JP2003173987A - 半導体チップの製造方法 - Google Patents

半導体チップの製造方法

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豊 狛
Erumu Nitta
永留夢 新田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 厚さが150μm以下のような薄い半導体チ
ップを製造する場合において、半導体チップの抗折強度
を十分に向上させる。 【解決手段】 半導体ウェーハWの表面に少なくとも半
導体チップの厚さに相当する深さの切削溝9を形成し、
切削溝9が形成された半導体ウェーハWの表面に保護部
材Tを貼着し、保護部材Tを下にして研削装置のチャッ
クテーブルに載置して半導体ウェーハWの裏面を研削し
て切削溝9を表出させ、切削溝9の表出により個々の半
導体チップに分離された状態で、半導体チップの裏面を
ドライエッチングすることにより、研削により裏面に生
じた研削歪み層及び切削により生じた切削歪み層を除去
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表面に切削溝が形
成された半導体ウェーハの裏面を研削して切削溝を表出
させることにより個々の半導体チップを製造する方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】IC、LSI等の回路が表面に複数形成
された半導体ウェーハは、個々の半導体チップに分離さ
れ、各種の電子機器に利用されている。また、電子機器
の小型化、軽量化のために、半導体チップの厚さは50
μm以下、望ましくは50μm以下とすることが求めら
れている。そこで、研削装置を用いて半導体ウェーハの
裏面を研削して所望の厚さとすることによって、かかる
要求に応えようとしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、半導体
ウェーハの厚さが150μm以下になると、著しく抗折
強度が低下し、組立工程等において破損することが多
く、歩留まりが低下するという問題がある。
【0004】このような問題を解決するために、本発明
の発明者は、半導体ウェーハの裏面を研削する際に裏面
に形成される研削歪み層が抗折強度を低下させる原因で
あると考え、裏面を化学的にエッチングすることにより
研削歪み層を除去した後に、半導体ウェーハをダイシン
グして個々の半導体チップを製造することとしたが、抗
折強度の向上には至らなかった。
【0005】従って、薄い半導体チップを製造する場合
においては、半導体チップの抗折強度を十分に向上させ
ることに課題を有している。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の具体的手段として本発明は、ストリートによって区画
されて複数の半導体チップが表面に形成された半導体ウ
ェーハを個々の半導体チップに分離する半導体チップの
製造方法であって、半導体ウェーハの表面に少なくとも
半導体チップの厚さに相当する深さの切削溝を形成する
切削溝形成工程と、切削溝が形成された半導体ウェーハ
の表面に保護部材を貼着し、保護部材を下にして研削装
置のチャックテーブルに載置し、半導体ウェーハの裏面
を研削して切削溝を表出させる裏面研削工程と、切削溝
の表出により個々の半導体チップに分離された状態で、
半導体チップの裏面をドライエッチングするドライエッ
チング工程とから構成される半導体チップの製造方法を
提供する。
【0007】そしてこの半導体チップの製造方法は、ド
ライエッチング工程がプラズマエッチングにより遂行さ
れることを付加的な要件とする。
【0008】このように構成される半導体チップの製造
方法においては、いわゆる先ダイシングの技術により半
導体ウェーハを個々の半導体チップに分離した後に裏面
をドライエッチングすることとしたため、半導体チップ
裏面のみならず側面もエッチングすることができ、研削
により裏面に生じた研削歪み層だけでなく、研削により
側面に生じた切削歪み層も除去することができる。
【0009】また、エッチングをドライエッチングによ
り行うことにより、ウェットエッチングのようにエッチ
ング液が半導体チップの表面に回り込んで回路を溶解し
て傷付けるということがない。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の一例とし
て、図1に示す半導体ウェーハWを個々の半導体チップ
Cに分離する場合について説明する。
【0011】まず最初に、図1に示すように、複数の半
導体チップCがストリートSによって区画されて表面に
形成された半導体ウェーハWの表面に、図2に示すダイ
シング装置1を用いて切削溝を形成する。
【0012】図2のダイシング装置1においては、切削
溝を形成しようとする半導体ウェーハWは、カセット2
に複数収容され、搬出入手段3によって1枚ずつ仮置き
領域4に取り出されてから搬送手段5によってチャック
テーブル6に搬送され、吸引保持される。
【0013】次に、チャックテーブル6が+X方向に移
動することによって半導体ウェーハWがアライメント手
段7の直下に位置付けられ、ここで切削溝を形成すべき
ストリートSが検出され、そのストリートSと回転ブレ
ード8とのY軸方向の位置合わせが行われる。
【0014】そして更に、半導体ウェーハWを保持した
チャックテーブル6が+X方向に移動し、高速回転する
回転ブレード8を備えた切削手段8aが下降して半導体
ウェーハWの表面のストリートに切り込む。このとき、
回転ブレード8の切り込み深さを精密に制御することに
より、所望の深さの切削溝を形成する。
【0015】また、切削手段8aをストリート間隔だけ
Y軸方向に割り出し送りしながらチャックテーブル6を
X軸方向に往復移動させることによって、同方向のすべ
てのストリートSに切削溝が形成される。
【0016】更に、チャックテーブル6を90度回転さ
せてから上記と同様の切削を行うことにより、図3に示
すように、縦横に設けられたすべてのストリートに、最
終的な半導体チップの厚さに相当する深さの切削溝9が
形成される(切削溝形成工程)。
【0017】次に、図4及び図5に示すように、切削溝
9が形成された半導体ウェーハWの表面に保護部材Tを
貼着し、図6に示す研削装置10に搬送する。
【0018】図6の研削装置10は、この研削装置10
には、研削しようとする板状物を保持するチャックテー
ブル11と、チャックテーブル11に保持された板状物
を研削する第一の研削手段12a及び第二の研削手段1
2bと、研削済みの板状物を研削する洗浄手段13と、
洗浄済みの板状物にドライエッチングを施すドライエッ
チング手段14とを備えており、更に、研削前の板状物
を収容するカセット15が載置される領域であるカセッ
ト載置領域16と、カセット載置領域16に載置された
カセット15からの板状物の搬出を行う第一の搬送手段
17と、第一の搬送手段17によって搬出された板状物
の中心位置を合わせる位置合わせ手段18と、位置合わ
せ手段18により中心位置の位置合わせがなされた板状
物を搬出してチャックテーブル11に搬送する第二の搬
送手段19と、チャックテーブル11に載置された研削
済みの板状物を搬出して洗浄手段13に搬送する第三の
搬送手段20と、洗浄済みの板状物を洗浄手段13から
搬出してドライエッチング手段14に搬送する第四の搬
送手段21とを備えている。
【0019】第一の研削手段12a及び第二の研削手段
12bは、起立した壁部23に対して上下動可能となっ
ている。ここで、研削手段12aと研削手段12bとは
同様に構成されるため、共通の符号を付して説明する
と、壁部23の内側の面には一対のレール24が垂直方
向に併設され、駆動源25に駆動されレール24に沿っ
てスライド板26が上下動するのに伴い、スライド板2
6に固定された研削手段12a、12bが上下動するよ
うに構成されている。
【0020】研削手段12a、12bにおいては、回転
可能に支持されたスピンドル27の先端にマウンタ28
を介して第一の研削ホイール29aが装着されており、
第一の研削ホイール29aの下部には粗研削用の砥石が
固着されている。一方、研削手段12bにおいては、回
転可能に支持されたスピンドル27の先端にマウンタ2
8を介して第二の研削ホイール29bが装着されてお
り、第二の研削ホイール29aの下部には仕上げ研削用
の砥石が固着されている。
【0021】図4、図5に示したように表面に保護部材
Tが貼着された半導体ウェーハWの裏面を研削する場
合、研削前の半導体ウェーハは、裏面を上にしてカセッ
ト15に複数段に重ねて収納されており、第一の搬送手
段17によって1枚ずつピックアップされて位置合わせ
手段18に載置される。そしてここで半導体ウェーハの
中心の位置合わせが行われた後、第二の搬送手段19に
吸着されると共に第二の搬送手段19が旋回動すること
によって、チャックテーブル11に半導体ウェーハWが
載置される。
【0022】次に、ターンテーブル22が所要角度回転
して半導体ウェーハWが第一の研削手段12aの直下に
位置付けられ、第一の研削手段12aの作用を受けて裏
面が研削される。ここでは、切削溝19が表出するか、
または切削溝19が表出する直前まで粗研削が行われ
る。
【0023】粗研削が終了すると、ターンテーブル22
が所要角度回転し、チャックテーブル11が第二の研削
手段12bの直下に位置付けられ、第二の研削手段12
bの作用を受けて裏面が研削される。ここでは切削溝1
9が表出することにより個々の半導体チップに分離さ
れ、所望の厚さとなるように仕上げ研削が行われる。
【0024】このようにして裏面が粗研削、仕上げ研削
された半導体ウェーハWは、図7に示すように、裏面に
おいて切削溝9が表出することにより個々の半導体チッ
プCに分離される。このような手法は先ダイシングと称
される。なお、保護部材Tに貼着されたままであるた
め、半導体ウェーハWの外形を維持している。
【0025】図6を参照して説明を続けると、第二の研
削手段12bによる仕上げ研削が終了した半導体ウェー
ハWが載置されたチャックテーブル11は、ターンテー
ブル22の回転によって第三の搬送手段20の近傍に位
置付けられる。そして、第三の搬送手段20によって洗
浄領域13に搬送され、ここで洗浄された後、更に第四
の搬送手段21によってドライエッチング手段14に搬
送される。なお、本実施の形態においては、第一の搬送
手段17が第四の搬送手段21を兼ねた構成となってい
るが、それぞれ別個に設けても良い。
【0026】図8及び図9に示すように、ドライエッチ
ング手段14は、板状物の搬出入を行う搬出入チャンバ
ー30と、ドライエッチングを行う処理チャンバー31
と、板状物を保持して搬出入チャンバー30と処理チャ
ンバー31との間を移動可能な保持部32と、処理チャ
ンバー31内に配設されプラズマを発生する一対の高周
波電極33と、高周波電極33に適宜の高周波電圧を供
給する高周波電源及び同調機34と、エッチングガスを
処理チャンバー31内に供給するガス供給部35と、処
理チャンバー31内のガスを排出する排出部36とから
構成されている。なお、本実施の形態においては、保持
部32と一方の高周波電極33とを兼用している。また
保持部32には、保持された板状物を冷却する冷却部3
7を設けている。
【0027】図7に示すように、ガス供給部35には、
エッチングガスを蓄えたタンク38と、タンク38に蓄
えられたエッチングガスを処理チャンバー31に供給す
るポンプ39とを備えると共に、冷却部37に冷却水を
供給する冷却水循環器40、保持部32に吸引力を供給
する吸引ポンプ41、処理チャンバー31内のエッチン
グガスを吸引する吸引ポンプ42、吸引ポンプ42が吸
引したエッチングガスを中和して排出部36に排出する
フィルター43を備えている。
【0028】第一の研削手段12a、第二の研削手段1
2bにより研削され、洗浄手段13において洗浄された
半導体ウェーハWをドライエッチングする際は、搬出入
チャンバー30に設けた第一のゲート44を開いた状態
で、第四の搬送手段21が半導体ウェーハWを保持して
図8における矢印の方向に移動することにより、搬出入
チャンバー30内に位置付けられた保持部32に半導体
ウェーハWが研削面を上にして載置される。そして、第
一のゲート44を閉じ、搬出入チャンバー30内を真空
にする。
【0029】次に、処理チャンバー31に設けた第二の
ゲート45を開いて保持部32が処理チャンバー31内
に移動し、半導体ウェーハWが処理チャンバー31内に
収容される。
【0030】半導体ウェーハWが処理チャンバー31内
に収容されると、ポンプ39によってエッチングガス、
例えば希薄なフッ素系ガスを処理チャンバー31内に供
給すると共に、高周波電源及び同調器34から高周波電
極33に高周波電圧を供給することにより、半導体ウェ
ーハWの研削面をプラズマを用いてプラズマエッチング
する。このとき、冷却部37には冷却水循環器40によ
って冷却水が供給される。
【0031】このようにしてドライエッチングが行われ
ると、個々の半導体チップCの裏面に生じていた研削歪
み層が除去される。また、図10に示すように、個々の
半導体チップCの間には切削溝9が形成されているた
め、切削溝9にもエッチングガスが供給され、半導体チ
ップCの側面もエッチングされる。従って、研削歪み層
のみならず、切削歪み層も除去される。
【0032】また、エッチングはドライエッチングによ
り行うため、ウェットエッチングの場合のように半導体
チップの表面に形成された回路を溶解して傷付けること
がない。従って、半導体チップの品質を低下させること
がない。
【0033】エッチングの終了後は、処理チャンバー3
1に供給したエッチングガスを吸引ポンプ42によって
吸引し、フィルター43において中和して排出部36か
ら外部に排出する。そして、処理チャンバー31内を真
空にして第二のゲート45を開き、エッチング済みの半
導体ウェーハWを保持した保持部32が搬出入チャンバ
ー30に移動し、第二のゲート45を閉じる。
【0034】半導体ウェーハWが搬出入チャンバー30
内に移動すると、第一のゲート44を開き、第四の搬送
手段21が半導体ウェーハWを保持して搬出入チャンバ
ー30から搬出し、カセット15に収容する。
【0035】以上述べた本発明の方法によって製造され
た半導体チップと従来の方法によって製造された半導体
チップとについて、それぞれ抗折強度を測定した。
【0036】本発明の方法については、以下の条件にお
いて半導体チップの製造及び抗折強度の試験を行った。 (1)エッチング条件 エッチング方法:プラズマエッチング エッチングガス:SF+He エッチング量: 4μm (2)チップ条件 半導体チップの大きさ:縦15mm×横15mm×厚
さ150μm 半導体チップの個数: 100個 (3)試験方法:3点曲げ
【0037】一方、従来の方法としては、以下の
(A)、(B)、(C)の3通りの方法について、それ
ぞれに示す条件において半導体チップの製造及び抗折強
度の試験を行った。 (A)半導体ウェーハの裏面研削後、ダイシングによっ
て半導体チップを分離 (1)チップ条件 半導体チップの大きさ:縦15mm×横15mm×厚
さ150μm 半導体チップの個数: 100個 (2)試験方法:3点曲げ (B)半導体ウェーハの裏面研削及びドライエッチング
の後、ダイシングにより半導体チップに分離 (1)エッチング条件 エッチング方法:プラズマエッチング エッチングガス:SF+He エッチング量: 4μm (2)チップ条件 半導体チップの大きさ:縦15mm×横15mm×厚
さ150μm 半導体チップの個数: 100個 (2)試験方法:3点曲げ (C)いわゆる先ダイシングにより半導体チップに分離 (1)チップ条件 半導体チップの大きさ:縦15mm×横15mm×厚
さ150μm 半導体チップの個数: 100個 (2)試験方法:3点曲げ
【0038】図11は、3点曲げ試験を行う様子を示し
ており、距離Lだけ離れた平行な2本の支持棒50の上
に本発明の方法及び上記(A)、(B)、(C)の方法
によって形成された半導体チップCを載置し、上方から
押圧棒51を用いて加重Pを加える。
【0039】このとき半導体チップCの内部に生じる内
部応力σは、抗折強度と呼ばれ、 σ[MPa]=3PL/2bh ………(1) で表すことができる。ここで、bはチップ幅、hはチッ
プの厚さ、Lは2本の支持棒50の間の距離、Pは破断
荷重であり、b、h、L2の単位は[m]、Pの単位は
[N]、σの単位は[MPa]である。
【0040】上記4種類の半導体チップについてそれぞ
れ100個ずつ3点曲げ試験を行い、半導体チップが破
断した時点における破断荷重Pに基づき上記式(1)を
用いて抗折強度を算出し、その平均値を求めたところ、
図12の棒グラフに示す結果を得た。
【0041】このグラフからわかるように、本発明の方
法により製造された半導体チップは、従来の方法
(A)、(B)、(C)により製造された半導体チップ
と比較すると、その抗折強度が3〜4倍と飛躍的に向上
したことが実証された。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る半導
体チップの製造方法においては、いわゆる先ダイシング
の技術により半導体ウェーハを個々の半導体チップに分
離した後に裏面をドライエッチングすることとしたた
め、半導体チップ裏面のみならず側面もエッチングする
ことができる。従って、研削により裏面に生じた研削歪
み層だけでなく、切削により側面に生じた切削歪み層も
除去することができるため、抗折強度が飛躍的に向上す
る。
【0043】また、エッチングをドライエッチングによ
り行うことにより、ウェットエッチングのようにエッチ
ング液が半導体チップの表面に回り込んで回路を溶解し
て傷付けるということがないため、半導体チップの品質
が低下しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】半導体ウェーハを示す斜視図である。
【図2】本発明の実施に用いるダイシング装置の一例を
示す斜視図である。
【図3】表面に切削溝が形成された半導体ウェーハを示
す斜視図である。
【図4】同半導体ウェーハに保護部材が貼着された状態
を示す斜視図である。
【図5】同半導体ウェーハに保護部材が貼着された状態
を示す正面図である。
【図6】本発明の実施に用いる研削装置の一例を示す斜
視図である。
【図7】個々の半導体チップに分離された半導体ウェー
ハを示す斜視図である。
【図8】ドライエッチング手段の搬出入チャンバー及び
処理チャンバーを示す説明図である。
【図9】同ドライエッチング手段の処理チャンバー及び
ガス供給部の構成を示す説明図である。
【図10】個々の半導体チップに分離された状態におけ
る切削溝を示す正面図である。
【図11】抗折強度の測定のために行う試験の方法を示
す斜視図である。
【図12】抗折強度の測定結果を示すグラフである。
【符号の説明】
1…ダイシング装置 2…カセット 3…搬出入手段 4…仮置き領域 5…搬送手段 6…チャックテーブル 7…アライメント手段 8…回転ブレード 8a…切削手段 9…切削溝 10…研削装置 11…チャックテーブル 12a…第一の研削手段 12b…第二の研削手段 13…洗浄手段 14…ドライエッチング手段 15…カセット 16…カセット載置領域 17…第一の搬送手段 18…中心合わせ手段 19…第二の搬送手段 20…第三の搬送手段 21…第四の搬送手段 22…ターンテーブル 23…壁部 24…レール 25…駆動源 26…スライド板 27…スピンドル 28…マウンタ 29a…第一の研削ホイール 29b…第二の研削ホイール 30…搬出入チャンバー 31…処理チャンバー 32…保持部 33…高周波電極 34…高周波電源及び同調器 35…ガス供給部 36…排出部 37…冷却部 38…タンク 39…ポンプ 40…冷却水循環器 41、42…吸引ポンプ 43…フィルター 44…第一のゲート 45…第二のゲート 50…支持棒 51…押圧棒 W…半導体ウェーハ S…ストリート C…半導体チップ T…保護部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストリートによって区画されて複数の半
    導体チップが表面に形成された半導体ウェーハを個々の
    半導体チップに分離する半導体チップの製造方法であっ
    て、 半導体ウェーハの表面に少なくとも半導体チップの厚さ
    に相当する深さの切削溝を形成する切削溝形成工程と、 該切削溝が形成された半導体ウェーハの表面に保護部材
    を貼着し、該保護部材を下にして研削装置のチャックテ
    ーブルに載置し、該半導体ウェーハの裏面を研削して該
    切削溝を表出させる裏面研削工程と、 該切削溝の表出により個々の半導体チップに分離された
    状態で、該半導体チップの裏面をドライエッチングする
    ドライエッチング工程とから構成される半導体チップの
    製造方法。
  2. 【請求項2】 ドライエッチング工程はプラズマエッチ
    ングにより遂行される請求項1に記載の半導体チップの
    製造方法。
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