JP2006275630A - 振動ジャイロの音叉型振動子搭載構造 - Google Patents

振動ジャイロの音叉型振動子搭載構造 Download PDF

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Abstract

【課題】音叉型振動子を支持部材で支持固着することによる振動子に生じる歪の上下非対称性の発生を抑制することにより、検出脚に漏れる駆動振動を低減する。
【解決手段】振動子胴部10の振動歪の大きさは、駆動脚(11a,11b,11c)側で大きく、検出脚(12a,12b,12c)側で小さく分布しているので、支持部材固着領域1aの中心20cは、胴部10の重心位置10cではなく、胴部10の重心位置10cから、支持部材固着領域1aの長さLの30%以上の距離Dだけ離れて、検出脚側に寄った所とする。支持部材固着領域の中心20cが振動子重心10cと同じ位置にある従来の場合に比べると、胴部10における駆動振動に対する支持部材の拘束は著しく小となるので、検出脚に漏れる駆動振動が低減し、ひいては音叉型振動ジャイロの角速度検出精度が向上する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、駆動脚および検出脚を胴部で結合してなる音叉型振動子をパッケージへ収容してなる音叉型振動ジャイロに関し、特にパッケージを支点としてその胴部を支持することにより、音叉型振動子をパッケージへ搭載する振動子搭載構造に関する。
この種の音叉型振動ジャイロは、特許文献1又は特許文献2に記載されている。特許文献1又は特許文献2に記載の音叉型振動ジャイロの基本構造及びその作動を、図10を参照して説明する。図10は振動ジャイロ用音叉型振動子を示す図であり、同図(A)は音叉型振動ジャイロに対する回転の入力がないときの状態を表し、同図(B)は音叉型振動ジャイロに対し回転の入力があるときの状態を表す。図において、111a,111bは励振用駆動脚(特許文献1における励振用駆動側アーム)、112a,112bは振動用検出脚(特許文献1における振動用検出側アーム)である。励振用駆動脚111a及び111bは、互いに対をなし、逆位相で振動する。励振用駆動脚111a及び111bは、駆動脚(特許文献1では、駆動側アーム)111と称する。振動用検出脚112a及び112bは、互いに対をなし、逆位相で振動する。振動用検出脚112a及び112bは、検出脚(特許文献1では、検出側アーム)112と称する。胴部10は、直方体であり、その平面形(上面10aの形)は正方形である(正方形である必要は必ずしもない)。胴部10における各面は、上面を符号10aで現し、底面(図に現れていない)を符号10bで現し、駆動脚111側の端面を符号10cで現し、検出脚112側の端面(図に現れていない)を符号10dで現し、一方の側面を符号10eで現し、他方の側面(図に現れていない)を符号10fで現すこととする。上面10a及び底面10bを主面と称する。なお、特許文献1及び特許文献2の音叉型振動ジャイロには、励振用駆動脚111a及び111bの間に1つの非励振用駆動脚(特許文献1における非励振用駆動側アーム)が設けてあり、また振動用検出脚112a及び112bの間に1つの非振動用検出脚(特許文献1における非振動用検出側アーム)が設けてあるが、非励振用駆動脚および非振動用検出脚は、振動の安定化のために設けてあり、原理説明においては必要でないので、図10の音叉型振動ジャイロでは省略した。
胴部10、励振用駆動脚111a及び111b並びに振動用検出脚112a及び112bは、1つの圧電単結晶体でなり、一枚の板状の圧電単結晶から切り出された形をなす。圧電単結晶としては、水晶、ニオブ酸リチウム、ランガサイト等がある。胴部10、励振用駆動脚111a,111b及び振動用検出脚112a,112bの厚みは同一である。励振用駆動脚111a及び111bが励振されていない状態、即ち静止状態では、励振用駆動脚111a,111bの軸及び振動用検出脚112a,112bの軸は、胴部10の端面10c及び10dにそれぞれ垂直である。励振用駆動脚111a及び振動用検出脚112aの軸は同一の軸線上にある。同様に、励振用駆動脚111b及び振動用検出脚112bの軸も同一の軸線上にある。また、胴部10の重心を通り、側面10eに平行な面に関し、励振用駆動脚111a及び111bは対称であり、また振動用検出脚112a及び112bも対称である。励振用駆動脚111a,111b及び振動用検出脚112a,112bには駆動用電極及び検出用電極がそれぞれ設けてある(これら電極の図示は省略されている。)
このような図10の構造の音叉型振動ジャイロにおける駆動用電極に励振用の交流電圧を印加すると、励振用駆動脚111a及び111bは、上面10aに平行な平面内において互いに反対方向に、即ち逆位相に、振動する。この振動が、音叉型振動ジャイロにおける駆動振動である。駆動振動は、胴部10の主面(上面10a及び底面10b)に平行な平面内における振動であり、このような主面に平行な平面内における振動を面内振動と称する。面内振動は、図10(A)において矢印Ha及びHbで現してある。この状態で、角速度ωの回転が図10(B)の入力軸回りに入力されると、脚振動による脚端速度に比例してコリオリ力が発生するので、コリオリ力は脚振動と90度位相がずれた同じ周波数の振動になる。この振動は、コリオリ力に基づく振動という意味で、コリオリ振動と称することにする。脚端の変位が±aの範囲になるように脚が振動をしているとき、その脚端速度の絶対値は、脚端の変位が±aの時にゼロであり、脚端の変位がゼロの時に最大となる。図10の構造の音叉型振動ジャイロでは、角速度ωの回転が図10(B)の入力軸回りに入力されたとき、励振用駆動脚111a及び111bにコリオリ力が作用し、コリオリ振動Ca及びCbがそれぞれ生じる。コリオリ振動Ca及びCbは、胴部10の主面に直交する方向の振動であり、その位相は互いに逆である。胴部10の主面に直交する方向の振動を面垂直振動と称する。
胴部10は、板状であるので、その主面に平行な方向の振動、即ち面内振動に対しては極めて高い剛性を有し、他方主面に直交する方向の振動、即ち面垂直振動に対しては相対的に低い剛性を示す。そこで、励振用駆動脚111a,111bに生じる振動のうちで、面内振動である駆動振動Ha及びHbは、振動用検出脚112a,112bには殆ど伝搬せず、他方面垂直振動であるコリオリ振動Ca及びCbは高い効率で振動用検出脚112a,112bに伝搬する。振動用検出脚112a及び112bに伝搬したコリオリ振動が、音叉型振動ジャイロにおける検出振動Da及びDbである。音叉型振動ジャイロは、検出振動Da及びDbにより振動用検出脚112a及び112bに現れる電圧を検出用電極で電気信号として取り出すことにより、角速度ωを検出する。
音叉型振動ジャイロでは、振動用検出脚112a,112bに現れる駆動振動成分がノイズであり、検出振動成分(Da,Db)が信号である。そこで、振動用検出脚112a,112bにおける検出振動成分(Da,Db)に対する駆動振動成分の比が信号対雑音比(S/N比)となるので、角速度ωを高い精度で検出するには、振動用検出脚112a,112bに漏れ、現れる駆動振動成分を低減する必要がある。振動用検出脚112a,112bに漏れる駆動振動成分は、信号成分[検出振動成分(Da,Db)]に対するバイアスとなり、このバイアスが不安定であれば、角速度ωの検出精度は低下する。
特許文献1および特許文献2の音叉型振動ジャイロでは、石英ガラス製の支持部材(特許文献1における保持体)によって音叉型振動子をその重心で支持している。その重心は、胴部の中央にある。
特開2001-255152 特開2001-208545 特許第2518600号公報 特開平11-173857
図5は、音叉型振動子の胴部を支持部材で支持したときに、振動子に現れる歪の変動を示す模式図である。図5(A),(B)は、支持部材で支持しない状態において、駆動振動が胴部に加えられたときに胴部10に表れる歪を現す。図5(C),(D)は、胴部10の重心を支持部材2で支持し、胴部10をパッケージ基板30に搭載した状態において、駆動振動が胴部10に加えられたときに胴部に表れる歪を現す。図5(C),(D)において、支持部材2は胴部10の重心及びパッケージ基板30に固着されている。
図5(A)は、駆動脚に励振された駆動振動により、互いに反対向きの脚の振動変位α1及びβ1による応力が胴部10に生じたとき、胴部10の上部には互いに反対向きの歪a1及びb1が生じ、胴部10の下部には互いに反対向きの歪c1及びd1が生じ、a1=b1=c1=d1であることを現している。図5(B)は、駆動脚に励振された駆動振動により、互いに反対向きの脚の振動変位α2及びβ2による応力が胴部10に生じたとき、胴部10の上部には互いに反対向きの歪a2及びb2が生じ、胴部10の下部には互いに反対向きの歪c2及びd2が生じ、a2=b2=c2=d2であることを現している。
これに対し、図5(C)は、駆動脚に励振された駆動振動により、互いに反対向きの脚の振動変位α1及びβ1による応力が胴部10に生じたとき、胴部10の上部には互いに反対向きの歪a1及びb1が生じ、胴部10の下部には互いに反対向きの歪c1及びd1が生じるが、a1=b1>c1=d1であることを現している。また、図5(D)は、駆動脚に励振された駆動振動により、互いに反対向きの脚の振動変位α2及びβ2による応力が胴部10に生じたとき、胴部10の上部には互いに反対向きの歪a2及びb2が生じ、胴部10の下部には互いに反対向きの歪c2及びd2が生じるが、a2=b2>c2=d2であることを現している。
図5(C),(D)に示されるように、音叉型振動子の胴部10を支持部材2で支持したとき、胴部10の上部における歪とその下部における歪とは大きさが相違し、胴部歪の上下非対称性が生じる。胴部10の歪に上下非対称性が生じると、駆動振動に直交する方向の振動、即ち面垂直振動成分が胴部に生じる。この面垂直振動成分は、漏れ駆動振動として振動用検出脚に現れ、検出振動と同じ振動方向であるから、検出振動に対し雑音成分となり、角速度の検出精度を低下させる。
図6乃至図9は、音叉型振動子の胴部10の重心を支持しないときと、支持部材2で支持したときにおける胴部歪のシミュレーション図である。図6乃至図9において、10は胴部、11a,11bは励振用駆動脚、11cは非励振用駆動脚、12a,12bは振動用検出脚、12cは非振動用検出脚である。これらシミュレーション図は、胴部10および胴部10近傍の駆動脚および検出脚における変位の分布図である。図6乃至図9はコンピュータシミュレーションにより作図したが、レーザドップラー変位計によって計測した変位分布図も同様なパターンとなる。図6は胴部10を支持しないときにおける駆動振動方向(面内振動方向)の変位の分布図、図7は胴部10を支持しないときにおける駆動振動と直交する方向(面垂直振動方向)の変位の分布図である。図8は胴部10の重心を支持部材2で支持したときにおける駆動振動方向(面内振動方向)の変位の分布図、図9は胴部10の重心を支持部材2で支持したときにおける駆動振動と直交する方向(面垂直振動方向)の変位の分布図である。図9を図7と比較すると、胴部10の重心を支持部材2で支持したときには、検出脚12a,12b,12c側の胴部10および検出脚12に面垂直振動が大きく現れていることが分かる。
音叉型振動ジャイロでは、振動子をパッケージに搭載する振動子搭載構造の採用は不可避である。特許文献1及び2では、音叉型振動子の重心に円柱型の支持部材を接着剤等で固着し、振動子を支持する構造が示されている。特許文献1及び2の音叉型振動ジャイロで採用されている振動子搭載構造では、図5の模式図で示す振動子搭載構造と同じ原理で音叉型振動子を支持しており、胴部歪の上下非対称性が生じ、漏れ駆動振動として振動用検出脚に現れ、検出振動に対し雑音成分となり、角速度の検出精度を低下させる。駆動振動が振動用検出脚に漏れるのを抑制する構造として、特許文献3および特許文献4に記載のものが提案されている。
図11(特許文献3における図1)は特許文献3に記載の回転速度センサ10(音叉型振動ジャイロ)を示す。この回転速度センサ10は、ハウジング11と、両側(double ended)(即ちH型)音叉(tuning fork) 13と、回転速度検出回路21とを有する。ハウジング11は、蓋12と、基部14と、取付け構造体15とを有する。音叉13は、圧電材料の単結晶からエッチングされる。この材料は、水晶、ニオブ酸リチウム(Lithium Niobate) 或いは他の圧電物質であるのが良い。
図12(特許文献3における図3)は、特許文献3に記載の音叉13を示す。音叉13の本体16は、周囲のフレーム30と内部キャビティ33とを有する。音叉13は、励振枝(drive tine)31,32及びピックアップ枝(pickup tine) 44,45を有する。また、音叉13は、キャビティ33内に単一専用取付け基部57を有する。取付け基部57は、フレーム30の内周面18から間隔を隔てられ、これで囲まれ、且つその中の中央に配置されている。取付け基部57は、クロスブリッジ61,62及びサスペンションブリッジ64乃至67によって形成されたサスペンション装置59によって内周面18に結合されている。取付け基部57の周面71は、本体16の内周面18から、+Y方向では開口73によって、−Y方向では開口74によって間隔を隔てられている。
図13(特許文献3における図4)は、特許文献3に記載されたハウジング11の基部14及び取付構造体15を示す。取付構造体15はペデスタル94である。このペデスタル94は、音叉13の取付け面59とほぼ同じ寸法を有する。図11、図12に戻ると、音叉13はペデスタル94に取付けられている。取付け基部57の裏面70は、音叉13の単一専用取付面である。この面は、ペデスタル94の取付け面76に固定されている。この固定は、従来の熱可塑性接着剤或いはエポキシ樹脂によって行われるのがよい。かくして、音叉13は、単一専用取付面70のところだけでハウジング11内に取付けられる。サスペンション装置59が、取付け基部57をフレーム30に結合する。ペデスタル94は、ステンレス鋼、アルミニウム、ニッケル合金モネル(Monel)400或いはセラミックスで作られるのがよい。研磨したシリコン或いは水晶のウエハから別に「けがい」て、そして、エポキシ樹脂を用いて基部14に固定してもよい。特許文献3の音叉型振動ジャイロでは、振動子搭載構造はペデスタル94、サスペンション装置59、取付け基部57でなる。
このような特許文献3に記載の振動子搭載構造では、音叉13の本体16に内部キャビティ33を設けるので、音叉13の本体16に深いエッチング加工を施す必要がある。音叉13が、効率的なエッチング方法が確立されていない材料、例えばランガサイト、でなるときは、引用文献3の振動子搭載構造は適用できない。また、引用文献3の振動子搭載構造は、内部キャビティ33内にサスペンション装置59を備えるので、複雑な構造であり、高価であり、小型化も難しい。
図14は、特許文献4の振動型ジャイロスコープにおいて、振動子50を支持する支持手段を示す図である。この支持手段も、振動子50をパッケージに搭載する振動子搭載構造の一例である。図14における51a,51b,52,53は支持手段である。図14(a)においては、突起51Aと51Bとを、振動子50の支持孔47を挟むように上下に配置し、突起51Aと51Bとによって上下方向から振動子50を圧着している。図14(b),(c)においては、突起52の方にピン52aを設け、他方の突起53の方に孔53aを設ける。突起52と53とを、振動子50の支持孔47を挟むように上下に配置し、ピン52aを支持孔47に挿入し、貫通させ、更に孔53aに挿入し、突起52と53とによって上下方向から振動子50を圧着している。
図14の特許文献4の振動子搭載構造も、特許文献3の振動子搭載構造と同様に、振動子50に支持孔47を形成する必要がある。そこで、振動子50が効率的なエッチング方法が確立されていない材料、例えばランガサイト、でなるときは、引用文献4の振動子搭載構造は適用できない。また引用文献4の振動子搭載構造では、支持孔47は、検出振動が最小となる領域に設けているが、駆動脚と検出脚とを胴部を介して結合する図10のような振動子では、図6乃至図9の変位分布図で示されているように、検出振動(面垂直振動)が小さい領域でも駆動振動(面内振動)は小さくないので、検出振動が最小となる領域に支持孔47を設けても、その領域では駆動振動が小さくないので、突起51A及び51Bよって上下方向から振動子を圧着すると、駆動振動のエネルギー損失が大きく、音叉型振動ジャイロとして実用化は難しい。
以上に挙げた特許文献1及び2の振動子搭載構造では、図5に示すように、音叉型振動子の胴部10を支持部材2で支持することにより、胴部10に歪の上下非対称性が発生するので、駆動振動が検出脚に漏れ、ひいては音叉型振動ジャイロの角速度検出精度の向上が妨げられ、また検出精度の安定性も損なわれていた。また、特許文献3に記載の振動子搭載構造は、効率的なエッチング方法が確立されていない材料、例えばランガサイト、でなる音叉型振動子には、適用できないし、構造が複雑で高価であり、小型化も難しい。また、特許文献4に記載の振動子搭載構造は、効率的なエッチング方法が確立されていない材料、例えばランガサイト、でなる音叉には、やはり適用できないし、駆動脚と検出脚とを胴部を介して結合する図10のような音叉型振動子では振動エネルギーの損失が大きく、実用できない。
そこで、本発明の目的は、音叉型振動子を支持部材で支持することによる振動子に生じる歪の上下非対称性の発生を抑制することにより、検出脚に漏れる駆動振動を低減し、ひいては音叉型振動ジャイロの角速度検出精度の向上と安定化を図ることにある。また、本発明の別の目的は、効率的なエッチング方法が確立されていない材料、例えばランガサイト、でなる音叉型振動子にも適用でき、振動エネルギーの損失が少なく、簡単な構造であり、小型化が可能な振動子搭載構造の提供にある。
前述の課題を解決するために本発明は次の手段を提供する。
(1)一対の励振用駆動脚および一対の振動用検出脚並びに該励振用駆動脚および該振動用検出脚を結合する胴部でなり、該胴部とパッケージの間に介在し、該胴部の底面の支持部材固着領域および該パッケージの支持部材搭載領域に固着された支持部材を有する音叉型振動子の振動子搭載構造において、
前記音叉型振動子の重心を前記底面に投影した点を底面重心位置と称するとき、 前記支持部材固着領域の重心位置が、前記底面重心位置を通る前記音叉型振動子の長手方向線上であって、該底面重心位置から前記検出脚側に寄った位置にあることを特徴とする振動子搭載構造。
(2)前記支持部材固着領域の重心位置と前記底面重心位置との間の距離は、前記長手方向における前記支持部材固着領域の長さの30%以上であることを特徴とする前記(1)に記載の振動子搭載構造。
(3)一対の励振用駆動脚および一対の振動用検出脚並びに該励振用駆動脚および該振動用検出脚を結合する胴部でなり、該胴部とパッケージの間に介在し、該胴部の底面の支持部材固着領域および該パッケージの支持部材搭載領域に固着された支持部材を有する音叉型振動子の振動子搭載構造において、
前記音叉型振動子の重心を前記底面に投影した点を底面重心位置と称するとき、前記支持部材固着領域の重心位置が、前記底面重心位置にあるか、又は前記底面重心位置を通る前記音叉型振動子の長手方向線上であって、該底面重心位置から前記検出脚側に寄った位置にあり、
前記支持部材固着領域の形状が、前記長手方向線に関し対称であり、前記駆動脚側に向けて尖鋭となっていることを特徴とする
ことを特徴とする振動子搭載構造。
(4)前記支持部材固着領域の形状が、6角形であるか、又は前記検出脚側を底辺とする台形若しくは三角形であることを特徴とする前記(3)に記載の振動子搭載構造。
上記本発明によれば、音叉型振動子を支持部材で支持することに起因して、振動子に生じる歪の上下非対称性の発生を抑制することにより、検出脚に漏れる駆動振動を低減し、ひいては音叉型振動ジャイロの角速度検出精度の向上と安定化を可能にする振動子搭載構造が提供できる。さらに、本発明によれば、効率的なエッチング方法が確立されていない材料、例えばランガサイト、でなる音叉型振動子にも適用でき、振動エネルギーの損失が少なく、簡単な構造であり、小型化が可能であり、また制作費も低廉な振動子搭載構造を提供できる。
次に本発明の実施の形態を挙げ、図面を参照し、本発明を一層具体的に説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態の振動子支持構造を有する音叉型振動ジャイロを示す分解斜視図である。図2は、図1の音叉型振動子における支持部材固着領域の中心点が、前記音叉型振動子の重心位置から検出脚側に30%以上寄った位置であること(本発明の第1の実施の形態)を示す前記音叉型振動子の底面の平面図である。図3は、前記音叉型振動子表面の前記支持部材固着領域の形状が、前記駆動脚側に向けて尖鋭となっていること(本発明の第2の実施の形態)を説明する図であり、同図(A)は前記音叉型振動子の底面の平面図、同図(B)は6角形をした支持部材固着領域の平面図、同図(C)は5角形をした支持部材固着領域の平面図である。図4は、前記音叉型振動子表面の前記支持部材固着領域の形状が、前記検出脚側を底辺とする台形または三角形であること(本発明の第3の実施の形態)を説明する図であり、同図(A)は前記音叉型振動子の底面の平面図、同図(B)は台形をした支持部材固着領域の平面図、同図(C)は3角形をした支持部材固着領域の平面図である。
図1乃至図4において、1は音叉型振動子、1aは音叉型振動子1における支持部材固着領域、2は支持部材、3はパッケージ、10は胴部、10cは胴部10の重心、11は駆動脚、11a,11bは励振用駆動脚、11cは非励振用駆動脚、12は検出脚、12a,12bは振動用検出脚、12cは非振動用検出脚、20cは支持部材固着領域1aの中心、30はパッケージ基板、30aは支持部材搭載領域、31a,31b,32a,32b,33a,33b,34a,34b,35a,35b,36a,36b,37a,37bは端子である。
図1には、音叉型振動子1、支持部材2およびパッケージ3が分解して示してある。音叉型振動子1、支持部材2およびパッケージ3が組み合わされた状態では、支持部材2の下面はパッケージ基板30の上面における支持部材搭載領域30aに接着剤で固着され、支持部材2の上面は音叉型振動子1の胴部10の底面の支持部材固着領域1aに接着剤で固着されている。符号1,2,3の部材が結合された状態は、支持部材2が、支持部材搭載領域30aを支点として、音叉型振動子1の固着領域1aを支持している状態であり、音叉型振動子1が支持部材2を介してパッケージ3に搭載された状態である。
音叉型振動子1における駆動脚11は、図10の駆動脚111における励振用駆動脚111a,111bに対応する励振用駆動脚11a,11bに加え、非励振用駆動脚11cを備える。同様に、音叉型振動子1における検出脚12は、図10の検出脚112における振動用検出脚112a,112bに対応する振動用検出脚12a,12bに加え、非振動用検出脚12cを備える。非励振用駆動脚11c及び非振動用検出脚12cは、特許文献1及び2の音叉型振動ジャイロにも非励振用駆動側アーム及び非振動用検出側アームとして設けてあるものであり、駆動脚11および検出脚12の振動を安定化するために備えてあるが、本発明の作用には重要でないし、図10のようにこれら脚11c及び12cを欠いても本実施の形態は実施できるので、以下では非励振用駆動脚11c及び非振動用検出脚12cについてはこれ以上の説明は省略する。図1の音叉型振動ジャイロにおける音叉型振動子1の作用は、図10に示す音叉型振動子の作用と同様である。
図1の音叉型振動子1は、ランガサイトからなる単結晶圧電体である。音叉型振動子1における励振用駆動脚11a及び11bの少なくとも一方には駆動用電極が、振動用検出脚12a及び12bの少なくとも一方には検出用電極がそれぞれ設けてあるが、図示は省略してある。また、駆動用電極および検出用電極は、端子31a,31b,32a,32b,33a,33b,34a,34b,35a,35b,36a,36b,37a又は37bの内のいずれかへボンディングワイヤで接続されているが、それらボンディングワイヤも図示が省略してある。
図2は、図1の音叉型振動子1における支持部材固着領域1aの中心点20cが、音叉型振動子1の重心位置10cから検出脚12側にDだけ寄った位置であること(本発明の第1の実施の形態)を示す平面図である。重心位置10cは、音叉型振動子1の重心を胴部10の底面に投射した位置であり、前述の底面重心位置に相当する。ここで、図8を参照し、胴部10における面内振動による面内振動方向の変位(駆動振動による変位)の分布を見ると、面内歪は駆動脚11側で大きく、検出脚12側で小さい。また、図9を参照し、胴部10における面垂直振動による変位(検出振動による面垂直変位)の分布を見ると、面内振動方向の変位は、やはり駆動脚11側で大きく、検出脚12側で小さい。そこで、駆動振動と検出振動の合成振動による胴部10の歪が最小となる点は、音叉型振動子1の重心位置10cよりも検出脚12側に寄った所にある。図2では支持部材固着領域1aの中心(領域1aの重心に一致)20cが、1aの長さLの30%以上、重心位置10cから距離D(D≧0.3L)だけ離れて検出脚12側にあるので、支持部材固着領域1aの中心20cが振動子重心10cと同じ位置にある従来の場合に比べると、胴部10における駆動振動に対する支持部材2の拘束は著しく小となる。従って、胴部10の上側(支持部材2に接しない側)と下側(支持部材2に接する側、支持部材固着領域1a側)とで、歪の上下非対称性は著しく小となり、検出脚12に漏れる駆動振動が低減し、ひいては音叉型振動ジャイロの角速度検出精度が向上し、また安定化する。
以上に説明したように、図1、図2の実施の形態(第1の実施の形態)では、胴部10の支持部材固着領域1aの中心は、振動歪の分布の中で歪が小となる点にある。そこで第1の実施の形態では、支持部材2の拘束が胴部10の駆動振動に与える影響が小さく、胴部10の上側(支持部材2に接しない側)と下側(支持部材2に接する側、支持部材固着領域1a側)とで歪大きさが異なるという、いわゆる歪の上下非対称性は著しく小となり、検出脚に漏れる駆動振動が低減し、ひいては音叉型振動ジャイロの角速度検出精度が向上し、また安定化する。
図1、図2の実施の形態では音叉型振動子1を構成する圧電結晶材料としてランガサイトを用いた。ランガサイトは、効率的なエッチング方法が確立されていない材料であるが、本実施の形態の製造における振動子1および支持部材2の成形は、ワイヤーソーまたは砥石による機械加工で可能であり、エッチングにより成形を要する工程がないので、本実施の形態は容易に実現できる。
図3は、本発明の第2の実施の形態の振動子搭載構造を示す平面図である。図3(A)、(B)では、音叉型振動子1における支持部材固着領域1aの形状が6角形であり、駆動脚11側に向けて尖鋭な頂点を有している。図3(C)では、音叉型振動子1における支持部材固着領域1aの形状が5角形であり、該5角形は駆動脚11側に向けて尖鋭な頂点を有している。図3の実施の形態において、支持部材固着領域1aの長さをL、音叉型振動子1の重心位置10c(前述の底面重心位置に相当)と支持部材固着領域1aの重心20cとの距離をDとするとき、D≧0とする。
図8に示すとおり、駆動脚11と胴部10との境界付近から胴部10の重心にかけての領域は、胴部10の底面で駆動振動の変位が大きい分布を示す領域である。図3の実施の形態では、支持部材固着領域1aの面積のうち、駆動振動の変位が大きい分布を示す領域の面積が小さく、一方では駆動振動変位が小さい胴部10の重心から検出脚12側の面積が大きい。そこで、支持部材固着領域1aが長方形である従来の場合に比べると、胴部10における駆動振動に対する支持部材2の拘束は著しく小となるので、図5を参照して説明した胴部10における歪の上下非対称性が軽減され、検出脚12に漏れる駆動振動が軽減され、ひいては音叉型振動ジャイロの角速度検出精度の向上と安定化が可能となる。本実施の形態の製造における振動子1及び支持部材2の成形は、ワイヤーソーまたは砥石による機械加工で可能であり、エッチングにより成形を要する工程がないので、本実施の形態は容易に実現できる。
図4は、本発明の第3の実施の形態の振動子搭載構造を示す図であり、図3と同様な図の構成となっている。図4の実施の形態において、支持部材固着領域1aの長さをL、音叉型振動子1の重心位置10c(前述の底面重心位置に相当)と支持部材固着領域1aの重心20cとの距離をDとするとき、D≧0とする。
図4の振動子搭載構造では、支持部材固着領域1aの形状は、検出脚12側を底辺とする台形または三角形である。支持部材固着領域1aの面積のうち、胴部10の駆動振動歪が大きい分布を示す領域である、駆動脚11と胴部10との境界付近から重心10cにかけての面積が小さく、一方では駆動振動歪が小さい分布を示す重心10cから検出脚12側の面積が大きい。そこで全体として、支持部材の拘束が減少するので、図5を参照して説明した胴部10における歪の上下非対称性が軽減され、検出脚12に漏れる駆動振動が軽減され、ひいては音叉型振動ジャイロの角速度検出精度の向上と安定化が可能となる。本実施の形態の製造における振動子1および支持部材2の成形は、ワイヤーソーまたは砥石による機械加工で可能であり、エッチングにより成形を要する工程がないので、本実施の形態は容易に実現できる。
以上には本発明の実施の形態を、図面を参照して、具体的に説明したが、本発明がこれらの実施の形態に限定されるものでないことは勿論である。
本発明の第1の実施の形態の振動子支持構造を有する音叉型振動ジャイロを示す分解斜視図である。 図1に示した本発明の第1の実施の形態を示す図であり、音叉型振動ジャイロの支持部材固着領域1aの中心位置20cと胴部10の重心10cの関係を示す音叉型振動子1の底面の平面図である。 本発明の第2の実施の形態(振動子支持構造)を示す図であり、支持部材固着領域1aの形状が駆動脚11側に向けて尖鋭となっている6角形頂点(A,B)または5角形頂点(C)であることを示す音叉型振動子1の底面の平面図である。 本発明の第3の実施の形態(振動子支持構造)を示す図であり、支持部材固着領域1aの形状が、前記検出脚12側を底辺とする台形(B)または三角形(A、C)であることを示す音叉型振動子1の底面の平面図である。 音叉型振動子の胴部を支持部材で支持したときに、振動子に現れる歪の変動を示す模式図である。 胴部10を支持しないときにおける駆動振動方向(面内振動方向)の変位の分布図である。 胴部10を支持しないときにおける駆動振動と直交する方向(面垂直振動方向)の変位の分布図である。 胴部10の重心を支持部材2で支持したときにおける駆動振動方向(面内振動方向)の変位の分布図である。 胴部10の重心を支持部材2で支持したときにおける駆動振動と直交する方向(面垂直振動方向)の変位の分布図である。 駆動脚と検出脚とを胴部で結合した構造の音叉型振動子の作動原理を説明する図である。 特許文献3に記載の回転速度センサ10(音叉型振動ジャイロ)を示す図である。 特許文献3に記載の音叉13を示す図である。 特許文献3に記載されたハウジング11の基部14及び取付構造体15を示す図である。 特許文献4の振動型ジャイロスコープにおいて、振動子50を支持する支持手段を示す図である。
符号の説明
1 音叉型振動子
1a 音叉型振動子1における支持部材固着領域
2 支持部材
3 パッケージ
10 胴部
10c 振動子重心
11 駆動脚
11a,11b,111a,111b 励振用駆動脚
11c 非励振用駆動脚
12 検出脚
12a,12b,112a,112b 振動用検出脚
12c 非振動用検出脚
20c 支持部材固着領域重心
30 パッケージ基板
30a 支持部材搭載領域
31a,31b,32a,32b,33a,33b,34a,34b,35a,35b,36a,36b,37a,37b 端子
α1,β1,α2,β2 駆動脚の振動変位
a1,b1,a2,b2 胴部の上側(支持部材が固着されていない側)における歪
c1,d1,c2,d2 胴部の下側(支持部材が固着されている側)における歪

Claims (4)

  1. 一対の励振用駆動脚および一対の振動用検出脚並びに該励振用駆動脚および該振動用検出脚を結合する胴部でなり、該胴部とパッケージの間に介在し、該胴部の底面の支持部材固着領域および該パッケージの支持部材搭載領域に固着された支持部材を有する音叉型振動子の振動子搭載構造において、
    前記音叉型振動子の重心を前記底面に投影した点を底面重心位置と称するとき、
    前記支持部材固着領域の重心位置が、前記底面重心位置を通る前記音叉型振動子の長手方向線上であって、該底面重心位置から前記検出脚側に寄った位置にあることを特徴とする振動子搭載構造。
  2. 前記支持部材固着領域の重心位置と前記底面重心位置との間の距離は、前記長手方向における前記支持部材固着領域の長さの30%以上であることを特徴とする請求項1に記載の振動子搭載構造。
  3. 一対の励振用駆動脚および一対の振動用検出脚並びに該励振用駆動脚および該振動用検出脚を結合する胴部でなり、該胴部とパッケージの間に介在し、該胴部の底面の支持部材固着領域および該パッケージの支持部材搭載領域に固着された支持部材を有する音叉型振動子の振動子搭載構造において、
    前記音叉型振動子の重心を前記底面に投影した点を底面重心位置と称するとき、前記支持部材固着領域の重心位置が、前記底面重心位置にあるか、又は前記底面重心位置を通る前記音叉型振動子の長手方向線上であって、該底面重心位置から前記検出脚側に寄った位置にあり、
    前記支持部材固着領域の形状が、前記長手方向線に関し対称であり、前記駆動脚側に向けて尖鋭となっていることを特徴とする
    ことを特徴とする振動子搭載構造。
  4. 前記支持部材固着領域の形状が、6角形であるか、又は前記検出脚側を底辺とする台形若しくは三角形であることを特徴とする請求項3に記載の振動子搭載構造。
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