JP2006278091A - コイン形酸化銀電池 - Google Patents

コイン形酸化銀電池 Download PDF

Info

Publication number
JP2006278091A
JP2006278091A JP2005093977A JP2005093977A JP2006278091A JP 2006278091 A JP2006278091 A JP 2006278091A JP 2005093977 A JP2005093977 A JP 2005093977A JP 2005093977 A JP2005093977 A JP 2005093977A JP 2006278091 A JP2006278091 A JP 2006278091A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
silver oxide
negative electrode
zinc
coin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005093977A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Fujisaki
隆浩 藤崎
Kenichi Sano
健一 佐野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maxell Holdings Ltd
Original Assignee
Hitachi Maxell Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Maxell Ltd filed Critical Hitachi Maxell Ltd
Priority to JP2005093977A priority Critical patent/JP2006278091A/ja
Publication of JP2006278091A publication Critical patent/JP2006278091A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • Y02E60/12

Landscapes

  • Primary Cells (AREA)
  • Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)

Abstract

【課題】 不純物が混入した際の判別が容易で、負荷特性にも優れたコイン形酸化銀電池を提供する。
【解決手段】 酸化銀を含有する正極と、亜鉛粒子または亜鉛合金粒子を含有する負極を有するコイン形酸化銀電池であって、上記負極は非ゲル状であり、且つ上記負極の含有する亜鉛粒子または亜鉛合金粒子は、水銀を含有しないものであることを特徴とするコイン形酸化銀電池である。本発明のコイン形酸化銀電池では、正極活物質である酸化銀は、顆粒状であることが好ましい。

Description

本発明は、酸化銀電池に関し、さらに詳しくは、不純物が混入した際の判別が容易で、負荷特性に優れたコイン形酸化銀電池に関するものである。
コイン形(ボタン形)の酸化銀電池の如き小型の電池では、内部でのガス発生による影響が大きく、わずかな量のガスが発生しても電池の膨れや容量の劣化が生じてしまう。酸化銀電池におけるガス発生の要因の一つとしては、電池製造時のいずれかの段階において電池内に混入する鉄、ニッケル、クロムなどの亜鉛以外の異種金属からなる不純物が挙げられる。このような不純物が電池内に混入し、アルカリ電解液中に含まれるようになると、下記式に示すような亜鉛の腐食反応が促進され、水素ガスの発生が進んでしまうのである。
Zn + 2OH → ZnO + HO + 2e
2HO + 2e → 2OH + H
こうした酸化銀電池のような扁平形状のアルカリ電池において、ガス発生の要因となる不純物の混入を抑制する試みもなされている。例えば、特許文献1では、扁平形状のアルカリ電池の製造時において、負極缶の成形の際に、金型と負極缶が接することによって負極缶表面に不純物が付着し、この付着した不純物が電池内に混入することに着目し、負極缶の成形を、負極缶と接する面がセラミックよりなる金型を用いて行うことで、電池内への不純物の混入を抑制している。
特開平9−270248号公報
上記特許文献1に開示の技術によれば、ガス発生の要因となる不純物が酸化銀電池内へ混入することを、ある程度防ぐことはできる。しかしながら、電池缶の成形時以外にも、例えば、不純物が付着したセパレータなどの各部材を用いて電池を製造することによって、不純物が電池内に混入することもある。従って、酸化銀電池内への不純物の混入を完全に防止することは極めて困難であることから、電池内への不純物の混入を抑制することに加えて、不純物が混入してしまった電池については出荷を停止できるように、不純物が混入したか否かの判別を容易に行い得るものであることが要求される。
しかしながら、上記のような理由によって酸化銀電池内に混入する不純物は非常に微量であるため、電池作製直後には不純物の存在に起因するガス発生の問題は生じにくく、場合によっては、例えば製造から60日程度後にガス発生による電池膨れが生じ、所定の特性を発揮できなくなるといった問題が生じることもある。よって、従来の酸化銀電池では、不純物の混入の有無の判別は必ずしも容易ではなく、その点において未だ改善の余地を残していた。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、不純物が混入した際の判別が容易で、負荷特性にも優れたコイン形酸化銀電池を提供することを目的とする。
上記目的を達成し得た本発明のコイン形酸化銀電池は、酸化銀を含有する正極と、亜鉛粒子または亜鉛合金粒子(以下、亜鉛粒子と亜鉛合金粒子を纏めて「亜鉛系粒子」という場合がある)を含有する負極を有しており、上記負極は非ゲル状であり、且つ上記負極の含有する亜鉛粒子または亜鉛合金粒子は、水銀を含有しないものであることを特徴とするものである。
従来の酸化銀電池は、負極が、亜鉛系粒子と電解液にゲル化剤を添加してゲル状としたゲル状電極であり、亜鉛系粒子の近傍に存在する電解液中のイオンの移動速度が遅く、これが負極での反応速度向上を阻害しているものと考えられる。また、電解液中のイオンの移動速度の遅さに起因して、酸化銀電池内に不純物が混入した場合におけるガス発生反応が遅く、そのため、電池製造直後にはガス発生量が非常に少ないが、時間の経過と共に不純物に起因するガス発生反応が進行して多くのガスが発生し、電池膨れなどが生じるものと考えられる。
そこで、本発明者らは、負極を非ゲル状とすることで、電池の負荷特性を高めると共に、不純物が混入した場合のガス発生を早期に顕在化させることに成功し、本発明を完成させた。すなわち、負極を非ゲル状とすることにより、電池内で亜鉛系粒子の近傍に存在する電解液中のイオンの移動速度を大きくして、負極での反応速度を向上させ得るため、電池の負荷特性を高めることができる。また、負極を非ゲル状とすることで、不純物である異種金属(亜鉛や亜鉛合金以外の、鉄、ニッケル、クロムなどの金属)による亜鉛の腐食反応の促進作用も高めて、ガス発生の反応速度を大きくできる。これにより、製造中に不純物が混入した電池では、不純物の混入から短時間の間に比較的多くのガスが発生して早期に電池の膨れが生じる。そのため、不純物が混入した電池については、出荷前の時点で把握し排除することができる。更に、本発明では、負極が非ゲル状であることから、負極にゲル化剤を使用する必要がなく、負極中に占める負極活物質である亜鉛系粒子の容積を高め得るため、電池容量も向上させることができる。
なお、電池業界においては、高さより径の方が大きい扁平形電池をコイン形電池と呼んだり、ボタン形電池と呼んだりしているが、そのコイン形電池とボタン形電池との間に明確な差はなく、本発明に係るコイン形電池も、ボタン形電池と呼ばれるものを排除しているわけではなく、そのようなボタン形電池と呼ばれる電池も、本発明に係るコイン形電池の範囲内に含まれる。
本発明によれば、不純物が混入した際の判別が容易で、負荷特性に優れたコイン形酸化銀電池を提供できる。よって、本発明によれば、不純物が混入したコイン形酸化銀電池については、出荷前の時点で把握して排除することができる。
以下、本発明のコイン形酸化銀電池の構成を詳細に説明する。
<負極>
本発明に係る負極は、粒子状の亜鉛または粒子状の亜鉛合金を活物質とするものである。亜鉛合金粒子の合金成分としては、例えば、インジウム(例えば、含有量が50〜500質量ppm)、ビスマス(例えば、含有量が50〜500質量ppm)などが挙げられる(残部は亜鉛および不可避不純物である)。負極の有する亜鉛系粒子は、1種単独でもよく、2種以上を有していてもよい。
なお、本発明に係る亜鉛系粒子は、水銀を含有しないものである。このような亜鉛系粒子を用いることで、亜鉛の腐食反応がより生じやすくなる。このため、不純物が混入してからのガス発生反応が顕著になることから、不純物の混入による問題が生じる一方、不純物の混入の判別が容易となる。また、更なる効果として、使用済みの電池を廃棄した場合において、環境に対する負荷をより小さくすることができる。また、後述する小型医療機器の駆動電源として使用される場合などにおいて、人体内で電池内部の亜鉛系粒子が漏れ出した場合においても、人体への悪影響を最小限に抑えることができる。なお、上記と同様の理由から、本発明に係る亜鉛系粒子は、鉛を含有しないものであることが好ましい。
本発明に係る負極では、亜鉛系粒子のうち、200メッシュの篩い目を通過し得るものが、50質量%以上、好ましくは75質量%以上、より好ましくは90質量%以上、更に好ましくは95質量%以上であることが望ましい。このように、負極の有する亜鉛系粒子が小さい場合には、負極全体の比表面積を大きくできることから、負極での反応を効率よく進めることができるため、電池の負荷特性をより高めることができる。特に最近では、酸化銀電池は、従来のような比較的軽負荷がかかる用途(時計の駆動電源など)に加えて、小型医療機器(口から飲み込むタイプのカプセル型内視鏡カメラなど)の駆動電源のように、重負荷がかかる用途への適用も検討されている。上記のような形態の亜鉛系粒子を有する酸化銀電池であれば、上記の小型医療機器のように、良好な重負荷放電特性が要求される用途にも好適に用いることができる。
また、負極の有する亜鉛系粒子のサイズを小さくして、負極での反応効率を更に高める観点からは、更に、負極の有する亜鉛系粒子のうち、330メッシュの篩い目を通過し得るものの割合が、30質量%以上であることが好ましく、50質量%以上であることがより好ましく、75質量%以上であることが更に好ましく、また、440メッシュの篩い目を通過し得るものの割合が、20質量%以上であることが好ましく、30質量%以上であることがより好ましく、50質量%以上であることが更に好ましい。なお、負極の有する亜鉛系粒子のサイズがあまりに小さすぎると、反応効率が高くなりすぎて、電池保管時に亜鉛の腐食反応が生じてガス発生し易くなることがあるため、例えば、負極が有する亜鉛系粒子の最小サイズは、1μm程度であることが望ましい。
本発明に係る負極は、非ゲル状である。ここでいう「非ゲル状」とは、従来公知のゲル状電極に係るゲル化剤(高分子など)を実質的に含有していない、という意味である(なお、本発明では、亜鉛系粒子近傍に存在する電解液が増粘しなければ構わないので、「ゲル化剤を実質的に含有しない」とは、電解液粘度への影響がない程度に含有していてもよい、という意味である)。ゲル状電極の場合には、亜鉛系粒子の近傍に、ゲル化剤と共に電解液が存在しているが、ゲル化剤の作用によってこの電解液が増粘しており、電解液の移動、延いては電解液中のイオンの移動が抑制されている。このため、負極での反応速度が抑えられ、これが電池の負荷特性向上を阻害しているものと考えられる。本発明の電池では、負極を非ゲル状とすることで、亜鉛系粒子近傍に存在する電解液の粘度を増大させずに電解液中のイオンの移動速度を高く保つことで、負極での反応速度を高めて、負荷特性の向上を図っており、更に、不純物である上記の異種金属が電池内に混入した際におけるガス発生反応速度も向上させ得ることから、電池製造段階での不純物の混入の判別を容易にしている。
また、本発明の電池は、上記の通りコイン形であり、例えば、上述のカプセル型の内視鏡カメラの如き小型医療機器の電源としての用途など、小型であることが要求される場合がある。このような場合には、電池内容積が極めて小さくなることから、負極がゲル状の場合には、ゲル化剤の添加により、活物質である亜鉛系粒子の充填量が制限されてしまう。しかしながら、本発明の電池では、負極が非ゲル状であるため、ゲル化剤が不要であり、負極中に占める亜鉛系粒子の割合を大きくことができ、電池容量を高め得る。このため、本発明では、特に内容積に制限のある小型の酸化銀電池において、電池容量向上の効果が顕著に発揮される。
<正極>
正極としては、正極活物質である酸化銀(酸化第一銀、酸化第二銀など)と、カーボンブラック、グラファイト、黒鉛などの炭素質材料からなる導電助剤との混合粉末を、円板状に加圧成形することによって作製された正極合剤が適用される。
本発明に係る正極で用いる酸化銀は顆粒状であることが好ましい。通常、酸化銀は、径が0.1〜5μmの微粉末状で供されるが、この酸化銀を造粒して顆粒状にして用いると、微粉末の状態で用いた場合よりも抵抗が低くなるため、酸化銀電池の負荷特性を向上させることができる。
酸化銀を微粉末の状態で用いた場合には、抵抗を低減するには多量の導電助剤を添加する必要があるが、導電助剤として使用する炭素質材料はかさ密度が小さいため、これを多量に添加すると活物質である酸化銀の充填量を高めることが困難になる。これに対し、顆粒状の酸化銀を用いると、秤量性が向上してバラツキが低減したり、また、加圧成形した場合に充填性が高まり成形性が向上するので、抵抗が低減すると共に、複数の正極(延いては酸化銀電池)を製造した場合に、個々の特性が安定化する。さらに、導電助剤として添加する炭素質材料の使用量も、例えば、約半分に低減でき、酸化銀の充填量を増やすこともできる。
さらに、例えば、酸化第一銀では、炭素質材料と次式のような反応を起こして還元されるため、放電性能が低下する。
2AgO+C→4Ag+CO
しかしながら、酸化銀を顆粒にすることによって、上記反応が抑制される上に、上述したように炭素質材料の添加量も低減できるので、さらに酸化銀の還元反応が抑制されることになり、放電特性(特に低温重負荷特性)がより良好となる。
本発明に係る正極において、顆粒状酸化銀を使用する場合には、その粒径が、好ましくは50μm以上、より好ましくは75μm以上であって、好ましくは500μm以下、より好ましくは300μm以下であり、また、そのかさ密度が、好ましくは1.5g/cm以上、より好ましくは1.8g/cm以上であって、好ましくは3.5g/cm以下、より好ましくは2.6g/cm以下であることが推奨される。このような形態の酸化銀であれば、粉末状のものに比較して流動性がよく、上記の通り、秤量性・成形性が向上し、抵抗が低下して反応性が向上するため、負荷特性がより優れたものとなり、また、製造される正極(延いては酸化銀電池)個々の特性が安定化する。なお、ここでいう顆粒状酸化銀の粒径は、Honeywell社製のマイクロトラック粒度分布計「9320−X100」を用いて、レーザー光の散乱により、粒子個数nおよび各粒子の直径dを測定し、算出した数平均粒子径である。また、ここでいう顆粒状酸化銀のかさ密度は、JIS R 1628に規定のかさ密度測定方法に準じて、所定量の顆粒状酸化銀を容器に入れ、かさ密度測定装置を用いて求めた値である。
<電解液>
本発明の酸化銀電池では、アルカリ性の水溶液を電解液として用いる。アルカリとしては、アルカリ金属の水酸化物(水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウムなど)などが好適に用いられ、水酸化カリウムが特に好ましい。電解液の濃度は、例えば、水酸化カリウムの水溶液の場合、水酸化カリウムが20質量%以上、より好ましくは30質量%以上であって、40質量%以下、より好ましくは38質量%以下であることが望ましく、水溶液の濃度をこのような値に調整することで、導電性に優れた電解液とすることができる。
電解液には、上記の各成分の他に、本発明の効果を損なわない範囲で、必要に応じて公知の各種添加剤を添加してもよい。例えば、酸化銀電池の負極に用いる亜鉛系粒子の腐食(酸化)を防止するために、酸化亜鉛を添加するなどしてもよい。
<セパレータ>
本発明の電池におけるセパレータについては、特に制限は無く、例えば、ビニロンとレーヨンを主体とする不織布、ビニロン・レーヨン不織布(ビニロン・レーヨン混抄紙)、ポリアミド不織布、ポリオレフィン・レーヨン不織布、ビニロン紙、ビニロン・リンターパルプ紙、ビニロン・マーセル化パルプ紙などを用いることができる。また、親水処理された微孔性ポリオレフィンフィルム(微孔性ポリエチレンフィルムや微孔性ポリプロピレンフィルムなど)とセロファンフィルムとビニロン・レーヨン混抄紙のような吸液層とを積み重ねたものをセパレータとしてもよい。
<酸化銀電池の構造、およびその他の構成要素>
本発明の酸化銀電池の構造、およびその他の構成要素を、図1を用いて説明する。図1は、本発明の酸化銀電池の一例を示す部分断面図である。図1中、1は正極、2はセパレータ、3は負極、4は正極缶、5は負極端子板、6は環状ガスケットである。また、図1の酸化銀電池には、電解液が注入されている(図示しない)。
図1の酸化銀電池では、正極1およびセパレータ2を内填した正極缶4の開口部に、負極3を内填した負極端子板5が、断面L字状の環状ガスケット6を介して嵌合しており、正極缶4の開口端部が内方に締め付けられ、これにより環状ガスケット6が負極端子板5に当接することで、正極缶4の開口部が封口されて電池内部が密閉構造となっている。すなわち、図1の酸化銀電池では、正極缶4、負極端子板5および環状ガスケット6により形成される空間(密閉空間)に、正極1、負極3およびセパレータ2を含む発電要素が装填されている。なお、正極1は、上記の通り、活物質である酸化銀(好ましくは顆粒状酸化銀)と導電助剤を有する正極合剤の成形体である。また、負極3は、活物質である亜鉛系粒子が、粒子のままで存在するものである。
正極缶4には、例えば、鉄にニッケルメッキを施したものなどが使用できるが、本発明の酸化銀電池の用途として医療機器への適用を考慮すると、クロム含量が23質量%以上の鉄基合金(例えば、クロム含量が23質量%以上のステンレス鋼、より具体的にはSUS329J1など)の使用が望ましい。このようなクロム含量の鉄基合金であれば、電池の封口強度を高めることができ、内部のアルカリ電解液の漏液を防止し得ると共に、耐腐食性も向上させ得ることから、例えば、上述の小型医療機器の駆動電源として使用する場合などにおいて、人体内で電池に体液が付着したときでも、人体への悪影響を抑え得る。また、クロム含量が上記下限値以上の鉄基合金では、電池製造時において、磁石を用いた正極缶の輸送が可能であり、こうした電池製造の面からも推奨される。なお、正極缶に用いる鉄基合金のクロム含量の上限は30質量%であることが望ましい。
負極端子板5としては、例えば、負極3と接する面は銅または黄銅などの銅合金で構成され、その本体部分はステンレス鋼で構成され、外面側、すなわち、負極3と接する面と反対側の面はニッケルで構成されたものが好適である。この負極端子板5において、負極3と接する面を銅または銅合金で構成するのは、亜鉛との局部電池の形成を抑制するためであるが、本体部分をステンレス鋼で構成することや外面側をニッケルで構成することは必ずしも必要でなく、他の材料で構成してもよいし、負極3と接する面も亜鉛と局部電池を形成しないものであれば、銅または銅合金でなくてもよい。また、環状ガスケット6としては、例えば、ナイロン66などを素材とするものが推奨される。
また、本発明の酸化銀電池の他の例を示す部分断面図を図2に示す。図2の電池では、セパレータ2の負極剤3側に、電解液保持層7を設けている。この電解液保持層7は、電解液を保持して、発電効率をより高めるための要素であり、例えば、従来公知の電池のセパレータに使用されているビニロン−レーヨン混抄紙などを用いることができる。
以下、実施例に基づいて本発明を詳細に述べる。ただし、下記実施例は本発明を制限するものではなく、前・後記の趣旨を逸脱しない範囲で変更実施をすることは、全て本発明の技術的範囲に包含される。
実施例1
正極活物質として、酸化第一銀(AgO)を単独で加圧成形した後、この成形体を粉砕し篩い分けして、平均粒径150μm、かさ密度2.0g/cmの顆粒状にした酸化第一銀を準備した。正極は、この顆粒化酸化第一銀に、導電助剤として鱗片状黒鉛を、酸化第一銀に対して2質量%添加して混合して正極合剤とし、この正極合剤を、充填密度6g/cmで、直径7mm、高さ0.5mmの円板状に加圧成形することによって作製し、これにアルカリ電解液の一部を含浸させた。
負極には、60メッシュの篩い目を通過し得る粒子の割合が100質量%で、平均粒径が150μmの、水銀を含有しない亜鉛粒子0.03gを用いた。
アルカリ電解液としては酸化亜鉛を5質量%溶解した36質量%水酸化カリウム水溶液を用いた。また、正極缶は、SUS319J1(クロム含量23質量%)を用いて作製した。更に負極端子板は、銅−ステンレス鋼−ニッケルクラッド板を用いて作製した。また、セパレータには、株式会社ユアサメンブレンシステムの「YG9132」を用いた。このセパレータは、厚みが20μmのセロハンフィルムと、厚みが30μmのグラフトフィルムとを積層してなるものであり、該グラフトフィルムは、ポリエチレン主鎖にアクリル酸をグラフト共重合させた構造を有するグラフト共重合体で構成されている。また、電解液保持層として、厚みが200μmのビニロン−レーヨン混抄紙を用いた。セパレータおよび電解液保持層は、直径7.5mmの円形に打ち抜いて用いた。
上記の正極、負極、アルカリ電解液、正極缶、負極端子板、セパレータおよび電解液保持層を用い、更にナイロン66製の環状ガスケットを用いて、図2に示す構造で、外径7.9mm、厚さ2.1mmのコイン形酸化銀電池を複数個作製した。なお、一部の電池については、組み立ての際に、負極と負極端子板との間に、不純物として、約0.3mgのSUS304の粉を挿入した。
実施例2
負極に、200メッシュの篩い目を通過し得る粒子の割合が100質量%で、平均粒径が64μmの水銀を含有しない亜鉛粒子0.03gを用いた他は、実施例1と同様にしてコイン形酸化銀電池を作製した。
実施例3
負極に、200メッシュの篩い目を通過し得る粒子の割合が50質量%で、平均粒径が90μmの水銀を含有しない亜鉛粒子0.03gを用いた他は、実施例1と同様にしてコイン形酸化銀電池を作製した。
比較例1
60メッシュの篩い目を通過し得る粒子の割合が100質量%で、平均粒径が150μmの水銀を含有しない亜鉛粒子、ポリアクリル酸ソーダ、ポリアクリル酸および実施例1と同じ電解液を、39:0.2:0.2:18の質量比で混合したゲル状の負極を0.03g用いた他は、実施例1と同様にしてコイン形酸化銀電池を作製した。
実施例および比較例の各電池について、下記の負荷特性評価、および不純物混入の判別性の確認試験を行った。結果を表1に示す。
<負荷特性>
実施例および比較例の各電池について、20℃で、放電電流を5mAとし、終止電圧を1.0Vとして、それぞれ連続放電を行い、放電が持続できた時間を求め、これにより負荷特性を評価した。
<不純物混入の判別性の確認>
別途、実施例および比較例の各電池について、次の不純物混入時の膨れ測定試験を行った。電池作製時に、約0.3mgのSUS304の粉を負極と負極端子板の間に挿入して作製した電池の作製直後、20℃で15分保管後、6時間保管後、および72時間保管後の電池缶中央部の膨れを測定し、不純物混入による電池の膨れを評価した。
Figure 2006278091
表1の「メッシュ」の欄において、上段の数値はメッシュのサイズを、下段の括弧内の数値は、亜鉛粒子のうち、上段に記載のサイズのメッシュを通過し得るものの割合(質量%)を、それぞれ意味している。
表1から分かるように、実施例1〜3の各酸化銀電池は、5mAという重負荷での放電において、良好な放電特性を有している。これに対し、ゲル状の負極を用いた比較例1の電池で放電試験を行った場合、ゲル化剤を有していない実施例の電池よりも活物質量が少なくなったため放電容量も小さくなっており、さらに、ゲル化剤によって電池内での反応速度の低下が生じたため放電特性が劣っている。
また、実施例1〜3の電池においては、電池作製後、15分後から電池缶の膨れが生じており、6時間後にはその膨れは大きく、0.15mm以上となっているため目視でも確認が容易な程度となっており、不純物混入時の判別が容易であった。これに対し、比較例1の電池では、15分後には膨れが生じておらず、6時間後には若干の膨れが確認できる程度であり、不純物混入の判別は6時間後でも困難であった。しかし、72時間後には実施例の電池と同様に問題が生じる膨れとなっていた。
本発明のコイン形酸化銀電池の一例を示す部分断面図である。 本発明のコイン形酸化銀電池の他の例を示す部分断面図である。
符号の説明
1 正極
2 セパレータ
3 負極
4 正極缶
5 負極端子板
6 環状ガスケット
7 電解液保持層

Claims (2)

  1. 酸化銀を含有する正極と、亜鉛粒子または亜鉛合金粒子を含有する負極を有するコイン形酸化銀電池であって、
    上記負極は非ゲル状であり、且つ
    上記負極の含有する亜鉛粒子または亜鉛合金粒子は、水銀を含有しないものであることを特徴とするコイン形酸化銀電池。
  2. 上記酸化銀は、顆粒状である請求項1に記載のコイン形酸化銀電池。
JP2005093977A 2005-03-29 2005-03-29 コイン形酸化銀電池 Pending JP2006278091A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005093977A JP2006278091A (ja) 2005-03-29 2005-03-29 コイン形酸化銀電池

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005093977A JP2006278091A (ja) 2005-03-29 2005-03-29 コイン形酸化銀電池

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006278091A true JP2006278091A (ja) 2006-10-12

Family

ID=37212650

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005093977A Pending JP2006278091A (ja) 2005-03-29 2005-03-29 コイン形酸化銀電池

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006278091A (ja)

Cited By (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010522409A (ja) * 2007-02-14 2010-07-01 プロテウス バイオメディカル インコーポレイテッド 大表面積電極を有する体内型電源
US8540632B2 (en) 2007-05-24 2013-09-24 Proteus Digital Health, Inc. Low profile antenna for in body device
US8542123B2 (en) 2008-03-05 2013-09-24 Proteus Digital Health, Inc. Multi-mode communication ingestible event markers and systems, and methods of using the same
US8547248B2 (en) 2005-09-01 2013-10-01 Proteus Digital Health, Inc. Implantable zero-wire communications system
US8583227B2 (en) 2008-12-11 2013-11-12 Proteus Digital Health, Inc. Evaluation of gastrointestinal function using portable electroviscerography systems and methods of using the same
US8674825B2 (en) 2005-04-28 2014-03-18 Proteus Digital Health, Inc. Pharma-informatics system
US8718193B2 (en) 2006-11-20 2014-05-06 Proteus Digital Health, Inc. Active signal processing personal health signal receivers
US8858432B2 (en) 2007-02-01 2014-10-14 Proteus Digital Health, Inc. Ingestible event marker systems
US8868453B2 (en) 2009-11-04 2014-10-21 Proteus Digital Health, Inc. System for supply chain management
US8932221B2 (en) 2007-03-09 2015-01-13 Proteus Digital Health, Inc. In-body device having a multi-directional transmitter
US8945005B2 (en) 2006-10-25 2015-02-03 Proteus Digital Health, Inc. Controlled activation ingestible identifier
US8956287B2 (en) 2006-05-02 2015-02-17 Proteus Digital Health, Inc. Patient customized therapeutic regimens
US8961412B2 (en) 2007-09-25 2015-02-24 Proteus Digital Health, Inc. In-body device with virtual dipole signal amplification
US9198608B2 (en) 2005-04-28 2015-12-01 Proteus Digital Health, Inc. Communication system incorporated in a container
US9235683B2 (en) 2011-11-09 2016-01-12 Proteus Digital Health, Inc. Apparatus, system, and method for managing adherence to a regimen
US9603550B2 (en) 2008-07-08 2017-03-28 Proteus Digital Health, Inc. State characterization based on multi-variate data fusion techniques
US9756874B2 (en) 2011-07-11 2017-09-12 Proteus Digital Health, Inc. Masticable ingestible product and communication system therefor
US9883819B2 (en) 2009-01-06 2018-02-06 Proteus Digital Health, Inc. Ingestion-related biofeedback and personalized medical therapy method and system
US10084880B2 (en) 2013-11-04 2018-09-25 Proteus Digital Health, Inc. Social media networking based on physiologic information
US10187121B2 (en) 2016-07-22 2019-01-22 Proteus Digital Health, Inc. Electromagnetic sensing and detection of ingestible event markers
US10223905B2 (en) 2011-07-21 2019-03-05 Proteus Digital Health, Inc. Mobile device and system for detection and communication of information received from an ingestible device
US10398161B2 (en) 2014-01-21 2019-09-03 Proteus Digital Heal Th, Inc. Masticable ingestible product and communication system therefor
US10529044B2 (en) 2010-05-19 2020-01-07 Proteus Digital Health, Inc. Tracking and delivery confirmation of pharmaceutical products
US11612321B2 (en) 2007-11-27 2023-03-28 Otsuka Pharmaceutical Co., Ltd. Transbody communication systems employing communication channels
US11744481B2 (en) 2013-03-15 2023-09-05 Otsuka Pharmaceutical Co., Ltd. System, apparatus and methods for data collection and assessing outcomes

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03210763A (ja) * 1990-01-12 1991-09-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 酸化銀電池
JPH076759A (ja) * 1992-08-04 1995-01-10 Seiko Instr Inc アルカリ電池とその製造法およびアルカリ電池を用いた応用製品
JPH1021936A (ja) * 1996-06-27 1998-01-23 Yuasa Corp ボタン型酸化銀電池とその製造方法
JP2003501783A (ja) * 1999-06-01 2003-01-14 グリーロ ヴェルケ アクチェンゲゼルシャフト 金属粒子及び/又は合金粒子と液体溶媒との混合物、及びそれらの製造方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03210763A (ja) * 1990-01-12 1991-09-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 酸化銀電池
JPH076759A (ja) * 1992-08-04 1995-01-10 Seiko Instr Inc アルカリ電池とその製造法およびアルカリ電池を用いた応用製品
JPH1021936A (ja) * 1996-06-27 1998-01-23 Yuasa Corp ボタン型酸化銀電池とその製造方法
JP2003501783A (ja) * 1999-06-01 2003-01-14 グリーロ ヴェルケ アクチェンゲゼルシャフト 金属粒子及び/又は合金粒子と液体溶媒との混合物、及びそれらの製造方法

Cited By (45)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8674825B2 (en) 2005-04-28 2014-03-18 Proteus Digital Health, Inc. Pharma-informatics system
US8847766B2 (en) 2005-04-28 2014-09-30 Proteus Digital Health, Inc. Pharma-informatics system
US9198608B2 (en) 2005-04-28 2015-12-01 Proteus Digital Health, Inc. Communication system incorporated in a container
US8547248B2 (en) 2005-09-01 2013-10-01 Proteus Digital Health, Inc. Implantable zero-wire communications system
US11928614B2 (en) 2006-05-02 2024-03-12 Otsuka Pharmaceutical Co., Ltd. Patient customized therapeutic regimens
US8956287B2 (en) 2006-05-02 2015-02-17 Proteus Digital Health, Inc. Patient customized therapeutic regimens
US8945005B2 (en) 2006-10-25 2015-02-03 Proteus Digital Health, Inc. Controlled activation ingestible identifier
US11357730B2 (en) 2006-10-25 2022-06-14 Otsuka Pharmaceutical Co., Ltd. Controlled activation ingestible identifier
US10238604B2 (en) 2006-10-25 2019-03-26 Proteus Digital Health, Inc. Controlled activation ingestible identifier
US8718193B2 (en) 2006-11-20 2014-05-06 Proteus Digital Health, Inc. Active signal processing personal health signal receivers
US9444503B2 (en) 2006-11-20 2016-09-13 Proteus Digital Health, Inc. Active signal processing personal health signal receivers
US9083589B2 (en) 2006-11-20 2015-07-14 Proteus Digital Health, Inc. Active signal processing personal health signal receivers
US10441194B2 (en) 2007-02-01 2019-10-15 Proteus Digital Heal Th, Inc. Ingestible event marker systems
US8858432B2 (en) 2007-02-01 2014-10-14 Proteus Digital Health, Inc. Ingestible event marker systems
US8956288B2 (en) 2007-02-14 2015-02-17 Proteus Digital Health, Inc. In-body power source having high surface area electrode
JP2010522409A (ja) * 2007-02-14 2010-07-01 プロテウス バイオメディカル インコーポレイテッド 大表面積電極を有する体内型電源
US11464423B2 (en) 2007-02-14 2022-10-11 Otsuka Pharmaceutical Co., Ltd. In-body power source having high surface area electrode
US8932221B2 (en) 2007-03-09 2015-01-13 Proteus Digital Health, Inc. In-body device having a multi-directional transmitter
US8540632B2 (en) 2007-05-24 2013-09-24 Proteus Digital Health, Inc. Low profile antenna for in body device
US10517506B2 (en) 2007-05-24 2019-12-31 Proteus Digital Health, Inc. Low profile antenna for in body device
US8961412B2 (en) 2007-09-25 2015-02-24 Proteus Digital Health, Inc. In-body device with virtual dipole signal amplification
US9433371B2 (en) 2007-09-25 2016-09-06 Proteus Digital Health, Inc. In-body device with virtual dipole signal amplification
US11612321B2 (en) 2007-11-27 2023-03-28 Otsuka Pharmaceutical Co., Ltd. Transbody communication systems employing communication channels
US9060708B2 (en) 2008-03-05 2015-06-23 Proteus Digital Health, Inc. Multi-mode communication ingestible event markers and systems, and methods of using the same
US8810409B2 (en) 2008-03-05 2014-08-19 Proteus Digital Health, Inc. Multi-mode communication ingestible event markers and systems, and methods of using the same
US9258035B2 (en) 2008-03-05 2016-02-09 Proteus Digital Health, Inc. Multi-mode communication ingestible event markers and systems, and methods of using the same
US8542123B2 (en) 2008-03-05 2013-09-24 Proteus Digital Health, Inc. Multi-mode communication ingestible event markers and systems, and methods of using the same
US10682071B2 (en) 2008-07-08 2020-06-16 Proteus Digital Health, Inc. State characterization based on multi-variate data fusion techniques
US11217342B2 (en) 2008-07-08 2022-01-04 Otsuka Pharmaceutical Co., Ltd. Ingestible event marker data framework
US9603550B2 (en) 2008-07-08 2017-03-28 Proteus Digital Health, Inc. State characterization based on multi-variate data fusion techniques
US8583227B2 (en) 2008-12-11 2013-11-12 Proteus Digital Health, Inc. Evaluation of gastrointestinal function using portable electroviscerography systems and methods of using the same
US9883819B2 (en) 2009-01-06 2018-02-06 Proteus Digital Health, Inc. Ingestion-related biofeedback and personalized medical therapy method and system
US10305544B2 (en) 2009-11-04 2019-05-28 Proteus Digital Health, Inc. System for supply chain management
US9941931B2 (en) 2009-11-04 2018-04-10 Proteus Digital Health, Inc. System for supply chain management
US8868453B2 (en) 2009-11-04 2014-10-21 Proteus Digital Health, Inc. System for supply chain management
US10529044B2 (en) 2010-05-19 2020-01-07 Proteus Digital Health, Inc. Tracking and delivery confirmation of pharmaceutical products
US9756874B2 (en) 2011-07-11 2017-09-12 Proteus Digital Health, Inc. Masticable ingestible product and communication system therefor
US10223905B2 (en) 2011-07-21 2019-03-05 Proteus Digital Health, Inc. Mobile device and system for detection and communication of information received from an ingestible device
US9235683B2 (en) 2011-11-09 2016-01-12 Proteus Digital Health, Inc. Apparatus, system, and method for managing adherence to a regimen
US11744481B2 (en) 2013-03-15 2023-09-05 Otsuka Pharmaceutical Co., Ltd. System, apparatus and methods for data collection and assessing outcomes
US10084880B2 (en) 2013-11-04 2018-09-25 Proteus Digital Health, Inc. Social media networking based on physiologic information
US10398161B2 (en) 2014-01-21 2019-09-03 Proteus Digital Heal Th, Inc. Masticable ingestible product and communication system therefor
US11950615B2 (en) 2014-01-21 2024-04-09 Otsuka Pharmaceutical Co., Ltd. Masticable ingestible product and communication system therefor
US10797758B2 (en) 2016-07-22 2020-10-06 Proteus Digital Health, Inc. Electromagnetic sensing and detection of ingestible event markers
US10187121B2 (en) 2016-07-22 2019-01-22 Proteus Digital Health, Inc. Electromagnetic sensing and detection of ingestible event markers

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006278091A (ja) コイン形酸化銀電池
JP4024538B2 (ja) 改良されたアノードを有するアルカリ電池
WO2005057695A1 (ja) ボタン形アルカリ電池およびその製造方法
JP2007294424A (ja) 亜鉛アルカリ電池
JP2005310616A (ja) アルカリ電池
US11127951B2 (en) Alkaline secondary battery
JP5116139B2 (ja) 扁平形酸化銀電池
JP5116140B2 (ja) 扁平形酸化銀電池
JP5213002B2 (ja) 酸化銀電池
JP7149079B2 (ja) アルカリ二次電池
US8283069B2 (en) Zinc-alkaline battery
JP2006173048A (ja) コイン形酸化銀電池
JP5901356B2 (ja) 扁平形アルカリ電池およびその製造方法
JP4868566B2 (ja) 酸化銀電池
CN115280548A (zh) 碱性干电池
JP5808658B2 (ja) 扁平形アルカリ電池
JP2005235595A (ja) ボタン形アルカリ電池およびその製造方法
JP5778562B2 (ja) 扁平形アルカリ電池
JP5792090B2 (ja) 扁平形アルカリ電池およびその製造方法
JP5486329B2 (ja) 偏平形電池
JP2018060610A (ja) アルカリ二次電池
JP7071131B2 (ja) アルカリ二次電池
JP2011138642A (ja) 扁平形アルカリ電池
EP4160758A1 (en) Alkaline button cell
JP2010218711A (ja) 扁平形酸化銀電池

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071218

A977 Report on retrieval

Effective date: 20110331

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20110512

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A711 Notification of change in applicant

Effective date: 20110518

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20110524

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20111111