JP2006294654A - 固体撮像装置及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 基板上には、層間絶縁膜113、117および透明膜118が順次積層されている。そして、周辺配線領域における層間絶縁膜117と透明膜118との境界部分には、金属配線124が形成されている。
ここで、周辺配線領域では、層間絶縁膜113と層間絶縁膜117との境界部分であって、金属配線124の下部に相当する領域には、エッチングストップ膜121が形成されている。また、金属配線124とエッチングストップ膜121との間は、層間絶縁膜117に形成された溝123に金属配線124が延伸形成されている。
また、固体撮像装置10では、撮像領域における透明膜118の表面上にマイクロレンズが形成されている。
【選択図】 図2
Description
ところが、固体撮像装置では、多画素化に伴うチップサイズの増大により、周辺回路の配線が長寸法化し配線抵抗が増大するという課題を有する。そこで、配線抵抗を低くするために固体撮像装置の周辺配線領域の配線を多層化する方法が提案されている(例えば、特許文献1)。特許文献1の技術を適用した固体撮像装置の構造について、図13を用いて説明する。
図13(b)に示すように、固体撮像装置の周辺配線領域は、上記撮像領域と半導体基板701を共通のベースとして、絶縁膜711、第1のアルミニウム配線712、層間絶縁膜713および第2のアルミニウム配線714などの形成により構成されている。周辺配線領域における第1のアルミニウム配線712は、上記撮像領域のアルミニウム遮光膜707を形成するのと同一の工程で形成される。さらに、第1のアルミニウム配線712は、層間絶縁膜713を介して、第2のアルミニウム配線714とコンタクトをとるように形成されている。
本発明に係る固体撮像装置は、半導体基板上に絶縁膜と透明膜とが順に積層され、基板面方向に撮像領域と周辺配線領域とが形成されており、撮像領域において、半導体基板中に受光部が形成され、透明膜上の受光部を覆う領域にマイクロレンズが形成されており、周辺配線領域において、絶縁膜と透明膜との境界における一部領域に金属配線が形成された装置であって、周辺配線領域の金属配線の形成された部分では、絶縁膜における半導体基板側の界面に接する状態でエッチングストップ膜が形成されているとともに、絶縁膜の厚み方向に溝が形成されており、金属配線は、溝内にも埋め込まれる状態で形成されており、エッチングストップ膜に対して接する状態となっていることを特徴とする。
(1−1) 半導体基板における撮像領域を形成しようとする第1の領域において、当該基板内方において互いに間隔をあけた状態で受光部と転送チャネルとを形成するステップ
(1−2) 半導体基板上における転送チャネルの上方相当部分に、転送電極を形成するとともに、周辺配線領域を形成しようとする第2の領域に対して、ゲート電極を形成するステップ
(1−3) 半導体基板上における受光部の上方相当部分に、反射防止膜を形成するステップ
(1−4) 転送電極を遮光膜で覆うとともに、第2の領域におけるゲート電極の周辺部分にエッチングストップ膜を形成するステップ
(1−5) 第1の領域および第2の領域の上を絶縁膜で被覆するステップ
(1−6) 第2の領域において、絶縁膜に対して、ゲート電極上にコンタクトを形成するとともに、エッチングストップ膜上に溝を形成するステップ
(1−7) 絶縁膜上に、コンタクトおよび溝を埋め込みながら金属配線を形成するステップ
(1−8) 第1の領域と第2の領域との間の段差を補正する状態に、絶縁膜および金属配線の上を透明膜で覆うステップ
(1−9) 第1の領域における透明膜の表面に対して、受光部に対峙する状態に、マイクロレンズを形成するステップ
また、本発明に係る固体撮像装置の製造方法は、次の(2−1)〜(2−10)のステップを備えることを特徴とする。
(2−2) 半導体基板上における転送チャネルの上方相当部分に、転送電極を形成するとともに、周辺配線領域を形成しようとする第2の領域に対して、ゲート電極を形成するステップ
(2−3) 半導体基板上における受光部の上方相当部分に、反射防止膜を形成するステップ
(2−4) 転送電極を遮光膜で覆うとともに、第2の領域におけるゲート電極の周辺部分にエッチングストップ膜を形成するステップ
(2−5) 第1の領域および第2の領域の上を絶縁膜で被覆するステップ
(2−6) 第2の領域において、絶縁膜に対して、ゲート電極上にコンタクトを形成するとともに、エッチングストップ膜上に溝を形成するステップ
(2−7) コンタクトおよび溝を導電材料で埋め込むステップ
(2−8) 導電材料で埋め込まれたコンタクトおよび溝の上に、金属配線を形成するステップ
(2−9) 第1の領域と第2の領域との間の段差を補正する状態に、絶縁膜および金属配線の上を透明膜で覆うステップ
(2−10) 第1の領域における透明膜の表面に対して、受光部に対峙する状態に、マイクロレンズを形成するステップ
上記本発明に係る固体撮像装置では、エッチングストップ膜を高融点金属またはポリシリコンから形成しておき、金属配線および導電材料との間で電気的接続を図っておくという構成にすることが望ましい。これは、このようにエッチングストップ膜を上記材料から構成することによって、周辺配線領域における配線の抵抗を低減するのに寄与することになり、より一層の低抵抗化を図ることが可能となる。また、エッチングストップ膜の構成材料として高融点金属を用いる場合には、製造過程での次工程である絶縁膜(層間絶縁膜)の形成時に高温での処理が可能となり、品質面および工程時間の短縮化も図ることが可能となる。
(第1の実施形態)
1.全体構成
本発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置10について、図面を参照しながら説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る固体撮像装置10は、(a)の撮像領域と、(b)周辺配線領域とからなる。図1(a)に示すように、撮像領域は、p型シリコン基板111に転送チャネル130と、フォトダイオードである受光部112が形成されている。
一方、図1(b)に示すように、周辺配線領域において、層間絶縁膜113上には、互いに間隔をあけてゲート電極120とエッチングストップ膜121が形成されている。ここで、ゲート電極120は、出力ゲートまたはリセットゲートとなるものである。
ゲート電極120およびエッチングストップ膜121が形成された層間絶縁膜113の面上には、層間絶縁膜117および透明膜118が順に積層されている。層間絶縁膜117および透明膜118は、上記撮像領域から続く状態で形成されている。ここで、上記撮像領域から周辺配線領域に続く状態で形成されている透明膜118は、マイクロレンズ119の形成ベースとなる膜表面に領域間で段差の補正、および、撮像領域におけるマイクロレンズ119と受光部112との焦点距離の調整という2要因を考慮して形成されている。
本実施形態に係る固体撮像装置10では、図1(b)に示すように、周辺配線領域における金属配線124が、層間絶縁膜117に形成された溝123内にも埋め込まれた状態で形成されている。このため、固体撮像装置10では、金属配線124における溝123内の断面積分だけ周辺配線領域における配線抵抗が低く抑えられる。
従って、本実施形態に係る固体撮像装置10では、周辺配線領域と撮像領域との間の段差を小さく抑えることでスミアの発生が抑制され、尚且つ、周辺配線領域での金属配線124の低抵抗化を実現することで多画素化および小型化に適するという優位性を有する。
3.層間絶縁膜117における溝123の形成形態
次に、溝123の形成形態および金属配線124の埋め込み形態について、図2および図3を用いて説明する。図2は、図1(b)のA部詳細に示す拡大断面図であり、図3は、金属配線124の被膜率の定義を説明するために用いる模式断面図である。
また、図3の模式断面図に示すように、絶縁膜1117の溝の壁面に対して金属膜1124を形成するとき、絶縁膜1117上の金属膜1124の厚みは上記図2の場合と同じく”a”、側壁面上の厚みが”b”であるとするときに、金属膜1124のカバレージ”c”は次のように定義される。
上記溝123がL1=720nm、L2=720nmで設定され、且つ、金属配線124の幅が10μmとするとき、溝123の形成数は、6本となる。各溝123の深さを1000nmに設定する場合には、金属配線124の断面積は、溝123を設けないと仮定した場合に比べて1.72倍となり、電気抵抗は、58%低減されることになる。なお、溝123の幅L1を”2b”よりも大きく設定する場合には、金属配線124表面のリセス(窪み量)が大きくなり金属配線124での断面積が減少するため、好ましくない。
4.固体撮像装置10の製造方法
次に、本実施形態に係る固体撮像装置10の製造方法について、図4〜図7を参照しながら説明する。図4〜図7は、本実施形態に係る固体撮像装置10の製造方法を、各工程順に示した工程図である。
次に、基板111上の撮像領域に、CVD法によって約200nmのポリシリコン膜を成長させ、ドライエッチングにより転送電極114a、114bを形成する。このとき、図4(a2)に示すように、周辺配線領域における層間絶縁膜113上には、ゲート電極120を形成する。なお、図4(a1)に示すように、転送電極114a、114bは、層間絶縁膜125を介して2層形成しているが、図4(a2)に示すように、ゲート電極120は、1層目の転送電極114aまたは2層目の転送電極114bの形成時に同時形成する。
次に、図5(b1)、(b2)に示すように、BPSG膜を用いて基板111上に層間絶縁膜前駆体1170を積層形成する。
次に、図6(a2)に示すように、層間絶縁膜前駆体1170におけるエッチングストップ膜121上の箇所に対して、リソグラフィ、エッチング法を用いて、複数の溝123を形成する。また、この溝123の形成と同時に、層間絶縁膜前駆体1170におけるゲート電極120上の箇所に対して、コンタクホール122を形成する。
次に、図7(a1)、(a2)に示すように、撮像領域および周辺配線領域の両領域において、層間絶縁膜117および金属配線124の上を覆うように透明膜118を形成し、これによって基板を平坦化する。具体的には、透明有機材料を用い、スピンコーティング法により透明膜118を形成する。なお、このとき、透明膜118の表面は、上述のように、撮像領域と周辺配線領域との間で段差を生じないようになっている。
以上の工程を経ることによって、本実施形態に係る固体撮像装置10の製造がなされる。
(変形例1)
以下では、変形例1に係る固体撮像装置20について、図8を用いて説明する。なお、図8では、固体撮像装置20の周辺配線領域の中でも、上記図1のA部詳細に相当する部分だけを抜き出して示している。また、上記実施形態1に係る固体撮像装置10と同一構成の部分については、同一符号を付している。
以上のような構成上の特徴を有する固体撮像装置20では、上記固体撮像装置10が有する優位性を同様に有するものであり、加えて、次のような優位性も合わせて有する。
固体撮像装置20では、溝123の深さが上層側の層間絶縁膜217bの厚みにより規定されており、固体撮像装置に求められる仕様に応じて、溝123のアスペクト比を種々設定することが可能である。例えば、アルミニウムを用いて厚さ600nmで金属配線124を形成する場合には、アスペクト比を”2”に設定しようとするとき、溝123の幅を720nm、深さ1440nmにする必要があるが、膜厚を1440nmとして層間絶縁膜217bを形成しておけば、溝123の上記寸法を正確に、且つ、容易に設定することが可能となる。
なお、本変形例1に係る固体撮像装置20の各構成についても、上記実施形態1と同様に、その要求仕様などに応じて適宜の変更が可能であって、上記の材料・寸法などに限定を受けるものではない。
(変形例2)
変形例2に係る固体撮像装置30の構造について、図9を用いて説明する。図9は、固体撮像装置30の構成の内、上記実施の形態1に係る固体撮像装置10との差異部分である撮像領域を抜き出して示す要部断面図である。
なお、本変形例2に係る固体撮像装置30では、上記固体撮像装置10と同一構成で、周辺配線領域が形成されている。
以上のように、本変形例2に係る固体撮像装置30では、上記固体撮像装置10と同様に、周辺配線領域における配線構造によって層間絶縁膜117の膜圧に限定を受けることがなく、このため層内レンズ部300の構成を組み合わせることにより、従来の固体撮像装置に層内レンズを組み合わせた場合に比べて、大幅な感度特性およびスミア特性の向上を図ることができる。
(変形例3)
変形例3に係る固体撮像装置40の構造について、図10を用いて説明する。図10は、固体撮像装置40の構成の内、上記実施の形態1に係る固体撮像装置10との差異部分である撮像領域を抜き出して示す要部断面図である。
以上のように、本変形例3に係る固体撮像装置40では、上記固体撮像装置10と同様に、周辺配線領域における配線構造によって層間絶縁膜117の膜圧に限定を受けることがなく、上記変形例2と同様に、層内レンズ部300の構成の組み合わせを以って、従来の固体撮像装置に層内レンズを組み合わせた場合に比べて、大幅な感度特性およびスミア特性の向上を図ることができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係る固体撮像装置50について、図11を用いて説明する。図11においても、固体撮像装置50の周辺配線領域の中の、上記図1のA部詳細に相当する部分だけを抜き出して示している。そして、図11においても、上記実施形態1および変形例1と同一構成の部分については、同一符号を付している。
以上のような構成を採用する第2の実施形態に係る固体撮像装置50では、上記第1の実施形態および変形例1に係る固体撮像装置10、20が有する優位性に加えて、その製造時において、金属配線124の表面にリセスが生じず、これより周辺配線領域における金属配線124の配線抵抗の低抵抗化に対して優れた特性を得ることができる。
(変形例4)
次に、変形例4に係る固体撮像装置60について、図12を用いて説明する。図12においても、上記図8および図11と同様に、固体撮像装置60の構成の内の周辺配線領域の一部だけを示している。また、本変形例においても、上記第1の実施形態、変形例1および第2の実施形態の各々に係る固体撮像装置10〜50と同一構成部分には同一符号を付している。
本変形例4に係る固体撮像装置60では、上記第1の実施形態、変形例1および第2の実施形態の各々に係る固体撮像装置10、50が有する優位性を併せ持つ。
(その他の事項)
上記実施形態および変形例で用いた固体撮像装置10〜60の構成や使用材料などは、構成的な特徴および作用・効果を分かり易く説明するために用いた一例であって、本発明はこれに限定を受けるものではない。例えば、層間絶縁膜117、217b、617bに開設する溝123の本数などについては、金属膜形成におけるカバレージcなどを考慮し、また、金属配線124の幅などにより適宜の変更が可能である。
さらに、本発明では、上記実施の形態2や変形例4に係る固体撮像装置50、60に対して、上記変形例2、3で採用した層内レンズ部300、400を適用することも可能である。
111.基板
112.受光部
113、117、125.層間絶縁膜
114a、114b.転送電極
115.反射防止膜
116.遮光膜
118.透明膜
119.マイクロレンズ
120.ゲート電極
121.エッチングストップ膜
122.コンタクト
123.溝
124.金属配線
130.転送チャネル
217a、617a.層間絶縁膜(下層)
217b、617b.層間絶縁膜(上層)
300、400.層内レンズ部
526、527、627.埋め込み金属部
1170.層間絶縁膜前駆体
Claims (8)
- 半導体基板上に絶縁膜と透明膜とが順に積層され、基板面方向に撮像領域と周辺配線領域とが形成されており、
前記撮像領域において、前記半導体基板中に受光部が形成されるとともに、前記透明膜上の前記受光部を覆う領域にマイクロレンズが形成されており、
前記周辺配線領域において、前記絶縁膜と透明膜との境界における一部領域に金属配線が形成された固体撮像装置であって、
前記周辺配線領域の前記金属配線の形成された部分では、前記絶縁膜における前記半導体基板側の界面に接する状態でエッチングストップ膜が形成されているとともに、前記絶縁膜の厚み方向に溝が形成されており、
前記金属配線は、前記溝内にも埋め込まれる状態で形成されており、前記エッチングストップ膜に対して接する状態となっている
ことを特徴とする固体撮像装置。 - 半導体基板上に絶縁膜と透明膜とが順に積層され、基板面方向に撮像領域と周辺配線領域とが形成されており、
前記撮像領域において、前記半導体基板中に受光部が形成されるとともに、前記透明膜上の前記受光部を覆う領域にマイクロレンズが形成されており、
前記周辺配線領域において、前記絶縁膜と透明膜との境界における一部領域に金属配線が形成された固体撮像装置であって、
前記周辺配線領域の前記金属配線の形成された部分では、前記絶縁膜における前記半導体基板側の界面に接する状態でエッチングストップ膜が形成されているとともに、前記絶縁膜の厚み方向に溝が形成されており、
前記溝内には、前記金属配線に電気的に接続される状態であって、且つ、前記エッチングストップ膜に接する状態で、導電材料が埋め込まれている
ことを特徴とする固体撮像装置。 - 前記透明膜は、前記撮像領域と周辺配線領域との間の段差の補正と、前記マイクロレンズと受光部との焦点距離の調整との2要因により、その厚みおよび形状が設定されている
ことを特徴とする請求項1または2に記載の固体撮像装置。 - 前記エッチングストップ膜は、高融点金属またはポリシリコンから形成されており、
前記金属配線とエッチングストップ膜とは、電気的に接続されている
ことを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の固体撮像装置。 - 前記撮像領域において、
前記半導体基板中であって、前記受光部と間隔をあけた領域には、転送チャネルが形成され、
前記絶縁膜における前記半導体基板側の界面から厚み方向内方に向けての領域には、転送電極が形成されており、
前記周辺配線領域において、前記絶縁膜と透明膜との境界における一部領域に金属配線が形成されるとともに、前記絶縁膜を貫き形成されたコンタクトを介して前記金属配線の一部と電気接続されてなるゲート電極を有する
ことを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の固体撮像装置。 - 半導体基板における撮像領域を形成しようとする第1の領域において、当該基板内方において互いに間隔をあけた状態で受光部と転送チャネルとを形成するステップと、
前記半導体基板上における前記転送チャネルの上方相当部分に、転送電極を形成するとともに、前記周辺配線領域を形成しようとする第2の領域に対して、ゲート電極を形成するステップと、
前記半導体基板上における前記受光部の上方相当部分に、反射防止膜を形成するステップと、
前記転送電極を遮光膜で覆うとともに、前記第2の領域における前記ゲート電極の周辺部分にエッチングストップ膜を形成するステップと、
前記第1の領域および第2の領域の上を絶縁膜で被覆するステップと、
前記第2の領域において、前記絶縁膜に対して、前記ゲート電極上にコンタクトを形成するとともに、前記エッチングストップ膜上に溝を形成するステップと、
前記絶縁膜上に、前記コンタクトおよび溝を埋め込みながら金属配線を形成するステップと、
前記第1の領域と第2の領域との間の段差を補正する状態に、前記絶縁膜および金属配線の上を透明膜で覆うステップと、
前記第1の領域における前記透明膜の表面に対して、前記受光部に対峙する状態に、マイクロレンズを形成するステップとを備える
ことを特徴とする固体撮像装置の製造方法。 - 半導体基板における撮像領域を形成しようとする第1の領域において、当該基板内方において互いに間隔をあけた状態で受光部と転送チャネルとを形成するステップと、
前記半導体基板上における前記転送チャネルの上方相当部分に、転送電極を形成するとともに、前記周辺配線領域を形成しようとする第2の領域に対して、ゲート電極を形成するステップと、
前記半導体基板上における前記受光部の上方相当部分に、反射防止膜を形成するステップと、
前記転送電極を遮光膜で覆うとともに、前記第2の領域における前記ゲート電極の周辺部分にエッチングストップ膜を形成するステップと、
前記第1の領域および第2の領域の上を絶縁膜で被覆するステップと、
前記第2の領域において、前記絶縁膜に対して、前記ゲート電極上にコンタクトを形成するとともに、前記エッチングストップ膜上に溝を形成するステップと、
前記コンタクトおよび溝を導電材料で埋め込むステップと、
前記導電材料で埋め込まれた前記コンタクトおよび溝の上に、金属配線を形成するステップと、
前記第1の領域と第2の領域との間の段差を補正する状態に、前記絶縁膜および金属配線の上を透明膜で覆うステップと、
前記第1の領域における前記透明膜の表面に対して、前記受光部に対峙する状態に、マイクロレンズを形成するステップとを備える
ことを特徴とする固体撮像装置の製造方法。 - 前記エッチングストップ膜を形成するステップでは、高融点金属またはポリシリコンをその構成材料として用い、且つ、前記金属配線との間での電気的な接続を行う
ことを特徴とする請求項6または7に記載の固体撮像装置の製造方法。
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