JP2006291915A - 車両用エンジンの吸気装置 - Google Patents

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寿史 岡澤
Masanari Fukuma
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浩 住本
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潤司 梅村
Toshihiko Hirata
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Abstract

【課題】 車両前部のエンジンルーム内に横置き配置されたエンジンの吸気装置において、レゾネータを活用して、エンジンの大型化を防止しつつ、分岐管部の筒状構造の下流端部分に衝突時の衝撃荷重が容易に加わるのを防止可能な構造を提供する。
【解決手段】 吸気ユニット5の湾曲する分岐管部53…53の内側に、連通路55を介して吸入管部51に接続されたレゾナンスチャンバー部54と、前記吸入管部51とを車両前後方向に並んで配設すると共に、前記連通路55を、前記分岐管部53…53の下流端部分53a…53aよりも車両前方側において、分割成形体11〜14のうちの隣り合うもの同士12,13の略水平な接合面上に設ける。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車両前部のエンジンルーム内に横置き配置されたエンジンの吸気装置に関し、エンジンの技術分野に属する。
周知のように、エンジンには吸気装置及び排気装置が備えられるが、エンジンを車両前部のエンジンルームに横置き搭載する場合、吸気装置をエンジン本体の前方に配置し、排気装置をエンジン本体の後方に配置するパターンと、この逆に、排気装置をエンジン本体の前方に配置し、吸気装置を後方に配置するパターンとの2つのパターンがあるが、例えば、排気装置が排気浄化装置を有している場合、走行風により排気浄化装置の活性化が妨げられないように、排気装置をエンジン本体の車両後方側に配置し、吸気装置をエンジン本体の車両前方側に配置することがある。
ここで、吸気装置は、車両の軽量化等を目的として、金属でなく複数の樹脂製分割成形体により構成されることがある。しかし、この場合、吸気装置の強度が金属製の場合よりも低下するので、前述のように吸気装置がエンタジン本体の車両前方側に配置されていると、例えば車両と前方障害物との比較的大きな衝突が発生したときに、吸気装置が破損し易くなり、さらには、例えば吸気装置の上方に各気筒の燃料噴射弁に燃料を分配するデリバリパイプが配設される場合には、該デリバリパイプも破損し易くなるという問題がある。
この問題に対処するものとして、特許文献1に記載の吸気装置がある。この吸気装置の吸気ユニットは、上流側から、吸入管部と、該吸入管部に連通するサージタンク部と、該サージタンク部の前部から上方に延びて後方のエンジン側に湾曲した後、下方に傾斜してエンジンの吸気ポートに接続される複数の分岐管部とを有すると共に、全体が複数の樹脂製分割成形体を接合して一体化した構成とされ、かつ前記分岐管部の下流端部分を単一の分割成形体により剛性の高い筒状構造に形成し、かつ該分岐管部の傾斜した下流端部分を燃料のデリバリパイプの前方に配置したものであり、これにより、車両と前方障害物との衝突が生じたときに、分岐管部の上流側の部分やサージタンク部や吸入管部等は破損しても、分岐管部の下流端部分の破損が防止される、つまりデリバリパイプの破損が防止されるようにしたものである。
しかしながら、この場合においても、衝突衝撃力がさらに大きな場合には、吸気ユニットの前記下流端部分以外の部分が急速に破壊してその衝撃が該下流端部分に及び、該下流端部分の破損、ひいてはデリバリパイプの破損を招く虞がある。
ところで、吸気装置には、エンジンの低中速回転領域での吸気効率の低下を抑制するためのレゾネータが設けられることがあり、このレゾネータを吸気装置の強度向上に利用することが考えられる。
このレゾネータの配設構造としては、強度向上を目的としたものではないが、例えば、特許文献2には、車幅方向に延びるサージタンク部の一端側に外付けでレゾネータを取り付けた吸気装置が開示されている。また、特許文献3には、吸気装置を複数の分割成形体で構成したものにおいて、分岐管部の内側にプレート部材(インナプレート)を嵌め込むことにより、レゾネータを構成したものが開示されている。
特開2003−322059号公報 特開平10−18849号公報 特開2002−349377号公報
しかし、特許文献2に記載の吸気装置の場合、レゾネータは一端側に設けられているだけであるので、それ以外の部分の強度の向上にはほとんど寄与しないだけでなく、外付けであるのでエンジンが大型化するという問題がある。
また、特許文献3に記載の吸気装置の場合、プレート部材を吸気装置の構成部材間に嵌め込んでいるだけであるので、衝突時に外れやすく十分な衝突耐力が得られるとは言い難い。
そこで、本発明は、車両前部のエンジンルーム内に横置き配置されたエンジンの吸気装置において、レゾネータを活用して、エンジンの大型化を防止しつつ、分岐管部の筒状構造の下流端部分に衝突時の衝撃荷重が容易に加わるのを防止可能な構造を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は、次のように構成したことを特徴とする。
まず、本願の請求項1に記載の発明は、横置きエンジンの車両前方側に吸気ユニットが備えられ、該吸気ユニットが、上流側から、吸入管部と、該吸入管部に連通するサージタンク部と、該サージタンク部の前部から上方に延びて後方のエンジン側に湾曲した後、下方に傾斜してエンジンの吸気ポートに接続された複数の分岐管部とを有すると共に、全体が複数の樹脂製分割成形体を接合して一体化した構成とされ、かつ、前記分岐管部の傾斜した下流端部分は、単一の分割成形体により筒状構造に形成されていると共に燃料のデリバリパイプの前方に配置されている車両用エンジンの吸気装置であって、前記吸気ユニットの湾曲する分岐管部の内側に、連通路を介して前記サージタンク部または前記吸入管部に接続されたレゾナンスチャンバーと、前記吸入管部の少なくとも下流側部位とが車両前後方向に並んで配設されていると共に、前記連通路は、前記分岐管部の下流端部分よりも車両前方側において、前記複数の分割成形体のうちの隣り合うもの同士の略水平な接合面上に設けられていることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記レゾナンスチャンバーは、前記分岐管部の下流端部分よりも車両前方側において、前記隣り合うもの同士の略水平な接合面上に設けられていることを特徴とする。
そして、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記連通路は、前記湾曲する分岐管部の内側の空間において車幅方向の一側側に配置され、レゾナンスチャンバーと前記吸入管部とは同空間において車幅方向の他側側に配置されていることを特徴とする。
そして、請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の発明において、前記レゾナンスチャンバーと前記吸入管部のうちの車両後方側に位置するものと、前記分岐管部の下流端部分とが壁を共有して隣接配置されていることを特徴とする。
次に、本発明の効果について説明する。
まず、請求項1に記載の発明によれば、分岐管部の下流端部分よりも車両前方側において、複数の分割成形体のうちの隣り合うもの同士の分割成形体の接合面上に連通路が設けられているので、該接合面における車両前後方向の強度、つまり車両前後方向の衝突耐力が向上すると共に、衝突時の衝撃がこの接合面で徐々に吸収され、分岐管部の筒状構造の下流端部分に及ぶ衝撃が軽減される。したがって、この分岐管部の下流端部分の破損が防止されると共に、その後方に配置されたデリバリパイプの破損も防止されることとなる。また、レゾナンスチャンバーは湾曲する分岐管部の内側のスペースを有効利用して設けられているので、レゾナンスチャンバーを設けたとしても、吸気装置の大型化、つまりエンジンの大型化を招くこともない。
また、請求項2に記載の発明によれば、レゾナンスチャンバーが設けられているから、これによっても分割成形体の接合面における車両前後方向の剛性、つまり車両前後方向の衝突耐力が向上することとなる。したがって、請求項1で説明した効果が一層確実なものとなる。
また、請求項3に記載の発明によれば、前記湾曲する分岐管部の内側の空間における分割成形体の接合面上の狭いスペースを有効活用して、連通路、レゾナンスチャンバー、並びに吸入管部をコンパクトに配置することができる。
そして、請求項4に記載の発明によれば、レゾナンスチャンバーと吸入管部のうちの車両後方側に位置するものと、前記分岐管部の下流端部分とが壁を共有して隣接配置されているので、分岐管部の下流端部分の強度が一層向上することとなる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1に示すように、第1の実施の形態に係る車両1の前部にはエンジンルーム2が設けられ、該エンジンルーム2には、気筒列方向が車幅方向とされた横置きタイプのエンジン3が配設されている。このエンジン3の車両前方側には吸気装置4が配設され、車両後方側には排気装置5が配設されている。吸気装置4は、エンジン3の車両前方側側面に取り付けられた吸気ユニット5と、該吸気ユニット5に走行風を導くエアダクト6等を有している。排気装置7には、排気を浄化する排気浄化装置8等が備えられている。また、エンジン3の周囲には、ラジエータ9、図示しないエンジン補機、変速機等が配設されている。
ここで、この吸気ユニット5は、図2、図3に示すように、4つの樹脂製分割成形体11,12,13,14を、対応するフランジ部11f,12f,12f,13f,13f,14f同士を図示しない固着手段で接合することにより、一体化した構成のものであり、上流側から、一端のフランジ21aにエアダクト6が接続される吸入管部21と、該吸入管部21の他端側(下端側)に接続された扁平なサージタンク部22と、該サージタンク部22の前部から上方に延びて後方のエンジン3側に湾曲し、下方に傾斜してエンジン3の各吸気ポート3a…3a(図には1つのみ記載)に接続される複数の分岐管部23…23とを有している。なお、このエンジン3は4気筒エンジンであり、分岐管部23…23は4個形成されている。
各分岐管部23…23の下流端部分23a…23aは、それぞれ、前記分割成形体11,12,13,14のうちの分割成形体12のみにより筒状構造に形成されていると共に、該下流端部分23a…23aの前部は各気筒用のインジェクタ31…31に燃料を分配供給するデリバリパイプ32の前方に位置している。なお、デリバリパイプ32は、シリンダ列方向(車幅方向)に延びる主管と各インジェクタ31…31に接続される分岐管とを含むものである。
図4にもあわせて示すように、前記吸気ユニット4の湾曲する分岐管部23…23の内側には、前記吸入管部21と、該吸入管部21の下流側部位に連通路25を介して接続されたレゾナンスチャンバー部24とが車両前後方向に並んで配設されている。なお、レゾナンスチャンバー部24は、前記吸入管部21の前方に配置されている。
連通路25は、図2、図4に示すように、前記各分岐管部23…23の下流端部分23a…23aの車両前方側において、分割成形体12と分割成形体13との接合面上に形成されており、平面視略U字状で、断面円形とされている。また、この連通路25は、湾曲する分岐管部23…23の内側の空間において車幅方向の一側側に設けられている。
レゾナンスチャンバー部24は、前記連通路25とで共鳴過給を実現することにより、エア脈動によるエンジン3の低中速回転領域でのエンジントルクの低下を抑制するもので、連通路25同様、前記各分岐管部23…23の下流端部分23a…23aの車両前方側において、分割成形体12,13の接合面上に形成されている。なお、このレゾナンスチャンバー部24は、湾曲する分岐管部23…23の内側の空間において車幅方向の他側側に設けられている。
次に、本実施の形態に係るエンジン1の吸気装置4による作用について説明すると、図4に矢印で示すように、吸気ダクト6から、吸入管部21にエアが導入されると、サージタンク部22及び分岐管部23…23を介してエンジン3の吸気ポート3a…3a側に供給されると共に、連通路25を介してレゾナンスチャンバー部24に供給され、この結果、共鳴過給によりエア脈動が抑制され、エンジン3の低中回転領域におけるエンジントルクの低下が防止されることとなる。
その場合に、本実施の形態においては、レゾナンスチャンバー部24は湾曲する分岐管部23…23の内側スペースを有効利用して設けられているので、レゾナンスチャンバー部24を設けたとしても、吸気装置4の大型化、つまりエンジン3の大型化を招くことがない。
また、分岐管部23…23の下流端部分23a…23aよりも車両前方側において、分割成形体12,13の略水平な接合面に連通路25及びレゾナンスチャンバー部24が設けられているので、これらの分割成形体12,13の接合面における車両前後方向の強度、つまり車両前後方向の衝突耐力が向上すると共に、衝突時の衝撃がこの接合面で徐々に吸収され、分岐管部23…23の下流端部分23a…23aに及ぶ衝撃が軽減される。したがって、この分岐管部23…23の下流端部分23a…23aの破損が防止されると共に、その後方に配置されたデリバリパイブ32の破損も防止されることとなる。
また、分割成形体12,13の接合面にはレゾナンスチャンバー部24も形成されているから、これによっても分割成形体12,13の接合面における車両前後方向の剛性、つまり車両前後方向の衝突耐力が向上し、一層効果的に分岐管部23…23の下流端部分23a…23a及びデリバリパイブ31の破損が防止されることとなる。
また、連通路25は、前記湾曲する分岐管部23…23の内側の空間において車幅方向の一側側に配置され、レゾナンスチャンバー部24と吸入管部21とは同空間において車幅方向の他側側に配置されているので、分岐管部23…23の内側の空間における分割成形体12,13の接合面上の狭いスペースを有効活用して、連通路25、レゾナンスチャンバー部22、並びに吸入管部21をコンパクトに配置することができる
次に、第2の実施の形態について説明する。なお、説明に際しては、第1の実施の形態と同一または実質同一の構成要素については、同一の符号を用いるものとする。
この第2の実施の形態に係る吸気装置4′の吸気ユニット40は、図5に示すように、4つの樹脂製分割成形体41,42,43,44を、対応するフランジ部41f,42f,42f,43f,43f,44f同士を図示しない固着手段で接合することにより、一体化したものであり、上流側から、一端のフランジ51aにエアダクト6が接続される吸入管部51と、該吸入管部51の他端側(下端側)に接続される袋状のサージタンク部52と、該サージタンク部52の前部から上方に延びてエンジン3側に湾曲し、下方に傾斜してエンジン3の各吸気ポート3a…3a(図には1つのみ記載)に接続される複数の分岐管部53…53とを有している。なお、吸入管部51のサージタンク52近傍部分は、サージタンクとしての機能も有している。
各分岐管部53…53の下流端部分53a…53aは、それぞれ、前記分割成形体41,42,43,44のうちの分割成形体42のみにより筒状構造に形成されていると共に、該下流端部分53a…53aの前部は各気筒用のインジェクタ31…31に燃料を分配供給するデリバリパイプ32の前方に位置している。なお、デリバリパイプ32は、シリンダ列方向(車幅方向)に延びる主管と各インジェクタ31…31に接続される分岐管とを含むものである。
吸気ユニット40の湾曲する分岐管部53…53の内側には、図6、図7にもあわせて示すように、前記サージタンク部52と、該サージタンク部52に連通路55を介して接続されたレゾナンスチャンバー部54とが車両前後方向に並んで配設されている。なお、レゾナンスチャンバー部54は、第1の実施の形態とは異なり、前記吸入管部51(サージタンク部52の上部)の後方に配置されている。
連通路55は、前記各分岐管部53…53の下流端部分53a…53aの車両前方側において、分割成形体43と分割成形体44との接合面上に形成されており、平面視略U字状で、断面円形とされている。また、この連通路55は、湾曲する分岐管部53…53の内側の空間において車幅方向の一側側に設けられている。
レゾナンスチャンバー部54は、連通路55同様、前記各分岐管部53…53の下流端部分53a…53aの車両前方側において、分割成形体43,44の接合面上に形成されている。なお、このレゾナンスチャンバー部54は、湾曲する分岐管部53…53の内側の空間において車幅方向の他側側に設けられている。
また、レゾナンスチャンバー部54と前記分岐管部53の下流端部分53a…53aとが壁部42aを共有して隣接配置されている。
以上のように構成したことにより、第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態で説明した効果に加え、レゾナンスチャンバー部54と前記分岐管部の53…53の下流端部分53a…53aとが壁部42aを共有して隣接配置されているので、分岐管部53…53の下流端部分53a…53aの強度が一層向上することとなる。
ここで、特許請求の範囲の構成要素と実施の形態の構成要素との対応について説明しておく。すなわち、特許請求の範囲の請求項1における吸気ユニットは第1、第2の実施の形態の吸気ユニット4,40に対応し、吸気管部は吸気管部21,51に対応し、サージタンク部はサージタンク部22,52に対応し、複数の分岐管部は分岐管部23…23,53…53に対応し、複数の樹脂製分割成形体は、分割成形体11,12,13,14,41,42,43,44に対応し、下流端部分は下流端部分23a…23a,53a…53aに対応し、レゾナンスチャンバーはレゾナンスチャンバー部24,54に対応し、連通路は連通路25,55に対応する。また、請求項3における壁は、第2の実施の形態の壁部42aに対応する。 なお、前記第1、第2の実施の形態においては、レゾナンスチャンバー部24は、一体とされているが、特許請求の範囲の請求項1においてはレゾナンスチャンバーは、別体のものを含む。
なお、前記第1の実施の形態においては、レゾナンスチャンバー部24の後方に吸入管部21を配置し、第2の実施の形態においては、吸入管部51(サージタンク部52)の後方にレゾナンスチャンバー部54を配置したが、いずれの場合も、レゾナンスチャンバー部と吸入管部との前後関係を逆にしてもよい。
本発明は、車両前部のエンジンルーム内に横置き配置されたエンジンの吸気装置に広く適用することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る車両用エンジンの吸気装置が適用された車両の縦断面図である。 同吸気装置の正面図(車両前方視)である。 図2の矢印Aによる矢視図である。 図2の矢印B−Bによる分割成形体13の接合面等を示す矢視図である。 本発明の第2の実施の形態に係る吸気装置の側面図(車両側方視)である。 図5の矢印C−Cによる分割成形体43の接合面等を示す矢視図である。 図5の矢印D−Dによる分割成形体44の接合面等を示す矢視図である。
符号の説明
1 車両
3 エンジン
4,4′ 吸気装置
5,40 吸気ユニット
11,12,13,14,41,42,43,44 分割成形体
21,51 吸入管部
22,52 サージタンク部
23,53 分岐管部
23a,53a 下流端部分
24,54 レゾナンスチャンバー
25,55 連通路
31 デリバリパイブ
41a 壁部

Claims (4)

  1. 横置きエンジンの車両前方側に吸気ユニットが備えられ、該吸気ユニットが、上流側から、吸入管部と、該吸入管部に連通するサージタンク部と、該サージタンク部の前部から上方に延びて後方のエンジン側に湾曲した後、下方に傾斜してエンジンの吸気ポートに接続された複数の分岐管部とを有すると共に、全体が複数の樹脂製分割成形体を接合して一体化した構成とされ、かつ、前記分岐管部の傾斜した下流端部分は、単一の分割成形体により筒状構造に形成されていると共に燃料のデリバリパイプの前方に配置されている車両用エンジンの吸気装置であって、
    前記吸気ユニットの湾曲する分岐管部の内側に、連通路を介して前記サージタンク部または前記吸入管部に接続されたレゾナンスチャンバーと、前記吸入管部の少なくとも下流側部位とが車両前後方向に並んで配設されていると共に、
    前記連通路は、前記分岐管部の下流端部分よりも車両前方側において、前記複数の分割成形体のうちの隣り合うもの同士の略水平な接合面上に設けられていることを特徴とする車両用エンジンの吸気装置。
  2. 請求項1に記載の車両用エンジンの吸気装置であって、
    前記レゾナンスチャンバーは、前記分岐管部の下流端部分よりも車両前方側において、前記隣り合うもの同士の略水平な接合面上に設けられていることを特徴とする車両用エンジンの吸気装置。
  3. 請求項2に記載の車両用エンジンの吸気装置であって、
    前記連通路は、前記湾曲する分岐管部の内側の空間において車幅方向の一側側に配置され、レゾナンスチャンバーと前記吸入管部とは同空間において車幅方向の他側側に配置されていることを特徴とする車両用エンジンの吸気装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の車両用エンジンの吸気装置であって、
    前記レゾナンスチャンバーと前記吸入管部のうちの車両後方側に位置するものと、前記分岐管部の下流端部分とが壁を共有して隣接配置されていることを特徴とする車両用エンジンの吸気装置。
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