JP2006290458A - ラップフィルム用カートン - Google Patents

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Abstract

【課題】開封片を掩蓋片から切り取り、前板から引き剥がす動作を一方向ではなく両方向から可能とし、開封片の開封を両方向から容易にできるラップフィルム用カートンを提供する。
【解決手段】本発明は、ロール状に巻かれたラップフィルムが収納されるカートン本体に蓋体が起伏自在に連設されており、該蓋体の先端に前板と重なり合う掩蓋片と、該掩蓋片に切り取り線を介して開封片が切り取り可能に連設されており、前板の表面と開封片の裏面とを部分的に部分貼合部で貼り合わせ、開封片を切り取り線で切り取り、引き剥がしてカートンを開封する形態のラップフィルム用カートンであって、切り取り線を両方向から切り取り可能な形状とし、掩蓋片から開封片を切り取り線で両方向から切り取ることができ、前板から開封片を部分接合部で両方向から引き剥がすことができ、開封片が両方向から開封可能としたことを特徴とするラップフィルム用カートンである。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般家庭などで食品の包装に使用されているラップフィルムを収納するカートンの改良技術に関するものである。
従来のラップフィルム用カートンは、図9に示すように、ロール状に巻かれたラップフィルムが収納されるカートン本体の上方開口部における一側縁に蓋体が起伏自在に連設されており、該蓋体の先端に前記カートン本体の前板と重なり合う掩蓋片と、該掩蓋片に切り取り線を介して開封片が切り取り可能に連設されており、前記前板の表面と前記開封片の裏面とを部分的に貼合させている部分接合部を引き剥がし、前記切り取り線から前記開封片を切り取ることでカートンを開封可能にする形態である。そして、掩蓋片から開封片の裏面が前板の表面に貼合している部分接合部を引き剥がしながら、切り取り線で開封片を切り取ることで、掩蓋片の裏面に貼合されている切断刃を露出させることができ、内部に収納されているラップフィルムのロールからラップフィルムを必要量引き出し、この切断刃で切断して使用するものであることは広く知られている。
従来のラップフィルム用カートン100では、開封片16を切り取る切り取り線123は、一方向から切り取りやすくなっており、さらに、部分貼合部での貼り合わせが、開封片16に設けた半円形状の切り込み部124の裏面と、前板11の表面に設けた円形状の半切れ線で囲まれた半切れ部125の内側の剥離用ニスの非塗布部分との貼り合わせであり、前板11の円形状の半切れ線で囲まれた半切れ部125の板紙の層間剥離によるこの部分接合部の剥離離脱により開封片16を引き剥がす方法が広く行われている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平11−227759号公報
しかしながら、従来のラップフィルム用カートンに設けられている切り取り線は一方向から切り取り開封する形状であり、反対方向からは切り取りにくい形状となっている。従って、切り取り方向の表示が不明確な場合、使用者が視覚障害者、老人、子供等の場合、反対側から開封してしまうこともあり、開封に困難をきたすという問題がある。
上記の問題点を解決するために見出された本発明は、開封片を掩蓋片から切り取り、開封片を前板から引き剥がす動作を一方向ではなく両方向から可能とし、開封片の開封を両方向から容易にできる利便性の高い形態のラップフィルム用カートンを提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するためになされた本発明は、ロール状に巻かれたラップフィルムが収納されるカートン本体の上方開口部における一側縁に蓋体が起伏自在に連設されており、該蓋体の先端に前記カートン本体の前板と重なり合う掩蓋片と、該掩蓋片に切り取り線を介して開封片が切り取り可能に連設されており、前記前板の表面と前記開封片の裏面とを部分的に部分貼合部で貼り合わせ、前記開封片を前記切り取り線で切り取り、前記部分接合部から引き剥がすことでカートンを開封することができる形態のラップフィルム用カートンであって、前記切り取り線を両方向から切り取り可能な形状とし、前記掩蓋片から前記開封片を前記切り取り線で両方向から切り取ることができ、前記前板から前記開封片を前記部分接合部で両方向から引き剥がすことができ、前記開封片が両方向から開封可能である形態としたことを特徴とするラップフィルム用カートンである。
第一の実施の形態は、前記切り取り線の形状が、両端を前記掩蓋片側に斜めに屈曲させた切れ目を断続的に設けた形状であり、前記開封片に開封する両方向にそれぞれ開放した形状の一対の切り込みが、互いに接触せずに背中合わせとなった切り込み部を複数箇所設け、前記前板に閉鎖形状の半切れ部を複数箇所設け、前記開封片と前記前板を貼り合わせた時に、前記切り込み部と前記半切れ部とが重なる位置となり、前記切り込みが前記半切れ部を横断し、前記切り込みの両端が前記半切れ部の外周線上又は前記半切れ部の外側に位置することを特徴とするラップフィルム用カートンであり、前記半切れ部の形状が、前記前板の長さ方向が幅方向より長い形状であることを特徴とし、具体的には、前記半切れ部の形状が、長円形、楕円形、菱形、六角形のいずれかであること、前記切り込みが半円形、弧状、円弧状、鉤形のいずれかであることを特徴とする。
また、第二の実施の形態は、前記開封片に該開封片の長さ方向が幅方向より長い長円形切り込み部を複数箇所設け、該長円形切り込み部の内側部分と前記前板を貼り合わせて前記部分接合部を形成したことを特徴とするラップフィルム用カートンである。
いずれの形態においても、前記前板の前記半切れ部を除いた部分に剥離用ニスを塗布したことを特徴とするものである。
本発明のラップフィルム用カートンは、開封片を掩蓋片から切り取り、開封片を前板から引き剥がす動作を一方向ではなく両方向から可能とし、開封片の開封を両方向から容易にできる利便性の高い形態にしたことにより、右利き、左利きにかかわらず開封片の開封をどちらの方向からでも容易に行うことができるという効果を有するものである。また、開封方向の表示が不明確な場合、あるいは、使用者が視覚障害者、老人、子供等の場合でも開封を容易に行うことができるという効果を有するものである。
以下図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明によるラップフィルム用カートンの一実施例を示す斜視図であり、図2は、本発明によるラップフィルム用カートンの一実施例のブランクの展開図であり、図3は、従来のラップフィルム用カートンと本発明によるラップフィルム用カートンの掩蓋片と開封片を示す部分平面図であり、図4は、本発明によるラップフィルム用カートンの切り込み部と半切れ部の位置関係を示す図であり、図5は、本発明によるラップフィルム用カートンの半切れ部の形状の例を示す図であり、図6は、本発明によるラップフィルム用カートンの切り込み部の形状の例を示す図であり、図7は、本発明によるラップフィルム用カートンの第二の実施の形態のブランクの展開図であり、図8は、本発明によるラップフィルム用カートンの開封する状態を示す斜視図であり、そして、図9は、従来のラップフィルム用カートンの例を示す斜視図である。
図1は、本発明のラップフィルム用カートンの第一の実施の形態を示す斜視図であり、ラップフィルム用カートン1は、従来のラップフィルム用カートン100と同様に、ロール状に巻かれたラップフィルムが収納されるカートン本体2の上方開口部における一側縁に蓋体3が起伏自在に連設されており、該蓋体3の先端にカートン本体2の前板11と重なり合う掩蓋片15と、該掩蓋片15に切り取り線23を介して開封片16が切り取り可能に連設されており、前板11の表面と開封片16の裏面とを部分的に貼合させている部分接合部を引き剥がし、切り取り線23から開封片16を切り取ることでカートンを開封することができる形態である。そして、掩蓋片15から開封片16の裏面が前板11の表面に貼合している部分接合部を引き剥がしながら、切り取り線23で開封片16を切り取ることで、掩蓋片15の裏面に貼合されている切断刃26を露出させることができ、内部に収納されているラップフィルムのロールからラップフィルムを必要量引き出し、この切断刃26で切断して使用するものである。本発明のラップフィルム用カートン1が従来のラップフィルム用カートン100と異なる点は、開封片16を切り取る方法において、従来のラップフィルム用カートン100では、図7に示すように、開封片16を切り取り線123の一方向からのみ切り取ることが可能な形態であるのに対して、本発明のラップフィルム用カートン1では、両方向から開封片16を切り取ることが可能な形態であるという点である。
図2は、本発明のラップフィルム用カートン1のブランクの展開図であり、ブランク10では、折れ線a、b、cを介して前板11、底板12、後板13および蓋板14が連設されており、前板11の側縁側には折れ線eを介して折り込み片17が、また、蓋板14の側縁側には折れ線dを介して掩蓋片15がそれぞれ連設されている。そして、掩蓋片15には切り取り線23を介して開封片16が切り離し可能に連設されている。掩蓋片15の裏面には前記切り取り線23に沿って切断刃26(裏面側で図示されていない)が取り付けられ、開封片16を切り取った後に、切断刃の刃の部分を露出させて内部に収納されているラップフィルムのロールからラップフィルムを必要量引き出し、この切断刃26でラップフィルムを切断することができる。
また、前板11、底板12、後板13、蓋板14および掩蓋片15のそれぞれの両端位置には、折れ線f、f´を介してそれぞれ第一側片18、18´、側板19、19´、第二側板20、20´、側蓋板21、21´、および側蓋片22、22´が連設されている。また、側板19、19´には、飛び出し防止片19a、19´aを連設することもできる。ここで、側板19、19´の長さは前板11および後板13の幅と略同寸とされ、第一側片18、18´、第二側片20、20´の長さは側板19、19´より短くされている。また、側蓋板21、21´の長さは側板19、19´の長さの略半分程度とされ、また、側蓋片22、22´の長さは蓋板14の幅よりも短くされている。
本発明のラップフィルム用カートン1では、切り取り線23が両方向から切り取り可能であるということが重要なポイントであり、この切り取り線23の形状は、両方向から切り取り可能な形状とする。図3−aに示す従来のラップフィルム用カートンの切り取り線が一方向から切り取る形状であるのに対して、図3−bに示す本発明のラップフィルム用カートンの切り取り線23は両方向から切り取ることが可能な形状としている。本例では、直線部分の両端から斜め線を外側方向に設けているが、本例以外にも、例えば、図3−cに示すように、直線部分の両端からそれぞれ略L字形を外側方向に設けている形状でもよい。
また、開封片16には長手方向に沿って等間隔に切り込み部24が計6個形成されている。この切り込み部24の形状は、一対の半円形の切り込み24a、24aが反対方向に開放して背中合わせになっている形状である。従来のラップフィルム用カートンの切り込み部の形状では、図3−aに示すように、開封方向に向かって開放した半円形であり、矢印の一方向から開封するのに対しては開封しやすい手段となっているが、その反面、かえって反対方向からは開封しにくくなっている。従来のラップフィルム用カートンの切り込み部の形状に対して、本発明のラップフィルム用カートンの切り込み部24は一対の半円形の切り込み24a、24aからなり、図3−b、cに示すように、それぞれ反対方向に開放して背中合わせとなっているため、両方向から開封しても、半円形の切り込み24aの反動で半切れ部25を表面から剥離しやすくすることができ、両方向からの開封を容易にしている。
一方、前板11の表面には、図2に示すように、カートンに形成された時に開封片16の一対の半円形の切り込み部24と重なる位置にそれぞれ長円形の半切れ部25を設けている。この半切れ部25は、半切れと称するように、ラップフィルム用カートン1の材料である板紙を表面から略半分程度切り込みを入れる加工により形成することができる。
開封片16に設けた半切れ部25の内側部分と前板11とが貼り合わされた部分接合部により、開封片16と前板11とが貼り合わされているが、本発明のラップフィルム用カートン1では、前板11と開封片16を重ねた時の半切れ部25と切り込み部24の位置関係としては、図4に示すように、半切れ部25の中央部で切り込み部24の半円形の切り込み24a、24aが反対方向に開き、互いに背中合わせとなっている。両半円形の切り込み24a、24aが半切れ部25の中央部から対称な位置とすることが、両方向からの開封のしやすさの差をなくすることになる。
また、それぞれの半円形の切り込み24a、24aの両端は、図4に示すように、半切れ部25の外側に位置する形状としている。すなわち、半円形の切り込み24a、24aの2つの半円形を全円としその2つの全円を含む長円R(斜線部)を、半切れ部25の長円r(網線部)より大きくして、切り込み部24の各端部が長円rから突出した形状としている。このように、半円形の切り込み24a、24aの両端は、半切れ部25の外側または半切れ部25外周線上とするが、半切れ部24の内側にした場合、開封片16の開封に支障をきたすことになる。
また、前板11に設ける半切れ部25の形状としては、上記の長円形に限定されるものではなく、例えば、図5−aに示す楕円形、図5−bに示す菱形、図5−cに示す六角形等とすることができる。
また、開封片16に設ける切り込み部24の切り込み24aの形状としては、上記の半円形に限定されるものではなく、例えば、図6−aに示す弧状、図6−bに示す円弧形、図6−cに示す鉤形等とすることができる。
なお、切り込み部24において、切り込みを接触しない背中合わせとした形状とするが、背中合わせの切り込み同志は1.5mm以上の間隔をあける必要がある。その間隔が1.5mm未満の場合、開封片16の開封に支障をきたすことになる。
また、前板11には剥離用ニスを印刷で設けているが、この剥離用ニスを設ける位置は、少なくとも製函において接着剤を塗布する部分で、かつ、半切れ部25の内側部分を除いた部分としている。
なお、開封片16に設けた切り込み部24および前板11に設けた半切れ部25の数は特に限定されないが、使用前には、開封片16が前板11に固着されて剥がれなく、かつ、使用の際には、この部分接合部で前板11の表層が剥離し、開封が容易になるように適宜設定する。
図5は、本発明のラップフィルム用カートンの第二の実施の形態のブランクの展開図であり、このブランク10Aでは、開封片16に切り込み部24Aを設けているが、前板11には半切れ部25を設けていない。この切り込み部24Aの形状は、長円形であり、図5−bの切り込み部24Aの拡大図に示すように、開封前に切り抜かれないように、数ヶ所にツナギtを設けている。
一方、前板11の表面には、剥離用ニスを印刷で設けているが、この剥離用ニスを設ける位置は、少なくとも製函において接着剤を塗布する部分で、かつ、切り込み部24Aが重なる部分を除いた部分としている。この切り込み部24Aの内側部分と前板11とを貼り合わせて部分接合部を形成し、開封片16と前板11とを貼り合わせる。
なお、切断刃26の形状は、直線状以外にU字形状、V字形状の場合もあり、V字形状の場合には、切り取り線23がV字形状になり、半切れ部25の位置と形状は、曲線部の位置は、直線上の等間隔に配置されるが、形状はそれぞれ異なってくる。
つぎに、本発明のラップフィルム用カートンを組み立てる方法を説明する。まず、ブランク10を各折れ線a、b、c、d、e、fに沿って折り曲げ、折り込み片17の裏面を前板11の裏面に貼着し、つづいて、第二側片20、20´の表面と側板19、19´の裏面との間に第一側片18、18´を挟み込んで各接触面をそれぞれ貼着することによってカートンの収納部が形成される。また、蓋部は、側蓋片22、22´の表面と側蓋板21、21´の裏面とを貼着することにより形成される。
こうして組み立てられたラップフィルム用カートンには、収納部の凹部にロール状のラップフィルムなどが収納される。そして、前板11の半切れ部25に重なるように帯状に塗布された接着剤によって前板11の表面と掩蓋片15の開封片16の裏面とが貼着され、それによりカートンが密封される。その場合、剥離用ニスが塗布されていない部分である半切れ部25の内側部分と開封片16の切り込み部24の内側とが接着される。
本発明のラップフィルム用カートンを使用する場合には、図6に示すように、開封片16の両端側の摘まみ部27をつまんで開封片16を切り取り線23の箇所から切り離すと、接着部である半切れ部25の内側の表面の紙が層間剥離することによってラップフィルム用カートン1が開封される。この時、本発明のラップフィルム用カートン1では、切り取り線23が両方から切り取り可能であり、かつ、切り込み部24の形状から開封片16を両方向に引き剥がすことができる。すなわち、開封片16を両方向から開封することが可能である。開封片16を開封した後、切断刃26が露出する。同時に、カートンの内部に収納されたロール状のラップフィルムも露出するため、ラップフィルムを必要量だけ繰り出して切断刃26により切断することが可能となる。
本発明のラップフィルム用カートンは、ポリエチレン、ポリ塩化ビニリデン、ポリ塩化ビニル、ポリブタジエン、ポリメチルペンテン等のラップフィルムを収納するカートンに利用することができる。さらに、ラップフィルム以外にも、アルミニウム箔、剥離紙等に利用することができる。
本発明によるラップフィルム用カートンの一実施例を示す斜視図である。 本発明によるラップフィルム用カートンの一実施例のブランクの展開図である。 従来のラップフィルム用カートンと本発明によるラップフィルム用カートンの掩蓋片と開封片を示す部分平面図である。 本発明によるラップフィルム用カートンの切り込み部と半切れ部の位置関係を示す図である。 本発明によるラップフィルム用カートンの半切れ部の形状の例を示す図である。 本発明によるラップフィルム用カートンの切り込み部の形状の例を示す図である。 本発明によるラップフィルム用カートンの第二の実施の形態のブランクの展開図である。 本発明によるラップフィルム用カートンの開封する状態を示す斜視図である。 従来のラップフィルム用カートンの例を示す斜視図である。
符号の説明
1 ラップフィルム用カートン(本発明)
2 カートン本体
3 蓋体
10 ブランク(第一の実施の形態)
10A ブランク(第二の実施の形態)
11 前板
12 底板
13 後板
14 蓋板
15 掩蓋片
16 開封片
17 折り込み片
18 第一側片
19 側板
20 第二側板
21 側蓋板
22 側蓋片
23 切り取り線
24 切り込み部
24a 切り込み
25 半切れ部
26 切断刃
27 摘まみ部
a〜f 折れ線
t ツナギ

Claims (8)

  1. ロール状に巻かれたラップフィルムが収納されるカートン本体の上方開口部における一側縁に蓋体が起伏自在に連設されており、該蓋体の先端に前記カートン本体の前板と重なり合う掩蓋片と、該掩蓋片に切り取り線を介して開封片が切り取り可能に連設されており、前記前板の表面と前記開封片の裏面とを部分的に部分貼合部で貼り合わせ、前記開封片を前記切り取り線で切り取り、前記部分接合部から引き剥がすことでカートンを開封することができる形態のラップフィルム用カートンであって、
    前記切り取り線を両方向から切り取り可能な形状とし、前記掩蓋片から前記開封片を前記切り取り線で両方向から切り取ることができ、前記前板から前記開封片を前記部分接合部で両方向から引き剥がすことができ、前記開封片が両方向から開封可能である形態としたことを特徴とするラップフィルム用カートン。
  2. 前記切り取り線の形状が、両端を前記掩蓋片側に斜めに屈曲させた切れ目を断続的に設けた形状であることを特徴とする請求項1に記載のラップフィルム用カートン。
  3. 前記開封片に開封する両方向にそれぞれ開放した形状の一対の切り込みが、互いに接触せずに背中合わせとなった切り込み部を複数箇所設け、前記前板に閉鎖形状の半切れ部を複数箇所設け、前記開封片と前記前板を貼り合わせた時に、前記切り込み部と前記半切れ部とが重なる位置となり、前記切り込みが前記半切れ部を横断し、前記切り込みの両端が前記半切れ部の外周線上又は前記半切れ部の外側に位置することを特徴とする請求項1又は2に記載のラップフィルム用カートン。
  4. 前記半切れ部の形状が、前記前板の長さ方向が幅方向より長い形状であることを特徴とする請求項3に記載のラップフィルム用カートン。
  5. 前記半切れ部の形状が、長円形、楕円形、菱形、六角形のいずれかであることを特徴とする請求項4に記載のラップフィルム用カートン。
  6. 前記切り込みが半円形、弧状、円弧状、鉤形のいずれかであることを特徴とする請求項3乃至5のいずれかに記載のラップフィルム用カートン。
  7. 前記開封片に該開封片の長さ方向が幅方向より長い長円形切り込み部を複数箇所設け、該長円形切り込み部の内側部分と前記前板を貼り合わせて前記部分接合部を形成したことを特徴とする請求項1に記載のラップフィルム用カートン。
  8. 前記前板の前記半切れ部を除いた部分に剥離用ニスを塗布したことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のラップフィルム用カートン。


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