JP2006285057A - 鍵盤装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】簡単な構成で見栄えが良く高級感のある鍵盤装置を提供する。
【解決手段】図2は、白鍵2の外観を示すもので、図2(a)は、右側面を、図2(b)は、平面を、図2(c)は、左側面をそれぞれ示す図である。白鍵2は、音高により異なる形状を有するが、この形状の場合には、左側面は、ほぼ全長に渡って平面により形成され、この平面の先端から鍵の全長の略3/4付近までに木目部Aを有する。
一方、右側面は、図2(a)が示すように隣り合う白鍵2との間に黒鍵3が配置されるため、段差を有し、先端の平面部にのみ木目部Aを有する。
これらの木目部Aは、鍵の上面および前面とは、間隔Bを隔てた辺により形成され、木目部Aは、木目調の色調に印刷されるものである。
【選択図】 図2

Description

本発明は、鍵盤楽器に用いられる鍵盤装置に関する。
従来、鍵盤装置に用いられる鍵は、樹脂などにより成形されていた。鍵の側面には、鍵が押下された場合に、鍵の動きを認識しやすいように、着色を施すものが知られている。
実開昭49−35209号には、鍵の側面全体を鍵の素地色とは異なる色で着色した鍵盤装置が開示されている。
実開昭49−35209号公報
しかしながら、特許文献1に開示された鍵盤装置では、鍵の側面が鍵の素地とは異なる色で着色されているので、押下された鍵と押下されていない鍵との識別を行うことが容易ではあるが、鍵の見栄えがよくなく、高級感に乏しいという問題点があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、簡単な構成で見栄えが良く高級感のある鍵盤装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、請求項1記載の鍵盤装置は、白色の樹脂により成形される白鍵の側面に、上面と前面との間に一定の間隔を空けた辺を有し、所定の面積を有する木目調に着色された木目部を有する白鍵を備えている。
請求項2記載の鍵盤装置は、請求項1記載の鍵盤装置において、前記木目部は、前記白色の樹脂に木目調の印刷を行ったものである。
請求項3記載の鍵盤装置は、請求項1記載の鍵盤装置において、前記木目部は、前記白色の樹脂とは異なる木目調の樹脂により成形されている。
請求項4記載の鍵盤装置は、白色の樹脂材料より成り鍵の上面および前面を形成する外側部と、木目調の樹脂材料より成り、前記外側部の下部に位置し、鍵の側面を形成する内側部とがダブルインジェクション成形法により形成された白鍵を備えている。
請求項5記載の鍵盤装置は、請求項4記載の鍵盤装置において、前記外側部は、前記内側部の上部を覆う上面とその上面に連接する左右および前の側面の2面を有し、これらの2面は、ほぼ均一な厚さの板状に形成されている。
請求項6記載の鍵盤装置は、請求項1から5のいずれかに記載の鍵盤装置において、前記白鍵の先端部の下面に樹脂を成分とする接着剤を充填したものである。
請求項7記載の鍵盤装置は、請求項1から5のいずれかに記載の鍵盤装置において、前記白鍵の先端部に白鍵を形成する樹脂とは異なる樹脂をインサート成形により挿入したものである。
請求項1記載の鍵盤装置によれば、白色の樹脂により成形される白鍵の側面に、上面と前面との間に一定の間隔を空けた辺を有し、所定の面積を有する木目調に着色された木目部を備えているので、簡単な構成で見栄えが良く高級感があるという効果がある。
請求項2記載の鍵盤装置によれば、請求項1記載の鍵盤装置の奏する効果に加え、木目部は、白色の樹脂に木目調の印刷を行ったものであるので、構成が簡単であり安価に製造することができるという効果がある。
請求項3記載の鍵盤装置によれば、請求項1記載の鍵盤装置の奏する効果に加え、木目部は、白色の樹脂とは異なる木目調の樹脂により成形されているので、製造が容易であり、かつ高級感があるという効果がある。
請求項4記載の鍵盤装置によれば、白色の樹脂材料より成り鍵の上面および前面を形成する外側部と、木目調の樹脂材料より成り、前記外側部の下部に位置し、鍵の側面を形成する内側部とがダブルインジェクション成形法により形成された白鍵を備えているので、
簡単な構成で見栄えが良く高級感があるという効果がある。
請求項5記載の鍵盤装置によれば、請求項4記載の鍵盤装置の奏する効果に加え、外側部は、内側部の上部を覆う上面とその上面に連接する左右および前の側面の2面を有し、これらの2面は、ほぼ均一な厚さの板状に形成されているので、外側部を高価な材料により形成しても、内側部を安価な樹脂材料で形成することにより、鍵全体を高価な材料で形成する場合に比べ、鍵盤装置のコストを安くすることができるという効果がある。
請求項6記載の鍵盤装置によれば、請求項1から5のいずれかに記載の鍵盤装置の奏する効果に加え、白鍵の先端部の下面に樹脂を成分とする接着剤を充填したものであるので、演奏者が演奏を行う際に、白鍵の表面に爪を当てた場合であっても不快な音を発生しないという効果がある。
請求項7記載の鍵盤装置によれば、請求項1から5のいずれかに記載の鍵盤装置の奏する効果に加え、白鍵の先端部に白鍵を形成する樹脂とは異なる樹脂をインサート成形により挿入したものであるので、簡単な製造工程で、演奏者が演奏を行う際に、白鍵の表面に爪を当てた場合であっても不快な音を発生しないようにすることができるという効果がある。
以下、本発明の好ましい第1の実施形態について、添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施形態による鍵盤装置1の構成を示す図である。図1(a)は、鍵盤装置1の平面図であり、図1(b)は、鍵盤装置1の側面図である。
白鍵2および黒鍵3は、鍵の後端に揺動軸孔を有し、シャシー4に設けられた軸5を中心に揺動し、白鍵2または黒鍵3が押下されるとハンマー6を揺動するように駆動する。ハンマー6は、シャシー4に設けられた軸を中心に揺動し、ハンマー6のアクチュエータ部7が、シャシー4の下部に固着されたプリント基板8に設けられたスイッチ9を作動する。鍵盤装置1においては、上記のようにしてスイッチ9により鍵の操作が検出される。
図2は、白鍵2の外観を示すもので、図2(a)は、右側面を、図2(b)は、平面を、図2(c)は、左側面をそれぞれ示す図である。白鍵2は、音高により異なる形状を有するが、この形状の場合には、左側面は、ほぼ全長に渡って平面により形成され、この平面の先端から鍵の全長の略3/4付近までに木目部Aを有する。
一方、右側面は、図2(a)が示すように隣り合う白鍵2との間に黒鍵3が配置されるため、段差を有し、先端の平面部にのみ木目部Aを有する。
これらの木目部Aは、鍵の上面および前面とは、間隔Bを隔てた辺により形成され、木目部Aは、木目調の色調に着色されるものである。このことにより、鍵が押下された場合に、鍵の側面が露出され、鍵の上面と前面は、白色の樹脂により成形され、鍵の本体はあたかも材木により形成されているかのように見える。よって、安価な材料で、高級感のある鍵盤装置のように見栄えの良いものとすることができる。
白鍵2は、鍵盤に配置される音名(C,D・・・)に応じた位置により、その形状が異なる。図3は、この白鍵2の音高に応じた形状の違いを示す平面図である。図3(a)に1オクターブの鍵の配置と音名との関係を示す。音名CとD、DとE、FとG、GとAおよびAとBとの間には、黒鍵3が配置され、音名EとFおよびBとCの間には、黒鍵3は、配置されない。その結果、図3(b)、(c)、(d)に示すように、音名CとE、音名FとB、音名GとAとは線対称であり、図3(e)に示すように音名Dは、白鍵2の中心線に対して線対称である。また、図3(f)に示すように、88鍵により構成される鍵盤の場合には、最低の音高であるA0の鍵の左側には、黒鍵3が配置されず、最高の音高であるC8の鍵の右側にも黒鍵が配置されないので、この2つの鍵については、同じ音名であっても形状が異なる。
図4は、これらの白鍵2の種類により木目調に印刷を行う位置の違いを示す側面図であり、図4の左列は、白鍵2の左側面を示し、右列は、白鍵2の右側面を示している。音名A、G、Dの白鍵は、左側面、右側面ともに、白鍵先端から黒鍵が配置される段差までの平面に印刷を行う。音名BおよびEの白鍵2については、左側面は、白鍵先端から黒鍵3が配置される段差までの平面に印刷を行い、右側面は、白鍵先端から鍵の全長の略3/4付近までに印刷を行う。
音名CおよびFの音名Bの白鍵2については、右側面は、白鍵先端から黒鍵3が配置される段差までの平面に印刷を行い、左側面は、白鍵先端から鍵の全長の略3/4付近までに印刷を行う。鍵盤の最低音であるA0の鍵については、右側面は、白鍵先端から黒鍵が配置される段差までの平面に印刷を行い、左側面は、印刷を行わなず、鍵盤の最高音であるC8の鍵については、左側面は、白鍵先端から鍵の全長の略3/4付近までに印刷を行い、右側面は、印刷を行わない。
これらの側面に印刷を行う場合には、これらの白鍵の種類に応じて組み合わせて治具に設置すると効率よく印刷の作業を実施することができる。
図5は、印刷を行う場合の治具に設置する様子を示す平面図である。図5(a)は、最低音の鍵であるC8の左側面と最高音の鍵であるA0の右側面とに同時に印刷を行うことができるように治具に設置される様子を示してる。同様に図5(b)は、音名Cの左側面と音名Eの右側面、および音名Fの左側面と音名Bの右側面とに同時に印刷を行うことができるように治具に設置される様子を示してる。
同様に、図5(c)は、音名Eの左側面と音名Cの右側面、音名Bの左側面と音名Fの右側面および音名G、A、Dのいずれかの左側面と右側面とを同時に印刷を行うことができるように治具に設置される様子を示してる。これらの組合せを一つの治具に複数設置し、一度に印刷を行うようにしてもよい。
図6は、このような印刷を行うための治具の断面を示す断面図である。図6(a)は、音名Gの白鍵を治具に設置される様子を示すもので、黒鍵が配置される部分の段差の高さが、白鍵の種類により異なるので、段差に当接する部分にプレートを配置し、白鍵を設置している。図6(b)は、音名Aの白鍵を治具に設置される様子を示し、黒鍵が配置される段差の部分は、音名Aの形状に成形されているので、プレートを配置していない。
以上説明したように、第1の実施形態では、白鍵の左右側面に、上面および前面と一定の間隔をあけて辺を有し、所定の領域に木目調の印刷を行うので、簡単な構成で、見栄えが良く高級感のある鍵盤装置とすることができる。また、印刷を行う場合には、白鍵2の種類に応じて複数の鍵を治具に設置するので、複数の鍵の側面に同時に印刷を行うことができる。
次に、図7を参照して第2の実施形態の鍵盤装置1について説明する。なお、前記した第1の実施形態の鍵盤装置1と同一部分には、同一の符号を付してその説明は省略し、異なる部分についてのみ説明する。
図7は、白鍵2を2種類の樹脂で成形するいわゆるダブルインジェクション成形法により成形するものである。まず、図7(a)に示す白鍵の下部(内側部)Aを、木目調の色合いの樹脂で成形する。つぎに、図7(b)に示すように、この成形したものを覆うように外側部を白色の樹脂で二重成形する。
この白色の樹脂は、白鍵2の上面および前面の厚さが一定の幅Bであるように成形する。このことにより、隣接される白鍵2が押下された場合に、白鍵2の側面が視認され、あたかも白鍵2の内部は材木により形成され、その上面および前面に白色の樹脂が貼付られているように見える。よって、鍵の見栄えが良く、高級感がある。また、人の指が触れたり、視認される部分である上面と前面とを高価な樹脂材料により形成し、内部を安価な樹脂材料で形成することにより、白鍵2を安価に形成することができる。
なお、図7に示す実施形態では、白鍵2の外側部は、白鍵2の上面と前面および白鍵の揺動軸孔とが一体となっている形状を示しているが、白鍵2の外側部は、白鍵2の上面と前面部のみを形成し、白鍵2の内側部が揺動軸孔を有するようにしてもよい。
次に、第1の実施形態と第2の実施形態に共通であって、白鍵2の先端内部の実施形態について説明する。
図8は、樹脂で形成された白鍵2の先端部の内部の空洞に、接着剤などを充填した状態を示す断面図である。白鍵2の先端部は、樹脂で成形する場足に、比較的面積が大きな平面となり、鍵の下部に空洞が形成される。この部分に演奏者が演奏を行う際に爪が当たると下部の空洞が共鳴し、比較的大きな不快な音を発生することがある。これを防止するために、この部分の肉厚を大きくすることが考えられるが、肉厚を大きくするとひけを生じ、正常な形状に成形するのが困難である。そこで、つぎのような対策を行うものである。
図8(a)は、白鍵先端の下部に、樹脂などを成分とする接着剤を充填した状態を示し、その充填した樹脂の下面は、白鍵表面の水平面と平行になるように形成される。なお、図8(a−1)は、白鍵2の平面図であり、図8(a−2)は、側面断面図であり、図8(a−3)は、白鍵2を下方から見た平面図である。
図8(b)は、白鍵2の側面断面図で、同様に樹脂などを成分とする接着剤を充填したもので、その充填した樹脂の下面は、白鍵表面の水平面に対して傾斜して形成される。
図8(c)は、白鍵先端の下部に、格子状の区画を多数設け、その格子状の各仕切りに中に、樹脂などを成分とする接着剤を充填したものである。このような、構造とすることにより、強固に樹脂などを成分とする接着剤を充填して固着することができる。なお、図8(c−1)は、白鍵2の側面断面図であり、図8(cー2)は、白鍵2を下方から見た平面図である。
同様に、図9(a)は、白鍵先端の下部に、木材を接着したものであり、この場合の木材は、下面が白鍵の表面の水平面と平行に成形されたものであり、図9(a−1)は、白鍵2の平面図であり、図9(a−2)は、側面断面図であり、図9(a−3)は、白鍵2を下方から見た平面図である。
図9(b)は、木材の下面が山状に形成されているものであり、図9(b−1)は、白鍵2の側面断面図であり、図9(b−2)は、白鍵2を下方から見た平面図である。
図9(c)は、白鍵先端下部に、発泡ウレタンを充填したものであり、図9(c−1)は、白鍵2の側面断面図であり、図9(c−2)は、白鍵2を下方から見た平面図である。
図10(a)は、白鍵先端下部に高比重の樹脂などが挿入されるようにインサート成形により成形されたものであり、図10(a−1)は、白鍵2の平面図であり、図10(a−2)は、側面断面図であり、図10(a−3)は、白鍵2を下方から見た平面図である。
図10(b)は、同様に白鍵先端下部に高比重の樹脂などが挿入されるようにインサート成形により成形を行う。このときの樹脂を、木目調の樹脂で成形し、次に白鍵の上部と前面を覆う部分を白い樹脂で成形を行う。このように成形することにより、白鍵の上部と前面は白色に形成され、白鍵の側面は、木目調に形成される。
図10(b−1)は、白鍵2の完成側面図であり、図10(b−2)は、白鍵2の下部の部分が、木目調の樹脂により成形されるとともに、白鍵2の先端部分に、高比重の樹脂などが挿入されるようにインサート成形された様子を示す側面断面図であり、図10(b−3)は、(b−2)の成形されたものの、上面および前面に白色の樹脂が成形された様子を示す側面断面図である。
以上実施形態に基づいて説明したように、本発明の鍵盤装置によれば、樹脂により成形された白鍵の側面に上面と前面との間に一定間隔の隙間を隔てて所定領域に木目調の木目部を有するので、鍵が押下された場合に、白鍵2の側面が露出され、白鍵2の内部は、木材により形成されているかのように視認させることができる。したがって、高級感のある鍵盤装置を安価に提供することができる。
また、白鍵2の先端下部には、樹脂などを成分とする接着剤が充填されているため、演奏者が演奏に際して爪を当てた場合でも、不快な音が発生することを防止することができる。
以上、上記実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は、上記実施形態に何ら限定されるものでなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。
例えば、上記実施形態では、電子楽器に採用される鍵盤装置1の白鍵2の構成について説明したが、いわゆるアコースティック鍵盤楽器の鍵盤装置にこの白鍵2を採用しても良い。
また、上記第2の実施形態ではダブルインジェクション成形法により鍵を二重成形したが、外側部と内側部の個々の部材をそれぞれで成形し、それらを接着または溶着するようにしてもよい。
本発明による第1の実施形態による鍵盤装置の構成を示す図である。 (a)は、白鍵の右側面を示す側面図、(b)は、白鍵の平面を示す平面図、(c)は、白鍵の左側面を示す側面図である。 白鍵の種類を示す平面図である。 白鍵の種類毎の印刷位置を示す側面図である。 白鍵の側面に印刷を行う場合に効率よく印刷を行うために組み合わせて配置する治具を示す平面図である。 白鍵が設置された治具を示す断面図であり、(a)は、プレートが配置された場合を示し、(b)は、プレートが配置されない場合を示す。 第2の実施形態における白鍵を示す斜視図である。 白鍵の先端部に樹脂などを充填した様子を示す図である。 白鍵の先端部に樹脂などを充填した様子を示す図である。 (a)は、白鍵の先端部に白鍵本体の樹脂とは異なる樹脂をインサート成形したものを示し、(b)は、白鍵本体を二色の樹脂で形成するとともに、白鍵の先端部に白鍵本体の樹脂とは異なる樹脂をインサート成形した白鍵を示す図である。
符号の説明
1 鍵盤装置
2 白鍵
3 黒鍵
A 木目部

Claims (7)

  1. 白色の樹脂により成形される白鍵の側面に、上面と前面との間に一定の間隔を空けた辺を有し、所定の面積を有し木目調に着色された木目部を有する白鍵を備えていることを特徴とする鍵盤装置。
  2. 前記木目部は、前記白色の樹脂に木目調の印刷を行ったものであることを特徴とする請求項1記載の鍵盤装置。
  3. 前記木目部は、前記白色の樹脂とは異なる木目調の樹脂により成形されていることを特徴とする請求項1記載の鍵盤装置。
  4. 白色の樹脂材料より成り鍵の上面および前面を形成する外側部と、木目調の樹脂材料より成り、前記外側部の下部に位置し、鍵の側面を形成する内側部とがダブルインジェクション成形法により形成された白鍵を備えていることを特徴とする鍵盤装置。
  5. 前記外側部は、前記内側部の上部を覆う上面とその上面に連接する左右および前の側面の2面を有し、これらの2面は、ほぼ均一な厚さの板状に形成されていることを特徴とする請求項4記載の鍵盤装置。
  6. 前記白鍵の先端部の下面に樹脂を成分とする接着剤を充填したことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の鍵盤装置。
  7. 前記白鍵の先端部に白鍵を形成する樹脂とは異なる樹脂をインサート成形により挿入したことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の鍵盤装置。
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