JP2006293609A - セールスプロモーションのための特定顧客向け情報提供の方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】
本発明は、クーポン券の発行やポイントカードによるサービスポイントの提供、あるいは販促用品や懸賞品の提供といった従来型のセールスプロモーションとは異なり、エンターティンメント性を持たせた情報を、その情報量に制限されることなく顧客へ提供することにより、顧客の来店を強く誘引することができるセールスプロモーションの方法を提供するものである。
【解決手段】
上述した目的を達成するために、ショッピングバッグに表示された情報と、通信ネットワーク、コンピュータ、および情報端末を使用した情報システムを結びつけると共に、顧客が係る情報システムにアクセスする際に一定の制限を設ける手段を採用している。
【選択図】 図1

Description

本発明は、セールスプロモーションのための特定顧客向け情報提供の方法に係り、更に詳細には小売業者が所有するWebサイトに、一定条件下、特定顧客がアクセスすることを許容し、当該顧客が希望する情報を提供することによってセールスプロモーションを図るための方法に係る。
最近の小売業界における販売競争の激化に伴い、小売業者は顧客層の拡大、固定化を図るために競合他社と差別化するためのセールスプロモーション(販売促進)を展開している。スーパーマーケットやコンビニエンスストア等(適宜、小売業者とも呼ぶ)では、POS端末装置による販売情報を通信回線を通じて小売業者の管理部門へ送信することにより、販売単位毎の情報を収集し、係る情報から販売促進のためのセールスプロモーションを企画・立案している。
この種のプロモーションでは、顧客の個性化が進展しているため、特に顧客毎の個別情報(属性)に基づいて、商品戦略、価格戦略、地域戦略、広告戦略等を立案し、これを展開するのが一般的である。
しかしながら、係るセールスプロモーションは、商品に直接的に係る事項によって顧客を誘引しようとするものであり、いずれの小売業者であっても展開しているセールスプロモーションである。このようなセールスプロモーションにおいては、分析精度を高めたり、セグメント別にきめ細かく対応するなどして、宣伝効果を高めると共に、セールスプロモーションにかかる経費を節減する等の努力が行われている。しかし、このような取り組みだけでは競合他社との差別化が難しく、効果的なセールスプロモーションには至っていないのが実情である。
また、一方では、商品とは別の付加的なサービスを顧客へ提供することによってセールスプロモーションを展開する試みもある。例えば、クーポン券の発行やポイントカードによるサービスポイントの提供、あるいは販促用品や懸賞品の提供などである。しかし、これらのセールスプロモーションはコスト高になる一方、競合他社との差別化も難しいものである。
付加的なサービスを顧客へ提供するものとして、小売業者が顧客に提供しているショッピングバッグを利用し、ショッピングバッグの表面に従来なかった情報を付加することにより、ショッピングバッグにエンターテインメント性(娯楽性)を付与し、顧客吸引力を高めようとする試みもある。たとえば、ショッピングバッグの表面に漫画、クイズ、懸賞つきアンケート、小説等を表示してエンターテインメント性を付与し、顧客を誘引しようとするものである。
係る取り組みによるセールスプロモーションは、斬新なものであって一定の効果を挙げることができるものではあるが、ショッピングバッグの大きさに制約があり、情報量を一定限度以上に多くすることができないため顧客に物足りなさを感じさせる場合もあった。
特開2002-24673 特願2005-88387
本発明は、上述したような背景技術に鑑みなされたものであり、クーポン券の発行やポイントカードによるサービスポイントの提供、あるいは販促用品や懸賞品の提供といった従来型のセールスプロモーションとは異なり、エンターティンメント性を持たせた情報を、その情報量に制限されることなく顧客へ提供することにより、顧客の来店を強く誘引することができるセールスプロモーションの方法を提供するものである。
即ち、本発明の第一の目的は、ショッピングバッグの表面に従来なかったエンターテインメント性(娯楽性)のある情報を付加し、これを顧客に提供することによって顧客吸引力を高めるというセールスプロモーションの方法において、ショッピングバッグの大きさから、情報量を一定限度以上に多くすることができないため顧客に物足りなさを感じさせてしまうという問題を解決することである。
また、本発明の更なる目的は、係るエンターテインメント性(娯楽性)のある情報が誰でも簡単に入手できるものであるとなった場合に、その情報の希少性が薄れていき、顧客吸引力が弱まってしまうという問題を解決することである。更に、前記した小売業に関わるポイントカード、クーポン券など他の販促用品の経費削減方法として顧客の所有財を活用し、ショッピングバックにエンターテーメント情報を提供することにより、小売業者の経費を削減することを解決課題とするものである。
上述した目的を達成するために、ショッピングバッグに表示された情報と、通信ネットワーク、コンピュータ、および情報端末を使用した情報システムを結びつけると共に、顧客が係る情報システムにアクセスする際に一定の制限を設ける手段を採用している。
具体的に、請求項1に記載された発明においては、
(1) 小売業者から顧客に提供された第1のバーコード又は数値化した情報であって、顧客から送信された第1のバーコード又は数値化した情報と、
(2) 第1のバーコード又は数値化した情報と関係づけられ、小売業者から顧客に提供された第2のバーコード又は数値化した情報であって、顧客から送信された第2のバーコード又は数値化した情報と、
(3) 顧客からのアクセスを受け付け、顧客へ情報を送信するための接続手段と、
(4) 顧客からのアクセスであるかどうかを確認する確認手段と、
(5) 顧客へ提供する情報を特定するための特定手段と、
を備えた、小売業者のWebサイトにアクセスする顧客に対してアクセスを許容するか否かを決定する方法であって、
(a) 接続手段によって顧客からのアクセスを受け付けると共に、第1のバーコード又は数値化した情報と第2のバーコード又は数値化した情報を受け取るステップと、
(b) 第1および第2のバーコード又は数値化した情報に基づき、確認手段が顧客からのアクセスであるかどうかを確認するステップと、
(c) 顧客からのアクセスであることを確認した場合において、第1のバーコード又は数値化した情報に基づいて、特定手段が顧客へ提供する情報を特定するステップと、
(d) 接続手段が顧客へ提供する情報を送信するステップと、
を含む構成とした。
係る構成とすることにより、ショッピングバッグの大きさから情報量を一定限度以上に多くすることができないという問題を、情報端末を使用した情報システムと顧客を結びつけて、十分な量のエンターテインメント性(娯楽性)のある情報を顧客に提供することにより解決している。
また、小売業者が顧客に提供する2種類のバーコード又は数値化した情報を利用することにより、Webサイトにアクセスしてきた者が当該小売業者の顧客であるかどうかを判別し、これによってアクセスを許容するか否かを決定するようにすることにより、当該Webサイトから顧客へ提供する情報の希少性を確保するようにすることができる。
更に、請求項2に記載された発明においては、
(1) 小売業者から顧客に提供された第1のバーコード又は数値化した情報であって、顧客から送信された第1のバーコード又は数値化した情報と、
(2) 第1のバーコード又は数値化した情報と関係づけられ、小売業者から顧客に提供された第2のバーコード又は数値化した情報であって、顧客から送信された第2のバーコード又は数値化した情報と、
(3) 顧客からのアクセスを受け付け、顧客へ情報を送信するための接続手段と、
(4) 顧客からのアクセスであるかどうかを確認する確認手段と、
(5) Webサイトにアクセスする権利を有する顧客であることを判断する判断手段と、
(6) 顧客へ提供する情報を特定するための特定手段と、
を備えた、小売業者のWebサイトにアクセスする顧客に対してアクセスを許容するか否かを決定する方法であって、
(a) 接続手段によって顧客からのアクセスを受け付けると共に、第1のバーコード又は数値化した情報と第2のバーコード又は数値化した情報を受け取るステップと、
(b) 第1および第2のバーコード又は数値化した情報に基づき、確認手段が顧客からのアクセスであるかどうかを確認するステップと、
(c) 顧客からのアクセスであることを確認した場合において、判断手段が第2のバーコード又は数値化した情報に記録された商品購入日時に基づき経過時間を計算し、経過時間に基づきアクセスを許容するか否かを判断するステップと、
(d) アクセスを許容すると判断した場合において、第1のバーコード又は数値化した情報に基づいて、特定手段が顧客へ提供する情報を特定するステップと、
(e) 接続手段が顧客へ提供する情報を送信するステップと、
を含む構成としている。
係る構成とすることにより、小売業者が顧客に商品を販売した日時から所定の時間の間だけ、当該顧客に対してWebサイトへのアクセスを許容し、当該Webサイトから顧客へ提供する情報の希少性を確保するようにすることができる。また、請求項3に記載された発明においては、
(1) 小売業者から顧客に提供された第1のバーコード又は数値化した情報であって、顧客から送信された第1のバーコード又は数値化した情報と、
(2) 第1のバーコード又は数値化した情報と関係づけられ、小売業者から顧客に提供された第2のバーコード又は数値化した情報であって、顧客から送信された第2のバーコード又は数値化した情報と、
(3) 顧客からのアクセスを受け付け、顧客へ情報を送信するための接続手段と、
(4) 顧客からのアクセスであるかどうかを確認する確認手段と、
(5) 顧客からのアクセス情報を記録する記録手段と、
(6) Webサイトにアクセスする権利を有する顧客であることを判断する判断手段と、
(7) 顧客へ提供する情報を特定するための特定手段と、
を備えた、小売業者のWebサイトにアクセスする顧客に対してアクセスを許容するか否かを決定する方法であって、
(a)接続手段によって顧客からのアクセスを受け付けると共に、第1のバーコード又は数値化した情報と当該第2のバーコード又は数値化した情報を受け取るステップと、
(b)第1および第2のバーコード又は数値化した情報に基づき、確認手段が顧客からのアクセスであるかどうかを確認するステップと、
(c)顧客からのアクセスであることを確認した場合において、記録手段が記録した顧客のアクセス回数に基づき、判断手段がアクセスを許容するか否かを判断するステップと、
(d)アクセスを許容すると判断した場合において、第1のバーコード又は数値化した情報に基づいて、特定手段が顧客へ提供する情報を特定するステップと、
(e)接続手段が顧客へ提供する情報を送信するステップと、
を含む構成とした。
係る構成とすることにより、所定の回数だけ、当該顧客に対してWebサイトへのアクセスを許容し、当該Webサイトから顧客へ提供する情報の希少性を確保するようにすることができる。
また、請求項4に記載された発明においては、
請求項1乃至請求項3における、第1のバーコード又は数値化した情報は小売業者が顧客に提供したショッピングバッグ上に記録されたバーコード又は数値化した情報であり、第2のバーコード又は数値化した情報は小売業者のPOSレジスタによって発行されたレシート上に記録されたバーコード又は数値化した情報である構成としている。
係る構成とすることにより、小売業者は新たな機器の導入を行わなくとも、2種類のバーコード又は数値化した情報を顧客に提供することが可能となる。
更に、請求項5に記載された発明においては、
請求項1乃至請求項4における、第1のバーコード又は数値化した情報および第2のバーコード又は数値化した情報が2次元バーコード情報である構成としている。
係る構成とすることにより、必要とする情報量を第1の2次元バーコード情報および第2の2次元バーコード情報の中に収納することが可能となる。
また、請求項6に記載された発明においては、
請求項1乃至請求項5における、顧客へ提供する情報がエンターティンメント情報である構成としている。
係る構成とすることにより、顧客の興味を引き付けることが可能になり顧客吸引力を高めることが可能となる。
また、請求項7に記載された発明においては、
請求項6に記載された方法における、エンターティンメント情報が漫画、クイズ、懸賞つきアンケート、および小説である構成としている。
係る構成とすることにより、更に顧客の興味を引き付けることが可能になり顧客吸引力を高めることが可能となる。
本発明によれば、情報端末を使用した情報システムと顧客を結びつけて、十分な量のエンターテインメント性(娯楽性)のある情報を顧客に提供することにより効果的なセールスプロモーションが可能となる方法を提供することができる。
また、小売業者が顧客に提供する2種類のバーコード又は数値化した情報を利用することにより、Webサイトにアクセスしてきた者が当該小売業者の顧客であるかどうかを判別し、これによってWebサイトへのアクセスを許容するようにしたり、小売業者が顧客に商品を販売した日時から所定の時間の間だけ顧客に対してWebサイトへのアクセスを許容したり、あるいは所定の回数だけ顧客に対してWebサイトへのアクセスを許容したりすることによって、Webサイトから顧客へ提供する情報の希少性を確保するようにすることができ、更にセールスプロモーション効果を高めることが可能となる。
更に、係る形態によってセールスプロモーションを行うことができるようになると、従来型のセールスプロモーションであるポイントカード、クーポン券等、小売業者の負担となっていた販促用品の経費を削減することが可能となる。
図に基づいて本願発明の最良の形態について説明する。
図1は、本願発明を実施するための一例としてのシステム構成を示したものであり、小売業者が有する各店舗121は、小売業者の有するサービスセンタ130とインターネット等の通信回線網100を介して接続されており、またこの小売業者の各店舗で買い物をした多数の顧客111も自己の情報端末と通信回線網100を利用してサービスセンタ130にアクセスすることができるようになっている。
ここで、顧客が使用することができる情報端末としては、パソコン、携帯電話、PDA等がある。
図2は、小売業者のサービスセンタにおける情報システムの1例を示したものである。
インターネット等の通信回線100と接続する接続手段210は、回線と接続するためのDSU, TA, ルータ等の機能を備え、小売業者が有する各店舗網121との間、および顧客111との間の情報の送受信を行う。
Webサーバ220は、基幹的な情報処理を実行するための主コンピュータであり、各店舗以外からのアクセスがあった場合に、そのアクセスが顧客111からのアクセスであるか否かを判断する確認手段221、そのアクセスが顧客111からのアクセスであると確認された場合において、その顧客が当該Webサーバにアクセスすることができる権利を付与されたものであるか否かを判断する判断手段222、その顧客がアクセスできる権利を有する者であると判断された場合に、当該顧客に提供することができる情報を特定するための特定手段223の各手段を備えている。
また、Webサーバ220には、上述した各手段を統合制御する制御手段224や各店舗からの個別販売情報、商品在庫情報等を処理する店舗情報処理手段225を備えるようにしても良い。
メールサーバ240は、各店舗網121との間あるいは各顧客111との間で電子メールの送受信を管理するサーバーであり、顧客111へ情報を提供する際にこの電子メールを利用するようにしてもよい。
データベースサーバ230は、当該情報システムの中の情報を統合して保管管理するためのサーバであり、各店舗網121から入力された顧客111情報や、顧客111のアクセスによって収集された情報を記録するための顧客情報データベース232、各店舗網121の販売データ、商品在庫等の情報を記録するための店舗情報データベース233、および顧客のアクセスによって要求されるコンテンツ情報を記録するためのコンテンツ情報データベース231等を備えている。
更に、当該情報システムには、システムタイマ250が備えられ、所定時刻からの経過時間等を算出するために使用される。
次に、図3に基づき、本願発明の実施例を説明する。
まず、小売業者の店舗を訪れ、商品を購入した顧客には、当該店舗のレジで購入代金の支払いを済ませると、店舗の従業員から購入商品を包装するためのショッピングバッグと、レシートを受け取る。あるいは従業員がショッピングバッグ内に商品を包装した状態で顧客に手渡す。
このショッピングバッグには、図4に示すようなエンターティンメント性(娯楽性)のある情報、例えば特定のストーリーを持った漫画が表示されている。また、このショッピングバッグには、当該ショッピングバッグに表示された情報を特定するため、あるいは当該ショッピングバッグが顧客に提供された店舗を特定するため、あるいは当該ショッピングバッグを特定するための、例えばシーケンス番号等の情報が、バーコードまたは数値化した情報(第1のバーコード又は数値化した情報ともいう)として付されている(図示せず)。
一方、顧客が受け取るレシートには、店舗名、購入日時、購入商品名、購入金額、レジNo.等が印刷されている他、これらの固有の情報と一緒に顧客に手渡されたショッピングバッグを特定するための情報が、バーコードまたは数値化した情報(第2のバーコード又は数値化した情報ともいう)として付すようにすることによって両者の情報に関連性を持たせるようにしている(図示せず)。
更に、当該ショッピングバッグには、例えば特定のストーリーを持った漫画の下部に、「更にこの続きをごらんになりたい場合には・・・」と表示することにより、当該漫画の続きをみるための方法および条件が記載されている。
漫画の続きをみるための方法として、ショッピングバッグに付したバーコードまたは数値化した情報、およびレシートに記載されたバーコードまたは数値化した情報を読み取り機能のついた情報端末で読み取り、これをWebサイトへ送信することによって漫画の続きを収録したWebサイトにアクセスできることが説明されている。
また、Webサイトにアクセスできるのは、商品購入日時から所定の日数の間だけ、または、所定の回数までアクセスできる等の条件が説明されている。
ここでは、エンターティンメント性(娯楽性)のある情報として、漫画について説明したが、これは漫画に限定されるものではなく、クイズや懸賞つきアンケート、あるいは小説等であっても同じように取り扱うことができる。
なお、小売業者から顧客へ同時に手渡されるショッピングバッグとレシートの関連づけは、小売業者の従業員がレシートを発行する前に、ショッピングバッグに表示されたバーコードまたは数値化した情報を読取装置(例えば、POS端末装置)を使用して読み取り、係る情報をレシートに記載されるバーコードまたは数値化した情報の中に含ませるようにすることによっても実現できる。
また、ここでいうバーコードまたは数値化した情報の中には、数値列で表現した情報、1次元バーコード、およびQRコードのような2次元バーコード等が含まれる。
このようにして、ショッピングバッグとレシートを受け取った顧客は、ショッピングバッグに表示された漫画等のエンターティンメント性のある情報に注意を引き付けられ、これを興味深く読むことになるが、情報量が少ないために物足りなさを感じるようになる。
そこで、顧客はショッピングバッグに表示されたエンターティンメント性のある情報の続きの情報を手に入れるため、ショッピングバッグに表示された小売業者のWebサイトへのアクセス方法、条件に従ってアクセスすることになる。
ショッピングバッグに表示された第1のバーコード又は数値化した情報と、レシートに表示された第2のバーコード又は数値化した情報とが顧客の情報端末と通信回線網100を通じて小売業者のサービスセンタに設けられた接続手段210に送信され、更にこれらの情報はWebサーバに送信される。
次に、Webサーバ220の確認手段221が、顧客から送信された第1および第2のバーコード又は数値化した情報に基づいて第1および第2のバーコード又は数値化した情報が互いに関連づけられたものであるかどうかの判断を行い、互いに関連付けられたものであると判断された場合には、Webサイトへアクセスしてきた者は、当該小売業者にとっての顧客であると判断することになる。
即ち、互いに関連付けられた第1および第2のバーコード又は数値化した情報を同時に所有している者は、当該小売業者にとっての顧客であると見なされることになる。
次に、Webサイトへアクセスしてきた者が当該小売業者にとっての顧客であると判断された場合、更に、Webサーバ220の判断手段222が第2のバーコード又は数値化した情報に収納された購入日時を基準として、Webサーバにアクセスする権利を有する顧客であるか否かを判断したり、または、データベースサーバ230内に置かれた顧客情報データベース232に記録された当該顧客のアクセス回数を参照し、係るデータに基づいてWebサーバにアクセスする権利を有する顧客であるか否かを判断したりする。なお、係る判断手段222が行う判断ステップを省略するようにしても良い。
Webサイトへアクセスしてきた者が、Webサーバにアクセスする権利を有する顧客であると判断された場合に、Webサーバ220の特定手段223が、第1のバーコード又は数値化した情報に基づき、ショッピングバッグに表示された情報の続きとして顧客に提供すべきエンターティンメント性のある情報を特定し、データベースサーバ230内に置かれたコンテンツ情報データベース231を参照して該当するファイルを探し出し、これを当該顧客に対してダウンロードを可能ならしめる。なお、この該当するファイルをメールサーバ240を介して電子メールに添付して送信するよにすることもできる。
以上説明したような方法を取ることにより、顧客は十分な情報量を持ったエンターテインメント性(娯楽性)のある情報、いわゆるコンテンツを楽しむことが可能となる。従って、顧客は再度このようなコンテンツを楽しみたいと欲したり、新しいコンテンツを探して同じサービスを提供する別の店舗まで足を運ぶようになるため、このようなサービスを提供する小売業者は強い顧客吸引力を備えることになる。
また、このようなエンターテインメント性(娯楽性)のある情報の提供は、所定の条件下でのみ行うようにすることも可能であるため、Webサイトから顧客へ提供する情報の希少性を高めるようにすることができ、更にセールスプロモーション効果を高めることが可能となる。
図1は、本発明に関係する全体構成の概要を示したものである。 図2は、小売業者のサービスセンタにおける情報システムの構成を示したものである。 図3は、本発明に係るセールスプロモーションのための特定顧客向け情報提供の方法における手続きのフローを示したものである。 図4は、ショッピングバッグに表示されたエンターテインメント性(娯楽性)のある情報の一例を示したものである。
符号の説明
100 通信回線網
111 顧客
121 小売業者店舗
130 小売業者サービスセンタ
210 接続手段
220 Webサーバ
221 確認手段
222 判断手段
223 特定手段
230 データベースサーバ
231 コンテンツ情報データベース
232 顧客情報データベース
233 店舗情報データベース
240 メールサーバ
250 システムタイマ

Claims (7)

  1. (1) 小売業者から顧客に提供された第1のバーコード又は数値化した情報であって、顧客から送信された第1のバーコード又は数値化した情報と、
    (2) 当該第1のバーコード又は数値化した情報と関係づけられ、小売業者から顧客に提供された第2のバーコード又は数値化した情報であって、顧客から送信された第2のバーコード又は数値化した情報と、
    (3) 顧客からのアクセスを受け付け、顧客へ情報を送信するための接続手段と、
    (4) 顧客からのアクセスであるかどうかを確認する確認手段と、
    (5) 顧客へ提供する情報を特定するための特定手段と、
    を備えた、小売業者のWebサイトにアクセスする顧客に対してアクセスを許容するか否かを決定する方法であって、
    (a) 当該接続手段によって顧客からのアクセスを受け付けると共に、当該第1のバーコード又は数値化した情報と当該第2のバーコード又は数値化した情報を受け取るステップと、
    (b) 当該第1および第2のバーコード又は数値化した情報に基づき、当該確認手段が顧客からのアクセスであるかどうかを確認するステップと、
    (c) 顧客からのアクセスであることを確認した場合において、当該第1のバーコード又は数値化した情報に基づいて、当該特定手段が顧客へ提供する情報を特定するステップと、
    (d) 当該接続手段が当該顧客へ提供する情報を送信するステップと、
    を含む方法。
  2. (1) 小売業者から顧客に提供された第1のバーコード又は数値化した情報であって、顧客から送信された第1のバーコード又は数値化した情報と、
    (2) 当該第1のバーコード又は数値化した情報と関係づけられ、小売業者から顧客に提供された第2のバーコード又は数値化した情報であって、顧客から送信された第2のバーコード又は数値化した情報と、
    (3) 顧客からのアクセスを受け付け、顧客へ情報を送信するための接続手段と、
    (4) 顧客からのアクセスであるかどうかを確認する確認手段と、
    (5) Webサイトにアクセスする権利を有する顧客であることを判断する判断手段と、
    (6) 顧客へ提供する情報を特定するための特定手段と、
    を備えた、小売業者のWebサイトにアクセスする顧客に対してアクセスを許容するか否かを決定する方法であって、
    (a) 当該接続手段によって顧客からのアクセスを受け付けると共に、当該第1のバーコード又は数値化した情報と当該第2のバーコード又は数値化した情報を受け取るステップと、
    (b) 当該第1および第2のバーコード又は数値化した情報に基づき、当該確認手段が顧客からのアクセスであるかどうかを確認するステップと、
    (c) 顧客からのアクセスであることを確認した場合において、当該判断手段が当該第2のバーコード又は数値化した情報に記録された商品購入日時に基づき経過時間を計算し、当該経過時間に基づきアクセスを許容するか否かを判断するステップと、
    (d) アクセスを許容すると判断した場合において、当該第1のバーコード又は数値化した情報に基づいて、当該特定手段が顧客へ提供する情報を特定するステップと、
    (e) 当該接続手段が当該顧客へ提供する情報を送信するステップと、
    を含む方法。
  3. (1) 小売業者から顧客に提供された第1のバーコード又は数値化した情報であって、顧客から送信された第1のバーコード又は数値化した情報と、
    (2) 当該第1のバーコード又は数値化した情報と関係づけられ、小売業者から顧客に提供された第2のバーコード又は数値化した情報であって、顧客から送信された第2のバーコード又は数値化した情報と、
    (3) 顧客からのアクセスを受け付け、顧客へ情報を送信するための接続手段と、
    (4) 顧客からのアクセスであるかどうかを確認する確認手段と、
    (5) 顧客からのアクセス情報を記録する記録手段と、
    (6) Webサイトにアクセスする権利を有する顧客であることを判断する判断手段と、
    (7) 顧客へ提供する情報を特定するための特定手段と、
    を備えた、小売業者のWebサイトにアクセスする顧客に対してアクセスを許容するか否かを決定する方法であって、
    (a) 当該接続手段によって顧客からのアクセスを受け付けると共に、当該第1のバーコード又は数値化した情報と当該第2のバーコード又は数値化した情報を受け取るステップと、
    (b) 当該第1および第2のバーコード又は数値化した情報に基づき、当該確認手段が顧客からのアクセスであるかどうかを確認するステップと、
    (c) 顧客からのアクセスであることを確認した場合において、当該記録手段が記録した当該顧客のアクセス回数に基づき、当該判断手段がアクセスを許容するか否かを判断するステップと、
    (d) アクセスを許容すると判断した場合において、当該第1のバーコード又は数値化した情報に基づいて、当該特定手段が顧客へ提供する情報を特定するステップと、
    (e) 当該接続手段が当該顧客へ提供する情報を送信するステップと、
    を含む方法。
  4. 請求項1乃至請求項3に記載された方法において、前記小売業者から顧客に提供された第1のバーコード又は数値化した情報は前記小売業者が顧客に提供したショッピングバッグ上に記録されたバーコード又は数値化した情報であり、前記小売業者から顧客に提供された第2のバーコード又は数値化した情報は前記小売業者のPOSレジスタによって発行されたレシート上に記録されたバーコード又は数値化した情報であることを特徴とする方法。
  5. 請求項1乃至請求項4に記載された方法において、前記第1のバーコード又は数値化した情報および第2のバーコード又は数値化した情報が2次元バーコード情報であることを特徴とする方法。
  6. 請求項1乃至請求項5に記載された方法において、前記顧客へ提供する情報がエンターティンメント情報であることを特徴とする方法。
  7. 請求項6に記載された方法において、前記エンターティンメント情報が漫画、クイズ、懸賞つきアンケート、および小説であることを特徴とする方法。
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JP2009003910A (ja) * 2007-01-16 2009-01-08 Shinsedai Kk リモートコードリーダシステム、ホストコンピュータ、ホストコンピュータが実行する方法、ホストコンピュータの機能を実行するためのプログラム、及びホストコンピュータの機能を実行するためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2009003910A (ja) * 2007-01-16 2009-01-08 Shinsedai Kk リモートコードリーダシステム、ホストコンピュータ、ホストコンピュータが実行する方法、ホストコンピュータの機能を実行するためのプログラム、及びホストコンピュータの機能を実行するためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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