が載置された状態で真空吸引部31から真空吸
引することにより、半導体ウェハ11は保持部26に真
空吸着により保持される。
【0022】保持部26の内部には冷却用の冷媒流路2
6b,26cが設けられており、冷媒流路26b,26
cは支持部25a内を貫通して設けられた管路25b,
25cと連通している。管路25b,25cは冷媒循環
部30と接続されており、冷媒循環部30を駆動するこ
とにより、冷媒流路26b,26c内を冷却水などの冷
媒が循環し、これによりプラズマ処理時に発生した熱に
よって加熱された保持部26が冷却され、保持面26d
に密着する保護テープ13の熱ダメージを防止するよう
にしている。
【0023】電極体25は高周波発生部32と電気的に
接続されており、高周波発生部32は下部電極23と上
部電極24との間に高周波電圧を印加する。また真空チ
ャンバ21内の処理室22は、圧力制御部33と接続さ
れている。圧力制御部33は、処理室22の減圧および
処理室22内の真空破壊時の大気開放を行う。
【0024】上部電極24は下部電極23と対向する位
置に配置されており、電極体35と保持面26dと平行
な対向面を有した電極部材37を備えている。電極体3
5は上方に延出した支持部35aによって絶縁体36を
介して真空チャンバ21に装着され、接地部40に接地
されている。また電極体35は、プラズマ発生用のガス
を処理室22に供給するためのプラズマ発生用電極とな
っており、保持面26dと対向する対向面には支持部3
5a内を貫通して設けられたガス供給路35cと連通し
たガス供給口35bが設けられている。ガス供給路35
cはガス供給部39と接続されており、ガス供給部39
は、4フッ化炭素(CF4)や6フッ化硫黄(SF6)な
どのフッ素系ガスとヘリウム(He)等の希ガスを含む
混合ガスをプラズマ発生用のガスとして供給する。
【0025】ガス供給口35bの前面には電極部材37
が装着されている。電極部材37はセラミック多孔質体
より成る円板状の部材であり、図3に示すようにこのセ
ラミック多孔質体は、セラミックの骨格部38aが3次
元の網目状に連続して形成され、内部に多数の空孔部3
8b(隙間)を有する3次元網目構造となっている。そ
してこの3次元網目構造の空孔部38bは、ガス供給口
35bから電極部材37を介してガスを通過させるため
の複数の不規則経路となっている。
【0026】次に図4〜図6を参照して、半導体素子の
表面に回路パターンが作成された半導体装置を製造する
半導体装置の製造方法について説明する。図5(a)、
(b)において、11は半導体ウェハであり、半導体ウ
ェハ11の上面には、複数の半導体素子の回路パターン
12が作成される(回路パターン作成工程)(ST
1)。次いで、図5(c)に示すように、回路パターン
12が作成された半導体ウェハ11の表面に、保護テー
プ13を貼り付ける(保護テープ貼り付け工程)(ST
2)。
【0027】そしてこの状態の半導体ウェハ11は、マ
ガジン2A(2B)に収納された状態で図1に示す半導
体ウェハの加工装置に送られ、マガジン2A(2B)は
ウェハ収納部2に装着される。そしてウェハ収納部2か
らウェハ搬送部3のロボットアームによって取り出され
た半導体ウェハ11は、研磨部6によって裏面を機械研
磨され薄化される(研磨工程)(ST3)。すなわち取
り出された半導体ウェハ11は、プリセンタ部5におい
て位置合わせされた後、ウェハ搬入部9Aによってター
ンテーブル7のウェハ保持部7a上に半導体ウェハ11
の裏面を上向きにした姿勢で載置され、図5(d)に示
すように、第1の研磨ユニット8A、第2の研磨ユニッ
ト8Bによって裏面が機械研磨される。これにより、図
5(e)に示すように、半導体ウェハ11は所定厚みt
に薄化される。
【0028】こののち、半導体ウェハ11はウェハ搬出
部9Bによって研磨部6からウェハ洗浄部10に搬送さ
れる。そしてここでは、機械研磨された半導体ウェハ1
1の裏面を液体で洗浄して研磨工程で生じた研磨屑を除
去する(洗浄工程)(ST4)。すなわち、図5(f)
に示すように、半導体ウェハ11は保護テープ13をウ
ェハ洗浄部10のウェハ保持部10aに保持され、この
状態で半導体ウェハ11の裏面(機械研磨面)に対して
洗浄ノズル10bによって洗浄液を噴射する。この洗浄
液噴射の後、半導体ウェハ11の表面の水切り・乾燥が
行われる。
【0029】次いで、洗浄後の半導体ウェハ11は、ウ
ェハ搬送部3によって第1のプラズマ処理部4A(また
は第2のプラズマ処理部4B)に送られ、ここで洗浄工
程で洗浄された半導体ウェハ11の裏面をプラズマエッ
チングすることにより機械研磨において生じたダメージ
層を除去する(ダメージ層除去工程)(ST5)。すな
わち、半導体ウェハ11の保護テープ13を保持面26
dに密着させて、機械研磨面を上向きにした姿勢で半導
体ウェハ11を下部電極23に保持させる。そして上部
電極24に保持面26dと平行に設けられた対向面の電
極部材37からプラズマ発生用ガスを供給しながら、高
周波発生部32によって下部電極23と上部電極24と
の間に高周波電圧を印加することによって発生したプラ
ズマで、機械研磨面のプラズマエッチングを行う。
【0030】このプラズマエッチングにおけるプラズマ
発生用ガスの供給は、3次元網目構造を有する電極部材
37を介して行われ、この3次元網目構造の隙間で形成
される不規則経路からプラズマ発生用ガスガスを半導体
ウェハ11に対して均一に吹き出すようにしていること
から、ばらつきのない均一なプラズマ処理を行うことが
できる。
【0031】さらにプラズマエッチングに先立って、半
導体ウェハ11の表面を洗浄し、研磨屑などの異物を除
去するようにしているので、プラズマエッチング後の半
導体ウェハ11の表面が白濁外観を呈する不具合を生じ
ることがなく、外観品質の優れたエッチング面を得るこ
とができる。また、下部電極23の保持部26を冷媒に
よって冷却するようにしていることから、保護テープ1
3がプラズマによる熱によってダメージを受けることが
ない。
【0032】このようにしてプラズマエッチングが行わ
れた後の半導体ウェハ11は、ウェハ搬送部3によって
マガジン2A(2B)に収納され、半導体ウェハの加工
装置から取り出される。そして取り出された半導体ウェ
ハ11から、保護テープ13を剥離するとともに半導体
ウェハ11の裏面にダイシングテープを貼りつける(ダ
イシングテープ貼り付け工程)(ST6)。すなわち、
図6(a)に示すように、薄化され保護テープ13が貼
着された状態の半導体ウェハ11は、ウェハリング14
にセットされたダイシングテープ15に、保護テープ1
3を上向きにした姿勢で貼着される。そして保護テープ
13を剥離することにより、図6(b)に示すように、
回路パターン12が上面に露呈された状態となる。
【0033】そして半導体ウェハ11はこの状態でダイ
シング装置に送られ、ここで、ダイシングテープ15が
貼り付けられた半導体ウェハ11を切断して半導体素子
単位に分割する(ダイシング工程)(ST7)。すなわ
ち、図6(c)に示すように、切断刃16によって切断
ラインに沿って切断溝17を形成することにより、図6
(d)に示すように、ダイシングテープ15上に貼着さ
れた状態の個片の半導体装置11’が完成する。
【0034】(実施の形態2)図7は本発明の実施の形
態2の半導体装置の製造方法のフロー図、図8、図9は
本発明の実施の形態2の半導体装置の製造方法の工程説
明図である。本実施の形態2は、実施の形態1と同様に
半導体素子の表面に回路パターンが作成された半導体装
置を製造する半導体装置の製造方法において、実施の形
態1と異なり、薄化のための研磨工程に先立って、半導
体ウェハ11をハーフカットするものである。
【0035】図8(a)、(b)において、11は実施
の形態1と同様の半導体ウェハであり、半導体ウェハ1
1の上面には、複数の半導体素子の回路パターン12が
作成される(回路パターン作成工程)(ST11)。次
いで、図8(c)に示すように、回路パターン12が作
成された半導体ウェハ11の裏面にダイシングテープ1
5を貼り付ける(ダイシングテープ貼り付け工程)(S
T12)。すなわち、半導体ウェハ11をウェハリング
14にセットされたダイシングテープ15に回路パター
ン12を上向きにした姿勢で貼りつける。
【0036】この後、半導体ウェハ11はダイシング装
置に送られ、図8(d)に示すように、ここで半導体ウ
ェハ11を半導体素子単位に分割するための溝18を、
ダイシングテープ15に貼りつけられた半導体ウェハ1
1の表面(回路パターン形成面)に形成する(ダイシン
グによるハーフカット工程)(ST13)。このとき、
溝18の深さは、製品完成後の半導体素子の厚さ寸法よ
りも大きくなるように設定される。そしてハーフカット
工程後には、図8(e)に示すように、溝18が形成さ
れた半導体ウェハ11の表面に保護テープ13を貼り付
ける(保護テープ貼り付け工程)(ST14)。
【0037】そしてこの半導体ウェハ11は、マガジン
2A(2B)に収納された状態で図1に示す半導体ウェ
ハの加工装置に送られ、マガジン2A(2B)はウェハ
収納部2に装着される。そしてウェハ収納部2からウェ
ハ搬送部3のロボットアームによって取り出された半導
体ウェハ11の裏面を機械研磨して、溝18に到達する
厚さまで薄化することにより、半導体ウェハ11を半導
体素子単位に分割する(研磨工程)(ST15)。
【0038】すなわち半導体ウェハ11は、実施の形態
1と同様にプリセンタ部5において位置合わせされた
後、ウェハ搬入部9Aによってターンテーブル7のウェ
ハ保持部7a上に半導体ウェハ11の裏面を上向きにし
た姿勢で載置され、図9(a)に示すように、第1の研
磨ユニット8A、第2の研磨ユニット8Bによって裏面
が機械研磨される。これにより、図9(b)に示すよう
に、半導体ウェハ11は所定厚みtに薄化されるととも
に、ハーフカットにおいて形成された溝18によって保
護テープ13上で個片の半導体装置11’単位に分割さ
れる。
【0039】この後、保護テープ13によって連結され
た状態の半導体装置11’は、ウェハ搬出部9Bによっ
て研磨部6からウェハ洗浄部10に搬送される。そして
ここでは、機械研磨によって分割された半導体ウェハの
裏面を液体で洗浄して研磨工程で生じた研磨屑を除去す
る(洗浄工程)(ST16)。すなわち、図9(c)に
示すように、半導体装置11’は保護テープ13をウェ
ハ洗浄部10のウェハ保持部10aに保持され、この状
態で半導体装置11’の裏面(機械研磨面)に対して洗
浄ノズル10bによって洗浄液を噴射する。
【0040】次いで、洗浄後の半導体ウェハ11は、ウ
ェハ搬送部3によって第1のプラズマ処理部4A(また
は第2のプラズマ処理部4B)に送られ、ここで洗浄工
程で洗浄された半導体ウェハ11の裏面をプラズマエッ
チングすることにより機械研磨において生じたダメージ
層を除去する(ダメージ層除去工程)(ST17)。こ
のダメージ層除去は、実施の形態1における(ST5)
と同様である。
【0041】上記説明したように、本実施の形態1,2
の半導体装置の製造方法では、従来のフッ硝酸などの薬
液を用いる湿式エッチング処理において必要とされた作
業者への危険を防止するための安全付帯設備や、使用後
の排液を処理するための排液処理設備を備える必要がな
い。したがって、設備費用やランニングコストが大幅に
低減され低コストで効率のよいエッチング処理が可能と
なり、低コストの半導体装置の製造方法が実現できる。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、半導体素子の表面に回
路パターンが作成された半導体装置の製造において、機
械研磨して薄化された半導体ウェハの裏面を液体で洗浄
して研磨工程で生じた研磨屑を除去し、洗浄工程で洗浄
された半導体ウェハの裏面をプラズマエッチングして械
研磨において生じたダメージ層を除去するようにしたの
で、従来の薬液を使用する湿式エッチングと比較して環
境負荷を低減することができ、低コストの半導体装置の
製造方法が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の半導体ウェハの加工装
置の斜視図
【図2】本発明の実施の形態1の半導体ウェハの加工装
置のプラズマ処理部の断面図
【図3】本発明の実施の形態1の半導体ウェハの加工装
置のプラズマ処理部の電極部材の断面図
【図4】本発明の実施の形態1の半導体装置の製造方法
のフロー図
【図5】本発明の実施の形態1の半導体装置の製造方法
の工程説明図
【図6】本発明の実施の形態1の半導体装置の製造方法
の工程説明図
【図7】本発明の実施の形態2の半導体装置の製造方法
のフロー図
【図8】本発明の実施の形態2の半導体装置の製造方法
の工程説明図
【図9】本発明の実施の形態2の半導体装置の製造方法
の工程説明図
【符号の説明】
1 半導体ウェハの加工装置 4A,4B プラズマ処理部 10 ウェハ洗浄部 11 半導体ウェハ 11’ 半導体装置 12 回路パターン 13 保護テープ 15 ダイシングテープ 23 下部電極 24 上部電極 37 電極部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土師 宏 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 酒見 省二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5F004 AA07 BA04 BB13 BB18 BB19 BB20 BB25 DA01 DA18 DA22 FA08

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体素子の表面に回路パターンが作成さ
    れた半導体装置を製造する半導体装置の製造方法であっ
    て、半導体ウェハの表面に複数の半導体素子の回路パタ
    ーンを作成する回路パターン作成工程と、前記回路パタ
    ーンが作成された半導体ウェハの表面に保護テープを貼
    り付ける保護テープ貼り付け工程と、前記半導体ウェハ
    の裏面を機械研磨して薄化する研磨工程と、機械研磨さ
    れた半導体ウェハの裏面を液体で洗浄して前記研磨工程
    で生じた研磨屑を除去する洗浄工程と、前記洗浄工程で
    洗浄された半導体ウェハの裏面をプラズマエッチングす
    ることにより前記機械研磨において生じたダメージ層を
    除去するダメージ層除去工程と、前記保護テープを剥離
    するとともに半導体ウェハの裏面にダイシングテープを
    貼りつけるダイシングテープ貼り付け工程と、前記ダイ
    シングテープが貼り付けられた半導体ウェハを切断して
    前記半導体素子単位に分割するダイシング工程とを含む
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】前記ダメージ層除去工程は、前記保護テー
    プに密着する保持面で前記半導体ウェハを保持する第1
    の電極と、前記保持面に対向する位置にこの保持面と平
    行な対向面を有する第2の電極とを備えたプラズマ処理
    装置を使用し、前記対向面からプラズマ発生用のガスを
    供給しながら前記第1の電極と第2の電極との間に印加
    した高周波電圧によって発生したプラズマでプラズマエ
    ッチングを行うことを特徴とする請求項1記載の半導体
    装置の製造方法。
  3. 【請求項3】前記第2の電極の対向面が3次元網目構造
    を有し、この3次元網目構造の隙間で形成される不規則
    経路から前記ガスを吹き出すことを特徴とする請求項2
    記載の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】前記第1の電極を冷却することにより、プ
    ラズマによる熱によって前記保持面に密着する保護テー
    プが熱ダメージを受けないようにしたことを特徴とする
    請求項2記載の半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】半導体素子の表面に回路パターンが作成さ
    れた半導体装置を製造する半導体装置の製造方法であっ
    て、半導体ウェハの表面に複数の半導体素子の回路パタ
    ーンを作成する回路パターン作成工程と、前記回路パタ
    ーンが作成された半導体ウェハの裏面にダイシングテー
    プを貼り付けるダイシングテープ貼り付け工程と、前記
    半導体ウェハを半導体素子単位に分割するための溝を前
    記ダイシングテープに貼りつけられた半導体ウェハの表
    面に形成する工程と、前記溝が形成された半導体ウェハ
    の表面に保護テープを貼り付ける保護テープ貼り付け工
    程と、前記半導体ウェハの裏面を機械研磨して前記溝に
    到達する厚さまで薄化することにより前記半導体ウェハ
    を半導体素子単位に分割する研磨工程と、機械研磨によ
    って分割された半導体ウェハの裏面を液体で洗浄して前
    記研磨工程で生じた研磨屑を除去する洗浄工程と、前記
    洗浄工程の後前記分割された半導体ウェハの裏面をプラ
    ズマエッチングすることにより前記機械研磨において生
    じたダメージ層を除去するダメージ層除去工程とを含む
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】前記ダメージ層除去工程は、前記保護テー
    プに密着する保持面で前記半導体ウェハを保持する第1
    の電極と、前記保持面に対向する位置にこの保持面と平
    行な対向面を有する第2の電極とを備えたプラズマ処理
    装置を使用し、前記対向面からプラズマ発生用のガスを
    供給しながら前記第1の電極と第2の電極との間に印加
    した高周波電圧によって発生したプラズマでプラズマエ
    ッチングを行うことを特徴とする請求項5記載の半導体
    装置の製造方法。
  7. 【請求項7】前記第2の電極の対向面が3次元網目構造
    を有し、この3次元網目構造の隙間で形成される不規則
    経路から前記ガスを吹き出すことを特徴とする請求項6
    記載の半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】前記第1の電極を冷却することにより、プ
    ラズマによる熱によって前記保持面に密着する保護テー
    プが熱ダメージを受けないようにしたことを特徴とする
    請求項6記載の半導体装置の製造方法。
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