JP4546121B2 - ティッシュ包装体 - Google Patents

ティッシュ包装体 Download PDF

Info

Publication number
JP4546121B2
JP4546121B2 JP2004078676A JP2004078676A JP4546121B2 JP 4546121 B2 JP4546121 B2 JP 4546121B2 JP 2004078676 A JP2004078676 A JP 2004078676A JP 2004078676 A JP2004078676 A JP 2004078676A JP 4546121 B2 JP4546121 B2 JP 4546121B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tissue
sheet
bag
outer bag
wet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004078676A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004338803A (ja
Inventor
真久 福田
美里 飯高
孝平 根本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Seal International Inc
Original Assignee
Fuji Seal International Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Seal International Inc filed Critical Fuji Seal International Inc
Priority to JP2004078676A priority Critical patent/JP4546121B2/ja
Publication of JP2004338803A publication Critical patent/JP2004338803A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4546121B2 publication Critical patent/JP4546121B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)

Description

この発明は、ウエットティッシュを折り畳んだ状態で集積したティッシュ集積体を取出可能に包装してなるティッシュ包装体に関する。
この種のティッシュ包装体としては、柔軟性を有するフレキシブルシートによって形成されたピロータイプの外装袋に、上述したようなティッシュ集積体を収容したものが一般的であり、外装袋の上面には、ティッシュ取出用開口が形成され、そのティッシュ取出用開口を覆うように、内面に粘着層が形成された蓋シートを外装袋の上面に剥離可能に貼着することによって、ティッシュ取出用開口が開閉可能に閉塞されている。
従って、蓋シートを外装袋の上面から部分的に剥離すると、ティッシュ取出用開口が開放され、この開放されたティッシュ取出用開口からウエットティッシュを1枚づつ取り出すことができ、ウエットティッシュを取り出した後は、外装袋の上面から部分的に剥離した蓋シートを、外装袋の上面に再度貼着すると、ティッシュ取出用開口が閉塞され、外装袋が再封される。
特公昭58−22411号公報
ところで、こういったティッシュ包装体では、上述したように、外装袋の上面に貼着された蓋シートを外装袋の上面から剥離したり、外装袋の上面に貼着したりすることによって、外装袋に形成されたティッシュ取出用開口を簡単に開閉することができるので、ウエットティッシュの取出作業性に優れている。
しかしながら、ウエットティッシュの使用に伴って、外装袋に収容されているティッシュ集積体の高さが初期の半分以下に低下し、外装袋内の上部にある程度の空間が形成されると、外装袋の上面をフラットな状態に保持することが難しく、ティッシュ取出用開口の周縁部に皺や襞等が発生し始めるので、一旦剥離した蓋シートを外装袋の上面に貼着する際、ティッシュ取出用開口の周囲を全周にわたって蓋シートに完全に密着させることが難しくなる。
このように、外装袋内のウエットティッシュが残り少なくなってくると、一旦剥離した蓋シートを余程注意して外装袋に貼着しない限り、再封時における外装袋の密封性能を確保することができず、外装袋の密封性能を確保することができないと、外装袋内に残ったウエットティッシュが乾燥し始めることになるので、最早ウエットティッシュとして使用することができなくなるといった問題がある。
そこで、この発明の課題は、外装袋に収容されたウエットティッシュを、最後まで使用することができるように、ウエットティッシュの乾燥を極力抑えることができるティッシュ包装体を提供することにある。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る発明は、ウエットティッシュを折り畳んだ状態で集積したティッシュ集積体と、前記ティッシュ集積体を収容する、上面に開閉可能なティッシュ取出用開口が形成された外装袋と、前記外装袋に収容された前記ティッシュ集積体の上面の全面を覆うように、前記外装袋内に配置され、その一対の端縁のみが前記外装袋に固着された内部シートとを備え、前記内部シートには、前記外装袋に形成された前記ティッシュ取出用開口に対応するように、前記ティッシュ集積体から前記ウエットティッシュを引き出すための切目またはスリットからなるティッシュ引出口が形成されていることを特徴とするティッシュ包装体を提供するものである。なお、ここにいう「ウエットティッシュ」は、薄織物に水を含浸させたものに限定されず、シート状の繊維素材にアルコールや化粧料、洗剤等の界面活性剤等の種々の液体を含浸させたもの(例えば、手拭き、赤ん坊のお尻拭き、トイレ掃除や家庭用掃除シート等)も含まれる。
また、上記の課題を解決するため、請求項2に係る発明は、ウエットティッシュを折り畳んだ状態で集積したティッシュ集積体と、前記ティッシュ集積体を収容する、上面に開閉可能なティッシュ取出用開口が形成された外装袋と、前記外装袋に収容された前記ティッシュ集積体を上下方向に分割するように、前記ティッシュ集積体に挟み込まれた状態で、前記外装袋内に配置され、その周縁部が前記外装袋に固着された内部シートとを備え、前記内部シートは、分割した下側の前記ティッシュ集積体の上面の全面を覆う大きさを有しており、前記内部シートには、前記外装袋に形成された前記ティッシュ取出用開口に対応するように、前記ティッシュ集積体から前記ウエットティッシュを引き出すための切目またはスリットからなるティッシュ引出口が形成されていることを特徴とするティッシュ包装体を提供するものである
また、請求項3に係る発明は、請求項1または2に係る発明のティッシュ包装体において、前記外装袋の合掌貼り部分を切除することによって、前記ティッシュ取出用開口が形成されるようになっており、形成された前記ティッシュ取出用開口には、開閉可能なファスナー部材が固着されていることを特徴としている
以上のように、請求項1に係る発明のティッシュ包装体は、開口面積が極めて小さい切目またはスリットからなるティッシュ引出口が形成された内部シートが、外装袋に収容されたティッシュ集積体の上面の全面を覆っているので、外装袋におけるティッシュ取出用開口部分の密封性能がある程度低下しても、この内部シートの存在によって、外装袋内に収容されたティッシュ集積体からの水分、アルコール、香り成分等の飛散が抑制され、外装袋内に収容されたウエットティッシュを初期の湿潤状態に保持することができる。
また、内部シートが存在していない従来のティッシュ包装体では、ウエットティッシュの使用に伴って、外装袋内のティッシュ集積体の高さが低下すると、ウエットティッシュを取り出しにくくなるが、特に、ウエットティッシュを引き出す際に次のウエットティッシュが続いて引き出されるように折り畳まれた状態でウエットティッシュが集積されている場合、このティッシュ包装体では、内部シートのティッシュ引出口から引き出したウエットティッシュを外装袋のティッシュ取出用開口から取り出すと、次のウエットティッシュの一部が内部シートのティッシュ引出口から常に引き出された状態となっているので、外装袋内のティッシュ集積体の高さが低下しても、ウエットティッシュの取出作業性が低下することはない。
上述したように、この種のティッシュ包装体では、外装袋内のウエットティッシュが残り少なくなると、外装袋におけるティッシュ取出用開口部分の密封性能が低下し始めるが、請求項2に係る発明のティッシュ包装体は、開口面積が極めて小さい切目またはスリットからなるティッシュ引出口が形成された内部シートが、ティッシュ集積体に挟み込まれており、しかも、分割した下側のティッシュ集積体の上面の全面を覆う大きさを有しているので、外装袋内のウエットティッシュが残り少なくなって外装袋の密封性能が低下し始めても、この内部シートの存在によって、外装袋内に収容されたティッシュ集積体からの水分、アルコール、香り成分等の飛散が抑制され、外装袋内に収容されたウエットティッシュを初期の湿潤状態に保持することができる。
また、請求項2に係る発明のティッシュ包装体では、内部シートより下側のウエットティッシュを取り出す際は、内部シートのティッシュ引出口からウエットティッシュを引き出すことになり、特に、ウエットティッシュを引き出す際に次のウエットティッシュが続いて引き出されるように折り畳まれた状態でウエットティッシュが集積されている場合、引き出したウエットティッシュを外装袋のティッシュ取出用開口から取り出すと、次のウエットティッシュの一部が内部シートのティッシュ引出口から常に引き出された状態となっているので、外装袋内のウエットティッシュが残り少なくなっても、そのウエットティッシュを円滑に取り出すことができる。
また、請求項3に係る発明のティッシュ包装体では、外装袋の合掌貼り部分を切除することによって形成されるティッシュ取出用開口に、開閉可能なファスナー部材が固着されているので、外装袋内のウエットティッシュが残り少なくなっても、ファスナー部材によって、ティッシュ取出用開口を閉塞することにより、外装袋内を確実に密封することができ、外装袋内に収容されたウエットティッシュを初期の湿潤状態に保持することができる。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。図1〜図3に示すように、このティッシュ包装体1は、多数枚のウエットティッシュ11を折り畳んだ状態で集積したティッシュ集積体10をパウチ容器20に収容することによって包装したものであり、パウチ容器20は、ティッシュ集積体10を収容する外装袋21と、この外装袋21に収容されたティッシュ集積体10の上面を覆うように、外装袋21内に配置された内部シート25とから構成されている。
前記外装袋21は、上面にティッシュ取出用開口23を有する袋本体22と、ティッシュ取出用開口23を開閉する蓋シート24とから構成されており、袋本体22は、図4に示すように、ポリエチレンテレフタレートフィルムからなる厚さ12μmの基材層L1の内面側に、厚さ7〜9μmのアルミホイルや厚さ12〜25μmのアルミ蒸着フィルム等からなるガスバリア層L2及び無延伸ポリエチレンフィルムや無延伸ポリプロピレンフィルム等からなる厚さ20〜80μm程度のシーラント層L3が順次積層された柔軟性シートSによって形成された横型ピロータイプの合掌貼り袋である。
前記蓋シート24は、図1に示すように、袋本体22に形成されたティッシュ取出用開口23を覆う本体部24aと、この本体部24aにおける長手方向の一端側に連設された摘み部24bとから構成されており、摘み部24bを除く本体部24aには、ポリエチレンテレフタレートやポリプロピレンによって形成されたフィルムや合成紙等からなる基材層の裏面側に厚さ15〜40μm程度の粘着材層が積層されている。
前記内部シート25は、その両面が、外装袋21を形成している柔軟性シートSのシーラント層L3に対して熱接着性を有する、ポリエチレンフィルムや無延伸ポリプロピレンフィルム等によって形成されており、図3(a)に示すように、袋本体22を形成するために柔軟性シートSを横シールする際、その横シール部分に内部シート25の対向する二辺をそれぞれ挟み込んだ状態でヒートシールすることによって、内部シート25が袋本体22に固着されている。
また、内部シート25は、図2に示すように、切目によって形成された略S字状のティッシュ引出口26を有しており、内部シート25が袋本体22にヒートシールされた状態では、ティッシュ引出口26が、袋本体22に形成されたティッシュ取出用開口23に対応するようになっている。
以上のように構成されたティッシュ包装体1を製造するには、図6(a)に示すように、袋本体22を形成するための柔軟性シートSからなる長尺の帯状シートBS1を、その外面側の基材層L1側が上を向くように、図示しないシートロールから繰り出して、その帯状シートBS1にティッシュ取出用開口23を形成するためのミシン目MCを順次形成しながら、同図(b)に示すように、各ミシン目MCを覆うように、蓋シート24を帯状シートBS1の上面(基材層L1)側に順次貼着する。
このようにして、蓋シート24が貼着された帯状シートBS1を、図7(a)、(b)に示すように、その送出方向を反転させることによって、表裏を反転させた状態、即ち、蓋シート24が貼着されている基材層L1側の面を下に向けた状態で、帯状シートBS1を送出しながら、上述した内部シート25となる長尺の帯状シートBS2を、シートロールR2から繰り出しながら、帯状シートBS1の上面、即ち、蓋シート24が貼着されていないシーラント層L3側の面に重ね合わせた状態で、帯状シートBS1、BS2を送出する。なお、シートロールR2から繰り出される帯状シートBS2には、ティッシュ引出口26が予め形成されている。
続いて、図8に示すように、帯状シートBS1に形成されたミシン目MCに対応するように、帯状シートBS2の上にティッシュ集積体10を順次載置した後、図9に示すように、そのティッシュ集積体10を包み込むように、帯状シートBS1における幅方向の両側縁の上面(シーラント層L3側の面)同士を重ね合わせた状態で、その重ね合わせ部分を一対のシールローラSRで挟み込んでヒートシール(縦シール)することによって、即ち、帯状シートBS1を合掌貼りすることによって、帯状シートBS1を筒状に形成する。
このようにして、筒状に形成された帯状シートBS1は、図10に示すように、隣り合うティッシュ集積体10、10間において、その幅方向に延びるシールバーSBによってヒートシール(横シール)されるが、その際、同図に示すように、シールバーSBを挟んでその両側部分が押込部材PSによって押し込まれ、サイドガセット部が形成されるようになっている。なお、このように、帯状シートBS1が横シールされた状態では、内部シート25となる長尺の帯状シートBS2も、袋本体22となる帯状シートBS1の間に挟み込まれた状態で共にヒートシールされることになる。
最後に、帯状シートBS1の横シール部分を、図11に二点鎖線で示すように、その幅方向に切断すると、ティッシュ集積体10がパウチ容器20に収容された、図1に示すようなティッシュ包装体1が出来上がる。
以上のように構成されたティッシュ包装体1は、図2に示すように、摘み部24bを摘んで、蓋シート24を袋本体22から剥離すると、ミシン目MCによって囲われた切除部Eが蓋シート24の本体部24aに貼着された状態で袋本体22から切り離され、袋本体22の上面にティッシュ取出用開口23が形成される。
このようにして形成されたティッシュ取出用開口23には、袋本体22に収容されているティッシュ集積体10の上面を覆っている内部シート25のティッシュ引出口26が露出しているので、そのティッシュ引出口26から引き出すことによって、ウエットティッシュを簡単に取り出すことができ、ウエットティッシュを取り出した後は、蓋シート24を袋本体22の上面に再度貼着することによって、袋本体22を簡単に再封することができる。なお、袋本体22を一旦開封すると、上述したように、蓋シート24(本体部24a)の裏面に切除部Eが貼着されているので、再封した状態で、蓋シート24の面側に形成されている粘着材層がティッシュ集積体10に接触することもない。
以上のように、このティッシュ包装体1は、開口面積が極めて小さい切目からなるティッシュ引出口26が形成された内部シート25が、袋本体22に収容されたティッシュ集積体10の上面を覆っているので、蓋シート24によって再封される外装袋21におけるティッシュ取出用開口23部分の密封性能がある程度低下しても、この内部シート25の存在によって、袋本体22内に収容されたティッシュ集積体10からの水分、アルコール、香り成分等の飛散が抑制され、袋本体22内に収容されたウエットティッシュを初期の湿潤状態に保持することができる。
また、ウエットティッシュを引き出す際に次のウエットティッシュが続いて引き出されるように折り畳まれた状態でウエットティッシュが集積されている場合、このティッシュ包装体1では、図5に示すように、内部シート25のティッシュ引出口26から引き出したウエットティッシュ11を外装袋21のティッシュ取出用開口23から取り出すと、次のウエットティッシュ11の一部がティッシュ引出口26から内部シート25の上側に常に引き出された状態となっているので、ウエットティッシュ11の使用に伴って、外装袋21内のティッシュ集積体10の高さが低下しても、ウエットティッシュ11の取出作業性が低下することがなく、ウエットティッシュ11を最初から最後まで円滑に取り出すことができる。
なお、上述した実施形態では、袋本体22に収容されたティッシュ集積体10の乾燥を防止するために、ティッシュ集積体10の上面を、ティッシュ引出口26を有する内部シート25によって覆うようにしているが、これに限定されるものではなく、例えば、図12(a)、(b)に示すように、ティッシュ引出口を有する内部シート25を、袋本体22に収容されるティッシュ集積体10を上下方向に分割するように、ティッシュ集積体10を構成している第1のティッシュ集積体10aと第2のティッシュ集積体10bとの間に挟み込んだ状態で袋本体22内に配置し、その周縁部を袋本体22にヒートシールすることも可能である。
このティッシュ包装体2では、図13に示すように、袋本体22内のウエットティッシュが残り少なくなって、蓋シート24による袋本体22の密封性能が低下し始めても、内部シート25の存在によって、その下側に位置している第1のティッシュ集積体10aからの水分、アルコール、香り成分等の飛散が抑制されるので、袋本体22内に残っているウエットティッシュを初期の湿潤状態に保持することができる。
このようなティッシュ包装体2を製造するには、まず、上述したティッシュ包装体1を製造する場合と同様に、帯状シートBS1にミシン目MCを形成しながら、その帯状シートBS1に蓋シート24を順次貼着していくが(図6(a)、(b)参照)、その後は、図14(a)に示すように、ミシン目MCに対応するように、上下を反転させた帯状シートBS1の上に第1のティッシュ集積体10aを順次載置した後、シートロールR2から繰り出した帯状シートBS2を、第1のティッシュ集積体10aの上面に重ね合わせるようにして送出しながら、同図(b)に示すように、その帯状シートBS2を挟み込むように、第1のティッシュ集積体10aの上に第2のティッシュ集積体10bを順次載置していき、その後は、ティッシュ包装体1を製造する場合と同様の工程(図9〜図11参照)を実行すればよい。
また、図12に示すティッシュ包装体2では、1枚の内部シート25をティッシュ集積体10に挟み込んでいるが、ティッシュ集積体10を3以上に分割するように、2枚以上の内部シート25をティッシュ集積体10に挟み込むことも可能であり、さらに、ティッシュ集積体10の上面を覆う内部シート25を追加することも可能である。
また、上述した各実施形態では、袋本体22の上面にミシン目MCを形成し、その上に貼着された蓋シート24を剥離する際、ミシン目MCによって囲われた切除部Eが蓋シート24に貼着された状態で袋本体22から切り離され、袋本体22の上面にティッシュ取出用開口23が形成されるようになっているが、これに限定されるものではなく、袋本体22に予めティッシュ取出用開口を形成しておくことも可能である。ただし、その場合は、収容されたウエットティッシュがティッシュ取出用開口部分で蓋シートの接着剤層に接触しないように、蓋シートの裏面におけるティッシュ取出用開口に対応する部分の接着剤層をコーティング等でマスキングしておくことが望ましい。
また、上述した実施形態では、内部シート25に形成されるティッシュ引出口26がS字状の切目によって形成されているが、これに限定されるものではなく、直線状、V字状、X字状といった種々の形状を採用することができ、使用時に容易に切り裂き可能なミシン目状切目やスリットによって形成することも可能である。
また、上述した各実施形態では、袋本体22に形成されたティッシュ取出用開口23を、蓋シート24によって閉塞するタイプについて説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、図15に示すティッシュ包装体3のように、袋本体22の合掌貼り部分22Aにティッシュ取出用開口を形成することも可能である。
このティッシュ包装体3は、同図に示すように、袋本体22の合掌貼り部分22Aが、その先端側に位置している所定幅のシール部分22aと、基端側に位置している所定幅の未シール部分22bとから構成されており、未シール部分22bには、相互に嵌合する一対のファスナ部材22dが固着されている。
また、この合掌貼り部分22Aは、その長手方向の中央部が切り起こされており、この切起部22Bの両端縁には、切起部22Bを未シール部分22bで長手方向に破断するためのきっかけとなる切込22cが形成されている。
従って、このティッシュ包装体3では、切込22cから切起部22Bを破断することによってそのシール部分22aを切除し、相互に嵌合している一対のファスナ部材22dの嵌合を解除して未シール部分22bを相互に離反させると、図16(a)に示すように、切起部22Bにティッシュ取出用開口が形成され、内部シート25が露出するので、その内部シート25のティッシュ引出口26から引き出すことによってウエットティッシュを簡単に取り出すことができる。なお、このティッシュ包装体3では、内部シート25における袋本体22の合掌貼り部分22Aに対応する部分に予めミシン目が形成されており、開封後に、このミシン目を破断することによってティッシュ引出口26が形成されるようになっている。
また、ウエットティッシュを取り出した後は、同図(b)に示すように、一対のファスナ部材22dを相互に嵌合させると、ティッシュ取出用開口を確実に閉塞することができるので、袋本体22内のウエットティッシュが残り少なくなっても、袋本体22内を確実に密封することができ、袋本体22内に収容されたウエットティッシュを初期の湿潤状態に保持することができる。
このようなティッシュ包装体3を製造するには、まず、図17(a)、(b)に示すように、袋本体22を形成するための柔軟性シートSからなる長尺の帯状シートBS1を、その内面側のシーラント層L3側が上を向くように、図示しないシートロールから繰り出して送出すると共に、ファスナーロールR3から、一対のファスナ部材22d、22dを相互に嵌合させた長尺のファスナFを繰り出して、帯状シートBS1の上に送出しながら、一方のファスナ部材22dを、他方のファスナ部材22dに嵌合させた状態で、シールバーSB1と受板AP1によって、帯状シートBS1における幅方向の一側部にヒートシールしていく。
このようにして、幅方向の一側部にファスナFがヒートシールされた帯状シートBS1を送出しながら、図18に示すように、この帯状シートBS1の上にティッシュ集積体10を順次載置した後、図19(a)、(b)に示すように、上述した内部シート25となる長尺の帯状シートBS2を、シートロールR2から繰り出して、その幅方向の中央部に、ミシン目形成ユニットMUによって、ティッシュ引出口26を形成するためのミシン目Mを形成しながら、ティッシュ集積体10の上面に重ね合わせるようにして送出する。
続いて、図20に示すように、帯状シートBS2によって覆われたティッシュ集積体10を包み込むように、帯状シートBS1における幅方向の両側部を一対の挟持ローラCR、CRによって挟み込むことで、その帯状シートBS1の両側部の上面(シーラント層L3側の面)同士を重ね合わせた後、その重ね合わせ部分を、2枚のガイドプレートGP1、GP2を用いて略水平に折り曲げた状態で、シールバーSB2と受板AP2とによって、ファスナーFを構成している他方のファスナー部材22dを帯状シートBS1の他側部にヒートシールする。このとき、図21に示すように、相互に嵌合している一対のファスナー部材22d、22d同士が溶着しないように、一対のファスナー部材22d、22dの間には、溶着防止プレートSDPが挟み込まれている。
このようにして、他方のファスナー部材22dを帯状シートBS1の他側部にヒートシールした後、図22及び図23に示すように、シールバーSB3と受板AP2とによって、ファスナーFがヒートシールされた帯状シートBS1の両側部の内面におけるファスナーFの外側部分を相互にヒートシールする。このとき、ティッシュ集積体10の両端部に対応する部分については、図24に示すように、ファスナーF部分までヒートシールすることによって、図15に示すシール部分22aが形成されるようになっている。なお、図24における網掛け表示部分がヒートシール部分を示している。
続いて、図25及び図26に示すように、打抜ユニットCUによって、ヒートシールされたファスナーF部分に切目Cを形成すると共に、図15に示す切込22cとなる部分Tを打ち抜いた後、シールバーSB4と受板AP2とを用いて、次工程において、ヒートシールされる横シール部分におけるファスナーF部分を、予備的にヒートシールすることによって、予め、ファスナーFを押し潰しておく。なお、図26における濃い網掛け表示部分が押潰部分を示している。
その後は、ティッシュ包装体1を製造する場合と同様の工程(図10〜図11参照)を実行すると、内部シート25となる長尺の帯状シートBS2が、袋本体22となる帯状シートBS1の間に挟み込まれた状態で共に横シールされ、図15に示すようなティッシュ包装体3が出来上がる。
なお、この製造方法では、帯状シートBS1における幅方向の一側部に、予め、一対のファスナ部材22d、22dを相互に嵌合させたファスナーFをヒートシールしているが、これに限定されるものではなく、帯状シートBS1を縦シール(合掌貼り)する直前に、ファスナーFを供給しながら、帯状シートBS1の両側部に同時にヒートシールするようにしてもよい。ただし、この製造方法のように、帯状シートBS1における幅方向の一側部にファスナーFを予めヒートシールしておくと、上述したように、帯状シートBS1の両側部を寝かせた状態で、帯状シートBS1における幅方向の他側部にファスナーFをヒートシールすることができるので、ファスナーFを帯状シートBS1に安定した状態で確実にヒートシールすることができる。このように、帯状シートBS1の両側部を寝かせた状態で、帯状シートBS1にファスナーFをヒートシールしたり、帯状シートBS1の両側部同士を縦シールしたりすることが望ましいが、帯状シートBS1の両側部を立てた状態で、帯状シートBS1にファスナーFをヒートシールしたり、帯状シートBS1の両側部同士を縦シールしてもよいことはいうまでもない。
また、このティッシュ包装体3では、ティッシュ取出用開口が形成される合掌貼り部分22Aの中央部分を切り起こすようにしているが、これに限定されるものではなく、収容するティッシュ集積体の高さが低い場合は、図26に示すような切目Cが形成されていなくても、合掌貼り部分22Aを起こすことができるので、そのような場合は、合掌貼り部分に切目を形成しておく必要はない。
また、このティッシュ包装体3では、ティッシュ集積体10が内部シート25によって覆われているが、これに限定されるものではなく、例えば、ティッシュ引出口26を形成するためのミシン目Mが形成された内部シート25を、上下方向に分割するように、ティッシュ集積体10に挟み込んだ状態で、袋本体22内に配置し、その周縁部を袋本体22にヒートシールすることも可能である。
その場合は、図27(a)に示すように、帯状シートBS1の上に第1のティッシュ集積体10aを順次載置した後、長尺の帯状シートBS2を、シートロールR2から繰り出して、その幅方向の中央部に、ミシン目形成ユニットMUによって、ティッシュ引出口26を形成するためのミシン目Mを形成しながら、同図(b)に示すように、その帯状シートBS2を挟み込むように、第1のティッシュ集積体10aの上に第2のティッシュ集積体10bを順次載置していけばよい。
また、上述した各実施形態では、ティッシュ集積体10を収容する外装袋21がサイドガセット部を有しているが、これに限定されるものではなく、外装袋として、平袋を採用することも可能である。
また、上述した各実施形態では、ウエットティッシュを引き出す際に次のウエットティッシュが続いて引き出されるように折り畳んだ状態でウエットティッシュを集積したティッシュ集積体を包装したティッシュ包装体について説明したが、これに限定されるものではなく、包装するティッシュ集積体は、各ウエットティッシュを個別に折り畳んだ状態で集積したものであってもよい。
この発明にかかるティッシュ包装体の一実施形態を示す斜視図である。 同上のティッシュ包装体における蓋シートを剥離した状態を示す斜視図である。 (a)、(b)は同上のティッシュ包装体を示す断面図である。 同上のティッシュ包装体の外装袋を形成している柔軟性シートを示す断面図である。 同上のティッシュ包装体におけるウエットティッシュが残り少なくなった状態を示す断面図である。 (a)、(b)は同上のティッシュ包装体の製造方法を示す工程図である。 (a)、(b)は同上のティッシュ包装体の製造方法を示す工程図である。 同上のティッシュ包装体の製造方法を示す工程図である。 同上のティッシュ包装体の製造方法を示す工程図である。 同上のティッシュ包装体の製造方法を示す工程図である。 同上のティッシュ包装体の製造方法を示す工程図である。 (a)、(b)はティッシュ包装体の他の実施形態を示す断面図である。 同上のティッシュ包装体におけるウエットティッシュが残り少なくなった状態を示す断面図である。 (a)、(b)は同上のティッシュ包装体の製造方法を示す工程図である。 ティッシュ包装体の他の実施形態を示す斜視図である。 (a)、(b)は同上のティッシュ包装体の使用状態を示す斜視図である。 (a)、(b)は同上のティッシュ包装体の製造方法を示す工程図である。 同上のティッシュ包装体の製造方法を示す工程図である。 (a)、(b)は同上のティッシュ包装体の製造方法を示す工程図である。 同上のティッシュ包装体の製造方法を示す工程図である。 同上のティッシュ包装体の製造方法を示す工程図である。 同上のティッシュ包装体の製造方法を示す工程図である。 同上のティッシュ包装体の製造方法を示す工程図である。 同上のティッシュ包装体の製造途中の状態を示す平面図である。 同上のティッシュ包装体の製造方法を示す工程図である。 同上のティッシュ包装体の製造途中の状態を示す平面図である。 (a)、(b)は他の実施形態であるティッシュ包装体の製造方法を示す工程図である。
符号の説明
1、2、3 ティッシュ包装体
10 ティッシュ集積体
10a 第1のティッシュ集積体
10b 第2のティッシュ集積体
11 ウエットティッシュ
20 パウチ容器
21 外装袋
22 袋本体
22A 合掌貼り部分
22B 切起部
22a シール部分
22b 未シール部分
22c 切込
22d ファスナ部材
23 ティッシュ取出用開口
24 蓋シート
25 内部シート
26 ティッシュ引出口
BS1、BS2 帯状シート
MC ミシン目
R2 シートロール
SR シールローラ
SB シールバー
C 切目
F ファスナー
M ミシン目
R3 ファスナーロール
SB1、SB2、SB3、SB4 シールバー
AP1、AP2 受板
MU ミシン目形成ユニット
CR 挟持ローラ
GP1、GP2 ガイドプレート
SDP 溶着防止プレート
CU 打抜ユニット

Claims (3)

  1. ウエットティッシュを折り畳んだ状態で集積したティッシュ集積体と、
    前記ティッシュ集積体を収容する、上面に開閉可能なティッシュ取出用開口が形成された外装袋と、
    前記外装袋に収容された前記ティッシュ集積体の上面の全面を覆うように、前記外装袋内に配置され、その一対の端縁のみが前記外装袋に固着された内部シートとを備え、
    前記内部シートには、前記外装袋に形成された前記ティッシュ取出用開口に対応するように、前記ティッシュ集積体から前記ウエットティッシュを引き出すための切目またはスリットからなるティッシュ引出口が形成されていることを特徴とするティッシュ包装体。
  2. ウエットティッシュを折り畳んだ状態で集積したティッシュ集積体と、
    前記ティッシュ集積体を収容する、上面に開閉可能なティッシュ取出用開口が形成された外装袋と、
    前記外装袋に収容された前記ティッシュ集積体を上下方向に分割するように、前記ティッシュ集積体に挟み込まれた状態で、前記外装袋内に配置され、その周縁部が前記外装袋に固着された内部シートとを備え、
    前記内部シートは、分割した下側の前記ティッシュ集積体の上面の全面を覆う大きさを有しており、
    前記内部シートには、前記外装袋に形成された前記ティッシュ取出用開口に対応するように、前記ティッシュ集積体から前記ウエットティッシュを引き出すための切目またはスリットからなるティッシュ引出口が形成されていることを特徴とするティッシュ包装体。
  3. 前記外装袋は、その合掌貼り部分を切除することによって、前記ティッシュ取出用開口が形成されるようになっており、
    形成された前記ティッシュ取出用開口には、開閉可能なファスナー部材が固着されている請求項1または2に記載のティッシュ包装体。
JP2004078676A 2003-04-25 2004-03-18 ティッシュ包装体 Expired - Fee Related JP4546121B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004078676A JP4546121B2 (ja) 2003-04-25 2004-03-18 ティッシュ包装体

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003121063 2003-04-25
JP2004078676A JP4546121B2 (ja) 2003-04-25 2004-03-18 ティッシュ包装体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004338803A JP2004338803A (ja) 2004-12-02
JP4546121B2 true JP4546121B2 (ja) 2010-09-15

Family

ID=33543247

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004078676A Expired - Fee Related JP4546121B2 (ja) 2003-04-25 2004-03-18 ティッシュ包装体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4546121B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101772515B1 (ko) * 2015-09-11 2017-08-31 이태우 분리형 물티슈 용기

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4088653B2 (ja) 2005-09-29 2008-05-21 憲司 中村 ウェットシート包装体
JP6177285B2 (ja) * 2015-07-17 2017-08-09 勇治 篠原 ウエットシート包装体及びウエットシート包装体の製造方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60500494A (ja) * 1983-01-18 1985-04-11 クリエイテイヴ プロダクツ リソ−ス アソシエイツ リミテツド 再密封可能な折り畳みタオル用小出し容器
JPS6180273U (ja) * 1984-10-30 1986-05-28
JPS62105172U (ja) * 1985-12-20 1987-07-04
JPH11255277A (ja) * 1998-03-06 1999-09-21 Toa Kiko Kk ウエットシート用等の収納袋

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60500494A (ja) * 1983-01-18 1985-04-11 クリエイテイヴ プロダクツ リソ−ス アソシエイツ リミテツド 再密封可能な折り畳みタオル用小出し容器
JPS6180273U (ja) * 1984-10-30 1986-05-28
JPS62105172U (ja) * 1985-12-20 1987-07-04
JPH11255277A (ja) * 1998-03-06 1999-09-21 Toa Kiko Kk ウエットシート用等の収納袋

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101772515B1 (ko) * 2015-09-11 2017-08-31 이태우 분리형 물티슈 용기

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004338803A (ja) 2004-12-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5938013A (en) Resealable pack
US6309105B1 (en) Resealable pack
CA2589035C (en) Packaging
JP3664607B2 (ja) 包装体の製造方法および製造装置
WO2013132782A1 (ja) ウェットティッシュ包装体
JP5462065B2 (ja) 包装袋及び包装容器
JP2010173649A (ja) ウエットティッシュ包装体
JP2008230658A (ja) 易開封性ガセット袋
EP0784572B1 (en) Resealable pack
JP2001114357A (ja) 包装体
WO1996011146A9 (en) Resealable pack
JP4546121B2 (ja) ティッシュ包装体
JP3108640B2 (ja) ウェットシートの収納袋
JP4990061B2 (ja) 食品用包装袋及びその製造方法
JP2009083912A (ja) ピロー包装用原反及びピロー包装体
EP2032466A1 (en) Pack for a pasty product and process for producing a pack
JP2001097396A (ja) 再封可能な包装体
JP4826183B2 (ja) ラップフィルム用カートン
KR20100108811A (ko) 샌드위치 등의 식품용 포장백
KR102680447B1 (ko) 물티슈용 거싯 분배기 패키지
JP7248452B2 (ja) シート包装体
JP2012035889A (ja) 再封可能包装体及びウェットシート包装製品
JP7385242B2 (ja) サンドイッチ包装用袋、サンドイッチ包装体およびサンドイッチの包装方法
JP2010111416A (ja) 食品包装体
JP2006321517A (ja) 包装袋

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070314

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090616

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100216

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100414

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100629

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100701

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130709

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4546121

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130709

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees