JP2006282049A - 車両用衝突物判定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 衝突物が歩行者であった場合に歩行者がボンネットに激突する前に歩行者用エアバッグを展開できるように、全高の低い物体を含む衝突物の種類を判定可能な車両用衝突物判定装置が求められている。
【解決手段】 車両のサイドメンバとバンパとの間に設置され、前記バンパへ衝突物が衝突した際に、少なくとも衝突エネルギーの前記サイドメンバの延設方向成分を検出する1つ以上の上部検出手段と、前記上部検出手段よりも地面垂直方向下部に備えられ、少なくとも前記サイドメンバの延設方向成分よりも地面方向寄りの衝突エネルギーを検出する1つ以上の下部検出手段と、前記上部検出手段および前記下部検出手段の検出した前記衝突エネルギーを比較することで、前記衝突物の種類を特定する判定手段とを備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、例えば車両の前部に配置されて歩行者エアバッグ等の保護装置を作動させるための車両用衝突物判定装置に関する。
近年、歩行者保護を目的として、歩行者用エアバッグシステムの開発がなされている。この歩行者用エアバッグシステムとは、車両が歩行者に衝突した際に、歩行者の頭部や胸部が車両のボンネットやフロントガラスに激突することを防ぐためにボンネット上に展開するエアバッグである。この歩行者用エアバッグを起動するためには、車両に衝突した衝突物が、エアバッグを展開し保護すべき歩行者であるか、エアバッグを展開しなくて良い障害物であるかを即時に判定する衝突物判定装置が必要である。すなわち、歩行者用エアバッグを展開する必要がないにも関わらずこれを展開した場合、無用の修理費用が必要となる。また、歩行者が車両の各部に激突するよりも早く歩行者用エアバッグを展開する必要があるために、衝突物判定装置には即応性が求められる。
そこで、特表2003−535769号公報の発明が知られている。特表2003−535769号公報の衝突物判定装置は、バンパおよびボンネットに衝撃検出センサを設置して、それぞれのセンサが検出した衝撃をもとに、衝突物が歩行者であるか否かを判定している。
特表2003−535769号公報
特表2003−535769号公報に示される判定装置では、片方の衝撃検出センサをボンネットに取り付けているため、衝突物が少なくともボンネットに衝突するまで判定ができない。このような応答性が悪い判定手段を用いると、衝突物が歩行者であった場合、ボンネットに激突する前に歩行者用エアバッグを展開し保護することが難しいという課題がある。さらに、この判定装置は、衝撃検出センサをボンネットに備えるため、ボンネットよりも低い全高を持つ衝突物を精度よく判定できないという課題がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、衝突物が歩行者であった場合に歩行者がボンネットに激突する前に歩行者用エアバッグを展開できるように、全高の低い物体を含む衝突物の種類を即時に判定可能な車両用衝突物判定装置の提供を本発明の目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、車両のサイドメンバ(16、17)とバンパ(11)との間に設置され、前記バンパ(11)へ衝突物が衝突した際に、少なくとも衝突エネルギーの前記サイドメンバ(16、17)の延設方向成分を検出する1つ以上の上部検出手段(14、15、101、102)と、前記上部検出手段(14、15、101、102)よりも地面垂直方向下部に備えられ、少なくとも前記サイドメンバ(16、17)の延設方向成分よりも地面方向寄りの衝突エネルギーを検出する1つ以上の下部検出手段(19、20)と、前記上部検出手段(14、15、101、102)および前記下部検出手段(19、20)の検出した前記衝突エネルギーを比較することで、前記衝突物の種類を特定する判定手段(21)とを備えることを特徴とする。
これにより、上部検出手段(14、15、101、102)および下部検出手段(19、20)によりバンパ(11)へ加わった衝撃エネルギーを計測することができるため、バンパ(11)に衝突物が衝突した直後に衝突物の種類を判定することができる。なお、例えば衝突荷重や加速度などから、衝撃の激しさを表す評価値、すなわち衝撃エネルギーを計算することができることが知られている。
請求項2に記載の発明は、前記上部検出手段(14、15、101、102)は、前記サイドメンバ(16、17)とリーンフォースメント(13)との間に設置されることを特徴とする。
このように車体骨格に上部検出手段(14、15、101、102)を組み込むことで、衝突エネルギーを精度良く計測可能である。
請求項3に記載の発明は、前記上部検出手段(14、15、101、102)は、前記バンパ(11)とアブソーバ(12)との間に設置されることを特徴とする。これにより、上部検出手段(14、15、101、102)はアブソーバ(12)により緩衝されることなく衝突エネルギーを検出することができる。
請求項4に記載の発明は、前記上部検出手段(14、15、101、102)は、前記アブソーバ(12)とリーンフォースメント(13)との間に設置されることを特徴とする。
この構成は、バンパ(11)の一部であるバンパカバーと柔らかい部材であるアブソーバ(12)との間に検出手段が挟まれる場合に比べて、上部検出手段(14、15、101、102)の片面がリーンフォースメント(13)に接するため荷重を精度良く検出することが可能となる。
請求項5に記載の発明は、前記下部検出手段(19、20)は、ロアメンバ(18)に設置されることを特徴とする。これにより、下部検出手段(19、20)の設置場所を地面に近づけることができ、全高の低い衝突物の衝突エネルギーを検出することができる。
請求項6に記載の発明は、前記下部検出手段(19、20)は、前記バンパ(11)裏面の前記上部検出手段よりも地面垂直方向下部に設置されることを特徴とする。これにより、下部検出手段(19、20)の設置コストを下げることができる。
請求項7に記載の発明は、前記判定手段(21)は、前記上部検出手段(14、15、101、102)の検出した前記衝突エネルギーが所定値以上である場合に、前記衝突物は地面に固定されていない物体であると判定することを特徴とする。
衝突物が地面に固定されていない物体である場合は、衝突物が衝撃によりバンパ(11)を支点に傾くため上部検出手段(14、15、101、102)の出力が非常に大きくなる点を鑑みて前述の所定値を設定するため、地面に固定されていない物体を判定することができる。
請求項8に記載の発明は、前記判定手段(21)は、前記下部検出手段(19、20)の検出した前記衝突エネルギーが所定値以上である場合に、前記衝突物は地面に固定された物体であると判定することを特徴とする。
衝突物が地面に固定された物体である場合は、衝突物が衝撃により地面を支点に傾くため下部検出手段(19、20)の出力が大きくなる点を鑑みて前述の所定値を設定するため、地面に固定された物体を判定することができる。
請求項9に記載の発明は、前記判定手段(21)は、第一所定時間において前記上部検出手段(14、15、101、102)の検出した前記衝突エネルギーが、前記下部検出手段(19、20)の検出した前記衝突エネルギーに比べ第一所定値以上小さく、前記第一所定時間の後の第二所定時間において前記下部検出手段(19、20)の検出した前記衝突エネルギーが、前記上部検出手段(14、15、101、102)の検出した前記衝突エネルギーに比べ第二所定値以上小さい場合に、前記衝突物は地面に固定されていない物体であると判定することを特徴とする。
これにより、請求項7の上部検出手段(14、15、101、102)の検出した衝突エネルギーが大きいことを条件として衝突物の種類を判定する手法よりも、さらに判定精度を上げることができる。
請求項10に記載の発明は、前記判定手段(21)は、前記下部検出手段(19、20)の検出した前記衝突エネルギーが、前記上部検出手段(14、15、101、102)の検出した前記衝突エネルギーに比べ第三所定値以上大きく第四所定値以上大きくない場合に、前記衝突物は前記上部検出手段(14、15、101、102)の設置位置よりも全高が高い地面に固定された物体であると判定することを特徴とする。
衝突物が地面に固定されている全高が上部検出手段(14、15、101、102)の設置位置よりも高い物体である場合は、上部検出手段(14、15、101、102)に衝撃が伝わりやすいため出力が大きくなる、すなわち上部検出手段点(14、15、101、102)の出力が下部検出手段(19、20)の出力よりも所定の範囲内だけ大きいという特徴に基づいてこの第二所定値と第三所定値とを設定するため、衝突物が地面に固定されている全高が上部検出手段(14、15、101、102)の設置位置よりも高い物体を判定することができる。
請求項11に記載の発明は、前記判定手段(21)は、前記上部検出手段(14、15、101、102)の検出した前記衝突エネルギーが、前記下部検出手段(19、20)の検出した前記衝突エネルギーに比べ前記第四所定値以上小さい場合に、前記衝突物は前記上部検出手段(14、15、101、102)の設置位置よりも全高が低い地面に固定された物体であると判定することを特徴とする。
衝突物が地面に固定されている全高が上部検出手段(14、15、101、102)の設置位置よりも低い物体である場合は、下部検出手段(19、20)に衝撃が非常に伝わりやすいため出力が非常に大きくなる、すなわち上部検出手段点(14、15、101、102)の出力が下部検出手段(19、20)の出力よりも非常に小さいという特徴に基づいてこの第三所定値を設定するため、衝突物が地面に固定されている全高が上部検出手段(14、15、101、102)の設置位置よりも低い物体を判定することができる。
以下、実施例1から実施例4を用いて、本発明を実施するための最良の形態を述べる。
〔実施例1〕
図1から図7を用いて実施例1について説明する。
図1(a)は車両上方に視点をおいた場合の各構成の配置図、図1(b)は車両側方に視点をおいた場合の各構成の配置図、図2は車両内部に視点をおいた場合の判定手段21を除く各構成の配置を表す射影図である。
フロントバンパ11はアブソーバ12の車両進行方向側の前面に配置されており、衝突物がフロントバンパ11に衝突した場合には、フロントバンパ11が変形しアブソーバ12が衝撃を緩和する。また、アブソーバ12は、リーンフォースメント13前面に設置されている。リーンフォースメント13は、右ロードセル14および左ロードセル15を介して右サイドメンバ16および左サイドメンバ17に固定されている。また、図1(b)および図2に示すように、ロアメンバ18は、地面と平行状態にある平板の車両内部側端部に、右サイドメンバ16および左サイドメンバ17から各々L字型のステーが繋がっている構造となっている。このロアメンバ18のフロントバンパ11側先端付近には、右Gセンサ19および左Gセンサ20が取り付けられている。フロントバンパ11上部に衝突した衝突物の衝撃は、アブソーバ12によって緩和された後、リーンフォースメント13を通じて、右ロードセル14および左ロードセル15を歪ませる。一方、フロントバンパ11下部に衝突した衝突物の衝突エネルギーは、右Gセンサ19および左Gセンサ20を揺らす。判定手段21は、車両内部のフロア上に設置されている。なお、本実施例において、ロードセル14、15とは、センサ単体であるロードセルを部材に設置したセンサユニットであり、後述の各実施例においてもセンサとは、部材にセンサ単体を設置したセンサユニットである。右左ロードセル14、15および右左Gセンサ19、20の出力信号を演算処理することで、衝突エネルギーを推定できる。
図3は、本装置の構成間の入出力を表したブロック図である。これに示すように、右ロードセル14と、左ロードセル15と、右Gセンサ19と、左Gセンサ20との各出力が判定手段21に入力され、判定手段21は、図7のフローチャートを用いて後述する処理手順に基づき判定を行う。
図4、図5、図6を用いて、衝突物の種類の違いにより右ロードセル14および左ロードセル15と、右Gセンサ19および左Gセンサ20の出力値が異なることについて述べる。図4、図5、図6は、物体がフロントバンパ11に衝突した時を時刻t0とした場合の、右サイドメンバ16に備えられた右ロードセル14と、ロアメンバ18に備えられた右Gセンサ19の出力を正規化して表す。
図4に、ロードサイドマーカなどの地面に固定された全高が右左サイドメンバ16、17よりも高い物体が衝突物である場合の右ロードセル14および右Gセンサ19の出力を示す。時刻t1から時刻t4の間において、後述する地面に固定された全高の低い物体に衝突した際の出力値を表す図5と比較すると、図4の出力値は衝突物の全高が右左サイドメンバ16、17よりも高いため右ロードセル14の出力が大きくなる傾向がある。また、時刻t1から時刻t4の間において、後述する地面に固定されていない物体に衝突した際の出力値を表す図6と比較すると、図4の出力値は右ロードセル14の出力が小さく、かつ右Gセンサ19の出力が大きくなる傾向がある。
一方、図5に示すように、縁石などの地面に固定された全高が右左サイドメンバ16、17よりも低い物体が衝突物である場合、右ロードセル14はほとんど出力が変化せず右Gセンサ19の出力のみが図4と同様に大きくなる。また、時刻t1から時刻t4の間において、図5と図6を比較すると、衝突物が地面に固定されていない物体である場合に比べ、右Gセンサ19の出力が右ロードセル14の出力よりも非常に大きくなる。
さらに、図6に示すように、歩行者など地面に固定されていない重心の高い物体が衝突物である場合、右ロードセル14および右Gセンサ19ともに大きな出力が出るが、衝突からの経過時間により、それぞれの出力の大小が異なる。
衝突の初期段階(時刻t1から時刻t2)では、右Gセンサ19は右ロードセル14に対して大きな出力となる。時刻t2より後の時刻t3から時刻t4においては、右Gセンサ19は右ロードセル14に対して小さな出力となる。すなわち、時刻t2と時刻t3の間において、右Gセンサ19と右ロードセル14との出力が逆転する。これは、衝突後、衝突物が衝突点、すなわちフロントバンパ11を軸にボンネット側に回転するためである。これにより、図4や図5に示す衝突物が地面に固定されている場合に比べ、時刻t4の時点においてフロントバンパ11上部に搭載されている右ロードセル14の出力が大きくなる、および、時刻t2と時刻t3の間において右Gセンサ19と右ロードセル14の出力が逆転するという特徴がある。
衝突物の種類の違いにより現れる前述の傾向は、左ロードセル15および左Gセンサ20においても同様である。
図7のフローチャートを用いて判定手段21の処理手順を説明する。本処理は、物体が衝突した場合、すなわち右ロードセル14と、左ロードセル15と、右Gセンサ19と、左Gセンサ20のいずれかの出力が一定値を超えた場合に開始される。
まず、ステップS71にて、右ロードセル14と、左ロードセル15と、右Gセンサ19と、左Gセンサ20の出力値を用いて、右ロードセル14と、左ロードセル15と、右Gセンサ19と、左Gセンサ20に加えられた衝突エネルギーを演算し出力する。ステップS71に続くステップS72にて、演算した右ロードセル14と左ロードセル15の出力を平均してロードセル平均値Daを求める。同様に、ステップS72に続くステップS73では、演算した右Gセンサ19と左Gセンサ20の出力を平均してGセンサ平均値Gaを求める。
ステップS73に続くステップS74では、ロードセル平均値Daと規定の閾値Dthを比較し分岐判定を行う。もし、ロードセル平均値Daが閾値Dthより大と判定されたならステップS75に進み、ロードセル平均値Daが閾値Dth以下と判定されたならステップS76に進む。衝突物が、地面に固定された全高が右左サイドメンバ16、17よりも高い物体である場合、もしくは、地面に固定されていない物体である場合は、図4および図5を用いて前述したように、地面に固定された全高が右左サイドメンバ16、17よりも低い物体に衝突した場合に比べ、右左ロードセル14、15の出力が大きくなるため、閾値Dthを設定する。
ステップS75では、Gセンサ平均値Gaがロードセル平均値Daに対し閾値Mth1より大と判定されたならステップS77に進み、閾値Mth1以下と判定されたならステップS78に進む。ステップS77では、前述した図4の条件に当てはまるため、衝突物は地面に固定された全高が右左サイドメンバ16、17よりも高い物体であると判定する。なお、閾値Mth1は、衝突物が、地面に固定された全高が右左サイドメンバ16、17よりも高い物体である場合、図4および図6を用いて前述したように、地面に固定されていない物体に衝突した場合に比べ、右左Gセンサ19、20の出力が右左ロードセル14、15の出力よりも大きくなる特徴に基づく。
ステップS74でロードセル平均値Daが閾値Dth以下である場合に進むステップS76では、閾値Mth2を用いて分岐判定を行う。もし、Gセンサ平均値Gaがロードセル平均値Daに対し閾値Mth2より大と判定されたならステップS79へ、Gセンサ平均値Gaがロードセル平均値Daに対し閾値Mth2以下と判定されたならステップS78へ進む。ステップS79では、前述した図5の条件に当てはまるため、衝突物は地面に固定された全高が右左サイドメンバ16、17よりも低い物体であると判定する。この閾値Mth2は、図5を用いて前述した衝突物が地面に固定された全高が右左サイドメンバ16、17よりも低い物体である場合は、図6を用いて前述した地面に固定されていない物体である場合に比べ、右左Gセンサ19、20の出力が右左ロードセル14、15の出力よりも非常に大きくなる特徴に基づく。
ステップS78は、ステップS75およびステップS76の条件に適合しなかった場合に行われる処理であり、前述した図6の条件に当てはまるため、衝突物は地面に固定されていない重心の高い物体であると判定する。
以上より、本衝突物判定装置は、上部検出手段としてフロントバンパ11上部への衝撃を検出可能な位置に配置した左右2つのロードセル14、15と、下部検出手段としてフロントバンパ11下部への衝撃を検出可能な位置に配置した左右2つのGセンサ19、20とを備えるため、衝突物が右左サイドメンバ16、17よりも全高の低い物体であっても、歩行者であっても、衝突物がフロントバンパ11に接触した直後に衝突物の種類を判定可能である。これにより、衝突物が歩行者の場合には歩行者がボンネットに激突する前にエアバッグを展開し保護することが可能である。
〔実施例2〕
図8および図9を用いて実施例2について説明する。この実施例2における前述の実施例1との構成上の相違点は、本実施例では右Gセンサ19および左Gセンサ20がバンパ11の下部に直接設置されている点である。なお、実施例1と同等の構成については、実施例1と同様の符号を付し、本実施例2における説明を省略する。
前述の実施例1では、ロアメンバ18に右Gセンサ19および左Gセンサ20を設置していたが、本実施例のように右Gセンサ19および左Gセンサ20をバンパ11に直接設置したとしても、バンパ11下部への衝撃を実施例1と同様に検出し出力可能である。これにより、実施例1と同様の作用効果を奏するとともに、実施例1におけるロアメンバ18を省略することで車体重量の軽量化やコスト削減が可能である。
〔実施例3〕
図10を用いて実施例3について説明する。この実施例3における前述の実施例との構成上の相違点は、本実施例で右ロードセル101および左ロードセル102が、右サイドメンバ16および左サイドメンバ17のリーンフォースメント13方向端部の上面に設置されている点、および、右ロアメンバ103と左ロアメンバ104が左右で独立している点である。なお、前述の実施例と同等の構成については、各実施例と同様の符号を付し、本実施例3における説明を省略する。
サイドメンバおよびリーンフォースメント13は車体の骨格の一部であるため、本実施例3に示すように、検出手段を両サイドメンバ16、17上に設置する構造であれば、車体の剛性を高めることができる。
さらに、ロアメンバを右ロアメンバ103および左ロアメンバ104として左右独立させることにより、右Gセンサ19および左Gセンサ20が独立して衝撃を検出することができる。例えば、バンパ11右部に衝突が発生したとする。このとき、右ロアメンバ103と左ロアメンバ104が繋がっていないため、右ロアメンバ103への衝撃が左ロアメンバ104に伝播せず、右Gセンサ19と左Gセンサ20との出力差が明確となる。この出力差を用いれば、衝突物がバンパ11に衝突した方向の特定が容易となる。
以上により、本実施例3の判定装置は、実施例1と同様の作用効果を奏するとともに、車体の高剛性化や衝突物の衝突方向の特定が容易となる。
〔実施例4〕
図11および図12を用いて実施例4について説明する。この実施例4における前述の実施例との構成上の相違点は、本実施例では車速センサ111およびエアバッグ制御手段112が追加された点である。なお、前述の実施例と同等の構成については、各実施例と同様の符号を付し、本実施例4における説明を省略する。
図11に示すように車速センサ111の出力および判定手段21の出力はエアバッグ制御手段112に入力される。エアバッグ制御手段112は、これらの入力値を基に、図12に示すフローチャートの処理を行い、エアバッグ展開指令を出力する。
図12を用いてエアバッグ制御手段112の処理の流れを説明する。本処理は、物体が衝突した場合、すなわち右ロードセル14と、左ロードセル15と、右Gセンサ19と、左Gセンサ20のいずれかの出力が一定値を超えた場合に開始される。ステップS121では、前述の図7において説明した判定手段21の内部処理71を行う。ステップS121に続くステップS122では、車速センサより現在の車速vを演算する。ステップS122に続くステップS123では分岐判定を行い、ステップS121にて判定された衝突物が地面に固定された物体であると判定された場合にはステップS124へ進み、固定された物体でないと判定された場合にはステップS125へ進む。ステップS124において、現在の車速vが閾値Vthより大であるならステップS126で乗員保護用エアバッグに展開指令を出力し、車速vが閾値Vth以下であるなら何もせずに処理を終了する。ステップS123において衝突物が固定された物体でない場合に進むステップS125では、処理71において判定した衝突物の種類が歩行者であるならステップS127にて歩行者用エアバッグへ展開指令を出力、処理71において判定した衝突物の種類が歩行者でないなら何もせずに処理を終了する。
以上により、本実施例4の判定装置は、実施例1の構成にエアバッグシステムを組み合わせることで、実施例1おいて示した作用効果に加え、効果的に乗員および歩行者を保護することができる。
〔その他の実施例〕
前述の実施例では、上部検出手段としてロードセルを例に説明を行ったが、上部検出手段はロードセルに限定されない。例えば、マット式圧力センサやタッチセンサ、Gセンサなどのセンサを用いても実施可能である。
前述の実施例では、下部検出手段としてGセンサを例に説明を行ったが、下部検出手段はGセンサに限定されない。例えば、マット式圧力センサやタッチセンサ、歪ゲージなどのセンサを用いても実施可能である。
前述の実施例では、上部検出手段として左右2つのロードセルと、下部検出手段として左右2つのGセンサとを用いたが、使用する検出手段の数は前述の実施例の内容に限定されない。例えば、リーンフォースメント中央に1つのGセンサを備えて上部検出手段として使用し、バンパ裏に1つのGセンサを備えて下部検出手段として使用した場合でも、前述の実施例と同様の効果が得られる。
前述の実施例では、上部検出手段の配置場所を、リーンフォースメント13とサイドメンバ16、17との境界ないし境界近辺として説明を行ったが、サイドメンバ16、17とバンパ11との間に上部検出手段を設置すれば設置場所は選ばない。例えば、アブソーバ12とバンパ11との間に上部検出手段を配置しても良い。
前述の実施例では、上部検出手段および下部検出手段の出力情報のみを用いて、衝突物の判定を行ったが、これ以外の情報を用いても良い。例えば、車両用カメラの出力情報を組み合わせて判定を行えば、前述の実施例に比べ更に高精度な判定が可能である。
前述の実施例では、前方からの衝突物に対して衝突物判定を行ったが、判定する衝突物の衝突方向は前方に限定されない。例えば、歪センサを車両後部のサイドメンバと車両後部のリーンフォースメントとの接合部に挟設し、後部バンパにGセンサを取り付けた場合、後方からの衝突物を判定可能である。
前述の実施例では、衝突物を判定する際に3種類の閾値(Dth、Mth1、Mth2)を用いたが、これらの値は一定値でなくとも良い。例えば、ロードセルやGセンサといった上部検出手段および下部検出手段の外気温変化や経年劣化を考慮して、手動または自動で調整した場合、前述の実施例に比べ更に高精度な判定が可能である。
前述の実施例1において、Gセンサ平均値Gaとロードセル平均値Daの関係を判定処理(図7、ステップS75)した際に、Gセンサ平均値Gaをロードセル平均値Daから除算し、その除算結果が閾値Mth1より大きいことを条件に、衝突物は地面に固定された全高が右左サイドメンバ16、17よりも高い物体であると判定したが、実施例1の際に用いた条件は一例である。例えば、ロードセル平均値DaをGセンサ平均値Gaで割算し、その割算結果が閾値Mth3より大きいことを判定条件としても良い。また、ロードセル平均値Daと閾値Mth4とを比較し、さらにGセンサ平均値Gaと閾値Mth5とを比較し、その両方の比較結果が正(TRUE)であることを判定条件としても良い。
前述の実施例1において用いたフローチャートによる判定処理は一例である。例えば、地面に固定されていない重心の高い物体であると判定する条件として、地面に固定された物体でないことを判定条件としたが、判定条件はこれに限定されない。図6を用いて述べた、地面に固定されていない重心の高い物体に衝突した場合の各センサ出力値の特徴を用いて、下部検出手段が上部検出手段に対して一定値以上大きい状態を維持した後、下部検出手段と上部検出手段の出力とが近づき、さらに下部検出手段と上部検出手段の出力の大小が逆転して、その後、上部検出手段が下部検出手段に対して一定値以上大きい状態となる状態遷移を判定条件としてもよい。この判定条件を用いた場合、さらに精度良く衝突物の種類を判定することができる。
また、この状態遷移に時間概念を加えてもよい。例えば、時刻t1から時刻t2の間において下部検出手段が上部検出手段に対して一定値以上大きい状態を維持し、かつ、時刻t2から時刻t3の間において下部検出手段と上部検出手段の出力とが近づき下部検出手段と上部検出手段の出力の大小が逆転し、かつ、時刻t3から時刻t4の間において上部検出手段が下部検出手段に対して一定値以上大きい状態が維持されることを判定条件としても良い。この判定条件を用いた場合、時間概念を含まない判定条件に比べ、さらに精度良く衝突物の種類を判定することができる。
前述の実施例では、地面に固定された全高の高い物体と地面に固定された全高の低い物体と地面に固定されていない物体とを判別したが、判別する種類は3種類でなくとも良い。たとえば、衝突物が地面に固定されていない物体である場合は、衝突物が地面に固定されている物体である場合に比べ、上部検出手段の出力が大きいという特徴を用いて、上部検出手段の出力が一定の閾値以上である場合に衝突物は地面に固定されていない物体と判定し、閾値より小さい場合に衝突物は地面に固定されている物体と2種類に判定してもよい。この場合、非常に簡易なアルゴリズムで、衝突物判定装置を構成することができる。
前述の実施例では、衝突物を判定する際に数種類の閾値(例えば、Dth、Mth1)による分岐判定を行ったが、判定の際に閾値を用いなくとも良い。例えば、ファジィ集合を用いた推論やニューラルネットワークを用いた判定を行っても良い。
実施例1において用いられる衝突物判定装置の各構成の配置を示す鳥瞰図および側面図である。 実施例1において用いられる視点を車両内部においた衝突物判定装置を表す射影図である。 実施例1において用いられる衝突物判定装置内部の入出力を表すブロック図である。 実施例1において用いられる地面に固定された全高の高い物体が衝突物判定装置に衝突した場合のロードセルおよびGセンサの時系列出力情報を表す図である。 実施例1において用いられる地面に固定された全高の低い物体が衝突物判定装置に衝突した場合のロードセルおよびGセンサの時系列出力情報を表す図である。 実施例1において用いられる地面に固定されていない重心の高い物体が衝突物判定装置に衝突した場合のロードセルおよびGセンサの時系列出力情報を表す図である。 実施例1において用いられる判定手段の内部処理を表すフローチャートである。 実施例2において用いられる衝突物判定装置の各構成の配置を示す側面図である。 実施例2において用いられる視点を車両内部においた衝突物判定装置を表す射影図である。 実施例3において用いられる視点を車両内部においた衝突物判定装置を表す射影図である。 実施例4において用いられる衝突物判定装置およびエアバッグ制御手段の入出力を表すブロック図である。 実施例4において用いられるエアバッグ制御手段の内部処理を表すフローチャートである。
符号の説明
11 フロントバンパ
12 アブソーバ
13 リーンフォースメント
14 右ロードセル
15 左ロードセル
16 右サイドメンバ
17 左サイドメンバ
18 ロアメンバ
19 右Gセンサ
20 左Gセンサ
21 判定手段
71 判定手段の内部処理
101 右ロードセル
102 左ロードセル
103 右ロアメンバ
104 左ロアメンバ
111 車速センサ
112 エアバッグ制御手段

Claims (11)

  1. 車両のサイドメンバ(16、17)とバンパ(11)との間に設置され、前記バンパ(11)へ衝突物が衝突した際に、少なくとも衝突エネルギーの前記サイドメンバ(16、17)の延設方向成分を検出する1つ以上の上部検出手段(14、15、101、102)と、
    前記上部検出手段(14、15、101、102)よりも地面垂直方向下部に備えられ、少なくとも前記サイドメンバ(16、17)の延設方向成分よりも地面方向寄りの衝突エネルギーを検出する1つ以上の下部検出手段(19、20)と、
    前記上部検出手段(14、15、101、102)および前記下部検出手段(19、20)の検出した前記衝突エネルギーを比較することで、前記衝突物の種類を特定する判定手段(21)とを備えることを特徴とする車両用衝突物判定装置。
  2. 前記上部検出手段(14、15、101、102)は、前記サイドメンバ(16、17)とリーンフォースメント(13)との間に設置されることを特徴とする請求項1に記載の車両用衝突物判定装置。
  3. 前記上部検出手段(14、15、101、102)は、前記バンパ(11)とアブソーバ(12)との間に設置されることを特徴とする請求項1に記載の車両用衝突物判定装置。
  4. 前記上部検出手段(14、15、101、102)は、前記アブソーバ(12)とリーンフォースメント(13)との間に設置されることを特徴とする請求項1に記載の車両用衝突物判定装置。
  5. 前記下部検出手段(19、20)は、ロアメンバ(18)に設置されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の車両用衝突物判定装置。
  6. 前記下部検出手段(19、20)は、前記バンパ(11)裏面の前記上部検出手段よりも地面垂直方向下部に設置されることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の車両用衝突物判定装置。
  7. 前記判定手段(21)は、前記上部検出手段(14、15、101、102)の検出した前記衝突エネルギーが所定値以上である場合に、前記衝突物は地面に固定されていない物体であると判定することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の車両用衝突物判定装置。
  8. 前記判定手段(21)は、前記下部検出手段(19、20)の検出した前記衝突エネルギーが所定値以上である場合に、前記衝突物は地面に固定された物体であると判定することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載の車両用衝突物判定装置。
  9. 前記判定手段(21)は、第一所定時間において前記上部検出手段(14、15、101、102)の検出した前記衝突エネルギーが、前記下部検出手段(19、20)の検出した前記衝突エネルギーに比べ第一所定値以上小さく、
    前記第一所定時間の後の第二所定時間において前記下部検出手段(19、20)の検出した前記衝突エネルギーが、前記上部検出手段(14、15、101、102)の検出した前記衝突エネルギーに比べ第二所定値以上小さい場合に、前記衝突物は前記衝突物は地面に固定されていない物体であると判定することを特徴とする請求項7に記載の車両用衝突物判定装置。
  10. 前記判定手段(21)は、前記下部検出手段(19、20)の検出した前記衝突エネルギーが、前記上部検出手段(14、15、101、102)の検出した前記衝突エネルギーに比べ第三所定値以上大きく第四所定値以上大きくない場合に、前記衝突物は前記上部検出手段(14、15、101、102)の設置位置よりも全高が高い地面に固定された物体であると判定することを特徴とする請求項8に記載の車両用衝突物判定装置。
  11. 前記判定手段(21)は、前記上部検出手段(14、15、101、102)の検出した前記衝突エネルギーが、前記下部検出手段(19、20)の検出した前記衝突エネルギーに比べ前記第四所定値以上小さい場合に、前記衝突物は前記上部検出手段(14、15、101、102)の設置位置よりも全高が低い地面に固定された物体であると判定することを特徴とする請求項8に記載の車両用衝突物判定装置。
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