JP2006290574A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 画像が形成され排紙トレイに排出された用紙を所定の位置に正確にスタックされるための画像形成装置を提供すること。
【解決手段】 出力用紙8に画像を形成した後、排紙トレイ7に排紙口6から前記出力用紙8を排出してスタックする画像形成装置1であって、前記画像形成装置1は、画像形成装置内を冷却するための冷却ファン9により排出される空気流を出力用紙8に向かって吐出するための配管12と、配管12により供給される空気流を出力用紙8に対して下方から吐出する吐出口11と、前記配管内に設けられ前記冷却ファン9から排出される空気流の吐出を前記吐出口で行うか否かを切換え制御する第1切換弁13と、からなる空気流発生手段を備えている。
【選択図】 図1
【解決手段】 出力用紙8に画像を形成した後、排紙トレイ7に排紙口6から前記出力用紙8を排出してスタックする画像形成装置1であって、前記画像形成装置1は、画像形成装置内を冷却するための冷却ファン9により排出される空気流を出力用紙8に向かって吐出するための配管12と、配管12により供給される空気流を出力用紙8に対して下方から吐出する吐出口11と、前記配管内に設けられ前記冷却ファン9から排出される空気流の吐出を前記吐出口で行うか否かを切換え制御する第1切換弁13と、からなる空気流発生手段を備えている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、用紙に画像を形成して排出し、排出された用紙を排紙トレイにスタックする画像形成装置に関し、特に排紙トレイに排出された用紙が所定の位置にスタックされるための画像形成装置に関するものである。
画像形成装置において画像が形成された用紙は、受容トレイ上に排出され順次に積層される。この場合、用紙上に形成したトナー画像を定着するために定着装置を通すため、大量の熱を奪い、かなりの高温になる。そのため、機外へ排紙して排紙トレイ等の上にスタックする際に、用紙に付着したトナーが完全に用紙に固着しておらず、用紙同士が接着したりスタック不良を起こすことがある。
そこで、この欠点を改善したものとして、例えば下記の特許文献1で示す従来技術が提案されている。この従来技術は、画像形成装置に置いて定着装置の下流側に配置された排紙ユニットに冷却ファンから空気を吹き付けるようにしたものである。用紙はその上面から空気を吹き付けられるため、その面のトナーが完全に固着するまで熱が奪われてから排紙口を介して排紙スタック部に排紙される。そのため、用紙同士が付着したりスタック不良を起こすことがなくなる。
一方、画像形成装置は任意の枚数分毎に仕分ける機能を有するものがある。このような画像形成装置にあっては、その必要性からソータ等の仕分け装置を設けることがある。しかし、仕分け装置を設けることは、装置自体が複雑になりコスト的に不利である。また、オフセットするために一時的に中間トレイを設けて退避させる方法も考えられているが、この方法では高速な画像形成が不可能になるという欠点があった。
そこで、これらの欠点を改善したものとして例えば、下記の特許文献2で示す従来技術が提案されている。これは所定のジョブ毎に排出方向を変更して排出する、いわゆるジョブオフセット機構を備えたものである。具体的には、画像が形成された用紙を排紙ユニットに排紙する排紙ローラにおいて、用紙の排紙方向を変更するようにしたものである。この変更の手段は排紙ローラを構成する用紙を挟んで配置された駆動ローラと従動ローラからなり、従動ローラが用紙の搬送されてくる方向に対して、角度変更可能に設けられたものである。従動ローラを角度変更させる機構は、従動ローラを回転支持部材で支持し、回転支持部材をジョブオフセット用モータでもって回転させて向きを変更するようにしたものである。
しかしながら、上記特許文献1で示す従来装置にあっては、排紙トレイに排紙される用紙は排紙口から勢いよく飛び出し、既に排紙トレイ上にある用紙の上面に排出途中の段階で接触し、排紙される用紙と共に既に排紙トレイに排紙されている用紙をも押圧してずらしてしまうことがある。これは、排紙トレイが用紙を排出口方向に滑り落としてスタックされるように傾斜させ、異なるサイズの用紙についてコンパクトな収納トレイで対応できる構成にある。従って、用紙は排紙される際に既に排紙されている用紙をずらしてしまい、この既に排紙されていた用紙の先端が排紙トレイからはみ出して垂れ下がったままの状態で止まり正常な位置にスタックされないことがあった。
また、上記特許文献2で示す従来技術にあっては、排紙ユニットに排紙する用紙の排出方向を制御するものであり、その制御によってジョブ単位で振り分けたスタックが良好に行なわれるようにしたものである。しかし、駆動ローラと従動ローラとでもって排紙方向を制御しジョブオフセットを行うようにしたもので、機構は複雑でありコスト的に不利であるばかりでなく故障が発生しやすい等の問題点があった。
そこで、本発明者は、画像が形成され排紙トレイに排出された用紙が、所定の位置に正確にスタックされる、従来の欠点を一掃した新規な画像形成装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本願の請求項1に係る画像形成装置は、出力用紙に画像を形成した後、排紙トレイに排紙口から前記出力用紙を排出してスタックする画像形成装置であって、
前記画像形成装置は、前記排紙口から排出される出力用紙に対して下方から空気流を吐出する空気流発生手段を備えていることを特徴とする。
前記画像形成装置は、前記排紙口から排出される出力用紙に対して下方から空気流を吐出する空気流発生手段を備えていることを特徴とする。
また、本願の請求項2に係る発明は、請求項1に記載の画像形成装置にかかり、前記空気流発生手段は、画像形成装置内を冷却するための冷却ファンにより排出される空気流を前記出力用紙に向かって吐出するための配管と、前記配管により供給される空気流を出力用紙に対して下方から吐出する吐出口と、前記配管内に設けられ前記冷却ファンから排出される空気流の吐出を前記吐出口で行うか否かを切換え制御する第1切換機構と、を備えることを特徴とする。
また、本願の請求項3に係る発明は、請求項2に記載の画像形成装置にかかり、前記第1切換機構を操作することにより、前記吐出口からの空気流の吐出を行わない場合には、前記空気流は、前記画像形成装置に設けられた排気口から排気されることを特徴とする。
また、本願の請求項4に係る発明は、請求項2に記載の画像形成装置にかかり、前記配管は前記第1切換機構と吐出口との間で分岐され、この分岐された配管の端部に位置する第1、第2吐出口は、前記排紙口から排出される出力用紙の排出方向に対して左右側部に近接する位置に配置されていることを特徴とする。
また、本願の請求項5に係る発明は、請求項4に記載の画像形成装置にかかり、前記配管が分岐された位置には第2切換機構が設けられ、前記第2切換機構は、前記第1、第2吐出口への空気流の供給を切換え制御することを特徴とする。
また、本願の請求項6に係る発明は、請求項5に記載の画像形成装置にかかり、前記第2切換機構は、前記第1、第2吐出口の何れか一方、またはその双方への空気流の供給を選択的に切換えることが可能であることを特徴とする。
また、本願の請求項7に係る発明は、請求項1〜6の何れか1項に記載の画像形成装置にかかり、前記排紙トレイは、出力用紙の排出方向に対する中央部から両側部に向かって下方に傾斜していることを特徴とする。
本願の請求項1に係る発明においては、排紙口から排紙される出力用紙に向かって下方から空気流を供給することにより出力用紙の下方に気流が発生し、排紙される用紙は、その排紙が完了するまでは前記気流によりその先端部が排紙トレイに既に排紙された出力用紙に接触することがなくなり、既にスタックされた用紙のズレをなくすることができる。
また、本願の請求項2に係る発明においては、排紙口の両側端部近傍に設けられた吐出口からの空気流の供給が第1切換機構により自由に変更でき、使い勝手が向上する。また、空気流を本体内部の冷却に用いる冷却ファンの排気を用いることにより、ファンを別途設ける必要がなく、安価に提供できる。
また、本願の請求項3に係る発明においては、吐出口からの空気流の供給が行われない場合は、一般的な画像形成装置と同じく、本体に取り付けられた排気口により排気を行うため、排気施設を別途備える必要がない。
また、本願の請求項4に係る発明においては、吐出口が排紙口の両側部の下方に設けられるので、空気流の供給を安定に行えると共に、この空気流による出力用紙の裏返り等を抑えることができる。
また、本願の請求項5に係る発明においては、第1吐出口と第2吐出口とを選択的に使用できることから、この空気流供給方向を制御することにより、用紙のソーティングを行うことができるようになる。
また、本願の請求項6に係る発明においては、第2切換弁が第1吐出口及び第2吐出口の何れか一方のみならず、両方から空気流を供給するように切り替えることができ、もってソーティングの実行の有無を選択できるようになる。
また、本願の請求項7に係る発明においては、排紙トレイが中央部から隅部に向かって傾斜しているため、ソーティングを行う際に、より容易に出力用紙の振り分けを行うことができる。
以下、本発明の具体例を実施例及び図面を用いて詳細に説明する。
本発明の実施例1に係る画像形成装置を図1〜図3に示す。図1は本発明の実施例1における画像形成装置を示す外観斜視図、図2は図1の画像形成装置の横断面図、図3は図1の画像形成装置の排紙トレイ部分の構成を分かりやすく示す概略平面図である。
本実施例1に係る画像形成装置1は、給紙部2と、転写ドラム3と、定着部4と、搬送ローラ5と、排紙口6と、排紙トレイ7とから構成されている。給紙部2の用紙8は搬送ローラ5によって転写ドラム3に搬送されて画像データが転写され、定着部4で定着されるようになっている。そして、定着された用紙8は搬送ローラ5によって排紙口6から排紙トレイ7に排紙されるようになっている。排紙口6には排紙ローラ61が設けられており、用紙8が所定の速度で排紙トレイ7方向に飛び出すようになっている。また、画像形成装置1は、その内部に外気を吸入して装置内に冷却用空気を送出するファン9が設けられている。ファン9からの冷却用空気は装置内の温度を冷却した後に排気口10から装置外に排気されるようになっている。更に、ファン9からの空気は排紙トレイ7に設けられた空気流吐出口11から吐出されるように構成されている。ファン9に連なる配管12中には第1切換弁13が設けられ、空気流吐出口11から吐出する空気量と機外に排気口10を介して排気される空気量とが調整されるようになっている。
排紙トレイ7は、用紙8が排紙口6方向に滑り落ちて正規の位置にスタックされるように排紙口6方向に向かって下方に傾斜している。この傾斜は、排紙トレイ7がコンパクトな形状で異なるサイズの用紙8の全てに対応してスタックできるようにするためである。
空気流吐出口11は排紙トレイ7の側面に設けられ、空気流を排紙される用紙8の下方から排紙方向と直交する向きに吐出する構成になっている。そして、空気流吐出口11は互いに向かい合って対になって設けられている。空気流吐出口11からは常に空気が吐出され、排紙口6から排紙される用紙8の下方に気流を発生させることにより用紙8を上方に持ち上げるようになっている。更に、空気流吐出口11は排紙口6寄りに配置され、空気流吐出口11から吐出される空気流が、排紙される用紙8の先端が排紙トレイ7に着地した時点で用紙8の後端に位置し、その後に正規の位置に至ると後端から外れるような位置関係をとっている。なお、空気流吐出口11は排紙される用紙8の下方から上方、平行又は下方へ向かって空気流を吐出するようになっており、いずれの吐出方向においても排紙される用紙8の下方に気流を発生させることができるため、この吐出方向については適宜変更可能である。
このような構成による本発明の実施例1にかかる画像形成装置1の動作は下記の通りである。画像形成装置1は、スキャナーで原稿から画像データを取得し、またはファクシミリ信号を受信することにより画像データを取得し、またはパーソナルコンピュータで作成した画像データを取得することにより、転写ドラム3で画像データを用紙8に転写する。画像が転写された用紙8は定着部4で定着され排紙口6から排紙用トレイ7に排出される。給紙部2には異なるサイズの用紙8が用意されているので、ユーザは給紙部2から必要なサイズの用紙を選択して画像データの形成を行なう。
排紙口6から排紙ローラ61によって勢いよく飛び出した用紙8は、排出当初の段階では空気流吐出口11から吐出される空気流によって上方に持ち上げられた状態で前進する。従って、下面が既に排紙トレイ7上にある用紙8の上面に接することがないので、下方にある用紙8をずらすことがない。そして、排紙口6から排出完了の間近になると用紙8の先端が空気流吐出口11からの空気流の位置からはずれて自重により排紙トレイ7上に落下する。そして、最終的に用紙8が排紙口6から排出された後には用紙8の後端に空気流が当らなくなり、用紙8が落下してスタックされる。
また、空気流は用紙8の移動方向に対して直交し互いに向かい合った位置に形成された空気流吐出口11から吐出され、この空気流は第1切換弁13でもってその流量を調整して上述したように用紙8が適正な状態で浮力を受けるように調整する。しかも、空気流吐出口11から吐出される空気流は、装置内を冷却した後に排気される空気流の一部を有効利用しているため、ファンを別途備える必要はない。
連続的な画像形成による排紙口6からの連続的な用紙8の排出においては、引き続いて用紙8が排紙口6から排紙されようとする。次々と排出される用紙8は、前述したように空気流吐出口11からの空気流によって上方に持ち上げられながら排紙トレイ7上に移動する。そして、最後には空気流の影響を受けない位置で自重によって落下して既にスタックされている用紙8上に次々と位置される。
従って、上述した実施例1にかかる画像形成装置1によれば、排紙ローラ61により用紙8を排紙口6から排出させる過程において、空気流吐出口11による空気流によって下方から上方に吹き付けられることにより持ち上げられながら排紙トレイ7方向に移動する。そして、その後に用紙8の先端が空気流の影響を受けなくなり、排紙トレイ7上に着地しながらスタックされるべき位置に移動する。このときには、用紙8の後端は空気流から外れるので、用紙8は既に排紙トレイ7上にスタックされている用紙8上面に載置される。また、空気流は用紙8の排出方向と異なる方向に吐出するので、排出速度が異常に加速されたり減速されたりして、用紙8が排紙トレイ7の正規の位置から外れることがない。そのため、排紙トレイ7上に落下した用紙8は排紙トレイ7の傾斜面を滑り落ちて正規の位置にスタックされる。
次に、本発明の実施例2における画像形成装置20について、図4、図5に基づいて説明するが、実施例1と同一部分は同一符号を付してその説明を省略する。図4は画像形成装置20の要部を示す斜視図、図5は送風経路の概要を示す説明図である。
画像形成装置20はその排紙口21の下方に排紙トレイ22が設けられている。この排紙トレイ22はジョブによって用紙8が左右に振り分けられてスタックされるものであって、出力される用紙に比べてその横幅が広くなっており、また、好ましくはその底部が中央部から隅部に向かって下方に傾斜しているとよい。排紙トレイ22の側壁における排紙口21寄りの下方には、ファン9から送られた空気流が吐出するための一対の左方空気流吐出口23Lと右方空気流吐出口23Rとが設けられている。そして、左方空気流吐出口23Lと右方空気流吐出口23Rは、矢印Xと矢印Yで示すように、空気流が排紙される用紙8の下方から上方に向けて、しかも排紙方向と直交する向きに吐出する構成になっている。更に、ファン9から左方空気流吐出口23Lと右方空気流吐出口23Rに至る配管12中に第2切換弁24が設けられ、用紙8を振り分けてスタックする際には左方空気流吐出口23Lと右方空気流吐出口23Rから同時に空気流が吐出されることなく、選択的にどちらか一方から空気が吐出するようになっている。すなわち、空気流の吐出を選択する切換機構が第2切換弁24によって形成されている。
左方空気流吐出口23Lと右方空気流吐出口23Rは排紙口6寄りに配置されている。左方空気流吐出口23Lと右方空気流吐出口23Rから吐出される空気流は、排紙される用紙8の先端が排紙トレイ22に着地した時点で用紙8の後端に位置し、その後に用紙8の先端が更に前進すると後端から外れるような位置関係をとっている。
このような構成による本発明の実施例2にかかる画像形成装置20の動作は下記の通りである。画像形成はジョブ単位で連続的に行なわれることにより、用紙8が排紙口21から連続して排紙トレイ22に排紙される。このとき、スタックはジョブ単位で左右に振り分けられて行なわれる。
例えば、図4及び図5において矢印Xで示すように左方空気流吐出口23Lからのみ空気を吐出させると、用紙8は排紙トレイ22の右方に吹き寄せられる。このとき、排紙口6から排出される用紙8は、排出当初の段階では左方空気流吐出口23Lから吐出される空気流によって上方に持ち上げられた状態で前進する。従って、下面が既に排紙トレイ22上にある用紙8の上面に接して移動しないので、下方にある用紙8をずらすことがない。そして、排紙口21から排出完了の間近になると用紙8の先端が左方空気流吐出口23Lからの空気流の位置からはずれて自重により排紙トレイ22上に落下する。そして、最終的に用紙8が排紙口21から排出された後には用紙8の後端に空気流が当らなくなり、用紙8が全体的に落下して右方に位置する。その後、用紙8は排紙トレイ7上を滑り落ちて正規の位置で止まりスタックされる。
このようにして、連続的に用紙8をスタックさせてそのジョブの画像形成を終了する。次のジョブにおいては、第2切換弁24を調整して矢印Yで示すように右方空気流吐出口23Rからのみ空気流を吐出させる。今度は、この空気流によって用紙8が排紙トレイ22の左方にスタックされる。
従って、上述した本発明の実施例2にかかる画像形成装置20によれば、用紙8を排紙口6から排出させる過程において、左方空気流吐出口23L又は右方空気流吐出口23Rによる空気流が下方から吹き付けられることにより持ち上げられて移動する。そして、その後に用紙8の先端が排紙トレイ7上に着地しながらスタックされるべき位置に至るが、そのときには、空気流は用紙8の後端から外れるので、既に排紙トレイ7上にスタックされている用紙8上面に強く接触しこれを移動させてしまうことがない。また、空気流は用紙8の排出方向と異なる方向に吐出するので、排出速度が異常に加速されたり減速されたりして、用紙8が排紙トレイの正規の位置から外れることがない。従って、排紙トレイ7上には用紙8が常に正常な状態でスタックされる。なお、このように左右に振り分けてスタックする際には、左方空気流吐出口23L又は右方空気流吐出口23Rから吐出される空気流が直接排紙される用紙8にあたるようにするとより左右への振り分けが良好に行われるため、好ましくは排紙される用紙8に向かって下方から上方又は平行に向かって空気流が吐出されるように左方空気流吐出口23L又は右方空気流吐出口23Rの空気流吐出方向を変更すると良い。
更に、左方空気流吐出口23L又は右方空気流吐出口23Rは、第2切換弁24により空気流の供給が切換えられるので、排出口6から排出される用紙8が左方向から吹き付けられて右方向に移動することと、右方向から吹き付けられて左方向に移動することとが選択される。従って、例えばジョブ単位で空気流によって排紙トレイ7上に用紙8を振り分けてスタックできる。
ユーザは、すべての画像形成のジョブを終了した後は、排紙トレイ7にスタックされた用紙8を取り出すが、取り出される用紙8は例えばジョブ単位で仕分けられている。
尚、本発明の実施例1及び実施例2においては、排紙トレイ7及び排紙トレイ22が画像形成装置1及び画像形成装置20に組み込まれたものであるが、本発明は、これに限定されることなく、画像形成装置1及び画像形成装置20が本体と別体に独立して排紙トレイ装置を構成した形態のものにも適用できる。この場合には、排紙トレイ装置は画像形成装置本体に合体させて用いられるが、排紙トレイ内に吐出される空気流を画像形成装置本体から導入するようにしてもよく、排紙トレイ装置自体にファンを設けて空気流を発生させるようにしてもよい。
尚また、本発明の実施例2においては、切換機構としての第2切換弁24でもって、左方空気流吐出口23Lと右方空気流吐出口23Rとから吐出する空気流を選択的に切換えている。しかし、本発明はこれに限定されることなく、左方空気流吐出口23Lと右方空気流吐出口23Rとに夫々シャッターを設けてこのシャッターを交互に作動させて空気流の吐出を選択的に切換えるようにする等種々の構成に変更してもよい。
1 画像形成装置
2 給紙部
3 転写ドラム
4 定着部
5 搬送ローラ
6 排紙口
7 排紙トレイ
8 用紙
9 ファン
10 排気口
11 空気流吐出口
12 配管
13 第1切換弁
20 画像形成装置
21 排紙口
22 排紙トレイ
23L 左方空気流吐出口
23R 右方空気流吐出口
24 第2切換弁
2 給紙部
3 転写ドラム
4 定着部
5 搬送ローラ
6 排紙口
7 排紙トレイ
8 用紙
9 ファン
10 排気口
11 空気流吐出口
12 配管
13 第1切換弁
20 画像形成装置
21 排紙口
22 排紙トレイ
23L 左方空気流吐出口
23R 右方空気流吐出口
24 第2切換弁
Claims (7)
- 出力用紙に画像を形成した後、排紙トレイに排紙口から前記出力用紙を排出してスタックする画像形成装置であって、
前記画像形成装置は、前記排紙口から排出される出力用紙に対して下方から空気流を吐出する空気流発生手段を備えていることを特徴とする画像形成装置。 - 前記空気流発生手段は、画像形成装置内を冷却するための冷却ファンにより排出される空気流を前記出力用紙に向かって吐出するための配管と、前記配管により供給される空気流を出力用紙に対して下方から吐出する吐出口と、前記配管内に設けられ前記冷却ファンから排出される空気流の吐出を前記吐出口で行うか否かを切換え制御する第1切換機構と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記第1切換機構を操作することにより、前記吐出口からの空気流の吐出を行わない場合には、前記空気流は、前記画像形成装置に設けられた排気口から排気されることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記配管は前記第1切換機構と吐出口との間で分岐され、この分岐された配管の端部に位置する第1、第2吐出口は、前記排紙口から排出される出力用紙の排出方向に対して左右側部に近接する位置に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記配管が分岐された位置には第2切換機構が設けられ、前記第2切換機構は、前記第1、第2吐出口への空気流の供給を切換え制御することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
- 前記第2切換機構は、前記第1、第2吐出口の何れか一方、またはその双方への空気流の供給を選択的に切換えることが可能であることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
- 前記排紙トレイは、出力用紙の排出方向に対する中央部から両側部に向かって下方に傾斜していることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の画像形成装置。
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2005
- 2005-04-13 JP JP2005115275A patent/JP2006290574A/ja active Pending
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Legal Events
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