JP2006283612A - ラジアルピストンポンプ - Google Patents
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Abstract
【課題】 ラジアルピストンポンプにおいて、カムフォロアとカム間での摩擦抵抗を低減して、これに伴うポンプロスを低減すること。
【解決手段】 回転軸11に設けた各シリンダ穴11aには、ポンプ室Roを形成する複数のピストン15がシリンダ軸方向にて往復動可能に組付けられている。各ピストン15と円筒部材13間には回転軸11と円筒部材13の相対回転によって各ピストン15を同位相にてシリンダ軸方向に駆動するカム機構20が設けられている。カム機構20が設けられるとともに各ピストン15の端部が収容されるカム室R1は密封されていて、このカム室R1には所要量の潤滑油が収容されるとともに同カム室R1の容積変化量を低減するエアーチャンバーR2が設けられている。
【選択図】 図2
【解決手段】 回転軸11に設けた各シリンダ穴11aには、ポンプ室Roを形成する複数のピストン15がシリンダ軸方向にて往復動可能に組付けられている。各ピストン15と円筒部材13間には回転軸11と円筒部材13の相対回転によって各ピストン15を同位相にてシリンダ軸方向に駆動するカム機構20が設けられている。カム機構20が設けられるとともに各ピストン15の端部が収容されるカム室R1は密封されていて、このカム室R1には所要量の潤滑油が収容されるとともに同カム室R1の容積変化量を低減するエアーチャンバーR2が設けられている。
【選択図】 図2
Description
本発明は、ラジアルピストンポンプに関する。
ラジアルピストンポンプには、第1部材と第2部材が回転軸線に対して同心的に配置されて相対回転可能に組付けられ、前記第1部材には前記回転軸線に直交する径方向に延びて端部にて開口する複数のシリンダ穴が周方向にて等間隔に形成され、これら各シリンダ穴にはポンプ室を形成するピストンがシリンダ軸方向にて往復動可能に組付けられ、これら各ピストンと前記第2部材間には前記第1部材と前記第2部材の相対回転によって前記各ピストンを同位相にてシリンダ軸方向に駆動するカム機構が設けられているものがあり、例えば、下記特許文献1に示されている。
また、ラジアルピストンポンプには、第1部材と第2部材が回転軸線に対して同心的に配置されて相対回転可能に組付けられ、前記第1部材には前記回転軸線に直交する径方向に延びて端部にて開口する複数のシリンダ穴が形成され、これら各シリンダ穴にはポンプ室を形成するピストンがシリンダ軸方向にて往復動可能に組付けられ、これら各ピストンと前記第2部材間には前記第1部材と前記第2部材の相対回転によって前記各ピストンを位相ありでシリンダ軸方向に駆動するカム機構が設けられているものがあり、例えば、下記特許文献2に示されている。
特開平11−22638号公報
実開平5−52265号公報
上記した特許文献1に記載されているラジアルピストンポンプでは、カム機構が、第2部材に一体的に設けたカムと、各ピストンの一端部に一体的に形成されて前記カムのカム面に摺動可能に係合するカムフォロアを備えている。このため、カムフォロアとカム間での摩擦抵抗が大きくて、大きなポンプロスが生じる。また、このラジアルピストンポンプでは、各ピストンの往復動に伴ってカムフォロアが露呈するカム室の容積が増減する。このため、カム室内の圧力が増減するおそれがあり、これに伴って各ピストンの往復動が害されて、ポンプロスが生じるおそれがある。
一方、上記した特許文献2に記載されているラジアルピストンポンプでは、カム機構が、第2部材に一体的に設けたカムと、各ピストンの一端部に一体的に形成されて前記カムのカム面に摺動可能に係合するカムフォロアを備えている。このため、カムフォロアとカム間での摩擦抵抗が大きくて、大きなポンプロスが生じる。
本発明は、上記した問題に対処すべくなされたものであり、その目的の一つは、カムフォロアとカム間での摩擦抵抗を低減して、これに伴うポンプロスを低減することにあり、また、他の目的は、カムフォロアが露呈するカム室内の圧力増減を減じて、これに伴うポンプロスを低減することにある。
上記した二つの目的を達成するために、本発明では、第1部材と第2部材が回転軸線に対して同心的に配置されて相対回転可能に組付けられ、前記第1部材には前記回転軸線に直交する径方向に延びて端部にて開口する複数のシリンダ穴が周方向にて等間隔に形成され、これら各シリンダ穴にはポンプ室を形成するピストンがシリンダ軸方向にて往復動可能に組付けられ、これら各ピストンと前記第2部材間には前記第1部材と前記第2部材の相対回転によって前記各ピストンを同位相にてシリンダ軸方向に駆動するカム機構が設けられているラジアルピストンポンプにおいて、前記カム機構が設けられるとともに前記各ピストンの端部が収容されるカム室を密封し、このカム室に所要量の潤滑油を収容するとともに同カム室の容積変化量を低減する容積変化量低減手段を設けたことに特徴がある。
このラジアルピストンポンプにおいては、カム室に所要量の潤滑油を収容したため、この潤滑油によりカムフォロアとカム間での摩擦抵抗を低減することが可能であり、これに伴ってポンプロスを低減することが可能である。また、このラジアルピストンポンプにおいては、カム室に容積変化量低減手段を設けたため、カム室の容積変化を低減することが可能であり、カム室内の圧力増減を減じて、これに伴うポンプロスを低減することが可能である。
この発明の実施に際して、前記容積変化量低減手段は前記第1部材に対して一体的に設けられて前記カム室の容積増減に応じて容積が増減するエアーチャンバーであることも可能である。このエアーチャンバーは前記シリンダ穴に前記ピストンによって形成されていることも可能である。この場合において、前記シリンダ穴と前記ピストンはカム室側を小径とする段付形状に形成されていることも可能である。
また、この発明の実施に際して、前記カム機構は、前記第2部材に一体的に設けた楕円カムと、前記各ピストンに設けられて前記楕円カムのカム面に係合するカムフォロアを備えていることも可能である。この場合において、前記カムフォロアは前記各ピストンに転動可能に組付けたボールであることも可能である。
また、上記した目的の一つを達成するために、本発明では、第1部材と第2部材が回転軸線に対して同心的に配置されて相対回転可能に組付けられ、前記第1部材には前記回転軸線に直交する径方向に延びて端部にて開口する複数のシリンダ穴が形成され、これら各シリンダ穴にはポンプ室を形成するピストンがシリンダ軸方向にて往復動可能に組付けられ、これら各ピストンと前記第2部材間には前記第1部材と前記第2部材の相対回転によって前記各ピストンを位相ありでシリンダ軸方向に駆動するカム機構が設けられているラジアルピストンポンプにおいて、前記カム機構は、前記各ピストンのシリンダ穴外端部を傾動可能に連結するリング状カムフォロアと、このリング状カムフォロアに転動体を介して係合するリング状カムを備えていることに特徴がある。
このラジアルピストンポンプにおいては、リング状カムフォロアとリング状カムが転動体を介して係合するため、リング状カムフォロアとリング状カム間での摩擦抵抗を低減することが可能であり、これに伴ってポンプロスを低減することが可能である。また、このラジアルピストンポンプにおいては、各ピストンがリング状カムフォロアに傾動可能に連結されていて、リング状カムフォロアの動きに追従して各ピストンが往復動するため、各ピストンを復帰させるリターンスプリングが不要である。このため、当該ポンプをシンプルに構成することが可能であるとともに、当該ポンプのポンプ効率を向上させることが可能である。
また、このラジアルピストンポンプにおいては、リング状カムから各ピストンに作用する回転トルクをリング状カムフォロアにて分散させることが可能であり、各ピストンの各シリンダ穴に対する傾動(抉り)を抑制することが可能である。このため、当該ポンプの耐久性を向上させることが可能であるとともに、当該ポンプのポンプロスを低減することが可能である。
この発明の実施に際して、前記転動体は、前記リング状カムフォロアと前記リング状カム間に介装されて環状リテーナによって回転可能に保持された複数のボールであることも可能である。この場合には、リング状カムフォロアとリング状カム間での摩擦抵抗を更に低減することが可能であり、これに伴ってポンプロスを更に低減することが可能である。
以下に、本発明の各実施形態を図面に基づいて説明する。図1および図2は本発明の第1実施形態を示していて、この第1実施形態では本発明によるラジアルピストンポンプがエアーポンプAP1に実施されている。エアーポンプAP1は、第1部材としての回転軸11と、第2部材としての円筒部材13と、一対のピストン15を備えるとともに、カム機構20を備えていて、回転軸11と円筒部材13は回転軸線Loに対して同心的に配置されて相対回転可能に組付けられている。
回転軸11は、円筒部材13の内部に一対の軸受Br1とBr2と一対の環状シール部材12,14を介して回転軸線Lo回りに回転可能かつ液密的に組付けられている。一対の軸受Br1とBr2は、軸方向に所定量離れて配置されていて、カム機構20の楕円カム21を軸方向にて挟むようにして回転軸11と円筒部材13間に介装されており、回転軸11を円筒部材13に対して回転可能としている。一対の環状シール部材12,14は、軸方向に所定量離れて配置されていて、楕円カム21と両軸受Br1とBr2を軸方向にて挟むようにして回転軸11と円筒部材13間に介装されており、回転軸11と円筒部材13間を液密的にシールしている。
また、回転軸11は、軸本体11Aと、この軸本体11Aの下端部外周に液密的に螺着されたスリーブ11Bによって構成されていて、軸本体11Aには、回転軸線Loに直交する径方向に延びて径方向の外端部にて開口する一対のシリンダ穴11aが周方向にて等間隔に形成されるとともに、吸入通路11bと吐出通路11cと連通路11dが形成されている。
各シリンダ穴11aは、ピストン15と圧縮コイルスプリング17を収容していて、ピストン15とによりポンプ室Roを形成している。吸入通路11bは、連通路11dを通して各ポンプ室Roに空気を導入するためのものであり、その内部には吸入チェック弁Viが介装されている。吐出通路11cは、各ポンプ室Roから連通路11dを通して空気を導出するためのものであり、その内部には吐出チェック弁Voが介装されている。
各ピストン15は、回転軸11の各シリンダ穴11aに環状シール部材16を介して挿入されていて、回転軸11に対して一体回転可能かつシリンダ軸方向(回転軸11の径方向)に往復動可能に組付けられている。また、各ピストン15は、回転軸11の各シリンダ穴11aに所定の予備荷重を付与した状態で組付けた圧縮コイルスプリング17によって回転軸11の径外方に向けて付勢されている。
カム機構20は、回転軸11と円筒部材13の相対回転によって各ピストン15を圧縮コイルスプリング17と協働して同位相にてシリンダ軸方向に駆動するものであって、各ピストン15と円筒部材13間に設けられている。このカム機構20は、円筒部材13に一体的に設けた楕円カム21と、各ピストン15に設けられて楕円カム21のカム面21aに係合するカムフォロア22を備えている。各カムフォロア22はピストン15の外端部15aに転動可能に組付けられたボールであって、楕円カム21のカム面21aに転動可能に係合している。
ところで、この第1実施形態においては、カム機構20と各ピストン15の外端部15a等を収容するカム室R1が環状シール部材12,14によって密封されていて、このカム室R1には、所要量の潤滑油(図示省略)が収容されるとともに、両ピストン15の往復動に伴うカム室R1の容積変化量を低減する容積変化量低減手段としてのエアーチャンバーR2(図2参照)が対向して設けられている。
各エアーチャンバーR2は、カム室R1の容積減少に応じて容積が減少し、カム室R1の容積増大に応じて容積が増大するものであって、回転軸11の外周に一体回転可能に組付けた空気袋30によって形成されている。各空気袋30は、ゴム等の弾性および気密性を有する材料によって形成されていて、内部には圧縮空気が封入されており、カム室R1の容積が減少して内部圧力が上昇するのに伴って収縮し、カム室R1の容積が増大して内部圧力が低下するのに伴って膨張する。
上記のように構成した第1実施形態においては、カム室R1に所要量の潤滑油を収容したため、この潤滑油により、軸受Br1,Br2と環状シール部材12,14の摺動部を潤滑することが可能であることは勿論のこと、カムフォロア22とカム21間での摩擦抵抗を低減することが可能であり、これに伴ってポンプロスを低減することが可能である。また、この第1実施形態においては、カム室R1に容積変化量低減手段としてのエアーチャンバーR2を設けたため、カム室R1の容積変化を低減することが可能であり、カム室R1内の圧力増減を減じて、これに伴うポンプロスを低減することが可能である。
また、この第1実施形態においては、カム機構20が、円筒部材13に一体的に設けた楕円カム21と、各ピストン15に設けられて楕円カム21のカム面21aに係合するカムフォロア22を備えていて、各カムフォロア22がピストン15の外端部15aに転動可能に組付けられたボールであって、楕円カム21のカム面21aに転動可能に係合している。このため、かかる構成によっても、カムフォロア22とカム21間での摩擦抵抗を低減してポンプロスを低減することが可能である。
上記した第1実施形態においては、カム室R1の容積変化量を低減する容積変化量低減手段としてのエアーチャンバーR2を、カム室R1に設けた空気袋30によって形成して実施したが、図3にて示したように、エアーチャンバーR2をシリンダ穴11aとピストン15によって形成することも可能である。図3に示したシリンダ穴11aとピストン15はカム室R1側を小径とする段付形状に形成されていて、ピストン15の小径部にも環状シール部材18が組付けられている。
図4は本発明の第2実施形態の要部を示していて、この第2実施形態においては、カム機構120が、回転軸111と円筒部材113の相対回転によって各ピストン115を180度の位相ありでシリンダ軸方向に駆動するものであって、各ピストン115と円筒部材113間に設けられている。なお、この第2実施形態においては、カム機構120以外に、各ポンプ室Roに対応して吸入通路(図示省略)と吐出通路(図示省略)と連通路111dがそれぞれ形成されていることを除いて、上記第1実施形態の構成と実質的に同じである。
カム機構120は、各ピストン115のシリンダ穴外端部115aをピン129を介して傾動可能に連結するリング状カムフォロア122と、このリング状カムフォロア122に転動体としての複数のボール123を介して係合するリング状カム121を備えている。なお、複数のボール123は、環状リテーナ124によって回転可能に保持されていて、リング状カムフォロア122の外周面に転動可能に係合するとともに、リング状カム121の内周面(カム面)に転動可能に係合している。
上記のように構成した第2実施形態においては、リング状カムフォロア122とリング状カム121がボール123を介して係合しているため、リング状カムフォロア122とリング状カム121間での摩擦抵抗を低減することが可能であり、これに伴ってポンプロスを低減することが可能である。
また、この第2実施形態においては、各ピストン115がリング状カムフォロア122に連結されていて、リング状カムフォロア122の動きに追従して各ピストン115が往復動するため、各ピストン115を復帰させるリターンスプリング(上記第1実施形態の圧縮コイルスプリング17に相当するもの)が不要である。このため、当該ポンプをシンプルに構成することが可能であるとともに、当該ポンプのポンプ効率を向上させることが可能である。
また、この第2実施形態においては、リング状カム121から各ピストン115に作用する回転トルクをリング状カムフォロア122にて分散させることが可能であり、各ピストン115の各シリンダ穴111aに対する傾動(抉り)を抑制することが可能である。このため、当該ポンプの耐久性を向上させることが可能であるとともに、当該ポンプのポンプロスを低減することが可能である。
上記した各実施形態においては、回転軸(11,111)に形成されるシリンダ穴(11a,111a)と、これに組付けられるピストン(15,115)をそれぞれ一対2個として実施したが、これらの個数は適宜変更して実施することが可能である。また、上記各実施形態においては、第1部材(回転軸)が第2部材(円筒部材)に対して回転するように構成して実施したが、第2部材が第1部材に対して回転するように構成して実施することも可能である。
11…回転軸(第1部材)、11a…シリンダ穴、13…円筒部材(第2部材)、12,14…環状シール部材、15…ピストン、20…カム機構、21…楕円カム、21a…カム面、22…カムフォロア、30…空気袋、Ro…ポンプ室、R1…カム室、R2…エアーチャンバー、Lo…回転軸線、AP1…エアーポンプ
Claims (8)
- 第1部材と第2部材が回転軸線に対して同心的に配置されて相対回転可能に組付けられ、前記第1部材には前記回転軸線に直交する径方向に延びて端部にて開口する複数のシリンダ穴が周方向にて等間隔に形成され、これら各シリンダ穴にはポンプ室を形成するピストンがシリンダ軸方向にて往復動可能に組付けられ、これら各ピストンと前記第2部材間には前記第1部材と前記第2部材の相対回転によって前記各ピストンを同位相にてシリンダ軸方向に駆動するカム機構が設けられているラジアルピストンポンプにおいて、前記カム機構が設けられるとともに前記各ピストンの端部が収容されるカム室を密封し、このカム室に所要量の潤滑油を収容するとともに同カム室の容積変化量を低減する容積変化量低減手段を設けたことを特徴とするラジアルピストンポンプ。
- 請求項1に記載のラジアルピストンポンプにおいて、前記容積変化量低減手段は前記第1部材に対して一体的に設けられて前記カム室の容積増減に応じて容積が増減するエアーチャンバーであることを特徴とするラジアルピストンポンプ。
- 請求項2に記載のラジアルピストンポンプにおいて、前記エアーチャンバーは前記シリンダ穴に前記ピストンによって形成されていることを特徴とするラジアルピストンポンプ。
- 請求項3に記載のラジアルピストンポンプにおいて、前記シリンダ穴と前記ピストンは前記カム室側を小径とする段付形状に形成されていることを特徴とするラジアルピストンポンプ。
- 請求項1乃至4の何れか一項に記載のラジアルピストンポンプにおいて、前記カム機構は、前記第2部材に一体的に設けた楕円カムと、前記各ピストンに設けられて前記楕円カムのカム面に係合するカムフォロアを備えていることを特徴とするラジアルピストンポンプ。
- 請求項5に記載のラジアルピストンポンプにおいて、前記カムフォロアは前記各ピストンに転動可能に組付けたボールであることを特徴とするラジアルピストンポンプ。
- 第1部材と第2部材が回転軸線に対して同心的に配置されて相対回転可能に組付けられ、前記第1部材には前記回転軸線に直交する径方向に延びて端部にて開口する複数のシリンダ穴が形成され、これら各シリンダ穴にはポンプ室を形成するピストンがシリンダ軸方向にて往復動可能に組付けられ、これら各ピストンと前記第2部材間には前記第1部材と前記第2部材の相対回転によって前記各ピストンを位相ありでシリンダ軸方向に駆動するカム機構が設けられているラジアルピストンポンプにおいて、前記カム機構は、前記各ピストンのシリンダ穴外端部を傾動可能に連結するリング状カムフォロアと、このリング状カムフォロアに転動体を介して係合するリング状カムを備えていることを特徴とするラジアルピストンポンプ。
- 請求項7に記載のラジアルピストンポンプにおいて、前記転動体は、前記リング状カムフォロアと前記リング状カム間に介装されて環状リテーナによって回転可能に保持された複数のボールであることを特徴とするラジアルピストンポンプ。
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070619 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100615 |
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A02 | Decision of refusal |
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