JP2006277601A - エネルギ利用情報管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】エネルギ利用機器の処理負荷の増加を抑制しながらもセンター装置に通知する作業に手間がかからず誤入力も防止したエネルギ利用情報管理システムを提供する。
【解決手段】給湯器1はエネルギの利用状況を検出する検出部13を備える。検出部13で得られたデータは出力部18を介してメモリカード4に書き込まれる。コンピュータ2はメモリカード4のデータを読み出す入力部23と、入力部23で読み取ったデータを、インターネットNTを通してセンター装置3に転送する通信部21とを備える。
【選択図】 図1
【解決手段】給湯器1はエネルギの利用状況を検出する検出部13を備える。検出部13で得られたデータは出力部18を介してメモリカード4に書き込まれる。コンピュータ2はメモリカード4のデータを読み出す入力部23と、入力部23で読み取ったデータを、インターネットNTを通してセンター装置3に転送する通信部21とを備える。
【選択図】 図1
Description
本発明は、給湯機器、空調機器、家電機器、自動車のようなエネルギ利用機器の利用状況を遠方で管理するエネルギ利用情報管理システムに関するものである。
従来から、省エネルギの推進を目的として、エネルギ利用機器におけるエネルギの利用効率を向上させるだけではなく、エネルギ利用機器の利用者に省エネルギに関するガイダンスを与えるために、エネルギ利用機器におけるエネルギの利用状況を遠方で管理する技術が提案されている。
たとえば、インターネットのような通信ネットワークを介してデータ通信が可能なセンター装置(管理サーバ)と通信機器(顧客端末)とを設け、エネルギ利用機器におけるエネルギの使用量を通信機器の入力手段を用いて人手で入力することにより、センター装置にエネルギの利用状況を送信する技術が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の技術では、通信機器から送信されたデータをセンター装置において管理するとともに、エネルギ利用機器でのエネルギの使用量を診断し、省エネルギのためガイダンス(アドバイス)を通信機器に送信する構成が採用されている。
特開2003−256505号公報
ところで、特許文献1に記載の技術では、エネルギ利用機器でのエネルギの利用状況をエネルギ利用機器とは別に設けた通信機器によってセンター装置に送信するから、エネルギ利用機器には通信機能が不要であり、エネルギ利用機器では通信のための処理負荷が発生しない。しかしながら、エネルギ利用機器でのエネルギの利用状況を人手で入力しなければならないから、エネルギの利用状況をセンター装置に通知する作業が面倒である上に、誤入力の可能性が生じる。とくに、センター装置に通知する項目数が多い場合には、作業に手間がかかり誤入力の可能性が増大する。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、エネルギ利用機器でのエネルギの利用状況をセンター装置に通知するにあたって、エネルギ利用機器の処理負荷の増加を抑制しながらもセンター装置に通知する作業に手間がかからず誤入力も防止できるようにしたエネルギ利用情報管理システムを提供することにある。
請求項1の発明は、エネルギの利用状況を検出する検出部を備えたエネルギ利用機器と、エネルギ利用機器におけるエネルギの利用状況を管理するセンター装置と、データ読取用の入力部を装備する通信機器であって入力部で受け取ったデータを通信ネットワークを介してセンター装置に転送する通信部とを有する通信機器とを備え、エネルギ利用機器は検出部が検出したエネルギの利用状況のデータを通信機器の入力部で読取可能となる形式で出力する出力部を有することを特徴とする。
請求項2の発明では、請求項1の発明において、前記エネルギ利用機器と前記通信機器とに着脱可能に装着され、エネルギ利用機器への装着時に前記出力部によりデータが書き込まれるとともに、通信機器への装着時に前記入力部にデータが読み出される半導体メモリを備えることを特徴とする。
請求項3の発明では、請求項1の発明において、前記エネルギ利用機器における前記出力部と前記通信機器における前記入力部とは、出力部と入力部との間に無線伝送路を形成することを特徴とする。
請求項4の発明では、請求項1の発明において、前記エネルギ利用機器における前記出力部はデータを表示する表示器からなり、前記入力部は表示器の表示内容を撮像する撮像装置を備えることを特徴とする。
請求項5の発明では、請求項4の発明において、前記出力部に表示されるデータは文字列であることを特徴とする。
請求項6の発明では、請求項4の発明において、前記出力部に表示されるデータは図形パターンであることを特徴とする。
請求項7の発明では、請求項1ないし請求項6のいずれかの発明において、前記エネルギ利用機器の前記出力部に出力されるデータは、前記通信ネットワーク上での前記センター装置のアドレスを含むことを特徴とする。
請求項8の発明では、請求項1ないし請求項7のいずれかの発明において、前記エネルギ利用機器は、前記出力部から出力するデータの種類を選択する選択部を備えることを特徴とする。
請求項1の発明の構成によれば、エネルギの利用状況のデータを通信機器が備える入力部で読取可能となる形式で出力する出力部をエネルギ利用機器に設けているから、エネルギ利用機器にはセンター装置と通信する機能は不要であって、通信機器との間でデータの転送ができればよく、処理負荷を大幅に増加させることなく通信機器を介してセンター装置にデータを転送することが可能になる。しかも、通信機器に設けた入力部で読取可能となる形式のデータをエネルギ利用機器の出力部から出力するから、エネルギ利用機器と通信機器との間ではデータを手入力する必要がなく、センター装置にデータを転送するに際して手間がかからず、誤入力も生じないという利点がある。
請求項2の発明の構成によれば、エネルギ利用機器に半導体メモリを装着すればエネルギの利用状況が半導体メモリに書き込まれ、その半導体メモリを通信機器に装着すればエネルギの利用状況が通信機器に読み込まれるから、半導体メモリを介してエネルギ利用機器から通信機器にエネルギの利用状況に関するデータを転送することができる。したがって、通信機器として小型フラッシュメモリカードのような半導体メモリが着脱可能に装着されるパーソナルコンピュータや移動体電話機を用い、エネルギ利用機器の出力部を当該半導体メモリが着脱可能に装着できるように構成しておけば、エネルギ利用機器の処理負荷を大きく増加させることなく実現することができる。
請求項3の発明の構成によれば、通信機器としてIrDA規格の赤外線通信が可能な入力部を備えるパーソナルコンピュータや移動体電話機を用い、エネルギ利用機器の出力部を赤外線通信が可能となるように構成しておけば、エネルギ利用機器の処理負荷を大きく増加させることなく実現することができる。
請求項4の発明の構成によれば、通信機器としてカメラ付きの移動体電話機やカメラ付きのパーソナルコンピュータを用い、エネルギ利用機器の出力部としてカメラで撮像可能な表示器を設け、表示器に表示したデータを通信機器の入力部で読取可能としておけば、エネルギ利用機器の処理負荷をほとんど増加させることなく実現することができる。
請求項5の発明の構成によれば、表示器に文字列を表示するから、通信機器の入力部で読み取れないようなときに、人が文字列を読み取って別途の方法でセンター装置に文字列を通知することが可能になる。
請求項6の発明の構成によれば、表示器に図形パターンを表示するから、図形パターンとして一次元バーコードや二次元バーコードを用いることができ、第三者にエネルギの利用状況を読み取られる可能性を低減することができる。また、二次元バーコードを用いれば、一次元バーコードに比較して多くの情報を含めることができ、比較的少ないトラフィックでエネルギの利用状況を種々の項目についてセンター装置に伝送することができる。
る。
る。
請求項7の発明の構成によれば、エネルギ利用機器から通信機器に対して通信ネットワーク上でのセンター装置のアドレスが転送されるから、通信機器でセンター装置のアドレスを入力することなく、通信機器からセンター装置にアクセスすることができ、センター装置へのデータの転送作業が容易になる。また、センター装置を複数設けている場合に、センター装置を指定してエネルギの利用状況の項目別のデータを転送することができ、管理の目的に応じた転送先にデータを転送することが可能になる。
請求項8の発明の構成によれば、エネルギ利用機器において出力部から出力するデータの種類を選択する選択部を設けているから、エネルギの利用状況について多数の項目があるような場合に、センター装置に転送する項目を選択することでトラフィックを低減することができる。
(実施の形態1)
本実施形態ではエネルギ利用機器として、ガス給湯器(以下では、「給湯器」と略称する)を例示するが、エネルギ利用機器はどのようなものでもよい。また、通信ネットワークはインターネットを想定するが、電話公衆網でもよく、通信機器は通信ネットワークを通してセンター装置との間で通信可能なものであれば、パーソナルコンピュータ、移動体電話機、PDAなど種々のものを利用可能である。ただし、本実施形態では通信機器としてパーソナルコンピュータ(以下、「コンピュータ」と略称する)で小型フラッシュメモリを着脱可能に装着できるように構成したものを想定する。
本実施形態ではエネルギ利用機器として、ガス給湯器(以下では、「給湯器」と略称する)を例示するが、エネルギ利用機器はどのようなものでもよい。また、通信ネットワークはインターネットを想定するが、電話公衆網でもよく、通信機器は通信ネットワークを通してセンター装置との間で通信可能なものであれば、パーソナルコンピュータ、移動体電話機、PDAなど種々のものを利用可能である。ただし、本実施形態では通信機器としてパーソナルコンピュータ(以下、「コンピュータ」と略称する)で小型フラッシュメモリを着脱可能に装着できるように構成したものを想定する。
図1に示すように、本実施形態を構成する要素は、コンピュータ装置からなるセンター装置3と、エネルギ利用機器としての給湯器1と、センター装置3との間でインターネットNTを通してデータ通信が可能なコンピュータ2とである。
給湯器1は、2釜式であって通常の給湯のほか暖房にも利用できるように構成されている。また、給湯器1においてバーナを含む本体11が屋外に設置され、本体の動作の制御および監視のためのリモコン装置12a,12bが室内に設置されるものを想定する。2個のリモコン装置12a,12bのうち一方のリモコン装置12aは給湯用に用い、他方のリモコン装置12bは暖房用に用いる。本体11には、ガスの供給量を検出するガス流量センサ13aと、使用した電力量を検出する電力センサ13b、給水量を検出する水流量センサ13cとが検出部13として設けられる。
また、リモコン装置12aには、給湯の運転・停止を指示するスイッチ14aと、風呂の湯はりを指示するスイッチ14bと、温度設定を行うスイッチ14cとが設けられ、さらに本体11の動作状態や設定した温度を示すための表示器15が設けられる。一方、リモコン装置12bには、暖房の運転・停止を指示するスイッチ16aと、暖房の温度設定を行うスイッチ16bとが設けられる。これらのスイッチ14a〜14c、16a,16bの操作回数もエネルギの利用状況の目安になるから検出部として機能する。なお、リモコン装置12a,12bにはタイマ運転のためのスイッチ(図示せず)も設けられる。リモコン装置12a,12bの一方(図ではリモコン装置12a)には、半導体メモリである小型フラッシュメモリカード4(以下、単に「メモリカード」と呼ぶ)を着脱自在に装着することができるカードコネクタ17が設けられる。メモリカード4としては、たとえばSDカードを用いる。さらに、カードコネクタ17に装着されたメモリカード4に、検出部13で検出したデータを書き込む出力部18が設けられる。
リモコン装置12aにはスイッチ14a〜14cや表示器15の監視および制御を行うマイクロコンピュータからなる給湯処理部10が設けられており、本体11に設けた制御用のマイクロコンピュータとの間で通信することにより、本体11の動作を制御し、また検出部13での検出結果を監視する。表示器15には、ガス、水、電気の使用量(瞬時値)が表示可能になっている。メモリカード4には1時間毎のガスの使用量と水の使用量と電力の使用量とが記録される。このとき、各データには日時が付加される。さらに、メモリカード4にはスイッチ14a〜14c,16a,16bの操作履歴も記録される。メモリカード4の容量としては、たとえば1週間分のデータが記録可能なものを用いる。なお、ガス、水、電気の使用量の目標値を設定可能としておき、目標値との差分を表示器15に表示する構成を採用することもできる。
通信装置として用いるコンピュータ2には、インターネットNTを通してセンター装置3と通信可能な通信部21が設けられる。また、コンピュータ2には、メモリカード4を着脱自在に装着できるカードコネクタ22が設けられ、カードコネクタ22にメモリカード4が装着されているときに、メモリカード4からデータを読み込む入力部23が設けられる。コンピュータ2にはこの種のカードコネクタ22をあらかじめ搭載しているものがあり、カードコネクタ22を備えていない場合でも、コンピュータ2に用意されているインターフェイスを用いればカードコネクタ22を簡単に接続することができる。
ここに、入力部23はコンピュータ2の動作を制御する端末処理部20により制御される。端末処理部20は、コンピュータ2をWWWブラウザとして機能させ、センター装置3と接続したときにコンピュータ2に設けたディスプレイ装置24にウェブページを表示し、ウェブページに表示される指示に従ってメモリカード4からデータを読み込む指示を入力部23に与える。こうして入力部23から読み込まれたデータはインターネットNTを通してセンター装置3に転送(アップロード)される。
ところで、コンピュータ2からセンター装置3にアクセスするにはURLが必要であるが、メモリカード4のデータをセンター装置3に転送するたびにURLを入力するのは面倒である。そこで、給湯器1においてメモリカード4にデータを記録する際に、あらかじめデータの転送先となるURLをメモリカード4に格納しておき、URLとともにデータをコンピュータ2に引き渡すようにし、コンピュータ2ではメモリカード4から読み取ったURLを用いてセンター装置3に接続できるようにするのが望ましい。このような構成を採用すれば、複数のセンター装置3が存在する場合でも各センター装置3にデータを振り分けて転送するのが容易になる。
センター装置3の動作については本発明の要旨ではないが簡単に説明すると、センター装置3は各需要家から上述のようにして収集されたデータを集計する機能を有し、集計したデータを統計処理する。統計処理では、地域別の集計を求めたり、同様の家族構成を持つ世帯別の集計を求めたりする。また、週毎に締め切り日時が設定されており、締め切りまでに入力された前週の統計データと、センター装置3にした需要家のデータとを比較可能にする。
上述したように、給湯器1におけるエネルギの利用状況を示すデータとしてガス、水、電気の使用量をメモリカード4に書き込み、このメモリカード4をコンピュータ2に設けたカードコネクタ22に装着することで、コンピュータ2を通してセンター装置3にデータを転送することができる。つまり、給湯器1と別の通信機器を用いることで、給湯器1の構成を大幅に変更する必要がないから、コスト増はほとんど発生しない。しかも、メモリカード4を用いることにより給湯器1からコンピュータ2に多量のデータを一度に引き渡すことができ、入力作業の手間がかからない上に誤入力を確実に防止することができる。
上述した構成例ではコンピュータ2を通信機器として用いているが、コンピュータ2に代えてWWWブラウザの機能を有するとともにメモリカード4を着脱可能に装着するカードコネクタ22を備えた携帯電話を用いることも可能である。
(実施の形態2)
実施の形態1では、給湯器1とコンピュータ2との間でメモリカード4を用いてデータを受け渡す構成を採用したが、本実施形態は、図2に示すように、給湯器1のリモコン装置12aに設けた表示器15に、給湯器1でのエネルギの利用状況を表示し、また通信機器として表示器15に表示された情報を撮像する撮像装置としてのカメラ25を備えた携帯電話5を用いる。表示器15には給湯器1でのエネルギの利用状況を示す文字列または図形パターンが表示される。文字列は、ローマ字などの文字にかぎらず数字や記号を含んでいてもよい。また、図形パターンとしては一次元バーコードまたは二次元バーコード(たとえば、QRコード)を用いる。文字列を用いる場合には、エネルギの利用状況に関するデータを圧縮して文字列に変換したものを表示するのが望ましい。また、一次元バーコードよりも二次元バーコードのほうが情報量が多くなるから、二次元バーコードを用いるのが望ましい。
実施の形態1では、給湯器1とコンピュータ2との間でメモリカード4を用いてデータを受け渡す構成を採用したが、本実施形態は、図2に示すように、給湯器1のリモコン装置12aに設けた表示器15に、給湯器1でのエネルギの利用状況を表示し、また通信機器として表示器15に表示された情報を撮像する撮像装置としてのカメラ25を備えた携帯電話5を用いる。表示器15には給湯器1でのエネルギの利用状況を示す文字列または図形パターンが表示される。文字列は、ローマ字などの文字にかぎらず数字や記号を含んでいてもよい。また、図形パターンとしては一次元バーコードまたは二次元バーコード(たとえば、QRコード)を用いる。文字列を用いる場合には、エネルギの利用状況に関するデータを圧縮して文字列に変換したものを表示するのが望ましい。また、一次元バーコードよりも二次元バーコードのほうが情報量が多くなるから、二次元バーコードを用いるのが望ましい。
ただし、表示器15に表示できる情報量は実施の形態1のようなメモリカード4に書き込む情報量に比較すると大幅に少ないから、1時間毎のデータについて1週間分を一度に携帯電話5に転送することはできない。そこで、ガス、水、電気の使用量については1日毎のデータについて1週間分を携帯電話5に転送する構成としている。もっとも、これでも一度に転送するデータ量としては多いから、本実施形態では給湯器1において、携帯電話1に転送するデータの種類を選択するための選択部19を備える。すなわち、選択部19では、ガスの使用量、水の使用量、電気の使用量、リモコン12aの操作履歴、リモコン12bの操作履歴の5種類から1種類を選択することができる。
表示器15に表示されたデータを携帯電話5に転送するには、携帯電話5に設けたカメラ25で表示器15に表示されたデータを撮像する。カメラ25で撮像されたデータは携帯電話5に実装されるアプリケーションソフトまたは携帯電話2に搭載した専用ハードウェアで実現されるデコーダ26によりデコードされる。このようにして、携帯電話5において給湯器1におけるエネルギの利用状況のデータを取得することができるから、インターネットNTを通してセンター装置3に接続し、実施の形態1と同様にしてWWWブラウザの機能を用いてデータをセンター装置3に転送する。
上述したように、本実施形態では、表示器15が給湯器1の出力部として機能し、カメラ25とデコーダ26とが携帯電話5における入力部として機能する。他の構成および動作は実施の形態1と同様である。
なお、携帯電話5を通信機器として用いる場合に、WWWブラウザの機能を用いると通信費が高くなる可能性がある。そこで、カメラ25で撮像したデータをデコードせずに、電子メールの添付書類としてセンター装置3に転送し、センター装置3においてデコードするようにしてもよい。本実施形態では通信機器として携帯電話5を用いたが、カメラ付きのコンピュータ2を用いて同様に機能させてもよい。また、実施の形態1の構成において選択部19を設けることにより、特定のデータのみをメモリカード4に記録するようにしてもよい。
上述した構成例では、エネルギ利用機器から通信機器へのデータの転送に際して、メモリカード4を用いる例とカメラ25で表示器15を撮像する例とを示したが、コンピュータ2や携帯電話5では他装置との間でIrDA規格の赤外線通信が可能なものや電波を用いて近距離の他装置との間で通信可能なものが提供されている。そこで、この種の構成の通信機器を採用する場合には、エネルギ利用機器と通信機器との間で無線伝送路を通してデータを転送するようにしてもよい。
1 給湯器(エネルギ利用機器)
2 コンピュータ(通信機器)
3 センター装置
4 メモリカード(半導体メモリ)
5 携帯電話
13 検出部
14a〜14c スイッチ
15 表示器
16a,16b スイッチ
17 カードコネクタ
18 出力部
19 選択部
21 通信部
22 カードコネクタ
23 入力部
25 カメラ(撮像装置)
NT インターネット(通信ネットワーク)
2 コンピュータ(通信機器)
3 センター装置
4 メモリカード(半導体メモリ)
5 携帯電話
13 検出部
14a〜14c スイッチ
15 表示器
16a,16b スイッチ
17 カードコネクタ
18 出力部
19 選択部
21 通信部
22 カードコネクタ
23 入力部
25 カメラ(撮像装置)
NT インターネット(通信ネットワーク)
Claims (8)
- エネルギの利用状況を検出する検出部を備えたエネルギ利用機器と、エネルギ利用機器におけるエネルギの利用状況を管理するセンター装置と、データ読取用の入力部を装備する通信機器であって入力部で受け取ったデータを通信ネットワークを介してセンター装置に転送する通信部とを有する通信機器とを備え、エネルギ利用機器は検出部が検出したエネルギの利用状況のデータを通信機器の入力部で読取可能となる形式で出力する出力部を有することを特徴とするエネルギ利用情報管理システム。
- 前記エネルギ利用機器と前記通信機器とに着脱可能に装着され、エネルギ利用機器への装着時に前記出力部によりデータが書き込まれるとともに、通信機器への装着時に前記入力部にデータが読み出される半導体メモリを備えることを特徴とする請求項1記載のエネルギ利用情報管理システム。
- 前記エネルギ利用機器における前記出力部と前記通信機器における前記入力部とは、出力部と入力部との間に無線伝送路を形成することを特徴とする請求項1記載のエネルギ利用情報管理システム。
- 前記エネルギ利用機器における前記出力部はデータを表示する表示器からなり、前記入力部は表示器の表示内容を撮像する撮像装置を備えることを特徴とする請求項1記載のエネルギ利用情報管理システム。
- 前記出力部に表示されるデータは文字列であることを特徴とする請求項4記載のエネルギ利用情報管理システム。
- 前記出力部に表示されるデータは図形パターンであることを特徴とする請求項4記載のエネルギ利用情報管理システム。
- 前記エネルギ利用機器の前記出力部に出力されるデータは、前記通信ネットワーク上での前記センター装置のアドレスを含むことを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のエネルギ利用情報管理システム。
- 前記エネルギ利用機器は、前記出力部から出力するデータの種類を選択する選択部を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載のエネルギ利用情報管理システム。
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2005
- 2005-03-30 JP JP2005099250A patent/JP2006277601A/ja active Pending
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