JP2006292074A - 防振装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ゴム弾性体を簡単な作業で外筒部の内周側に確実に固定し、防振装置の製造コストを低減する。
【解決手段】 トルクロッド10では、中間筒24,26の外周面における軸方向中間部に凹状の被嵌合部52,54が形成されると共に、ロッド本体12における外筒部14,16内周面に中間筒24,26の被嵌合部52,54と嵌合して、外筒部14,16に対する中間筒24,26の相対移動を阻止する嵌合部60,62が形成されている。これにより、被嵌合部52,54に嵌合する嵌合部60,62が、外筒部14,16内に嵌挿された中間筒24,26の軸方向及び回転方向の相対移動を阻止するので、中間筒24,26をそれぞれ外筒部14,16内に嵌挿された状態とするだけで、金属製の中間筒24,26を介してゴム弾性体32,34を樹脂製のロッド本体12の外筒部14,16に固定できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、中間筒と内筒とを弾性的に連結したゴム弾性体及び、中間筒が嵌挿固定される樹脂製のブラケット部材を備えた防振装置に関するものである。
従来から、自動車等の車両においては、主たる振動発生源であるエンジンを含むパワーユニットから車体への振動伝達を抑えて優れた乗り心地を実現すると共に、車体及び車体に取り付けられた各種部品を振動から保護するために、パワーユニットが防振支持機構を介して車体に支持されている。かかる防振支持機構の一種としてエンジントルクロッド(以下、単に「トルクロッド」と呼称する。)が知られている。この種のトルクロッドは、一般に、それぞれ外筒、内筒及びゴム弾性体からなる一対のゴムブッシュと、これら一対のゴムブッシュの外筒同士を連結する連結ロッドを備えており、一方のゴムブッシュにおける内筒がエンジン側に連結されると共に、他方のゴムブッシュにおける内筒が車体側に連結される。
上記のようなトルクロッドとしては、例えば、特許文献1に記載されているものが知られている。この特許文献1記載のトルクロッドでは、一対の外筒及び連結ロッドが樹脂材料により一体成形されており、外筒内には内筒及びその外周側に加硫接着されたゴム弾性体が挿入固定されている。この特許文献1記載のトルクロッドを製造する際には、内筒の外周側に加硫接着された一対のゴム弾性体を、それぞれインサートコアとしてモールド内へセットし、このモールド内へ溶融樹脂を出射することにより、一対のゴム弾性体の外周側にそれぞれ外筒を成形すると共に、両端部がそれぞれ一対の外筒の外周部に接合されたステー部を一体的に成形(モールド成形)する。この際、ゴム弾性体の外周面には、モールド内へセットされる前に熱反応性の接着剤が塗布される。これにより、モールド内でゴム弾性体の外周側に溶融状態の樹脂材料が充填されると、この樹脂材料からの熱供給により接着剤が活性化してゴム弾性体の外周面を外筒の内周面に接着する。
特開平6−109075号公報
しかしながら、上記のような方法で、ゴム弾性体を外筒へ接着する場合には、外筒の外周面全体に所定量の接着剤を均一に塗布する必要があり、その塗布作業が煩瑣なものになる。このとき、外筒の外周面全体への接着剤の塗布量が不均一になると、ゴム弾性体と外筒との接着強度が局部的に低下して、トルクロッドの耐久性が低下したり、外筒の成形時にゴム弾性体と外筒との間から接着剤がはみ出してトルクロッドの外観品質を低下させることがある。従って、ゴム弾性体を接着剤により外筒に固定した場合には、ゴム弾性体と外筒との接着状態や、ゴム弾性体及び外筒の外観に対する品質検査が必要となり、トルクロッドに対する検査工程数も増加し、検査作業自体も煩瑣なものになる。この結果、特許文献1に記載されたようなトルクロッドでは、組立作業及び検査作業が煩瑣なものになるので、製造コストの低減が困難になるという問題が生じる。
本発明の目的は、上記事実を考慮して、ゴム弾性体を簡単な作業で外筒部の内周側に確実に固定し、製造コストを効率的に低減できる防振装置を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明の請求項1に係る防振装置は、略円筒状に形成された金属製の中間筒と、前記中間筒の内周側に配置された内筒と、前記中間筒と前記内筒との間に配置されて、中間筒と内筒とを弾性的に連結したゴム弾性体と、略円筒状に形成された外筒部が設けられ、該外筒部内に前記中間筒が嵌挿される樹脂製のブラケット部材とを有し、前記中間筒の外周面における軸方向中間部に凹状又は凸状の第1の回転阻止部を形成すると共に、前記外筒部の内周面に前記第1の回転阻止部と嵌合して、該外筒部に対する前記中間筒の相対移動を阻止する第2の回転阻止部を形成したことを特徴とする。
請求項1に係る防振装置では、中間筒の外周面における軸方向中間部に凹状又は凸状の第1の回転阻止部が形成されると共に、ブラケット部材の外筒部内周面に中間筒の第1の回転阻止部と嵌合して、外筒部に対する中間筒の相対移動を阻止する第2の回転阻止部が形成されることにより、中間筒の第1の回転阻止部に嵌合する外筒部の第2の回転阻止部が、外筒部内に嵌挿された中間筒の軸方向及び回転方向の相対移動を阻止するので、中間筒を外筒部内に嵌挿された状態とするだけで、金属製の中間筒を介してゴム弾性体を樹脂製のブラケット部材の外筒部に確実に固定できる。
この結果、請求項1に係る防振装置によれば、ゴム弾性体を簡単な作業で外筒部の内周側に確実に固定できるので、組立作業及び検査作業をそれぞれ簡略化して装置の製造コストを効率的に低減できる。
また本発明の請求項2に係る防振装置は、略筒状に形成された金属製の中間筒と、前記中間筒の内周側に配置された内筒と、前記中間筒と前記内筒との間に配置されて、中間筒と内筒とを弾性的に連結したゴム弾性体と、略筒状に形成された外筒部が設けられ、該外筒部内に前記中間筒が嵌挿される樹脂製のブラケット部材とを有し、前記中間筒の外周面の少なくとも一部に、該中間筒の軸心を中心とする湾曲面とは異なる面形状を有する第1の回転阻止部を形成すると共に、前記外筒部の内周面に前記第1の回転阻止部に当接する第2の回転阻部を形成したことを特徴とする。
請求項1に係る防振装置では、中間筒の外周面の少なくとも一部に、この中間筒の軸心を中心とする湾曲面とは異なる面形状を有する第1の回転阻止部が形成されると共に、外筒部の内周面に第1の回転阻止部に当接する第2の回転阻部が形成されることにより、中間筒の第1の回転阻止部に当接する外筒部の第2の回転阻止部が、外筒部内に嵌挿された中間筒の回転方向への相対移動を阻止するので、中間筒を外筒部内に嵌挿された状態とするだけで、金属製の中間筒を介してゴム弾性体を樹脂製のブラケット部材の外筒部に確実に固定できる。
この結果、請求項2に係る防振装置によれば、ゴム弾性体を簡単な作業で外筒部の内周側に確実に固定できるので、組立作業及び検査作業をそれぞれ簡略化して装置の製造コストを効率的に低減できる。
また本発明の請求項3に係る防振装置は、請求項1又は2記載の防振装置において、前記ゴム弾性体を、前記中間筒の内周面及び前記内筒の外周面にそれぞれ加硫接着により固着したことを特徴とする。
本発明の請求項3に係る防振装置では、ゴム弾性体が中間筒の内周面及び内筒の外周面にそれぞれ加硫接着されていることにより、金属製の中間筒及び内筒をインサートコアとしてゴム弾性体を加硫成形するだけで、ゴム弾性体を中間筒及び内筒にそれぞれ十分な強度で確実に固着できる。
また本発明の請求項4に係る防振装置は、請求項1乃至3の何れか1項記載の防振装置において、前記中間筒の軸方向一端部及び他端部の少なくとも一方に外周側へ延出するフランジ部を形成し、該フランジ部を前記軸方向に沿って前記外筒部の側端面に対向させたことを特徴とする。
本発明の請求項4に係る防振装置では、中間筒の軸方向一端部及び他端部の少なくとも一方に形成されたフランジ部が、軸方向に沿って外筒部の側端面に対向することにより、第2の回転阻止部及び第1の回転阻止部に加え、フランジ部によっても外筒部内に嵌挿された中間筒の軸方向への相対移動を制限できるので、中間筒と外筒部との軸方向に沿った連結強度を増大できる。
また本発明の請求項5に係る防振装置は、請求項1乃至4の何れか1項記載の防振装置において、前記中間筒の外周面を前記ゴム弾性体と一体的に形成されたゴム製の被覆部により被覆し、前記中間筒の外周面と前記外筒部の内周面との間に前記被覆部を介装したことを特徴とする。
本発明の請求項5に係る防振装置では、中間筒の外周面がゴム弾性体と一体的に形成されたゴム製の被覆部により被覆され、この被覆部が中間筒の外周面と外筒部の内周面との間に介装されることにより、外筒部の内径寸法を中間筒に被覆された被覆部の外径寸法と高い精度で一致させなくても、外筒部の内周面と中間筒の外周面との間に隙間が生じることを防止できるので、樹脂材料により形成される外筒部の許容寸法精度を低下させることができる。
また本発明の請求項6に係る防振装置は、請求項5記載の防振装置において、前記中間筒の軸方向中間部に径方向へ貫通する連通穴を形成し、該連通穴を通して前記ゴム弾性体と前記被覆部とを接合したこと特徴とする。
本発明の請求項6に係る防振装置では、中間筒の軸方向中間部に径方向へ貫通する連通穴が形成され、この連通穴を通してゴム弾性体と被覆部とが接合されていることにより、ゴム弾性体及び被覆部を1回の形成作業で一体的に形成できる。
また本発明の請求項7に係る防振装置は、請求項3乃至6の何れか1項記載の防振装置において、前記フランジ部の外側面上に、前記ゴム弾性体と一体的に形成されたゴム製のストッパ部材を配置したことを特徴とする。
本発明の請求項7に係る防振装置では、フランジ部の外側面上に、ゴム弾性体と一体的に形成されたゴム製のストッパ部材が配置されていることより、内筒が振動発生部又は振動受部に連結された状態で、ストッパ部材を外筒部と振動発生部又は振動受部との間に介在させれば、外筒部が軸方向へ所定量移動した際には、ストッパ部材により外筒部の軸方向への移動を弾性的に制限でき、またストッパ部材がゴム弾性体と一体的に形成されていることから、ゴム弾性体及びストッパ部材を1回の形成作業で一体的に形成できる。
また本発明の請求項8に係る防振装置は、請求項1乃至7の何れか1項記載の防振装置において、前記ブラケット部材は、それぞれ略円筒状に形成された第1の外筒部及び第2の外筒部と、これらの第1の外筒部と第2の外筒部とを繋ぐステー部とを備え、前記第1の外筒部内び前記第2の外筒部内には、前記ゴム弾性体により前記内筒と弾性的に連結された前記中間筒がそれぞれ嵌挿されることを特徴とする。
本発明の請求項8に係る防振装置では、ブラケット部材が、それぞれ略円筒状に形成された第1の外筒部及び第2の外筒部と、これらの第1の外筒部と第2の外筒部とを繋ぐステー部とを備え、第1の外筒部内び第2の外筒部内には、ゴム弾性体により内筒と弾性的に連結された前記中間筒がそれぞれ嵌挿されることにより、第1の外筒部内に配置された内筒を振動発生部及び振動受部の一方に連結すると共に、第2の外筒部内に配置された内筒を振動発生部及び振動受部の他方に連結すれば、装置を振動発生部と振動受部とを弾性的に連結する連結ロッドとして用いることができる。
以上説明したように、本発明の防振装置によれば、ゴム弾性体を簡単な作業で外筒部の内周側に確実に固定し、装置の製造コストを効率的に低減できる。
以下、本発明の実施形態に係るトルクロッドについて図面を参照して説明する。
(実施形態の構成)
図1及び図2には、本発明の実施形態に係るトルクロッドが示されている。このトルクロッド10は、車両におけるエンジンを含んで構成されるパワーユニットの車体に対する防振支持機構を構成するマウントの一種であって、例えば、パワーユニットの後端部と車体との間に介装され、パワーユニットのトルク反力や慣性力によりパワーユニットがロール方向及び車体前後方向へ変位することを制限する。
図1に示されるように、トルクロッド10は全体として一方向に沿って細長く形成された樹脂製のロッド本体12を備えている。ロッド本体12には、その長手方向に沿った一端側(図1では左側)に略円環状とされた外筒部14が形成されると共に、他端側に外筒部14よりも小径の円環状とされた外筒部16が形成されている。ロッド本体12には、外筒部14の外周部からロッド本体12の長手方向に沿って延出し、外筒部16の外周部分に接合される連結ステー部18が設けられている。なお、外筒部14の径方向及び厚さ方向に沿った中心点と外筒部16の径方向及び厚さ方向に沿った中心点とを結んだ直線をトルクロッド10の中心軸Sとし、この中心軸Sに沿った方向をトルクロッド10の連結方向として以下の説明を行う。
図2に示されるように、トルクロッド10には、外筒部14及び外筒部16の内周側にそれぞれ略肉厚円筒状に形成されたブッシュ本体20及びブッシュ本体22(図3(A)及び(B)参照)が配置されている。一対のブッシュ本体20,22には、それぞれ外周側に略薄肉円筒状に形成された金属製の中間筒24,26が設けられると共に、この中間筒24,26の内周側にパイプ状に形成された金属製の内筒28,30が略同軸的に配置されている。また一対のブッシュ本体20,22には、それぞれ中間筒24,26と内筒28,30との間に略肉厚円筒状に形成されたゴム弾性体32,34が配置されており、ゴム弾性体32,34は、その外周面が中間筒24,26の内周面に加硫接着されると共に、内周面が内筒28,30の外周面に加硫接着されている。これにより、中間筒24,26と内筒28,30とはゴム弾性体32,34により弾性的に連結される。
図4(B)に示されるように、一方(大径側)のゴム弾性体32には、それぞれが内筒28の軸方向へ貫通する2個のすぐり部36,38が設けられている。これらのすぐり部36,38は、連結方向に沿って軸方向に沿って内筒28を間に挟むように配置されており、軸直角方向に沿って細長いスリット状の開口形状を有している。トルクロッド10では、すぐり部36,38の長手方向に沿った長さ及び、連結方向に沿った開口幅を適宜調整することにより、ブッシュ本体20における連結方向(圧縮方向及び引張方向)に沿った剛性(ばね定数)が調整可能とされている。
図2に示されるように、中間筒24には、その軸方向両端部にそれぞれ外周側へ屈曲されたフランジ部40が全周に亘って形成され、中間筒26にも、その軸方向両端部にそれぞれ外周側へ屈曲されたフランジ部42が全周に亘って形成されている。中間筒24,26には、その外周側を覆うようにゴム製の被覆部44,46が設けられている。これらの被覆部44,46は、中間筒24,26における外周面及びフランジ部40,42軸方向内側に固着されており、ゴム弾性体32,34と同一のゴム材料により形成されている。また中間筒24,26には、その軸方向中間部に径方向へ貫通する連通穴48,50が少なくと1個穿設されており、この連通穴48,50内にはゴム弾性体32,34の一部が充填されて、この連通穴32,34内のゴム弾性体32,34が被覆部44,46と接合されている。
図1に示されるように、大径の中間筒24には、連結方向外側の端部に内周側へ向って凹状に窪んだ一対の被嵌合部52が形成されている。一対の被嵌合部52は、中心軸Sを中心として互いに線対称の位置関係となるように配置されており、内筒28の径方向に沿ってすぐり部36両端部の外周側付近にそれぞれ位置している。被嵌合部52は、図4(A)及び(B)に示されるように、中間筒24の一部を内周側へ凹ませることにより形成されており、その径方向に沿った断面形状が内周側から外周側へ向って周方向に沿った幅がテーパ状に広がった略台形状(図4(B)参照)に形成されている。
被嵌合部52の軸方向に沿った断面形状も、図4(A)に示されるように、内周側から外周側へ向って周方向に沿った幅がテーパ状に広がった略台形状に形成されている。このように被嵌合部52の断面形状を外周側へ広がったテーパ状とすることにより、プレス加工等の塑性加工により中間筒24に被嵌合部52を形成することが容易になっている。なお、被嵌合部52の外周側も被覆部44により覆われている。
図1に示されるように、小径の中間筒26にも、連結方向外側の端部に内周側へ向って凹状に窪んだ一対の被嵌合部54が形成されている。これらの一対の被嵌合部54は、中間筒24における一対の被嵌合部52と同様の配置とされると共に、形状についても、中間筒24と中間筒26との寸法比に応じて被嵌合部52よりも縮小されている点を除いて略同じ形状(相似形状)とされている。
図2及び図4(A)に示されるように、中間筒24における一対のフランジ部40には、それぞれ軸方向外側の端面部にゴムストッパ部56が固着されている。ゴムストッパ部56は、ゴム弾性体32の一部が軸方向外側へ延出してフランジ部40の軸方向外側の端面部上に回り込むことにより設けられており、フランジ部40に加硫接着により固着されている。また中間筒24における一対のフランジ部42にも、それぞれ軸方向外側の端面部にゴムストッパ部58が固着されている。ゴムストッパ部58も、ゴム弾性体34の一部が軸方向外側へ延出してフランジ部40の軸方向外側の端面部上に回り込むことにより設けられており、フランジ部42に加硫接着により固着されている
トルクロッド10のロッド本体12は、樹脂材料を素材としてモールド成形(本実施形態では、出射成形)により形成されている。このロッド本体12の成形素材としては、例えば、エンジニアリングプラスチックと称されるものが主として採用され、中でもポリアミド樹脂が好適に用いられる。勿論、かかるプラスチックに強度向上のためにガラスや炭素等の繊維を混合した複合材料を用いてもよい。
図4(A)に示されるように、ロッド本体12における大径の外筒部14は、被覆部44を介して内周面を中間筒24の外周面全体に密着させると共に、その両端面の内周側を一対のフランジ部40の軸方向内側へ当接させている。また外筒部14には、その内周面に内周側へ向って凸状に形成された一対の嵌合部60が一体的に形成されている。これら一対の嵌合部60は、それぞれ中間筒24における一対の被嵌合部52内へ被覆部44を介して隙間無く嵌合されている。
ロッド本体12における小径の外筒部16も、被覆部46を介して内周面を中間筒24の外周面全体に密着させると共に、その両端面の内周側を一対のフランジ部42の軸方向内側へ当接させている。また外筒部16にも、その内周面に内周側へ向って凸状に形成された一対の嵌合部62(図1参照)が一体的に形成されている。これら一対の嵌合部62は、それぞれ中間筒26における一対の被嵌合部54内へ被覆部46を介して隙間無く嵌合されている。
上記のように構成されたトルクロッド10では、例えば、一方の内筒28がエンジン側ブラケット(図示省略)にボルト及びナット等により連結され、この車体側ブラケットを介して車両におけるエンジンを含むパワーユニットに連結されると共に、他方の内筒30が車体側ブラケット(図示省略)にボルト及びナット等により連結され、この車体側ブラケットを介して車体側へ連結される。これにより、パワーユニットは、トルクロッド10を介して車体側へ緩衝的に連結されることになり、そのトルク反力や車両の急発進や急停止時の慣性力によりロール方向及び車体前後方向又は左右方向へ変位することがトルクロッド10により緩衝的に制限される。
次に、上記のように構成されたトルクロッド10の製造方法について説明する。トルクロッド10を製造する際には、先ず、内筒28及び中間筒24を、それぞれインサートコアとしてブッシュ本体20に対応する中空部(キャビティ)を有する加硫成形用のモールド(図示省略)内に装填した後、このモールド内へ加硫ゴムを注入し、内筒28と中間筒24との間にゴム弾性体32を加硫成形すると同時に、被覆部44及びゴムストッパ部56をそれぞれゴム弾性体32と一体的に加硫成形する。このとき、ゴム弾性体32が内筒28及び中間筒24に加硫接着されると共に、被覆部44及びゴムストッパ部56が中間筒24の所定部位へそれぞれ加硫接着される。これにより、トルクロッド10における大径のブッシュ本体20が製造される。
小径のブッシュ本体22についても、大径のブッシュ本体20と同様に、内筒30及び中間筒26をインサートコアとして加硫ゴムによりゴム弾性体34、被覆部46及びゴムストッパ部58が一体的にモールド成形される。
次いで、上記のようしてブッシュ本体20,22をそれぞれロッド本体12に対応する中空部(キャビティ)を有する出射成形用のモールド(図示省略)内にインサートコアとして装填した後、このモールド内へ溶融樹脂を出射し、ブッシュ本体20,22の外周側にそれぞれ外筒部14,16を成形すると同時に、これらの外筒部14,16の間に連結ステー部18を成形する。
このとき、中間筒24には一対の被嵌合部52が予め成形されていることから、外筒部14の成形と同時に被嵌合部52内に樹脂材料が充填される。これにより、外筒部14の内周面には樹脂材料により凸状の嵌合部60が一体的に成形される。また中間筒26にも一対の被嵌合部54が予め成形されていることから、外筒部16の成形と同時に被嵌合部54内に樹脂材料が充填される。これにより、外筒部16の内周面には樹脂材料により凸状の嵌合部62が一体的に成形される。
(実施形態の作用)
次に、上記のように構成された本発明の実施形態に係るトルクロッド10の作用について説明する。
本実施形態に係るトルクロッド10では、中間筒24,26の外周面における軸方向中間部に凹状の被嵌合部52,54が形成されると共に、ロッド本体12における外筒部14,16内周面に中間筒24,26の被嵌合部52,54と嵌合して、外筒部14,16に対する中間筒24,26の相対移動を阻止する被嵌合部52,54が形成されることにより、中間筒24,26の被嵌合部52,54に嵌合する外筒部14,16の嵌合部60,62が、外筒部14,16内に嵌挿された中間筒24,26の軸方向及び回転方向の相対移動を阻止するので、中間筒24,26をそれぞれ外筒部14,16内に嵌挿された状態とするだけで、金属製の中間筒24,26を介してゴム弾性体32,34を樹脂製のロッド本体12の外筒部14,16に確実に固定できる。
更に、本実施形態に係るトルクロッド10では、中間筒24,26の軸方向竜端部にそれぞれフランジ部40,42が屈曲形成されており、このフランジ部40,42がそれぞれ軸方向に沿って外筒部14,16の側端面に対向することにより、フランジ部40,42によっても外筒部14,16内に嵌挿された中間筒24,26の軸方向への相対移動を阻止できるので、中間筒24,26と外筒部14,16との軸方向に沿った連結強度を増大できる。
ここで、ゴム弾性体32,34を金属製の中間筒24,26に加硫接着した場合には、ゴム弾性体を樹脂製の外筒部14,16に熱反応性の接着剤により直接接着する場合と比較し、高い強度でゴム弾性体32,34を中間筒24,26に固着でき、しかもゴム弾性体32,34と中間筒24,26との接着強度のバラツキの発生も効果的に抑制できる。
従って、本実施形態に係るトルクロッド10によれば、被嵌合部52,54に嵌合した嵌合部60,62及びフランジ部40,42によって中間筒24,26を機械的に十分な強度で外筒部14,16に固定できるので、中間筒24,26を介してゴム弾性体32,34を安定的に高強度で外筒部14,16に固定できる。この結果、ゴム弾性体32,34に接着剤を塗布する作業が不要になり、また外筒部14,16と中間筒24,26との固定状態の良否は、外観を目視検査するだけでも十分に判断可能になるので、トルクロッド10の組立作業及び検査作業をそれぞれ簡略化して製造コストを効率的に低減できる。
また本実施形態に係るトルクロッド10では、中間筒24,26の外周面及びフランジ部40,42の軸方向内側をそれぞれゴム弾性体32,34と一体的に形成された被覆部44,46により被覆し、中間筒24,26と外筒部14,16との間に被覆部44,46を介装したことにより、外筒部14,16の内径寸法を中間筒24,26に被覆された被覆部44,46の外径寸法と高い精度で一致させなくても、すなわち外筒部14,16の内径が被覆部44,46の外径よりも若干小さくても、外筒部14,16の内周面と中間筒24,26の外周面との間に隙間が生じることを防止できるので、樹脂材料により形成される外筒部14,16の許容寸法精度を低下させることができる。
この結果、中間筒24,26の外周側に出射される外筒部14,16が凝固過程で収縮(凝固収縮)した場合でも、外筒部14,16に過大な内部応力が生じて外筒部14,16にクラック等の損傷が生じたり、内部応力の影響により外筒部14,16の強度が低下することを効果的に防止できる。従って、本実施形態に係るトルクロッド10によれば、凝固収縮が比較的大きい樹脂材料を用いてロッド本体12を成形しても、ロッド本体12に損傷や強度低下が生じないので、成形素材としての樹脂材料の選択の幅を広げることができる。
またトルクロッド10では、被覆部44,46が中間筒24,26のフランジ部40,42の軸方向内側にも被覆されていることから、外筒部14,16の軸方向両端面とフランジ部40,42との間にも隙間が生じ難くなるので、フランジ部40,42により外筒部14,16の軸方向への相対移動を確実に制限できる。
本実施形態に係るトルクロッド10では、中間筒24,26におけるフランジ部40,42の軸方向外側にゴム弾性体32,34と一体的に形成されたゴムストッパ部56,58が固着されていることより、内筒28,30がエンジン側ブラケット及び車体側ブラケットにそれぞれ連結された状態で、ゴムストッパ部56,58をそれぞれエンジン側ブラケット及び車体側ブラケットに所定の間隔を空けて対向させ、又はゴムストッパ部56,58をそれぞれエンジン側ブラケット及び車体側ブラケットに当接させれば、外筒部14,16が軸方向へ所定量移動した際に、外筒部14,16がエンジン側ブラケット又は車体側ブラケットが衝突することによる打音の発生を効果的に防止できると共に、ゴムストッパ部56,58により外筒部14,16の軸方向への移動を弾性的に制限できる。
なお、本実施形態に係るトルクロッド10では、一対の中間筒24,26にそれぞれ2個ずつの被嵌合部52,54を設けると共に、一対の外筒部14,16にそれぞれ2個ずつの嵌合部60,62を設けたが、被嵌合部52,54及び嵌合部60,62の設置数についてはそれぞれ2個ずつに限定されず、外筒部14,16と中間筒24,26との間に要求される固定強度等に応じて増加又は減少することができる。また本実施形態のトルクロッド10では、中間筒24,26の被嵌合部52,54を凹状に形成すると共に、外筒部14,16の嵌合部60,62を凸状に形成したが、これとは反対に、中間筒24,26の被嵌合部を凸状に形成すると共に、外筒部14,16の嵌合部を凹状に形成しても良い。
また本実施形態のトルクロッド10においては、中間筒24,26に凹状に設けられた被嵌合部52,54に代えて、中間筒24,26外周面の軸方向中間部に、それぞれ中間筒24,26の軸心を中心とする湾曲面とは異なる面形状(例えば、平面、曲率が異なる湾曲面)を有する第1の回転阻止部を形成すると共に、外筒部14,16に凸状に設けられた嵌合部60,62に代えて、嵌合部60,62内周面の軸方向中間部に、それぞれ中間筒24,26における第1の回転阻止部に当接する第2の回転阻部を形成しても良い。
上記のような第1の回転阻止部及び第2の回転阻止部によっても、中間筒24,26の外筒14,16に対する回転方向及び軸方向への相対移動を阻止できるので、中間筒24,26を介してゴム弾性体32,34を樹脂製の外筒部14,16に確実に固定できる。
なお、第1の回転阻止部を、軸方向に沿って中間筒24,26外周面の全長に亘って延在するように形成し、あるいは中間筒24,26の外周面全体(断面形状)を非円形として第1の回転阻止部とすると共に、外筒部14,16の内周面全体を第1の回転阻止部に当接(面接触)する非円形の第2の回転阻止部としても良い。この場合には、第1の回転阻止部及び第2の回転阻止部により中間筒24,26の外筒14,16に対する回転方向への相対移動のみが阻止されるが、中間筒24,26のフランジ部40,42により、中間筒24,26の外筒14,16に対する軸方向への相対移動を阻止できるので問題ない。
本発明に実施形態に係るトルクロッドの構成を示す側面図である。 図1に示されるトルクロッドのII−II切断線に沿った断面図である。 図1に示されるトルクロッドにおける一対のブッシュ本体の構成を示す斜視図である。 (A)は図1に示される大径のブッシュ本体のII−II切断線に沿った断面図、(B)は(A)に示されるB−B切断線に沿った大径のブッシュ本体の断面図である。
符号の説明
10 トルクロッド(防振装置)
12 ロッド本体(ブラケット部材)
14 外筒部(第1の外筒部)
16 外筒部(第2の外筒部)
18 連結ステー部
20、22 ブッシュ本体
24、26 中間筒
28、30 内筒
32、34 ゴム弾性体
40、42 フランジ部
44、46 被覆部
52、54 被嵌合部(第1の回転阻止部)
56、58 ゴムストッパ部(ストッパ部材)
60、62 嵌合部(第2の回転阻止部)

Claims (8)

  1. 略円筒状に形成された金属製の中間筒と、
    前記中間筒の内周側に配置された内筒と、
    前記中間筒と前記内筒との間に配置されて、中間筒と内筒とを弾性的に連結したゴム弾性体と、
    略円筒状に形成された外筒部が設けられ、該外筒部内に前記中間筒が嵌挿される樹脂製のブラケット部材とを有し、
    前記中間筒の外周面における軸方向中間部に凹状又は凸状の第1の回転阻止部を形成すると共に、前記外筒部の内周面に前記第2の回転阻止部に嵌合して、該外筒部に対する前記中間筒の相対移動を阻止する第2の回転阻止部を形成したことを特徴とする防振装置。
  2. 略筒状に形成された金属製の中間筒と、
    前記中間筒の内周側に配置された内筒と、
    前記中間筒と前記内筒との間に配置されて、中間筒と内筒とを弾性的に連結したゴム弾性体と、
    略筒状に形成された外筒部が設けられ、該外筒部内に前記中間筒が嵌挿される樹脂製のブラケット部材とを有し、
    前記中間筒の外周面の少なくとも一部に、該中間筒の軸心を中心とする湾曲面とは異なる面形状を有する第1の回転阻止部を形成すると共に、前記外筒部の内周面に前記第1の回転阻止部に当接する第2の回転阻部を形成したことを特徴とする防振装置。
  3. 前記ゴム弾性体を、前記中間筒の内周面及び前記内筒の外周面にそれぞれ加硫接着により固着したことを特徴とする請求項1又は2記載の防振装置。
  4. 前記中間筒の軸方向一端部及び他端部の少なくとも一方に外周側へ延出するフランジ部を形成し、該フランジ部を前記軸方向に沿って前記外筒部の側端面に対向させたことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項記載の防振装置。
  5. 前記中間筒の外周面を前記ゴム弾性体と一体的に形成されたゴム製の被覆部により被覆し、前記中間筒の外周面と前記外筒部の内周面との間に前記被覆部を介装したことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項記載の防振装置。
  6. 前記中間筒の軸方向中間部に径方向へ貫通する連通穴を形成し、該連通穴を通して前記ゴム弾性体と前記被覆部とを接合したこと特徴とする請求項5記載の防振装置。
  7. 前記フランジ部の外側面上に、前記ゴム弾性体と一体的に形成されたゴム製のストッパ部材を配置したことを特徴とする請求項3乃至6の何れか1項記載の防振装置。
  8. 前記ブラケット部材は、それぞれ略円筒状に形成された第1の外筒部及び第2の外筒部と、これらの第1の外筒部と第2の外筒部とを繋ぐステー部とを備え、
    前記第1の外筒部内び前記第2の外筒部内には、前記ゴム弾性体により前記内筒と弾性的に連結された前記中間筒がそれぞれ嵌挿されることを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項記載の防振装置。
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