JP2006276990A - 定電圧電源回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】 入力電圧が定格出力電圧以下のときの消費電流を削減することできる定電圧電源回路を得る。
【解決手段】 PMOSトランジスタM4のソース、又はPMOSトランジスタM3及びM4の各ソースにオフセット電圧を設けて、PMOSトランジスタM3〜M5に同じドレイン電流が流れた場合でも、PMOSトランジスタM3とM4の各ゲート・ソース間電圧がPMOSトランジスタM5よりも大きくなるようにして、電流検出トランジスタM2のソース・ドレイン間電圧Vsd2がほぼ0Vになるようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電流検出回路を有する定電圧電源回路に関し、特に、入力電圧が定格出力電圧より低い場合においても消費電流の増加を抑制することができる定電圧電源回路に関する。
従来、定電圧電源回路の過電流保護や、定電圧電源回路における誤差増幅回路のバイアス電流を定電圧電源回路の出力電流に応じて変化させる目的で、該出力電流を検出する必要があった。
前記出力電流の検出方法としては、定電圧電源回路における出力電圧制御トランジスタの出力電流に比例した電流を生成するために、該出力電圧制御トランジスタよりも素子サイズの小さい電流検出トランジスタから、出力電圧制御トランジスタから出力される電流に比例した電流を出力させる方式が用いられていた。
しかし、このような方法では、出力電圧制御トランジスタと電流検出トランジスタの電流出力端の電圧が異なってしまい、チャネル長変調効果により正確な電流比が得られないという問題があった。
このため、出力電圧制御トランジスタと電流検出トランジスタの電流出力端の電圧を同電圧にするための回路が提案されており(例えば、特許文献1参照。)、図5はこのような定電圧電源回路の回路例を示している。
図5において、定電圧電源回路100は、シリーズレギュレータをなしており、所定の基準電圧Vrefを生成して出力する基準電圧発生回路2と、出力電圧Voutを分圧して分圧電圧VFBを生成し出力する出力電圧検出用の抵抗R101,R102と、ゲートに入力された信号に応じて出力端子OUTに出力する電流ioの制御を行うPMOSトランジスタからなる出力電圧制御トランジスタM101と、分圧電圧VFBが基準電圧Vrefになるように出力電圧制御トランジスタM101の動作制御を行う誤差増幅回路AMPaと、コンデンサC101とを備えている。
更に、定電圧電源回路100は、出力電圧制御トランジスタM101の出力電流に比例した電流を生成して出力する比例電流生成回路103と、該比例電流生成回路103から出力される比例電流から出力電流ioの電流値を検出し、出力電流ioが所定の電流値まで増加したことを検出すると、それ以上の出力電流ioの増加を抑えて出力電圧Voutを低下させる過電流保護回路104とを備えている。比例電流生成回路103は、出力電圧制御トランジスタM101から出力される電流に比例した電流を出力するPMOSトランジスタからなる電流検出トランジスタM102と、PMOSトランジスタM103〜M105と、NMOSトランジスタM106,M107とで構成されている。また、過電流保護回路104は、PMOSトランジスタM108、NMOSトランジスタM109及び抵抗R103,R104で構成されている。
このような構成において、比例電流生成回路103における電流検出トランジスタM102のドレイン電流は出力電圧制御トランジスタM101のドレイン電流に比例した電流となり、以下、このような出力電圧制御トランジスタM101と電流検出トランジスタM102の動作をミラー動作と呼ぶ。しかし、電流検出トランジスタM102のドレイン電圧と出力電圧制御トランジスタM101のドレイン電圧が異なると、チャネル長変調効果によってドレイン電流の比例関係が崩れてしまう。
PMOSトランジスタM104,M105及びNMOSトランジスタM106,M107は、出力電圧制御トランジスタM101と電流検出トランジスタM102の各ドレイン電圧を同一電圧に揃えるためのカレントミラー回路を形成している。また、PMOSトランジスタM103は、PMOSトランジスタM104の出力電流に比例した電流を出力するものである。このことから、PMOSトランジスタM103のドレイン電流は出力電圧制御トランジスタM101のドレイン電流に比例しており、PMOSトランジスタM103及びM104の素子が同一であれば、PMOSトランジスタM103及びM104の各ドレイン電流は同じになる。
PMOSトランジスタM103〜M105に同じトランジスタを使用し、更にNMOSトランジスタM106とM107も同じトランジスタを使用すると、PMOSトランジスタM103〜M105の各ドレイン電流は同じになる。このため、PMOSトランジスタM103〜M105の各ゲート・ソース間電圧も等しくなり、その結果、出力電圧制御トランジスタM101と電流検出トランジスタM102のドレイン電圧は等しくなる。
また、出力電流ioが増加すると電流検出トランジスタM102のドレイン電流も増加し、抵抗R103の電圧降下が大きくなる。出力電流ioが所定の電流値を超えると、抵抗R103の電圧降下もNMOSトランジスタM109のしきい値を超えるように設定されており、NMOSトランジスタM109がオンし、PMOSトランジスタM108のゲート電圧を低下させる。このため、PMOSトランジスタM108もオンし、出力電圧制御トランジスタM101のゲート電圧の低下を抑制し、出力電流の増加を抑える。
特開2003−29856号公報
しかし、図5では、PMOSトランジスタM104、M105のドレイン電圧が異なるため、チャネル長変調効果によりPMOSトランジスタM104,M105の各ドレイン電流は完全には一致せず、PMOSトランジスタM104,M105の各ゲート・ソース間電圧、すなわち出力電圧制御トランジスタM101及び電流検出トランジスタM102の各ドレイン電圧は僅かであるが異なってしまう。
この影響は、定電圧電源回路100が正常に作動している場合はほとんど問題にならないが、入力電圧Vinが定電圧電源回路100の定格出力電圧以下になると問題になる。
図6は、定電圧電源回路100の出力端子OUTに負荷を接続しない状態で、定格出力電圧が4Vである定電圧電源回路100の入力電圧Vinを0Vから6Vまで変化させたときの、PMOSトランジスタM104及びM105の各ドレイン電流の変化例を示した図である。
図6において、入力電圧Vinが定格出力電圧よりも大きい場合、PMOSトランジスタM104及びM105の各ドレイン電流は極めて小さい電流値である。入力電圧Vinが定格出力電圧よりも小さくなると、誤差増幅回路AMPaは、出力電圧Voutをできるだけ大きくするように動作するため、出力電圧制御トランジスタM101のゲート電圧を、誤差増幅回路AMPaが出力可能な最低電圧値まで低下させる。
このため、出力電圧制御トランジスタM101と電流検出トランジスタM102の各ゲート・ソース間電圧は非常に大きくなり、PMOSトランジスタM104とM105のドレイン電圧の違いにより、PMOSトランジスタM104のソース電圧はPMOSトランジスタM105のソース電圧よりも僅かであるが低下している。この結果、電流検出トランジスタM102のソース・ドレイン間電圧は出力電圧制御トランジスタM101のソース・ドレイン間電圧よりも数mVではあるが大きくなり、ミラー動作が崩れてしまう。電流検出トランジスタM102は、ソース・ドレイン間電圧に数mVではあるが電圧が発生し、ゲート・ソース間電圧が非常に大きいため、電流検出トランジスタM102にドレイン電流が流れるようになる。このことから、PMOSトランジスタM104のドレイン電流も増加し、該電流増加はPMOSトランジスタM105のドレイン電流も増加させる。
PMOSトランジスタM105のドレイン電流の方がPMOSトランジスタM104よりも大きいのは、PMOSトランジスタM105のゲート・ソース間電圧がPMOSトランジスタM104のゲート・ソース間電圧よりも大きくなっているためである。
また、電流検出トランジスタM102が1つだけであれば、入力電圧Vin低下時の定電圧電源回路100の消費電流増加はそれほど大きくないが、複数の電流検出トランジスタM102を備えた場合や、電流検出トランジスタM102のドレイン電流が比較的大きく設定されている場合、更に電流検出トランジスタM102のドレイン電流に比例した電流を多くの回路で使用するような場合は、入力電圧Vin低下時の定電圧電源回路100の消費電流増加は無視することができなくなる。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであり、入力電圧が定格出力電圧以下のときの消費電流を削減することできる定電圧電源回路を得ることを目的とする。
この発明に係る定電圧電源回路は、制御電極に入力された信号に応じた電流を入力端子から出力端子に出力する出力電圧制御トランジスタと、
所定の基準電圧を生成すると共に前記出力端子から出力される出力電圧に比例した電圧を生成し、該基準電圧と該比例電圧との差分を増幅して前記出力電圧制御トランジスタの制御電極に出力する出力電圧制御部と、
前記出力電圧制御トランジスタから出力される電流に比例した電流を生成する比例電流生成回路部と、
を備えた、前記入力端子に入力された入力電圧を所定の定電圧である定格出力電圧に変換して前記出力端子から出力する定電圧電源回路において、
前記比例電流生成回路部は、
制御電極が前記出力電圧制御トランジスタの制御電極に接続されると共に、電流入力端が前記入力端子に接続され、制御電極に入力された信号に応じた電流を出力する1つ以上の電流検出トランジスタと、
入力側トランジスタに前記出力電圧制御トランジスタが接続され、出力側トランジスタに前記電流検出トランジスタが接続されたカレントミラー回路と、
制御電極が該カレントミラー回路の出力側トランジスタの制御電極に接続されると共に電流入力端が該出力側トランジスタの電流入力端に接続され、該出力側トランジスタから出力される電流に比例した電流を生成して出力する、前記電流検出トランジスタに対応して設けられた第1トランジスタと、
を備え、
前記カレントミラー回路の出力側トランジスタは、前記入力電圧が前記定格出力電圧以下の場合に、前記電流検出トランジスタの電流入力端と電流出力端との電圧差をなくすように、電流入力端にオフセット電圧が設けられるものである。
具体的には、前記カレントミラー回路の出力側トランジスタは、制御電極と電流入力端との間の電圧が該カレントミラー回路の入力側トランジスタよりも大きくなるように、電流入力端にオフセット電圧が設けられるようにした。
この場合、前記カレントミラー回路の各トランジスタはそれぞれMOSトランジスタであり、該カレントミラー回路の出力側トランジスタは、ゲート幅とゲート長の比が該カレントミラー回路の入力側トランジスタよりも小さくなるようにした。
また、前記第1トランジスタは、制御電極と電流入力端との間の電圧が前記カレントミラー回路の入力側トランジスタよりも大きくなるように、電流入力端にオフセット電圧が設けられるようにした。
この場合、前記カレントミラー回路の各トランジスタ及び前記第1トランジスタはそれぞれMOSトランジスタであり、該カレントミラー回路の出力側トランジスタ及び第1トランジスタは、ゲート幅とゲート長の比が該カレントミラー回路の入力側トランジスタよりもそれぞれ小さくなるようにした。
具体的には、前記カレントミラー回路は、入力側トランジスタに流れる電流と出力側トランジスタに流れる電流との比のばらつきが所定値以下である高精度のカレントミラー回路をなすようにした。
この場合、前記カレントミラー回路は、
入力側トランジスタに前記出力電圧制御トランジスタからの出力電流が入力され、出力側トランジスタに前記電流検出トランジスタからの出力電流が入力される第1カレントミラー回路と、
入力側トランジスタに前記第1カレントミラー回路の出力側トランジスタからの出力電流が入力され、出力側トランジスタに前記第1カレントミラー回路の入力側トランジスタからの出力電流が入力される第2カレントミラー回路と、
を備えるようにした。
また、前記出力電圧制御部は、
所定の基準電圧を生成して出力する基準電圧発生回路と、
前記出力端子からの出力電圧を検出し、該検出した出力電圧に比例した電圧を生成して出力する出力電圧検出回路部と、
該比例電圧が前記基準電圧になるように前記出力電圧制御トランジスタの動作制御を行う誤差増幅回路と、
前記出力電圧制御トランジスタから出力される電流に応じて該誤差増幅回路のバイアス電流を調整するバイアス電流調整回路と、
を備えるようにしてもよい。
具体的には、前記バイアス電流調整回路は、前記出力電圧制御トランジスタから出力される電流の増加に応じて、前記出力端子の電圧変化に対する前記誤差増幅回路の応答速度を速くするようにした。
本発明の定電圧電源回路によれば、前記カレントミラー回路の出力側トランジスタは、前記入力電圧が前記定格出力電圧以下の場合に、前記電流検出トランジスタの電流入力端と電流出力端との電圧差をなくすように、電流入力端にオフセット電圧が設けられるようにしたことから、定電圧電源回路の入力電圧が定格出力電圧よりも小さいときの定電圧電源回路の消費電流増加を抑制することができる。
また、電流検出トランジスタの電流入力端と電流出力端との間の電圧をほぼ0Vにするために、出力電圧制御トランジスタと電流検出トランジスタのドレイン電圧を同一になるように制御するカレントミラー回路に使用しているMOSトランジスタのゲートと電流入力端との間の電圧を素子ごとに変えるようにしたことから、新たな回路や素子を追加することなく安価に、定電圧電源回路の入力電圧が定格出力電圧よりも小さいときの定電圧電源回路の消費電流増加を抑制することができる。
特に本発明の定電圧電源回路は、出力電流に比例した電流を多くの回路で使用する用途では前記のような効果をより大きく得ることができる。
また、前記出力電圧制御トランジスタから出力される電流に応じて、出力電圧制御トランジスタの動作制御を行う誤差増幅回路のバイアス電流を調整するようにして、前記出力端子の電圧変化に対する前記誤差増幅回路の応答速度を変えるようにしたことから、前記出力電圧制御トランジスタから出力される電流の増加に応じて、前記出力端子の電圧変化に対する誤差増幅回路の応答速度を速くすることができる。
次に、図面に示す実施の形態に基づいて、本発明を詳細に説明する。
第1の実施の形態.
図1は、本発明の第1の実施の形態における定電圧電源回路の例を示した回路図である。
図1において、定電圧電源回路1は、入力端子INに入力された入力電圧Vinを所定の定電圧に降圧して出力電圧Voutとして出力端子OUTから出力する降圧型のシリーズレギュレータをなしている。
定電圧電源回路1は、所定の基準電圧Vrefを生成して出力する基準電圧発生回路2と、出力電圧Voutを分圧して分圧電圧VFBを生成し出力する出力電圧検出用の抵抗R1,R2と、ゲートに入力された信号に応じて出力端子OUTに出力する電流ioの制御を行うPMOSトランジスタからなる出力電圧制御トランジスタM1と、分圧電圧VFBが基準電圧Vrefになるように出力電圧制御トランジスタM1の動作制御を行う誤差増幅回路AMP1と、コンデンサC1とを備えている。
更に、定電圧電源回路1は、出力電圧制御トランジスタM1の出力電流に比例した電流を生成して出力する比例電流生成回路3と、該比例電流生成回路3から出力された比例電流から出力電流ioの電流値を検出し、出力電流ioが所定の電流値まで増加したことを検出すると、それ以上の出力電流ioの増加を抑えて出力電圧Voutを低下させる過電流保護回路4とを備えている。
比例電流生成回路3は、出力電圧制御トランジスタM1から出力される電流に比例した電流を出力するPMOSトランジスタからなる電流検出トランジスタM2と、PMOSトランジスタM3〜M5と、NMOSトランジスタM6,M7とで構成されている。
また、過電流保護回路4は、PMOSトランジスタM8、NMOSトランジスタM9及び抵抗R3,R4で構成されている。
入力端子INと出力端子OUTとの間には、出力電圧制御トランジスタM1が接続され、出力端子OUTと接地電圧との間には抵抗R1及びR2が直列に接続されている。演算増幅回路AMP1の反転入力端には基準電圧Vrefが入力され、演算増幅回路AMP1の非反転入力端には分圧電圧VFBが入力されている。演算増幅回路AMP1の出力端は、出力電圧制御トランジスタM1のゲートに接続されている。また、出力端子OUTと接地電圧との間にはコンデンサC1が接続されている。
一方、比例電流生成回路3において、電流検出トランジスタM2のソースは入力端子INに接続され、電流検出トランジスタM2のゲートは出力電圧制御トランジスタM1のゲートに接続され、電流検出トランジスタM2のドレインはPMOSトランジスタM3のソースに接続されている。PMOSトランジスタM4及びM5はカレントミラー回路を形成しており、PMOSトランジスタM3は、PMOSトランジスタM4の出力電流に比例した電流を出力するものであり、PMOSトランジスタM3〜M5の各ゲートは接続され、該接続部はPMOSトランジスタM5のドレインに接続されている。
PMOSトランジスタM4のドレインはPMOSトランジスタM3のドレインに接続され、PMOSトランジスタM5のドレインは、出力電圧制御トランジスタM1のドレインに接続されている。また、NMOSトランジスタM6及びM7はカレントミラー回路を形成しており、NMOSトランジスタM6及びM7の各ゲートは接続され、該接続部はNMOSトランジスタM6のドレインに接続されている。PMOSトランジスタM4のドレインと接地電圧との間にはNMOSトランジスタM6が接続され、PMOSトランジスタM5のドレインと接地電圧との間にはNMOSトランジスタM7が接続されている。
また、PMOSトランジスタM3のドレインと接地電圧との間には抵抗R3が接続され、PMOSトランジスタM3と抵抗R3との接続部にNMOSトランジスタM9のゲートが接続されている。更に、入力端子INと接地電圧との間には、抵抗R4及びNMOSトランジスタM9が直列に接続され、抵抗R4とNMOSトランジスタM9のドレインとの接続部にはPMOSトランジスタM8のゲートが接続されている。PMOSトランジスタM8は、入力端子INと出力電圧制御トランジスタM1のゲートとの間に接続されている。
なお、PMOSトランジスタM3は第1トランジスタをなし、PMOSトランジスタM4,M5及びNMOSトランジスタM6,M7は、カレントミラー回路をなすと共に入力側トランジスタに流れる電流と出力側トランジスタに流れる電流との比のばらつきが所定値以下である高精度のカレントミラー回路をなしている。また、PMOSトランジスタM4及びM5は第1カレントミラー回路を、NMOSトランジスタM6及びM7は第2カレントミラー回路をそれぞれなしている。
このような構成において、誤差増幅回路AMP1は、基準電圧Vrefと分圧電圧VFBとの各電圧の差分を増幅して出力電圧制御トランジスタM1のゲートに出力し、出力電圧制御トランジスタM1の動作制御を行って出力電圧Voutが一定電圧になるように制御する。PMOSトランジスタM3〜M5に同じトランジスタを使用し、更にNMOSトランジスタM6,M7も同じトランジスタを使用すると、PMOSトランジスタM3〜M5のドレイン電流は同じになるため、PMOSトランジスタM3〜M5の各ゲート・ソース間電圧も等しくなる。その結果、出力電圧制御トランジスタM1と電流検出トランジスタM2のドレイン電圧は等しくなる。
出力電流ioが増加すると、電流検出トランジスタM2のドレイン電流も増加し、抵抗R3の電圧降下が大きくなる。出力電流ioが、あらかじめ設定された電流値を超えると、抵抗R3の電圧降下もNMOSトランジスタM9のしきい値を超えるように設定されており、NMOSトランジスタM9がオンとなって、PMOSトランジスタM8のゲート電圧を低下させる。このため、PMOSトランジスタM8もオンし、出力電圧制御トランジスタM1のゲート電圧低下を抑制し、出力電流ioの増加を抑える。
ここで、PMOSトランジスタM3には、ゲート・ソース間電圧がPMOSトランジスタM5のゲート・ソース間電圧よりも電圧Vs1だけ大きいトランジスタを使用し、PMOSトランジスタM4には、ゲート・ソース間電圧がPMOSトランジスタM5のゲート・ソース間電圧よりも電圧Vs2だけ大きいトランジスタを使用している。
PMOSトランジスタM3とM4の各ゲート・ソース間電圧をPMOSトランジスタM5よりも大きくするには、PMOSトランジスタM3とM4のゲート幅Wとゲート長Lとの比であるW/Lの値を、PMOSトランジスタM5のW/Lの値よりも小さくなるようにすればよい。例えば、PMOSトランジスタM3〜M5の各ゲート幅Wを同じになるようにして、PMOSトランジスタM3とM4の各ゲート長LをPMOSトランジスタM5よりも長くなるようにする。
この結果、PMOSトランジスタM3〜M5に同じドレイン電流が流れた場合でも、PMOSトランジスタM3とM4の方がPMOSトランジスタM5よりもゲート・ソース間電圧が大きくなる。なお、電圧Vs1と電圧Vs2は同じ電圧値になるようにしてもよい。
ここで、入力電圧Vinが定格出力電圧よりも大きい場合は、PMOSトランジスタM4及びM5の各ドレイン電流は極めて小さい電流値であり、定電圧電源回路1の消費電流が大きくなることはない。
次に、入力電圧Vinが定電圧電源回路1の定格出力電圧よりも小さい場合について説明する。
入力電圧Vinが定電圧電源回路1の定格出力電圧よりも小さくなると、出力電圧Voutをできるだけ大きくしようとすることから、誤差増幅回路AMP1は、出力電圧制御トランジスタM1のゲート電圧を誤差増幅回路AMP1が出力可能な最低電圧まで低下させる。
このとき、出力電圧制御トランジスタM1のソース・ドレイン間電圧Vsd1は極めて小さく数mVである。PMOSトランジスタM4のゲート・ソース間電圧Vgs4は、PMOSトランジスタM5のゲート・ソース間電圧Vgs5よりもやや大きい電圧に設定されている。このため、PMOSトランジスタM4のソース電圧はほとんど入力電圧Vinに等しくなる。すなわち、電流検出トランジスタM2のソース・ドレイン間電圧Vsd2はほぼ0Vになるため、電流検出トランジスタM2のドレイン電流は極めて小さくなる。
図2は、定電圧電源回路1の定格出力電圧が4Vである場合、入力電圧Vinを0V〜6Vまで変化させたときの定電圧電源回路1で消費される消費電流の変化の例を示した図である。
図2から分かるように、PMOSトランジスタM4,M5の各ゲート・ソース間電圧Vgs4,Vgs5が同じ場合は、図2の破線で示すように、入力電圧Vinが定電圧電源回路1の定格出力電圧である4Vを下回ると定電圧電源回路1の消費電流が急速に増大する。しかし、PMOSトランジスタM4のゲート・ソース間電圧Vgs4をPMOSトランジスタM5のゲート・ソース間電圧Vgs5よりも大きくした場合は、図2の実線で示すように、入力電圧Vinが定電圧電源回路1の定格出力電圧である4Vを下回っても、定電圧電源回路1の消費電流はほとんど増加していないことが分かる。なお、PMOSトランジスタM3には、PMOSトランジスタM4の場合と同様にしてオフセット電圧Vs1が設けられているが、これは、PMOSトランジスタM4及びM5とのバランスを合わせるために設けられたものであり、PMOSトランジスタM4及びM5とのバランスを合わせる必要がない場合は、オフセット電圧Vs1を設ける必要はない。
次に、図3は、本発明の第1の実施の形態における定電圧電源回路の他の例を示した回路図である。なお、図3では、図1と同じもの又は同様のものは図1と同じ符号で示しており、ここではその説明を省略すると共に図1との相違点のみ説明する。
図3における図1との相違点は、出力電流ioに応じて誤差増幅回路AMP1のバイアス電流を調整するバイアス電流調整回路11を追加したことにある。
図3において、定電圧電源回路1は、基準電圧発生回路2と、出力電圧検出用の抵抗R1,R2と、出力電圧制御トランジスタM1と、誤差増幅回路AMP1と、比例電流生成回路3と、過電流保護回路4と、出力電流ioに応じて誤差増幅回路AMP1のバイアス電流を調整するバイアス電流調整回路11とを備えている。
誤差増幅回路AMP1は、PMOSトランジスタM11,M12及びNMOSトランジスタM13〜M15からなる差動増幅器をなしている。差動対をなすNMOSトランジスタM13及びM14の各ソースは接続され、該接続部と接地電圧との間に、該差動対の電流源をなすNMOSトランジスタM15が接続されている。PMOSトランジスタM11及びM12は、前記差動対の負荷をなし、カレントミラー回路を形成している。NMOSトランジスタM13及びM15の各ゲートには基準電圧Vrefがそれぞれ入力されており、NMOSトランジスタM15は定電流源をなす。
また、NMOSトランジスタM14のゲートには分圧電圧VFBが入力されている。PMOSトランジスタM11及びM12の各ソースはそれぞれ入力端子INに接続され、PMOSトランジスタM11及びM12の各ゲートは接続され、該接続部は、PMOSトランジスタM12のドレインに接続されている。PMOSトランジスタM12のドレインはNMOSトランジスタM14のドレインに接続され、PMOSトランジスタM11のドレインはNMOSトランジスタM13のドレインに接続され、該接続部は誤差増幅回路AMP1の出力端をなす。
バイアス電流調整回路11は、出力電圧制御トランジスタM1から出力される電流に比例した電流を出力するPMOSトランジスタからなる電流検出トランジスタM21と、PMOSトランジスタM22と、NMOSトランジスタM23,M24とで構成されている。入力端子INと接地電圧との間には、PMOSトランジスタM21、PMOSトランジスタM22及びNMOSトランジスタM23が直列に接続されており、PMOSトランジスタM21のゲートは出力電圧制御トランジスタM1のゲートに接続されている。また、PMOSトランジスタM22は、PMOSトランジスタM3と同様に、PMOSトランジスタM4に比例した電流を出力するものであり、PMOSトランジスタM3〜M5及びM22の各ゲートは接続され、該接続部はPMOSトランジスタM5のドレインに接続されている。
また、PMOSトランジスタM21とPMOSトランジスタM22との接続部は、PMOSトランジスタM2のドレインに接続されている。また、NMOSトランジスタM23及びM24はカレントミラー回路を形成しており、NMOSトランジスタM24はNMOSトランジスタM15に並列に接続されている。NMOSトランジスタM23及びM24の各ゲートは接続され、該接続部はNMOSトランジスタM23のドレインに接続されている。なお、PMOSトランジスタM22は第1トランジスタをなす。
このような構成において、PMOSトランジスタM21は、出力電圧制御トランジスタM1の約1/1800のトランジスタサイズであり、出力電流ioに比例した電流を出力する。PMOSトランジスタM21から出力された電流に比例した電流が、NMOSトランジスタM23,M24で形成されたカレントミラー回路によって生成され、差動対をなすNMOSトランジスタM13,M14にバイアス電流として供給される。なお、NMOSトランジスタM23のトランジスタサイズは、NMOSトランジスタM24の約2倍になるようにしている。また、PMOSトランジスタM22には、PMOSトランジスタM3及びM4の場合と同様にしてオフセット電圧Vs3が設けられているが、これは、PMOSトランジスタM3〜M5とのバランスを合わせるために設けられたものであり、PMOSトランジスタM3〜M5とのバランスを合わせる必要がない場合は、オフセット電圧Vs1及びVs3を設ける必要はない。
このようにすることにより、誤差増幅回路AMP1において、差動対をなすNMOSトランジスタM13,M14は、NMOSトランジスタM15で所定のバイアス電流が供給されると共に、バイアス電流調整回路11によって出力電流ioに比例したバイアス電流が供給される。このため、図1の場合と同様の効果を得ることができると共に、出力電流ioの増加に応じて、定電圧電源回路1の出力電圧Voutの変化に対する応答速度を速くすることができる。また、出力電圧制御トランジスタM1と電流検出トランジスタM2とのドレイン電圧に電圧差が生じるのと同様に、出力電圧制御トランジスタM1とPMOSトランジスタM21とのドレイン電圧に電圧差が生じ、PMOSトランジスタM21に意図しない電流が流れる。
該意図しない電流は、NMOSトランジスタM23及びM24のカレントミラー回路で2倍に増幅されることから、定電圧電源回路1の消費電流の増加を招く。図3に示すようにPMOSトランジスタM22を設けることにより、入力電圧Vinが定電圧電源回路1の定格出力電圧以下になった場合でも、PMOSトランジスタM21のソース・ドレイン電圧は0Vになるように制御し、PMOSトランジスタM21のドレイン電流の増加を抑制することができ、図2で示したように、定電圧電源回路1の消費電流の増大を防ぐことができ、定電圧電源回路1の消費電流を低減させることができる。
図3の誤差増幅回路AMP1の内部回路構成を変えて増幅段の段数を増やした場合は、図4のようになる。なお、図4では、図3と同じもの又は同様のものは図3と同じ符号で示しており、誤差増幅回路AMP1に出力段をなすPMOSトランジスタM16とNMOSトランジスタM17、及び位相調整用の抵抗R4とコンデンサC2を追加した以外は、図3と同様であるのでその説明を省略する。
このように、本第1の実施の形態における定電圧電源回路は、図1において、PMOSトランジスタM4のソース、又はPMOSトランジスタM3及びM4の各ソースにオフセット電圧を設けて、PMOSトランジスタM3〜M5に同じドレイン電流が流れた場合でも、PMOSトランジスタM3とM4の各ゲート・ソース間電圧がPMOSトランジスタM5よりも大きくなるようにして、入力電圧Vinが定格出力電圧以下に低下したときに電流検出トランジスタM2のソース・ドレイン間電圧Vsd2がほぼ0Vになるようにした。また、図3及び図4において、PMOSトランジスタM4のソース、又はPMOSトランジスタM3、M4及びM22の各ソースにオフセット電圧を設けて、PMOSトランジスタM3〜M5及びM22に同じドレイン電流が流れた場合でも、PMOSトランジスタM3、M4及びM22の各ゲート・ソース間電圧がPMOSトランジスタM5よりも大きくなるようにして、電流検出トランジスタM2及びM21の各ソース・ドレイン間電圧がほぼ0Vになるようにした。これらのことから、入力電圧Vinが定格出力電圧以下に低下したときにおいても、消費電流の増加を抑制することができ低消費電流化を図ることができる。
なお、前記第1の実施の形態では、PMOSトランジスタM4,M5及びNMOSトランジスタM6,M7を使用した高精度なカレントミラー回路を使用した場合を例にして示したが、これは一例であり、本発明はこれに限定するものではなく、その他の構成の高精度なカレントミラー回路を使用した場合にも適用するものである。
本発明の第1の実施の形態における定電圧電源回路の例を示した回路図である。 図1の定電圧電源回路1で消費される消費電流の変化の例を示した図である。 本発明の第1の実施の形態における定電圧電源回路の他の例を示した回路図である。 本発明の第1の実施の形態における定電圧電源回路の他の例を示した回路図である。 従来の定電圧電源回路の例を示した回路図である。 図5のPMOSトランジスタM4及びM5の各ドレイン電流の変化例を示した図である。
符号の説明
1 定電圧電源回路
2 基準電圧発生回路
3 比例電流生成回路
4 過電流保護回路
R1,R2 出力電圧検出用の抵抗
AMP1 誤差増幅回路
M1 出力電圧制御トランジスタ
M2 電流検出トランジスタ
M3〜M5 PMOSトランジスタ
M6,M7 NMOSトランジスタ

Claims (9)

  1. 制御電極に入力された信号に応じた電流を入力端子から出力端子に出力する出力電圧制御トランジスタと、
    所定の基準電圧を生成すると共に前記出力端子から出力される出力電圧に比例した電圧を生成し、該基準電圧と該比例電圧との差分を増幅して前記出力電圧制御トランジスタの制御電極に出力する出力電圧制御部と、
    前記出力電圧制御トランジスタから出力される電流に比例した電流を生成する比例電流生成回路部と、
    を備えた、前記入力端子に入力された入力電圧を所定の定電圧である定格出力電圧に変換して前記出力端子から出力する定電圧電源回路において、
    前記比例電流生成回路部は、
    制御電極が前記出力電圧制御トランジスタの制御電極に接続されると共に、電流入力端が前記入力端子に接続され、制御電極に入力された信号に応じた電流を出力する1つ以上の電流検出トランジスタと、
    入力側トランジスタに前記出力電圧制御トランジスタが接続され、出力側トランジスタに前記電流検出トランジスタが接続されたカレントミラー回路と、
    制御電極が該カレントミラー回路の出力側トランジスタの制御電極に接続されると共に電流入力端が該出力側トランジスタの電流入力端に接続され、該出力側トランジスタから出力される電流に比例した電流を生成して出力する、前記電流検出トランジスタに対応して設けられた第1トランジスタと、
    を備え、
    前記カレントミラー回路の出力側トランジスタは、前記入力電圧が前記定格出力電圧以下の場合に、前記電流検出トランジスタの電流入力端と電流出力端との電圧差をなくすように、電流入力端にオフセット電圧が設けられることを特徴とする定電圧電源回路。
  2. 前記カレントミラー回路の出力側トランジスタは、制御電極と電流入力端との間の電圧が該カレントミラー回路の入力側トランジスタよりも大きくなるように、電流入力端にオフセット電圧が設けられることを特徴とする請求項1記載の定電圧電源回路。
  3. 前記カレントミラー回路の各トランジスタはそれぞれMOSトランジスタであり、該カレントミラー回路の出力側トランジスタは、ゲート幅とゲート長の比が該カレントミラー回路の入力側トランジスタよりも小さいことを特徴とする請求項2記載の定電圧電源回路。
  4. 前記第1トランジスタは、制御電極と電流入力端との間の電圧が前記カレントミラー回路の入力側トランジスタよりも大きくなるように、電流入力端にオフセット電圧が設けられることを特徴とする請求項1又は2記載の定電圧電源回路。
  5. 前記カレントミラー回路の各トランジスタ及び前記第1トランジスタはそれぞれMOSトランジスタであり、該カレントミラー回路の出力側トランジスタ及び第1トランジスタは、ゲート幅とゲート長の比が該カレントミラー回路の入力側トランジスタよりもそれぞれ小さいことを特徴とする請求項4記載の定電圧電源回路。
  6. 前記カレントミラー回路は、入力側トランジスタに流れる電流と出力側トランジスタに流れる電流との比のばらつきが所定値以下である高精度のカレントミラー回路をなすことを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の定電圧電源回路。
  7. 前記カレントミラー回路は、
    入力側トランジスタに前記出力電圧制御トランジスタからの出力電流が入力され、出力側トランジスタに前記電流検出トランジスタからの出力電流が入力される第1カレントミラー回路と、
    入力側トランジスタに前記第1カレントミラー回路の出力側トランジスタからの出力電流が入力され、出力側トランジスタに前記第1カレントミラー回路の入力側トランジスタからの出力電流が入力される第2カレントミラー回路と、
    を備えることを特徴とする請求項6記載の定電圧電源回路。
  8. 前記出力電圧制御部は、
    所定の基準電圧を生成して出力する基準電圧発生回路と、
    前記出力端子からの出力電圧を検出し、該検出した出力電圧に比例した電圧を生成して出力する出力電圧検出回路部と、
    該比例電圧が前記基準電圧になるように前記出力電圧制御トランジスタの動作制御を行う誤差増幅回路と、
    前記出力電圧制御トランジスタから出力される電流に応じて該誤差増幅回路のバイアス電流を調整するバイアス電流調整回路と、
    を備えることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6又は7記載の定電圧電源回路。
  9. 前記バイアス電流調整回路は、前記出力電圧制御トランジスタから出力される電流の増加に応じて、前記出力端子の電圧変化に対する前記誤差増幅回路の応答速度を速くすることを特徴とする請求項8記載の定電圧電源回路。
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